2009年09月06日

女友達・・・

老師「首の付け根を(手刀で)狙えば、一撃で相手は死ぬ」
僧「先生、今教えていただいたようなこと(活殺術)は、私には出来ません」
老師「この練習は、お前には難しすぎるのかな?」
僧「そうではありません。あまりにも残酷です」
老師「では殺されることは、どうだ?」
僧「こうした技を学ぶのは、身を守るためではないのですか?」
老師「まず自分が生きるすべを、次に人を殺さずに済むすべを、第三に死と向かい合って生きるすべを、第四に、いかに死ぬか、を学ぶのだ」


書き直し原稿を依頼した女子大生ヌードモデルとは、その後もう一度会った。
別にデートではない。
逆に向こうから仕事を頼まれたのだ。
何かの雑誌に載せる写真で、自分の部屋にいるところを撮る必要があるとかで、僕がカメラマンとして相談された。
それもヌード。
僕でいいのか?
簿が撮っていいのか?
単純に、そう思ってしまった。
それまで、24歳になるまで、僕の前でカネを渡さずに裸になってくれた女性など一人もいない。
それがバイト料を向こうから貰って、僕が女性のヌードを見られる。
裸そのものにドキドキしていたのではない。
僕の前で、しかも二人きりで!脱げる女が、この世にいる・・・。
それが僕には信じられなかった。
そして何か厳粛な?不可解な、初めて味わう緊張の時間であった。
彼女の部屋は二間のアパート。
僕は彼女から渡されたカメラで写真を数枚撮り、プロの彼女は確かに裸(下は穿いていたと思うが)になって、いくつかのポーズをとってくれた。
ただのバイトだ。
僕はエロ本の編集者であり、彼女はフリーのピンク女優だ。
僕たちは互いの電話番号を知っていた。
その後も何度か電話では話が出来た。
こういうのを業界内の女友達、と呼べるのだろうか。
初めてのそんな関係に、僕は絶えず緊張し、逡巡し、しかし大した用もなく電話しては、大切に、未練たらしく、一方的に特別な感情を抱き続けてしまっていた。
けれど二人きりで会ったのはそれが最後・・・。
僕はどこへも誘えなかった。
彼女の電話番号は、そのうちどこかへ変わってしまった。
淡くはかない、僕だけのためらいの日々・・・。
一体あれは何だったのだろう?
僕は彼女に、何をすがろうと、したのだろう・・・・。



kohe000 at 13:21│Comments(0)TrackBack(0) | アダルト業界

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