1:2013/05/10(金) 21:26:49.10 ID:
ゆずこ「唯ちゃん、スキだーーー」


唯「何だよ、急に」

ゆずこ「だって今日は5月9日だよ」

唯「それがどうしたんだよ」

ゆずこ「唯ちゃん知らないの?」

ゆずこ「今日は」

ゆゆ式


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2:2013/05/10(金) 21:28:19.71 ID:






「告白の日だよ」





3:2013/05/10(金) 21:35:58.79 ID:
ゆずこ「だから私、勇気を出して唯ちゃんに告白したんだよ」

ゆずこ「唯ちゃん、大好きだよ」

唯「それはありがとな」

ゆずこ「何、その反応は…」

縁「ゆずちゃん、ずるーい」

縁「私も告白する」


5:2013/05/10(金) 21:41:27.49 ID:





「私も唯ちゃんが好き」





6:2013/05/10(金) 21:47:03.44 ID:
唯「お、おい///」

縁「私も昔から唯ちゃんが好きだったの」

縁「世間知らずの私をいつも引っ張って来てくれて」

縁「だからいつまでも唯ちゃんと一緒にいたいの」

ゆずこ「縁ちゃん、後出しずるいよ!」

千穂「あ、あの~」

ゆずこ「あいちゃん!」

唯「何でここに?」


7:2013/05/10(金) 21:53:50.24 ID:
千穂「部室の前を通っていたら野々原さんたちが告白しているのを聞いて」

千穂「私も告白してもいいかしら?」

唯「ま、まさか…」


8:2013/05/10(金) 21:58:04.41 ID:




「私も櫟井さんが好きです」



9:2013/05/10(金) 22:01:36.94 ID:
千穂「入学式の時、不安だった私に優しくアドバイスした時から櫟井さんの事が好きだったの」

千穂「だけど、私は気が弱いからいつまで経っても告白出来なかったの」

千穂「だからこの機会に勇気を出して思い切って告白してみたの」

千穂「櫟井さん、ずっと好きでした…」

千穂「そして今も好きです…」

唯「相川さん…」


10:2013/05/10(金) 22:07:31.40 ID:
ゆずこ「みんな告白を言ったから唯ちゃんも告白してよ」

縁「唯ちゃんの告白聞きたい」

千穂「私も櫟井さんの告白が聞きたいです」

唯「…」

唯「分かった、アタシの告白を聞かせてあげるよ」

唯「その前に3人ともアタシの前に横に並んで」

ゆずゆかあい「?」


11:2013/05/10(金) 22:19:36.04 ID:
唯「ってお前ら」

ゆずゆかあい「はいっ?」

唯「アタシの超目の前に立つな!」

ゆずこ「だって唯ちゃんの息遣いが間近で味わえるもん」ハア~ハア~

唯「変態か、お前は」

縁「唯ちゃんの息遣いってちょっとエロいよねー」ハアーハアー

唯「お前も変態か!」

千穂「櫟井さんって間近で見ると、さらにカワイイのね」

ゆずこ「うん、唯ちゃんは凄いカワイイよ」

ゆずこ「照れ屋だし、恥ずかしがり屋だし、寂しがり屋だし」

縁「唯ちゃん、めちゃくちゃカワイイよ」

唯「止めてくれ…/// 告白するよりも恥ずかしい事を言わないでくれ…///」 

ゆずこ「カワイイ、カワイイ」

縁「カワイイ、カワイイよー」

千穂「赤面した櫟井さん、カワイイ」

唯「もうこれ以上言わないでくれ…///」


12:2013/05/10(金) 22:22:31.86 ID:
唯「じゃあ、3人とも少し離れた所でアタシの告白行くよ」

ゆずこ「ドキドキ…」

縁「ワクワク…」

千穂「バクバク…」

唯「」スウー


13:2013/05/10(金) 22:30:48.81 ID:




「アタシはお前らが大好きだーーーーーーーーーーーーーー!」



14:2013/05/10(金) 22:33:38.51 ID:
唯「」ハア、ハア、ハア、ハア

ゆずこ「唯ちゃん…」

縁「唯ちゃん…」

千穂「櫟井さん…」


15:2013/05/10(金) 22:37:34.49 ID:
唯「アタシはみんながカワイイくて大好きだ」

唯「だけど、アタシの事でみんなの仲が引き裂かれるのはイヤだ…」

唯「二股だとか三股だとか何言われてもいい。お前たちを絶対に手放したくない…」

唯「お前たちの仲も壊したくない…」

唯「だから3人でアタシを仲良く使ってくれ」

唯「みんなと仲良くいる事がアタシの願いだから…」


16:2013/05/10(金) 22:41:41.33 ID:
ゆずこ「うぅぅぅ…」ポロポロ

縁「うぅぅぅ…」ポロポロ

千穂「うぅぅ…」ポロポロ

唯「お、おい、何でみんな泣いているんだよ」

ゆずこ「唯ちゃん…」

縁「唯ちゃん…」

千穂「櫟井さん…」


「ありがとう~~~」


唯「お、おい、みんなで…」

ドン



17:2013/05/10(金) 22:50:51.65 ID:
唯「いててて… 床に腰打った…」

ゆずこ「ゴメンね、唯ちゃん…」

縁「ごめんなさい、唯ちゃん…」

千穂「ご、ご、ごめんなさい… だ、大丈夫ですか?」オロオロ

唯「な、何、大丈夫だよ」

千穂「それは良かった… 大ケガをしていたら私…」ポロッ

唯「相川さん、泣かないで」

ゆずこ「本当にゴメンなさい、唯ちゃん、あいちゃん…」

縁「ごめんなさい…」


18:2013/05/10(金) 22:53:32.38 ID:
唯「お前らのパワーによって床に叩きつけられて腰を打ったけど」

唯「でも、それと同時にお前らの強い愛の力を感じたよ」

唯「これはお前らがくれた愛の打撲だよ」

唯「ゆずこ、縁、相川さん」


「これからもよろしく」


19:2013/05/10(金) 23:05:39.76 ID:
ゆずこ「もう夕方だからラーメン食べに行こうよ」

縁「いいですわねー」

千穂「私も皆さんと一緒にお食事したいです」

唯「じゃあ、みんなで行くか」

ゆずこ「ラーメン食べたら今度は餃子の●将に行って餃子食べよう」

唯「最初から●将に行けばいいだろ。●将にもラーメンがあるんだから」

縁「餃子の●州にも行ってみたいです」

唯「お前ら、どれくらい食べるつもりだよ」

ゆずこ「大阪●将も」

縁「ホワイ●餃子も」

ゆずこ「チャオチャ●餃子も」

縁「博●餃子舎も」

唯「餃子ばかりじゃないか!」

千穂「クスッ」

千穂「何だか毎日がさらに楽しくなりそうです」


20:2013/05/10(金) 23:10:47.24 ID:
こうしてアタシは一気に3人の彼女が出来た。
3人同時に付き合って行くのは大変だと思うけど、でもアタシはこなせると思っている。
だってアタシたちは鉄よりも固く、水道管よりも太い絆で結ばれ合っているから、どんな事があっても切れないと思う。
いつまでも絆が切れずに生涯を終えたい。
アタシはそう願っている。


本編おしまい


21:2013/05/10(金) 23:12:12.38 ID:
おまけ


ふみ「佳、大好きだよ」

佳「何だよ、急に」

ふみ「佳は5月9日が何の日か知っている?」

佳「今日はただの木曜日だろ」

ふみ「違うよ。今日は」


22:2013/05/10(金) 23:14:03.07 ID:




「告白の日だよ」




23:2013/05/10(金) 23:16:21.74 ID:
佳「!」

佳「じゃあ、今の言葉は…」

ふみ「そうだよ。佳」

ふみ「いつも佳にからかってばかりいるけど、本当は佳の事が好きだったんだ」

ふみ「だから思い切って告白してみたんだ」

佳「こ、こ、告白って…///」

佳「」プシュー


24:2013/05/10(金) 23:19:56.09 ID:
ふみ「あーあ、またショートしちゃった…」

ふみ「そんなんだからいつまで経っても千穂に告白出来ないんだよ」

ふみ「早くそのヘタレを治さないと、櫟井さんに千穂を取られちゃうよ」

ふみ「あー、何か疲れたからいろ●す買って来よう」

ふみ「…」

ふみ「佳…」


25:2013/05/10(金) 23:21:34.05 ID:
「今の告白はウソじゃなくて本当だからね」


「大好きだよ、佳」


本当におしまい