6113e47e.jpg毎年恒例となっている四谷天窓の大忘年会で、以前から準備をしていたショートムービーが上映されることになっています。

ところが残すところ数秒がカット出来ずに夜を明かしてしまいました。
コンマ何秒という単位でカットごとに時間を短縮しましたが、かなり限界が来たようです。
映画は、映像を並べたものに音楽を乗せたものだと単純に捉える人もいるのでしょうけど、映画にはある種のビート感が必要なのです。
いわゆるノリです。
カットとカットが息づくように繋がりあって、初めて生きた映画となるのです。

既に完成した映像から予定の時間である4分28秒(よつや)に切り込むのは至難の業。
結局エンディング・テロップ抜きの時間で4分28秒という状態でお昼を迎えました。
これ以上作業を続けても根本的な改善が無ければカットするのは不可能だと考え編集作業を終了しました。
午後3時半には天窓へ行きたかったので、後2時間で全てを終わらせて出発しなければなりませんが、そこからが更なる闘いでした。
映像処理の過程が多く、レンダリングに予定よりも時間がかかってしまったのです。
結局完成は、午後5時半。
最終確認で致命的な問題が見つかりましたが、上映には間に合わさなくてはならないので、この段階で一度作業を終える必要がありました。

とにかく間に合わせるの精一杯で、早く天窓へ行かなくては!ということに気を取られていましたが、高田馬場が近付くにつれ、ある考えに囚われました。
それは、この映画が自分の作品として観て貰うにはあまりにも力の無いものに仕上がってしまったということを感じたのです。

天窓の大忘年会は例年のように大盛況でした。
大晦日だというのに都内に集まって呑んで唄って大騒ぎ。
そんな中、新年のカウントダウン直前に映画が上映されました。
いつもなら会場で観客の様子を窺いながら楽しむのですが、そんな余裕も無く、ただ時が過ぎるのを待つのみ。
ともかく予定していた上映が終わりホッとしました。

年末のドンチャン騒ぎの中、2007年の終わりを迎えました。
今年は大きな変化を作りだしたスタートの年でした。
色々と支えてくれた人々へ感謝。
本当にありがとうございます。