2017年04月

「ザ・ドア 〜交差する世界」を見た。

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s_20170222.jpg 2009年公開のドイツ映画。ムービープラス で放送され、
 録画し先ほど見終えた。
 感想を一言で言うと、面白かった!わりと自分好みのジャンル。
 内容はサスペンスモノで、大人向けファンタジー。
 主人公で画家のダビッド(マッツ・ミケルセン)は妻マヤ(ジェシカ・シュヴァルツ)が
 不在中、こともあろうに近隣住人で愛人のジア(ハイケ・マカチュ)と不倫を満喫してた。
 ダビッドの愛娘レオニー(ヴァレリア・アイゼンバルト)は
 外で遊んでいると、ここで悲劇が起きてしまう。父親が(ジアと密会中)眼を離してた時、
 レオニーは自宅の庭に設置されてたプールへ落ちてしまい、帰らぬ人になってしまう。
 事故の一部始終を見てた1匹の蝶はやがて、デビッドの運命を導こうとする。
 なんだか「世にも奇妙な物語」にありそうな設定だがマッツ・ミケルセンの演技力が凄く、
 グイグイ話に引き込まれてしまう。娘レオニーを失った哀しみだけでは留まらず、妻マヤは
 夫に呆れて家を出る。5年後、新恋人のエドガーと暮らし、ダビッドが訪ねても厄介者扱い。
 全てを失ったダビッドは、どん底の哀しみに苦しめられ、自殺未遂を謀ろうとした。

ダビッドは失意の中、1匹の羽ばたいてる蝶を見つけ、まるで導かれるように蝶の飛ぶルートを辿って行く。
怪しいトンネルへ蝶に誘導され、ダビッドはそのままトンネルを潜り抜ける。奥まで進むと扉(ドア)があり、
ダビッドが扉(ドア)を開けると、自分の住んでる街と瓜二つの光景を目の当たりにした。
そこは"現実世界"の"5年前の(タイムスリップした)世界"で、レオニーが事故に遭う前の街並だった。
ダビッドは自宅へ行き、ちょうど事故現場に遭遇する。レオニーがプールで溺れかけてる所を救出した。
泣きつくレオニーは「靴ひもを結ばなかった事をいつもママに注意され、事故になったのも靴ひもを結ばなかった自分のせい」なので、
「この事はママに内緒にして欲しい」とダビッドにお願いをする。
(事故当時、何が起きてたか分からなかった真実が、この時初めてダビッドは理解をする)

レオニーを自宅の部屋で寝かせたあと、(ジアとの不倫から帰ってきた)5年前のデビッドが帰宅した。
5年後(現在の)自分と、5年前(過去の)自分が交差する。
5年前の自分は、5年後(現在)のダビッドを不法侵入した泥棒だと勘違いをし、襲いかかると、
ここでダビッドvsダビッドの格闘が行われる。
無我夢中で5年前の自分から身を守る為、正当防衛のつもりで動いた咄嗟の手はペンを握り、
そのまま頸動脈を突き刺してしまい、結果、5年前の自分を自分の手で殺してしまう。
上の階で寝てたはずのレオニーが、物騒な物音で眼が覚めて、「どうしたの?パパ」と声をかける。
5年後(現在)のダビッドは「なんでもない」と娘に言い、それでもレオニーは「何があったの?」と声をかけると、
殺害現場を隠蔽しようとしたダビッドは思わず「来るな!!!」と声を荒げ、娘に部屋へ戻るよう指示をする。
(↑この時、初見で見てると、レオニーが果たして殺害現場を見てしまったのか、見てなかったのか、という1つの疑問だけが残り。
 ストーリーは進展していく。ここが面白かった点の1つでもあったり。はっきりとしない描写が見事だった)

過去の自分を殺してしまったダビッドは、遺体を隠すため、ゴミ袋に自分の遺体を詰め込んだ。
(↑このシーン、よく出来てます。低予算映画ならではの工夫が施され、カメラアングルが絶妙だったり、
 意外と こってますw)

そして(5年後の)ダビッドは、この世界(5年前の世界)に住む事を決意する。


【交差する過去の人達と現在の自分】
娘レオニーは、子供ながらの葛藤をしてた。眼の前に居る父親を「パパじゃない」とキッパリ言う。
眼も合わさずに、父ダビッドに距離を置き始める。

妻マヤは多忙な事もあり、ダビッドとの夫婦生活の中で交わす何気に無い会話も最低限に、手短で済ます。
マヤは「(携帯の)番号を教えて」とダビッドに番号を聞く。(初め視聴した時、"なぜ夫婦なのに番号を知らないんだ?"という
素朴な疑問もあったけど)。ダビッドは携帯が手元に無く、殺害した遺体と供にゴミ袋に入れてしまった事をふと思い出し、
深夜1人、ゴミ袋から携帯電話を捜し出す。
後日、再びマヤは「で、番号は?」とダビッドに尋ねると、マヤの携帯からかけた番号には別の人物が電話に出て、
ダビッドの携帯にその後かかってきた番号には、同一人物と思われる女性に繋がった。

↑この場面が来るまで正直マヤの本心が、ぼんやりしててあんまり見えなかったが、
マヤは要するに「(携帯の)番号を教えて」と最初に言ったのは、カマをかけていたという事だった。
マヤ自身なんとなくダビッドの異変に気付いてた。(番号を知ってるのにも関わらず)番号を、わざと聞くマヤ。
そしてマヤが電話をかけてしまった相手も、ダビッドが電話をかけた相手も、同一人物で
なにを隠そうダビッドの不倫相手でもあったジア(ハイケ・マカチュ)だった。

最初マヤがかけた時、電話に出たジア。この時、ジアの持ってた携帯というのが、(5年前の)ダビッドが保有してたもの。
(5年前の)ダビッドはジア宅に携帯を忘れてしまった事を、(5年後の)ダビッドはすっかり忘れていた。
さらに、その後、(5年後の)ダビッドがかけた相手が再びジア。(5年ものスパンの間)ダビッドは携帯を変えたのだろう。
ダビッドのメモリにはジアの番号があった為、そこから電話をかけていた。
(この辺ちょっと、ややっこしい部分はあるけれど)見てると、なかなか面白いw

その後ダビッドはジア宅から(忘れてしまった)自分の携帯を取り戻すため、近隣住人にも関わらず、
車で移動w(これは不倫のアリバイ工作の為と思われる)。
ダビッドと会ったジアは「あなた(雰囲気もの凄く)変わった」と単刀直入に言ってしまう。
性格柄、ジアはわりと物事ハッキリ言うタイプで、しかも頻繁に不倫してたのだろう、直ぐさまダビッドの異変に気付くジア。
(5年前と、5年後とでは、ダビッドの見た目もわずながら変わっていた事にジアは気付いていた)

思えば(5年前の)悲劇は全て、ジアとの不倫から始まった。そこでダビッドは、2度と失敗しなくないとも想い、
体を求めるジアに対し、全力で拒否。何もせず、ジアには触れず(携帯電話だけを取り戻し)ジア宅が出る改心したダビッド。
ところが、友人マックスに(ジア宅から出た所を)偶然 目撃されてしまう。

後日マックスはダビッドに(不倫の件で)お説教されてしまうが、マックスには全て打明けようとするものの、
不倫に対する言い訳だと誤解をされ、マックスに話しても信用されてもらえなかった。


【娘レオニーとの距離】
ある日。学校内で生徒による学芸会(音楽発表会)が行われた。レオニーは縦笛を演奏し、母マヤは仕事だった為、
参観日にはダビッドが参加した。
(それまで、真面目に縦笛を吹いてたレオニーだったが)ダビッドが来た途端、顔が曇り、
授業が終わったあとの下校時間も、ダビッドと距離を置き、顔も合わせず家路へ向かう。
ダビッドが「あの先生はどんな人?」と聞けば、「あの先生の事は嫌い」と答えるレオニー。
「縦笛は好きなの?」とダビッドが聞くと、「大嫌い。吹きたくもない」と言いながら縦笛を路上に投げ捨てる。
父と子の、深まってしまったミゾ。ダビッドが「ハグしてくれないか?」と頼むと、ギュッと抱きつき、
「1回だけね」と捨て台詞を吐き捨て、立ち去るレオニー。もはや、この2人の修復は不可能なのか。

それから後日。
(僕はスザンネの事を、マヤの妹として見てたんだけど。実際の設定がよく分からない。
 単なる近隣住人かもしれないが。ネーレとレオニーが従姉妹同士で、マヤの妹がスザンネだと想いながら見てた)
ポール&スザンネ夫妻(&娘ネーレ)が、ダビッド宅にて集まりみんなでホームパーティ。
この場面も何気に面白い。女の子同士で遊ぶネーレとレオニーは、異臭に気付いてしまい、
(5年前に殺されて、土葬されたダビッドの眠る地上にて)ネーレが「へんなニオイがする」とか言い始める。
その事で慌てた(5年後の)ダビッドが、「モグラさんのトイレかな^^;」とかって誤摩化して、
見えてしまった遺体の手を慌てて、土をかぶせて隠すダビッド。
(モグラさんのトイレという言葉に反応してネーレは)「面白いパパだねw」と一言、
するとレオニーは「パパじゃないもん」と言葉を返す。
ダビッドはその言葉で「じゃー、モンスターかな」とか言ってネーレと じゃれ始め、
(ネーレの両手を掴み)グルグル回す、ジャイアントスイング。
この直後「交代ね」とネーレが下がり、今度はレオニーがグルグル回される。
その時のダビッドが、もの凄く幸せそうで、この幸せな時間をなによりも望んでいたという感無量の表情がとても印象的。
対する(回されてた)レオニーは、ポーカーフェイスでもありながら複雑な表情とも受け取れる意味深な顔を見せる。
レオニーを演じた子役のヴァレリア・アイゼンバルトが本当に絶妙な演技を魅せてくれる。
台詞の無い演技とはいえ、この場面はカナリ自分的に印象深い場面の1つでもあった。
それとレオニーの本心が、この時点でも、まだ見えてこないという、今後のストーリーにどう影響するのかも期待が持てる。


【娘レオニーと腹を割って話す】
ダビッドと2人きりになったレオニーは、ようやくここで本心を語る。
それまで見てると、レオニーが何を思っているのか、(事件当日)何処まで見てしまったのか、分からなかったし、
わざとそうやって分からなくさせてた制作者側の意図があったようにさえ思ってしまう。その辺がにくいw
突如レオニーは「パパはどうしたの?」とダビッドに聞く。一瞬「え?」って顔をするダビッド。
続けざまにレオニーはこう切り出した「パパ、血を流してた倒れてた」。
するとダビッドは「鼻血を出してたのさ」と誤摩化す。それでもレオニーは納得するまで詰め寄ってくるので、
もはやダビッドも、言い逃れできないような空気が流れてた。
レオニーが「パパに会いたい」とか「手紙書いたら、受け取ってくれるかな」とか、ダビッドに言うと、
ダビッドは「(5年前の)パパは、もう会えない所に居るんだ。遠いところに....」と言葉を返す。
相手が子供なので最低限のショックは与えさせまいと、言葉を濁し「遠いところ」と言うダビッド。
レオニーも、そこまで小さい子供でも無く、...とは言え小学3〜4年生くらい?だと思うので、子供は子供。
なんとなく、事情を把握した感じで、それ以上ダビッドに聞くことはしなかった。


【馴染み始める生活】
5年前の自分と、5年後の自分。5年という歳月にどれだけの変化があるのだろう。
この映画を通して色んな事を考えさせられてしまう。
ある日の晩、レオニーを寝かせる為マヤは横で本を読んであげていると、ダビッドが帰宅。
ダビッドは微笑みながらキリンのぬいぐるみをレオニーにプレゼントした。ちょっと照れながら嬉しそうに
ぬいぐるみを受けとるレオニーを見てたら、マヤは安堵の表情を浮かべて、その日の晩マヤは
激しくダビッドとパコパコし始める(*´д`*)
マヤ、エロい(笑)。

と、エロいマヤの事はさておき、...ダビッドがここまで来るのに、どれだけダビッドなりの努力を費やしたのだろう。
元々は家族、それも元々は我が家。ただ5年後という違いだけで、ミゾが生まれ、不審に思われ、
ダビッドとして認めてもらえなかったダビッドは、やっとの想いで自分の家に馴染み始める。
それも自分の愛してる家族に、やっと認めてもらえるという喜び。
同じ世界だけど別の世界、そこへ馴染む困難だったりを描くこの中盤までは、ダビッドの苦悩とかベースではあるけど、
コンパクトに凝縮され、それもふんわりとしたニュアンスとして描かれていたので、本当に不思議な気持ちにさせられる。


【隣人住人シギーが接近】
家ではダビッドの誕生日を祝うホームパーティーが行われ、ダビッドを祝福しようと大勢の人が集まっていた。
決してこれでハッピーエンドという結末では無く、
むしろこの誕生日会がダビッドにとって最後の幸せな時間だったのかもしれない。
心を開いてくれたレオニー、と想いきや、実は彼女は無意識に(5年前の)父ダビッドに会いたい想いを募らせていた。
大人達がダンスやお酒で楽しんでる最中、レオニーは1人黙々とお絵描きタイム。
(5年前の父親)最後に見たダビッドの血まみれの姿を絵に描くという残酷さ(笑)、
この絵を見たマックスが、まるで暗号を解くかのように庭へ1人で向かい、ダビッドの死骸を見つけてしまう。
場面としてはクリシェ。異変に気付いたマックスのあとを追い、ダビッドも庭へ向かうと時既に遅し。
雨に打たれながらマックスは深く哀しみ、ダビッドは「誤解」である事や「事故だった」事を主張するも
いくら弁明してもマックスの耳には届かない。
2人は雨でズブ濡れになりながら争い合っていると、このタイミングで
今まで「うるさい!」くらいしか台詞の無かったシギー(トーマス・ティーメ)が急接近。
一部始終見てた隣人シギーが、マックスの頭部を目掛けてカマを振り下ろし、これがクリーンヒット。
マックス死亡。

↑マックスが死んだ時点で、シギーもダビッド同様、5年後の世界からやってきたのかと憶測を立てられる。

2人は証拠隠滅する為に山へ移動し、死んだマックスの遺体を埋める。
(このシーンで気になったのは主導権をシギーが握っていて、意味深な発言もw)
今までダビッド家を主体とした話が、シギーがストーリーに絡むようになってから後半のラストスパート迄、
街の住人達による物語へと大きく発展し、さらに盛り上がりが加熱する。

マックスは、一旦帰宅後、シャワーを浴びて臭い消し。パーティー開催されてる居間へ戻り、
レオニーとマヤを連れ、ドアのある洞窟へ移動。身の危険を察知したダビッドは気が動転し、
マヤを強引にドアの向こうへ連れて行こうとするが、意味が全く分からないマヤとレオニーは、洞窟の奥へと進む勇気も無く、
ダビッドを変人扱い(笑)。
後日マヤはダビッドに昨夜何が起きてたか問い質そうと迫るが、ダビッドは「マックスと、ハッパ(ドラッグ)を
やりすぎた」と誤摩化し、腑に落ちないマヤは「じゃ、マックスは何処に居るの?今」とさらに質問攻め。
不審な行動の続く(5年後の夫)ダビッドの、本心や起きてる事全てを知ろうとするマヤ、
ところがダビッドは「知らぬが仏だぜベイビー」ってな態度で、適当に流そうとひたすら誤摩化す。
どうせ話しても、たわ言だと思われ、口論になるだけと思ってたダビッドは、全てを打明けようとはしなかった。


【さらに変化の訪れる5年前の世界】
ある日。ダビッドは娘レオニーと音楽鑑賞中。突如、隣人のシギーが家にやってきた。
シギーはダビッドを自宅に招き、自分の話やこの世界の話を打明ける。
シギーいわく、ここに住む大半の者が「5年後の世界」からやってきた者ばかりで、
つまりは立場上ダビッドもシギーも同じで、他の住人達の大半が同じようにドアを開けてしまい、5年後から来たのだと言う。
ただし、誰が5年後で、誰が5年前の人物なのかは特定出来ないという事らしい。
意外な事を打明けられたダビッドは、シギーの話に耳を傾けた。

一方マヤは自宅にて、スザンネと合流。用事のあったマヤはスザンネ家にレオニーを預ける事に感謝をし、
レオニーはネーレと供に、スザンネ家へ。マヤはスザンネと分かれたあと、1人になるが、ここでマヤは目撃してしまう。
それはポールに似た人物と、スザンネに似た人物が路上で口論をしてる光景だ。
不審に思ったマヤは、2人の後を尾行すると、スザンネ家に入るのを見てしまい、おそるおそる窓の中を覗き込むと、
ポール似の男性とスザンネ似の女性が、ポール&スザンネ夫妻を殺害してしまう衝撃の場面を見てしまう。
(5年後のポール&スザンネ夫妻はおそらく、ダビッドと似たような理由で、なんらかしらの事故で娘ネーレを失い、
娘に会いたく、5年後の世界からやってきたという経緯だと思う)。

殺害現場を見てしまったマヤは、咄嗟の反応で部屋に居たネーレとレオニーの手をとり、
無差別殺人?だと勘違いしたマヤは子供達を救出するため、自分の家へ強制連行。
(状況を飲み込めず)帰宅しようとするネーレに対し、ビンタをかまし強引に説得するマヤが熱い(笑)。
が、
結局、警察沙汰になり、地元警察官が(5年前の)ネーレを(5年後の)ポール&スザンネ夫妻の元に引き渡す。
(憶測だが、多分、この時現れた警察官も、5年後の警察官だと思うw)
シギーの言ったように5年後の住人がどんどん5年前を支配してく模様が、異常でカオスwww

しかもその後、ダビッドの不倫相手ジアまでもが5年後から登場(笑)。←この場面、笑ったw

さらにさらに、5年後のマヤも登場し、5年前の世界は新たな文明社会を築こうと、まさに「交差する世界」である(笑)。
気が付けばシギーが先陣きって仕切ってるのも笑ったけどw 後半のドタバタ感がシュール見えるのは面白かった。

【まとめ】
原作はトルコの小説家アキフ・ピリンチの「Die Damalstür」。この作品(本)自体は翻訳版は日本で未発売だそう。

"あの時、ああすれば もっと今より幸福だったのか。あの時、ああ言えば もっと今より幸福だったのか"
(↑ザ・ブルーハーツの「ラインを越えて」の歌詞)。
人って誰しも、過去を振り返るものと僕は思う。過去の行いで、今の自分が形成されてくのは誰でもそう。
ただ今に満たされない時の中で過去を振り返ると、戻りたい過去に気が付いて、ふと哀しい気分になってしまう。
はたまた現状これで良かったのか?といった素朴な疑問が生まれたときでさえも、自問自答の中で過去を思い出す。
そういえば以前、"タイムマシーンで未来へ行く事は可能だが、過去へ行くタイムマシーンは物理的に不可能である"という
そんな文面を見た事がある。
それだけ過去とは儚いものであり、所詮は思い出に過ぎないというのが現実の話でもある。
主人公ダビッドは、自分の愚かな行為のせい(親の監視不足)で娘を死なせてしまった過去がある。
その中で、償う事も出来ず、妻にも見離され、孤独を知り、娘に会いたい一心で、過去へ行くドアを見つけてしまい、
過去へとタイムスリップ。
ところが過去では、自分が特別な存在というわけでも全く無く、自分と同じように過去へ来てしまう住人の存在を知り、
欲で人は動き、エゴで壊滅される人間関係もあり、平穏だった日常のはずが、平穏で無くなる。
わずかでも娘レオニーに会えたダビッドは果たして幸せだったのか。結果的に自分の歩んだ道は一体何だったのか。
エンディング、5年前の娘レオニーと妻マヤと結局最後は別れてしまった。
5年後のマヤと5年前の世界で暮らす事になった5年後ダビッドは、2人でぼう然とプールの前で体育座り。
ちょっと哀しいオチでもあったけど、終わり方もわりと僕は好きだったり。
もしも5年前に行けたら、自分の場合、誰に会いに行くのかなとか、色々と妄想の膨らむ話でありました。

余談だけど、シギーの住んでた番地が「14番」だったんだけど、あれってどんな意味があったのか、
もしかして何か深い意味が隠されてるのか、とか、ちょっと気になってます。

って事で今日はこの辺で!!!

「ジェットストリーム」を見た。

s_20170217.jpg これアレじゃない?「バトル・オブ・アトランティス
 のレッド役やってた人。(名前分からないから調べちゃったけど)
 そうそう、デヴィッド・チョカチね。やっぱりそうだったか。
 なんとなく見た事ある人が主人公だなぁと思ってたけど。
 にしても、チョカチさん2013年にB級映画に数本出演してて、笑ったw
「ジェットストリーム」はね、これぞB級、いやC級?
 完全にパケ写詐欺の部類(苦笑)。こんなに迫力あるシーンは、
 作中1度も出てこなかったぞ^^; つーかショぼかったわ。全体的に。
 5角形の施設が登場し、多分モデルはペンタゴン。
 極秘会議が行われ、ニュースキャスターで元科学者のスティーブ
(デヴィッド・チョカチ)が強引にプロジェクトメンバーに抜擢され、
 空軍部隊と作戦決行してる最中、恋人エンジェル(ルース・カーニー)が
 浮気をされたと勝手に勘違いをし、勝手に落ち込み、しつこく何度も何度も
 スティーブに電話をかけまくって、スティーブを困らせまくるってな内容もあって。
 とっとと別れちまえよw と画面越しからエンジェルにイライラしてしまうw

面白かった場面は、前半部分の軍事機密の部品を運び出そうと運搬作業をしてるブルガリア人?が
英語圏しか分からないアメリカ人のおっさん(運搬作業での現場責任者らしき人物)に対し、自国の言葉で暴言連発。
当然アメリカ人は何を言われてるかも分からずで。
(作業を急かしてたアメリカ人に対し)
ブルガリア人「呪われちまえ」
アメリカ人「何だと? 何て言った」
ブリガリア人「お前みたいなバカ見た事ない。ぶん殴ってやりたい」

↑この台詞、とくに「ぶん殴ってやりたい」の表情が笑顔なのに対し、アメリカ人側がdisられてるとも知らずに、
「そうかそうか、分かればいいんだよ^^」とか、明らかに良い風に解釈しちゃっててFUNNY(笑)。
しかもこの直後に空から冷凍魚が降ってきて、アメリカ人死亡wwww
(映画の中で1番笑ったのがこの場面かな)

あと、中盤から後半にかけて、空軍機に乗ってたスティーブの横に居た空軍兵士が、突如感電事故に遭ってしまい、
地べたで痙攣を起こし、倒れていると、すかさずスティーブは心臓マッサージを行った。
その光景を見てた別の兵士が「心臓マッサージ、お前(スティーブ)できるのか?」ってな事を聞くと、
スティーブは「ベイウォッチで見た」とか言ってて(苦笑)、多分アレはアメリカンジョークだと思う。
(ので、作った人からすれば多分、笑って欲しい場面の1つかも)

他には最初の方で、放送局に居たスティーブの上司が、スティーブの"あだ名"で、"ハッスル予報士"とか
勝手に名付けてて、上司とスティーブが(何度か)ハッスル予報士を連発してた場面があったけど、
あれもちょっとだけ面白かった。

............

【まとめ】
期待を大きく下回るクォリティだったので、トータル的にはイマイチな作品。
エンジェルの描写が無駄に多く、パニックの迫力の無さが眼に余る。
ストーリーも、なんだかよく分からないし、わりと適当な感じで見てしまった。
そこそこの駄作ですw

って事で今日はこの辺で!! 

「デッドマン・ダウン」を見た。

s_20170216.jpg 復讐を果たす為、ある闇組織に潜入してた男ヴィクター(コリン・ファレル)
 と、向かいのマンションに済んでた女性ベアトリス(ノオミ・ラパス)は
 全く別の事件で復讐心を抱いてて、そんな2人が交差する。
 ヒューマンラブストーリー&アクションムービー、といった感じかな。
 一言で言えば「復讐モノ」だけど、恋愛的な要素もわりと絡んでる。
 普通に面白かったけど、不満要素も幾つかあって(それは後に話すとして)、
 最初見たときまず「WWE」のロゴマークが突然出てきたので、
 分からずテンションが上がってしまった。ただ話は全体的にシリアスで暗め。
 今日はなるべく簡潔に、短い文で記事を書こうと思う。
(理由は、書いてる今の時点で、眠いんです。ごめんなさいw笑)
 面白かったシーンが幾つかあったので、まずそれを。
 最初の方のデートシーンで、気取った態度だったベアトレスが、
 車で移動中、突如態度が豹変し、カオス状態w 笑える。
 殺しの依頼を直接するんだけど、ヴィクターが拒み断ると、
 まるで発作が起きたかのように荒れるヒロイン(笑)。

↑このシーンは面白いね。というか、このシーンでベアトレスが荒れるのも、のちのち愛おしくなるくらい(笑)。
2人はちょこちょこデートを重ね、それでもヴィクターは正直「恋愛」とかそれ所じゃないしw
殺らなきゃ人生一生悔い残るって事で、プロのスナイパーとしての(あくまで一匹狼としての)作戦を遂行していって、
あまりにストイックすぎる殺し屋さんのヴィクターは、彼女に(恋愛として)振り向いちゃくれないって感じ。
そんな中、彼女にも心境の変化が生まれてた。当初は殺しの依頼をしてたものの、デートを重ねてくうちに、
ヴィクターを男として見るようになり、「殺しの依頼」そのものがわりとどうでもよくなってきちゃって、
気が付けば中盤はもう、ダークヒーローと、恋する乙女といった物語に(苦笑)。

で、映画の中で1番面白かったのは、ウェイド・バレットが出演してた事(笑)
役名は分からないし、ほとんどカメオ出演なんだけど、郵便ポストに爆弾が仕掛けられてるのでは無いかと警戒し、
傘で郵便ポストをビクビクしながら開けてた大柄な男。しかもポストには爆弾は無く、尻持ちをつき、
わりと情けない役。で、しかもウェイド・バレットの1番の魅せ場がこれっていうのも、なんか笑ったw

ここから先は不満というか、ちょっと自分的にシックリこなかった点をいくつか。
ヒロインの背負ってる顔の傷がイマイチ分かりにくいというか、そこまで気にするほどでも無いとは思うけど、
近所の子供達からはモンスター扱い。
もうちょっと欲を言えば、過剰なメイクで盛り上げて欲しかったかな、という気もしなくもなかったり。

節々の暗転シーンが、わりと強引。
場面が切り替わる場面というのは分かるけど、違和感のある繋ぎ方でマトめてる感じが強引に見える。
もう少し大事にして欲しかったかな。

思ってたより、アクションが少なめで、爆発シーンも少なかった気がするのが残念。
(先日、高橋ヨシキさんの話で、映画に必要な爆発シーンを熱く語ってる動画を見てしまったので、それに共感)
映画って、その時の(見る側の)心情とかによっても大きく感想が変わる部分もあるとは思うので、
これに関しては(個人的に)タイミングが少し悪かったのかな。
(高橋ヨシキさんの話を聴く前に、この映画を見てたら、もっと面白く見てたかもしれない。
 なんてヨシキさんのせいにしてるつもりは全く無いので語弊があったらゴメンなさいw)

ポール(マフィアのボスの弟)のエピソード、引っ張り過ぎじゃね?なんて気も。
マイクロチップのくだりや、切った写真を御丁寧に郵送する主人公とか、僕は何気にあぁゆうネチネチとした作戦は
わりと好きだったりw
その効果で、犯人側(マフィア側)が翻弄されてく模様は、ついニヤっとしてしまう。
にも関わらず、中盤とかになっても、「ポール」の話題を持ち込んで、鼓舞する形で犯人側が動くのって
なんか少し萎えたかな。初っぱなでポールが死んだのは、みんな知ってるし、ポールの話題が度々出てきて、
そんな事よりも、主人公の郵送した謎解きゲームのような不敵な心理ゲームっぽいニュアンスを
もうちょっとでいいから作中に引っ張って欲しかった想いがあるのは正直な所。

【まとめ】
なんだかメンドクサイだめ出しウダウダ言ってますが、
この映画は嫌いじゃないんだよね。ヒロインのママとか、面白かったし、
冒頭のシーンで、ベイビーが生まれたマフィアの下っ端(主人公と)同期の男が、後半も魅せ場多くて
ウハウハしました。エンディングも、綺麗に終わってたと思うし、そんなにグロくも無いし、面白かったですよ。

ってことで、(眠いんでそろそろ寝ます)今日はこの辺で!!

「クラウン」を見た。

s_20170201.jpg FOXムービー で放送された、2014年公開のホラー映画です。
 グロさレベルは、ちょいグロかな^^;
 ホラー要素というか、サイコパス要素とオカルトファンタジーもある
 スプラッター寄りのカニバリズム映画だと想いました。
(いかにもこの手のジャンルは、FOXムービーが好きそうな映画w)

 ざっくりとした感想を言うと、前半から中盤にかけては普通に面白かった。
 メグ役ローラ・アレンの演技、オレは好きだなw
 この人の演技力のおかげで、話に入り込めた気がする。
 ただカールソン(ピーター・ストーメア)のキャラが薄いのが残念だった。
 カールソンとメグが行動を供にしてたシーンとか、退屈だった。
 正直もっと、カールソンがグイグイ来るのかと思ってたけど、
 脇役以下な存在で、結局はケント(アンディ・パワーズ)とメグの
 夫婦がメインの話で、そこに子供達の出番がちょこちょこあって、
 いやーもう少しカールソンを活かして欲しかったなっていう印象。

前半部分。夫婦円満で、超アットホームな幸せな家族。そこに突如悲劇が起きる。
不動産屋のケントはある日、息子ジャックの誕生日祝いに、ほんの軽い気持ちでピエロの衣装を着ると、
それが呪われた衣装だった(笑)
元々、ピエロ役を演じる人が居たのに、急遽その人が来れなくなって、残念がるジャックを心配した親父ケントが
たまたま自分の担当してた物件の古びた倉庫から見つけた衣装に手を出し、着てみるとそれが呪われた悪魔の衣装だった
とか、そんな話で(苦笑)。
いいですね! こうゆう話、わりと昔からあるし、自分そんなに嫌いじゃないですww

が、
翌日になっても衣装は脱げず、カツラは取れず、付け鼻もとれず、メイクも落ちず、
で気が付けば、ピエロ姿のまま生活する可哀想な主人公ケント。
彼の姿を見た、親戚の人や、街の人は、いつしかケントを変人扱い。
見るもの全てが彼を不審者扱いするという、冷ややかな視線を送るんだけど、
それがかえって彼を苦しませる事に。
服が脱げないのでトイレも行けず、汚物は全て衣類の中で済ませるので悪臭も漂う悪循環。

元に戻りたいケント、普通の服を着たいケント、普通に生活をしたいケントはやがて、
堪え難いこの苦しい状況の中で、みるみるうちに人格崩壊していき、次第に彼は孤立してしまう。

一方(息子)ジャックは常日頃、学校でクラスメイトからイジメを受けていた。
心の優しいジャックは(おそらく)両親にその事を話さなかった(のだと思われる)。
学校で孤立するジャックと、ピエロ姿で街から孤立してく親父ケントは、
別の立場とは言え、親子ならではのリンクする場面があったりで(この辺は、わりと引き付けられて見てしまった)

ところが親父ケントの孤立とは、ただ単に精神が歪んでいったのでは無く、
もはや殺人鬼ピエロと人間ケントの、入れ替わりを意味するものでもあった。
当の本人ケントは、そんな自覚も全く無く、いたって自分は普通に暮らしたい、とか、自分は元に戻りたいとか、
思ってるだけでもあったのに、イライラを抑えられず(無意識のうちに)彼は次第に凶暴性の一面をチラつかせるようになる。
そう、殺人鬼ピエロに変身してくのも、(自覚の無いまま)もはや時間の問題だった。

妻メグと、息子ジャックは、ケントが家に戻ってきて、普通に前みたいに生活する事を求めてた。
ところが、他の親戚一同は、ケントに対する眼差しが異常に冷ややかで(苦笑)。
(↑いやいや、ちょっと残酷でしょ。この状況。1人くらい、もっとケントに対して理解力ある人が居ても良くね?とか思った)
こうもアッサリと簡単にケントを見離す親戚の人達って、冷たすぎて呆れてしまったよ^^;

映画の中で(もっとも)個人的に不満に思えたのが、カールソンが(ケントの異変を見て)
「変身が始まった」とかって台詞があって、そこからがちょっと異常に長かったというか。
なかなかケントは変身しないし、この辺は見ながら、さっさと変身しちまえよ!とか思ってしまった。
(ま、これに関しては、ケントの葛藤をメインに描いてたとは思うので、ちょっと急かした気分で見てしまって申し訳ないがw)
変身した姿のケントを見られたのは、ほんの後半の後半にちょっとだけってのは、惜しいなぁって思っちゃいましたw
(例えどんなに異色であろうと、なぜか「変身」というワードにワクワクしてしまう自分が居るのです。めんぼくない)

メグが後半、親と はぐれてしまった女の子を車に乗せ(メグもやや憔悴した表情で心が病んでしまい)
その子をケントの元に、生け贄として捧げようと、過った道へと進むシーンは盛り上がりを魅せる重要なシーンの1つ
と思ったのだが、この女の子(子役の子)演技ヘタクソすぎでしょ(苦笑)。
気分が台無しになった場面の1つ。
(しかも子役っていうか、この子、明らかにジャックより年齢上なのに、ジャックの方が演技は上手かった)

【まとめ】
ケントを元に戻すのには、子供5人分の命を(ピエロの)ケントに捧げるか、ケントの首を切断するか、
という究極の選択を迫られるメグ。
ケントの首を切断するのは、ケントが元に戻るのでは無く、ケントを殺すわけだから、あまり意味が無い。
かと言えば、一児の母親でもあり、お腹にも新たな生命を宿っていたメグは、
親心として(また道徳として)、他人の子供(人権)を犠牲にするわけにもいかず、
この究極の選択に1つの答えを出さなければならなかった。

R-15指定で、子供をムシャムシャ食べるっていう映画なので、オススメはしません(苦笑)。
残酷だし、犯罪を助長するとかって騒ぐ人も居るだろうから(あーメンドクセw)。

そういやケントの鼻を食べた愛犬が、人肉欲しがる殺人犬に変貌してしまうとかっていうアノ内容は何だったんだろw
わりとポカーンとしながら見てしまった(苦笑)。
しかも首をチョン斬られたあと、泡みたいな液体を体から放出して溶けてったとか、よく分からなかった。
悪魔の魂が死んだとかって、そうゆうイメージなのかな。
この手のホラー映画はわりと久々に見たので、1人でポカーンとしてしまった描写だったりもする^^;

最後に。
うろ覚えだけど昔80年代の洋画で、ピエロが殺人鬼っていう題材のホラー映画は
わりと多くあったんですよね。とくに昭和40年代とかに生まれた世代には、「ピエロ=怖い」という
固定概念を持った人は、わりと普通に居るような気がします(うちの姉ちゃんとかが典型的な例w)。
多分、ピエロとホラーを結ぶ付けた作品は探せば多くあるとは想いますよ。
(なので印象として)この映画も何か、インスパイアされてる部分があるのかもしれませんね。

映画「クラウン」は、可哀想な親父の物語でした。
出てくる子役の男の子達はみんな、可愛くて、(中でも途中、モーテルの場面で出てきたロビーって子は
衝撃的な可愛さ)キュンとする場面もありますが(この辺のセンスは本当に素晴らしい)、
メインテーマが殺人鬼に変貌してしまった男の姿なので、主人公とその家族が崩壊してく光景と、
殺人鬼ピエロに運悪く出くわしてしまった子供達が餌食にされてゆくサイコパス劇場といった感じでした。
(個人的には)エンディングの中で(いっその事)警察官に包囲され、蜂の巣状態で銃撃を喰らいまくるっていう
不死身なケントの姿が見たかった。確か中盤で自決するシーンがあったけど、不死身な悪魔をアピールしてたので、
あの辺は面白かった。ので、もう少し(不死身アピール)(化け物アピール)推して欲しかった気もする。
最後の方で結局、夫婦のバトルだけで終わったのがどうも、もったいないというかw ちょっと残念だった。
でもなんだかんだ楽しんで見てしまいました。撮影秘話とかあったら聞いてみたいですね。

つーことで、今日はこの辺で!!

「スコーピオンキング3」を見た。

s_20170406.jpg 昨夜に引き続き、今回も「スコーピオンキング」シリーズを鑑賞。
 第3弾となるこの作品は2012年公開、監督はロエル・レイネ。
 キャストも大幅に変更され、目玉はなんと言っても元WWEスーパースター
 バティスタが登場!(自身5作目の出演だそうです) 
 ところが中盤になっても登場はせず、見てると焦らされてる気分になる。

 今回のマサイアス(ビクター・ウェブスター)は【1】より数年後の話のようで、
 既にアカッド人の帝国は崩壊してて、妃も他界し、愚民レベルの扱いを受けてた。
 シリス(ジェフリー・ジュリアーノ)に監禁されてたマサイアスは自力で脱出。
 世界でもっとも権力を持つ支配者ホルス王(ロン・パールマン)の所へ。
(映画「ヘルボーイ」ではレッドこと、真っ赤な主人公だったロン・パールマン。
 スコーピオンキングの世界では王様になってましたw笑)。
 ホルス王は、弟タラス(ビリー・ゼイン)と対立をし、
 ざっくり言えば西の軍が(兄)ホルス軍、東の軍が(弟)タラス軍ってな勢力図。
(兄)ホルスが王になった事に不服だった(弟)タラスは反旗を掲げて侵攻してた。

そんな中、領土を強行姿勢で制圧しようとするタラス側に、自国を守りたかった(兄)ホルス王は、戦の準備に備えていた。
ここで知り合ったのが後にマサイアスの相棒となる戦士オラフ(ボスティン・クリストファー)。
オラフは登場シーンから笑えるコミカル系のパワフルファイター。初っぱなからオラフを好きになった。
元々ホルス軍では無かったオラフ、おそらく捕虜とかではなくオラフの軍そのものが壊滅され、
腕っ節も良ければ格闘センスに惹かれたホルス王が、そのままオラフを戦のカードとして生かしておいた、とかなんとか。

ホルス王の作戦としては、マサイアス&オラフのコンビを先頭に出陣させ、
後方では、ホルス軍が彼等(マサイアス&オラフ)の援軍として参加するっとかっていうものだった。
思いのほか、ホルス軍の訓練描写がショボすぎて、見た目も兵士というよりは一般庶民が武器を持ってるだけの感じ、
実際も、彼等の活躍はほとんど見られないので、ホルス王が助っ人(マサイアス達)を用いて挑もうとしたのも頷ける。
ホルス曰く、ホルスvsタラスの兄弟軍団抗争には、得体の知れない「コブラ」という人物が率いる謎の軍も動いているとの事。
ホルスの憶測では、タラスの制圧を何らかしらの思惑でコブラ軍が動いてるとか、なんとか。

ひとまずマサイアス&オラフは一刻も早く、タラス軍の壊滅(or勢力を弱体化)させねばと先を急ぐ。
2人は旅の途中、幾度か喧嘩をし(殴り合いもし)、盗賊に襲われたり、野生の虎に睨まれたりと数々の試練も降り掛かったが、
旅を続けてく中で共闘をし、いつしか和解をするように変わっていった。
(オラフを応援しながら見てたので、この辺は結構楽しめた)


コブラ軍の1人がタラス軍に捕らわれてしまい、事情等を吐かせようとしてもなかなか口を割らない。
どうやらコブラ軍は、仲間への絶対的な忠誠心や規律があるらしく、黙秘を続けると、
ここでタラスがコブラ軍の捕虜を脅す。こともあろうに、耳をぶっ千切り、その耳に直接「聞こえるかー?」
ってのはクソ笑った(笑)。このシーンは中でもお気に入りww 

【シルダ姫】
ホルス王と同盟を結んでた(隣国)ラムセン王(ラムエラ・モリソン)は宮殿では、
タラス軍が奇襲攻撃を行い、タラス軍vsラムセン軍の戦いが行われた。
ラムセンが依頼したホルス軍は到着せず、マサイアスとオラフは戦況を見ながら出陣のタイミングを伺っていた。
押し寄せるタラス軍に、押されてたラムセン軍は圧倒的不利な状況の中、ここでマサイアスとオラフはラムセン軍を援護。
マサイアス達の攻撃でタラス軍の一部は崩壊し、ラムセン王は戦の後2人を宮殿の中へと招待した。
その際、ラムセンの部下が名前を紹介する「アカッド人のマサイアスと・・・・(誰?お前w)もう1人」
とオラフを雑な形で紹介するシーンも面白い( *´艸`) その時のオラフの顔(笑)

で、その後、
ラムセン王は、愛娘のシルダ姫(クリスタル・ヴィー)がタラスに側捕らわれてしまった事を明かす。
(タラスは無理矢理、シルダ姫と結婚しようと目論んでいたのだが)
もしタラスからシルダ姫を救出すれば、その褒美としてマサイアス達にシルダ姫と結婚する事を約束するラムセン王。
(ちなみにタラスを演じた俳優ビリー・ゼインって、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で
悪役ビフと、いつもツルんでいた3人組のワルキャラ、マッチを演じてたという事をさっき知りました)。

シルダ姫の存在が気になる所だけど、女好きタラスは既に沢山の女と(うひょひょな)宴を満喫中。
その横で拘束されたシルダ姫が居て。刻々と、時間は迫っていた。

【交差する戦】
(おそらく)象を引き連れた軍団がラムセン王側の兵士達。
タラス側のキャンプに潜入したマサイアスは、オラフを人質?という小芝居をしながら堂々とタラスの移動型のアジトに潜入成功。
まんまとマサイアスの小芝居に引っ掛かるタラス側、でタラスにも信用されたマサイアスは、
スキをついてのシルダ姫 救出を狙っていたが、このタイミングで、ラムセン軍が(復讐劇となる)襲来をし、
ラムセン軍vsタラス軍の戦争が勃発してしまう。
さらにこのタイミングで、コブラ軍までやってきて、コブラ軍はシルダ姫をかっさらうといったハイエナ作戦を成功させる。
何も出来なかったマサイアスとオラフは、ちょっと情けなくもあったけど、
シルダ姫を救おうとしたマサイアスとオラフの姿を見たタラスが今度は、2人の戦ぶりに驚き、
自分の軍に入って共闘してくれないかってな事で雇う事を伝えるも、
マサイアスは"自分達のやり方で"貫き通そうとし、あくまでオラフと2人での行動を続ける事に。。
(話が大分ややっこしくなってきた気がするが、ホルス王の軍団は何やってるんだ?
 そもそも、兵の持つ旗や服装は、わりと統一感が無いので困惑する描写も一部ある)

にしてもコブラ軍は、なかなかカッコ良かった! (僕的には)意表をつかれた形で、まさかの「忍者軍団」っていうのは好感触♪

【マサイアス&オラフvsコブラ軍】
(これもおそらく、の話になるが)コブラ軍にも、階級みたいのがあって、
エリート戦士の精鋭部隊は黒い忍者軍団。その他は兵士の下っ端(だと想われる)。&村人も含む。
マサイアスとオラフが2人で旅を続けていると、オラフが「小便してくるわ!」と言い、川に向かって放尿してると、
ここで精鋭部隊のコブラ軍登場! マサイアスとバトルを繰り広げるってな場面だけど、このシーン結構カッコイイ!!!!

マサイアスと&オラフは「シルダ姫を返せ!」ってな言い分で、コブラ軍は「お前達、もう追ってくるな!
お前達には関係の無い事」ってな言い分で激突。
コブラ軍の連携プレーだったり、忍者軍が見せる特有のチームワークがキラりと光る魅せ場の1つ。
(オチを言ってしまうと)コブラ軍の頭が実は「シルダ姫」で、彼等は救出したわけでは無く、
彼等には彼等なりのやり方があって、タラス軍に抵抗してただけ。
シルダ姫は、コブラ軍の頭として活動をし、しかもその事を父親のラムセン王にも内緒にしてたのだと彼女は言う。
なにわともあれ、マサイアス&オラフと和解したシルダ姫&コブラ軍。ここから最終決戦へと向かっていく。

↑良かったのは、コブラ軍の祭り(宴)のシーン。このシーン面白かった。
明らかに戦力不足の(冒頭出てきた)ホルス王の軍とは異なり、コブラ軍は飲み会しながらも
技の技術を磨くといった本質的に戦いバカの集団という対比が凄く良かった。
彼等は戦いが身に染み付いてる戦闘集団といっても不思議では無い。
しかもコブラ軍は、和気あいあいとしたムードもあって、すんなりオラフは溶け込んでいった。
(しつこいようだけど、オラフってキャラが本当に良いです!)

【死者の書】
一方その頃、タラスはラムセン王を脅し、秘宝の「死者の書」を強奪。
(なぜラムセン王がそのようなモノを持ってたかイマイチ不明w)
奪った"死者の書"から呪文を唱え、死後の世界から 戦士を復活させてしまったタラスの目の前に3人の戦士が。

・"獅子の精"ズル・ゴンド(キンボ・スライス)
・"気高い破壊者"アクロマエル(バティスタ)
・"影の戦士"ツカイ(セリーナ・ロー)

↑なんだかよく分からないが、もの凄い楽しい展開(笑)。この3人が出てきたシーンがAGEAGEで見てましたw
作中にようやくバティスタ登場してくれたし、ホッとしたというか、でも登場するの遅すぎだよね^^;
元UFCファイターのキンボ・スライスのコスが、レスラーのジャイアント・キマラっぽいのもウケるし、
ツカイの雰囲気がどことなく、ハル・ベリーのストームっぽいのも個人的には心が踊るw
つー事で復活した3人は、タラスの部下となり、タラスにとっては切り札とも言える心強い用心棒が出来たというわけ。

【忍び寄るタラスの魔の手】
ズル・ゴンドは早急に、コブラ軍の居る森へ行く。ここではコブラ軍(忍者達)がまたまた大活躍!
この辺は、忍者モノ映画好きな人が喜ぶ内容かもしれません。バトルそのものは面白く、
堪能してしまったけど、今回のマサイアスがほとんど機能してない所が引っ掛かる点にも想えてしまう。
あまりにコブラ軍の奮闘ぶりが凄まじく、結局ズル・ゴンドはコブラ軍の連携に敗れてしまい、
最期は宙づり状態に。
トドメを刺したのはマサイアスだったけど、ごっつぁんフィニッシュって感じで、主人公としてはイマイチに見える。

その後、シルダ姫の治療を受けたコブラ軍。いざ最終決戦となるタラス軍が占拠した(前)ラムセン宮殿へ向かったのだった。

【まとめ】
ズル・ゴンドが死んだ辺りで、クライマックスは期待が全く持てなかった^^; 
だって殺すのアレさすがに早すぎでしょ?
で、
案の定、最後は、"死者の書"を守るバティスタに、"死者の書"を取り返そうとするオラフとか。
とんずらこくタラスに、追いかけるマサイアスとか、ドタバタ感を見てるとズッコケそうになるw
しいて言えば「シルダ姫vsツカイ」の女バトル、これは結構見応えあったけど、他の描写が本当に微妙で、
欲を言えば、もっとバティスタが暴れまくるような、(期待しすぎたせいか)そんなシーンとか見たかった。

タラスはコブラ軍の手によって、蜂の巣状態で刺されて死亡w
死者の書を取り返したオラフの活躍もあり、死者の書を手にしたマサイアスに対し、
急に家来へとキャラチェンジしたツカイとバティスタが妙に面白かった(笑)。
最後は(ほとんど戦に参加していない)ホルス王が到着し、ラムセン王の国を救ったマサイアスが
シルダ姫、オラフ、コブラ軍、ラムセン軍と供に、新たな王国を築く覚悟を決めた。
全ては自分の支配下にあると勘違いをしてるホルス王の国とは、別の国だという事をマサイアスは主張。
「これまでの支援に感謝します」ってな事をマサイアスはホルス王に言ってたけど、
とくに支援らしい支援をしてたようには想えないので、「ん?」とか想ったけど、見終わってみると
とりあえずオラフが無事に生きてて良かった^^
あと僕はこのシリーズでは、文句とか言いつつも【3】が1番(今の所)好きかな。
今回は展開が面白かったです。

ってかまだ続いていたのですね。「スコーピオンキング」。それはいずれ見るとして。
「スコーピオンキング4」では、ホイス・グレイシーやイヴ・トーレス(懐かしいw)といった面々が出演してるので、
このシリーズってやっぱり格闘家出身を必ず出演させるって感じなんですね( ^ω^)
ある意味その辺が見所だったりするのかも。

って事で今日はこの辺で!!!
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