2009年09月

2009年09月07日

9回表 ウラミハラサデオクベキカ・・・

さて前回の質問の答えです。

正解は「怨み」なんです!

怨みの感情こそが時間とともに増えていって、
この感情が「向上心」の源、動機になるわけです。
うらみ・つらみ、と聞くとなにかドロドロしていて、
とても爽やかなスポーツとはかけ離れたイメージですよね?

ところが・・・
考えてみてください。
自分に永遠のライバルがいるとします。どんな分野でも構いません。
あなたは、そのライバルと勝負をし、完膚なきまでに負けてしまいます。
そして、次の勝負の勝利を誓います。
この時のあなたの感情はどうでしょう?
恐らく「次はアイツをやっつけてやる!」
    「たたじゃおかない!」
    「いつか谷底は突き落としてやる!」
こんな感じですか?

あるいは、この前の大会でうちのCチームが、決勝で負けました。
試合後、彼らは悔しくて悔しくて・・・
それはもう絵に描いたような号泣です。
この時の子供たちの気持を代弁すると・・・
   「てめ〜ら、次の大会で必ず決勝まで勝ちあがって来い。
    ボッコボコにしてやるからな!」
と、いうところでしょうか?

このような不純な動機「恨みの感情」こそが、競争心をあおり、
人をやる気にさせ、人を向上させる、
というわけです。
イチローは三振したあと、投手を睨みつけますよね?
あれ。あれです。

われわれコーチたちの仕事の一つに、
選手たちの気持、精神力を強くすること、があります。
「野球が上手くなりたい。」「強くなりたい。」
といった子供たち願いを叶えるためには、
向上心や競争心が伴わなければなりません。

叱ること、褒めること
これらを組み合わせ、繰り返すことが、一般的な我々の指導といわれますが、
「悔しがらせること」
これがとても重要であるような気がします。

練習の中に競争を取り入れると、
不思議なもので、子供たちは喜んで競い合います。
負けると、とても悔しがります。
彼らは、ギリギリの勝負ほど、燃えます。
この、見過ごしてしまいそうな、ほんの小さな感情が、向上心を生みます。
「努力」することを習慣化させます。

今の学校教育は「競争」に背をむけます。
子どもたちに競争させ、あえて順位をつけることをしません。
しかしながら、彼らはいずれ競争社会に身をおき、
し烈な競争を勝ち残っていかなければなりません。

当たり前の話ですが、
勝負に勝つ、ということは、
相手を負かす、ということです。
勝負は残酷です。
相手に遠慮して勝つなどということは出来ません。
立ち直れないほどに、出来る限りダメージを与えて勝つことこそが、
勝負事の鉄則です。

恐らく子供たちには、
この残酷な闘争心が本能的に備わっている、と私は思います。
子供たちを強くするヒントは、
どうもその辺りにあるんじゃないか?と・・・

Cチーム!素振り300回サボんじゃねーぞ!

koichikano at 11:50|Permalink│Comments(0)│TrackBack(0)│