アディダス コパ19.1 FG/AG














adidas COPA 19.1 FG/AG

(オフホワイト / ソーラーレッド / コアブラック)


性能、機能性、素材、重量などの考察記事です。


アディダス コパ19.1 FG/AG














”鬼フィット。神タッチ”がキャッチコピー

天然皮革がもたらす極上のフィッティングとしなやかなボールタッチを求めるプレーヤー向け

「COPA19」シリーズのFG/AGトップモデル。

定価 22,680円

2018年12月5日発売

MADE IN VIETNAM(ベトナム製)

コパ19の主な着用選手は、ディバラ、ジョルディ・アルバ、アドリアン・ラビオ、ハビ・マルティネス、フンメルス、ネマニャ・マティッチ、長澤和輝、平川怜などです。


それではコパ19.1FG/AGの性能を見ていきます。



アディダス コパ19.1 FG/AG














アッパー前足部にはプレミアムカンガルーレザーを採用。

ノンステッチの上質なカンガルーレザーが

柔らかなフィット感、足なじみの良さ、素足感覚のボールタッチ性をもたらします。



アディダス コパ19.1 FG/AG














前足部のプレミアムカンガルーレザーの内部には

非常に柔らかなフォームパッド(フォーム材)を内蔵。

ノンステッチレザーと相まることで抜群の柔軟性を実現し、

優れたフィット感とボールが足に吸い付くようなボールタッチ性を可能にします。

さらに、流線状の型押し加工を採用することでフォーム材を保形し、

アッパーに凸凹構造を形成することでボールクッション性を高めながら

足を屈曲した際のアッパーの追従性も高めている設計です。



アディダス コパ19.1 FG/AG














さらに、プレミアムカンガルーレザーには

カンガルー皮をなめす段階で特殊なコーティング加工を施して撥水性を大幅に向上。

従来モデル(コパ18.1)との比較で吸水率を約40%低減することに成功。

雨天時のプレーや水を撒いているピッチでもアッパーが撥水性を発揮することで

シューズ内がビショビショに濡れたりする現象を防ぎ、雨天時の着用の不快感を軽減します。



アディダス コパ19.1 FG/AG














前足部のプレミアムカンガルーレザーと

中後足部のニット素材をシームレスに融合した新たなテクノロジー「フュージョンスキン」を採用。

前足部のカンガルーレザーと、中後足部のニットをシームレスに融合させたことによって、繋ぎ目の違和感を軽減し、前作よりもさらに一体感のあるフィット性・履き心地を生み出します。



アディダス コパ19.1 FG/AG














シームレスに融合したといっても

実際には中足部にカンガルーレザーとニットの繋ぎ目があり、

その境目にはPUフィルムコーティングの補強が施されています。

しかし、パッと見の外見ではまるでレザーとニットが融合されているフォルムを実現しており、

撥水性も兼備していることなども組み合わさっているそのテクノロジーがフュージョンスキンの特長です。



アディダス コパ19.1 FG/AG












アッパーの内張りには起毛素材を採用。

ソフトで肌触りの良い起毛素材の内張りを採用することで足入れ感の良さを発揮。

さらに内張りもシームレスな設計を採用することで一体感のある履き心地に貢献します。



アディダス コパ19.1 FG/AG












アッパーを指で触ってみると良好な柔らかさを感じます。

ノンステッチのプレミアムカンガルーレザーに柔らかなフォームパッドが組み合わさっていることでコパ19.1ならではのモチモチ感、プニプニ感があります。



アディダス コパ19.1 FG/AG














アッパー中足部~後足部にはサーキュラーニットを採用。

ニット繊維を輪っか状に編み込んで形成したのがサーキュラーニットですが、

プレデター19.1に採用されているサーキュラーニットとは質感は異なっており、

コパ19.1では保形性が重視されたタイプのサーキュラーニットが採用されています。



アディダス コパ19.1 FG/AG














中足部エリアのサーキュラーニットの表面にはPUフィルムコーティングがあり、

アッパー後足部のサーキュラーニットの表面にはPUフィルムはない設計です。

アウトサイドの3ストライプスは人工皮革材が圧着されています。



アディダス コパ19.1 FG/AG














インサイド側は3ストライプスが無い設計。



アディダス コパ19.1 FG/AG














中後足部の内部にもフォームパッドを内蔵しつつ、

フォームパッドにやや硬度を持たせていることで

中足部域を的確にホールドしながらもサーキュラーニットによるフィット性も両立しています。



アディダス コパ19.1 FG/AG














ラスト設計についてです。

FG/AGモデルはインターナショナルラストを採用。

前足部の靴幅は標準的な幅(E程度)

甲はやや低めの設計です。

中足部~後足部へいくにつれスリムになるラスト設計を採用することで

前足部は足指の動かしやすさやノンストレスな足入れ感をもたらしながら

中足部~後足部は的確にホールドすることを可能にしています。

(サイズ感は26.5cmを選んで指先ジャストのサイズ感です)



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シューレースはセンター(中央)に配置。

シューレースはパワーホールドタイプ。

シューレースの全長は120cm。



アディダス コパ19.1 FG/AG














コパ19.1では甲部の設計に「モノタン構造」を採用。

あえてイン側をセパレートした形状のモノタン構造によって、

着脱のしやすさを実現しながら、あらゆる足の甲の高さに対応する適応性も両立。



アディダス コパ19.1 FG/AG














アウト側は一体化していることで足のアウトサイド側をシームレスに包み込みながら

シューレースの締め付けも加わることでアウトサイドのホールド性・安定性を確保し、

足のアウトサイドをサポートしてプレー中の足の横ブレ・横ズレを軽減することが追求されています。



アディダス コパ19.1 FG/AG














モノタン構造の内側には太めのゴムバンドを採用しており、

モノタンが足の甲へ常にジャストフィットするように配慮された設計になっていますが、

このゴムバンドがあることでインサイド側のフィット性にややゴワつき感が生まれるのが懸念ポイントとなっています。



アディダス コパ19.1 FG/AG














FG/AGモデルではソールと一体化したヒールカウンターは非搭載。

ただし、ソール後部の底面を巻き上げていることで

カカトの底面の丸みに沿ってサポートしてくれる安定性を確保。

そしてヒールの内部にはヒールカップを内蔵してカカト周りの標準的な安定性を確保しています。



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ヒール部分内側のヒールライニングには起毛素材を採用。

ヒールライニングの内部に厚みのあるスポンジも内蔵して、

カカトへのソフトな足当たりを追求。



アディダス コパ19.1 FG/AG














中底は前部にのみ搭載の「フォアフットプレート」を採用。

従来のフルレングスタイプの中底を極限まで削ぎ落とし、

スパイクを保型するために最低限必要な前部の底面にだけ

軽量で薄い素材のフォアフットプレートを搭載しています。



アディダス コパ19.1 FG/AG














インソールにはオーソライトインソールを採用。

インソール表面には起毛素材を採用し足裏へのフィット性を追求。

インソールの素材はOrtholite(オーソライト)採用で快適性とクッション性を両立。

インソールの重量は18gです。



アディダス コパ19.1 FG/AG














FG/AGソールは天然芝と人工芝対応。

軽量ナイロンPebax樹脂で構成されたスプリントフレームアウトソールです。

COPA19から新たに採用された新ソールプレートを採用。



アディダス コパ19.1 FG/AG














ソールプレートのベースにはナイロンPebax樹脂を採用し、

ソール中部にはリブ構造を採用しながら

ソール中部~後部には樹脂に厚みをもたせていることで

アウトソールの優れた剛性・安定性を実現。



アディダス コパ19.1 FG/AG














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さらにソール前部と後部それぞれにTPU樹脂の補強プレートを搭載した

EXOFRAME(エクソフレーム)プレートが

蹴り出し動作をサポートしながら拇指球エリアの連動性を高めつつ、

着地の際にはソールの安定性と適切なトラクション性に貢献します。



アディダス コパ19.1 FG/AG














スタッドは片足11本で、

丸みを帯びつつくぼみも設けられたスタッドをメインに設計し、

この独自形状のスタッドを10本配置。



アディダス コパ19.1 FG/AG














そして、拇指球下には1本だけ丸型スタッドを配置。

この2種類のスタッド、そして、部位に応じてスタッドの大きさを微妙に変えているスタッド構成によって、

天然芝などで優れたグリップ性とスタッドの抜けの良さの両立を図っています。



アディダス コパ19.1 FG/AG














コパ19.1FG/AGのスタッド構成の内容は

拇指球下の丸型スタッドを支点に

その他のスタッドのくぼみがそれぞれ丸型スタッドを囲む向きで配置されており、

丸型スタッドを軸にしてスムーズなロータリー性(旋回性)を発揮することが追求されています。



アディダス コパ19.1 FG/AG














さらに、ソール後部のスタッド4本は

メインスタッドのくぼみが中心で円を描くような向きで配置されていて

ソール後部も優れたトラクション性とスタッドの抜けの良さ、旋回性を同時に発揮することを可能にしています。



アディダス コパ19.1 FG/AG












コパ19.1FG/AGの重量は240g(26.5cm)です。

ちなみに前作のコパ18.1FG/AGは200g(26cm)だったので、

前作よりも約40gほど重量がUPしています。

これはソールがより頑丈になりTPU樹脂プレート(EXOFRAME)も搭載された点や、

アッパー全域にフォームパッドが内蔵されている点などが関与しています。



アディダス コパ19.1 FG/AG












【まとめ】
ノンステッチのプレミアムカンガルーレザーとサーキュラーニットをシームレスに融合し、撥水性を高め低吸水率を実現した独自の一体化構造のフュージョンスキンテクノロジーが採用されているのが特長。

前足部内部のスーパーソフトフォームパッドが柔軟なフィット性・ボールタッチ性に貢献し、

モノタン構造とサーキュラーニットが中足部~後足部のホールド性・保形性を実現。

新型スプリントフレームアウトソールが優れた安定性とトラクション性を発揮、

さらにエクソフレームプレートが屈曲・着地の連動性・追従性をサポート。

フルモデルチェンジしたCOPA19のグローバルトップモデルらしい機能性と設計を有しているスパイクです。



アディダス コパ19.1 FG/AG












コパ19.1FG/AGを実際に履いてプレーした感想や履き心地、評価、フィット感、ノンステッチレザーの感触、前作コパ18.1FG/AGとの比較、などのレビュー記事はまた後日。


それではまた次回!Gracias. Adios!