【注意】この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません[2022/6/20]

2021年8月
(アメリカ2)
 アフガン撤退も完了し、いよいよ対中国に集中できる。
(アメリカ3)
 いや、中露の結束は侮れない。念の為、先に露を潰して
 中国だけを孤立化させた方が良いのではないか?
(アメリカ2)
 それはそうだ。ちょうど、ウクライナのゼレンスキーの支持率が下がっている。
 そそのかしてEU、NATO入りを目指すことを発表させれば、露の怒りに火を付ける事ができる。
 さらにゼレンスキーにアメリカが全面的に支援する事をほのめかし、ミンスク合意を破棄して
 ウクライナ東部を攻めさせれば、露は必ず介入してくる。
(アメリカ1)
 ドイツのメルケルが、仲介し露の侵攻には至らないのではないか?
(アメリカ2)
 メルケルは12月に退任が決まっており、もはや西側には仲介できる人物はいない。
(アメリカ1)
 アメリカもウクライナに介入するのか?
(アメリカ2)
 いやアメリカは、直接的には軍事介入しない。
 情報・財務・武器・作戦などで間接的に支援する。
(アメリカ1) 
 それで、露に勝てるのか?2022年秋には中間選挙を控えており紛争が長引く事は困る。
 またコロナ明けからアメリカもインフレ懸念が出ており、ウクライナ紛争の影響で
 これが更に高まるようだと、中間選挙に影響する。
(アメリカ2)
 大丈夫です。露がウクライナに侵攻すれば、国連決議で露に対する経済制裁に、
 恐らく150か国ほどが参加するでしょう。
 更に、SWIFTから露を締め出し、ドル決済ができないようにすれば、ルーブルは暴落、
 対外債務不履行になります。
 露経済は疲弊し、モノ不足や失業で露国民の不満が爆発し、反プーチン・反戦デモが起こり、
 2~3か月で露は自ら撤退せざるを得なくなるでしょう。
 インフレについても、FRBは現在のインフレは一時的なもので近いうちに鎮静化すると
 言っているので大丈夫です。

2021年9月
  バイデン米大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領と ホワイトハウスで会談。
        
 ゼレンシキー大統領は帰国後、下記発言
 ・私たちはNATOに必要
 ・ウクライナ抜きではEUは強くなれない
 ・私は、それをオープンに米国大統領とも話している。
 ・私は、ウクライナ抜きではNATOは失われてしまうと思っている。

2021年10月
(ウクライナ)
 ドネツク州の都市近郊で分離独立派の武装組織をドローンで攻撃。

2022年2月
(ロシア1)
 [中国訪問]ゼレンスキーはミンスク合意を破ってドネツクを攻撃している。
 ロシアは、近くこの地域を守る為に攻撃を開始する。
 中国には露を全面的に支援して欲しい。
(中国1)
 背景は理解しており、支援する。但し、露は必ず国際法に則った行動をする事が条件だ。
(ロシア1)
 承知した。ロシアはウクライナという国が欲しい訳ではない。
 ウクライナがNATOに加盟しないという約束と、それを保証する体制が欲しいだけだ。
 ついては、ある程度、戦況がウクライナに不利な状態ができたら中国に停戦の仲介をお願いしたい。
 停戦の条件は、下記の3つだ。
  ①ウクライナはEUに加盟しても良いがNATOには加盟しないと約束する。
  ②ブダペスト覚書を遵守する。(核兵器を保有しない)
  ③ウクライナに(中国を中心とした)国連軍が駐留し①②を保証する。

(中国1)
 承知した。準備を進める。問題はアメリカがそれを認めるかだ。
 アメリカからお願いされて停戦を仲介するという形がベストだ。
 
(ロシア1)
 露は「ドネツク人民共和国」と「ルハンシク人民共和国」の独立を承認
 ミンスク合意破棄
 ドンバス地域を守る為、ウクライナへの侵攻を開始

2022年3月
(国連)
 国連総会の緊急特別会合 141カ国の賛成多数
 ロシアに対して軍の即時かつ無条件の撤退
 ウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立承認
 反対5:ロシア、ベラルーシ、シリア、北朝鮮、エリトリア
 棄権35:インド・中国・南アフリカ・イラン・イラク・ベトナム等

(中国1)
 人民解放軍の海外派兵などに向けた法整備を強化

(アメリカ1)
 経済制裁に参加したのは、 
 アメリカ・EU(27か国)、イギリス、カナダ、オーストラリア、
 日本、韓国の33か国だけではないか!
 150か国が制裁に加わるのではなかったのか?
 もっと参加国を拡大せよ!

(アメリカ2)
 ・・・以前より、各国が冷静で聡明になっていると思われます...
 でもルーブルは暴落していますから、経済破綻は時間の問題です。
 すぐに、SWIFTから露を除外しましょう。

(EU)
 露をSWIFTから締め出し。
 ※但し最大手や政府系ガス会社の系列銀行は除く

(アメリカ1) 
 インフレは一時的なものと言っていただろう!

(アメリカ4)
 ソフトランディングを目指し利上げを行います。
        
2022年4月
(アメリカ2)
 経済制裁の参加国にスイス、ノルウェー、アイスランド、
 リヒテンシュタインが加わり、37か国となりました。

(アメリカ1)
 ルーブルは暴落するのでは無かったのか?
 侵攻前に1USD=80RUBが一旦は、140RUBを越えたのに
 現在は70RUBとむしろ、高くなっているではないか?

2022年5月
(イスラエル)
 我々が仲介するので、停戦に合意してはどうか?
(ロシア) 
 停戦の条件は既に中国に伝えてある
(トルコ)
 我々が仲介するので、停戦に合意してはどうか?
(ロシア)
 停戦の条件は既に中国に伝えてある

2022年6月
(アメリカ1)
 インフレがむしろ加速しているじゃないか!
 ガソリンが5$を越え、このままでは中間選挙で惨敗する。        
(アメリカ4)
 失業率が上がったとしてもインフレを退治する為
 ソフティッシュ・ランディングを目指し利上げを行います。

(中国)
 習近平中央軍事委員会主席は「軍隊非戦争軍事行動要綱(試行)」という公式文章に署名し、
 「要綱」は6月15日から施行。

(ロシア)
 [中国との電話会議]
 現在の戦況は、当初目標であった
 「ロシアとクリミア半島が地続きとなる」状態が実現した。
(中国)
 中国側も準備は出来ています。   

(アメリカ1)
 ロシアのウクライナ侵攻で、ロシアが経済的に困窮するはずがむしろ西側が物価高に困窮している!
 ウクライナ問題よりもインフレを何とかしろ!
(アメリカ3)
 トランプ時代に発動した、中国に対する制裁関税を撤廃すれば中国からの輸入品の価格を
 下げる事ができます。
(アメリカ2)
 穀物やエネルギーなど根本的な問題を解決するには、やはりロシアに停戦合意してもらうしか
 ありません。
(アメリカ1)
 ロシアに有利な条件ではウクライナは納得しないのではないか?
(アメリカ2)
 EUへの加盟申請を認めると言えば、納得するのではないか?
 イスラエルやトルコの仲介には露が応じなかった。
 中国に仲介を依頼するしかありません。
(アメリカ1)
 そんな事をしたら、世界における中国の存在感が増してしまう。
 ノーベル平和賞をという声すらあがるかもしれない。
(アメリカ2)
 インフレを抑えるには、紛争終結しかありません。
(アメリカ1) 
 ・・・中間選挙までに時間が無い...
 仕方ない、中国に仲介を依頼しよう... 

2022年7月
  中国仲介によるロシア-ウクライナ 停戦合意

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※国連総会のロシア非難決議 棄権 35か国
アルジェリア、キューバ、エルサルバドル、赤道ギニア
インド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、イラン、イラク
中国、モンゴル、ベトナム、ラオス、カザフスタン、キルギス、タジキスタン
南アフリカ、ニカラグア、セネガル、南スーダン、スーダン、ウガンダ、タンザニア
ジンバブエ、マダガスカル、マリ、モザンビーク、ナミビア、コンゴ共和国、中央アフリカ
アンゴラ、アルメニア、ボリビア、ブルンジ
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