http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091029-00000076-jij-pol
思いやり予算、削減を検討=鳩山
首相「透明性を確保」−衆院代表質問
10月29日15時57分配信 時事通信
民主党は、2008年の通常国会で承認された思いやり予算に関する新特別協定に、日本側負担が重過ぎるなどとして反対した。先の衆院選マニフェスト(政権公約)では直接言及しなかったが、首相は答弁で「先般の日米防衛首脳会談でも米側から『可能な限り効率化を目指したい』との発言があった」と紹介。「透明性を確保し、国民の理解を得たい」として、予算の「無駄」排除に努める方針を強調した。
日本とアメリカの関係が大きく変ろうとしているようだ。
アメリカの一極支配が、数々の失敗により多極化せざるを得なくなっている世界情勢の中で、日本もこれまでと同じような日米関係を保つことはできない。
インド洋からの撤兵に続き、思いやり予算の削減。
あからさまな従米一本やりからの姿勢転換。
この日本の態度に、アメリカ帝国はどのような反応を示すのか?
楽しみでもあり、恐ろしくもある。
が、日本が世界に冠たる誇り高き国として存在するためには避けて通れない道じゃと思う。
この姿勢転換が、決して「寄らば別の大樹」で、中国への接近を目指すものではなく、日本の自立に向っているものであることを希望してやまない。
日本が徹底的に平和を希求する限り、ともすればすぐに武力行使に走る米国、中国、とは、様々な場面で対立することは避けられない。
覚悟すべし。