朝の通り道に飾られていた何気ないお店のメニューポスター。

それを見たことによって今日一日のハイキングが決まることもある。

道行く人が流れていくなか、俺はふと足を止めた。


ん?ジャーマンドック
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ジャーマンと聞くと、ジャーマンスープレックスホールドが浮かんでくる。

プロレスの技なんだけど、ジャーマンを語るには、まずプロレスの神様 カール・ゴッチの話から始めなければならない。

プロレス創世記の時代 あまりにも強すぎたために対戦相手がいなかった。

そのゴッチ先生が編み出した技で、ブリッジした状態からフォールを奪うフィニッシュ・ホールドだ。

芸術的な美しさを持つ技でプロレス技の王と称されていた。

その使い手は、直弟子である猪木さんはもちろん、あの初代タイガーマスクも使っていた。

ほとんどの新日レスラーが使っていたと言っても過言ではないだろう。

まぁ店先で話もなんだから中に入ろう。

ドトールさん。なんばOCAT地下のLIFE 横(掲載許可済み)
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残念なことに閉店が近い。
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カウント2.9でギリ間に合ったてとこだ。

朝カフェCセット・ジャーマンドック 390円
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うん、これだ!

パリっとしていて本場ドイツのソーセージを再現している。

今日のハイキングマップを見ていると神立に目がいった。
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地図には載っていないけどここには「神立園地」があるんだ。

生駒山系にある7つの園地と、ちはや園地を含めて8つの園地があるんだけどそこにも入ってないんだ。

なぜなんだろね?

でもどこかゴッチ先生とオーバーラップするんだ。

だから在りし日を偲んで歩いてみるよ。

贈る言葉ではなく歩く言葉としてね。

そして、下りは・・。

なんだい急に話を遮って。

みなまで言うなと?

それなら、君の口から頼む。

六万寺コースの卍固め。

やはり、わかっていたか。

補足すると卍固めも、ゴッチ先生が猪木さんに伝授した技だ。

ちょっと話が長くなってしまった。

この技の話もしてるとハイキングの時間がなくなるのでまた今度にしよう。

じゃーまんしたな。


近鉄服部川駅を降りて十三峠を目指す。

山に入る前には、農家さんの無人販売所が目を楽しませてくれる。
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茄子と玉ねぎは百円だった。

神立園地は通行禁止になっている。
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以前に比べて草も伸びて、より入りづらくなっていた。

このまま秘境と化してしまうのだろうか。
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鳴川峠
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この蝶は何ていう名だろ?
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名前はわからないけど、厳しかったゴッチ先生の如く登りきった後のリングインだった。

六万寺コースの手前でタッチして交代だ。

この蝶は、弓矢固め蝶と名付けよう。
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六万寺コースは、未整備の場所もあるが危ぶむことのないハイカーが踏み出す魔性のコースといえる。
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どんな道だったかて?

行けばわかるさ。


終えてみると、ジャーマンドックから始まったコースながらハイキングとしてのバランスはよかった。
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