onibasu11月27日(月)
(オオオニバスの花・新宿御苑)

ミャンマー(ビルマ)軍事政権のチョー・サン情報相は、首都機能の移転を進めてきた同国中部のネピドー(ピンマナ)を、すでにヤンゴンに代わる正式な首都としたことを明らかにした。国民会議で枠組みを審議中の新憲法にも明記する。軍政は昨年11月から首都機能の移転を始め、ほとんどの省庁がすでにネピドーに移ったが、新首都とは明言していなかった。

ミャンマー(ビルマ)の最高実力者タン・シュエSPDC議長の末娘の絢爛豪華な結婚式の様子を映したビデオが国内で出回っている。タイのメディアは「貢ぎ物の総額は5000万ドルを超える」と報道。「最貧国のどこにこんな金があったのか」とヤンゴン市民の嘆きの声を伝えている。7月2日、新首都ネピドーの議長の邸宅で結婚式が催され、翌日ヤンゴンの政府迎賓館で披露宴があった。費用は軍政に近い政商らが負担し、車、自宅、宝石などが祝いとして贈られたという。

新郎はハンサムだけど、新婦はすごいブス、しかも35歳過ぎの売れ残り、お見合いだったそうだけど、新郎は政商どもに因果を含められ、人身御供にされたに違いない。そんなに長期軍政が続くわけでもなし、今はいいけど、結果として危ない橋を渡ってしまったかもしれないね。

ビルマ、いやミャンマーといえば、東南アジアでは数少ない厳格な仏教国として知られ、「ビルマの竪琴」などからも穏健な国という印象が強い。ところが、現実を見てみると、長い間軍部による独裁政権が続いているという過激な国である。北朝鮮の金王朝 みたいな世襲制ではないが、ネ・ウイン独裁体制以降、度重なる軍事クーデターにより政権が転覆されてきた。現政権はいまでは珍しくなった、鎖国主義を標榜する左翼主義軍事政権で、中国や北朝鮮との親密度も高い。

民主化運動の旗印、アンサン・ウー・スーチーは未だに自宅での軟禁状態を解かれていない。国連特使と会見している写真を久し振りに見たけど、あの美人もすっかり年を取ってしまったなあ。この国は小国なのに、多民族国家で、山間部に居住する少数民族との衝突も絶えず、つねに崩壊の危機にさらされている。アメリカは珍しくちょっかいを出さないが、中国、ベトナムの綱引き具合で、どう変わるか分からない。