コジゼラ

よもやま話を雑文で

2005年08月

晦日

お疲れさん8月31日(水)
(お疲れさん)

病院に通いだして、5年ぐらいになる。いまは月一のペースだが、1年ほど前までが月2回の割合だった。持病の糖尿とCOPDの数値検査と薬をもらうのが主な内容で、回数が減ったのは症状が良くなったからということではない。理由は簡単、いつももらっている睡眠薬が規定で2週間以上出せなかったからだ。薬に依存するところはあるとはいえ、ほとんど健康体なんだから、「先生!睡眠薬を1日2錠にしてくださいよ」って、悪巧みを囁いた。

かくして、めでたく月一ペースを確保したが、まもなく薬事法の改正で28日分の施薬が可能となり、そんな仕掛けをしないでもいいようになった。そんなわけで、今月第1水曜日が診察日だったが、診療が終わり、先生に次の診察日は8月30日ですよといわれた。いっちゃわるいけど、思わず「暑さのせいで、先生おかしくなっちゃたんかな」って思っちゃったよ。ところがカレンダーを眺めて、初めて今月は5週あるのに気がついた。長く通っているけど、こんなの初めての経験だったね。

暑かった8月も終わりに近づいてくると、嬉しくもあり、寂しくもあるといった複雑な気分になる。猛暑は閉口だけど、夏祭りは暑くなきゃあ様にならないし、その夏祭りが来年まで見られなくなるのは切なくわびしい。なぜなら来年も今年と同じように元気で迎えられるか、いささか自信がないのである。そんななんとも頼りない心境になってしまっているのが、いやだねえ。

1年も先のことは別にして、秋は1年の中で最も快適な季節だから、目先の楽しみを追うしかないよね。花にしたって春ほどの華やかさはないけれど、アチコチで咲き誇ってくれるし、秋の日差しは柔らかく、優しく透き通っているから、撮影には一番適した時期でもある。とりあえず、いま与えられたフィールドの中で、目一杯楽しもうと思っている。

祭りのあと

浅草サンバ・カーニバル8月30日(火)
(浅草サンバ・カーニバル)

先週の浅草サンバ・カーニバルで今年の夏祭りは打ち止めとなった。佃住吉神社の祭礼に始まって、深川祭の3日間、浅草サンバ・カーニバルまで、約半月間に撮った写真は延べ2000枚近くになる。今年は例年になく暑い日が続いたから、けっこうしんどかったが、問題は家に帰ってからである。撮ってきた写真の整理は、「バカだなあ、おめえっ」「オイチャン、それをいったらおしまいよ」なんて、自問自答しながらの呻吟となる。ぶれた写真などは即没にできるんだけど、腕が上がってきたせいか、意外にミスショットが少ないから選ぶだけでも大変時間がかかるのだ。

そうしたなから、いいと思えるものを大雑把に100枚近くを第一次選考し、さらに二次選考、三次選考へと進み、10枚近くに絞り込む。この審査過程がまさに断腸の思い、小腸の悩み、捨てきれない写真が幾つも出てくる(原版はバッチシ残してあるけどね)。同じ被写体を写した写真が幾つもあり、いずれも甲乙つけがたいときは、ほんとうに悩んでしまうね。ハムレットの心境に、眠り狂四郎の円月殺法、梅安の延髄切りを加味して、スパっとやらないと、悔いばかり残ってしまう

俯瞰したり、手前に何らかのものを置き、その枠内に遠景を写し出す手法が自分の美的感覚だから、残ったものはどうもそんな手法の物に偏ってしまうきらいはある。せっかく良く撮れていても観光写真的なもの、総花的なものは意識的に落としてしまう。実をいえば、これもあとで公開の種になる。こうした写真は説明の必要がないから、ブログの添付写真には最適だからである。その挙句、毎日掲載しているブログ添付の写真欠乏症に陥ってしまう。

まあ、愚痴をこぼしているようなものだが、実をいえば、花ひでりの真っ只中、こうした祭りがあると、写真を撮りたいというかつえを満たしてくれるから、これはこれでありがたい話ではある。祭りが終わると、都内の風景を探しに出掛けるわけだが、最近いい被写体が少なくなった。どんないい写真を撮ったとしても、必ずどこかに高層ビルの姿形や陰が入り込んでくる。つまるところ、シャッターチャンスが中々訪れないことになり、悩みはつきない。



ひま

浅草カーニバル8月29日(月)
(浅草カーニバル)

ひまですねえ。ひまに10をかけて2乗したくらいひまである。あんまりひまなんで、日頃使い慣れているひまという字を調べてみた。ふだんひまというと「閑」という字を使うことが多いんだけど、どうやら間違った使い方をしてたようだなあ。だってさあ、東風とらのひまは「忙中閑を得る」なんて大義名分はこれっぽっちもないし、「暇をもてあます」類だもんなあ。確かに仕事や義務に拘束されないって言えば、聞こえはいいけど、これもありすぎちゃうともてあましちゃうっていうのが切ないね。

【閑】ひま。ひまな時間。また、ゆったりと落ち着いてしずかなさま。「忙中に閑を得る」
【暇/▽閑】仕事や義務に拘束されない時間。自由な時間。「暇をもてあます」。

連日の猛暑のせいでもあるんだけど、ここんところ、だらけきって不貞寝をしていることが多い。寝るのが飽きるだろうっていわれるほど寝ているのだが、それがちょっと横にでもなったら、たちまち白河夜船、気がつきゃ3時間は平気で寝てしまうありさまだ。それじゃ、夜は眠れないだろうっておっしゃるあなた、そんなことは絶対にない、寝床に入ればバタンキュー、朝も自分で起きられない体たらくなんである。あと10年もすれば、毎日眠っていられるのに、もったいないなあと思いつつ、気がつきゃ居眠りをしている。

さあて、どうしたもんか思案のしどころだけど、この怠惰に慣れてくると,なにをするのも面倒くさくなるし、ましてや出掛けるのも億劫になってくる。たまに出掛けても、景色を撮れば白飛びばかり、花らしきものはちっとも咲いていないから、失望落胆が重なるばかりだし。眠るというのも残された数少ない快楽ではあるし、この悪循環を断ち切るのは容易ではない。気候が良くなってくれば解消できるのは分かっているけれど、残暑も厳しそうだしなあ。

日頃鍛えているから、足腰も衰えていないようだし、食欲もちっとも落ちない。食欲は持病の関係でもっと落ちてもいいんだけど、中々うまくいかないね。もっとも最近は味覚がめっきり落ちていて、なにを食べても旨くない。腹を満たすために漫然と食べているだけというのが、ちょっと嫌味なんだけどね。

郵政民営化

カトレア8月28日(日)
(カトレア・夢の島熱帯植物園)

非常に気になっていることがある。小泉内閣の狡猾なすり替えで、争点がまったくぼかされていて、マスコミもその宣伝に一役も二役もかっているから、国民もすっかりだまされてしまい、世論調査で小泉内閣支持率が大幅に上がったという。テレビや大新聞では「郵政民営化反対」と「郵政民営化法案」とがまったく区別されていない。この意図的混同を巧妙に仕掛けた源流は小泉首相に行き着く。だから、必然的に選挙時においても報道機関が広報かしていく。

民主党がなぜこの矛盾点を大々的に取り上げて小泉首相の欺瞞を指摘しないのか、歯がゆくてしょうがない。自民党の連中も情けないね。自民党の自称「改革派候補」には、郵政民営化法案にはモウレツな勢いで反対しておきながら、いざ衆院採決では態度を豹変、賛成票を投じた、平沢勝栄など「寝返り組」がゾロゾロいるんだから始末が悪い。テレビに再三出ちゃあ、自己主張を堂々と披瀝したいたけど、一皮向けば自己保身と塊のような小ズルイ連中の集まりだから、どうしようもないけどね。

現役の環境大臣を刺客に送り込まれた小林興起は、小池大臣とは比較にならないほど郵政民営化に尽力してきた政治家だ。彼が民営化反対であるはずがない。国民の共有財産である郵便事業と、資金の使途が大問題である郵貯・簡保事業の処理とを同一に論じ、米国流外資だけを儲けさせかねない、あの法案に反対しただけなのだ。

自民党執行部が「郵政民営化法案に反対か賛成か」と迫るのは実にばかげているわけで、廃案となった法案にいまさら賛成も反対もあるはずがない。だからこそ、意図的に「郵政民営化に反対か賛成か」にすりかえているわけだ。これを頭から鵜呑みにするマスコミや世論調査回答者は、操り人形なのか、天然パーなのか、疑いたくなるね。最近常々思うことなんだけど、大新聞を読んでいても、ただ政府の発表する記事を漫然となく流すだけで、自己主張なんかまるでないし、ましてや批判とか世論喚起なんて、本来やらなきゃあならないことをちっともやっていないね。(一部、日刊ゲンダイ・日垣隆さんの囲み記事より引用)

イケメン

オニバス8月27日(土)
(オニバス・夢の島熱帯植物園)

いま、「速水もこみち」という奇妙な名前の俳優が大ブレーク中だ。CM、ドラマ、バラエテイーと引っ張りだこだ。ブレークのきっかけはご存知、仲間由紀恵の大ヒット・ドラマ「ごくせん」での不良っぽい高校生役だった。「ごくせん」は正直いってつまらない内容で、仲間の「ごくせん」がいつ切れて啖呵を切るかだけ、要するに終わりの10分だけ見ればいいようなドラマだったが、たしかにもこみちの不良っぽいルックスは目立ってはいた。

もこみちという一風変わった名前は芸名ではなく本名、スペイン語でまっすぐという意味の「moco」と、日本語の「道」を組み合わせた「まっすぐな道」という意味だという。こんなおかしな名前をつけた両親もずいぶん変わっているよなあ。ちなみに光爾という字、訓読みすると「光そのまま」、ついでながら、縦に真っ二つに割ると左右対称となり、縁起のいい名前だったが、もらった人間が凡庸だったためか、けっきょく名前負けしちゃったね。これって、まさに金魚のウンコ、余計なダメ押しだったようだね。

もっこりといえば、専ら使われるのは男の下半身のことだよねえ。バレーの男性ダンサーが下半身にもっこりとしたカップをつけているのを見て、最初のうちは笑いが止まらなかったけど、いまじゃ、すっかり慣らされしまった。さんまの「踊る御殿」で、さんまに散々冷やかされていたけど、当人は平然として大人の対応をして、笑いもとっていた。イケメンなのにスカしたところがなく、度胸もいいし、しゃべりも上手いようだ。

韓流ブームだとかヨン様なんかは、東風とらとには関係ないが、天下の美女、チェ・ジウって素晴らしいねえ。知的でキュート、品格があって、どこか素人っぽいのもいい。背が高すぎるのがちょっと難点だけどね。そのチェ・ジウが遠くの空を眺めながら、なんか飲み物を飲んでいる。そんなCMが画面に流れているが、ピーチ味の「コラーゲン1000+ビタミンC1000」という、ロッテが初めて発売した健康飲料らしい。さっそく試飲しなけりゃいけないけど、できれば、チェ・ジウの色んなポーズを缶に刷り込んでくれたら、もっと良かったのになあ。かねがね誰かに似ていると思ったけど、女優の「東ちづる」だった。小泉内閣から刺客役を依頼され、けっきょくは断ったけど、久し振りにその姿を見て、胸の支えが下りた気がする。

スパルタ

タマスダレ8月26日(金)
(タマスダレ・ベランダ)

ゆとり教育とやらの導入で、学校では子供たちに能力差を意識させない教育をしているようだが、これは一種の弊害になってはいないだろうかね。土曜日は休みになり、授業時間は短縮され、学科の中身も一段と易しくなった。平均化させるという考え方が教師の質を落とし、子供たちのやる気をなくす一因につながらなけりゃいいけどね。優勝劣敗はこの世の常、子供の日常から人と争わないのを徳とするような教育を施しておいて、この子たちが将来、国際社会へ出て行くときに、おおきなハンデとならないだろうか。

北海道では駒大苫小牧が成し遂げた夏の甲子園2連覇の偉業にわいたものだったが、数日もせず、野球部の不祥事が発覚し、優勝旗の返還もありうる事態となっている。だけど、世間が大騒ぎするような不祥事だったんだろうか。野球部長が部員をひっぱたいたことが、ひっぱたかれた親からのリークで発覚したそうだ。だけど、こんなことはスポーツの世界では当たり前のこと、激しいスパルタ教育をしたからこそ、寒冷地という過酷な条件下というハンデを乗り越えて、栄冠がもたらされたんじゃないのかなあ。

運動部におけるピンタは選手に対する激励と叱責を兼ねたありがたい愛のムチである。むろんこれだけではないけれど、そうした叱咤激励によって、激しい練習に耐えうる選手の根性が育成されていく。それがいやだったら最初から野球部になんか入ってくるんじゃあない。察するにできの悪い選手、規律を守れない選手だったから、先生も思わず手を上げてしまったに違いない。過保護の親は息子の悪たれには知らん顔して、先生を弾劾する言辞を得々として報道陣に語っていた。まことに不愉快きわまる映像だったね。

小泉内閣の造反組に対する刺客の送り方は露骨極まりないね。これこそ極めて陰湿な体罰、いじめに間違いないんだけど、それが小泉内閣の支持率アップにつながるって言うんだから、日本って国どうなっちゃってるんだろうなあ。刺客に選ばれた大半は女性候補者、それも料理研究家、財務省の役人、エコノミスト、弁護士、看護士、旧領袖を袖にした裏切り者、小さな島の教育長、常習の渡り鳥、要するにセレブの女性ならなんでもありって感じである。これは明らかに政策論争のための選挙でなく、私怨を晴らすための選挙をオブラートしようとする狡猾な選挙手法である。おっそろしいのう。

学力テスト

キキョウ
8月25日(木)
(キキョウ・木場)

文部科学省は、平成19年度から公立学校に通う小学6年と中学3年のすべての子どもたちおよそ240万人を対象に、全国一斉学力テストを実施することになった。全国一斉の学力テストは、昭和30年代から実施されていたが、実施に反対する日教組と当時の文部省が激しく対立し、学校現場が混乱したほか、地域や学校どうしの過剰な競争が生まれたという批判もあっていったん打ち切られ、およそ40年にわたって実施されていなかった。(NHKニュース)

統計的に使われる判断指標を偏差値という。多くの受験生が参加したテストを集計すると、得点の分布がなだらかな山型の「正規分布」というパターンをとりやすい。テストごとに、正規分布曲線の「山の高さ」や「すそ野の広がり」は違う。全体的なばらつきの様子を示すのが「標準偏差」。これで各自の得点と平均との差を割り、10をかけて50を足したものを偏差値と呼ぶ。偏差値ごとに、その前後の集団に全体の何%の受験生が入るかが決まっている。平均点の受験生の偏差値は50で、全体の真ん中。もしA君の偏差値が65以上なら上位7%以内にいる。 (朝日新聞be)

子供の教育は一切母親任せで、知らん振りを続けてきた身にとっては、教育問題についてはろくすっぽの知識も持っていない。恥ずかしながら、横井庄一、「偏差値」っていう言葉は漫然と知ってはいたけれど、それがどういう中身なのかということについては、知った振りをしてごまかしてきた。なるほど、こういう仕組みだったのか、っていまさらながら必要がなくなった今ごろになって知るようじゃどうしようもないね。

学力テストが廃止になったのも知らなかったが、当時の日教組は強かったもんなあ。それに引き換え、いまの元気のなさはどうなっちゃってるんだい。小泉政権打倒の絶好のチャンス、民主党をがっちり支えて政権回帰に尽力するなんて、力強い意思もコメントも伝わってこないなあ。かっての日本は、文盲率100%を誇ったほど、教育が進んでいた国なのに、1昨年の統計によると、日本の識字率は世界では13位という恥ずべき状況に陥っている。

いろいろ論議はあるようだが、日本の子供たちの真の実力を知るためにも、このような仕掛けはドンドンやったほうがいい。町中で女学生たちの貧弱なボキャブリーを聞くたんびに、日本はこれからどうなっちゃうんだろうって慨嘆させられている。


キャビア

夢の島マリーナ
8月24日(水)
(夢の島アリーナ)

人工の黒い卵「シーフードキャビア」が全国のレストランにジワジワと広がっている。本物は国内価格、50グラム1万円以上だが、その10分の1の価格だ。ベンチュアー企業による開発商品で、「トンブリとイカスミを一緒に食べたらキャビアみたいだった」という知人の一言が開発のきっかけとなった。病院で使う点滴装置をヒントに人工魚卵製造機を完成させた。素材はイカスミを皮膜に使い、とウニやホタテのエキスで中に入る液体を作ったという。

以前に富山県の企業が「人工いくら」の開発に成功し、都内の回転寿司チェーンなどにも、かなり出回ったようだ。イクラはあまり好きな食べ物ではないので、ちょっとつまんでみたが、そんなに違和感はなかった気がする。だけど、けっきょくは消えてしまったようだね。つまるところ、本物が市場にたくさん出回るようになり(当然のことながら北海道産なんて本物にはめったにお目にかからないけど)、たとえ外国産といえどもやはり本物の方がいいってことだったんだろうなあ。

果物のアボガドにマヨネーズをつけて食べると、「ウニ」の味がするなんて、一頃騒がれていたけど、最近は聞かなくなった。物好きな日本人の食欲を満たすため、全世界から捨てられていたウニが入るようになり、安く食べられるようになると、偽者は話題にならなくなるんだろうか。いくら飽食の時代とはいえ、最近のグルメ番組を見ていると本当に頭にくる。つい最近まで極貧の中に居た「お笑い芸人」たちが、いままで食べたことのない豪華な食事をさせられて、貧相な顔で、ただ、「うめー」としかいえない貧しい表現を聞かされるたんび、頭にきのことなる。

高価な食べ物を遊びの世界に持っていってしまったテレビ局のあこぎなやり方にも腹が立つ。ちっとは名の知れたお笑い芸人だって、有名な店の高名なシェフが作った超豪華な食事より、場末の食い物屋で、自分の好きなものを腹いっぱい食べて、うめーっていいたいんだろうにね。

地盤沈下

マゴリコ
8月23日(火)
(マゴリコ・きょう3歳の誕生日)

枝川なんかに住んでいると、地盤沈下がドンドン進んでいるようで気になってしょうがない。お隣、豊洲の開発がグングン進み、超高層ビルらしいものがニョキニョキと、アチコチに頭をもたげてきた。既存のものは二つ、新しいものでも形を現しているものだけで、6ケもある。これだけ数が増えてくると、汐留周辺の気温が異常上昇しているような事態がいずれは起きるのだろうね。

地盤沈下といえば、政財界を問わず顕著なのが早稲田勢、その頽勢を挽回しようと、実業界では早大OBを中心とした金融勉強会「ファイナンス稲門会」が発足、会員は900人を突破したという。そのメンバーは大手金融機関経営陣からベンチャー企業トップ、銀行、生損保、証券会社のビジネスマンたちである。ライバル慶応の大きな遅れをとり、その危機感はひとしおらしいが、こういうときに限って一匹狼の伝統がよみがえり、一枚岩にならないのが頭痛の種のようだ。

慶応勢は、政治の世界では小泉首相の独壇場だし、橋本前首相は1億円をもらったことすら記憶してない大物政治家だ。とうは経ってはいるが、小沢一郎は政界を陰で操る実力者だ。三越、資生堂、三菱商事は慶応閥の参集する巨大コングリマリットだ。一方、早大勢は派閥の長、サメの脳を持つ森前首相は金魚のうんこみたいにアタフタと動き回るだけ、ちっとも役に立たたい派閥領袖だし、竹下元首相の金庫番から出世した自民党参院議長は地元の権益ばかりを追いかけ、自民党参院議員をまとめることもできない体たらく、福田前幹事長は訳あり顔は得意だけど、カリスマ性とか実力となると、たんなる能吏にしか過ぎない小物だ。

慶応勢は実業界の雄と呼ばれるだけあって、その時々に話題の経営者を輩出しているし、上場企業のIR担当者も慶応卒が非常に多い。その上、かれらは結束が固いから、この堅塁は100年経っても破れないだろう。何年経ってもワセダマンは野暮ったさが抜けないし、融通が利かない。一方、ケーオーマンは垢抜けていて、万事スマートだし、やることにそつがない。小泉首相みたいにゴリ押し横車、男のヒステリー、頑固一徹な異端児は珍しい。

残暑

愛宕神社8月22日(月)
(愛宕神社)

残暑というと、若干ロマンテイックな響きがあるもんだが、今年の残暑はそんな甘ったれたものじゃあない。夏本番よりも激暑、烈暑、酷暑が連日のように続いており、それもカラッとしないで、梅雨時もどきの蒸し暑さも兼ね備えているからたまったものではない。熱射病がになるのがいやだから、ついつい家に閉じこもって冷房をガンガン炊くことになる。冷房大嫌い人間がいつのまにかすっかり慣らされてしまったのが、なんともおぞましい。

そんなわけで、昼間はテレビ中心の生活、きのうまでは夏の甲子園大会があったけど、駒大苫小牧の2連覇で終幕、いろいろ面白い混戦があったけど、終わってみれば印象的な選手が意外に少なかった。大阪桐陰の左腕、xx投手は150キロを越す快速球を投げるということで話題になったが、球が軽すぎる上にコントロールが悪く、そのうえ変化球を幾つも操ろうとするけど中途半端な印象で、好投手ではあるが、もっと快速球を重くする精進が必要だろう。

駒大苫小牧は寒冷地での練習が多いから、必然的に守備練習が中心となり、それが結果的に好成績を残す原因となった。例年になく暑い大会だったから、鉄腕エースが一人で何試合もこなしヒーローになる時代ではなくなった。そんな中で、力が拮抗する4人の投手を擁したのは連覇の一つとなった。戸外で練習できない時期でも、投手は室内で投球練習ができるから、各世代ごとに投手陣を養成した指導者の先見の明ともいえる。

日本は広いなあと思った。競馬中継を見ていて、東京は憎たらしいほどのカンカン照りなのに、新潟では競馬場が地震でグラグラ揺れ、小倉と札幌では突然振り出した大雨の中でのレースだった。箱根で行われた女子プロゴルフ大会では、宮里藍が初日からトップを突っ走り、優勝を果たしたが、笑っちゃうのは商品、主催者が三菱カタピラーだったこともあり、小型カタピラーの贈呈、こんなものどう使うんだろうかね。それにしても藍ちゃん、実力がある上に、いつもニコニコして、言葉遣いもハキハキ、いうこともまったくそつがない。こんな感じのいい子がまだ日本にいるんだってことが不思議な気がする。

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