2月28日(水)
(日光・鬼怒川)
せっかく温泉に行ったんだから、大好きな風呂、それも露天風呂に何度も入ろうと決めていた。だから、宿について直ぐに露天風呂に直行したのは当然の成り行きだった。だけど、宴会と部屋でのほろ酔い気分でのおしゃべりが12時過ぎまで続き、散会するや否や、たちまちバタンキューとなった。ところが、翌朝「なんということでしょう」、自他共に許す寝呆助が奇跡ともいうべきか、なんと5時半に目がさめた。早起き自慢の長老もまだぐっすりと眠っている。そっと部屋を抜け出し、早朝の露天風呂を満喫したのはいうまでもない。
そして、きょうは旅の疲れと寝不足を解消しようと、朝寝を楽しむはずだった。ところが緊急の野暮用が勃発、朝10時に家を出る羽目に。いつもなら歩く門前仲町だったけど、疲れてるんで、バスに乗り用事を終えた。ここでいつものスケベー根性が出た。せっかく出てきたんだから、永代橋の「オオカンザクラ」と「カンヒザクラ」を見に行こうって。そして、例によってバチバチ撮り終わって、川岸でタバコを吸ってたら、遊歩道を大きな柑橘類を持った二人連れのオバチャンが歩いてきた。思わず「なにを持ってるんですか」って声をかけた。道路端で見事に実っているのを見上げていたら、持ち主がくれたとのこと。
彼女たちがいうことにゃ、今日の朝刊に隅田川沿いに見事なハクモクレンが咲いているっていうので、見に来たが見当たらない。それは場所が違うから、バスに乗っていけって、行き先を詳しく教えて送り出した。さて、そこでだ、もうハクモクレンが咲いたのかって、自分の迂闊さが悔しくなり、絶対歩いていこうって覚悟を決めちゃった。隅田川沿いを永代橋から隅田川大橋、清洲橋と上がって行き、こんどは分流する仙台堀川に沿って歩く。清川橋、清澄橋を通り抜け、深川図書館で鳥羽亮の時代小説4冊を借り、海辺橋、木更木橋、亀久橋、末広橋、崎川橋を抜けて木場公園へ。
沢海橋、弁天橋を経て、やっとハクモクレン咲き誇る塩浜運河の南開橋際にたどり着く。悔しいかな、ほぼ満開、ああ、遅れを取ってしまった。塩浜橋から雲雀橋、白妙橋、浜崎橋、蛤橋を渡りゴーホーム。なにせ、この辺りは川が多いから、上り下りもほどほどにあり、けっこう応える。けっきょく、1万5千歩も歩いてしまった。撮った写真は400枚、後始末もタイヘン、いつもながら、まったく懲りない面々だよねえ。そして、いつものように2月が駆け足で通り過ぎていく。
(日光・鬼怒川)
せっかく温泉に行ったんだから、大好きな風呂、それも露天風呂に何度も入ろうと決めていた。だから、宿について直ぐに露天風呂に直行したのは当然の成り行きだった。だけど、宴会と部屋でのほろ酔い気分でのおしゃべりが12時過ぎまで続き、散会するや否や、たちまちバタンキューとなった。ところが、翌朝「なんということでしょう」、自他共に許す寝呆助が奇跡ともいうべきか、なんと5時半に目がさめた。早起き自慢の長老もまだぐっすりと眠っている。そっと部屋を抜け出し、早朝の露天風呂を満喫したのはいうまでもない。
そして、きょうは旅の疲れと寝不足を解消しようと、朝寝を楽しむはずだった。ところが緊急の野暮用が勃発、朝10時に家を出る羽目に。いつもなら歩く門前仲町だったけど、疲れてるんで、バスに乗り用事を終えた。ここでいつものスケベー根性が出た。せっかく出てきたんだから、永代橋の「オオカンザクラ」と「カンヒザクラ」を見に行こうって。そして、例によってバチバチ撮り終わって、川岸でタバコを吸ってたら、遊歩道を大きな柑橘類を持った二人連れのオバチャンが歩いてきた。思わず「なにを持ってるんですか」って声をかけた。道路端で見事に実っているのを見上げていたら、持ち主がくれたとのこと。
彼女たちがいうことにゃ、今日の朝刊に隅田川沿いに見事なハクモクレンが咲いているっていうので、見に来たが見当たらない。それは場所が違うから、バスに乗っていけって、行き先を詳しく教えて送り出した。さて、そこでだ、もうハクモクレンが咲いたのかって、自分の迂闊さが悔しくなり、絶対歩いていこうって覚悟を決めちゃった。隅田川沿いを永代橋から隅田川大橋、清洲橋と上がって行き、こんどは分流する仙台堀川に沿って歩く。清川橋、清澄橋を通り抜け、深川図書館で鳥羽亮の時代小説4冊を借り、海辺橋、木更木橋、亀久橋、末広橋、崎川橋を抜けて木場公園へ。
沢海橋、弁天橋を経て、やっとハクモクレン咲き誇る塩浜運河の南開橋際にたどり着く。悔しいかな、ほぼ満開、ああ、遅れを取ってしまった。塩浜橋から雲雀橋、白妙橋、浜崎橋、蛤橋を渡りゴーホーム。なにせ、この辺りは川が多いから、上り下りもほどほどにあり、けっこう応える。けっきょく、1万5千歩も歩いてしまった。撮った写真は400枚、後始末もタイヘン、いつもながら、まったく懲りない面々だよねえ。そして、いつものように2月が駆け足で通り過ぎていく。