モミジ・皇居東御苑12月13日(木)
(皇居東御苑のモミジ)

東京都港区の明治神宮外苑ではイチョウ並木が鮮やかに色づき、人々の目を楽しませている。300メートル続く4列の並木の下には黄色いじゅうたんが広がる。同苑によると、今年は平年より1週間ほど黄葉が遅く、9日まで予定していた「いちょう祭り」を16日まで延長した(朝日夕刊より)。

一般的には、紅葉とは植物の葉が落葉に先だって、「赤」に変わることをいい、イチョウは黄葉という。テレビなどでいう「こうよう情報」は紅葉前線でもあり、黄葉前線でもあるわけだ。一方「モミジ」という単語は「紅葉+黄葉=モミジ」だから、「イチョウのモミジが綺麗だった」でも、「カエデのモミジがきれいだった」でも間違いではないそうだ。イチョウのモミジとはやはり違和感がある。いやはや日本語って使い分けが難しいね。

北の丸公園は、カエデが少なく、ブナ、ミズナラ、ナナカマド、ネム、ウルシなどの低木が多く植えられているので、すでに盛りを過ぎているようだった。遠くから赤い塊を見て近づくと、もうハゲチャビンの赤だったりして、がっかりさせられる。ところで、ミズナラっていうと、なんかなじみのない気がするが、とんでもない、「ドングリ コロコロ ドングリコ」、あの歌でも知られるドングリの製造元だ。

皇居東御苑のモミジは予想外に素敵だった。樹木の種類が多いから、微妙な色の配分が抜群によく、高低織りなして、鮮やかに秋の終わりの宴を開いて見せてくれた。ここの大木の象徴、オオケヤキもやっと落葉が始まったばかりだが、もう一つの高木ホルトノキは葉も落とさず頑張っている。ホルトノキというのは初めて聞いた名前だが照葉樹らしい。

家のカギを空ける前に、公園の公衆便所の上に設置された大時計を見るのが習慣となっている。ただ、夏の間まるで見えないのはオオケヤキの葉が縦横に張り出して邪魔するからだ。最近ようやく見えるようになったのは、ケヤキが葉を落としたからだが、情けないかな、今度は目がかすんで、時計の文字が読めない。また、メガネを作りなおさなくちゃ。