いい天気1月23日(火)
(いい天気・木場雲雀橋)

もしかしてっていう予感はあったんだけど、21日の宮崎県知事選で、お笑いタレント、それも犯罪歴のある「そのまんま東」が当選してしまったのにはビックリ仰天しちゃったね。それも与党の推薦候補にダブルスコアの圧勝である。この結果は宮崎県の「談合知事逮捕」や「保守分裂」だけが招いたものではない。九州でも有数の保守王国なのに、組織、スポンサー、政治実績もない、お遊び半分と見られた泡沫候補にしてやられてしまった。これは間違いなく既成政党への不信が、選挙民の頂点に達している証明だ。

今回の宮崎県知事選、有権者の意識が強かったのか、投票率が64・85%と高かったのも意外だったね。ちなみに県知事、市長選など各地で地方選挙が行われたが、全体に高止まりの傾向で、北海道の深川市長選が77・24%、鹿児島県垂水市の市長選が83・78%と高率だったのが目に付いた。総選挙がこのように高率だったら、自民党と公明党が圧勝するなんてなかっただろうに。蛇足ながらそのまんま東の本名は「東国原英夫」(ひがしくにばる・ひでお)っていうんだってね。宮崎県出身だけど、どうやら沖縄の血が入っているらしい。

競馬をやっている人は、よく分かるんだけど、馬券を買った馬が、ゴール前まで先頭または先頭グループにいるとき、観客席では「そのまんま、そのまんま」っていう大合唱が始まる。そのまんまの対象馬はそれぞれ違うんだけど、間違いなく大合唱になり、ゴールを過ぎると、悲鳴に変わるっていうのが常となる。「そのまんま東」の場合、圧倒的勝利だったから、本人も運動員も「そのまんま」って、叫ぶ必要もなかったのが残念だったね。県議会は自民、公明党がほぼ独占している状態だから、前途多難になるんだろうね。県知事を追われた誰かさんほど、独善的ではないだろうけど、大変な船出だ。ご苦労さん。