新丸ビル4月27日(金)
(新丸ビルのエントランス・朝日新聞より)

4月27日、東京駅前の新丸ビルが豪華に生まれ変わって、華麗にオープンした。弘前城内のサクラは満開となり、明日からはゴールデンウイークが始まる。その狭間で、ひっそりと齢71歳の誕生日を迎えた。なりたくてなったわけではないんだけど、心身とも絶不調の中で迎える誕生日はそれなりの感懐がある。地獄の一丁目に益々近づいたって思いも強いが、定められた天命のなかで、精一杯ガンバルしかないんだよなあ。

バッカじゃないかな、相変わらずオレって奴は。人の話をエヘラエヘラと聞き流しているからバチが当たっちゃった。にょうぼの噺を聞き流している分には罪もないんだが、医者のコトバはちゃんと聞いていないとバカをみる。馬耳東風っていうのは自分のためにある言葉だと信じているから、なにをいわれても馬の耳に念仏、唯我独尊で牛耳を執ろうとするから、こういう破目になる。

インフルエンザで入院してから、腰痛を発症、生まれて初めての経験だったし、オトコのくせに痛みには極端に弱い。腰痛を苦にして出歩かない日が続いたが、4月半ば頃から、矯正ベルトをはめて、恐る恐る外へ出始めた。だけど、腰の痛さはちっとも減らないし、怠けた後遺症からだろう、ひざや足にすぐガタがくる。家に帰ってから、ベルトを外し、大の字に寝転ぶと、すごい開放感を感じるのはいいとして、そのまんまバタンキュウとなる。

今週の整形外科の診察日、先生に「ちっともよくなりません」っていったら、笑われちゃったよ。「矯正バンドの位置がぜんぜん違いますよ」。コチトラ、腹の真上にしていたが、ヘソ下まで下げられ、しかも息ができないほど、左右を締められてしまった。窮屈この上ないんだけど、歩いてみると腰の痛みをまるで感じない。すっかりいい気分になって、1万歩近く歩いてしまった。しかも、めったにない便意を催し、シネコンの豪華なトイレに駆け込んだら、もう見事なドカベン、すっかり気分が良くなっちゃった。

なんたるチヤ、つらい思いをしながら役にも立たないところを締め付けていたんだから、笑い話もいいとこだ。いい気になって連日歩き回るようになったけど、さぼっていたツケは大きいね。怠けぐせとゴロ寝はすっかり身についてしまって、貧乏神のように離れない。だから、1万歩近く歩くと疲労困憊し、帰りの駅や団地の階段がきつくなる。ようよう家に帰り着くと下半身はガタガタ、崩れるように横になる始末。71歳の思わぬ受難だね。