コジゼラ

よもやま話を雑文で

2004年02月

百代の過客


2月29日(リュウキョウカンヒザクラ・芝東京プリンス)

「月日は百代の過客にして、行き交う年も又旅人なり」。松尾芭蕉の奥の細道の前文だが、あのいかにも軽重浮薄そうな古舘伊知郎が、どこかのコマーシャルで得意そうにのたまわっているのを、なんとなくバカにしながら聞いていて、あれ、百代は「はくたい」って読むのか、なんて思わぬ余録を得た気になった。テレビ朝日の看板番組「ニュースステーション」が久米宏の退陣により、古館プロジェクトによりお色直しすることになった。軽薄短小、饒舌舌禍のやつがれが重厚肥大な報道番組をどう導いていくのか、興味深いが、得意のバライテイ化で低きに導く、安直なゴーイングマイウエイ驀進ってところか。

百代の過客はともかくとして、今年が4年ぶりの閏年だったことは、たった今知ったばかりだ。なんか得したような、それでいて損もしたような気がする変な一日だ。このオリンピックみたいな一日をなんとか元気に過ごせそうなのは、けっこう毛だらけ猫灰だらけなんだけど、じゃあ4年後も同じような状態でいられるかっていえば、まったく自信がないね。
にょうぼの母がまもなく90歳を迎えるけど、矍鑠としていて元気半杯、爪の垢を煎じて飲ませたい。誰にって、むろん、にょうぼにだけだけどさあ。さすが親子、歩き方、おしゃべり、鼻息の荒さ、血圧の上昇、ひざの痛み、この辺までまったく完全コピー化が進んでいる。ただ、長生きのコピー化についてはどうなんだろうかねえ、コメントを控える。

「そんな騒ぎもあったな」っていうのがコンピュータの西暦2000年問題(Y2K)だったね。大騒ぎした割にはネズミ一匹って感じだったが、大事に至らずよかったよ。「4で割り切れる年は閏年でオリンピックがある。」というわけで、今年もオリンピックイヤーなんだねえ。っていうことはまた2000年問題の再現かっていうとそうじゃあない。ヤフーBBによる個人情報の大量流失なんて事件があったけど、これはあくまで人災でそれも確信犯。

暦の上ではそんな下らぬ間違いを起こさぬようちゃんとできている。「グレゴリウス暦」での閏年の決め方は<1.閏年とは西暦年が4で割り切れる年は閏年。.閏年の例外:上記、1であっても西暦年が100で割り切れる場合は、閏年としない。3.閏年の例外の例外:上記、2であっても西暦年が400で割り切れる場合は、閏年。>

西暦2000年は3の「例外の例外」に該当する400年に1度の珍しい年だった。その辺の4年に1度巡ってくるような普通の閏年と一緒にしてもらっちゃ困るんだな、これが。やっぱ、人類って偉いもんだ。「400年に1度」しか起こらない例外中の例外に対しても、ちゃんと予防措置を執っていたんだからなあ。

百代の過客


2月29日(リュウキョウカンヒザクラ・芝東京プリンス)

「月日は百代の過客にして、行き交う年も又旅人なり」。松尾芭蕉の奥の細道の前文だが、あのいかにも軽重浮薄そうな古舘伊知郎が、どこかのコマーシャルで得意そうにのたまわっているのを、なんとなくバカにしながら聞いていて、あれ、百代は「はくたい」って読むのか、なんて思わぬ余録を得た気になった。テレビ朝日の看板番組「ニュースステーション」が久米宏の退陣により、古館プロジェクトによりお色直しすることになった。軽薄短小、饒舌舌禍のやつがれが重厚肥大な報道番組をどう導いていくのか、興味深いが、得意のバライテイ化で低きに導く、安直なゴーイングマイウエイ驀進ってところか。

百代の過客はともかくとして、今年が4年ぶりの閏年だったことは、たった今知ったばかりだ。なんか得したような、それでいて損もしたような気がする変な一日だ。このオリンピックみたいな一日をなんとか元気に過ごせそうなのは、けっこう毛だらけ猫灰だらけなんだけど、じゃあ4年後も同じような状態でいられるかっていえば、まったく自信がないね。
にょうぼの母がまもなく90歳を迎えるけど、矍鑠としていて元気半杯、爪の垢を煎じて飲ませたい。誰にって、むろん、にょうぼにだけだけどさあ。さすが親子、歩き方、おしゃべり、鼻息の荒さ、血圧の上昇、ひざの痛み、この辺までまったく完全コピー化が進んでいる。ただ、長生きのコピー化についてはどうなんだろうかねえ、コメントを控える。

「そんな騒ぎもあったな」っていうのがコンピュータの西暦2000年問題(Y2K)だったね。大騒ぎした割にはネズミ一匹って感じだったが、大事に至らずよかったよ。「4で割り切れる年は閏年でオリンピックがある。」というわけで、今年もオリンピックイヤーなんだねえ。っていうことはまた2000年問題の再現かっていうとそうじゃあない。ヤフーBBによる個人情報の大量流失なんて事件があったけど、これはあくまで人災でそれも確信犯。

暦の上ではそんな下らぬ間違いを起こさぬようちゃんとできている。「グレゴリウス暦」での閏年の決め方は<1.閏年とは西暦年が4で割り切れる年は閏年。.閏年の例外:上記、1であっても西暦年が100で割り切れる場合は、閏年としない。3.閏年の例外の例外:上記、2であっても西暦年が400で割り切れる場合は、閏年。>

西暦2000年は3の「例外の例外」に該当する400年に1度の珍しい年だった。その辺の4年に1度巡ってくるような普通の閏年と一緒にしてもらっちゃ困るんだな、これが。やっぱ、人類って偉いもんだ。「400年に1度」しか起こらない例外中の例外に対しても、ちゃんと予防措置を執っていたんだからなあ。

判決


2月28日(サンシュ。日比谷公園)

体調もすっかり回復したので、日比谷から皇居お堀沿いを歩いて皇居東御苑へ。うっかりして金曜日は休みだったのを忘れていた。昨晩のNHK天気予報で、きょうはきのうより10度近くも気温が下がるって、自信満々のお達しを聞いていたので、普段より厚着してたからたまったものではない。汗まみれになって和田蔵門から馬場先門、桔梗門、坂下門、二重橋、桜田門と下って、霞ヶ関から日比谷公園へ。当てにしちゃあいけないって、思っていたのに、またも騙されてしまい、恨みは骨盤にまで達したよ。

霞ヶ関にかかった辺りから、急に人の数が増え、報道陣が殺気立ち、警官で溢れ返り、空にはヘリが騒音を立て旋回している。何事ならんと欲すれば、きょうは東京地裁でオウム真理教教祖、麻原彰晃判決公判の日だったんだ。3時過ぎだったから、まだ判決が下されていない空白の時間だった。それにしてもこの数の多さはどうだ。東風とらノンポリ
だから、このようなシリアスな事件に対する批判は控えるけど、普段はほったらかしで、こういう時だけ大袈裟に騒ぎ立てる、報道陣の無責任な姿勢には腹が立ってくる。

二重橋の写真を撮っていたら、二重橋を大勢の人が嬉しそうに渡っているのが見えた。近くで警備している警官に聞いたら、月に何度か参観日があって、宮内庁や皇居周辺の交番で所定の手続きをすれば、一般人も見学できるんだそうだ。これも人生、サリン事件に巻き込まれたのも人生。禍福は糾えるというけど、いま足元に踏んでいる玉砂利の下にも、終戦直後、皇居を遥拝して自決した軍人たちの血が流れていたんだよなあ。柄にもなく平和、いのち、喜び、苦しみ、悲しみに思いをはせちゃったよ。

ヤフーBBの顧客名簿流失事件には、なんと創価学会・実働部隊の幹部が主役だったというスクープがあった。例によって、大新聞紙上には、このような記事は一切載っていないし、テレビのニュース番組でも一切触れられていない。まるで戦時中の言論弾圧のように、社会の木鐸と自称している連中は貝のごとく口を閉ざしたままだ。創価学会といい、ジャニーズ事務所といい、あまりにも不可解な連中がジャーナリストを牛耳っているっているのは、不愉快極まりないね。口だけ達者でなんにもしない、できない、やる気もない小泉首相と日本を影で支配している官僚たち、いくらノンポリでも我慢できなくなるねえ。

判決


2月28日(サンシュ。日比谷公園)

体調もすっかり回復したので、日比谷から皇居お堀沿いを歩いて皇居東御苑へ。うっかりして金曜日は休みだったのを忘れていた。昨晩のNHK天気予報で、きょうはきのうより10度近くも気温が下がるって、自信満々のお達しを聞いていたので、普段より厚着してたからたまったものではない。汗まみれになって和田蔵門から馬場先門、桔梗門、坂下門、二重橋、桜田門と下って、霞ヶ関から日比谷公園へ。当てにしちゃあいけないって、思っていたのに、またも騙されてしまい、恨みは骨盤にまで達したよ。

霞ヶ関にかかった辺りから、急に人の数が増え、報道陣が殺気立ち、警官で溢れ返り、空にはヘリが騒音を立て旋回している。何事ならんと欲すれば、きょうは東京地裁でオウム真理教教祖、麻原彰晃判決公判の日だったんだ。3時過ぎだったから、まだ判決が下されていない空白の時間だった。それにしてもこの数の多さはどうだ。東風とらノンポリ
だから、このようなシリアスな事件に対する批判は控えるけど、普段はほったらかしで、こういう時だけ大袈裟に騒ぎ立てる、報道陣の無責任な姿勢には腹が立ってくる。

二重橋の写真を撮っていたら、二重橋を大勢の人が嬉しそうに渡っているのが見えた。近くで警備している警官に聞いたら、月に何度か参観日があって、宮内庁や皇居周辺の交番で所定の手続きをすれば、一般人も見学できるんだそうだ。これも人生、サリン事件に巻き込まれたのも人生。禍福は糾えるというけど、いま足元に踏んでいる玉砂利の下にも、終戦直後、皇居を遥拝して自決した軍人たちの血が流れていたんだよなあ。柄にもなく平和、いのち、喜び、苦しみ、悲しみに思いをはせちゃったよ。

ヤフーBBの顧客名簿流失事件には、なんと創価学会・実働部隊の幹部が主役だったというスクープがあった。例によって、大新聞紙上には、このような記事は一切載っていないし、テレビのニュース番組でも一切触れられていない。まるで戦時中の言論弾圧のように、社会の木鐸と自称している連中は貝のごとく口を閉ざしたままだ。創価学会といい、ジャニーズ事務所といい、あまりにも不可解な連中がジャーナリストを牛耳っているっているのは、不愉快極まりないね。口だけ達者でなんにもしない、できない、やる気もない小泉首相と日本を影で支配している官僚たち、いくらノンポリでも我慢できなくなるねえ。

みょうと漫才


2月27日(ハクモクレン・塩浜運河)

我が家では二人とも「あれあれ、それそれ病」の重症患者で、いいたいこと、とりわけ固有名詞を中々思い出せない。「このテレビの女優、なんっていったっけ」「ああ、それっ?ええと不揃いの林檎に出ていた、あれあれよ」「そうか、それそれか」。結局この会話には樹木希林って名前は出てこないが、お互いはっきりと会話は通じているってわけだ。「そこにある、あれ取ってくれ」「あれじゃあ分かりません」「ほら、新聞の隣にある、それだよ」「ああ、それですか」。あれとそれだけで通じてしまう。ただ、こういう会話ばかりしていると、ほんとにボキャ貧になってしまうよなあ。

飯の支度ができると、にょうぼが大きい声で「ハーイ」と呼びかけ、「ハーイ」と答えれば「わかった」という合図となる。ふと思い立って立ち上がリ、目的の場所に立ち止まり、「あれ!なにしに来たんだっけ」なんちゅうことは、いまや日常茶飯事である。風呂に火をつければ、タイマーをセットし忘れ、セットすればしたで、タイマーを押し忘れ、はっと気がついた時には湯船から際限なく湯が溢れているとか、五右衛門が釜茹でされたときのように、湯がごうごうと音を立て煮立っているなんて場面にもよーく遭遇する。

安全装置がついているから大事には至らないけど、後始末が大変、煮立った湯は釜の中の汚れを撒き散らし、いくら水で薄めてもきれいにならないから捨てるしかない。捨てるにしても熱湯が沸き立っているから、風呂栓を抜くのも容易ではない。ゴム手袋ぐらいじゃ「屁のかっぱ」だから、タオルを数枚その上に重ね、やっとの思いで栓を抜く。もうもうたる湯気の中、パンツ一丁での苦闘はサウナに入ってる気分になる。

最初にやった時は安全装置が稼動し、水まわりとガスが全く出なくなってしまい、慌てふためいたが、にょうぼから冷たい一言、「しばらくすれば元に戻ります」っていうことは、奴さんも前にやってるからじゃあないか。何度も繰り返したから今じゃあ安心して、無駄に湯を溢れさせ、お湯を煮えたぎらせ、公共事業に少しでも貢献しているってわけだ。

町で見かけたきれいな花を写真に収め、花図鑑を調べ名前を覚えたはずが、あるいはノートに書き写した名前を、写真を転写する時にはきれいさっぱりと忘れていて、改めて見直すなんてことは、あったり前田のクラッカー、あとで、その写真を探す時には名前が分からず奮闘努力することになる。あげくには、天才じゃないかって錯覚しそうなほど花の名前をよく知っている友人に、しばしば間違いを指摘され、青菜に塩のていたらく、畏れ入谷の鬼子母神ときたもんだ。いやはや参ったね。

みょうと漫才


2月27日(ハクモクレン・塩浜運河)

我が家では二人とも「あれあれ、それそれ病」の重症患者で、いいたいこと、とりわけ固有名詞を中々思い出せない。「このテレビの女優、なんっていったっけ」「ああ、それっ?ええと不揃いの林檎に出ていた、あれあれよ」「そうか、それそれか」。結局この会話には樹木希林って名前は出てこないが、お互いはっきりと会話は通じているってわけだ。「そこにある、あれ取ってくれ」「あれじゃあ分かりません」「ほら、新聞の隣にある、それだよ」「ああ、それですか」。あれとそれだけで通じてしまう。ただ、こういう会話ばかりしていると、ほんとにボキャ貧になってしまうよなあ。

飯の支度ができると、にょうぼが大きい声で「ハーイ」と呼びかけ、「ハーイ」と答えれば「わかった」という合図となる。ふと思い立って立ち上がリ、目的の場所に立ち止まり、「あれ!なにしに来たんだっけ」なんちゅうことは、いまや日常茶飯事である。風呂に火をつければ、タイマーをセットし忘れ、セットすればしたで、タイマーを押し忘れ、はっと気がついた時には湯船から際限なく湯が溢れているとか、五右衛門が釜茹でされたときのように、湯がごうごうと音を立て煮立っているなんて場面にもよーく遭遇する。

安全装置がついているから大事には至らないけど、後始末が大変、煮立った湯は釜の中の汚れを撒き散らし、いくら水で薄めてもきれいにならないから捨てるしかない。捨てるにしても熱湯が沸き立っているから、風呂栓を抜くのも容易ではない。ゴム手袋ぐらいじゃ「屁のかっぱ」だから、タオルを数枚その上に重ね、やっとの思いで栓を抜く。もうもうたる湯気の中、パンツ一丁での苦闘はサウナに入ってる気分になる。

最初にやった時は安全装置が稼動し、水まわりとガスが全く出なくなってしまい、慌てふためいたが、にょうぼから冷たい一言、「しばらくすれば元に戻ります」っていうことは、奴さんも前にやってるからじゃあないか。何度も繰り返したから今じゃあ安心して、無駄に湯を溢れさせ、お湯を煮えたぎらせ、公共事業に少しでも貢献しているってわけだ。

町で見かけたきれいな花を写真に収め、花図鑑を調べ名前を覚えたはずが、あるいはノートに書き写した名前を、写真を転写する時にはきれいさっぱりと忘れていて、改めて見直すなんてことは、あったり前田のクラッカー、あとで、その写真を探す時には名前が分からず奮闘努力することになる。あげくには、天才じゃないかって錯覚しそうなほど花の名前をよく知っている友人に、しばしば間違いを指摘され、青菜に塩のていたらく、畏れ入谷の鬼子母神ときたもんだ。いやはや参ったね。

続オトナ語の謎


2月26日(カワツザクラ・大横川河畔)

きのうに引き続き「オトナ語の謎」から、別バージョンをご披露する。

【オーケストラ業界:演奏者どうしの雑談】
「今度の演奏会なんだけど、ドボ8メインで、前中でメンコンやるんだけどさぁ。棒はN響の下振りやってるヤツで。でもコンマスがソロが気に入らないって文句言ってさらいたがらないんだよなー。」
▼現代語訳▼
「今度の演奏会の曲目は、1曲目にメンデルスゾーン作曲のバイオリンコンチェルトをやって、メインの曲はドボルザーク作曲交響曲第8番をやることになっています。NHK交響楽団の練習などで指揮をしている方が指揮棒を振ってくれることになっています。ですが、コンサートマスターがソロのバイオリニストを気に入っておらず、文句を言って練習をしたがらないんです。」

【葬祭業界:上司への報告】
「ビキ絡みで一日延びて明後日の12時出しになりました。オカマもOKです。崩したらそのまま七日に付いて、終わり次第次の飾りに向かいます」
▼現代語訳▼
「友引の日はお葬式が行えないので、日程を一日延ばして明後日の12時に出棺します。
 火葬炉の方も予約済みです。お葬式後に祭壇を撤去しましたら引き続き行われる初七日法要に立ち会って、終了次第次のお葬式の会場に移動して祭壇の設営を行います」

【翻訳業界:エージェントから仕事の打診】
「リードタイム短くて申し訳ないんですが、ワード10円で4000ほど、週明け朝イチでお願いできますか?グロサリーはこないだのを使ってください」
▼現代語訳▼
「厳しい納期で申し訳ないのですが、原文ベースの単価が1ワード10円ということで、
 全部で4000ワードほどの原文を月曜日の朝9:00までに翻訳していただけますか?
 尚、先日お渡しした用語集をお使い下さい」

【衣料小売:品出し時の会話】
「店長ぉ〜! これはタテチン、ヨコチンどっちですかぁ?‥‥あ、ヨコチンですね、やっときまーーす!」
▼現代語訳▼
「店長、棚に並べていく際、縦方向に進める縦陳列にしますか?横方向に進める横陳列にしますか?‥‥なるほど、より一般的な横陳列にするのですね。その方向で進めていきます」

【引越会社:繁忙期の問い合わせ】
「お疲れすー。サンシタアップ日AMのゼンコンOKすかね?‥‥マジっすかー?翌日千葉ダンビキは? OK?はーいどうもですー、お疲れすー」
▼現代語訳▼
「お疲れさまです。3月下旬、料金割高の日の、朝からお引越作業させていただくお客様で全梱包全開梱のパーフェクトプランご希望なのですが、トラックと作業員さん、空きがありますかね?‥‥そうですか。大丈夫なんですね。ちなみにこちらのお客様、お引越の翌日に使用済みダンボールを引き取ってほしいそうで。千葉営業所の管轄なんですが、
 翌日、ダンボール引取りに伺うことは可能でしょうか?大丈夫ですか。どうもありがとうございました。お疲れさまです」

続オトナ語の謎


2月26日(カワツザクラ・大横川河畔)

きのうに引き続き「オトナ語の謎」から、別バージョンをご披露する。

【オーケストラ業界:演奏者どうしの雑談】
「今度の演奏会なんだけど、ドボ8メインで、前中でメンコンやるんだけどさぁ。棒はN響の下振りやってるヤツで。でもコンマスがソロが気に入らないって文句言ってさらいたがらないんだよなー。」
▼現代語訳▼
「今度の演奏会の曲目は、1曲目にメンデルスゾーン作曲のバイオリンコンチェルトをやって、メインの曲はドボルザーク作曲交響曲第8番をやることになっています。NHK交響楽団の練習などで指揮をしている方が指揮棒を振ってくれることになっています。ですが、コンサートマスターがソロのバイオリニストを気に入っておらず、文句を言って練習をしたがらないんです。」

【葬祭業界:上司への報告】
「ビキ絡みで一日延びて明後日の12時出しになりました。オカマもOKです。崩したらそのまま七日に付いて、終わり次第次の飾りに向かいます」
▼現代語訳▼
「友引の日はお葬式が行えないので、日程を一日延ばして明後日の12時に出棺します。
 火葬炉の方も予約済みです。お葬式後に祭壇を撤去しましたら引き続き行われる初七日法要に立ち会って、終了次第次のお葬式の会場に移動して祭壇の設営を行います」

【翻訳業界:エージェントから仕事の打診】
「リードタイム短くて申し訳ないんですが、ワード10円で4000ほど、週明け朝イチでお願いできますか?グロサリーはこないだのを使ってください」
▼現代語訳▼
「厳しい納期で申し訳ないのですが、原文ベースの単価が1ワード10円ということで、
 全部で4000ワードほどの原文を月曜日の朝9:00までに翻訳していただけますか?
 尚、先日お渡しした用語集をお使い下さい」

【衣料小売:品出し時の会話】
「店長ぉ〜! これはタテチン、ヨコチンどっちですかぁ?‥‥あ、ヨコチンですね、やっときまーーす!」
▼現代語訳▼
「店長、棚に並べていく際、縦方向に進める縦陳列にしますか?横方向に進める横陳列にしますか?‥‥なるほど、より一般的な横陳列にするのですね。その方向で進めていきます」

【引越会社:繁忙期の問い合わせ】
「お疲れすー。サンシタアップ日AMのゼンコンOKすかね?‥‥マジっすかー?翌日千葉ダンビキは? OK?はーいどうもですー、お疲れすー」
▼現代語訳▼
「お疲れさまです。3月下旬、料金割高の日の、朝からお引越作業させていただくお客様で全梱包全開梱のパーフェクトプランご希望なのですが、トラックと作業員さん、空きがありますかね?‥‥そうですか。大丈夫なんですね。ちなみにこちらのお客様、お引越の翌日に使用済みダンボールを引き取ってほしいそうで。千葉営業所の管轄なんですが、
 翌日、ダンボール引取りに伺うことは可能でしょうか?大丈夫ですか。どうもありがとうございました。お疲れさまです」

オトナ語の謎


2月25日(ギョリュウバイ・佐賀町)

日刊イトイ新聞で、読者投稿キャンペーンの反応よかったものを次々と出版しているんだが、その中で、「オトナ語の謎」と「言いまつがい」がベストセラーになっているようだ。糸井重里教祖の大きな鼻の穴が益々広がってきそうだが、ちょっとヒントを与えて、読者から投稿を促し、いいとこ取りする手法は安直で儲かりそうである。以下「オトナ語の謎」からいくつか紹介する。

<お世話になっています>
オトナ語の基本中の基。オトナの世界はまずこのひと言から始まる。ほんとうにお世話になっているかどうかはまったく関係がない。とにかく、開口一番「お世話になっております」!むしろオレがおまえをお世話してるんだよと思いつつも「お世話になっております」!あなたと私は絶対に初対面であるけれども「お世話になっております」!たとえ、メールを送る相手がローマ法王だったとしても「お世話になっております」!

<よろしくお願いいたします>
オトナの世界における万物のはじまりが「お世話になっております」だとしたら、世界が終わる日に交わされる挨拶は「よろしくお願いします」!むしろおまえがオレにお願いしているのだとしても「よろしくお願いします」!なんだか話がめちゃくちゃになってどうまとめていいんだかわかんなくなったとしても「よろしくお願いします」!火星から宇宙人がやってきて、地球を滅亡させようかどうか悩んでいるとき、なぜかあなたが地球代表の交渉役に抜擢されてしまい、あなたは火星人の前に進み出て、地球を存続させるべき十三の理由を述べたあと、火星人の目を見て頭を下げながら、「よろしくお願いします」!

<おかげさまで>
オトナは、へりくだることやカタカナを使うことは超得意だがほめられることには意外と慣れていない。他社の人などに業績を賞賛された場合、照れ笑いしながらこう言うしかないのだ。「いえいえ、まあ、おかげさまで」どんなときでも自分を下に。

<ペンディング>
いったん凍結されること。順調に進んでいないからこそ凍結されるわけであるが、「やめる」とか「中止する」という言葉ではなく「ペンディングする」と言えばなんとなく敗北感が払拭される気がしないでもない。「この件に関しましてはいったんペンディングということで……」「御社との合併に関しましてはいったんペンディングということで……」「あなたとの結婚に関しましてはいったんペンディングということで……」

<極論すると>
極論するなら、最初から極論してくれないだろうか。長々話したこれまでの時間はなんだったのだろうか。しかも、「極論すると、どっちでもいいです」というのははたして意味があるのだろうか。オトナって不思議だ。

<そういうことで>
じゃあ、まあ、そういうことで。ええ、そうですね、そういうことで。そんなとき「どういうことだ?」とか思ってはいけない。要するに「今日はこれで終わりです」という合図なのだ。ま、そういうことで、きょうはこのへんでお開きにしよう。
 

オトナ語の謎


2月25日(ギョリュウバイ・佐賀町)

日刊イトイ新聞で、読者投稿キャンペーンの反応よかったものを次々と出版しているんだが、その中で、「オトナ語の謎」と「言いまつがい」がベストセラーになっているようだ。糸井重里教祖の大きな鼻の穴が益々広がってきそうだが、ちょっとヒントを与えて、読者から投稿を促し、いいとこ取りする手法は安直で儲かりそうである。以下「オトナ語の謎」からいくつか紹介する。

<お世話になっています>
オトナ語の基本中の基。オトナの世界はまずこのひと言から始まる。ほんとうにお世話になっているかどうかはまったく関係がない。とにかく、開口一番「お世話になっております」!むしろオレがおまえをお世話してるんだよと思いつつも「お世話になっております」!あなたと私は絶対に初対面であるけれども「お世話になっております」!たとえ、メールを送る相手がローマ法王だったとしても「お世話になっております」!

<よろしくお願いいたします>
オトナの世界における万物のはじまりが「お世話になっております」だとしたら、世界が終わる日に交わされる挨拶は「よろしくお願いします」!むしろおまえがオレにお願いしているのだとしても「よろしくお願いします」!なんだか話がめちゃくちゃになってどうまとめていいんだかわかんなくなったとしても「よろしくお願いします」!火星から宇宙人がやってきて、地球を滅亡させようかどうか悩んでいるとき、なぜかあなたが地球代表の交渉役に抜擢されてしまい、あなたは火星人の前に進み出て、地球を存続させるべき十三の理由を述べたあと、火星人の目を見て頭を下げながら、「よろしくお願いします」!

<おかげさまで>
オトナは、へりくだることやカタカナを使うことは超得意だがほめられることには意外と慣れていない。他社の人などに業績を賞賛された場合、照れ笑いしながらこう言うしかないのだ。「いえいえ、まあ、おかげさまで」どんなときでも自分を下に。

<ペンディング>
いったん凍結されること。順調に進んでいないからこそ凍結されるわけであるが、「やめる」とか「中止する」という言葉ではなく「ペンディングする」と言えばなんとなく敗北感が払拭される気がしないでもない。「この件に関しましてはいったんペンディングということで……」「御社との合併に関しましてはいったんペンディングということで……」「あなたとの結婚に関しましてはいったんペンディングということで……」

<極論すると>
極論するなら、最初から極論してくれないだろうか。長々話したこれまでの時間はなんだったのだろうか。しかも、「極論すると、どっちでもいいです」というのははたして意味があるのだろうか。オトナって不思議だ。

<そういうことで>
じゃあ、まあ、そういうことで。ええ、そうですね、そういうことで。そんなとき「どういうことだ?」とか思ってはいけない。要するに「今日はこれで終わりです」という合図なのだ。ま、そういうことで、きょうはこのへんでお開きにしよう。
 
月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
月別アーカイブ
  • ライブドアブログ