コジゼラ

よもやま話を雑文で

2011年01月

遣らずの雨



ゆうべ夜半過ぎ、遣らずの雨が都内を湿らせた。
僅かな雨だったが、夜もすがらしっとりとした空気に満たされた。
なんでも、昨年12月23日以来の雨だということらしい。
北日本を襲っている豪雪のニュースを聞く度に、
心が痛んだものだったが、どうやら辛うじて仲間入りできたらしい。
それにしても、連日続くピーカンを心から喜んでいいものだろうか?

透析が終わって自宅へ着くのはおおむね午後4時頃。
夕食までの時間つぶしに、ツイツイ見てしまうのが大相撲中継。
強い横綱と弱い力士達、無気力相撲が延々と流される。
まっ、それはそれとして、注目すべき点を幾つか見つけた。

まず、幕内力士北大樹、仕切の時に見せる四股の踏み方の見事さだ。
おざなりにやっている力士の中で、足首の先までぴんと張った、
緊張感と美しさは必見の価値がある。
貴乃花の蹲踞も見事だったが、あれ以来久し振りに見る爽やかさである。
中々しぶとい相撲をするので、今後の活躍が楽しみだ。

若手といわれて久しいが、横綱を2場所続けて連破した稀勢の里、
がぶり寄りが身についてきた琴奨菊、
漸く自分の相撲を身につけた豪栄道。
国産の横綱候補の、今後の精進を見守りたい。

天気晴朗なれど風強し、連日このような日々が続いている。
ニュースでは梅の開花、マンサク、ローバイ、ナノハナなど、
春先を代表する花が咲き始めたようだ。
穏やかな日を選んで、また、花三昧に没入していこうと心が騒ぐ。

大寒



強い冬型の気圧配置が続いている影響で、17日は全国的に厳しい寒さに見舞われた。気象庁によると、東京都心は16日に続き最低気温が0度未満の冬日となった。都心で冬日が続いたのは06年2月以来約5年ぶり。そして、きょう1月20日は一年で一番寒いといわれる「大寒」だ。皮肉なことに、今日は日中木枯らしが吹くこともなく、ここ数日では一番しのぎやすい一日となった。

以下、「天声人語」より抜粋
自然に色の乏しい冬は、京菓子も雪の白さを愛でるものらしい。「初雪」に始まって「雪の朝」「冬ごもり」「小雪」「大雪」など名前も色々考えて楽しむと、「冬の和菓子」という随筆にある。四季に恵まれたこの国だが、冬の受け止め方は共通の季節感から外れる。何と言っても雪の有無が大きい。江戸 時代の越後人、鈴木牧之は名著「北越雪譜」で、「雪を観て楽む人の繁花の暖地に生れたる天幸を羨まざらんや」 と恨み節をつづっている。

この冬も、日本海側で続く雪に、東京の晴れが申し訳なくなる。たとえば秋田市では、年明けから18日までの日照が15時間しかない。片や東京は141時間。豪雪の地では、雪下ろし中の転落などの事故も相次いでいる。そして、きょうは大寒。「冷ゆることの至りて甚だしき時なればなり」と意味は直截だ。今年の寒さは律義で、けさは各地で氷点下という。律義者らしく、予報では来月の立春ごろまできっちり精勤するらしい。

大寒と聞いて、もう1月中旬だって、ハッと思った。週3のペースで世の中が進行しているので、日時、曜日、季節感、などの進行がもの凄く早い。その一方では感覚的なものの見方がめっきり衰えてきた。つまり、感動などという衝動的知覚が失われ、同時に肉体的動きが緩慢になる。

散歩なあど初歩的な運動でさえ、やれ寒いから、やれ疲れるからとサボりがちになる。つまりすべてが億劫で、民主党政権と同じように、なんでも先送りするようになる。いかん?いかん?こんなことではいかん。っていうことで、快晴の中1時間程散歩を満喫してきた。やればできるじゃないか。心機一転、さぼってるコジゼラも頑張るぜ。

麻痺



マヒを逆に読むとヒマとなる。
ああ!あ!ヒマだなあ。
今日は何日だったっけ。
2011年1月12日だって。
もうこんなに月日は過ぎていたんだ。

天気はいいものの、北風が我が物顔に吹き抜けるから、
散歩どころではない。
アゲインストの北風ときたら、
とりわけ帰りの橋上ときたら、
地獄の黙示録のようなもんだ。

こういう日は家に引き籠もるに限る。
週3回の透析も、軽食をついばんだら、
一目散に家へすっ飛んで変える。
むろん、便利なバスを利用して。

そういえば、パソコンを開いたのは何日ぶりだろう。
たまに開くと大変だ。
パソコンに巣食う魑魅魍魎どもが、勝手に動き出し、
画面を占領してしまう。
コジゼラを開くのに30分近く待つことになる。

この魑魅魍魎どもも、決して己の意志で入り込んだわけではない。
新らしもん好きの持ち主が、
気に入った無料ソフトを、バンバン導入した
最盛期の遺物である。
消してしまえばいいんだが、それの手続きが
これまた面倒くさい。

食い物を食べることだけは面倒くさくないから、
なんとなく生きているけれども。
こんな自堕落な生活、早く切り上げねばならないが、
慣れてしまうと、けっこう乙なものであり、
梅が咲き出す頃までは、この居心地良さに浸っていたい気もする。
誰かが言っていた「怠惰は最大の贅沢である」

出足好調



例年に比べて短い正月だったが、連日好天に恵まれた。
大雪、強風などに見舞われた東北・信越・北陸・山陰地方の人には申し訳ない気がする。
九州各地も雪の正月だったそうで、関東地方だけがいつも蚊帳の外、仲間はずれだ。

長男一家、次男一家、実弟などが集まり、今年も賑やかな正月だった。
三歳の樹里が八歳の莉子を追いかけ回すのは想定内だったが、
二人が仲良くむつみ合う姿を見ていると、歓びもひとしおだ。
今年六月には、長男坊宅で第二子が誕生する予定だ。

来年は益々賑やかになるだろうが、こちらの体力が持つかどうかの方が心配だね。
全員揃って、氏神様の富ヶ岡八幡に参拝、ついでに深川不動尊。
も一つおまけで、東京スカイツリーまで足を伸ばしたが、
驚くほどの人出だったのにはびっくりさせられた。
ただ、あの建物、大きいだけで、エレガントさに欠ける気がする。

大学駅伝で母校早稲田が総合優勝した。
エンジのユニフォームがゴールテープを切った瞬間は流石に感動したね。
なにせ、18年ぶりの快挙だというんだから、舞い上がってしまうよね。
大学ラグビーでも、準決勝で早稲田は宿敵明治に圧勝した。
今年は春から縁起がいいわい。

頌春



明けましておめでとう。
本年もよろしくお願いします。
おかげさまで体調は絶好調、
この調子でこの1年を乗り切るつもりです。

大晦日はNHK紅白歌合戦をチラとも見ずに過ごした。
これも通俗的だが、NHK交響楽団の「第9」を見てしまったんである。
いつもなら、ただ漠然と聞いて、長過ぎる、あまりにも長すぎる、
早く合唱にたどり着いてくれないか、っていう思いの方が強かった。

ただ、今回はちょっと別の目的もあった。
先日、NHK教育で見た坂本教授の授業で、面白い見方を教わったからである。
晩年、ベートーベンは耳が全く聞こえない中で、名曲を数多く書いた。
第9もその一つで、第1楽章、第2楽章は曲を書いてはこれを直すという作業を繰り返し、第3楽章で、やっと心の安楽を得られるような美しいメロデイにたどり着いた。
第4楽章でも心の葛藤は続き、フロイデのメロデイが浮かぶ度に、これはやはり違うと、チェロで取り消す作業を繰り返し、ようやく安住の境地にたどり着いたという。

その苦闘の過程が、通常では長すぎると思われる各楽章に網羅されているっていうわけだ。
確かに見方を変えて聞いてみると、まったく別の曲を聴いているような錯覚を覚える。
いつも聞き流していた第3楽章の飛び抜けたメロデイの美しさにも感動を覚えた。

そして、ぬるま湯に入っているような、それでいてほっとさせられる「朝までさだまさし」、この番組はいってみれば、ワンマンショーなのだが、アナログの世界をNHKが提供しているミスマッチの面白さと、さだまさし特有のほのぼのとした暖かさと気配りが和みの世界を提供してくれる。さだの教祖的発言がちょっと気にはなるがね。

これを見終えたのが午前3時、漸く通常のタイムスケジュールを確保した。
いよいよ来週からNFLのプレーオフが始まる。
一試合も見逃せないから、夜更かしのピークとなる。
しあわせな今年1年が始動した。

月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
月別アーカイブ
  • ライブドアブログ