お尻かじり虫12月25日(火)
(お尻かじり虫)

今頃になって、福田首相は薬害C型肝炎被害者代表と面談するのはやぶさかでないといっている。自民党支持率が予想外に低下し、慌てふためいたってことは言を俟たないね。落ち目になってくるとやることなすことが後手を踏むことになる。せっかくのいい政策が二番煎じに見えてしまうそしりは免れないね。

「やぶさか」だなんて古い言葉を持ち出すもんだから、ついつい、後手を踏む、言を俟たない、二番煎じ、そしり、だなんて難しい言葉を使っちゃったよ。たしかに福田政権は「藪の中の急坂」に位置しているから、そうじゃないって思いが咄嗟に言葉になったんだろう。

濃ーい顔した中年オジサンが子供たちと「もったいない」って歌っている。NHKの子供番組ですっかり話題となり、長い間くすぶっていた「ルー大柴」は見事な復活を遂げ、「ルー語」なるものを連発、人気者になっている。人柄がいいからしばらくは持つだろうが、持ちネタがだんだん複雑化する「ルー語」だけでは、一過性の一発芸人として、しょせん消え去る運命か。

「もったいない」でノーベル賞をとったのはケニアの人権運動家の女性だった。日本のお株だった言葉も、日本では消費文化の浸透で、死語となりつつあった。それが世界語となり、それに着目したNHKが子供番組で、ルー大柴に歌わせた着眼点はいいと思うね。大ヒット中の「お尻かじり虫」も、同じ番組で生まれたが、「もったいない」が果たして二匹目のドジョウとなるか。

テイッシュは当然のように湯水のように使っているが、鼻をかむのは勿論のこと、お尻を拭くにも新聞紙を使っていた時代を知っているものには、たしかにもったいない贅沢ではある。最近年のせいか、風呂の水を出しっぱなしにして置いたり、あるいは焚きっぱなしにしたり、ストーブをつけっぱなしにしたりすることが多い。むろん不注意のせいもあるが、どちらかといえば物忘れ的な要素の方が強い。物忘れのひどさを認めるのはやぶさかでないけれど、もったいないはもちろん、生命の危険にも関係するとなると大いに問題があるね。