巷にひとり在り

歴史好きな漫画家・大西巷一の公式ブログ

久しぶりの「キングダムカム・デリバランス」感想まとめ
その1はこちら
その2はこちら
その3はこちら

これで本編と追加シナリオを一通りクリアしました。

中世ヨーロッパをかなりリアルに再現した世界を自由に冒険できる傑作ゲームでした♪

「ハードモード」で2周目にトライし始めたのでまた感想を書くかもしれません。

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今月25日発売の月刊アクションに『乙女戦争外伝 火を継ぐ者たち』第4話が掲載されました。


月刊アクション2020年11月号[雑誌]
月刊アクション編集部
双葉社
2020-09-25





タイトルは「ヴァルナに果つ」

今回はキリスト教十字軍とオスマン帝国軍が激突したヴァルナの戦いです。


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例によって、戦闘の経緯などは史実を踏まえつつもあちこちアレンジしています。

例えば、ワラキア公のヴラド2世は一度十字軍に合流するも、作戦計画に反対して帰国し、息子のミルチャ2世が代わりにワラキア軍を率いて参戦したのですが、ムダにややこしいので作中ではそのままヴラド2世が戦闘に参加しています。
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ドラキュラのモデルとして有名なヴラド串刺し公はこの人の息子です。



いつものように、ニコニコ静画では第3話が公開されました。

第2話は公開終了になるかと思ってましたが、当面公開継続されるようです。
なので今は1~3話まで通して読める状態になってます。


あと、「WEBアクション」では第2話が公開されました。


次回第5話で外伝響鞍召僚わり、つまり単行本上巻収録分が揃います。
物語も大きく展開しますのでご期待ください〜

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今月25日発売の月刊アクションに『乙女戦争外伝 火を継ぐ者たち』第3話が掲載されました。

月刊アクション2020年10月号[雑誌]
月刊アクション編集部
双葉社
2020-08-25


タイトルは「ブダ王宮の悲劇」

今回は対トルコ十字軍(のちにヴァルナ十字軍と呼ばれる)の前半戦(1443年10月〜翌年2月の大遠征)と1444年4月にハンガリーのブダ王宮で起きた事件を描いてます。


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今回チラッと登場するスカンデルベクは、生涯のほとんどの戦いに勝利したという名将です。
ハンガリーのフニャディ・ヤーノシュ、ワラキアのヴラド串刺し公と並んで、オスマン帝国に苦戦を強いた当代3大英雄の一人とされているようです。
できれば彼の活躍も詳しく描きたいところですが…

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このブダの事件ではイスクラがあわや殺されかけるのですが、具体的な事があまりよくわからなかったのでかなり脚色してあります。
楽しい宴会の席が突如惨劇に変わるところがちょっと「ゲーム・オブ・スローンズ」ぽくなったかなと♪



「ニコニコ静画」では先月分の第2話が公開されました。
第1話は無期限で公開されていますが、第2話以降は次の回が掲載されるまでの公開になります。

また、双葉社のウェブコミック誌「WEBアクション」でも『火を継ぐ者たち』の連載がスタートしました。
「ニコニコ静画」が本誌掲載のひと月遅れで、こちらは約2ヶ月遅れの毎月28日掲載とのことです。こちらも最新話は一定期間だけ無料で読める形になると思います。


これで「本誌」→「ニコニコ静画」→「WEBアクション」の3段構えで連載されることになります。
各位利用しやすい方法で本作品をチェックしていただければと思います。
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今月27日発売の月刊アクションに『乙女戦争外伝 火を継ぐ者たち』第2話が掲載されました!

月刊アクション2020年9月号[雑誌]
月刊アクション編集部
双葉社
2020-07-27


タイトルは「戦いの日々」

ハンガリー王国は2派に別れての内戦状態となり、フス派の残党ヤン・チャペクも参戦。
第1話でチラッと登場したジョフィエはチャペクの娘で実在の人物です。
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一方、ハンガリーの混乱を突いてオスマン帝国軍が繰り返し攻撃を仕掛けてくるのに対して、フニャディが「フス派の戦術」を活用して応戦します。
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フニャディとともに戦うクラーラの婚活も捗ります。
夫となるケメーニ・シモンも実在の人物です。
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今回は歴史上の合戦を4つも盛り込みました。
この調子でどんどん話を進めていきます。

次回は1443年の対トルコ十字軍です。


ニコニコ静画では先月の第一話が公開されました。


第1話なのでたぶんずっと公開されていると思います。拡散お願いします〜
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前回のヤン・イスクラに続いて、『乙女戦争外伝 火を継ぐ者たち』の主役となるフニャディ・ヤーノシュについてまとめます。
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フニャディ・ヤーノシュの生まれは1406年頃。

父親は皇帝ジギスムントに仕える一介の騎士で、トランシルヴァニアのフネドアラ城を与えられたのがフニャディ家の始まりです。

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(ルーマニアのフネドアラ城。フニャド城、コルヴィン城とも。コルヴィンCorvinはカラスのことで、フニャディ家の紋章。)

ヤーノシュはジギスムントの御落胤、つまり隠し子だという噂もありました。
(※この説はフニャディの政敵がスキャンダルとして流したものですが、息子マーチャーシュの代になるとむしろポジティブにこの説を喧伝したようです。フニャディ家は皇帝の血筋ということになりますからね。日本の武士が源氏の血筋を主張するような感じでしょうか?)

フニャディ・ヤーノシュは若い頃からジギスムントの従者として側に仕え、メキメキと成長しました。特にジギスムントの懐刀のフィリポ・スコラーリの薫陶は大きかった模様。
(※フィリポ・スコラーリはイタリアの貧しい商家から傭兵隊長となりジギスムントの腹心にまで抜擢された、非常に実務能力の高い人物。詳しくは『乙女戦争』6巻の解説も参照ください。フス戦争中の1426年に死去。)

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1431年からの2年間はミラノのヴィスコンティ家の元に出向して経験を積んだりもしています。

ジギスムントに従ってボヘミアにも行き、そこでフス派の戦術を深く研究したと見られています。
その成果は後のオスマン帝国との戦いで存分に発揮されます。

ただし『乙女戦争』本編でのいろいろな活躍はほぼすべてフィクションです。


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なお、『乙女戦争』本編では皇帝の廷臣はドイツ読みに揃えているので、「ヨハン・フニャディ」と表記していますが、外伝兇任呂茲螳貳姪はハンガリー読みの「フニャディ・ヤーノシュ」とします。
ハンガリーの人名は姓→名の順に書かれます。


1429年頃、シラージ家のエルジェーベトと結婚し、1431年頃に長男ラースロー、1443年に次男マーチャーシュが産まれました。
義兄シラージ・ミハーイはフニャディともにジギスムントのもとで頭角を現した新興貴族で、その後も重要な同盟者となります。
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フニャディに正妻以外の愛人や庶子がいたかどうかは不明です。

フニャディの庶出の娘がワラキアのヴラド3世(串刺し公)の最初の妻になったという説はあります。
外伝兇任呂修寮發鮑陵僂靴董▲轡磧璽襯の娘クラーラがヴラド3世の妻になるという展開も考えましたが、悲惨な最期になりそうなのでやめましたw

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クラーラの婚活・妊活の行方や如何に…


というわけで、ハンガリーの国民的英雄フニャディ・ヤーノシュの本格的な活躍を描く『乙女戦争外伝 火を継ぐ者たち』をよろしくお願いします〜
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『乙女戦争外伝 火を継ぐ者たち』の主人公の一人、ヤン・イスクラについてまとめます。
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生まれは1400年頃。

モラヴィアはブランディースの貴族の子とされている(なので「ブランディースのヤン・イスクラ」とも表記される)けど詳細不明です。

「イスクラ」というのは姓や家名ではなくあだ名みたいなもので、「閃光」「稲妻」という意味だとか。厨二病っぽいですねw

若い頃はボヘミアやイタリアで活動したらしいけど、フス派に与していたかどうかも不明で、ターボル派の大プロコプの元で戦ったとも、ジギスムント側に雇われたとも。

『乙女戦争』作中の活躍は全部フィクションです。
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イスクラが歴史上に始めて登場するのは、フス戦争後の1440年にジギスムントの娘エリーザベトに雇われた時。
5000人のチェコ人傭兵を率いてハンガリー北部(現在のスロヴァキア地方)に割拠し、エリーザベトの幼い息子ラディスラウスの王位継承のため戦いました。

その後も半独立勢力として同地を支配することになり、後世スロヴァキアの民族的英雄の一人とも目されるようになるのですが、詳しい展開は『乙女戦争外伝 火を継ぐ者たち』をお読みください。
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イスクラが黒衣を好んだとか、彼の傭兵隊の《黒い翼》隊という名前とかも架空の設定です(のちの《黒軍》につながるちょっとした伏線のつもりです)。

あと、配下の傭兵の中にはフス派信者が一定数いたようですが、イスクラ自身がフス派だったかどうかも不明です(のちにハンガリー貴族の娘と結婚してるのでフス派ではない可能性が高い?)。
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なお、イスクラは生涯3度結婚しています。

最初の妻は名前も素性も不明で、2人目と3人目はハンガリー貴族の娘。

イスクラの子供としては娘が一人いたらしいけど名前も不明です(なので最初の妻の子かも?)。

『火を継ぐ者たち』の中では、リパニの戦いの後サーラと結婚し、娘マルケータをもうけたことになっています。
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余談ですが、現在の国名としては「スロバキア共和国」という表記が外務省の定めた公式のものですが、本作中では「スロヴァキア」と表記しています。
綴りはSlovakiaですし、当時はハンガリー王国の一地方ですので、現在の国名に準じる必要もないかと。
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今月25日発売の「月刊アクション」にて新連載『乙女戦争外伝 火を継ぐ者たち』スタートしました☆

巻頭カラーです!

『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』の後日譚で、シャールカの娘クラーラが主人公になります。
舞台は主にハンガリー王国とその周辺地域になります。

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外伝兇倭10話、単行本で上下2巻になる予定です。
単行本第1巻は来年1月発売予定。

ハンガリーの英雄フニャディ・ヤーノシュ(※)やスロヴァキアの英雄ヤン・イスクラ、トルコの英雄メフメト2世などの活躍をクラーラが見届けていく、そんな話になります。
(※『乙女戦争』本編ではドイツ読みのヨハン・フニャディでしたが、外伝兇任麓腓縫魯鵐リー読みでフニャディ・ヤーノシュと書きます。ハンガリー語では人名は姓・名の順で表記します)

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それと、ヤン・ジシュカの戦術を受け継ぐフス派残党の傭兵たちも重要な役割を果たします。
そこに『乙女戦争』の後日譚としての意義があると言えます。

天使隊の生き残りもちょこちょこと出てきます。

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第1話では、ハンガリー王位継承を巡って1440年から始まる内乱の話になります。国を二分するこの争いが後々まで尾を引くことになります。

皇帝ジギスムントとバルバラの娘エリーザベトがキーパーソンになります。

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外伝兇ニコニコ静画でひと月遅れで公開していきますので、ウェブ購読派の方はそれまでお待ちください。

「WEBアクション」の方でも掲載されるようです。


というわけで約1年間の短期連載ですが、最後までおつきあいください〜!
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ぼくの『乙女戦争』を題材にした研究論文が公開されました。

何を言ってるのかわからねえと思うが、こちらのサイトからPDFを閲覧・ダウンロードできます。
https://yamaoka-memorial.or.jp/research_grant/papers.html

京都大学の林祐一郎氏らによる「現代日本のマンガにおける中近世ドイツ」という論文で、「「前近代ドイツ」を扱った日本のマンガを対象に、歴史学とサブカルチャーの関係を考察」したもの。

具体的にはぼくと、
『魔女をまもる。』の槇えびし先生と、『辺獄のシュヴェスタ』の竹良実先生の3人の漫画家にインタヴューして「どうやって歴史漫画描いてるの?」と訊いてみた、という内容です。
歴史と漫画に興味がある人には面白い論文だと思います♪

個人的にも、槇先生と竹良先生のパートを読んですごく面白かったです。
題材になる時代と地域は近いけれど作品の方向性も創作姿勢もいろいろ違うところがあるなあと思いました。


去年の6月、この取材のために筆者2人がわざわざ京都から金沢まで来てくれました。

いろいろ脱線しながらも歴史のことや漫画のことなど3時間くらいみっちり話して、楽しいインタビューでした。
いろんなメディアからインタヴューや取材を受ける漫画家さんは多いでしょうが、研究論文の題材になる漫画家はあまりいないのでは?
取材の申し込みを受けたときは、正直「そんなテーマの研究論文ってアリなの?」と驚きましたが、なかなか面白い貴重な体験でした♪


なお、ぼくの『乙女戦争』全12巻と竹良実先生の『辺獄のシュヴェスタ』全6巻は完結・刊行済みですが、槇えびし先生の『魔女をまもる。』は年内に完結&単行本発売予定(掲載誌の「ネムキプラス」では次号最終回、単行本は秋〜冬頃上下巻で刊行)とのことです。

『辺獄のシュヴェスタ』は女子修道院が舞台のスリリングな精神戦がすごい傑作です。
まだ読んでない人は必ず読みましょう。







ちなみにぼくの推しメンはロマっ娘のカヤさんです♪(聞いてない)


『魔女をまもる。』は掲載誌で何度か連載を読みましたが、魔女狩りの狂信に立ち向かうサスペンス的なお話のようです。
『朱黒の仁』や『天地明察』などハイレベルな歴史漫画を描かれた槇えびし先生なのでクオリティは保証済みです。
単行本が出たら必ず買いましょう。

朱黒の仁(1) (Nemuki+コミックス)
槇えびし
朝日新聞出版
2014-09-25














ところで『乙女戦争』は
、2年前に「入試問題になった」のに続いて「研究論文になった」という2つ目のレアトロフィー(?)をゲットしたことになりますねw
http://blog.livedoor.jp/koichi0024/archives/55666768.html

こんな漫画もなかなかないと思うので、もっと売れるとうれしいです☆

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来たる5月12日に『乙女戦争外伝祇屬て靴離凜クトルカ』の単行本が発売されます!


去年の『乙女戦争』最終12巻以来約1年ぶりの新刊です♪
電子版も同日発売です。

本の流通が一部滞っているようですので、早めに予約したり、在庫が潤沢なお店を利用するなどの対策もご検討ください。



今作は『乙女戦争』本編の前日譚になります。

本編ではあっさり省略してしまったフス戦争始まりの経緯や、ヤン・ジシュカによるワゴンブルク戦術誕生に至る流れをフォローしています。

「プラハ窓外放出事件」もあります。

本編では、農民の子シャールカが主人公で、ジシュカによって農民兵が組織されるところから話が始まっていますが、この外伝1では、プラハに暮らす貧民の子ヴィクトルカを主人公にしています。

フス戦争の口火を切ったのは彼女のような大都市プラハに住む貧しい市民たちでした。

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外伝気呂海1巻分で完結です。

本編を読んでいなくても独立したストーリーになっているので大丈夫です。
先にこの外伝気鯑匹鵑任ら本編を読むというのも、時系列的にわかりやすくていいかもしれません。



今回も単行本の購入特典用にイラストをいくつか用意しました。

・書泉&芳林堂書店 様用
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・コミックZIN 様用
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・まんが王 様用
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・とらのあな 様用
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また、まんが王様と芳林堂書店・高田馬場店様からサイン本の依頼を受けております

まんが王様は30冊で事前予約による抽選(予約はこちら)です。
芳林堂書店様は20冊で、前例に従うなら店頭販売・先着順になると思います(詳しくはお店の情報をご確認ください)。



単行本発売を記念して、ニコニコ静画では5月8〜13日の間、外伝気料5話と本編の第6〜10話を限定公開します(つまり本編は第1〜10話が読めるようになります)。



また、ウェブ漫画誌「WEBアクション」誌上でも『赤い瞳のヴィクトルカ』の再連載がスタートしました。



試し読みや、読み逃した回のおさらいや、周りへの紹介などにご利用ください。



そして、6月25日発売の「月刊アクション」から、外伝兇スタートします!

タイトルは『火を継ぐ者たち』

今度は本編の後日譚になります。舞台は主にハンガリー。ボヘミアを離れて傭兵となりワゴンブルク戦術を駆使するフス派の兵士たちと、彼らを率いて戦うヤン・イスクラやフニャディ・ヤーノシュ(ヨハン・フニャディ)が活躍します。

メインヒロインはシャールカとフニャディの娘クラーラです。
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全10話、コミックス2巻分で完結の予定です。

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本編12巻に外伝気鉢兇魏辰┐襪海箸任茲蟇行きのある『乙女戦争』の世界観ができあがるはずです。

どうぞご期待ください!


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25日発売の月刊アクションに『赤い瞳のヴィクトルカ 乙女戦争外伝機拑能話が掲載されました!

タイトルは「闇の底の契り」


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全5話の短期連載となったこの外伝気呂海譴粘扱襪箸覆蠅泙后
一応ハッピーエンドのつもりなんですが、いかがでしょう…?

絶望から始まったヴィクトルカの戦いはここで幕を下ろし、彼女の思いとジシュカが発案した戦術は『乙女戦争』本編でシャールカたちに受け継がれていきます。


ちなみに今回の敵役シュテルンベルクのペトル・コノピシュツキーという騎士は、実際にジヴォホシュチの戦い(前回の第4話のエピソード)でフス派を攻撃した人物です。
さらにスドムニェルシの戦い(本編第1巻第2話のエピソード)にも参戦しており、フス戦争序盤で積極的にフス派弾圧に関わっていたようです。
かつてコンスタンツ公会議(1415〜18年)が開かれた際には、オロモウツの「鉄の司教」ことヤン・ジェレズニー(本編第9巻第41話に登場)に随行して会議に参加したらしく、フス派に対する苛烈な態度は彼の影響によるものかも知れません。
ただし、プラハ窓外放出事件に関わったのは今作の創作です。
ヴィトコフの戦いに参加したかどうかはわかりません。
史実ではその後のヴィシェフラトの戦いで戦死します(本編第4巻第20話のエピソード)。
彼は強硬なカトリック派でしたが、彼の妻はフス派を信奉していたので、死後夫の領地共々フス派に帰順したとのこと。
以上、蛇足の蘊蓄でした。

例によって、ニコニコ静画では先月分の第4話が公開されています。



さて、完結したこの外伝気眞厩塰椶砲覆蠅泙后
5月12日発売予定となっております。
今鋭意準備中です。
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↑カバーイラストの一部チラ見せ

くわしくは後ほどあらためて告知します。


そして6月25日発売の号から乙女戦争外伝兇鯱∈楹始する予定です。
次は本編の後日譚となり、全10話・単行本2巻分の構想です。
舞台は主にハンガリーとなり、フス派の傭兵たちを率いるヤン・イスクラやフニャディ・ヤーノシュ(ヨハン・フニャディ)らの戦いを描くつもりです。
乙女の活躍もあるよ♪

引き続き『乙女戦争』ワールドにお付き合いください〜
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