IMG_9398シンタロウと一緒に「ポセイドン・アドベンチャー」を観ました。
一緒にいたアヤノも何となく最後まで観ていましたが…。

1973年の作品なので、映像はそれなりですが、大切なのはドラマなのだとつくづく思いました。
2006年にリメイクされた「ポセイドン」がガッツリとCGを使ってリアルに表現していましたが、オリジナルの面白さには程遠い仕上がり。
こういうものなんですね。

わたしが観たのは、テレビで小学生の頃でしたが、それまで観ていた映画よりダントツに面白く、それは今でも変わりません。
中学の頃にもテレビ放送されて、当時はビデオも無かったので、録音出来るラジカセをテレビの前に置いて音を録音して、後から何度も楽しんだのを覚えています。

天地逆転に転覆した船内で、10人の乗客が船底を目指して進み、次々と訪れる試練を乗り越えていく様が、まるで人生の縮図のように描かれます。
プロデューサーのアーウィン・アレンは後にパニック映画の傑作「タワーリング・インフェルノ」の生み出すわけですが、わたしはどちらかというとこの「ポセイドン・アドベンチャー」の方が好きですね。

子供の頃はテレビ放映を今か今かと待っていましたが、ビデオの登場でいつでも観ることが出来るようになりました。
あの頃の映画を待ち遠しく感じていた頃が思い出されます。