政治家が発展途上国支援するとなると、
イメージ的には、
その国に言われた支援項目に対して資金を提供する。
そして、その資金がその国の発展に意味のある使われ方をしているのか?は実は違う。
また、裏では、その支援を日本企業が受注する構造だったりする。
あくまで、私のイメージの話ではあるが。
では、起業家が途上国支援すると、どうなるのか?
そのまさに新進気鋭の企業が行っている、進行中の実例が、
「フィールピースプロジェクト」だ。
「フィールピースプロジェクト」とは、
「途上国に産業を」というスローガンの元、
ビジネスを通じて資源の少ない発展途上国に産業を作り、「自立」と「子供たちの幸せ」を支援するというプロジェクト。
発展途上国に単に「資金を提供するのではなく」、
あくまで「自立できるようにする」ための支援をしたい。
そして、自立できるようにするには、経済的に収入がなくてはいけなく、そのためには自国に産業がないといけない。
産業を作るんだったら、政治家ではなく起業家がやってやろうじゃないか!という発想だ。
その最初のターゲットが、ベナン共和国。
ベナン共和国は、日本のTVタレントであるゾマソン氏の出身国としても知られているが、ベナン共和国は、実は資源という資源がほとんどない。
その中で、
唯一資源らしい資源といえるのが、
ロクシタン社のハンドクリームで有名になった肌の保湿成分として効果の高い「シアバター」の材料となる「シアの実」なのだ。
ベナンで採取されるシアの実を加工し、
化粧品原料として輸出する事で、現地の安定的な産業の確立を支援するというのだ。
実は、僕は、
このプロジェクトが発足する過程を偶然にも見させてもらうチャンスに恵まれた。
このプロジェクトは、
もともとは、日本最大の不動産ポータルサイト「HOME'S」を運営し、現在東証一部上場にしているネクストの井上社長が声をかけ、
それに、「満腹三十倍」や「なかったコトに!」などの数々のヒット商品を生み出すスタジオグラフィコの長谷川社長が賛同し、
大きくなっていった。
「ベナン共和国に産業を作ろう」という途方も無い問いかけからスタートし、
・全く資源がない中、どうすれば産業がなりたつのか?
・シアの実はあるが、そのままでは非常に低い原価でしか販売されず、ほとんど自国に利益が落ちない。
・シアバターは、ロクシタン社が別の国から仕入れて商品化し、既に日本でブランドを築いている。それとの差別化はどうするのか?
・材料を送ってくださいと連絡をしても、待てど暮らせど、送ってこない。取引という概念がわかってもらえないのか?
・大手と違い宣伝広告費が出せない中、どうやって宣伝するのか?
などなど、数えあげればキリがない困難を、二人の熱い思いをもった起業家がくぐりに抜け、
利益度外視で資金を投じ、
そして、やっと最初の商品の販売にこぎつけたのです!
その商品の名が「スキンピース」。
・シアバナーの高い保湿性による肌アレ防止効果、
食品に由来する成分のみで作られているいるので、
・赤ちゃんと接するお母さんも使え、
・食事を作る前にも使え、
そして、
・購入することで、ベナン共和国の産業発展に寄与できる
そんな商品です。
尊敬する二人の起業家が、
身を持って示そうとしてくれている「起業家による途上国支援」。
僕は、心から応援したいと思っています。
2010年11月3日からの発売予定ですが、
10月16日からソニープラザで先行独占販売されるそうです。
賛同くださる方は、ぜひブログなどでご紹介をお願いいたします 。m(_ _)m
スキンピースの購入は、こちらから。
PS. とりあえず、勝手に、Twitterでのハッシュタグは、#feelpeace としました。