DIADORA REGISTA II K MD PU (ホワイト×ピンク)
Hola!
Como esta?
今回はディアドラ レジスタ2 K MD PU についての考察です。
フィット性やボールタッチ性、そして、MADE IN JAPANにフォーカスした
ディアドラ「JAPAN CLASSIC LINE」のミドルモデル。
アッパー前足部にカンガルーレザーを採用、
そして、日本国内で企画・生産を行い、
MADE IN JAPANならではの技術力、品質、完成度を追求したモデルです。
定価 12,420円。
ちなみに、DIADORAのレジスタ2には、
ワイドラスト(DJ4ラスト)採用のレジスタ2 K MD PUと、
スタンダードラスト(DJ3ラスト)採用のレジスタ2 K MD PU-ST
がラインナップされています。
(語尾にSTが付くのがスタンダードラスト採用モデル)
今回はワイドラスト(DJ4)採用のレジスタ2です。
アッパーの素材には
カンガルーレザー(天然皮革)が採用されています。
柔らかさ、しやなかさを備えたカンガルーレザーが
柔軟なフィット性と足なじみの良さを発揮します。
レジスタ2 K MD PUはミドルクラスモデルなので、
カンガルーレザーの質的にはミドルモデルらしいクオリティです。
やや厚みがあります。
トップモデルのナポリMD PUやカンパーニャMD PUに採用されている
カンガルーレザーの方がより上質でより柔らかです。
また、アッパー前足部にはクロスステッチが配置されています。
クロスステッチがカンガルーレザーの革の伸び過ぎを抑制します。
アッパーの内張りには
テキスタイル(布地状)の裏材が採用されています。
アッパーを指で触ってみるとやや厚みを感じますが、
カンガルーレザーらしい柔らかさも感じます。
アッパーの中後足部の素材には、
人工皮革が採用されています。
ディアドラライン部分はエナメル質の人工皮革です。
アッパー中後足部の人工皮革と、大きなディアドララインが相まって
アッパー両サイドの安定性とホールド性を確保しています。
ラスト(靴型)についてです。
ディアドラでいうところの「ジャパンスタンダードワイドラスト」(DJ4ラスト)採用です。
レジスタ2 K MD PUは日本製の日本オリジナルモデルなので、
幅広・甲高のワイドラスト採用です。
前足部の靴幅は広め(3E~4E程度)で、甲は高めの設計です。
スタンダードラスト(DJ3ラスト)採用の「レジスタ2 K MD PU-ST」もラインナップされています。
シューレースはセンター(中央)に配置されています。
シュータンは、
ショートタイプの「ショートタン」採用です。
シンプルな人工皮革で構成された厚みのあるショートタンです。
ヒール部分は、シンプルな作りです。
外付けのヒールカウンターは搭載されていませんが、
ヒール部分の内部にはヒールカップが内蔵されているので、
標準的なカカトのサポート性は備えています。
ヒール部分内側のヒールライニングには、
柔らかな起毛素材採用です。
中底はフルレングスのシンプルな中底採用です。
インソールには「Ortholite」(オーソライト)インソール採用です。
Ortholiteインソールは足裏へのフィット感を高め衝撃を吸収し、
通気性、防臭性に優れたインソールです。
アウトソールは、土グラウンド、天然芝対応のMD PUソール採用です。
12本の丸型スタッドをバランス良く配置し、
グリップ性と安定性のある円柱スタッドタイプのアウトソールです。
前足部のフレックスグルーブ(屈曲溝)が
足の屈曲する位置に沿って配置されているので、
足の前足部の動きに連動したスムーズなソールの屈曲性を実現します。
スタッドは、丸型のスタッドを採用しています。(片足12本)
MD PUソールのスタッドの素材は、ポリウレタン素材です。
MD PUソールは、最新の高機能スパイクのアウトソールと比べると、
かなりシンプルな構造ですが、
アウトソール全体の安定性や、馴染みやすさに関しては未だに独特の良さを備えています。
レジスタ2 K MD PUの片足重量は
約260g(26.0cm)でやや軽量な重量です。
【まとめ】
スパイクの機能的にはオーソドックスですが、
そのシンプルさがレジスタ2の良さだと言えます。
アッパー前足部はカンガルー、中後足部は人工皮革、
シュータンは厚みのある人工皮革というミドルモデルらしい仕様ですが、
アッパー前足部のクロスステッチが革の伸び過ぎを抑制するのがポイント。
そして、ディアドラらしい飽きのこないデザイン。
アウトソールは伝統のMD PUソール。
MADE IN JAPANのフィッティングモデルらしい1足と言えます。
それではまた次回!Gracias. Adios!
コメント
コメント一覧 (8)
、シュータンを折り返してみてもkoheiさんのようにきれいに折れません。何かこつがあるのでしょうか?
持ってたら売って欲しいんですけど。
スタッドはHG.FG.SG関係なく欲しいです。
無理でも連絡いただけると嬉しいです、
記事とは関係ないのですがプーマのパラメヒコライトトリックスの購入を検討しているのですが最近でいうと初代ハイパーヴェノムHGやモレリアの27cmを使用していました。
こんな私にパラメヒコライトトリックスのウィズが合うのか、また、合うとして購入サイズは普段最近の27cmでいいか、もしよろしければご教授願います。
ワイドラストの方が安かったからです。
某ショップのワゴンセールで
ワイドモデルは3000円、スタンダードモデルは5000円だったので。
履き始めの頃はまだ馴染んでいないので
シュータンの折り返しがうまくいっていないかもしれませんが、
使用していくうちにだんだんとシュータンの折り返しが馴染んでくるので
あともうちょっとの辛抱です。
スパイクの販売はしていません。
ご了承ください。
いつもご覧頂きありがとうございます。
モレリア2が合っていたのであれば、
パラメヒコライト15トリックスHGも履けるとは思います。
ただし、パラメヒコシリーズはサイズ感がとてもシビアで、
革の伸びも考慮する必要があるので、
できればショップ等で試着してみるのが賢明です。
トリックスが近所のショップになくても
一応、通常カラーの「パラメヒコライト 15 HG JP」とサイズ感は同じなので。
近所の試着できる環境がないのであれば、
モレリア2の27cmをちょうど良く履かれていたのであれば、
パラメヒコライトトリックスHGは27cmか、ややキツめに履きたい場合は26.5cmだと思います。