2009年08月31日

テープ起こし

黒人の親子。
息子「暑いなぁ」
父「暑いと思うから暑い。暑いと思わなきゃいいんだ。休まず体を動かしてりゃ暑いなんて感じるヒマはない」
息子「それ、お爺さんから教わったの?」
父「お爺さんなんて、顔も知らんよ」
息子「じゃあ誰から?」
父「自分で覚えたんだ」
息子「パパは兄弟もいなかったんだろ?」
父「ああ」
息子「寂しくなかった?」
父「思うヒマがなかった」

さて第二号である。
といってもまだまだ僕なんて下働きがいいとこ。
そこで待っているのが、テープ起こし。これ定番の仕事である。
ところが今回のはちょっと参った。
まあ大体今も昔も、録音状態が良好なんてことは滅多にないのだが、何せノンビリというか、どっか泰然自若?たる編集長氏。
喫茶店かどこかで録ったインタビューなのだが、のっけから雑音騒音乱れ音?だらけで何が何だか、まったくの解読不能!
お相手がまた芸能記者さんによる芸能スキャンダルネタときているから、その早口辛口ぶっ飛びまくりのしゃべくりぶりには、ほとんどレコーダーの方が付いていけてないかの如くで・・・いゃあ往生させられた!
とにかく聞き返しまくること数日間。
それこそ朝から晩まで、会社だけでは終わらなくて、というより雑然とした編集部では余計にラチが開かなくて、自室に持ち帰っての超ジミ作業に孤軍奮闘・・・。
ほとんどこの仕事だけにエネルギーを費やしたかのような、まさにバイト編集マンの真骨頂?本格本流たるエディター修行?
いい勉強になったというべきか・・・若さに任せた肉体訓練だったと感謝すべきか・・・。
ちなみにメインインタビューは、その年、邦画史上屈指のスキャンダル映画「コミック雑誌なんかいらない!」を撮った滝田洋二郎監督。
「俺は監督してるわけだし、評論家は評論家なわけだから。別におともだちじゃないしな。それとこういうインタビューしても、活字になって雑誌なんかにのると、ほとんど誤解されているっていうか、真意なんて伝わってないからね。だから、最初からホラ吹くことの方が多いね。状況に合わせてホラ吹くね」
言葉ではなく、映画でのみ勝負し続けて二十余年・・・アカデミー賞なんて、まさに大ボラ?いや究極の真意なせる成果か・・・。




kohe000 at 13:14│Comments(0)TrackBack(0)雑誌編集者 | アダルト業界

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