中国で新車販売が伸び悩む中、中古車市場が成長している。

中古車②




















中古車販売が増加してきた理由は下記が考えられる。
①2018年 新車中古車販売比率(中国はまだまだ中古車販売比率が低い) 
   中国 1:0.49  日本 1:1.32  韓国 1:2.02  アメリカ 1:2.23
②2005年「二手車交易管理办法(中古車交易管理弁法)」の施行による
 「仲介」⇒「買取」「販売」「価値評価」「仲介」への変更
③ネットを利用した中古車販売の活発化により安心して購入できるようになった
 ~「二手車」瓜子の販売体系~
  購入者に対して購入後2年以内且つ購入後4万㎞走行まで修理を保証
  事故車を売らない/丁寧なサービス
④地域を跨いだ中古車販売の解禁(2017年) による、都市部から地方への中古車移動 

中古車③















また中古車市場では、日系の自動車が高い値段で取引されていると中国人から言われる事は多い。
「故障しない」「燃費が良い」などの理由だとは想像がつくが、本当にそうなのか?
というエビデンスを伴ったデータは存在していない。
そこで、中国市場における日系、ドイツ系、アメリカ系、中国系メーカーの、
それぞれHighクラス、Middleクラス、Lowクラスの中古車について
リアル店舗・インターネット上5,291台調査。
実際に調査レポートをまとめたのは下記二名です。
 島田貴弘(福岡銀行からの出向者)
 片山晏里(神戸学院大学から中国の南開大学へ留学中の学生さん)
中古車①


















クラウンが特に秀逸で、10年後の中古車販売価格(※中古車買い取り価格ではない)が
なんと62%。
250,000元(約3,875,000円)のクラウンが月額792元(約12,270円)の減価。
勿論、62%は中古車の販売価格なので、買取価格はもう少し安いとしても
月額1,000元(約15,500円)ぐらいのリース料が成り立つ計算になる。

こうした中古車市場(セカンダリーマーケット)における価格形成がなされてきた事が、
新車販売が低調な(といっても2500万台)中国市場で、日系自動車メーカーがシェアを
伸ばす一因になっていると考えられる。

では日系サプライヤーは安泰か?
苦境に立たされた、中国系サプライヤーが、日系自動車メーカーへの営業攻勢を強めている。
また実際に、日本に会社を設立企業も複数みられる。(愛知県か神奈川県)


中古車④







中古車市場における、日系車人気を支える、「故障しない」というブランドを支える
日系サプライヤーには、是非、引き続き頑張って頂きたい。

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