コジゼラ

よもやま話を雑文で

2005年05月

打ち水

インカカタバミ6月31日(火)
(インカカタバミ・晴海)

きのうから断続的に雨が降り続いている。遠くの方が久し振りに霞んで見える。卯の花腐し(うのはなくたし)や五月雨はもう終わってしまったので、もう早々と梅霖になってしまったのだろうか。場所によっては、梅雨の前触れであるガクアジサイが咲き出しているからなあ。ちなみに「卯の花腐し」は春雨と五月雨の間に降る雨のことをいい、陰暦四月の別称が「卯の花月」とわれるところから由来する。

いまベランダは百花爛漫といった感じで、花で溢れかえっているが、多少の雨では軒下まで届かない。だから、この時期、雨が降っている最中でも水遣りをすることが多い。狭いコンテナの中で、ビッシリとつめられ目一杯花を咲かせているんだから、土はすぐ乾いてしまって、アチコチから早く水をくれって悲鳴が聞こえてくる。

打ち水をしたあとの爽やかさ、快さは喩えようのない、」こん心持ちになるね。水で濡れた三和土からは清涼感がどっとわきあがってくるようだ。アチコチの花たちからは感謝の気持ちをこめて、濃厚な香りが送られてくる。なにせ、気まぐれでやっているから、我が家の花たちは突然のご馳走に狂喜乱舞してくれるのだ。これからドンドン暑くなってくるから、水遣りの回数も増えるわけだが、なにせ、ベランダに水道が来ていないから、たんび厄介な思いをすることになる。台所から10mはある長いホースを部屋の中を通してベランダへ持っていくわけだが、この手間がけっこうバカにならない。

その手間を省きたいがために、ベランダには大小30ケぐらいのペットボトルに水を満たしておく。涼しいうちはいいんだけど、気温が高くなってくると、なにせ日当たりがいいもんだから、たちまちお湯状態になってしまうから、使い物にならなくなる。ただ、太陽の光を十分吸収した水だから、夕方過ぎに花たちに与えることにしている。「酒はぬるめの燗がいい」って、歌の文句にもあるしなあ。


やばた

ガクアジサイ5月30日(月)
(ガクアジサイ・晴海)

朝日新聞の木曜日夕刊に連載されているコーナーは、以前は英文学者、柳瀬尚紀が担当で、ちょっと、いやちょっとばかりではなく大分風変わりだった。だけど、その博識振りとウイット豊かな表現に惹かれて、毎週愛読していた。その連載が終わり、いまは詩人・アーサー・ビヤードが「日々の非常口」と題して毎週執筆している。前からの習慣でどうしてもののコーナーには目がいってしまうけど、この長く日本に住んでいるらしいガイジンさんの文章と中身はいまひとつピンとこない。外国人の生活感覚と日本の風土との微妙なすれ違いがあるのかなあ。

さて、先週だったが、その内容には久しぶりに、オヤって思ってしまったよ。その一部を紹介する。<板橋区の一隅の我が家から、旧中山道へ向かう途中に子易神社があり、そこにある二つのベンチには、ボクの散歩コースの休憩所として世話になっている。よく見ると一基のベンチの上面には「田楽橋」という文字が刻まれていて、もい一基には「明治四十三年七月竣成」とある。神社のすぐ南が東武東上線の踏切で、そこを渡れば、今度は「谷端川緑道」というものに出会う。谷端川が現在も下を流れているらしく、暗渠にされたのは東京オリンピックのころ。その際、橋も当然取り壊されたが、住民はせめて橋桁だけでも残そうと神社の境内へ避難させたそうだ。>

懐かしい思いで熟読玩味させてもらったよ。確かに石神井川の支川だった谷端川が緩やかに流れていた。ただ、下流となる板橋駅を横切る辺りから暗渠になっていた。東風とらは北区立谷端小学校の卒業生、母校の変わった名前は川の名目だったことを思い出した。ちなみに「谷端」と書いて「やばた」と読む。亡くなった母や祖母の話だと、戦前、家の前の大通りを谷端川が流れていて、泳いだりしていたという。それが埋め立てられて暗渠になったそうだ。戦前、滝野川区(いまの北区)は牛蒡の産地として知られ、あたり一面は畑だったという。

エヌピーオー

パンダゼラニューム5月29日(日)
(パンダゼラ・ベランダ)

福祉や環境保全、街づくりなど公益性の高い分野で活動するのが「NGO」(非政府組織)で、Non-Governmental Organizationsの略称だ。一方、市民団体の活動を促進する「特定非営利活動促進法(NPO法)に基づいて法人格を取った団体が「NPO」(非営利団体)で、Non Profit Organizationの略称だ。活動分野は国際協力、災害救援など計17分野に限られ、収益事業も手がけることもできるが、定款で定めた「本来事業」以外で利益が出ても役員らに分配できず、「本業」に使わなければならない。また、報酬を受ける役員も全役員の1/3以下に限定されるなど、種々の制約がある。

非常にまぎらわしい略称だけど、「NPO」との違いついては、国内上は「NPO」、国際上は「NGO」と区分して呼称することが多い。これは、非政府組織の多くがアメリカ合衆国の法律で、法人種を「NPO」として登録されていることに由来し、日本でも国内における概念としては「NPO」という用語が用いられるようになった。

とはいえ、「NGO」と「NPO」との境界は曖昧である。強いて上げれば、「民間団体の中で、営利目的ではなく社会的な事業を行っているもの」が「NPO」であり、「社会的な非営利事業の中で、公的ではなく民間によって行われているもの」が「NGO」であるといえる。一般的には、国際的な分野で活躍するのが「NGO」であり、「NPO」は所謂「草の根NGO」的な活動を主たる活動内容としていることが多い。近年、「NPO」は国、地方自治体の財政逼迫などにより、全国的に行政とNPOとのいわゆる「協働」がブームとなっている。

来年になると、資本金の加減金額を撤廃する、いわゆる「一円企業制度」が正式に発足する。誰でも簡単に資本家になれるわけだから乱立するだろうが、ノーリスク・ハイリーターンを達成するには、優れたアイデアや独自の技術開発力、協調性、識見などが必要となる。1円企業の場合株式は1枚しかないわけだからTOBの危険はないけれど、ソフトを担保に保全して、投資する銀行や投資家にとっては、乗っ取りもいたって簡単である。タダほど恐いものはない、というけれど、法整備をもっときちんとしていかないと、社会不安を招く恐れもある。

読み方

セイヨウシャクナゲ5月28日(土)
(セイヨウシャクナゲ・枝川)

「弓爾乎波」ってなんと読む?なに、なんだって、「てにをは」だってさ。博士家(はかせけ)のヲコト点 ※の四隅の点を左下から右回りに続けて読むと「てにをは」となることからの名称】。(1)漢文を訓読するとき、補読しなければならない、助詞・助動詞・活用語尾・接辞などの古称。てには。(2)助詞・助動詞の用法。言葉づかい。(3)助詞のこと。(4)話の前後関係。話のつじつま。(三省堂『大辞林 第二版』より)
※註:漢文を日本語の文章に読み下すためにつけた、漢字の四隅の記号など。いくつかの方法があり、そのひとつが“博士家”とよばれるもの。

「くどかん」という名前をよく聞くようになった。宮藤官九郎のことをいう。1970年生まれ。宮城県出身。劇団「大人計画」所属。脚本家、俳優、ライター、ミュージシャン。脚本家としての代表作は、映画「GO」「ゼブラーマン」、ドラマ「木更津キャッツアイ」等多数。初の監督作品、しりあがり寿原作の映画、「真夜中の弥次さん喜多さん」今春公開された。

「999,9」は「フォーナインズ」と読む。1995年に誕生した眼鏡の国産フレームのブランド。日本人の輪郭にあったデザインで、その軽さ、掛けやすさから、リピーターが多い。ブランド名は純金の品質表示に由来。常に眼鏡フレームとして最高純度の品質を追い求め、限りなく1000に近づく努力を日々繰り返している。

「頭文字D」は「イニシャルデー」と読む。週刊ヤングマガジンにて1995年から続く,しげの秀一作の長寿漫画で走り屋・車ファンの間で人気を博す。コミックはもちろん、アニメ、ゲームも続々と商品化されている。

「上善如水」は「じょうぜんみずのごとし」と読む。新潟県南魚沼郡湯沢町・白瀧酒造が製造する日本酒のブランド名。スッキリした飲み口に定評がある。白瀧酒造の創業は今から140年前、江戸時代まで遡る歴史ある酒蔵だ。

「押下」は「おうか」、ボタンやキーボードを押すこと。どうやらパソコン用語らしいね。

「姑獲鳥の夏」は「うぶめのなつ」と読む。直木賞作家、京極夏彦のデビュー作。“ミステリーを超越した驚異の小説”と絶賛され、40万部を超えるベストセラーとなった。独特な世界観を映像化することは不可能とされていたが、2005年夏、実相寺昭雄監督による映画が公開される。

魔法の花

サツキ5月27日(金)
(サツキ・枝川)

みずみずしい状態を1〜2年キープできる魔法の花が人気を集めている。あるときは片目の運転手、あるときはアラブの大富豪、而して、その実体はとくれば、片岡千恵蔵の「七つの顔」だが、こちらの正体は「プリザードフラワー」という。生花を脱色し保存液を吸わせ、染色して製造するという。価格は生花の1,5〜2倍と高価だが、バラやアジサイの組み合わせが人気だという。

昨年もサントリーが神の領域といわれる、青いバラの開発に成功したという記事が出ていたけど、なんかおどろおどろした感じで美的感覚を感じなかった。っていうより、東風とら肝心のバラよりは、その側に立っていたキャンペンガールの美しさばかりに目がいっっちゃってたよ。「花より団子」世代まっしぐらを驀進中だけど、やはり、ついつい美人の方に目がいってしまうのは、生まれ付いての好き者ってことなんかな。

花ばかり撮っていると、まず美しさとはなんなのかという永遠の命題に突き当たる。どんな小さな花でも、神の摂理により、個々に特有の美しさを秘めている。ハデ一辺倒もあれば、地味だけど味わいのあるもの、色んな色をちりばめたもの、一点集中型の個性派、葉の美しさを見せるもの、大きな花、小さな花、ちっちゃい花、可愛い花、憎たらしい花、下向きに咲く花、威張って咲く花、散り際が鮮やかな花、散り際の醜い花、まるで人間模様を目の当たりにするような多彩さだ。

でも、けっきょく強く惹かれる花は、一見地味だけど繊細な美しさを控えめに秘めている、そんな花がいい。それと意外性のある花もいい。名も知らぬ雑草にもついつい目がいってしまう。意外にびっくりしたのは潅木と果樹、そして野菜に類する花の美しさだ。都会育ちで知らないってこともあるんだけど、潅木ではハクウンボク、エゴノキ、ベニバナトチノキ、アカシア、果樹ではサクランボ、スモモ、野菜に類するものではブルーベリー、イチゴなどなどだ。そういうわけで、最近は自転車に乗っていても、いつのまにか目は上の方に行っている。これって危ない乗り方だよね、気をつけなければ。


自由の女神

イキシア5月26日(木)
(赤のイキシア・塩浜)

フランスには、フランス革命の時からフランス国家を象徴するシンボルとして使用されている「フリジア帽をかぶった女性像」があった。これがいわゆる「自由の女神」と呼ばれているもので、国璽(国家の象徴としての印)やコインの図柄にも使用されている。このフランスの自由の女神には名前があり、「マリアンヌ」と呼ばれている。

ニューヨークの自由の女神像は、独立100周年のときに、フランスから友情の証としてアメリカに送られた、フランスの象徴である自由の女神をかたどった像だ。右手に松明を大きく掲げているポーズは、フランスで起こった民衆暴動の時に、松明を片手に民衆の先頭に立って軍隊に突入して命を落とした、ある無名の少女の姿から取られたそうだ。蛇足ながら、ニューヨークの自由の女神の、像そのものの正式名称は「Liberty Enlightening the World」(世界を照らす自由像)という。

マリー・アントワネットは、ハンカチの形が円や長方形など、形が定まっていないことが気に入らなかった。そこで、「ハンカチは、正方形にしなさい!」と、言ったそうだ。その日であるとされる11月3日を、日本布製品工業組合連合会は、ハンカチの日に指定している。

マリー・アントワネットは、オーストリアの女帝マリア・テレジアの娘。1770年に14歳で結婚し、
フランス王ルイ16世の妃となる。派手好きで浪費家。反革命派心人の一人として、1793年10月16日、パリのコンコルド広場で、ギロチンに処せられた。ブルボン家の皇太子とハプスブルク家の王女のこの結婚は、仏墺両国が結束するための政略結婚だった。食糧不足に激高するパリ市民の様子を聞き、マリー・アントワネットは、「パンがなければ、ケーキを食べればいいでしょう」と言ったそうな。

「アントワネット・ペリー賞」というのがある。女優アントワネット・ペリーをしのんで1947年に制定された、ブロードウェー演劇の年間賞のことだ。一般には「トニー賞」と呼ばれていて、映画のアカデミー賞ほど派手ではないが、演劇部門のアカデミー賞としての価値は高い。同じように音楽部門には「エミー賞」があり、ポップス、カントリーなど各部門に分けて、その年の代表歌手、代表曲を選出している。


ニホン

有明ゴミ処理場5発25日(水)
(有明ゴミ処理センター)

「銀」は、これ一字で「しろがね」と読む。「こがね」は、金、「くろがね」は鉄、「あかがね」は銅、「はがね」は鋼、「じがね」は地金。「みやこがね」はもち米の銘柄、「ひよこがね……」で始まる童謡は「かわいいかくれんぼ」、「たがね」は鏨、「黒金ひろし」は漫画家、ものすごい博学家、「そうだがね」は関西弁だ。

「日本」の発音はニホンか、ニッポンか、長く論争されてきた問題に「答え」が出た。国立国語研究所などが実際の話し言葉を収録、分析した結果、約8200件の日本関連語で「ニホン」が圧勝した。ニッポンと発音されやすい「日本一」や「日本代表」でも「ニッポン率」は20%程度と分かった。国語研は言語研究用のデータベース「日本語話し言葉コーパス」をつくり、このコーパスを検索すると、話し言葉の実態が浮かび上がる。「日本」の発音は一例で、国語辞典やアクセント辞典でも分からないが、例えば「日本」単独ではニホンが96%に達し、複合語でも「日本一」「日本代表」を除くと「ニッポン率」は数%止まりだった。NHKは「エヌエチケー」が70%で、「エネーチケー」(13%)、「エヌエッチケー」(5%)と続き、正しいとされる発音「エヌエイチケー」はわずか3%だった。

ただ、ニホンは3文字だから勢いをつけるのは吃音の入った4文字の方がいいわけで、オリンピックやサッカーの国際試合などでは、「ニッポン」の方がより印象が強くなるのは間違いない。大声で声援するには「ジャパン」より「ニッポン」の方が力強く聞こえるのは、やはり吃音が入っているからだろうね。歌舞伎の大向こうからの掛け声ははりまや、おとわや、くろこまや、三文字が多いようだね。

読書週間初日の10月27日を「文字・活字文化の日」と定め、「言語力」を育てることを目指した法案が今月下旬にも国会に提出される見通しとなった。子供たちの学力低下が指摘される中、国語力の向上につなげる狙いもある。さらに、読み書きにとどまらず、調べる力や伝える力を含む幅広い能力を表す言葉として「言語力」との概念を規定。学校教育における言語力の涵養を図るよう、国や地方公共団体に求めている。

サラリーキャップ

少女5月24日(火)
(祭りと少女)

アメリカ三大プロスポーツの一つである「NHL」は今期、選手によるスト決行のため一試合も行われなかった。年俸が天井知らずに高騰することに音を上げた、経営者サイトによるサラリーキャップ導入方針に、選手側が猛反発し泥沼の抗争となった。未だに解決がついていないが、選手たちは収入の道を絶たれたから、ほとんどが自国に戻り、国内のリーグ戦に参戦した。NHLはアメリカで行われるプロリーグで、発足当初、選手はアメリカ人とカナダ人ばかりだったが、ロシア、チェコ、スエーデン、ノルウエー、フィンランド、スロバキア、セルビアなど、いまでは選手の国籍は多種多様である。

先ごろ、アイスホッケー世界選手権が行われたが、この試合には各国からNHL所属の選手がこぞって参加、史上まれに見る激戦が展開されたようだ。下馬評でも史上最高のチームといわれたのがカナダ、NHL所属チームのエースプレーヤーを随所に並べ、そのNHLでの年俸総額だけでも、小国の国家予算を上回ってしまうといわれたほどだ。日本ではアイスホッケーへの関心が低いから、その結果についても報道されていないのが口惜しい。

それで、インターネットを検索したら、<アイスホッケー男子の世界選手権は15日、ウィーンなどで行われ、決勝はチェコが3連覇を狙うカナダを3−0で破り、4年ぶり5度目の優勝を果たした。チェコスロバキア時代を含めると11度目の優勝。3位決定戦はロシアがスエーデンに6−3で勝った>とあった。なんとまあ、3位だったのか、いずこも同じ、ニューヨーク・ヤンキースといい、読売ジャイアンツといい、4番バッターばかり集めても試合には勝てないってことなんだね。

もっと詳しく知りたいと世界アイススケート連盟のHPを検索、むろん英文なので、まだるっこいから、エキサイトの日本語翻訳にかけたら、これがまさに噴飯もの、益々混乱の輪が深くなってしまい、けっきょく英文を流し読みした方が早いことが分かった。なにせ、ペナルテイが刑罰、ゴールが砦、ベンチが楽屋、ブロックが閉鎖、パワープレーが議事録、第2ピリオドが2番目の期間ときた。直訳だからしょうがないんだけど、あちこちに魚の骨がつかえているような按配で、ついに体のあちこちが痒くなってきちゃったよ。


浅草三社祭

セイヤ5月23日(月)
(観音裏・浅草三社祭)

今週は待ちに待った浅草「三社祭」だ。先週「神田祭」が終わったばかりだが、やはり、熱気といい、いきの良さといい、観客の多さといい、同じ神輿担ぎでも迫力が違う。これは神田祭が下町とはいえ、山の手の風情を色濃く持っているのに対し、三社祭は生粋の下町だという違いが強い気がするね。大阪・天神祭り、京都・祇園祭とともに日本三大祭といわれているが、人によっては三社祭の代わりに神田祭を入れるという説もある。

江戸三大祭の一つ、「深川祭」では、神輿の掛け声は正統派の「ワッショイ・ワッショイ」だが、三社祭の掛け声は「セイヤ・ソイヤ」と、ちょっと変わっている。もちろん、もとは「ワッショイ」で、その語源は「和を背負う」、みんなで力を合わせる「和一緒」、「和一処」、など幾つかいわれているが、人が掛け声を出すのは、あくまで自然発生的なものだから、後付で格好をつけたものだろうね。

三社祭中日は、「氏子各町神輿連合渡御」、各町自慢の神輿が町を練り歩く。浅草寺本堂裏手に集まった、氏子の各町自慢の神輿は大小合わせて総勢100基あまり、ここから町内毎にそろいの半纏を着た男女に担がれ「セイヤ・ソイヤ」の勇ましい掛け声とともに次々と町へと繰り出していく。順番が来ると俄然ボルテージが上がり、神輿は左右に大きな揺れを見せながら、砂塵を蹴立てて発進する。その迫力もさることながら、巻き上がる砂塵の強烈なこと、だけど、ここでの取材は絶対欠かせられないから止むを得ないね。

近年ずっと通い詰めているから、見物のノウハウはとっくに取得済み。まず観音堂裏から出発する神輿を一通り見たら、花やしき裏手に待機する。境内を回った神輿はここに出てくるからだ。バックに浅草寺本堂と五重塔が鮮やかに写せる絶好のシャッターポイントだ。それから好みの町会神輿、たとえば聖天、花川戸、猿若、象潟だとか、5つぐらいに的を絞込み追いかける。神輿の動きは遅いから、裏道を突っ走り先回りして待機する。次は定点観測、雷門前とかロック前、ゴロゴロ会館前、好みの町会前とか、とにかく神輿見物は見るほうも疲れに疲れる。

最終日のきょうは重さ約1トンもある本社神輿3基が繰り出すが、東風とらはいつも中日見物だけで、体力も気力も消耗しちゃっているから、まだ行ったことがない。大神輿は担ぎ手予備軍の列も長いし、見物客が一斉に押しかけることもある。だが、最大の理由は、前の日に見過ぎて興奮しちゃい、翌日ゲップが出てしまうことだ。

ぼうず

オキザリス5月22日(日)

小倉百人一首を使った遊びに「坊主めくり」というのがあるが、絵札のルールどおりに,札をめくったり返したりして、最後に持ち札の一番多かった人が勝つゲームだ。ポイントは坊主札、この札をめくると、それまで持っていた手札をすべて取られてしまう。絵札には詠み人の絵が描かれていて、「姫札」「天皇札」「坊主札」「男性札」の4種類に分かれる。さて、大雑把なルールは下記のとおり。

「山札」からめくった札が、「男性札」の時は、そのまま「持ち札」になり、「天皇札」の時は、札を「持ち札」にでき、さらにもう1回「山札」をめくることができる。 しかし、「山札」からめくった札が「坊主札」の時は、「持ち札」を場に出さなければならない。その場の札は、次に「姫札」をめくった人がもらえることになっている。但し、場に札のないときに「姫札」をめくった場合は、続けてもう一枚めくることができる。こうして、「山札」をすべてめくり終わったあとに、一番「持ち札」が多い人が勝ちになるゲームだ。

坊主といえば、最近またもダウンタウンの松本人志の深夜密会が写真誌にスクープされた。近頃モテるのは坊主頭とかヒゲ面の汚いカオをした男ばかりなのはナゼなんだろう。見た目はスキンヘッドにピアスをつけたヤクザなのに、人気だけは抜群のジャイアンツ清原和博、二股交際していたのがバレた「DAPUNP」のISSA、美人モデルと結婚したK1山本KID徳郁、みんな確信犯的ウス汚さである。むかし坊主になるのは世を拗ねた奴と相場は決まっていたが、いまは世にへつらう奴ばかり、しかも汚くするために大金を使っているというんだから、やんなっちゃうね。男の顔は履歴書、なにをやっても許されるのは20代までだ。

<清原はどうしてああ汚いのか。ヤクルト・古田もヤンキース・松井など一流選手は年齢とともに格好良くなっていく。人は日々の生活が人相や態度や雰囲気として蓄積され、過去が分かるようにでき上がる。清原がプロで一度もタイトルを取っていないのは不運だからではない。一番になれない運命であり、運命を呼び寄せる能力がないから汚いのだ>。以上夕刊ゲンダイに載せられた識者の意見だが、さすがうまいことをいうね。本当にその通り、あんなのがジャイアンツの4番だなんて、ジャイアンツを滅亡に導くだけだ。



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