巷にひとり在り

歴史好きな漫画家・大西巷一の公式ブログ

「月刊アクション」にて
『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』連載中!

★単行本第6巻は5月12日発売!

『乙女戦争』34話「約束の朝」

今月も25日発売「月刊アクション」に『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』が掲載されています。

 第34話「約束の朝」です。

シャールカは、敵の捕虜になっていた仲間たちや、ジシュカと再会を果たし、バラバラになっていたフス派軍は再結集します。
そして十字軍との決戦に臨みます。
5巻から続く二度目の十字軍との戦いは大詰めとなります。
WS002735
WS002737
WS002727
WS002738
歴史的には、前回33話はネボヴィディの戦い、今回34話がハブリの戦いと呼ばれます。
次回で第二回十字軍との戦いが決着します。 
請うご期待!

例によって、ニコニコ静画では前回の33話が公開されています。
こちらもよろしくお願いします〜 

『乙女戦争』33話「強襲」

今月も25日発売「月刊アクション」に『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』が掲載されています。

第33話「強襲」です。

「黄色い狼」クマン人に襲われるシャールカ。
そこから、膠着していた戦況が一気に動き始めます。
WS002689
WS002711
WS002713
WS002714
シャールカは突然の危機にどう立ち向かうのか。
ジシュカ不在で統率も戦術も欠いたフス派軍はどう戦うのか。
今までとちょっと違う一面が見られると思います。

ニコニコ静画では第32話が公開されています。

次回34話は6巻から続くクトナー・ホラ攻防戦のクライマックスになります。請うご期待!

【2016.06.27追記】
ついでにお知らせするのを忘れてました。
ニコニコ静画の電子書籍で『乙女戦争』1巻が期間限定で無料で読めます。 

試し読みにどうぞ。
既読・購入済みの方もこの機会に布教していただけるとうれしいです〜 

『曹操孟徳正伝』4巻(単行本未収録分)を公開しました

『曹操孟徳正伝』の単行本未収録回をまとめた『曹操孟徳正伝 4』を《マンガ図書館Z》にて無料公開しました。

WS002704
マンガ図書館Z - 大西巷一『曹操孟徳正伝  4 単行本未収録巻』

『曹操孟徳正伝』は単行本3巻まで出ておりますが、その続きに当たる第9話と第10話(最終話)(「三國志マガジン」掲載)と、三国志ファン有志によるWEB作品展に出品した読み切り作品をまとめて、4巻目として編集しました。

表紙イラストもWEB作品展に出したイラストを利用してます。

マンガ図書館Zでは、無料で読める他、PDF版の購入も出来ます。
また、Kindle登録代行サービスによって、アマゾンでKindle版も購入可能になる予定です(おそらく8月から)
さらには赤松健先生によると、今後オンデマンドプリントによる紙の本もアマゾンで代行販売する機能も加わる予定とのこと。

こうしたマンガ図書館Zさんの一連のサービスのお陰で、絶版になった漫画や単行本化されなかった作品が読めるようになるだけでなく、作者の収入にもなるというのは、本当にありがたいことです!

(ちなみにすでに公開されている『女媧〜JOKER〜』4巻分だけで、無料公開の広告収入・PDF版売上・Kindle版売上によって、今まで毎月数千円の収入になっています。たいした額ではないかもしれませんが、本来だったら世の中から消滅していた作品であり、収入もゼロだったはずだと思えばすごいことだと思います。)




この『曹操孟徳正伝』という作品は、当初単行本描き下ろしの全5巻で曹操の生涯を漫画化するという企画でした(あとがきにも書きましたが、その後「三國志マガジン」での連載に変わり、売り上げ不振により打ち切りとなってしまいました…)

三国志の英雄・曹操については、すでに散々語られ尽くしているし、『蒼天航路』という大傑作もあるので、はじめは正直乗り気じゃなかったんですが、あらためて正史・三国志や関連本を読んでみると自分なりの曹操像が頭に浮かんできて、書いてみようという気になりました。

曹操の一般的なイメージというと、乱世の奸雄、漢王朝簒奪を狙う野心家、冷酷非情な謀略家、常識に囚われない革新家、新しい時代を創る革命家、様々な才能にあふれる万能の天才、といったところだと思いますが、ぼくなりの解釈ではむしろ、治世の能臣、漢王朝復興を願う忠臣、家族や身内への情に篤い人情家、旧体制を守ろうとする保守家、失われた秩序を取り戻そうとする守旧派、才能にはあふれているがそれ以上に努力家、というイメージになりました。

特に曹操が忠臣で保守的だというのは意外に思われるかもしれませんが、例えば漢の最後の皇帝・献帝との関係を見ると、困窮していた献帝を曹操が保護し奉戴した時、天下取りの大義名分を得て有利になるどころか、敵を増やして何度も絶体絶命の危機に陥っています。
冷徹な計算尽くの賢い判断ではなかったように思えます。

また、曹操の死後すぐに息子の曹丕が献帝から禅譲を受けて結局漢を滅ぼしてしまいますが、特に大きな反発や混乱も起きていません。これを見ると、曹操もその気になれば生前のうちに自ら献帝に代わって帝位に就くことも容易だったはず、にも関わらずそうしなかった、そうするまいと時代の流れに必死に抵抗していていたのではないか、とぼくは解釈しました。

そんなことを考えているうちに、ぼく自身(自分解釈の)曹操という人間が大好きになっていき、これこそが真の曹操だと思い込み(こういう思い込みは大事w)、張り切ってこの作品に取り組んだのですが残念ながら打ち切りという結果に終わってしまいました。
面白くて売れる漫画に仕上げることが出来なかったのはひとえにぼくの実力不足です。
ネームだけなら5巻の途中まで出来ていたんですが、最後まで描ききれなくて無念です…



『曹操孟徳正伝』既刊3巻分は、今もKADOKAWAさんから電子版の販売が続いているので無料公開に移すことはできませんが、すでに3巻まで読んでいただいて続きも気になるという方はどうぞこの4巻も読んでみてください〜 

[まとめ買い] 曹操孟徳正伝(コミックフラッパー)


◎主な参考文献


【2016.06.24追記】
てっきり8月以降になると思っていたKindle版がはやくも購入可能になりました。漫画図書館Z担当者様の迅速な対応に感謝します〜

 

マンガで読む軍事史フェア

メロンブックス秋葉原1号店さまにて《マンガで読む軍事史フェア》が行われております。

『乙女戦争』も取り上げてもらってるだけでなく、景品となるコラムペーパーを作らせてもらっています。

去年作った中世ヨーロッパ漫画ガイドをメロンブックスの担当の方が気に入ってくれまして、今回はそれと似たような体裁で軍事史漫画ガイド的なものを作ってみました。

取り上げているのは拙作『乙女戦争』の他に、


アド・アストラ 1 ─スキピオとハンニバル─ (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)

となっています。

古代から現代まで、歴史上の戦争を題材にした選りすぐりの傑作揃いですね!
架空の舞台の作品もいくつかありますが、いずれも魔法とかは登場せず現実の戦争をモチーフにしています。

ガイドには僭越ながらぼくが寸評を付けさせてもらい、年表と地図も作りました。

メロンブックス秋葉原1号店にて対象作品をお買い上げいただくと、このガイドコラムペーパーがもらえるとのことです。
WS002695
WS002694


それにしても、少し前には歴史物の漫画と言っても戦国時代と幕末と三国志以外はほとんどない印象でしたが、最近はいろんな時代や地域を題材にした作品が増えて、本当に良い時代になったなと思います♪

今回紹介している各作品は単独でももちろん面白いですが、読み比べると時代や地域によって戦争のスタイルにも違いが見えたり、戦術や兵器の発達過程が見えたりして、より深く楽しめることと思います。

ぜひ『乙女戦争』とあわせてこれらの作品も読んでみてください!




JABLマスコットキャラ命名

中世甲冑格闘競技JABLのスポンサーになったという話を先日お知らせしましたが、マスコットキャラのデザインも手掛けていたりします。

今まで名前が決まっていなかったのですが(※)、その名前が先日ついに決まりました

WS002690


公募の結果、「Tomoe」と決まったとのことです。

女武者の巴御前にちなんでいるのでしょうね。
いい名前だと思います。

名前に「Moe(萌え)」が含まれてるので、海外でも日本の萌えキャラとして伝わりやすくていいかもしれませんw

今後もみんなに親しまれるキャラになってくれたらうれしいです〜 

WS002691WS002692


で、そのJABLの公式戦が6月26日に開催されます!

今回も西洋スタイルの「ドラコーネス」、フリースタイルの「サングリエ」、日本スタイルの「黒鉄衆」の3チームに分かれて、個人戦、団体戦が展開されます。

くわしくはホームページをご覧ください。

激しく金属音が鳴り響く迫力のバトルを間近で見てみたいという貴方、ぜひ一度ご覧ください〜 

(※ 噂によるとJABLの巨漢ファイター阿見さんが考えた「黒木メイス」という秀逸すぎるNG案のせいで長いこと名前が決まらなかったとかw) 

『乙女戦争』32話「天使捕囚」

今月25日発売「月刊アクション」7月号に『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』32話が掲載されました。

タイトルは「天使捕囚」


敵に捕らわれた女性兵士たちの苦難が続きます。
WS002651
ちなみにこの段階で囚われの身になっているのは20人ほど。
そのうち天使隊はフランチシュカ、モニカ、マルシュカ、ヘレナの4人です。
その中からついに犠牲者が…

一方皇后バルバラも囚われの身となって窮地に陥ります。
WS002650
あの男が帰ってきます。

そしてシャールカの身にも危険が迫ります。
WS002652
年が明けて1422年に入り、1月6日の公現祭の日に事態は大きく動き出します。


 ニコニコ静画では31話が公開されました。

こちらもよろしくお願いします。 

『乙女戦争』第6巻発売!


ブログでのお知らせが遅くなりましたが、5月12日に『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』第6巻が発売になりました!
Kindle版やその他電子版もほぼ同時にリリースされているようです。


今回は銀山の町クトナー・ホラで、フス派軍と十字軍が激突します!
WS002648
ちなみに《クトナー・ホラの戦い》は、ジシュカのワゴンブルク戦術の完成形が歴史上に初披露された戦いでもあります。
『乙女戦争』の作中ではとっくにバンバン使われてますが。
だって描けるうちに描いておかないと連載打ち切りになるかもしれませんから…(ぶっちゃけた!)
さらにちなむとクトナー・ホラの戦いが行われた12月21日はぼくの誕生日です♪(知るか!)

見所のひとつは戦闘の駆け引きです。
傭兵あがりの名将フィリポ・スコラーリと遊牧騎馬民族クマン人の弓騎兵戦法が、ジシュカ率いるフス派軍を窮地に追い込みます。
WS002647
WS002645

そして、捕虜となったフス派の女性兵士たちはいろいろひどい目に遭います…WS002649
兵士による性暴力は古代から現代まで戦争の度に繰り返されてきたことです。
フス派には女性兵士が多く参戦していますし、これはいつかきちんと描かねばならないと思っていたテーマです。
まさにここからが本当の《乙女戦争》です。

一方、シャールカはだいぶ落ち込んでいます。
WS002646
でもまたひとまわり強くなって戦場に帰ってきます。

今巻も恒例の巻末解説があって、「クマン人」「フィリポ・スコラーリ」「クトナー・ホラ」について描きました。
4コマ漫画も付いてます。



発売後さっそくブログで感想など書いていただきましたので一部紹介させていただきます
(※ネタバレ注意です)

・オタクと形而上学(旧:山中芸大日記)さま「傷付き、それでも戦い続ける女たち――『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ 6』 」
・小豆の漫画感想ブログさま「乙女の戦争はつらい『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァ―ルカ』6 大西巷一」
・感想温泉はてな亭さま「大西巷一先生『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』6巻 双葉社 感想。」  
・クワルナフブログさま「智将スコラーリと精強なクマン騎兵によってフス派は窮地に立たされ・・・。大西巷一『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』第6巻」
・360度の方針転換さま「乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)6巻 クトナー・ホラの戦い」

Twitter上でもいろいろと感想をいただいております。
逐一お礼やお返事はできずにいますが、感謝しております〜


今までは1巻ごとにある程度まとまったエピソードで構成していましたが、この6巻は次の7巻とあわせてひとまとまりになる予定です。
6巻はちょっと中途半端なところで終わってますが、ぜひ続きも読んでください。 
順調にいけば7巻は11月頃発売になると思います。
よろしくお願いします! 

JABLのスポンサーになりました

甲冑フルコンタクトバトルを主催する「ジャパン・アーマードバトル・リーグ」が『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』(「月刊アクション」)とスポンサー契約を結ぶ - ティンタジェル株式会社のプレスリリース 

上記のように、このたび『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』名義で「ジャパン・アーマードバトル・リーグ」(略してJABL)とスポンサー契約を結びました!

 JABLとは、中世の甲冑と武器で武装して戦う新しいスポーツ《アーマードバトル》の大会です。
詳しくはホームページなどをご覧ください。 

動画を見てもらった方が早いですかね。
 
どうです? 面白そうでしょ?
きっちり防具付けてるので意外と痛くないし怪我も少ないそうです。


アーマードバトルは欧米ではかなり人気が高まっているらしく、大規模な国際大会も毎年開かれています。

(これは今年チェコで開かれた大会の予告動画)


日本でも以前からキャッスル・ティンタジェルなどで西洋剣術の教室が開かれたりしていて、数年前にJABLが発足し、定期的にアーマードバトルの公式戦が開かれるようになりました。

日本の甲冑と武術で戦うチームがあったり、素敵なラウンドガールが会場を盛り上げてくれたりと、JABL独自の演出もあって面白いです♪


レギュレーションが14〜15世紀頃の武装ということで、『乙女戦争』の時代とも合致します。
WS002640WS002641
(『乙女戦争』1巻より)

そんなわけで、かねてからキャッスル・ティンタジェルを取材させてもらったり、JABLとコラボを行ったりと、ちょこちょこと関わらせてもらっていました。
(取材した時の記事→わくわく中世ヨーロッパ体験
コラボした時の記事→アーマードバトルを観に行こう!

今回はさらに踏み込んで応援しつつ、『乙女戦争』とJABLともに相乗効果で盛り上げて行きたいということで、スポンサードさせてもらうことに相成りました。 


来たる6月26日にはまた公式戦が行われますので、興味がありましたらぜひ(『乙女戦争』片手にw)観に行ってみてください☆
2016年6月26日 第3回 STEEL! アーマードバトル・リーグマッチ公式戦! | 日本アーマードバトル・リーグ 

観るだけじゃなく自分も戦いたい!とか、自分もスポンサーになりたい!という方もJABLのホームページでご確認を〜 

『乙女戦争』6巻購入特典情報

5月12日発売の『乙女戦争』6巻の書店購入特典情報をお届けします。

とらのあな様用
WS002635

まんが王
様用
WS002636

COMICZIN
様用
WS002637

書泉&芳林堂書店様用
WS002638

各書店共通用
WS002639

どうぞご購入の参考に☆
 

剣客商売を描いてみた

先月27日発売の時代劇漫画専門雑誌「コミック乱」6月号にて、『剣客商売』(大島やすいち 原作・池波正太郎 脚色・天沢彰)〔敬称略〕の連載100話到達を記念して、「剣客商売を描いてみよう」というイラスト企画がありまして、不肖この大西巷一も参加させていただきました。

こんな感じです。
WS002634
 
『剣客商売』の主人公の老剣士・秋山小兵衛と女性剣士・佐々木美冬 です。
秋山小兵衛の清濁併せ呑む雰囲気を出したかったのですが、ヤン・ジシュカみたいな顔付きになってだいぶ「濁」寄りになってしまった気がします(苦笑)

ぼく以外に寄稿されているのは…
さいとう・たかお/池上遼一/せがわまさき/はしもとみつお/大島永遠/武富健治/崗田屋愉一/たかぎ七彦/杉作〔敬称略〕 
錚々たる顔ぶれじゃないですか…!(ガクブル)
こんな豪華な企画に声をかけていただいて恐縮至極です〜 

それにしても連載100話って、すごいですね。
あらためまして、大島やすいち先生、おめでとうございます!

プロの漫画家の中でもひとつの作品を100話も続けられる方はほんの一握りでしょう。
ぼくの『乙女戦争』は3年やってようやく30話を越えたところですから、100話なんて遙か彼方ですが、自分なりのペースで1話1話がんばっていこうと思います。 
プロフィール
ホームページ
LA-GROTTAバナー2
大西巷一のホームページ
「LA GROTTA」
『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』






短編集『涙の乙女』

2015年5月9日発売。
『ダンス・マカブル』




『ダンス・マカブル』1〜2巻の電子版は各電子書籍サイトでも購入できます。
くわしくはホームページをご覧ください。


『ダンス・マカブル』の再録・再編集版です。
『おてんば珠姫さま!』
※第3巻はKindle版のみです。
『曹操孟徳正伝』
[Kindle版]


『曹操孟徳正伝』1〜3巻の電子版は各電子書籍サイトでも購入できます。
くわしくはホームページをご覧ください。
『女媧〜JOKER〜』
『女媧〜JOKER〜』無料公開アイコン
『女媧〜JOKER〜』全4巻を「絶版漫画図書館(旧・Jコミ)」にて公開しています。全話を無料でお読みいただけます。
Kindle版も発売中。




月別アーカイブ
記事検索
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ブログランキング
↓当ブログを面白いと思ったらポチってくださいませ☆
ブログランキング・にほんブログ村へ
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ