2009年10月

2009年10月27日

ラヴビデオ

d5884a23.jpg


最近東京は雨。結構どしゃ降りな雨。
先週〜週末にかけて銀杏の新曲PVの撮影が秋葉原や池袋、中野で行われた。我々の撮影に快く参加してくれた皆さん、無理なお願いに付きあってくれた皆さん、どうもありがとうございました。
撮ったばかりの素材を荒編集しながらの作業になってますが、おかげさまでとても面白いPVになりそうです。
目標の1000人撮影までもう少し。28日には大阪で最後の撮影です。
必ずや、血管の太い作品に、「男とは?」という命題を叩きつけられる作品に仕上げます待っていてください





ずっと探しているAVの話。
僕がここ最近ずっと探しているAVは、タイトルも覚えてないし、どこのメーカーだったかも忘れてしまった。無念

初めてその作品を観たのは大学3年のときだから1998年か1999年だ。千葉県千葉市若葉区にあるレンタルビデオ店で借りた。
あの当時、親元を離れて一人暮らし生活を送ったことのある人ならわかってもらえると思うが、月末、給料をもらったバイト明けの帰りに深夜のレンタルビデオ店に入り、AVを借りて、大事そうに抱えて家路に着くのがお決まりになっていた。
店員は「また来たかコイツ」という顔をする。僕はなに食わぬ顔をしてクールに金を払う。今みたいにインターネット動画に頼ることもなかった若者はそうやって苦労してAVを借りた。


ある日、僕はそのAVと出会った。
残念ながらパッケージがどんなだったかは定かではない。ただその内容だけが記憶にある。
舞台はどこかの大学のサークル部室。「ロック研究会」という看板がある。
部室に固定カメラが2台。天井からとテーブル脇からの2台が雑誌などに隠されて置いてある。
どうやら隠し撮りのようだ。
大学生と思わしき男ふたり(顔にモザイク)に監督が今回の撮影の趣旨を伝えている。「はあ。はあ」とわかってるんだかわかってないんだかな大学生の対応。
しばらくして監督は消え、大学生ひとりだけを残して部室は静かになる。ここまで女登場せず。
残された大学生(男A)、所在なさげに煙草を吸ったりジュース飲んだり、ソファーに置いてあったギターを弾いたりしている。


男A、ラジカセにCDをセットし、再生ボタンを押す。静かだった部室に音楽が流れる。
ロック音楽だった。当時、二十歳の僕はその部室で流れている洋楽アーティストは誰なのかわからなかった。初めて耳にする音楽だった。もしかして、あのときより少しは音楽が詳しくなった今の自分なら、「あっ!--が流れてる」とすぐにわかったかもしれないけど。
雰囲気だけで思い返すとプライマル・スクリームのファーストとか、インスパイラル・カーペッツとかマイブラの中期(sunny sundae smile〜strawberry wine)か、なんかそういう感じだった。


ただ、とにかく、僕はその音楽に興奮した。かっこよかった。いま流れているこのバンドは誰!?と胸が桃色に熱くなった。
いつ、この小汚い「ロック研究会」と呼ばれし部室に女がやって来てエロいことが始まるんだろうというドキドキと相まって、その音楽は僕を勃起させた。


やがて部屋に相川七瀬風な恰好した所謂ロック好きそうな女が入ってきて、男Aは酒を勧め、服を脱がせ、昼間なのにソファーでセックスが始まった。
音楽はやむなくことなく、ふたりはファズギターのなかにだらしなく沈んだ。


その後もその部室を舞台に大学生たちが代わる代わるセックスをしていた。なんとも言いようがないセックスをただしていた。
彼らの声はプライマルだかマイブラだかにいともたやすく掻き消された。絶頂をむかえたときの女の声が曲の隙間に何度か聞こえた。固定カメラ2台は彼らを呆然と撮影しただけ。そんなAV。


僕は探している。隠し撮りのスタイルだけどおそらく全部ヤラセ。けどなんか興奮した。僕がこれまで観たどんな音楽ビデオよりも興奮し、流れる音楽に身も心も支配された作品だった。言い知れぬ背徳感と快楽。そして大学の部室の、ラジカセ音楽の調べが招くしょーもなさ満載の設定。思い出しただけで涙が出そうになる。
表向きはAVだけど、れっきとしたPVにみえた。
思えばあのAVが僕の「PV原体験」だったのかもなー。あれこそが音楽だと思った。うん。ああいった作品をつくらねば。

しかし、流れていた音楽が誰だったか知れないのが本当に悔しい。
心当たりある方、情報待ってます。



漫画喫茶より、あなたへ。
そいえば峯田ブログ5年目突入。謝謝!


koi_to_taikutsu at 00:18|PermalinkComments(858)TrackBack(0)

2009年10月19日

ヘナジー

06ce6cf9.jpg


チンくんと優月。


僕の家に遊びに来たときに、僕の顔を見るなり大泣きした優月。
それっきりなつくことなく寝てしまった。うわーん



銀杏ボーイズのホームページでこないだ発表されましたが、シングル「ボーイズ・オン・ザ・ラン」のPVに出演してくれる男性を募集します。
参加資格は都内在住の「私の顔は不細工だ」と思う男性の方のみ。
今月22日と23日に撮影しますので、急ですが、参加したいと思う方はふるってご応募ください。詳しくは銀杏ホームページで。
街を走ったりとか、そういう無茶なことはしません。ただ正面からあなたの顔を撮るだけです。
もうすでに200名ぐらいの方々からメールを頂いてます。ありがとう。
いい作品をつくろうと思っています。よろしくお願いします。


「ボーイズ・オン・ザ・ラン」のCDのジャケット作成が全部終了。関わってくれた方々のおかげですごくいい仕上がりになりました。うれしい!


会う人会う人と「最近峯田くんどんな音楽聴いてる?」という話になるので、ここに。順不同。

♪マーガレットズロースのロックンロール/マーガレットズロース、♪人にはそれぞれ事情がある/真島昌利、♪ホワイトアルバム/THE BEATLES、♪RUINS ?/ルインズ、♪isn't anything/MY BLOODY VALENTINE、♪エレキング/カーネーション、♪moro no brazil/ファロファ・カリオカ、♪set me free/宍戸留美、♪montreux afterglow/山下洋輔トリオ、♪EDO RIVER/カーネーション、♪非実力派宣言/森高千里、♪a treat of new beat/THE ROUSERS、♪どついたるねん、♪funky kingston/TOOTS & THE MAYTALS、♪三日月/絢香、♪learning to cope with cowardice/MARK STEWART + MAFIA、♪歌は歌のないところから聴こえてくる/早川義夫、♪blood the wave/ECCY、♪空洞です/ゆらゆら帝国、♪boomshadow/NINO MOSCHELLA、♪sora/大友良英、♪jukebox/AKI KAURISMAKI、♪glider e.p/MY BLOODY VALENTINE、♪おみやげ/すきすきスイッチ、♪night songs/STARS、♪アビーロード/THE BEATLES、♪modern life is rubbish/BLUR、♪SOMEDAY/佐野元春、♪africa brazil/JORGE BEN、♪modern love/DAVID BOWIE
昔のFOOLS MATEおもしろいです。古本屋さんでバックナンバー買っています。


koi_to_taikutsu at 02:49|PermalinkComments(654)TrackBack(0)

2009年10月11日

マンマン、きつきつ

d0917bb3.jpg

もろもろ始まるシングル「ボーイズ・オン・ザ・ラン」のジャケット作成作業。
書いたり描いたりするのは毎回楽しいんだけど、にしては部屋が散らかりすぎてて集中できない!
→マンガ喫茶に退避!


気分転換に漫画を読む。あ、けっこう読んじゃった。


日曜日の夜の中野のマンガ喫茶はいい感じだ。
隣りの個室の人は先ほどまでカップラーメンをすすっておられた。
そのまた隣りの個室にはカップルが来てて、時折うふんアハン聴こえてきて、しかしそれもまた不快な類いのものではないので大いに結構。女の子の小声っていいね。妙に興奮してきた。


先週のビッグコミックスピリッツに映画「ボーイズ・オン・ザ・ラン」の広告がのっていて、モヒカン頭の僕がボーッと立つ写真が使われていた。
一年前か。なんだか懐かしいなー。もう少ししたら公開か。楽しみだなー。花沢健吾さんの新作「アイアムアヒーロー」すごい。凄い。


あー、なんだかいっぱい書きたいことある。でもやめとこ。いっぱい書かれる人間になろう。
今カレーヌードル食べた。部屋がカレーの匂い。
もう少し煮詰めよう。新しいアーティスト写真、あれにしよ。
ボーイズ・オン・ザ・ランのPV、あれで行こう。
もっと出ろ。脳みそプシューッてなれ。


koi_to_taikutsu at 22:14|PermalinkComments(787)TrackBack(0)

2009年10月07日

ROCK'N ROLL OR RUN

9bfa0881.jpg


歌えた。歌えた。やった。
やったー。母ちゃん!やったよ、俺


レコーディングスタジオのマイクに向かうのは本当に久しぶりだったのだけれど、前日まではみんなの前で歌うのが少し怖かったのだけど、いざマイクの前に立ってみると自分でも驚くほどリラックスしていた。

歌うときってヘッドフォンしながらなんだけど、そこから流れてくる村井くんのドラムとあびちゃんのベースとチンくんのギターの音が、すごくあったかかった。もうこの曲は俺の声が無くてもいいんじゃないかと思った。インストにしようかぐらい思った。
だけど彼らの音はやっぱり僕に馴染んでいた。
覚悟を決めた。身体の内側から、なにか熱い塊がじんわりと滲み出てきた。
崖の上から身を投げるつもりで僕は「べろちゅー」の出だしの歌詞を演奏の中に刺していった。



僕の声は出てくれた。マイクに向かって飛んでいった。以前よりたくましく、色っぽい声になっていた(歌いながらそう思った)。
ここ数ヶ月、あれほど恥じた、悔やんだ、いやしんだ、突き飛ばした、踏みにじった、ムゲにした、自分の声を抱きしめてやりたかった。ただただ頼もしかった。
僕の声は僕のいちばんの友達だ。たまに大っ嫌いにもなるけど、あいつはやるときはやる奴だ。


そして昨日、銀杏の新しいシングル「ボーイズ・オン・ザ・ラン」のレコーディングが全部終わった。
収録される曲は「ボーイズ・オン・ザ・ラン」と「べろちゅー」とボーナストラックの3曲。発売日は12月2日。もうすぐ完成するアルバム前夜の雰囲気を存分に味わえる。楽しみにしててください!



村井くんからビートルズのmono盤BOXセットをプレゼントされた。あいつー。喉の快気祝いだって。うれしいなんてもんじゃなかった。あいつー。ちくしょう

台風が来てる。ざわざわする。

あびちゃん、イボ痔
なんでだよ!!!


koi_to_taikutsu at 13:51|PermalinkComments(777)TrackBack(0)