IMG_0118予報通り雪が降ってきましたが、学校から帰ってきたシンタロウは、「ダイ・ハード/ラスト・デイ」行く気満々です。
なので、雪は覚悟の上で出発しました。
幸いな事に積もるほどではなかったので助かりました。

ワクワクしながら劇場へ到着しましたが、さすがに平日で雪の日ともなると閑散としていて、盛り上がりに欠けます。
そして肝心の映画ですが、これがまた近年観た映画の最低ランクに入るほどの出来でした。
確かにアクション・シーンは見応えがありますが、あまりにも激しいシーンの連続に肝心のジョン・マクレーンというキャラクターが埋もれてしまった感じです。
ダイ・ハードの魅力は、一介の刑事が手に負えない程の大事件に巻き込まれるというシチュエーションが良いのですが、今回は休暇を利用してロシアへ行くという設定で、言わば民間人として登場するところがもうダイ・ハードではありません。
事件も息子中心に進み、ジョンはその付き添い的な存在。
それに息子のキャラクターが父譲りで、こうなると増々ジョンの魅力が無くなってしまいます。

観終わった後にシンタロウがひと言「物足りなかった…」と。
シリーズ全部を観て、満を持して新作を劇場に観に来たわけですが、なんか残念な感じでした。

なので帰りに二人で焼肉を食べながら、どうすれば面白いダイ・ハードが創れるかという話で盛り上がり、駄作にも楽しみ方はあるものだと思ったのでした。