コジゼラ

よもやま話を雑文で

2009年04月

はくい

スイセン平成21年4月30日(木)
(スイセン)

いまじゃ、「はくい」なんて言葉、死語になってしまったが、「イケメン」と同意語だったんだよなあ。昭和は遠くなりにけりか。歌手の絢香(21)は俳優水嶋ヒロ(25)電撃結婚し、年内での活動休止を発表した。水嶋は今風のハンサムに加え、スイスからの帰国子女で慶応大学卒というピカピカの経歴で、180cmの長身、高校時代は全国高校サッカー選手権にも出場したスポーツマンだ。イケメンの中ででも特別な存在という意味で「スーパーイケメン」といわれている。スーパーイケメンは顔以外にももてるポイントが幾つもあることが条件だそうだ。

例えば、福山雅治は歌手で俳優、作詞作曲もでき、写真はプロ級の腕前で、ラジオのDJとしても高く評価されている。細川茂樹はいまじゃ、俳優家業よりも家電評論家として有名で、付けられたニックネームが「家電王子」、王子というには、ちょっと薹が立っている、日経の専門誌で連載を張っているんだから、たいしたものだ。上地雄輔も「おバカキャラ」と野球と当意即妙の応対で、レベルが高い。イケメン・シェフの料理教室は常に満杯、高い授業料を払ってでも、イケメンに接したい女心が徐実に現れている。

「エクステンション」と呼ばれるファッション性の高いつけ毛・部分かつらの専門サロンを経営する「エクステンションズ」の佐藤浩一郎社長が脱税していたとして、東京国税局から所得税法違反の疑いで東京地検に告発されていたことが分かった。佐藤社長のサロンは、著名タレントをモデルに起用し、動員数2万人を超えるファッションイベント「東京ガールズコレクション」にも出展。流行に敏感な若い女性に人気がある。「エクステ」は「エクステンション」の略字で、つけ毛のこと。ビーズや金糸などで飾ったものもある。ウイッグと違い、洗髪もできる。

「マクロビオティック」とは、「マクロ=大きな」「ビオ=生命」「ティック=術、学」の3つの言葉からなり、現在では専ら食生活に限って、「自然食の」「長寿食の」の意味で用いられている。自然食の中ででも玄米、雑穀、野菜、豆腐などを中心とする、日本の伝統的食生活に近いものをこのように呼んでいる。マドンナなどの人気歌手や女優が実践していることも評判となり、日本でも流行の兆しを見せ始めてきた。食品の成分や製法、産地に徹底的にこだわりながら、独善的、あるいは求道的ニュアンスが希薄なのは、オシャレな感じをを与えるカタカナ語のおかげかもしれない。

追伸

スイセン平成21年4月28日(火)
(スイセン)


きのうで、好むと好まざるとに関わらず、73才になることを仰せつかってしまった。七十路(ななそじ)といえば聞こえがいいけど、急にどかっと老いの衰えを感じてしまう。もう73才になっちまったか、まだ73才なのか、考え方一つで展望も違ってくるけど、これからは双方が入り乱れた争いになるかもしれない。

古橋広之進を勝手に死なせてしまったのは、早とちりもいいとこだったが、最近、同年配の訃報をよく耳にするもんだから、ついそう思ってしまった。「フジヤマのトビウオ」古橋は、戦後の疲弊した次代に、颯爽と現れた英雄そのものだった。世界記録を次々と更新し、1500m、18分18秒フラットという大記録はしばらく破られずに燦然と輝いていた。芋とか麦が主食のあの時代に、どうしてそのような大記録が出せたのか、不思議だね。橋爪四郎という好敵手がすぐ近くに存在したのも大きな要因だったろうね。

かれらが絶好調の時期は、敗戦国日本の五輪参加は認められていなかったのが、まことに残念だった。次回の五輪でようやく出場が叶ったものの、すでに全盛期を過ぎてしまったかれらは惨敗を余儀なくされた。引退後、日本水連の役員として、後輩を指導し、前々回のアテネ五輪まで、水連会長として陣頭指揮に当たった。今日の日本水泳界の躍進と充実ぶりは目覚ましいのは、古橋の存在も大きき寄与したんだと思うね。

ついてない

スイセン平成21年4月26日(日)
(スイセン)

この地、枝川は大変便利なとこで、門仲方面、錦糸町方面、浅草方面、反対方向でお台場方面、晴海方面、銀座・新橋方面の都営バスが頻繁に行き来している。きょうもきょうとて、木場方面へ出掛けようと、コピーしている時刻表を見ると、ジャストナウ、バスが発車した時間だった。ベランダへ出て確認すると、目の下をバスがゆっくりと走り去っていった。次の時間は、ん!なに20分後だと?午後の時間帯はどうやら間隔が長いらしい。ま、!いいか、せっかく出掛ける気になったんだから、ゆっくり次のバスを待つとするか。

「待てば海路の日和」とか、バス停のベンチに座って、ゆっくりと周りを見渡す。ちょっと前まで白い花を満開にしていた、目の前のオオシマザクラは若葉が勢いよく伸びて目にも鮮やかである。その下を点々と白く彩っているのは、いまが盛りのコデマリ、中間の高さで白い花を咲かせているのがハナミズキ、この道路の並木は濃緑のマテバシイ、「目に青葉 山ほととぎす 初がつお」、なんとも心が豊かになる季節だなあ。

いつのまにかバス停に何人かがたまっている。事務服を着た二人の女性がいて、話し好きそうなジサマが話しかけている。「あんたたち、双子じゃない?」「はい、そうです」、振り返ってみると、かなり美形のよく似た二人が立っていた。制服の胸にある企業ロゴを見ると、テプコ、どうやら東京電力の検査員らしい。こんな美人が検査に訪れたら、男たるもの、悪い気はしないだろうね。だけど、最近では電気の計量は部屋の外に設置された計器を、いつの間にか調べているらしいから、遭遇する機会も少ないだろうしなあ。

目的地に着いて、いつものように花を撮っていたら、突然写らなくなった。なんと、電池切れだと。しまった、今日に限ってナップザックを背負っていない。あの中に予備の電池と、予備のデジカメが入っている。きょうのバックに移し替えるとき、うっかり忘れてしまったんだ。ああ、なにをかいわん、普段から十分チェックしているのに、今日に限って何故だ、心の中でいくら喚いてみても、いまさらどうしようもない。帰りのバス停に向かっていると、なんということでしょう、バスは発車したばかりじゃあないか。

気になっていたこと、マテバシイは多分「待てば椎」ということだろうが、「アスナロ」(明日なろう)と同じような発想で命名されたのだろうか。さっそく調べてみた。「和名は葉がマテガイに似たシイノキであるという意味だが、植物分類上はマテバシイはマテバシイ属に属し、シイノキが属するシイ属とは同じブナ科でも別属に分類される。最近では街路樹にたくさん植栽されるようになり、大きなドングリを実らせているのを見かけるようになった」。どうやら、「待てば椎」は俗説だったか、残念。やっぱ、ついていない日だったなあ。「スダジイ」っていう木もあったけど、、もう、どうでもいいや。

楽しいね

モッコウバラ平成21年4月24日(金)
(モッコウバラ)

WBCの優勝監督として、凱旋将軍し、すっかり株の上がった原辰徳監督だった。だが、1ケ月近くジャイアンツを離れていたハンデは大きいはずで、やはり開幕早々は、広島に2連敗する不安の立ち上がりだった。ところが、さすがに大監督の風貌は伊達ではなかった。以後打つ手はことごとく当り、あれよあれよの6連勝、1敗を挟んで再び6連勝中と波に乗っている。ジャイアンツ・ファンと大声で言うのが恥ずかしい時期が長かったが、やっと日の目を見られるようになった。

21日、グライシンガーが自己最多の11三振を奪う熱投を長崎のファンに見せ、07年9月以来となる完封で3勝目をマークした。好調のヤクルト打線に三塁を踏ませない3安打投球で、2年越しのカード7連勝。チーム15試合目で完投一番乗りも果たした。

22日、巨人の「九州シリーズ」第2戦は佐賀で初開催の公式戦。坂本が8回に逆転の2点二塁打を放ち今季2度目の5連勝を飾った。巨人は0―2の6回1死一、二塁から亀井が右前打で1点を返すと、8回2死一、二塁から坂本がヤクルト3番手・五十嵐からセンター方向へはじき返し、ヤクルトの守備の乱れも味方し、2点を加え逆転した。

首位を快走している巨人だが、先発三本柱のうち、グライシンガーを除く内海、高橋が乱調気味で、前半に打ち込まれるケースが多い。それに続く東野、福田も勝ちはしているものの、乱調気味で、いつ打たれるか気が気じゃあない。なんとか5−6回まで持たしているという情けない状態だ。その代わり、絶好調のリリーバーたちが開幕ダッシュの立役者となっている。開幕から10試合連続無失点を続ける豊田を筆頭に、山口、越智の「風神・雷神」、クルーンの4人はそろって防御率0点台(きのうでその記録も途絶えたが)。しかし、本来なら先発ローテーションに入る筈だった木佐貫、西村、金刃、野間口などの若手投手陣がいま一つぱっとしないのが癪の種だ。

ジャイアンツ快勝の立役者は日替わりのヒーローたち。中日3連勝では、坂本、アルフォンゾ、寺内、李、鈴木、亀井、鶴岡、谷、小笠原。坂本と小笠原以外は、相手先発投手に対するツープラトン・システムで起用された選手たち、その策がことごとく当たっているんだから、首脳陣は笑いが止まらない。小笠原、ラミレス、李の主軸はホームラン数では物足りないが、好調さは維持していて、まもなくホームラン量産体制に入るだろう。今年の公式ボールは例年になく飛ぶようだから、これから楽しみだ。

鶴岡ってダレ?故障が多い正捕手阿部慎之助の控えとして、昨年横浜ベイスターズからトレードされた選手。阿部欠場の穴を埋めて、少ない出場数にもかかわらず、すでに3本のホームランを放っている。球界一と呼び声の高い美人妻に恵まれているいう噂ばかりが先行した選手だったが、正捕手阿部もおちおちしていられない。

そして寺内、まさに、え!寺内ってなに?ジャイアンツ通としても一瞬分からないくらいだった選手、名鑑によると寺内崇幸(25)はノンプロ・JR東日本からドラフト下位で入団した内野手だ。18日の中日戦、2番で今季初スタメンに抜てきされた3年目の寺内が、左翼へ決勝のプロ1号ソロを放ったんだから、ほんとびっくりこいちゃったね。とにかく今年は楽しいね。若手が活躍してくれると、楽しみが倍増する。テレビ中継は減ったけど、ラジオだってあるし、インターネット速報が、逐一試合経過を教えてくれる便利な世の中である。


記録ラッシュ

ハナミズキ平成21年4月22日(水)
(ハナミズキ)

日本水泳陣がとち狂ったように日本新記録を乱発している。日本水泳選手権だから、当然、日本水泳界の本拠地辰巳国際水泳場だとばかり思っていた。だが、よくよく見てみると、様子がかなり違う。おかしいなと思って新聞のスポーツ欄を見直したら、古橋広之進記念・浜松市総合水泳場とあった。そういえば、古橋は昨年亡くなったんだな、長年の功績を称えて、故人の名前を冠した豪華な水泳場を故郷に作ったんだって、しばし追憶にふけった。

ところが、NHKのインタビューに当の本人が答えているじゃあないか。なんだ、亡くなったと思ったのはダレだったか?とにもかくも矍鑠と生きているのを確認できてよかったよ。閑話休題、五輪の翌年は全般的に記録が低調というが、この新記録ラッシュは何事だい?記録が出やすい水泳場だったのか、若しくは昨年の北京五輪で記録ラッシュをもたらしたイギリスのSPEEDE製の水着に刺激され、国産メーカーが新製品開発に奮起した結果だったのか。

いずれにせよ、日本水泳界の水準が低かったが故の新記録ラッシュであることには相違ない。だが、その中でも世界水準の日本記録を連発する選手も多かったのは、古橋ともども大いに喜ばしいことで、普段はあまり見ない水泳の実況中継や録画を楽しく見させてもらった。願うべきはこれが内弁慶で終わらないことを願うね。

ところで、女子100m平泳ぎ決勝が行われ、優勝は田村菜々香、タッチの差で2位が野瀬瞳、以下順不同で金藤理絵、鈴木聡美、十村明日香、福田茜、松下若菜、福島景子というメンバーだった。特筆すべきは、かっては女の子の定番だったホニャララ子はたった一人しかいないことだった。新聞記事で女児に関する事件が起こるたんびに、ああ、この子はなんて不可思議な名前を付けられていたのかって感じたことが度々だった事を思い出す。

2008年度の名前ランキングを見てみると、1位が陽菜、以下結衣、葵、さくら、優奈、美優、心優、莉子、美桜、結菜と続く。子がつくのは莉子だけ、ああ、昭和は遠くなりにけりって、慨嘆せざるを得ない。唯一の子が東莉子のリコだけだったのは、なんか救いのように思えてくる。ただ、息子に命名の理由を聞いたら、ラベンダーの和名「茉莉花」(マツリカ)からとったんだって、偉そうに宣った。そして、オヤジ知ってたって、バカにしやがった。カチンときたが、実をいえば知らなかった。



皐月賞

月島の並み平成21年4月20日(月)
(月島の家並み)

皐月とは陰暦5月の異称で、田に早苗を盛んに植えるので「早苗月」といったのが略されたとか、「五月雨月」を約したものといった語源説がある。五月雨とよぶ長雨の続く鬱陶しい季節で、「五月雲」とよばれる厚い雨雲が垂れ込め、夜も「五月闇」といわれる暗い闇夜が続き、晴れ間の待たれる日々であるが、その晴れ間がいわゆる五月晴れである。またこの月の5日は「五月の節」、端午の節供で、五月幟や五月鯉を立てる。「五月蠅」と書いてうるさいと読ませるのも面白いね。「胡麻の灰」とはスリのことをいう、あっ!それは関係ないか。

先週、阪神競馬場で行われた牝馬のクラシック・レース第1弾「桜花賞」で、断然の1番人気だった「ブエナビスタ」の圧勝だった。第4コーナーではしんがりから2頭目、しかも内の馬が大きくふくれたから、文字通りの大外を回され、とても優勝はないと思わせる位置から、怒濤のような迫力で、先行する各馬をごぼう抜き、楽勝で1位を駆け抜けた。

10日現在、日本中央競馬会(JRA)の騎手勝ち星ランキングを見れば、体力より技術、経験が成績に反映していることがわかる。1位横山典弘の41歳をはじめ、4位武豊の40歳、8位小牧太の41歳、9位蛯名正義の40歳、10位中舘英二の43歳と10位以内の半数を40代が占めている。20代は7位の松岡正海のみ。あとの4人は30代だ。

JRAの現役最年長騎手、49歳の安藤勝己が今年も堅実な騎乗を見せている。騎乗数を抑えているため、勝ち星21勝でランキングは13位だが、勝率は武豊と並ぶ2位で2割4厘の高率だ。桜花賞で安藤勝は大本命馬ブエナビスタに騎乗し、優勝したが、クラシックレースでは史上最年長の優勝騎手となった。

今週は中山競馬場で、牡馬のクラシック・レース第1弾「皐月賞」が行われる。いつもなら、サクラ並木を背景に疾駆する若駒の姿が魅力だったが、今年はもう初夏の陽気、その楽しさは味わえないね。皐月というとすぐに皐月賞が頭に浮かぶほどの競馬ファンだったから、どうも皐月というと4月という気がしてしまう。皐月賞というと、どうも雨模様で、どろんこ馬場っていう印象が強いけど、これって、もしかすると、重馬場のレースで、大穴が出た印象が強すぎるのかもしれない。

今年の大本命「ロジユニヴァース」は久々に登場した関東の超大物だが、騎乗する横山典がビックレースにめっぽう弱く、もし勝てば5年振りのG祇覇となるという、騎手としては自慢にならない記録の持ち主だし、滅法弱くなった武豊騎乗の関西馬「リーチザクラウン」、公営出身の豪腕岩田が騎乗する「アンラインバルト」の3強対決といった構図だが、抜け出すのは岩田泰誠じゃあないか。結果、アンラインバルト楽勝の1着、馬単16−4−15 390,930の高配当となった。捕らぬ狸の皮算用となっちゃったね。

退屈な日々

つつじ山平成21年4月18日(土)
(ツツジ山・新宿御苑)

サクラがほぼ終わってしまったので、なんだか気が抜けたようになっている。この空白をどうやって埋めようかって思案している。ショウブやアジサイが咲くまでの空白が長すぎるのだ。

ニューヨークの新ヤンキーススタジアム開幕戦は好天の青空と目にもまぶしい緑の天然芝、彩りを添える赤褐色のアンツーカー、待ちかねたヤンキーズ・ファンで超満員となった。この日、不調でベンチ要員だった松井秀喜が7番指名打者で先発メンバーに組み込まれた。日本時間午前2時の試合開始、せめて松井が打つのを見ようと、眠い目をこすりながら頑張ってみたが、ボール気味の初球を無造作に打ち、あっさり凡打に終わってしまった。どうも、見ていると、松井は年々実力が低下しているようで、このままではトレードされても仕方がないかって思うね。

レッドソックスの松坂大輔も2試合続けて大乱調、4球を出しては打たれるの繰り返しで、早々とノックアウトされ、早くも故障者リスト入り。神経が最もタフと思われていたイチローも急性胃潰瘍との診断で、開幕には間に合わず、一昨日の試合からの出場となった。入れ替わるように、マリナーズの城島は15日間故障者リスト入り、どうも日本選手は弱すぎるようだね。特にWBCに代表選手で出場した選手には、故障者や不調が続く選手が多い。

米大リーグ、マリナーズのイチローは16日、当地で行われたエンゼルス戦で4回に右前打を放って日米通算3086安打とし、張本勲の持つ日本プロ野球記録を更新した。胃潰瘍で戦列を離れていたイチローは、今季初戦となった15日のエンゼルス戦で中前打と満塁本塁打を放ち、張本氏の記録に並んでいた。前日、派手な結末とは対照的に、試合開始直後のイチローは硬かった。「イチローコール」に包まれ、右翼の守備位置に向かって全力で駆け出した。しかし、うつむいて走る35歳は、他の仲間と、一瞬ぶつかりそうになったのだ。今季初の公式戦で、「もう必死だった。まったく余裕がない状態だった」

今年から大リーグに挑戦している上原と川上憲伸、二人ともポカスカ打たれているようだが、それもそのはずで、あの程度の球威ではとてもじゃないか大リーグでは通用しないと思っていた。ドジャーズの黒田は、昨年来故障者リストから中々抜け出せない上、開幕早々、再び肩の痛みを訴えて故障者リスト入りとなった。唯一活躍しているのがメジャー2年目、メッツの福留、昨シーズンは不振を極めたが、今シーズンは開幕ダッシュに成功した。その理由を監督は日本人メデイアが極端に少なくなったからだって分析している。

季節の変り目

桜の大木平成21年4月17日(金)
(フクロクジュ・新宿御苑)

一昨日久しぶりに雨が降った。天気予報によると、約10日振りの雨だったらしい。それも大雨ならともかく、そぼ降るような雨だったけど、とにかくお湿りがあったのは事実、植物も息を吹き返したようだ。それにしても、今年は晩春とか麦秋といった季節を一気に通り越して、瞬く間に初夏になってしまった。まだ冬着からの切り替えがされてないから、外出するたんびに着るものに気を配らなければならない。

きのう、新宿御苑へ行ってきたが、驚いたことにサクラはもう終わりに近かったね。ツボミを付けてから咲くまでが長すぎたソメイヨシノが、あっという間に散ってしまったと思ったら、いつもなら4月末頃が見頃だった八重桜が狂ったように咲き出した。きのうの状態だと、ミドリの桜ギョイコウ、キイロの桜ウコンも、散る寸前にハナビラを彩るアカのラインがはっきりと出ていた。

きのうはカンカン照りの上に強風が吹き荒れ、最悪の一日だった。強風に煽られて、木の枝が激しく揺れるから、写真を撮るには最悪の状態、シャッターチャンスなんてないに等しい。その上、光りが夏日のように強烈だったから、日の当たる部分はハレーションを起こして、白っちゃける。数打ちゃ当たるとばかり、滅茶撮りしたが、帰ってから見てみると、満足できる写真は数少なかった。

ただ、まだ見られないと思った晩春の菊桜「梅護寺数珠掛桜」と一重咲きと八重咲きが交わる純白の「御所見返り桜」、淡紅色の大輪八重桜「松月」に会えたのは嬉しかったね。ただ、大木の数珠掛桜はともかくとして、日陰に植えられている見返り桜と、歩道際にある低木の松月は、すっかり衰えていて、間もなく見納めになりそうな雰囲気だったね。

あっという間に桜の季節が終わり、なんか呆然とした気持ちである。例年なら、これから忙しくなるはずだったのに、この空白をどう埋めようかって、悩んでしまう。NFLも9月までお預けだし、プロ野球はつまらないし、NBAはあんまり興味はない。NHKの音楽番組は4月から再編されて、すっかり分からなくなっちゃった。

唯一楽しみなのは、サッカー「イングランド・プレミアリーグ」、シーズン末を迎え、4強の激突が毎週見られるのは、本当に素晴らしい。技術と体力を駆使した格闘技、そして、スピード感溢れる展開とスリリングなゴール・シーン。4強のどんじりながら、怪我で休んでいた、シェスク・カブレラスが復帰してから、ご贔屓の「アーセナル」が俄然強くなってきた。最後のどんでん返しを楽しみにしている。

天声人語

淡墨桜平成21年4月15日(水)薄墨桜・岐阜本巣市(朝日コムより)

染め上げるというにはあまりに淡い色を連ねて、桜前線の北上はきょうはどのあたりか。陽気に誘われて、せんだって山梨県の神代桜を訪ねた。日本三大桜と呼ばれる一本だ。樹齢2千年ともいうエドヒガンの古木は、ちょうど満開の枝を空に広げていた。周囲が12メートルもある幹は黒い巨岩を思わせる。瘤だらけでうろをなし、節くれだっている。その貫禄は、残雪の南アルプスに向かって一歩も引かない。異形の塊から清楚な花が乱れ咲く様は、どこか妖しげな空気さえ漂わせていた

桜の花は万人に愛でられるが、幹もまた捨てがたい。「桜の画家」で知られる中島千波さんに、「花を描くというより幹を描く」とうかがったことがある。桜の表情は、花よりも幹に真骨頂があるのだという。やはり三大桜の一つに樹齢1500年という岐阜の淡墨桜がある。中島さんは初めて見て幹に圧倒された。「古代人がそこにいるような畏敬の念を感じた」そうだ。以来、歳月を重ねた一本桜の肖像画を描く気構えで桜と向き合ってきた。

「さくら花 幾春かけて老いゆかん 身に水流の音ひびくなり」。小紙歌壇の選者馬場あき子さんの一首を思い出す。水流とは老樹のひそやかな鼓動だろうか。それとも、遠い過去から吸い上げる悠久の時の流れなのだろうか。いずれ、聞こうと心する耳にだけ響く音なのに違いない。群生の桜は「見に行く」だが、有名でも無名でも一本桜には「会いに行く」と言うのがふさわしい。人、桜に会う。仲を取り持って、二度とはめぐらぬ今年の春がたけていく。

以上、4月12日付の「天声人語」からだが、久し振りに興味のあるはなしみに出会った気がする。ここんところ、あの悪代官の典型みたいな麻生首相が元気を盛り返したのも、朝日新聞が政権べったりの報道を続けているお陰だと、ちっと腹に据えかねているから、どうしても色眼鏡で朝日新聞を読む癖が、いつの間にかついてしまった。当然のごとく、天声人語には目も通さなかったが、偶々いい記事が出ていた。

乱れ咲き

八重桜満開平成21年4月13日(月)
(八重桜満開・新宿御苑)

咲くの咲かぬのと大騒ぎしたサクラも満開となった途端、あっけなく散ってしまい、初夏の陽気ときたもんだ。季節の移ろいと言えばカッコいいが、惚れた腫れたで人の気持ちを蠱惑し、その気になるとあっさりふられる、そんな悪女のような致しようだ。

さんざ、じらされた挙げ句、ソメイヨシノは開花宣言から10日も経って、ようやく満開と思ったら、あっという間に散ってしまい、あっという間にウバザクラになってしまった。これで、八重桜が咲き出す4月中旬過ぎまでは新宿御苑へは顔を出さず、近所を散策して、花の季節を満喫しようと思っていた。ところがここんところ、連日7月上旬の暑い天気が続いた。

まてよ、こんなに暖かくては八重桜だってじっとはしていられないだろう。バスで4つぐらい先の川沿いに、八重桜が咲き出す秘密の場所がある。それもイチヨウとウコンという豪華版なのだ。いくらなんでも早すぎるよなあって思いつつ、バスを降りた。ところが驚いたことに、イチヨウは満開、ウコンは5分咲きになっているではないか。さっそく撮りまくっては来たものの、この調子じゃ本命の新宿御苑はどうなっているんだ、そう思うと気が気じゃなくなってきた。

明日は普段なら絶対出掛けない土曜日、まあ、月曜日にでも行ってみようかと一度は思い返したものの、早朝に珍しく目が醒めてしまい、いつもなら貴重な惰眠もものかわ、新宿御苑へ行く準備を始めちゃった。思った通り、ものすごい人出だったが、そんなことにこだわっていられない。

驚いたことにイチヨウはほぼ満開、フゲンゾウとウコンは8分咲き、カンザンはもうポチポチ咲き出していた。ここでの出会いを最も楽しみにしているイチハラトラノオもすでに満開となっていた。

緑の桜ギョイコウ、赤い桜キクザクラ、白い桜ショウゲツ、紅色のベニシダレはまだだったが、この分では今週末にはそろい踏みしそうな気配がする。ああ、えらいこっちゃ、毎日が忙しくなってくるなあ。
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