コウバイ1月30日(水)
(コウバイ)

きょうは久し振りの暖かさで、日中には気温も13度に上昇するという、有難いお告げだ。10数日ぶりの暖かさだというが、ほんと、これまでは寒かったね。12月以来暖冬が続いていたので、体が慣れてしまって、急な寒波襲来に対応できなかったようだ。寒い、寒いと思っていると、心の中まで冷えてしまいそうで、暖かくなるのは大歓迎だ。

「あー、疲れた。ちょっと座ろう、ドッコイショっと。さて立ち上がるか、ヨッコラショっと」。自分でも気付かないうちに、いつのまにか掛け声を発しているね。年寄りっぽくてやだなあと思いつつも、知らず知らずのうちに声を発している。だけど、考えるまでもなく、自分はまぎれもない老人だもんなあ、仕方ないさ。この前会った息子たちも同じような掛け声を発していたので、年寄りくさいなあって冷やかしたが、考えてみれば、二人とも巨体を持て余して、立ったり座ったりするときに、勢いをつけていたのかもしれない。

セーノ、ワッショイ、フレー、オーエス、ドンマイ、などふだん使い慣れている言葉って、けっこう多い。「セーノ」は「一斉の」が短くなったものだし、「ドンマイ」は英語の「ドント・マインド」の略だ。ちなみに「フレー」については、下記のような記述がある。<「フレー、フレー、早稲田」の「フレー」とは英語の「Hurray」が語源であり、この年の早慶戦で感極まった一人の青年Yから発せられ、見事に早大応援席を一つにまとめ上げた。日本の組織的な応援はこの瞬間から始まるのである(早稲田大学の応援の歴史から)>。

運動会で綱引きをする時よく、「オーエス、オーエス」と掛け声をかけるが、この「オーエス」は、間違いなくフランス語だ。もっと正確にいうと、「Ho hisse」または「Oh hisse」(発音はどちらも オーイス)がもととなっている。「Ho/Oh」は間投詞、「hisse」は動詞「hisser」(引き上げる、持ち上げる)の命令形。「そら、引け!」ということだ。フランス語「Ho hisse」は、日本語の「よいしょ」または「えんやこら」にあたるかけ声で、もとは帆船の帆を引き上げるときのかけ声だと思われる。幕末に、ナポレオン3世のフランス軍が幕府を支援し、フランス軍人が幕府の新式軍隊の軍事顧問になったとき、兵隊の訓練として綱引きをさせた。そのときお手本としてフランス兵が「オーイス」といいながら綱引きをするの見て、それをまねたのが「オーエス」となった。