コジゼラ

よもやま話を雑文で

2006年01月

なんだこれ

横十軒川・黒船橋1月31日(火)
(横十軒川・黒船橋)

<四谷4丁目の交差点でタクシーを止めた、わたしは乗り込むなり、「ケイシチョウまでお願いします」インタビューの約束に遅れそうなので焦っていた。タクシーは新宿通りを直進する。四ツ谷駅の間を抜けて麹町、半蔵門を右に曲がる、と思った瞬間、左折した。千鳥ヶ淵が近づいてくる。「アノゥ、警視庁に行きたいんですが」「ケイシチョウ?」「桜田門の警視庁です」「あぁ〜!警視庁!!お客さん、ホステスさんじゃあないんだ〜?てっきり、これから錦糸町にご出勤なのかと思ってさぁ」>

<タクシーの運転手さんには、聞き間違いでなく見間違えられたこともある。「ゆっくり走りますからねぇ。8ケ月くらいですか?」「曲がるときは、前もって言いますので、つかまっててくださいね。おなかの赤ちゃんをビックリさせちゃ悪いからね!」。わたしは確かに「身重だが、正真正銘、カラダの芯まで自前のゼイ肉です>(以上、小俣雅子「満腹物語」より)

地下鉄の中吊り広告を見ていたら、思わずギョッとした。「カレ氏の元カノの元カレを知っていますか?!」、なんだいこのポスターは?近づいてよくよく見てみたら、公共広告機構の「エイズ」撲滅キャンペーンだった。これを見てふと思ったんだが、このキャンペーン・ポスターに<チョー近距離恋愛、0,03ミリ、「ゼロゼロスリー」新発売!!岡本ゴム>のポスターを並べてぶら下げたら、それこそ効果絶大、一挙両得なんだろうになあってこと。いまはタイアップ広告も流行っているし、人類のため力を合わせて欲しいなあ。

この人を食ったような撲滅キャンペーン、元サッカー選手の井原が真剣な顔で訴える「骨髄バンク」の暗いCMに比べると、訴えている内容は同じくかなり重いけど、ユーモアがあってカラッとしているのはいいね。しかし、いま性道徳ってそんなに乱れているのかねえ。東風とら世代には理解しにくい話だが、オジサンももっと遅く生まれてくればよかったなあって気がしないでもない。

東大和市で、57歳の男が11人の女性(それも若い子ばっかり)と同居しているという、ショッキングな話題があった。本人は一夫多妻制だとうそぶいているようだが、2〜3週程度の周期で、結婚、離婚を10数回繰り返し、全員仲良く暮らしているともいっていた。こういう御伽噺みたいなことってほんとうにあるんだなあ。わが身に置き換えて羨ましいやら、妬ましいやらと思う反面、中老の男がいくら精力絶倫だとはいえ、夜毎精魂使い果たす姿を想像すると、ハレム生活も楽じゃあないなと同情したくもなる。

逆探知

フユボタン31月30日(月)
(フユボタン・寛永寺)

2分11秒、仙台の乳児誘拐事件で、宮城県警が犯人からの1本目の電話の逆探知にかかったとされる時間だ。刑事ドラマだと、「犯人から電話がかかってきたら、できるだけ時間を稼いでください」というのがお定まりの決まりゼリフだった。事実数年前まで弱探知には5分以上かかったという。専門家によると、警察が逆探知に時間がかかったのは「クロスオーバー交換機」というアナログ式の電話交換機が使われていた頃の話だという。この方式だと電話番号を調べるのに、交換機の扉を開け、相手の改選がどこから来ているかを目で確認しなければならなかった。市外電話だと複数の電話局をまたぐので膨大な作業が必要で、失敗も多かった。

ところが現在は発信から着信先まで、すべて「デジタル交換機」で、携帯電話の画面に相手番号の画面に相手番号が表示されるのと同じ要領で、相手がどの電話kらかけてきたかは1秒以下で判明する。犯人は手数をかけて、数台の公衆電話を使っていたが、これもまったくのムダで、電話会社は核公衆電話の電話番号を把握している。公衆電話もデジタルなので、瞬時に逆探知が可能だ。逮捕された犯人は誘拐事件を扱った推理小説にヒントを得たそうだが、その時代よりずっとデジタル化が進んでおり、逆探知を恐れて通話時間が長引かないよう努力したが、まったく徒労だったわけだ。

アメリカでもブッシュ大統領が違法行為とされているFBIなどによる盗聴行為を認めていたということが話題になった。だけど、今回のライブドアの強制捜査を見ていいても、検察当局が狙った獲物はサーバーに使われたスパコンやメールのやりとりに使ったパソコンなどの電子機器ばかりで、膨大な書類などには見向きもしなかった。電話の盗聴なんて、もはた時代遅れになっているのかもしれない。ところで、携帯電話の盗聴なんてできるんだろうかね。

猿芝居

フユボタン21月29日(日)
(フユボタン・寛永寺)

前原民主党党首が、自民党右派顔負けの極右的発言を繰り返している。集団自衛権がダメなら日米同盟をなくすべきだとか、女系天皇容認にまで踏み込んだ発言をし、それらの基本政策が党に容認されないなら、民主党代表選に出馬しないと表明、自らの退路を断つとともに、民主党員を恫喝した。ここまで踏み込んだ発言をするには当然裏があるわけだが。

小泉首相が民主党に組もうと持ちかけたのがきっかけになっているのは間違いない。前原の基本政策が民主党に容認されるはずもなく、おそらくイザとなれば30〜40名の同志を引きつれ、前原新党を立ち上げ、自民党と連立の腹積りなんだろう。このような自民党の狡猾なやり方にまんまと乗せられ、これまでも社民党がポシャリ、新党さきがけ、新進党、自由党が次々と潰されてきた。

唯一潰れなかったのが公明党だったが、その公明党も小泉首相にとっては、なにかと小うるさい存在で、ソロソロ排除したくなってきた。だからこそ、前原新党は飛んで火にいる夏の虫みたいなもんだ。しかも宿敵民主党はバラバラに解体するだろうし、そうなれば、わが世の春、なんとなく危なっかしい安倍次期政権も安泰だ。

今年の大相撲春場所、あまりにも無気力な相撲が続き、そろそろかなって思っていたら、案の定、千代大海が休場、翌日にはおれもとばかり魁皇も休場届、いつも通りだけど、よくもやってくれるねえ。二人とも恥ずかしながら次場所はともに9場所目のカド番、定石通り1場所おきに8勝すれば、大関の地位を維持できるんだから気楽なもんだ。むかしの相撲取りは「一年を十日で過ごすいい男」なんていわれたが、このご両人は、さながら「一年を半分休むいい男」、こんなのをほっておいては、相撲協会の沽券にもかかわるね。

誰かがいっていたけど、朝青龍と琴欧州が強いのは、他人の力を利用しようなんて考えずに、自らの力だけで勝ちに行こうとする姿勢にある。この両大関とも、いつも楽な相撲を取ろうとして、安易に引いたり、はたいたりして簡単に墓穴を掘る。もろ手突きとか、黄金の右腕という伝家の宝刀がありながら、その体勢に持ち込む努力を怠ろうとするから、勝てなくなるわけだが、最も悪いのはろくな練習もしないことだ。飽食が有能なスポーツマンをダメにしてしまう典型だね。

ライブドア

フユボタン1月28日(土)
(フユボタン・寛永寺)

ライブドアの破綻については色んな意見があろうが、ただ一言、「ザマー見ろ」って心境でもある。ホリエモンのお陰で、ライブドアに関しては2度も敗者の立場を味合わせられてきた。そもそも、インターネットをやるようになって、最初のメルアドを無料ポータルサイトのライブドアのお世話になった。むろん、このライブドアはホリエモンのライブドアではない。次に初めてブログとして利用したのが、「メモライズ」、有料サイトであったが、きめが細かくて、中々気の利いたサイトだった。この二つともが次々にホリエモンに買収され、こともあろうに、ライブドアを名乗ってしまったのである。

「金さえあればなんでもできる」「自分は神として傘下企業に君臨する」「汗水垂らして働く国民はバカだ」「混雑した電車に乗って通勤しているサラリーマンの気が知れない」。こんなヤツが支配しているポータルサイトなんか使いたくなかったが、ともに長い間馴染んできたポータルサイトだったし、他に乗り換えたいと思いながら、ずっと使わざるを得なかった。だからこそ、奸智にたけたホリエモンの目にも留まったんだろう。なんか悪用されそうなのもイヤだったし、常に敗北感があるのも癪の種だったね。

<各種メディアにて報じられております通り、1月23日に前代表堀江を含む4人が
逮捕されました。<ポータルサイト「livedoor」は、月間約1400万人のユーザーの皆様からご来訪を、約300社の広告主からのご出稿を頂いており、既に法人としての株式会社ライブドアからは独立した「公共性」を有していると考えます。livedoorのサービス全てにおきまして、ご心配されておりますようなサーバ差し押さえやサービス停止などはございません。もちろん、お客様が各サービスで保存されているデータの削除、押収もございません。これまで通りのサービス運営・拡充に努めてまいりますのでご安心ください>

以上のコメントはライブドアの公式コメントだが、広告主も次々と脱退するだろうし(現に東京電力の撤退が決定)、ポータルサイトとしての存立もヤバくなりそうだ。5年も続いている「コジーとゼラチャン」も危機存亡の可能性が出てきた。だからこそ、愛着も深いし、過去のデータもシッカリ保存されているから、そんなことになったら大変だ。とはいえサラファン、しばらくは様子を見ることにしよう。フジテレビが買収する可能性もあるし、経営者が変われば、また別の魅力も生まれるかもしれない。はかない希望かな。

中居くん

木彫りの龍1月27日(金)
(木彫りの龍・寛永)

前回、スマップの悪口を書いてしまったが、歌はへたくそでも、全員人柄はいいし、嫌味がないのがいいところで、シャベリも慎吾を除けば、みんないっちょ前、草までが冗談もいえるくらい成長している。

一つだけ褒めておきたいことがある。昨年暮れに放映された小田和正恒例の音楽特別番組「クリスマスの約束」のコンサートに中居正広がゲストとして招待された。自他共に歌が下手であると認められているのに、「なぜオレが」っていうのが中居の正直な気持ちだったとおもう。。歌の神様の前で緊張しきって、顔面蒼白、今にも倒れそうな風情だったが、一緒に歌おうと誘われ、「夜空ノムコウ」を思い切って歌いだした。

歌いだすと、小田和正は一緒に歌うのを中断し、結果として中居の独唱になってしまった。観客もそうだったろうが、コチトラもうまく歌えるのかどうか、ハラハラさせられた。それが、なんと見事に歌いきってしまったのである。音を外すこともなく、高音もバッチシ捉えており、なによりも歌そのものに精魂がこもっていたのである。正直言って、これにはびっくりさせられたなあ。会場も呆気に取られたようだたが、一拍おいて万雷の拍手となった。

プロの歌手が人前で歌を歌うのは当たり前なのに、みんなにちゃんと歌えるだろうかと心配させる歌手なんて見たことも聞いたこともない。自分は歌が下手だと常日頃から認めている謙虚な態度がいつのまにかファンにも認知されてしまった稀有の事例だろう。だけど、やればできるきゃあないかってことも、改めて知らされたわけだ。これは、小田の仕掛けによるところ大だけど、中居にとっても大きな自信になっただろう。歌い終わったあとの爽やかな表情には、普段見られる軽率な姿なんか垣間見られなかった。

1988年結成されたが、前身は光GENNJIのスケートボーイズ。グループ名は一般的に「Sports Music Assemble People」の頭文字から取られた、と言われている。しかし実際は、光GENJIの中でジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川氏のお気に入りだったメンバーの佐藤(S)、諸星(M)、赤坂(A)、山本の愛称パンジー(P)の頭文字を取ってつけたのが真相だそうだ(山本の愛称は本当は「バンジー」だが、社長は「パンジー」と勘違いしていた)。これは女性誌で山本らジャニーズOBたちの対談で語られている。

ホリエモン

国立博物館1月26日(木)
(上野・東京国立博物館)

25日の東京株式市場で、ライブドア株への買い注文が膨らみ、事件の発覚以来、初めて取引時間中に売買が成立した。ストップ安が続き値頃感が出ていた。東証は午後1時半から同社株の売買を再開したが、システムへの影響が過大と判断した時点で売買を停止する。ライブドア株は午後2時前、前日比21円安い155円で売買が成立した。取引時間中に成立するのは1月16日以来のことである。

ライブドアが東京地検の家宅捜査に備え、専用ソフトを使って電子メール5万通を削除していることが判明した。2時間ほど先走ってしまったNHKニュースのお陰であることはいうまでもない。パソコンなどから押収したネールは約10万通に上ったが、解析の結果、本来あるはずのメールが消失していることが発覚、5万通前後が削除されたほか、データが不自然に書き換えられていた。特捜部は専用ソフトを使って復元に当たっているが、一部にはプログラム削除ソフトを使用した形跡がみられ、復元不可能なメールもあったという。消去ソフトは専門店で1万円前後で販売されており、特捜部はIT知識を駆使した悪質な隠蔽工作とみている。

ホリエモンはニッポン放送株の買収に当たって、「ネットとラジオの融合」などともっともらしい理念を語ったが、けっきょくは金が欲しかったから仕掛けたマネーゲームだったことが明らかになった。この時点で単なる錬金術師だということがあきらかになったわけだ。通常、社長が3回も失敗を重ねると倒産するのというのが会社の相場だった。ホリエモンは近鉄球団とニッポン放送の買収や選挙で落選と3連敗した。にもかかわらず、ライブドア株は高騰したのは、「虚名」をマスコミに持ち上げられ、ブランド価値が生じて非専門家の思惑買いを煽ったからである。

<堀江貴文と小泉政治は合わせ鏡だ。「努力したものが報われる社会を」と叫び続けた怪しげな政治スローガンの真意が、一攫千金の成金やっ富裕層を優遇を正当化するレトリックに過ぎなかったことが、ケタ違いの報われ方をしたホリエモン錬金術によって暴露された>(内藤克人・朝日新聞)より。今回のホリエモン逮捕は、まさに小泉改革の本質をも暴露したのである。小泉・竹中の「市場原理主義」推進が日本を「拝金主義」「格差拡大社会」のメチャクチャな社会にしてしまった。あらゆる局面で、勝ち馬に乗るために汲々とする血も涙もない社会になってしまったのだ。

とんがり帽子

奏楽堂1月25日(水)
上野芸大・奏楽堂)

茨城県筑西市は、合併で不用になり無料提供する旧四市町の道路標識の抽選会を行った。提供する標識は80種類187枚で、「思い出に」と先月募集したところ、市内はじめ北海道や広島県など県内外か971通のはがきによる応募があった。平均倍率は約5倍で、縦52cm横128cmの「下館市」の標識13枚には最多の287通の応募があった。この日は、応募者数が提供枚数を上回った54種類137枚について抽選したが、中には東京都や福井県の当選者もいた。

<冬帽子 ああ光頭に あたたかし>、まるでオイラのことをいってるみたいな俳句だ。「朝日俳壇」からにょうぼが見つけた句だが、若干からかい気味だったのが、ちょっと気に入らない。頭に毛が生えていないと、寒い時期には格段と身体の芯までズシンと応える。「頭寒足熱」だなんてとんでもない。なんとかこれまではキャップで誤魔化してきたが、冬の突風が多くなると、毛がないと頭がキャップに密着してないから、簡単に吹き飛ばされてしまう。豊洲の乱開発が始まってからというもの、思わぬ場所での突風が多くなった。いままでだったら、朝凪橋を渡るときだけは、キャップを後ろ前にかぶり直せばよかったのに、いまじゃあ、油断もすきもあらばこそ、アチコチに突風が吹き荒れている。

そんなこんなで、格好悪いがスキー帽をすっぽりかぶることにした。初めてかぶるようなもんだから、かぶり方もよく分からないけど、これが滅法暖かいときたもんだ。頭頂部が羅紗、じゃあなくてフリースで補強されているから、風を通さないのもありがたい。それにしても耳をすっぽり覆うと、ほんと暖かさが増すねえ。どうやら病み付きになりそうだけど、電車に乗ると暑すぎて、ハゲ頭を人目にさらさなけりゃならないのが癪の種だけどね。

先日、従弟の3回忌は大雪の日だったが、当然礼服に黒いネクタイ姿だったが、シャッポにはスキー帽という出で立ち、なんとも珍奇な格好だった。帰り道、豊洲に着いたら依然として大雪のさなかだった。すっかり嬉しくなって、暖かいスキー帽という格好の味方もあったもんで、黒ネクタイ、礼服のまんま、傘なしで雪の中を駆けずり回った。胴回りが合わなくなって新調した礼服のズボンはびしょ濡れ、早くクリーニングに出さないと、次の法事(誰なんか分からないけど)に間に合わなくなる。

悪い奴ら

寛永寺1月24日(火)
(上野・寛永寺)

ライブドア堀江社長逮捕の報に、テレビ各社とも、それまでの親しい仲間意識を泥足で踏みにじり、特番を組んで一斉報道をした。当然NHKも特番を組んだが、どうもイマイチの感じがした。情報不足であることは間違いなく、短時間のうちに同じような画面やコメントも繰り返した。それもそのはず、ライブドアに検察が踏み込んだ17日、2時間も前に“勇み足報道”をしたことでNHKが締め出しを食った。数人の係官が下見をしにきたのを勘違いしたらしい。このフライングのせいで、社員はメールを楽々と消去することができたという。NHKの早とちり報道が捜査に影響を及ぼした疑いもあるが、そもそも原因は検察の情報漏れとの指摘もあって、どちらの責任か釈然としない面もある。

故・仰木彬監督の「お別れ会」に出席した清原和博が、前夜、イチローと食事をしたそうな。清原は「仰木さんがあってイチロー君とお酒を飲めた」「仰木さんが結びつけてくれた」などとイチローとの急接近をアピールした。これじゃ清原も、仰木監督の教え子みたいじゃないか。イチローは、打つだけで走れない守れない清原を評価していないとされる。イチローとの会食を吹聴し、仰木監督の死を利用している男に「見苦しい」との声が挙がっている。

日本のマスコミが大騒ぎして送り出した、宮里藍と横峯さくらの女子ゴルフ・ペアが案の定、大苦戦に陥り、優勝なんてとんでもない、18参加国の中で12位と下位を低迷した。現地からの中継を試みたテレビ会社もあったが、初日がブービーの成績では、誰も見る気がしないよねえ。まして録画中継じゃあ、結果も分かっているし、どうしようもないよねえ。そもそも苦戦した理由には、年末から年初にかけてテレビ各社を駆けずりまわされ、練習をする暇もなかったというから、かれらマスコミの餌食にされたわけだ。

日本のマスコミは何時からこんな風になってしまったんだろうか。虚業家をヒーローに仕立て上げたマスコミも問題だが、マスコミの受けがいいと分かれば、票集めのために恥も外聞もなく、自民党がらみの政治家に仕立てようとした自民党のあざといやり方、そして事件になったら、過去の親密な関与を否定する破廉恥な態度、またその姿を真剣に追求しようともしないマスコミの態度、情けないねえ。

清原なんかという不真面目な悪党を善玉に仕立て上げたり、藍ちゃんや琴欧州のような金の卵を、興味本位だけで追いかけ、ダメにしてしまうやり方は許せないね。悧巧な藍ちゃんは海外に逃げ出すから、まだいいけれど、さくらや琴欧州なんかには逃げ場さえない。

寛永寺

五重塔1月23日(月)
(上野・寛永寺)

雪にはすっかり興奮させられて、子供のようにはしゃぎ回わっちゃったけど、たった1日だけのあだ花に終わってしまった。興奮からさめた翌日からは地獄の日が始まるのも判っている。だから、せっかくの日曜日も用心して、終日家にこもることになった。表階段を下りるにせよ、表を歩くにせよ、カチンカチンに凍っているから、危なくて歩けないんである。足を滑らせて、ちょっとでもひっくり返ったりしたら、捻挫なんかいいほうで、下手すりゃ骨折でもしかねない虚弱体質になっているからなあ。

雪の日の前日、にょうぼが東京国立博物館で展示されている「松林図屏風」を見に行くというので、内心ではじっくり見てみたいとの思いもあった。だけど、行ったよ、見たよって、まるで証拠写真をとりに旅行をする連中と同じような空気の流れが充満しているのがイヤ。つまり、ああいうところでいつも感じる、無関心なのに評判につられてやってくる有象無象の存在が嫌でしょうがない。

けっきょく上野公園までは同行し、そこで別れて上野周辺を散策することにした。これがピッタンコの正解、上野寛永寺境内で「冬牡丹」の展示会をやっていた。まともな花を見なくなって幾星霜、冬枯れの日々を嘆いていた身にとっては、干天の慈雨とはまさにこのこと、600円の入場料はちと高いと思ったが、欣喜雀躍して場内へ。小さな庭だと思い込んでいたが、けっこう広くて栽培されている冬牡丹の数も半端じゃあない。寒いから見物客の姿もまばら、心ゆくまで写真を取り捲ったよ。

だけど、そのうちに気がついたのは、確かに株数は多いけど、品種はかなり少ないっていうこと、入口近くで夢中で撮った品種にあちこちでぶつかり、けっきょく同じ品種を何枚もダブって撮っていたことも分かった。まあ、それはそれとして、久し振りに花らしい花を見たことには興奮させられた。撮りたかった蝋梅もあちこちでほのかな香りを漂わせていたし、垣根代わりに植えられた山茶花も八重咲きの豪華なものだった。

東照宮の境内に入って初めて気がついたんだけど、五重塔だけは分離されていて、動物園に入らなくては、そばに行けなくなってる。寛永寺が財源不足で五重塔を売りに出したとか、出さなかったとか、どこかでチラッと読んだ気もするが、おかしな世の中だねえ。

ポイズン

雑木林1月22日(日)
(雪に煙る雑木林・所沢)

オリックスは一体なにを考えているんだろうかね。チームの自壊行為に自ら手を染めたことになる。ほとんど使い物にならない清原に3億、清原よりも多少は役に立つだろうが、大リーグではまるで相手にされずに年俸5000万円の捨て扶持でマイナーリーグデプレーしていた中村になんと2億の年俸を支払うんだとさ。それだけでも、まったくのムダ金だが、もっと恐ろしいのは二人ともチームにとっては毒薬みたいな存在になることだろう。チームにサボリ癖が蔓延し、まともにやるのがバカバカしいって思うようになる一方で、ひたりの顔色ばかりをうかがう卑屈な根性を植えつける。

そして、悔しいのは、清原も中村も先ごろ亡くなった仰木前監督の発言を巧みに利用してオリックス入団を決意した理由にしていることだ。こんなポンコツ選手を誰が本気で採用するものか、仰木前監督の外交辞令を隠れ箕にしているのが許せない。また、オリックスのほうも、二人が活躍できなかったら、仰木さんが約束したんだからと、逃げ口上に利用するに違いない。

清原の会見を聞いていてつくづく情けなくなった。ジャイアンツをクビになって(本人はクビとは言わなかったけど)、何日も悔しくて泣き明かしたそうだが、悔しかったのは3億円もの報酬を貰っていながら、ろくな働きができず、チームに迷惑をかけたっていうことではなくて、このオレがどうしてクビになるのかということだったらしい。いったいなにを考えているんだろうね。こんな根性じゃ、来年もいつものように、どこかが痛くなって(こればかりは本人しか分からないことだしね)、早々とサボることになるのはミエミエだが、自分をうまく使ってくれなかったオリックスが悪いんだと、開き直るつもりろうね。

その清原や、あの野村監督、そして、おぞましくもあのサチヨ鬼婆までもが、盛んにテレビ出演している。出るほうも出るほうだが、招く方も招く方で、いまじゃあ話題になりさえすればいいという、テレビ局の安易な企画で、よし悪しに関係なくゲスト出演を依頼する。ホリエモンの成功で、ワルを扱った方が顧客のニーズにかなうって踏んだんだろう。順風満帆だった安藤美姫や琴欧州も引っ張りだこ、こちらは悪とは無縁だが、せっかくの素質をぶち壊してしまう愚かさってのを、ちっとも認識してないのが情けないね。きょうさえよければいいんだというご都合主義、なんとかならないもんだろうか。
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