巷にひとり在り

歴史好きな漫画家・大西巷一の公式ブログ

「月刊アクション」にて
『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』連載中!

★単行本第7巻は11月11日発売!

『乙女戦争』第40話「正義の証明」

今月25日発売の「月刊アクション」に『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』第40話掲載されました!

タイトルは「正義の証明」

2年に及ぶフス派の内部抗争に終止符を打つため、ジシュカが繰り出す戦術は?
そして、シャールカの取る行動とは?

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今回までが単行本8巻の内容になります。
8巻の発売は5月頃になると思います。
現在単行本の準備中です。
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↑表紙イラストチラ見せ

発売日が決まりましたら改めてお知らせしますので、よろしくお願いします〜

ニコニコ静画では39話が公開されています。

こちらもよろしくお願いします。

次号の月刊アクション6月号は単行本作業のため休載させていただきます。


※追記
『乙女戦争』8巻の発売日は5月12日です!
「月刊アクション」の誌面にちゃんと書いてあるのに見落としてました… 

ミュシャ展でヤン・ジシュカを探せ!

前回の記事で、ミュシャの《スラヴ叙事詩》と拙著『乙女戦争』の関連について書きましたが、先日ミュシャ展を観てきました♪

予想通りかなり混んでいましたが、絵が巨大で、会場も広かったので満足に鑑賞できました。
会場一時間前から並んで、早めに入場できたのも良かったです。

《スラヴ叙事詩》を改めて鑑賞して発見したことですが、ヤン・ジシュカがあちこちに描かれてしました!

前回紹介したように、『ヴィートコフ山の戦いの後』にははっきりと描かれていますが、
NMF015_After_the_Battle_of_Vitkov
 
さらに、『ベツレヘム礼拝堂で説教をするヤン・フス師』 と、
Kazani_mistra_jana_husa_v_kapli_betlemske_81x61m
 
『グルンヴァルトの戦いの後』、
After_the_Battle_of_Grunwald_-_Alfons_Mucha
 
そして連作の掉尾を飾る『スラヴ民族の賛歌』の中にもジシュカが描かれています。 
slav00_02
 
片眼に黒い眼帯をしているのが特徴です。

ここに載せた画像では小さすぎてわからないでしょう。
ぜひミュシャ展の会場に行って探してみてください。
双眼鏡やオペラグラスを持参するのがお勧めです。

さらに、《スラヴ叙事詩》とあわせて展示されているプラハ市民会館の天井画にもヤン・ジシュカが描かれていて、一緒に『乙女戦争』の登場人物のヤン・ロハーチ(ドゥベーのロハーチ)もいます。
《闘う魂 ヤン・ジシュカ》
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《堅固 ドゥベーのロハーチ》
Alfons_Mucha,_Jan_Rohač_z_DubeWS003234

ここではジシュカが若々しくて、ロハーチがかなり老けているのもなんだか面白いですw


ちなみにミュシャが描くジシュカは、絵によって眼帯をつけているのが右眼だったり左眼だったりします。隻眼だったということしかわかっていなかったので、他の人の手によるジシュカの図像類も同じくまちまちなのですが、ミュシャの中でも左右不統一なのはなぜなのか…?

近年発見されたジシュカの遺骨を調査した結果、幼少期に左眼を失明し、晩年に矢傷で右眼も失明したことが今では判明しています(なので左眼に眼帯が正解ということになります)。

《スラヴ叙事詩》とフス戦争

《ミュシャ展》始まりましたね!
 ミュシャ展公式サイト 

目玉は何と言っても《スラヴ叙事詩》です。
ぼくは一昨年にチェコに行った際に一度見ているのですが、来日すると聞いてからずっと楽しみに待っていました。

《スラヴ叙事詩》はミュシャ(母国のチェコ語ではムハ)が祖国への愛を込めた晩年のライフワークで、スラヴ民族の歴史を題材にした20枚の連作です。キャンバスの巨大さも相まって、壮大な歴史スペクタクルが感じられる大傑作です!

ミュシャがチェコ出身ということからチェコの歴史に関するものが多く、とりわけフス派関連の絵が多いです。絵の解釈にもよりますが、20点中10点がチェコの歴史、うち8点がフス派関連の絵になっています。

従って《スラヴ叙事詩》にはフス戦争を題材にした拙作『乙女戦争』とも関連する絵がいくつもあるのです。
以下、簡単に紹介します。
(※各絵の題はミュシャ展の公式サイトに準じました)


『ベツレヘム礼拝堂で説教をするヤン・フス師』
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まずはフス派の祖ヤン・フス

フスはプラハ大学の神学者で、ウィクリフ派の神学に傾倒し、教会と聖職者の腐敗を批判しました。市内のベツレヘム礼拝堂で定期的に説教し、民衆から国王まで多くの人の心を掴みました。
しかし、教会からは異端者と見なされ、1415年、コンスタンツ公会議にて処刑されました。
フスの死後もフスの支持者たちの改革への情熱は冷めず、全キリスト教世界を敵に回しての《フス戦争》へと突き進んでいきます。
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『乙女戦争』では、物語はすでにフスの死後ですが、回想シーンで少し登場しています。
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『クロムニェジージュのヤン・ミリーチ』
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ヤン・ミリーチはフスの少し前の時代にプラハで教会改革と貧者の救済に尽力した聖職者で、フスの先駆者と言われる人物です。当時カール4世(カレル大王)の治世の下でプラハは大きく発展を遂げていますが、その裏ではすでに社会の歪みが生じていました。
ミリーチは『乙女戦争』には登場してません。
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『クジーシュキでの集会』
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これはフス戦争開始直後の1419年9月30日の出来事です。

この頃フスの熱心な信奉者たちは、カトリック派からの弾圧を避けて、郊外の野山に集まって説教集会をしばしば開いていました。
そうした信者の集会をもとにして生まれた町のひとつがターボルです。
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ターボル誕生の経緯については以前ブログに書いてことがありますので、参考までに。
ターボルの誕生 - 巷にひとり在り 

こうした野山での説教集会は当初は平和的なものでしたが、次第に自衛のため武装し、攻撃的になっていきます。
この絵に描かれたクジーシュキの集会では、説教師ヴァーツラフ・コランダが武力闘争を説き、集まった民衆を率いてプラハに向かい教会の偶像を破壊してまわりました。
コランダは、『乙女戦争』作中には登場していませんが、(登場するヤン・ジェリフスキーのような)攻撃的・急進的な説教師で、民衆を扇動してプルゼニ市を一時フス派の支配下におき、その後フシネツのミクラーシュやヤン・ジシュカとともにターボルに加わりました。


『ヴィートコフ山の戦いの後』
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ターボルに新しい拠点を築き、武装したフス派の急進派は、フス派撲滅のために進攻してきた十字軍の大軍と戦うことになります。
そしてヤン・ジシュカ率いるターボル軍はプラハ郊外のヴィトコフの丘で画期的な大勝利をあげました。
この絵の右側の赤いマントの人物がジシュカです。

ヤン・ジシュカは『乙女戦争』ではもう一人の主人公と言うべき重要人物として登場します。
ヴィトコフの戦いについても第2巻で大きく取り上げています。
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作中では戦闘の経緯などはかなり脚色してありますが、史実の戦闘については以前ブログに書きましたので参照ください。
ヴィトコフの戦いについて - 巷にひとり在り 

ジシュカが組織した農民主体のターボル軍は「早すぎた近代軍」とも呼ばれるほど革新的な戦術を実現し、5回にわたって送り込まれた十字軍をすべて撃退するという驚異的な戦果をあげました。
彼がいなければフス派はたちどころに弾圧されて消滅していたでしょう。

『グルンヴァルトの戦いの後』
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グリュンバルトの戦い(ドイツ語ではタンネンベルクの戦い)は、1410年7月15日にドイツ騎士団とポーランド・リトアニア連合軍の間で行われた大規模な会戦です。
これはフス戦争が始まる少し前の出来事で、ボヘミアからの義勇軍としてヤン・ジシュカもポーランド側に参戦したと言われています。

ポーランド王国、リトアニア大公国、ドイツ騎士団はそれぞれボヘミアの近隣諸国としてフス戦争に深く関わっていくことになります。
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『乙女戦争』の架空キャラであるドイツ騎士団員ヴィルヘルムは、グリュンバルトで戦死した騎士団総長の庶子ということになっています。
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『ヴォドニャヌイ近郊のペトル・ヘルチツキー』
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ヴィトコフで勝利した後、ジシュカ率いるターボル軍はボヘミア国内のカトリック派を駆逐するべく各地を転戦していました。
この絵のヴォドニャヌイはその頃ジシュカが征服した町のひとつです。
絵の中央で聖書を持っているペトル・ヘルチツキーという人物は、フス派の思想に共鳴してターボルに加わったものの、武器を持って戦うことはフスの思想に反すると考え、ターボルを離れて独自の信仰の道を歩むことになります。

ヘルチツキーは『乙女戦争』の第3巻に登場します。
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武力闘争の道を邁進したターボル派はフス戦争の結果滅びますが、ヘルチツキーの思想はフス戦争後も脈々と受け継がれ、新しいフス派の一派《兄弟団》を産むことになります。

『イヴァンチツェの兄弟団学校』
Mucha_Skola_Ivancice
フスとヘルチツキーの思想を受け継いだ《兄弟団》(チェコ兄弟団、ボヘミア兄弟団とも)は次第に支持者を増やし大きな一派となりました。
フスは誰もが聖書を読んで学べるよう聖書をチェコ語に翻訳するなどして教育の重要性を説きましたが、《兄弟団》はとりわけ教育活動に力を注ぎました。
この絵に描かれたイヴァンチツェの学校も《兄弟団》が建てたもので、ここで翻訳・編纂されたチェコ語聖書は「クラリツェ聖書」と呼ばれ、《兄弟団》の大きな業績のひとつとされています。
ちなみにイヴァンチツェはミュシャの生まれ故郷でもあります。
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ヘルチツキーと《兄弟団》については《スラヴ叙事詩》もからめて以前ブログでも紹介しました。
ヘルチツキーについて - 巷にひとり在り


『フス派の王、ポジェブラディとクンシュタートのイジー』
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フス戦争の結果ターボル派などの急進派は滅びますが、穏健派はカトリック側と和解し、一応の信仰の自由を獲得しました。ポジェブラディのイジーはフス派穏健派のボヘミア貴族で、着実に力を延ばしてボヘミア国王にまで登り詰めます。
イジーは混迷するヨーロッパに平和を実現するため、現在の国連にも似た「キリスト教諸侯同盟」の構想を打ち出すなど、優れた政治・外交手腕を発揮しました。

イジーはフス戦争の最中に生まれ、『乙女戦争』にもちょっと登場します。
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イジーの父親ヴィクトリーンはジシュカの信頼篤い盟友の一人でした。ジシュカはイジーの洗礼親(代父母とも。実の親とは別に定める後見人)にもなりました。


『ヤン・アモス・コメンスキー — 希望の灯』
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ルターによる宗教改革が起こり、宗教対立から三十年戦争が始まるとボヘミアは大きな戦禍に晒されます。1620年白山(ピーラー・ホラ)の戦いでハプスブルク家が勝利を収めると、ボヘミアの信仰の自由は失われプロテスタントもフス派も厳しい弾圧を受けることになります。
この絵はオランダに亡命したフス派の《兄弟団》の指導者ヤン・アモス・コメンスキーが描かれています。コメンスキー(コメニウス)は高名な教育学者で、身分階級を問わない学校教育の方法論を唱え、「教育学の父」とも呼ばれています。

一般庶民の教育を重んじたフスの思想をコメンスキーが大きく発展させたことで、我々にもなじみ深い学校教育の制度が生まれたと言えるでしょう。その点では我々現代人はみなフス派の影響と恩恵を受けていると言っていいかもしれません。




以上、ミュシャの《スラブ叙事詩》と拙作『乙女戦争』の関連についてまとめてみました。
チェコや東欧の歴史は日本人にはなじみが薄い題材だと思いますが、《スラヴ叙事詩》を観た後に拙作『乙女戦争』を読んでもらったり、『乙女戦争』を読んだ後に《スラヴ叙事詩》を観たりすると、いっそう楽しんでもらえるのではないでしょうか。
よろしければぜひ〜




◎参考文献・参考サイト
 ミュシャを楽しむために:スラヴ叙事詩 
 スラヴ叙事詩 - Wikipedia 

 
東欧を知る事典
伊東 孝之
平凡社
2001-03

『乙女戦争』39話「帰るべき処」

今月25日発売の「月刊アクション」に『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』39話が掲載されました!

タイトルは「帰るべき処」

いろいろあって、シャールカはボヘミアを離れてハンガリーのプレスブルク(現在のスロバキアの首都ブラチスラヴァ)で暮らしています。

少し時が流れて1424年になり(物語冒頭から4年経過)、シャールカは16歳になっています。

皇帝ジギスムントとバルバラの娘の皇女エリザベートと友達になったり、イスクラと再会したりします。
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余談ですが、フス戦争後、ヤン・イスクラはフス派の残党を含む傭兵団を率いて、幼い皇帝の母となったエリーザベトに仕え、ヨハン・フニャディと戦うことになります。 
イスクラの若い頃の動向はまったくわかっていませんので、この時期に彼らが出会っていたというのは虚構ですが…


そしてシャールカは内戦が続くボヘミアの実情を知り、再び戦火の中へ身を投じる決断を…
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もう一つ余談ですが、今回ちらっと登場するフス派の武将ポジェブラディのヴィクトリーンの息子イジーは、のちにフス派に属したままボヘミア王になり、 歴史上重要な役割を演じることになります。
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ヴィクトリーンは、ジシュカが最も信頼する戦友のひとりで(作中では活躍してませんが…)、ジシュカが息子イジーの洗礼親になったというのもおそらく史実です。


次回はフス派にとって、ジシュカにとって、重要な転機となる《マレショフの戦い》が行われ、8巻の締めくくりの回となります。
シャールカにもひと働きしてもらいます。
請うご期待!


それと、ニコニコ静画では38話が公開されました。
前回書いたようにちょっと挑戦的な展開で、担当さんもびっくりした回です。
よろしくお願いします〜 

『乙女戦争』38話「命の契り」

1月25日発売の月刊アクションに『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』第38話が掲載されました☆

タイトルは「命の契り」

シャールカの決死の行動によりフス派は団結を取り戻した、かに見えるが…
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一方シャールカは敵に捕らわれ、ついに死刑を宣告されます。
シャールカの運命や如何に!
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今回はけっこう挑戦的な内容になっていると思います。

普通ヒロインにそこまでさせるか?って言われるかもしれないけど、僕はぜひ描きたいと思って描きました。
シャールカのためにも。 

ある意味ではそんなに特別なことでもないと思うのですが、はたして読者のみなさんにはどう受け止められるでしょう…? 



例によってニコニコ静画では先月の37話が公開されています。
こちらもよろしくお願いします。
→http://seiga.nicovideo.jp/watch/mg211663 

『乙女戦争』第37話「運命の黒き運び手」

今月24日発売の月刊アクションに『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』第37話掲載されました!

タイトルは「運命の黒き運び手」


ボヘミアのフス派が経済封鎖と内部分裂に苦しむ中、3度目の十字軍が襲来します。

ドイツの帝国諸侯、ハンガリー、ドイツ騎士団、ポーランド、リトアニアなど周辺諸国が介入して、カルルシュテイン城に安置された帝国冠とボヘミア王冠を巡る争奪戦となります。

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カルルシュテイン城はその名の通り、ジギスムントの父親の皇帝カール4世(ボヘミア王としてはカレル1世)が建てた城です(往時の姿がよくわからないので、ほぼ現在の姿の通りに描いちゃいました…)

2巻で少し触れましたが、カール4世はプラハを帝国の首都として大きく発展させボヘミアの黄金時代を築いた人物です。
彼は帝国冠とボヘミア王冠をカルルシュテイン城に保管し、年に一度プラハでお披露目していました。

史実では、1421年にジギスムントの要請によって帝国冠がボヘミアからひそかに持ち出され、ハンガリーを経てドイツのニュルンベルクに運ばれています。
ボヘミア王冠は動かされていません。

ポーランド王とリトアニア大公の名代としてフス派支援にやってきたジグムント・コリブートがカルルシュテイン城を攻囲したのは1422年のことで、100日にわたって激しく攻撃しました。この点は史実通り。

第3回十字軍はこの時カルルシュテイン城の救援を目指していましたが、ドイツ騎士団が関わっていたというのは虚構です。
この時ドイツ騎士団はポーランド・リトアニア連合軍と戦って敗れています(ゴルブ戦争)。
ドイツ騎士団は騎士修道会のひとつですが事実上独立国のような存在で、強大な軍事力と組織力でバルト海地方での異教徒討伐と布教・入植活動に力を注いできましたが、1410年にタンネンベルク(グリュンヴァルト)の戦いで同連合軍に敗れて以降、衰退の一途をたどっています。

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みなさんお待ちかねの水浴びシーンもあります♪
(季節は10月頃なので水浴びするには寒いかもしれないけど、若いからきっと大丈夫!)

憩いの時間も束の間に、シャールカはドイツ騎士団の黒騎士ヴィルヘルムと再会を果たしますが、それによって彼女の運命は大きく動き、過酷な試練を受けることになります…


ニコニコ静画では第36話が公開されました。
こちらもよろしくお願いします。
どんどんコメント書き込んでください〜


それと、「月刊アクション」が丸ごと電子版でも発行されるようになりました。
紙の本誌より少し遅れて(半月ほど?)出るようです。
書店でなかなか手に入れられないという方や収納場所に困るという方はいかがでしょうか?

月刊アクション2017年1月号[雑誌]
月刊アクション編集部
双葉社
2016-12-10

 

『乙女戦争』36話「敵と味方と」

今月25日発売の月刊アクションに『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』第36話掲載されました!

2ヶ月の休載をいただいた後の連載再開です。
先日発売された7巻の続きの回となります。

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第2回十字軍との戦いを終えたフス派は今度は深刻な内部分裂に陥ります。

主な勢力は以下の通り。

・《聖杯派》 貴族、富裕市民、大学講師らからなる穏健派
・《ジェリフ派》 ジェリフスキー率いるプラハ新市街の急進派
・《ターボル派》 南部のターボルを拠点とする急進派
・《オレープ派》 東部のフラデツを拠点とする急進派


さらにボヘミア国内のカトリック派もいまだ隠然と力を残しており、加えて周辺諸国の新たな介入も受けます。
もうしっちゃかめっちゃかで話がわかりにくいかもしれません。
史実はもっとややこしくて、これでもかなり整理して単純化したつもりなんですが…

後半は、この混沌たる状況を収拾するための重要人物とキーアイテムが登場し、次回以降シャールカも関わっていくことになります。請うご期待! 


それと、23日のサイン会(@K-BOOKS秋葉原店)はつつがなく行われました。

会場はこんな感じです↓
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イベント最中の写真が手元にないのが残念ですが、助っ人のレディ・ファイター聖香さんは甲冑+白のロングスカートという fateスタイルでとても素敵でした♪

漫画のことや甲冑のことを話題にしながら、たくさんの方と楽しくおしゃべりさせてもらい、みなさんから励ましの言葉もいただいて、元気をたくさんもらうことが出来ました。

参加していただいた読者のみなさん、聖香さん、K-BOOKSと双葉社の担当スタッフさん、ありがとうございました!
 

『乙女戦争』7巻電子版発売&1・2巻無料セール

先日お知らせした通り、『乙女戦争』7巻のKindle版、および各社電子版が14日に発売されました!


合わせて、『乙女戦争』1〜2巻が27日までの期間限定でなんと0円になってます!
これもKindle版の他、各社の電子版でもほぼ同じになっているようです(電子書籍の会社はたくさんあるので、全部は確認してませんが)


フス戦争の始まりから、ジシュカによるターボル軍の結成、そしてヴィトコフの戦いまで、序盤のクライマックスを一気に読めますのでこの機にたくさんの人に読んでもらって、3巻以降買ってもらえるとありがたいなと♪


7巻発売を前に、ツイッターやブログなどで「このままの売れ行きだと10巻くらいで終わってしまうけど、もう少し描かせて欲しい」というような話をしたところ、たくさんの方から応援や励ましをいただいています。
発売初日に書店をハシゴして買ってくださる方、電子版から紙の本に買い換えてくださる方、ブログやツイッターで宣伝してくれる方…

感謝の言葉もありません…本当にありがとうございます!

この先、8巻ではフス派の内部抗争が激化し、9巻で大きな区切りを迎え、その後フス戦争終結まで一気に進む予定です。
フス戦争後半にもいろいろ面白い展開があるのですが、もし10巻で完結となると、かなり駆け足でいろいろ端折らないといけなくなるので、もうちょっと…せめてもう1巻、できればもう2〜3巻あればなあ、と思っています。

作者自身がこういう内部事情を話して支援をお願いすることに否定的な方もきっといるでしょうね。
ぼく自身の中にも恥じる気持ちはあります。

でももう後には引けません。

応援してくれる方々のためにも、一層面白い作品を届けられるようがんばりますので、今後も『乙女戦争』をよろしくお願いします!!

サイン会@秋葉原のお知らせ

かねてからお知らせしていたように、『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』7巻が発売されました!
乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ(7) (アクションコミックス(月刊アクション))

先日告知した、ツイッターで購入報告してくれた方にイラストをプレゼントするという企画ですが、なんと発売初日の深夜0時頃に早くも先着50名様に達してしまいました。
初日に買えなかった方にはノーチャンスになってしまって、申し訳なかったです…

ともあれ、たくさんのご応募ありがとうございました!
今順番にイラストを描いております〜

それと、Kindle版など各社の電子版は14日頃に発売になるらしいです。
前巻までと同じように紙の書籍と同日に発売になると聞いていたのですが、ちょっとずれ込んでいるようです。


さて、本題。
来たる11月23日にK-BOOKS秋葉原店にてサイン会を行うことになりました!


K-BOOKS|新着情報 

ブログでのお知らせが遅くなってしまいましたが、すでにK-BOOKSさんの店頭では整理券が配布されているようです。

去年と一昨年にも西洋史イベントに参加して自前で勝手にサイン会をやったりしましたが、書店さんに誘ってもらってのサイン会は初めてです。
やっと一人前になれたような気がします(笑) 

そして今回のサイン会には素敵な助っ人をお呼びしています!

その方とは、JABL(ジャパン・アーマードバトル・リーグ)のレディファイター・聖香さんです!!
 tLKrCOua8OWFL4a
加川 聖香/かがわ・きよか | JABL Supporter's Club

聖香さんとは以前対談をさせてもらったこともあります♪

騎士と侍、もし本気で戦わば――甲冑格闘技「STEEL!」唯一の女性ファイターに聞く - ITmedia eBook USER 


「サイン会とかやるなら手伝いに行きますよ」と言ってくださったので、遠慮なく来てもらっちゃうことにしました。
もしサイン会の最中に暴漢や変質者に襲われたら、聖香さんに守ってもらうつもりです♪

リアルな女性剣士に会いたいという方もどうぞお集まり下さい〜 

『乙女戦争』7巻発売のお知らせ

『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』コミックス第7巻が11月11日発売されます!
乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ(7) (アクションコミックス(月刊アクション))

仲間を陵辱され、指揮官ジシュカを失い、かつてない危機に追い込まれたシャールカたちが反撃に転じ、第6巻から続く2度目の十字軍との過酷な戦いが決着します!

今回も巻末に解説記事とおまけ4コマを書き下ろしました。
どうぞよろしくお願いします!!!


ツイッターでも少し生々しい内情を語らせてもらったのですが、『乙女戦争』は今の売上ペースだと10巻くらいが限度になりそうな見通しです。しかし当初の構想通りにフス戦争の結末まで描ききるためにはもう2〜3巻ほど長く続けたいと思っています。

面白いものは生き残り、面白くないものは淘汰される、弱肉強食が漫画の世界の摂理ではあります。

しかし少しでも納得のいく結末を描くためにも、できる限りの悪足掻きをしてみようと思い、ツイッターを利用した新しい販促企画に挑戦してみることにしました。


『乙女戦争』7巻の購入をツイッターで報告してくれた方に、サイン入りイラストをプレゼントします!!

【応募要項】
 
購入した『乙女戦争』7巻の写真(表紙カバーや、好きなページを開いたところなど)をツイッターにアップしてください。

・必ずハッシュタグ「#乙女戦争買いました」をつけてください。

イラストに描いて欲しいキャラの希望宛名の希望(自分の名前、ハンドルネーム等)があれば書き添えてください。

・あと、ひと言でもいいので『乙女戦争』の感想や応援のメッセージもぜひお願いします!

・ツイートを確認しましたら、ぼくがイラストを描いて、サインを入れて、ツイッターにアップします。画像をダウンロードしてお受け取りください。希望者が多い場合は少し時間がかかるかもしれませんが、ご了承ください。

受け付け期間は1ヶ月(12月11日24:00まで)、先着50名様限定(お一人様1点)とさせていただきます。

※今回は電子版の購入は対象外とさせていただきます。
※本文中の写真をアップする場合、裸や残酷描写のあるシーンはツイッターの規約に抵触するかもしれませんので、ご注意ください。
※描いて欲しいキャラクターのリクエストがなければこちらで勝手に選ばせていただきます。宛名のリクエストがなければツイッターのアカウント名をいれさせていただきます。

【例】
こんな感じでツイートすると↓

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こんな感じのサイン入りイラストをアップします↓
WS002872


サイン会やサイン本の販売をツイッター上でやるようなイメージでしょうか。
ラフなイラストですが、本の表紙裏に直接描くのよりはちょっと丁寧な物をお届けできると思います。
どうぞふるってご参加ください〜




また、従来通りの各書店での購入特典もいくつか用意してありますので、それも紹介します。

とらのあな様用
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COMICZIN様
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まんが王倶楽部様&漫画全巻ドットコム様用
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※まんが王倶楽部様ではサイン本の抽選予約も受付中です(11/9まで。詳しくは上記リンク先で)

書泉様&芳林堂書店様用
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・わんだーらんど なんば店様用
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・共通用
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また、ニコニコ静画では期間限定で第10話まで順次再公開をしています。

「月刊のアクション」『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』

この機に『乙女戦争』の紹介・布教に利用してもらえるとありがたいです!
ニコニコ静画ならではのコメントも面白いので、改めて読み返してみるのも一興かと。


さらに、某書店様でのサイン会の予定もありますが、これは後日改めてお知らせします。


以上、よろしくお願いします!!
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『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』






短編集『涙の乙女』

2015年5月9日発売。
『ダンス・マカブル』




『ダンス・マカブル』1〜2巻の電子版は各電子書籍サイトでも購入できます。
くわしくはホームページをご覧ください。


『ダンス・マカブル』の再録・再編集版です。
『おてんば珠姫さま!』
※第3巻はKindle版のみです。
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『曹操孟徳正伝』1〜3巻の電子版は各電子書籍サイトでも購入できます。
くわしくはホームページをご覧ください。
『女媧〜JOKER〜』
『女媧〜JOKER〜』無料公開アイコン
『女媧〜JOKER〜』全4巻を「絶版漫画図書館(旧・Jコミ)」にて公開しています。全話を無料でお読みいただけます。
Kindle版も発売中。




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