2009年09月01日

絡み

男「ああ・・・俺は死ぬのが恐ろしい・・」
僧「なぜ、生きることを考えない?」
男「生きられはしない・・・もう、駄目だ・・・今度こそ、おしまいだ」
僧「生も・・・そして、死も・・・眠りからの、目覚めだ」


新雑誌第二号の肉体仕事・・・やっぱりあった。どうにも、出番が待っていた。
今回はローラースケート。
また女の子ふたり。
といって小道具を買出しさせられた記憶はない。
ヘルメットに肘当てに、スケート靴?
前回の安物買い下手にコリゴリさせられたのか、僕に金を預けてもろくなことはない、と踏まれたのか・・・まあ、気楽で構わないことだが・・・・いきなりの現場。
そして絡みである。
今回は前回のようなキャピギャルではなく、ちょっと大人っぽくて静かな雰囲気のアダルトレディ。
僕はドキドキした。
完全な盗撮仕立てで、公園のジャングルジムやら滑り台やらで、キッス&ペッティング、そしてフェラ・・・。
どこまで本当にやったかも記憶にない。
ほとんど二人きりのムードに心底ドギマギして、まともなキッスも出来たかどうか・・・自信も役得もない。
二人ともヌードモデルなどしているようなタイプにはとても見えなかった。
おとなしすぎるというか、ある種しとやか、とまで言えそうか・・・。
僕はその疑問ゆえにさらなる戸惑いに巻き込まれて、厚かましい性欲を存分に発揮出来なかったようだ。
なぜ君のような子が・・・。
どうして君のような普通っぽい清楚っぽい?女の子がこんな仕事を、こんなヤツと、こんなムスコを・・・・?
僕はすでに偏向した屈折業界人だった。
こんな迷宮に文字通り絡め捕られて二十余年、今だ僕の逡巡的徘徊に終わりはなさそうなのだ。





kohe000 at 10:12│Comments(0)TrackBack(0) 雑誌編集者 | アダルト業界

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