穴八幡・早稲田平成21年12月21日(月)
(一陽来復・穴八幡)

19日朝、北日本から西日本にかけての日本海側では大雪となった。山形県鶴岡市櫛引では積雪が89センチに達し、12月の観測記録を更新した。東海地方では、各地で軒並み最低気温が零下の冬日になった。名古屋市では未明から雪が降り始め、朝にはうっすらと雪化粧した。名古屋市の最低気温は零下0.5度。冬日となったのは平年より2日遅く、昨年より8日早い。岐阜県高山市では31センチの積雪となった。

日本で冬型の気圧配置が続く中、クリスマス休暇に入った欧米各地でも、週末に強い寒波に襲われ、大きな影響が出た。18日には英仏海峡を結ぶ高速鉄道「ユーロスター」が地下トンネルで立ち往生、約2500人の乗客が車内で一夜を明かした。トンネルに入った後、外部との温度差で列車の電気系統が故障したとみられ、21日まで全便が運休になった。米東部も「数十年で最悪」ともいわれる悪天候に見舞われ、ワシントンでは20日までに積雪が40センチに達した。1932年以来の記録で、当局は大雪による非常事態宣言を出した。

世界各国、日本各地が大雪に見舞われているのに、どういうわけか、東京を含む関東南部だけが、いつも通り仲間はずれ。まるで別世界のようにお天道様が輝いている。そりゃあ冬真っ最中だから、木枯らしビュービュー、寒さは半端じゃないけど、ちょっと違うんじゃあないかって、奇異な感じもする。いまや通説になっている温室ガスの充満で、東京都心は亜熱帯化がかなり進んでいるからだろう。気温を比較してみても、周辺各地より間違いなく2−3度は高く、特に最低温度にはその傾向が顕著だ。

太陽はいつも通り、穏やかで慈愛溢れる陽光を惜しげもなく注いでくれている。確かに地表は吹き荒ぶ木枯らしで、身を切られるようなさぶさではあるが。それでも何故か雪が降り出す気温までは下がらないのだ。コチトラ、ガキの頃から「ゆーきや コンコ あられや コンコ」が好きでたまらない。雪が好きというより憧憬に近いものがある。つまり雪フェチなんである。だから、あっちこっちで大雪が降っているのに、なぜ東京は素通りしてしまうのか、残念でたまらないのだ。交通渋滞にしろ、列車が止まろうとも、あとのことは関係ない。ただ、ツルンツルンと地べたが滑るのは願い下げだけどね。

この季節、決して嫌いじゃあないんだけど、いかんせん表に出れば、毛がないおつむには人一倍きつい風当たりである。「怪我ない」なんてしゃれていられない怖さもある。あちこちで発生する突風に押しまくられて、ひっくり返ったりしたらおおごとだ。綿帽子ならぬ毛編みのスキー帽を耳まで被って出掛けるが、このキャップ、未だにちゃんとしたかぶり方も知らないのだ、トホホ。