6月30日(土)
(猿芝居・豊洲ららぽーと)
麦秋とは初夏のことで梅雨入りをした、いまごろの季節をいうんだよなあ。むかしは農村に行けばどこでも見られた光景で、近在の子供たちは味噌・醤油用の小麦と麦飯用の裸麦の違いは歴然と分かったそうだ。この麦の収穫期が「卯の花腐し」の長雨と重なるから、運悪く雨にたたられた麦は立ったまま発芽して使い物にならなくなるという。知らないことが多すぎるね。都会っ子だったから、田舎暮らしの経験がなかったことが悔やまれるね。
梅雨時になると、家にいるときはもっぱら、ステテコ着用となる。長ズボンじゃ暑すぎるし、半ズボンじゃ涼しすぎる。とにかく動きやすいし、通気性もいいから、便利この上ない。もう少し、下着の範疇から脱却できるオシャレ心を加味してくれたら、表にも堂々と出ていけるんだけどなあ。
グンゼは第2次世界大戦後、メリヤス肌着の生産を始め、当初はらくだ色の股引きだったが、1950年代に白色の肌着が出始め、「ズボン下」という呼び名を使ったところ、次第に定着した。「ズボン下」はひざ下7〜8センチ、ふくらはぎより上の部分までの丈のものを指す。これがいわゆるステテコなんだよなあ。ステテコの語源は、明治時代の人気落語家・初代三遊亭円遊が余興に「ステテコ踊り」をするとき、着物の裾から見えていた下着を、踊りにちなんで、ステテコと呼ぶようになったという。
ステテコは半タコ、猿股、股引とも呼ばれていた、裾が股より長く膝下丈まであるズボン下を指す。戦後、繊維業が隆盛となった日本では、高温多湿の気候に合わせて素材や織りを工夫した柳揚クレープやキャラコ織の物も登場した。日常生活では中年男性がはく事が多いことからダサイの代名詞となっているようだ。女性のキャミソールだって、下着って感じするけど、色っぽいからいいんだよなあ。
女性用肌着はスカート文化のもとで発展したため、ズボン下のような概念はなく、厚手のストッキングのタイツが防寒の役目を果たしてきた。最近、女性はスカートなどの下に「レギンス」を履いているようだ。レギンスは元々子供服の範疇だった。
(猿芝居・豊洲ららぽーと)
麦秋とは初夏のことで梅雨入りをした、いまごろの季節をいうんだよなあ。むかしは農村に行けばどこでも見られた光景で、近在の子供たちは味噌・醤油用の小麦と麦飯用の裸麦の違いは歴然と分かったそうだ。この麦の収穫期が「卯の花腐し」の長雨と重なるから、運悪く雨にたたられた麦は立ったまま発芽して使い物にならなくなるという。知らないことが多すぎるね。都会っ子だったから、田舎暮らしの経験がなかったことが悔やまれるね。
梅雨時になると、家にいるときはもっぱら、ステテコ着用となる。長ズボンじゃ暑すぎるし、半ズボンじゃ涼しすぎる。とにかく動きやすいし、通気性もいいから、便利この上ない。もう少し、下着の範疇から脱却できるオシャレ心を加味してくれたら、表にも堂々と出ていけるんだけどなあ。
グンゼは第2次世界大戦後、メリヤス肌着の生産を始め、当初はらくだ色の股引きだったが、1950年代に白色の肌着が出始め、「ズボン下」という呼び名を使ったところ、次第に定着した。「ズボン下」はひざ下7〜8センチ、ふくらはぎより上の部分までの丈のものを指す。これがいわゆるステテコなんだよなあ。ステテコの語源は、明治時代の人気落語家・初代三遊亭円遊が余興に「ステテコ踊り」をするとき、着物の裾から見えていた下着を、踊りにちなんで、ステテコと呼ぶようになったという。
ステテコは半タコ、猿股、股引とも呼ばれていた、裾が股より長く膝下丈まであるズボン下を指す。戦後、繊維業が隆盛となった日本では、高温多湿の気候に合わせて素材や織りを工夫した柳揚クレープやキャラコ織の物も登場した。日常生活では中年男性がはく事が多いことからダサイの代名詞となっているようだ。女性のキャミソールだって、下着って感じするけど、色っぽいからいいんだよなあ。
女性用肌着はスカート文化のもとで発展したため、ズボン下のような概念はなく、厚手のストッキングのタイツが防寒の役目を果たしてきた。最近、女性はスカートなどの下に「レギンス」を履いているようだ。レギンスは元々子供服の範疇だった。