コジゼラ

よもやま話を雑文で

2008年09月

ありがた迷惑

サギ9月30日(火)
(浜離宮のサギ?)

きょうで9月も終わり、早くも本格的な冬の到来が見え隠れする。先日も書いたように、来年のこの時期は下手すりゃ5連休になるらしい。サラリーマン家庭にとっては驚喜乱舞っていうことになるんだろうが、毎日が日曜日のコチトラにとってはありがた迷惑以外の何者でもない。3連休、4連休がやたらと多くなるとホトホト参っちゃうね。平日にいくらでも閑があるんだから、わざわざ人の多くなる日や場所に出かけるわけがない。必然的に家に閉じこもることになるわけで、この鬱屈感が癪の種となる。

日本で3番目に小さくて、東京で一番小さな市といえば狛江市だそうだ。半径2kmの中に市全体がほぼ収まる、面積わずか6,29K平米の大きさ、日本でも珍しい共産党の市長が連続2期務めているのも話題の一つだ。ちなみに日本で一番小さな市は埼玉県蕨市と鳩ヶ谷市、また、東京で一番小さな区は台東区で、面積10,08k平米だそうだ。

天気予報で時として「バケツをひっくり返したような雨」という表現がある。これは気象庁認定の表現だそうで、1時間の雨量が30ミリ以上50ミリ未満(非常に強い雨)をいうそうで、具体的には道路が冠水して川のような状態になるという。50ミリ以上80ミリ未満(非常に激しい雨)は「滝のように降る・ゴーゴーと降り注ぐ」、20ミリ以上30ミリ未満(強い雨)は「土砂降り」、10ミリ以上20ミリ未満(やや強い雨)は「ザアザア降り」となる。

お堅い官庁にしてはとってもくだけた表現だが、分かりやすくていいねえ。そんなのありって感じで聞き流していたが、ニュースなんか見ていると、台風13号の進路に当たった地区では、バケツをひっくり返したどころではなく、目の前がまったく見えなくなるような滝のような雨が実際に降っていた。

雨もイヤだが、雷もおっそろいく怖いねえ。「地震・雷・火事・親父」、これは江戸時代から伝わる名文句だが、親父の権威がすっかり落日となってしまったいまでは、かえって息子や娘のほうが恐ろしい時代である。雷といえば、直撃ではない落雷で、屋内の電化製品が故障する被害が増えている。電線や通信線などを伝わって屋内に入る「誘導雷」が原因だが、背景には異常電圧に弱いパソコンやインターネット、半導体で制御されている精密な電化製品の家庭への普及がある。今年の雷の観測日数は都心では過去最多になりそうで、被害防止のための製品の需要が急伸中だそうだ。


ややこしい

ダリア9月24日(日)
(ダリア)


パソコンで漢字変換するのにローマ字変換を使っている人も多いと思う。かくいうコチトラもその一人だが、旧仮名遣いのひらがな又はカタカナ変換は、たとえば、「あなたを愛します」の「を」はwo、「お小遣い」のづはduと打っているよねえ。そして、小文字を組み合わせる吃音系、たとえば、「ジュネーブ」の「ジュ」はjyu、クォーツの「クォ」はqo、「フォーカス」の「フォ」はfoと打っているよねえ。ところで、シャルル・デュトワの「デュ」はどう処理しているだろうか。実をいうと、「デュはdhuと打つのが正しい。

次の漢字に音読みのふりがなを付けよ。「欧」「桜」「押」「横」「翁」…。お茶の子さいさい、すべて「おう」で満点さ――というのは現代仮名遣い(新かな)の場合だが、昔の人は大変だった。歴史的仮名遣い(旧かな)では、上から順に、「おう」「あう」「あふ」「わう」「をう」となる。政府が告示によって旧かな遣いを新かな遣いに改めたのは終戦の翌年、1946年(昭和21年)の11月である。

日本語ってほんとうに難しい。「しらうお」と「しろうお」、読み方次第によっては全く違うものになってしまう。「しろうお」(素魚)と「しらうお」(白魚)の違いは、「しろうお」はハゼ類独特の吸盤腹ビレを持っており、「しらうお」はサケやマス類の遠い親戚にあたる。「しろうお」は頭の先が丸みをおびているのに対し、「しらうお」はとがっている。「しろうお」通常海にいるが、春の産卵期になると川をさかのぼり、砂れきの下などに卵を産む。

「己己己己」と書いて「いえしき」と読ませる苗字があり、日本ではわずか1軒だけという珍名さんだ。「己・巳・已」の三文字は実に紛らわしい。「己」はおのれという意味で、紀子の紀を「き」と読むのは、これが旁になっているからだ。「巳は」干支の巳(み)で蛇を指し、「巳」はすでに・のみ・やめるという意味で「い」と読む。昔はこの三文字を「巳は上に、己は下につき、己は中程につく」といって覚えたそうだ。


長崎名物の卓袱料理はテープルに様々な料理の皿が並ぶご馳走メニューのこと。このしっぽくの正体は江戸時代に伝わった中国語の読み方、卓袱の卓はテーブル、袱はテーブルクロスのことだ。ところがこの卓袱に台をつけると、卓袱台(ちゃぶだい)と読み方が変わる。これも実は中国風の読み方、別の地方の読み方だそうだ。さすが、だだっ広い中国だけのことがある。

ゴシップ

広告塔9月26日(金)
(高速道路用の広告塔)

引き続き、ジャイアンツの話。主力投手に続く若手投手陣が不安定そのもの、たまたま、久保裕也、東野峻が好投したけど、まだまだ未知数だ。木佐貫洋なんかエース候補なのに、ちっとも安定しないし、金刃憲人は2年目のジンクスに悩み、西村健太朗は過度の使われ過ぎでパンク、福田聡史はノーコン、栂野雅史、上野貴久はちっとも芽を出してくれない。期待の大型新人、辻内崇伸なんかは基礎体力が脆弱で、ろくに投球練習もできない有様だ。

ジャイアンツは弱いくせに、老舗の強みでブランド力があるのは事実だ。二軍の練習でも試合でも、若い女性が応援に駆けつけ、実力もないのにチヤホヤされる。そして、どういうわけかジャイアンツの選手ってイケメンが多いのである。ちょっと一軍に上がって、ちょっと活躍でもすると、カレラの人気はいや増す仕掛けになっている。だから、ろくすっぽ実力もないのに、いい気になっちゃう選手も多い。

典型的な例が野間口貴彦投手で、ノンプロ時代、野村監督が手塩にかけてプロに送り出した期待の選手だった。昨年終盤大活躍し、今年の戦力として期待したのだが、出ると負け、まるで球威がないのである。すると新聞のゴシップ欄にモデル上がりのタレント・押切もえと熱烈交際しているとすっぱ抜かれ、なるほどねって納得したね。練習をいい加減にほったらかして、夜になれば、腰を使ってばかりいたんじゃ、いざ投球動作に入ると腰がふらつくのは自明の理、自ずと腕の出る位置が低くなるから、球威は半減、コントロールは甘くなり打たれる。

中継ぎの軸として期待されていたサウスボー林昌範投手、肩を壊して二軍調整がずいぶん長く続いていると思ったら、なんとテレビ東京人気女子アナ、亀井京子と熱愛中だとか。治療に専念しているのだとばかり思っていたが、故障をいい口実にして、恋愛専科に熱中していたというんだから、あきれて物もいえない。(なんか、その後二人は極秘結婚したらしい)

昨年代打の切り札として大活躍し、今年こそとみんなに期待されていた矢野謙次外野手、秋季練習中に骨折、治療にずいぶん長引いていると思っていたら、例の二岡智宏選手と淫乱女、山本モナとのご乱行事件の際、新宿のおかまバーに同行し、一緒にたらふく酒を飲んでいたのが発覚してしまった。前途有為の好選手がどうしてこうなるの、って半ばあきれ返ルと同時に、怒りが収まらなかったよ。まじめに一軍昇格を目指し、治療に専念し、ストレッチやランニングで体の弱点を補強しているんだって、思っていただけに、尚更だ。

屈辱の日々

夕暮れ9月24日(水)
(朝焼け)

プロ野球セ・リーグの首位攻防戦、巨人―阪神は21日、東京ドームであり、巨人が9―5で逆転勝ちし、首位阪神に同率で並んだ。巨人は7月8日には首位 の阪神で今季最大となる13ゲーム差をつけられていた。今月11日からの16年ぶりとなる10連勝で、一気に差を縮めた。以後、広島に9−1と圧勝、4−4の引き分けを挟んで、11連勝を継続している。

思えば長い屈辱の時代が続いたものだ。オギャーと生まれてこの方、根っからのジャイアンツ・ファンだった。巨人・大鵬・卵焼という、半ば付け焼き刃的な人気が出る前からの生粋のジャイアンツ・ファンだった。それがいつの日か、人目を避けてタバコを吸うのと同じような感覚で、ジャイアンツ・ファンであることを口にするのもはばかれる時代が長く続いた。

親会社による有力選手の阿漕な引き抜き、それでもちっとも強くならないチームの現状。一時他チームの4番打者が1番から7番まで続く強力打線を作ったこともあったが、チームとしてちっとも機能しなく、無様な試合を多く演じ、つくづくジャイアンツに嫌気を指した時期もあった。インターネット速報で、また負けているって確認し、がっかりする以前に、それを当然のように受け取っている冷めた自分に愕然とすることもあった。それでも、常に気にはなっているのであって、たまに勝つことがあれば、スポーツ新聞をなめるように読み尽くすのである。

今年は開幕ダッシュに失敗し、球威がまるでないエース上原は出ると負け、見るも無惨に打ち込まれ、他の先発当初陣も悪い流れに引き込まれた。セ下位チームから金にあかせてかき集めた4番打者、有力投手、有力ストッパーがほとんど機能しないまま前半戦を終えた時は、首位を独走する阪神タイガースになんと13ゲームも離されていたんだから、ダレだって、やっぱり、いつもの通りだなって、半分あきらめの境地になるのも当然だ。

ところが、中継ぎ陣の意外な健闘、とりわけ2年目の山口と越智の頑張りが投手陣に活気を呼び戻し、グライシンガー、内海を中心とするローテーションが円滑に回り始めた。すると、それに呼応するように、怪我で前半戦不調だった小笠原が当たりを取り戻し、安定していた4番ラミネスとの強力打線が機能し始めた。若手選手の成長も著しかった。鈴木、亀井、坂本などがレギュラーの一角を脅かし始め、谷、木村、古城、大道など他球団からの移籍組も与えられた場所で実力を発揮し始めたのである。

8月から9月にかけては、小笠原の鬼神のような活躍ぶりが目立ち始め、ラミネス、李承、阿部と続く強力打線は連日のようにホームランを連発、投打のかみ合った理想的展開が実現可能となったのである。でも心配の種は尽きない。

商戦

恵比寿ガーデン9月22日(月)
(恵比寿ガーデン)

プロ野球セ・リーグの首位攻防戦、巨人―阪神は21日、東京ドームであり、巨人が9―5で逆転勝ちし、首位阪神に同率で並んだ。巨人は7月8日には首位の阪神で今季最大となる13ゲーム差をつけられていた。今月11日からの16年ぶりとなる10連勝で、一気に差を縮めた。久し振りの快哉なり、ブラボー!ジャイアンツ!!

「イトーヨーカドー」は量販店大手だが、衣料品販売から始まった会社としては、衣料品のコンセプトにはっきりしたものがなくて、特に男性向け商品は品揃え、価格、トレンドともに中途半端な商品が多い。従って、いつも通り過ぎるだけで、立ち止まる魅力に欠ける。「イオン」辰巳店は食料品中心の店で、衣料品、特に男性用はとってつけたような品揃えで、まったく魅力に乏しい。「アブアブ」門仲店は、さすがに下町中心の店だけあって、普段着程度の商品コンセプトが充実していて、ファッション性は及ぶべくもなく、粗悪品も多いが、思わず衝動買いをしたくなる品揃えだ。

「ららぽーと豊洲」には多くの衣料品店が入居しているが、若者向け、無国籍企業が顔を並べ、店に入る気さへ起きない。「無印商品」は、どうして人気があるのだろうと首をかしげるほど、商品のラインナップが不揃いのリンゴだ。値段も結構なものだし、その割にはほしくなる商品が少ない。「東急ハンズ」、それこそ意欲的でユニークな商品を揃えているが、なにせ、どれも値段が市価の1,5倍ほどの価格設定で、とても手が出なく、ここもただ通り過ぎるだけの店だ。「ギャップ」は開店前から期待が大きかったが、売り場面積が狭く、商品構成がメチャメチャの上に、商品が少なく、これも大いに期待を裏切られた。

っていうわけで、「ユニクロ」だけが、最初から買うつもりで入る唯一の店である。サイズが全体的に小さめだという点が最大の欠点だが、それを除けば、材質は吟味されているし、縫製も丁寧、品揃えの豊富さで群を抜いている。価格もリーズナブルな設定だし、店員のしつけも行き届いている。着てみても、大小のバラツキに苛立たされることを除けば、着心地、良質な品質、商品に対する目配りが感じられる。

全体的に言えることは老年も含めて、熟年を対象とした商品が極端に少ない。例えば、夏場に薄手の長袖シャツとか、全シーズン的にポケットの多いシャツやズボン、スムース生地の半袖ポロシャツ。とりわけ股下の長いデニムやパンツ。いまの足長青年と比べて、われわれ世代は胴長短足が売り物だったんだからね、胴回りで合わすと、股下が合わなくて、ほとんどが短く切らざあならない。これは、やはり屈辱的なのである。

ブーム

毘沙門天の狛犬8月20日(土)
(毘沙門天の狛犬・神楽坂)

いまや、雑学ブーム、漢字ブームは大はやりで、夜の民放チャンネルではどこかのテレビ局で必ず放映している。このジャンルは嫌いな方じゃないから、ほとんど見ているが、漢字にはうるさいコチトラでも、結構分からない、読めない漢字が多く出題される。苦手なのは洋野菜や輸入果物、動物、外国の人名、特に当て字っぽいものは、ほぼお手上げだね。利口な奴ってのは芸能界でも数少ないから、出席のメンバーはどうしても固定されてきちゃうね。

女性では浅木久仁子、宮崎美子、高木美保、真鍋かをり、東大卒または現役のタレント。男性では、お笑い芸人の宇治原史則、伊集院光、東貴博、俳優の辰巳琢郎、石田純一、西村和彦、マルチタレントの山田五郎、金田一秀穂、森永卓郎などが常連メンバーで、どちらのクイズ番組にもマメに参加している。

この手の番組で、やたらと偉そうにふるまう手合いは、やはり嫌味だね。浅木久仁子、品川庄司の品川がその最たるもので、ガリ弁で詰め込んできた余裕のなさが、知的な雰囲気とは合わないのである。もともと、かれらは出番のなくなった芸能界で、ただ一つ風穴のあいた世界だから、必死こいてるのもよく分かるが、やたら、知識をひけらかすだけではなく、なにごともほどほどに、ある程度抑制が利いていないと、どうしても悪い印象を与えてしまうね。

コチトラ読む方はかなり自信があるんだけど、書くとなると、こりゃ問題になるね。難しい文字大好き人間なんだけど、それはあくまで読む方、書く方は全く苦手である。そんなわけだが、それでもそれなりにしっかりと書ける文字もかなりあることはある。よく使う言葉を列挙すると、蘊蓄、顰蹙、霹靂、齟齬、耄碌、阿吽、鬱陶しい、齷齪、魑魅魍魎、忸怩、軋轢、竈、鼈、矍鑠、篳篥。これらの字はどういうわけかちゃんと書ける。

阿吽といえば東大寺や浅草寺の山門で周囲を睥睨している仁王像が有名だが、神社仏閣で二対となって対峙する狛犬も阿吽の格好をしている。元々、神獣として奉られたのは麒麟のはずだったが、いつの間にか狛犬にとってかわられた。マンネリだった一頃、写真のターゲットとして、都内神社の狛犬を写し歩いていたが、新旧の差こそあれ、毎日同じような顔ばかりを撮っていると、さすがに1ケ月もすると、飽き飽きしてきた。この時撮りためた写真は、外付けHDで大いびきをかきながら熟睡したままだ。

「あ・うん」の響きがいいことあって、あうんと題するブログも細々ながら、もう4年近く、細々と毎日綴っている。内容は、最近の新聞に載った送り仮名つきの記事で、主として地名、人名に送り仮名をふられたものを多く取り上げている。そうそう、送り仮名の記事が多いわけではないので、けっこう苦労している。この分のために、全国紙のみならず、地方紙にまで目を広げ、空白が出た場合は、全国の難読地名、駅名、人名などを精査して穴を埋めている。精々10行程度のブログだが、けっこう続けるのには骨が折れている。

カロリー

パンパス・グラスとフジテレビ
9月18日(木)
(パンパスグラスとフジテレビ)

テンプラのかき揚げというと、近頃ではエビをたっぷりと使うのが流行っているようだが、あれははっきりいって蛇道じゃ。江戸前のかき揚げってやつは、小柱に三つ葉を混ぜたものを熱い油でさっと揚げる。むろん、小柱には東京湾で獲れたアオヤギの柱を使うのが建前だ。ついで、イカのかき揚げを楽しむのが通の食べ方だ。どちらも軽くあっさり揚っていて、その食感を楽しむのである。お茶漬けにするのもよし、熱い蕎麦に載せるもよし、あのジュッとした音の響き、ああ、食べたいなあ、思わず生唾を飲み込んでいる。

従来外食で好んで食べたものに、テンプラ定食、ロースかつ定食、ハンバーグ定食、うな重、天丼、かつ丼、ビーフシチュー、ソースやきそばなどがあった。いまでも食べたいなあと思いつつも、値段との相談がネックとなって、たまに食べても安物で我慢してきた。うな重なら麻布・野田岩、ヒレカツなら日本橋・かつ吉、ロースカツなら浅草・ゆたか、メンチカツなら根岸・香味屋、てんぷらそばなら日本橋・室町砂場、天丼なら銀座・天国、寿司なら代官山・すし勘。むかしは口もおごっていたし、そこそこ小銭も持っていたので、自分の口に合う店を見つけては、はるばる出かけたもんだったが、いまは昔、そうやってマメに動くこと自体が億劫になってしまった。

さて、ここからが本題である。5月の教育入院以来、この手の食品には一切手を出していない。値段が高いということのほかに、高カロリーということがネックとなっているからだ。例えば、店で食べると、定食形式でヒレカツ(925kcal)、ハンバーグ(990)、てんぷら(830)、丼ではかつ丼(1020kcal)、天丼(880)、うな重(800)といった具合で、1日1600kcalのうち、昼食または夕食だけで、1日許容量の半分以上いってしまうんだから恐ろしい。

ところが、血糖管理が順調に進み、空腹時血糖がほぼ100前後に落ち着くようになってくると、またぞろたべたいなあという気持ちが兆し始めている。3食をやりくりすれば、トライしてもいいんじゃないかって願望がいや増してくるのだ。いまの年齢になってくると、食べることが最大の喜び、贅沢かもしれない。たまには美食に飢え切った哀れな子羊に神の慈悲があってもいいかな、なんて勝手に思っている。

敬老の日

サルスベリ9月16日(火)
(白いサルスベリの花)

14日は中秋の名月。連日好天気に恵まれ、夜空は深く澄み渡り、中天には真円度にちょっと足りない月が煌々と輝いていた。15日の満月が楽しみだったが、あいにくの曇りで、恥ずかしがり屋のお月さんはついに顔を出さなかった。中秋の名月はまたの名を芋名月ともいい、むかしは三宝に尾花を敷き、重ねた里芋をお供えしていたそうだ。里芋といえばイカと里芋の煮っ転がし、しばらく食べていないなあ。里芋とゴボウたっぷりの巻繊汁もしばらく食べていない。イカもゴボウも、里芋との相性抜群、まさに天の配剤ともいえる組合わせ、なんだか急に食べたくなってきた。

きょうは朝から雨がしとしと降っていて、薄ら寒い。しかも新聞が休刊日だから、なんか物足りない気持ちで食卓に向かっている。ニュースにしろ、スポーツの結果にしろ、インターネットですぐ読めちゃうんだけど、食卓で、長年新聞紙を広げるのが身についた弱み、活字を目で拾わないと、その日一日が始まらない気がする。最近の新聞って、すごく物足りない思いも強いが、それでもなんか物足りなくて寂しくなるんだなあ。いつもならスポニチを買いにコンビニまで出るんだが、わざわざ雨の中を行く気にもなれない。

きのうが敬老の日だなって思い知らされたのが、町会から配られた、お祝いの紅白饅頭2箱だ。70歳以上の住人にだけ配られる慣例で、この共同住宅には51人の住人がいるそうだが、その多くが3階のシルバー専用住宅の住人、実質的には少数民族の範疇に入るらしい。夫婦ともに健在というのは意外に少ないようで、圧倒的に未亡人(古い言葉だねえ)の方が多いらしい。普段甘い物を口にしていないから、早速ぱくついてしまったが、なんだか葬式饅頭を食べたような気がしないでもない。

敬老の日、元々は9月15日だったが、いわゆるハッピーマンデー法ができ、2006年からからは9月第3月曜日となった。この結果、9月20日や21日が敬老の日となるケースが発生することとなった。祝日法の規定により、前後を祝日に挟まれる平日は国民の休日と見なされるから、敬老の日前日の日曜日から4連休、週休2日制であればであれば5連休となる。この期間は、敬老の日が関係するので「シルバーウィーク」が誕生するとも言われている。ちなみに、今後祝日法が改正されない限り、このケースが最初に発生するのは来年となる。


おしたじ

恵比寿様9月14日(日)
(恵比寿駅前の恵比寿さま)

江戸時代を舞台にした時代小説を読んでいると、必ずぶち当たる壁が、方角と時刻、そして通貨制度だ。これが慣れないとけっこう面倒なんである。例えば暮れ六つとか、戌亥の方角で火事が発生、立ち食いそばが十六文、飲み屋の支払いを二朱金で払ったとか、生半可の知識だと、話が中々先へと進まない。そこで、おさらいとなったわけだが、興味のない人にはまったくつまらない話だから、飛ばし読みしてちょうだいね。

子を北として右周りに、丑、寅、卯と続いていく。卯が東の方角、従って丑はやや北よりの北東ということになり、ちなみに丑と寅の間である北東は鬼門の方角とされていた。昔の時刻の呼び方は、現代でも色濃く残っており、例えば「正午」は午の正刻を略したもので、午前、午後は午の刻の前後ということだ。他にも、草木も眠る丑三つ時、丑の刻(とき)参り、お八つなどがある。 年がら年中、ということを表す言葉として「四六時中」というのがあるが、江戸時代にはこの言葉、「二六時中」と言っていた。江戸時代は一日が2×6=12刻だったからだ。 

さて、江戸の時刻法だが、基本的にはまず、一日を十二分し、午前零時を基点として十二支を当てはめる。時刻を数字で呼ぶ場合は、子の正刻を基点として九つとし、次の丑の正刻では9×2=18の十の位を省いて八つ、寅の正刻では9×3=27の十の位を省いて七つ、以下同様に六つ、五つ、四つと一刻毎に減らしてゆき、午の刻には九つに戻る。間である丑の初刻を九つ半、寅の初刻を八つ半と言った。一日に同じ数字が2回あるので、例えば、六つは明け六つ、暮れ六つなどと区別して呼んでいた。

江戸の通貨制度では、1朱は100文、8朱が1分、4分は1両小判、大判は8両に相当した。文はビタ銭、朱は銀貨、分と両は金貨だった。時代劇を見ると、もらった小判をよくかじっているのを見かけるが、あれは金か贋金かを見分ける手段だった。いってみれば、現代の感覚に置き換えると、1文が10円玉、1朱が100円玉、1分が千円札、1両が5千円札といった感じかな。

江戸っ子はごく当たり前のように醤油のことを、「御下地−おしたじ−おしたぢ」といっていた。これは「常陸の国の醤油」、「お常陸 おひたち」が転じたものとされている。江戸時代、野田、銚子と共に土浦も醤油の生産が盛んだった。大辞林によると、「おつもり」とは「酒席で、その杯限りで終わりにすること。また、その杯」とある。「これで今日は終つもりにしよう」などと使い、もちろんその時点で徳利の酒は空になっているわけで。

名門

幾何学模様9月12日(金)
(幾何学模様・豊洲ららぽーと)

アメリカには4大学(BIG4)と呼ばれる私立名門校がある。その筆頭はハーバード大学、1636年に創設された、マサチューセッツ州ケンブリッジ市に本部を置く私立名門大学で、アメリカで一番最初に設立された。出身者にはジョン・F・ケネディなど7人の大統領を輩出。ヘンリー・キッシンジャーやビル・ゲイツ、ノーベル平和賞受賞のアル・ゴアも出身。皇太子妃の小和田雅子さま、そして、「楽天」の三木谷浩史も同校の出身で、楽天の企業カラーの「赤」はハーバード大学のクリムゾンカラーと同じとも言われている。

次にあげられるのがプリンストン大学、ニュージャージー州プリンストン市に本部を置くアメリカの私立名門大学だ。続くはエール大学、コネチカット州ニューヘイブン市に本部を置くアメリカの私立名門大学、掲げる校訓がハーバードの上を行くという意識があり、プライドの高い学校だ。元大統領のビル・クリントン、そして次期大統領を争ったヒラリー・クリントン上院議員の出身校でもある。

BIG4の最後を飾るのは唯一西海岸のスタンフォード大学、カリフォルニア州スタンフォードに本部を置くアメリカの私立名門大学だ。シリコンバレーの中心に位置しているため、IT関連に強い大学として知られている。キャンパスの広さは全米一でその広さは甲子園球場約830個分というから驚きだ。

4月12日は東京大学の創立記念日だ。1877年(明治10年)に「開成高校」と「東京医学校」が一緒になり東京大学が創立された。もっとも当時は東京帝国大学という名であった。帝大は東京帝大だけではない。今では旧七帝大といわれるが北海道、東北、東京、名古屋、京都、大阪、九州大学がそれ。これらはその名のとおり日本を代表する最高の学術機関だ。ちなみに旧六大学というのもある。千葉、新潟、金沢、岡山、長崎、熊本大学がそれだ。

東大に入るのは至難の業だ。高校から準備したのでは間に合わず、 中学果ては小学校、幼稚園から準備に取り掛かる。東大の受験校として有名なのは、 東京では開成学園と麻布学園であろう。両者はともに中学高校の6年間に一貫教育を行うことで秀才を作り出す。教育とは何ぞや、一言で言うなら勉強を教えるのではなく、勉強する方法を教えるに尽きると思う。大学受験を突破する力は、知識ではなく、知識を吸収するパワーだと思う。こういう有名な受験校はそういう パワーを与えているのだ。

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