コジゼラ

よもやま話を雑文で

2010年02月

尺度


バンクーバー冬季五輪も終わりに近づいた。日本中を興奮の渦に巻き込んだ、女子フィギュアアスケートも浅田真央の完敗、というよりも韓国のキム・ヨナの完勝というシナリオで終結した。折悪しく、遠方の薬局で五輪中継を見る羽目になってしまったが、大勢の人が集まっていて、それぞれが吐くセリフの専門的な内容、それもほとんどがオバサンだったが、その程度の高さには驚かされた。

浅田真央は3回転半の跳躍にこだわって成功したことはしたが、技のつながりとスピーデイさを失しなっていしまった。いっぽう、キム・ヨナは高度の技術というよりもスピーデイな動きと的確なアクションで完全に流れに乗っていた。世界記録となるような採点は、余りにも偏りすぎていたが、それだけ審査員の目をくらませる魔力はあった。真央チャンの涙は可哀相だったが、実力的にも完全にキム・ヨナに打ち負かされたのは如何ともし難く、勝負の哀れさだけが残った。

カナダといえば遠きにありてって感じがするが、バンクーバーなんてアメリカ・シアトルのホンの先である。同じく湖で国境となるアメリカの五大湖といえば、エリー湖、オンタリオ湖、スペリオル湖、ミシガン湖、あと一つ、なんだっけなあ。そうそう、ヒューロン湖だった。一番大きいのがスペリオルで、一番小さいのがエリ−、エリー湖とオンタリオ湖をナイアガラ川が結び、ナイアガラの滝はナイアガラ川にある滝である。Huron, 0ntario, Michigan, Erie, Superiorの頭文字を並べるとHOMESとなり記憶術として用いられる。

世界の湖といえば、2005年の理科年表では、カスピ海、スペリオル湖、ヴィクトリア湖、アラル海、ヒューロン湖、ミシガン湖、タンガニーカ湖、バイカル湖の順番だ。ところが最近の資料によると、がらりと一変している。カスピ海、スペリオル湖、ヴィクトリア湖、ヒューロン湖、ミシガン湖、タンガニーカ湖、バイカル湖、グレートベア湖の順番となり、アラル海が消えてしまっている。アラル海は地球の気候変動の影響と、スターリンの土地改造計画により、水量の枯渇と周辺の砂漠化が急速に進行し、その3分の一が干上がってしまった。いずれはこの地球上から消滅してしまうと予測されている。

さて、湖の大きさを示す例としてよく用いられるのが、琵琶湖だ。比較の対象として用いられ、琵琶湖の何倍とか、なん10倍とかいわれると、なんとなく分かったような気になる。同じように物の大きさを示す場合、東京ドームが例えに使われ、山の高さには富士山が、川の長さには信濃川が使われる。東京ドームや琵琶湖の実際の大きさは分からないけれど、イメージとして実感できる。富士山は高さが分かっているから、絶好の尺度になるけれど、信濃川なんかの場合はまるで見当がつかない。

小さな旅


2003年3月11日から「青のアトリエ」に掲載したコジーの「小さな旅」は青のアトリエが一時閉鎖されたため、2004年12月から「ドリコム」に転載、そのまま推移してきた。ところが、ドリコムの経営不振から、その権利が譲渡されることになり、2010年2月10日以降は掲載不可能の事態になった。10日に1回の投稿とはいえ、ネタ不足や意欲の低下などもあって、これをいい機会として、小さな旅」を打ち切ろうと決意したこともあった。

だが、なんたる偶然、ドリコムの譲渡先が「コジゼラ」の掲載サイトである「ライブドアー」であることが分かり、継続しようという意欲も高まり、定められた約束事に基づき、過去掲載文をすべてライブドアーに移管した。心機一転ということもあり、題名を「小さな旅」から「コジビタ」という名称に変え、再出発することにした。コジビタという命名は「コジーの旅」のタビをビタにひっくり返しただけのことであって、他意はない。この新たなブログだが、閲覧アドレスは以下の通り。
http://kojy9.dreamlog.jp/
よろしくご愛読の程をお願いいたします。

最近、極度の出不精がたたって、「コジゼラ」にしろ、「コジバナ」にしろ、不振を極めているが、「コジビタ」も含め、心機一転して頑張るつもり。継続は命なりをモットーにして、再出発しようと思っている。季節もソロソロ春めいてきた。町の賑わいも、サクラなど百花繚乱も目前に迫っているので、新たな視点で取り組みたいと思っている。ただし、老齢化に伴う意欲の減退は明かであり、掲載日次が不定期になる点はご了承願いたい。

受験戦線


大学入試で早稲田大が11年連続で守ってきた志願者数日本一の座を明治大に明け渡すことがほぼ確実となり、受験業界など関係者の話題を集めている。明大がトップに立てば初めて。背景には不況の影響もあるという。

早大の一般入試の志願者数は09年度比5651人減の11万5515人で確定している。一方、明大の志願者数は18日現在、同8922人増の11万5158人。今のところ早大が1位、明大が357人差の2位だが、明大は3月5日締め切りのセンター試験利用入試(後期日程)が残っている。明大によると、例年この試験には600〜700人の出願があり、最終的に早大を抜くのがほぼ確実の情勢だ。

関係者によると、「不況で受験生が無理をしなくなっているのが最近の特徴」だそうで、従来ならば浪人覚悟で私大最難関と言われる早大や慶応大を目指した層の受験生が、明大などに流れているという分析だ。実際、慶大も10年度は1629人減少。一方、明大と偏差値帯が同じ法政大が7376人増の3位に位置している。

「コスト削減」の一環として、一般入試の半額程度で受けられるセンター試験利用入試に人気が集中したのも10年度の特徴で、大学通信のまとめでは主要49大学でセンター試験利用の志願者が7.8%増えた。また、受験料を引き下げたり、複数の学部を受ければ割り引くなどした私大も志願者を増やした。

10年度入試の志願者数は

(1)早稲田※11万5515人
(2)明 治 11万5158人
(3)法 政  9万3062人
(4)日 本  8万8956人
(5)中 央  8万1198人
(6)関 西  7万8166人
(7)立 教 ※7万2966人
(8)立命館  6万9561人
(9)東 洋  6万3289人
(10)近 畿 6万2816人

<18日現在。推薦やAO入試は除く。※は志願者数が確定>

文部科学省は19日、今春の国公立大入試の確定志願者数が昨年より1万4255人増え、48万9275人だったと発表した。募集人員に対する倍率は4・9倍で、4年連続で5倍を切ったが、大学入試センター試験の導入以来最低だった昨年(4・8倍)よりやや上昇した。国立大(82大学367学部)の志願者は36万407人で、倍率は4・5倍(昨年4・4倍)。公立大(73大学162学部)は12万8868人で、倍率は6・7倍(同6・4倍)だった。

文科省は「特に公立大の志願者の伸びが大きい。不況の影響で受験生の地元志向が強まった可能性がある」としている。学部・系統別では、薬・看護系が前年の5・2倍から5・7倍に上がったほか、教育学部などの教員養成系は4・2倍から4・6倍に、文学部や法学部などの人文・社会系も5・1倍から5・2倍に上昇した。

訃報


小林繁、立松和平、玉置宏と相次いで有名人の死が報じられているが、藤田まこと死すとの悲報はやはり衝撃的だった。まだ、76才だった。「てなもんや三度笠」のあんかけの時次郎役でブレークして以降、「必殺シリーズ」の中村主水、「はぐれ刑事」の安浦吉之助、「剣客商売」の秋山小兵衛、テレビ史に独自のキャラクターを刻んできた、まさに「仕事人」。数十億円ともいわれる巨額負債や大病も持ち前のねばり強さではね返してきた。

06年に出演したテレビ番組では「コメディアンでした」と自らを称していたが、その持ち味は「てなもんや三度笠」で開花。馬面のコメデイアンが閻魔堂を開けて、「オレがこんなに強いのもあたり前田のクラッカー」と出てくる、藤田扮するあんかけの時次郎に、白木みのるの珍念や財津一郎の蛇口一角がからむ公開番組のナンセンス・コメデイは日本中の笑いを誘ったものだ。番組を知らない世代でも耳に覚えがある名コピーだ。

一方、強烈なイメージのため、それ以降は役が付かない不遇に見舞われた。中村主水のオファーを受けたのは週末営業のキャバレーで。「嫁としゅうとめにいびられる情けない男の役。みんな断ったから私に来たんです」と語っていた。ある映画監督に「この役、ちゃんとやったら一生もんになるで」といわれ、シリアスとコミカルを演じ分け、自らの代名詞として完成させた。80年代には親族の事業失敗が原因で数十億円の負債を負った。役者生活最大とも言えるピンチだったが自宅を売却。休日返上で愚痴を言わずに働く姿に、債権者までもが仕事を回し応援したという。

個人的には、贔屓役者ではなかったが、池波正太郎の「剣客商売」の主役を張っていたために、見ざるを得ない羽目に陥っていた。あくの強い役者だったから、小柄で飄々とした小兵衛には絶対に合わないと思いつつ、毎回見ていた。ところが、段々とこのアクの強さにならされてしまい、徐々にはまり役かもしれないと思うようになった。

怠惰


年末に、口内炎、歯肉炎、扁桃腺炎、風邪、とにかくどちらとも言えない症状に悩まされ、不愉快な正月を迎えてしまった。幕の内を過ぎる頃になって漸く治癒した
ようだが、今度は味覚の中枢を形成する味蕾が全然効かなくなってきた。にょうぼの味付けの悪さもかなり影響しているようだが、とにかくなにを食べても旨くない
。食っちゃ寝、食っちゃ寝の生活を繰り返している身は、「食っちゃ」の部分は重要な要素である。それが欠けちゃうんだから、まさに踏んだり蹴ったりのイッテコ
イ状態になってしまった。

ちょっと歩くと左足の脹ら脛が痛くなるのも、いつもの通り、特に坂を上がる状態で強い負荷を感じてしまう。そんなこんなで、1月中は殆ど引き籠もり状態、月が
変わっても、食っちゃ寝、食っちゃ寝の悪しき習慣は継続している。つまりサボりクセが身に染みついちゃって、やれ、天気が悪いとか、やれ、風が強いとか、やれ
、寒すぎるとか、自分勝手の言い訳を作っては外へ出ない算段をする。だから、偶に外へ出ると、足腰の衰えを身にしみて感じてしまう今日この頃だ。

さいわいバンクーバー五輪が始まったから、時間を潰すには格好の代物で、リュージュ、アイスホッケー、スノーボード・ハーフパイプ、パラレル、カーリング、バ
イアスロンなど、普段では絶対に見ることがないスポーツ競技をじっくり見ることが出来、いまでは一端の講釈を垂れるようになった。とりわけ、氷上の格闘技・ア
イスホッケーのスピーデイな展開の虜になっている。いまはまだ予選の段階だが、これから、カナダ、アメリカ、ロシア、フィンランドなどの強豪が勝ち上がり、お
互いに星をつぶし合う展開が予測され、いまからワクワクしている。

日本人選手の活躍は余り期待していないね。そんなことより、世界中から集まったトップアスリートの技なり、力なりををこの目で確りと見られる楽しさの方が大き
いね。見た?ハーフパイプでショーン・ホワイトが披露した「ダブルマックスツイスト」の大技を。とても人間業とは思えないテキニックの神髄だったね。カレの演
技はNHK−BSで時折放映される「xゲーム」で見慣れているとはいえ、まさに神業だったね。

バカな奴ら


自民党の与謝野馨元財務相は14日のテレビ番組で、鳩山由紀夫首相への母からの資金提供を巡り、弟の鳩山邦夫元総務相からの情報をもとに国会で質問した後、邦夫氏から「質問は良かった。私もあなたの話を裏付ける」と伝えられたことを明らかにした。与謝野氏は12日の衆院予算委員会で、邦夫氏から「兄貴は母の所へ行って、子分に配るカネが必要だとお金をもらっていた」などと聞いた、と暴露。首相は「全くの作り話」と否定し、邦夫氏も13日に「兄がカネを無心したとは母から一切聞いていない」と述べていた。

スノーボード代表の国母和宏の「服装乱れ」問題で全日本スキー連盟の取った対応は、例えるならば、こんな感じか。制服の腰ばきは校則違反と認識しつつ、担任教諭は日頃、黙認していた。修学旅行に向かう途中で保護者に目撃されて学校に苦情の電話があった。生徒に謝罪させたが、逆に怒りを買い、旅行参加を取りやめさせようと慌てた。10日の記者会見でバンクーバーをめざそうと思ったきっかけを聞いた。答えは「昨季、調子が良かったから」。前回のトリノ五輪の予選落ちが動機ではない、とも言った。ほかに何か理由は? と質問を重ねたが、沈黙の後、「ないですね」。五輪への情熱は聞こえてこなかった。

JR西日本によると、14日午前11時20分ごろ、柏原市の河内堅上―高井田間で、カメラを持った人数人が線路内に入っているのを、JR難波発奈良行きの普通電車の運転士が見つけ、約10分間運転を見合わせた。この影響で上下7本が運休、12本が一部運休したほか、26本が最大約40分遅れ、約1万3千人に影響した。JR西日本によると、現地では同日午前11時半ごろ、新大阪から奈良や京都をめぐる臨時団体列車として、同社所有の和風車両「あすか」が運行。車内は畳敷きの和室で、臨時のお座敷列車として利用され、年に数回しか走らないため人気があるという。現場は山沿いにトンネルとカーブが続き、鉄道マニアが撮影スポットに選んだらしい。

自民党の重鎮である与謝野議員がこの手の裏話を、代表質問に取り上げること自体がナンセンスだが、鳩山邦夫の発言もなんとも大人げない。金持ちの兄弟なんて、こんなにさもしいものか、呆れてしまう。鳩山首相も首相だ。こんな挑発に乗って激高し、周囲にいた民主党議員の忠告がなければ、なにを言い出すか分からない状況に追い込まれた。こんな次元の低い国会討論なんか見たくもないね。

国母の件は全くの論外、こんな不良を代表に選ぶ方もどうかしている。国籍剥奪はとも角として、さっさとスポーツ界から追放すべきだね。「撮り鉄」の問題は、自分もシャッターチャンスを常に狙っているから、その気持ちは分からないでもない。現場には50人ほどの「撮り鉄」が群がっていたそうだけど、衆を頼んで公序良俗を乱すのは、やはりマニアの域を逸脱している。また、JRも、こういう事態を予測して事前に手を打ってなかったのもいただけない。


 

春の便り


札幌市で1週間にわたり開かれていた「第61回さっぽろ雪まつり」が11日、閉幕した。今年の来場者は計243万3千人で、昨年の208万人を35万3千人上
回り、今の集計方法になった第23回以降では過去最高を記録した。昨年は日曜日が吹雪だったが、今年は期間中天気が比較的よく、平日の来場者も多かったようだ
という。

発達中の低気圧が九州付近を通過したため、九州・山口では11日、暴風警報や波浪注意報が広い範囲で発令され、交通機関に影響が出た。鹿児島地方気象台は鹿児
島、宮崎両県に「春一番」が吹いたと発表した。昨年より2日早かった。気象台によると、鹿児島市で最大瞬間風速23.6メートル、宮崎市で26.4メートルを
記録。最高気温も鹿児島県奄美市で25.7度と5月中旬並み、宮崎市青島で24.4度と6月上旬並みの気温を観測した。

地球上と日本の政治はトチ狂っているようだが、そんな瑣事とは関係なく、季節は巡り、春の便りが聞こえてくるようだ。とはいえ、ここ毎日のように起きる鉄道事
故の多さはどうだ。高速道路の無料化が始まる頃から、軌を一にしたように、都内周辺で、やれ人身事故、やれ、架線切れ、運転手の不注意などの事由により、電車
が止まっている。

雪だとか風だとか、自然現象によるものだったら、待つ方の諦めがつくんだが、圧倒的に人為的事故が多い。とりわけ人身事故の多さには目を見張るね。これも不況
の影響だろうけど、鉄道会社としては飛び降り防止の対策を早急に講じなければ、いくら大人しい日本人でも、堪忍袋の緒が切れて、ゼネスト決行なんて事態にもな
りかねない。世界一優秀な車だったトヨタの威信がぐらついているが 、世界一正確なダイヤと称されている日本の鉄道にもほころびが入るのは間違いないね。

13日午前0時5分ごろ、東京都目黒区祐天寺2丁目の東急東横線祐天寺駅で人身事故があり、東横線は渋谷―横浜駅間の全線で一時運転を見合わせたが、約40分
後再開した。約1万人に影響が出た。

12日午後11時55分ごろ、JR秋葉原駅で人身事故が発生し、京浜東北線の大宮方面行き電車で運転を見合わせていたが、13日午前零時58分、運転を再開し
た。山手線内回り電車にも一時、影響が出た。

12日午前9時30分ごろに起きた車両トラブルで、上野―宇都宮間の上下線全線で運転を見合わせていたJR東北線は、同日午後1時53分に全線で運転を再開し
た。トラブルの原因は、電気系統の不具合とみられるという。

12日午前6時ごろ、東京都日野市の京王線高幡不動駅で、構内の車両基地から出庫しようとした電車の一部が、脱輪するトラブルが発生した。午前10時10分現
在、京王線の一部が運休。運行している電車も30分程度の遅れが出ており、他社線への振り替え輸送を行っている。

11日午後10時20分ごろ、山手線高田馬場駅で人身事故が発生。外回りの運転を見合わせていたが、午後11時5分ごろ、運転を再開した。

10日午後6時50分ごろ、JR戸塚駅の東海道線ホームで、東京発熱海行き下り普通電車が人をはね、緊急停止した。影響で東海道線の東京―小田原間の上下線で
一時運転を見合わせていたが、午後7時26分、全線で運転を再開した。

サラセン




起きがけのテレビを見ていたら、なんかいつもと様子が違う。どうしてだろうとねぼけをこすって見たら、どうやら、きょうは休日だったようだね。昔でいう「紀元節」、いまでいう建国記念日だ。そのもて回った起源をいまさら議論しても始まらないが、神武天皇なんて、架空の人物に過ぎない。まあ、いずれにせよ休日が増えるのは、サラリーマン諸公にとっては好都合であるわけだ。毎日が日曜日である閑人にとっては平日が休日になるのは、まことに迷惑千万だけどね。

いまや、サラリーマン川柳といえば、季節の風物詩的な存在になってきた。ただ、会社や家庭での人間関係を卑下する傾向が、ややマンネリ化し類型化してきたのも確かだ。ところが、今年は民主党政権が行った事業仕分けが、格好の題材となり、新たに息を吹き返した感がある。

第一生命保険は10日、23回目となる「サラリーマン川柳コンクール」の入選作品100句を発表した。「仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い」や「不景気で 就活あきらめ 婚活へ」など、政治や景気低迷を題材にとった作品が入選作に目立った。全国のサラリーマンや主婦などから2万9215句の応募があった。

「妻キレて『来とうなかった 嫁になど』」や「二人の子 婚活、就活 親カツカツ」など、テレビドラマのせりふや流行語を織り交ぜた句が入選した。新型インフルエンザやエコなど世相を反映した作品も。「新型は 女房車で 俺インフル」「マスクして 咳(せき)して上司 遠ざける」「節約と 人には言わず エコと言う」などが選ばれた。

「草食と 言われる息子 金を食う」(次点、60代男性)。オリックスは7日までに、お金をテーマにした「第6回マネー川柳」の入賞作品97句を発表した。約14万5千の応募作で特に多かったキーワードは貯金、預金、残高で、政権交代やマニフェストなど世相を反映した言葉も目立った。

大賞は「家計簿の 損失欄に ダムと書き」(80代男性)。給料が減る中、無駄な財政支出のつけは家計に回ってくる。次点は「小遣いも 妻の基準で 仕分けされ」(40代男性)、「インフルで サンタ来れぬと 子に諭す」(30代女性)など6句。優秀賞は「核のない 世界の前に 金がない」(30代男性)など15句が選ばれ、「あわよくば 働く彼氏に 天下り」(0代女性)など75句が入選した。

春雷


2番目の孫、ジュリがやってくると、家の中は台風一過という惨状になる。女の子なのに、まるで男の子のような活発さで、家の中を歩き回る。その視点は180度の広角カメラ、隠し忘れたものをちゃんと見つけ出す。カノジョが現れる前に、コチトラは机の上のものをすべて高いところへ移動する。茶の間、居間、台所、寝室、だから、来る前に我が家は既に散らかっている。

後でしまったって思うのは、目線の低さを忘れているということだ。身長ほぼ100cm、その目線に立って目につく物を探し、隠さなければならないのだ。ついつい、こんな面倒なことはしたくないから、これが盲点となる。今回は、マッチ箱、と目覚時計、メモ用紙が犠牲となった。汚い手でベタベタと触られるから、パソコンがらみに近寄ってくると、防戦一方になる。

身体を壁にして防ぐのだが、勇猛果敢なカノジョ、平気で膝の上に乗ってでも、目的を完遂しようとする。動きが活発なので、つい進入させちゃうんだけど、パソコン周りは雑菌だらけ、なにせ誇り高い我が家だからね。それにしても、この野生児に潔癖なんて、なんの役にも立たないだろうね。動きが速いから、満足な写真もろくに撮れやしない。

って書いていると、この子に不快感を持っていると思うだろうが、とんでもない、実はこの子は大好きだ。物怖じしないし、活発だし、貪欲だし、悪戯っ子だし、人なつっこいし、表情も豊か、なにもいうこともないほど可愛い孫なんだ。ただ、一ついえることは、この子が女の子だということだ。女の子にしておくのがもったいないほどオトコっぽい。この前、おとうさん、おかあさんと呼ばせることに不満を述べたが、いまじゃオトシャン、オカシャンって可愛らしい口調で呼びかけていた。これって、けっこう心温まる光景だった。密かにジージ、バーバらしき言葉も口走っていたようだが、空耳だったかももね。

普段まるで気を遣うなんて生活をしていないから、こんなチビでも現れると、なにかと小忙しくて、帰ってしまうと、寂しい反面ほっとする。荒れ果てた部屋の中を片付ける元気もなくなって、しばらくはボーっと休養せざるを得ない。なにせ、このチビのエナージーには太刀打ちできそうもなく、「敗軍の将、何を語るべきや」とがっくり来ているのである。あと3才若かったなら、ってつくづく思い知らされるのである。外は天気でも、我が家は春雷に襲われた後のような乱れようだ。

あれこれ


強い寒気と冬型の気圧配置の影響で6日、北日本と北陸の日本海側を中心に大雪となった。気象庁によると、群馬県では24時間の降雪量が70センチを観測した。7日は冬型の気圧配置が緩み、雪は昼ごろから次第にやむという。

さてと、「同期の中で奴はピカイチだったね。ただし勉強は出来なかったけどね。なにがピカイチだったかって?そりゃあ、ご想像にまかせるよ」。こんな使い方をする「ピカイチ」って言葉、漢字で書くと「光一」となる。その語源は花札に発するっていわれても、なんとなく納得できそうな語感ではあるね。

花札の手札の内、光り物と呼ばれる20点札が1枚しかなく、他がカス札だった場合ピカイチと呼んでいたのが転訛したらしい。「スカ」という言葉もカス札しかないことから、生じた言葉だし、まったく無視することをいう「シカト」も、花札に由来する。10月札に描かれた鹿がそっぽを向いていることから出来た言葉だ。

「瑠璃色」という色は深みのあるブルーをいうが、瑠璃とはラピスラズリを指し、顔料の「ウルトラマリンブルー」のもととなっている。ラピスラズリは世界でもアフガニスタンの一部でしか採掘できない貴重な鉱物だった。有名なオランダの画家フェルメールが惜しげもなく使った「フェルメールブルー」はこのラピスラズリで、オランダの片田舎から一度も国外へ出なかった画家が、この高価な顔料を惜しげもなく使っていた理由はまだ解明されていない。

葛飾北斎の版画、一般には「赤富士」と呼ばれる名画、「凱風一晴」の上辺を飾る、鮮やかなブルーは、同時代ドイツの科学者により人工的に作り出された「ウルトラマリンブルー」を使ったものだった。

陰暦15日の「十五夜」の次の日の月は、「十六夜」と書いて「いざよい」と読む。以下、17日は「立待月」、18日は「居待月」、19日は「寝待月」となる。「立待月」という呼び方は、日没後立ったまま少し待っていると月が昇ってくることから、その後月の昇る時間が次第に遅くなることから、部屋にいて見る、寝床に寝そべって見るという風に変化する。なんだか、段々と色気がなくなってくる呼び方だなあ。
月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
月別アーカイブ
  • ライブドアブログ