透析の医師から、毎日30分程度歩くのが必須条件だと言い渡され、これはこれで、願っても叶ってもない条件だった。透析日は家への往復と散歩など、まさにぴったしかんこんと合致する。だけど、世の中は便利一辺倒になっているから、この好条件でも怠惰に負けてしまうのだ。なにせ家の前を頻繁にバスが往来し、しかも、なんということでしょう、そのうちの1路線はなんと病院の前へ停まるときたもんだ。

つまり家を出てから5分後には病院へ着いているって寸法だ。かくして通院に行き帰りは当然のようにバス乗車、ラクチンの罪は徐々に足腰を弱らせている。ちょっと歩けば、足の節々は痛くなり、呼吸は上がる。徒歩で帰るには地獄の1丁目である急坂、朝凪橋を征服しなければならない。坂が急になると足が重くなり、前へ進まなくなる。

まっことウラメシイ橋だが、このままさぼっていては体力が益々低下するのは目に見えているので、最近は帰路だけでも歯を食い絞って頑張っている。ここをクリヤーすれば、あとはスイスイ、ゆっくり歩けばどうってことはない。本当に目に見えるほど急速に体力の衰え、とりわけ下半身の強化が緊急の宿題になってしまった。筋肉がすっかり緩んでしまったからである。

筋肉の強化が簡単にできるというストレッチをはじめたが、たとえ緩めでも、長い間さぼっていたツケは如何ともしがたく、たちまち、そこここの筋肉が悲鳴を上がる。文字通り3日と続かずダウン、ちょっと体調も悪かったが、体を動かすことが面倒だったのも事実だ。とはいえ、毎日歩き、ストレッチを続けるのが最良の方法、毎日苦難の日が続く。

追記:実態はこんなひどくはないけどね、ちょっとオーバー目に書いてしまった。いずれにせよ主曰く「怠惰は最大の罪である」っていったかどうか。