1:2013/05/19(日) 23:14:45.94 ID:
李衣菜「えっと、なんで……」


モバP「いや、だってロックなアイドルで売りだそうとしてるから、ギターは弾けないと……」


李衣菜「……プロデューサーさんは、誰を担当してますか?」


モバP「え? えっと、奈緒と三船さんだが……それが?」


李衣菜「……わかりました。ギターやります。」


李衣菜「ちなみに、音楽、ロックは何をきいたりしてますか?」


モバP「えっと、あんまりきかないな。最近はうちのアイドルの曲しかきいたりしないからな」


李衣菜「……了解です。」











李衣菜(いえない。私本当はドラムやってたなんていえない)

多田李衣菜


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2:2013/05/19(日) 23:20:52.93 ID:
李衣菜「で、なぜギターなんですか?」


モバP「えっと、ロックといえばギターだろ?」


李衣菜「……はぁ。」


モバP「とりあえずギターは用意したから、それで練習してくれ。」








李衣菜「で、練習しないといけないんだけど、ピック持ってコード練習するより、スティックもってドラム叩きたいよ。ギターやらなかったのは、細かい作業苦手だからなのに。もう……」


美優「あの、李衣菜ちゃん? どうしたの?」


李衣菜「あ、美優さん。私今ギターの練習してたんですよ。」


美優「そう。ギターね……懐かしいわ。」


李衣菜「美優さんやってたんですか!?」


美優「そんなたいそうなものじゃないわ。かじる程度を、ね?」


3:2013/05/19(日) 23:27:28.28 ID:
李衣菜「それで、どんな曲を?」


美優「李衣菜ちゃんはわからないと思うな。その、禁じられた遊びを……」


李衣菜「名前は聞いたことありますよ。でもすごいですね。私ギターやりたくないのに……」


美優「なら、李衣菜ちゃん貸して? 少しなら弾けるから。」


李衣菜「あ、はい。どーぞ。」


美優「チューニングは……できてるわ。それじゃ、軽く弾くね。」







8:2013/05/20(月) 08:59:51.63 ID:
李衣菜「軽くって、全く軽くないじゃないですか!! って、美優さん全くきいてないし……。あ、ドラムセットあるんだ。なら……」


美優「~♪ !!♪」


李衣菜「ラスサビのみだけど、久しぶりのドラムだーウッヒョー!」











美優「……はっ、ご、ごめんなさいね。李衣菜ちゃんの練習の邪魔して……」


李衣菜「いえいえ。私としては久しぶりにドラム叩けたので楽しかったです。今度は家からチャイナとかもってきてやりたいです。」


美優「……もう。仕方ないわね。私も付き合ってあげるわ。」


李衣菜「本当ですか!? ウッヒョー! やったぜ!!」


美優「その代わり、きちんとギターもやるのよ?」


李衣菜「うぅ……わかりました……。」


9:2013/05/20(月) 09:06:54.28 ID:
---数日後---


李衣菜「なんとかコードは覚えた。さて、練習として簡単な曲やらないとね。」


奈緒「お? 李衣菜か?」


李衣菜「あ、奈緒ちゃん。どうしたの?」


奈緒「いや、プロデューサーが、李衣菜と一緒にバンド組んで、売り出したいみたいなんだ。」


李衣菜(プロデューサーさん……にわかなのかな……)


李衣菜「で、奈緒ちゃんは楽器何ができるの?」


奈緒「ベースをやってたけど、プロデューサーがドラムとかいいだして……」


李衣菜「私といっしょだね。私はドラムをやってたんだけど、ギターをやることになってね……」


奈緒「お互いに大変だな」


11:2013/05/20(月) 19:00:30.07 ID:
奈緒「私はさ、アニメの曲やりたくて楽器やりだしたんだけど、李衣菜はどうなんだ?」


李衣菜「私? 私はね、幼馴染みのなつきちがギターやっててね。その影響かな……?」


奈緒「え? 夏樹って、あの?」


李衣菜「うん。だから、私はなつきちと一緒にずっと音楽をやってたの。なつきちはプロになりたいってずっと言ってたから、プロデューサーさんには感謝してるよ。」


奈緒(アイドルなのに数々のロックフェスに出て活躍するロッカー、木村夏樹が幼馴染みか。すごいと思うが、私はその隣で続けようとは思わないな)


奈緒「ならさ、私たちが売れたら、夏樹と対バンできるな。」


李衣菜「そうなんだけど……ギターでは勝てないよ。私はドラムでなつきちと対バンしたいの。」


奈緒「……ならさ、こういうのはどうだ?」












李衣菜「ウッヒョー! 確かにそれならいいね!!」


奈緒「だろ? それなら私も気兼ねなくやれるし。さ。お互いのパートの練習しようぜ。」


李衣菜「テンションあがってきたよー!!」


12:2013/05/20(月) 19:03:54.74 ID:
李衣菜「さて、ギターをやる前に、着替えないと。」


奈緒「? 今だってラフな格好だろ? これ以上どう着替えるんだ?」


李衣菜「それはね……」

















李衣菜「じゃじゃーん!! きぐるみーなの完成だよ!!」


奈緒「……なんで着ぐるみのコスプレ?」


李衣菜「これをきてると落ち着くんだよー。さて、やるぞー!!」
















美優「なかなか楽しいことしてるわね。なら、私も準備しておかないとね……」


14:2013/05/22(水) 08:34:05.20 ID:
---数週間後---



奈緒「なぁ、そろそろ合わせようぜ?」


李衣菜「そうだね。曲は前に話したやつだよね」


奈緒「おう。あれはドラムが激しいし、楽しいからな。ギターも頑張れよ?」


李衣菜「うん。よーし。チューニングもOKだよ?」


奈緒「ならやるか。初めてあわすから、なんだか恥ずかしいが、いくぞ!!」











15:2013/05/22(水) 08:48:25.03 ID:

















奈緒「粗いとこはあったけど、だいたい揃ってるな。」


李衣菜「うん。私もミスなくいけたし。やっぱ、ギターソロは緊張するよ。ドラムやってるときは、ドラムソロなんてなかったし。」


奈緒「私はツインなんか無理だと思ってたよ。李衣菜の教えあってこそだな。」







美優「二人とも上手かったわよ? けど、やっぱりギターとドラムだけでは厳しいですね。」


李衣菜「美優さん、きいてらしたんですか。そうですよね。やっぱりギターとドラムだけでは……」


奈緒「あとベースは最低限欲しいよな。」


美優「そうくると思っていたわ。プロデューサーに頼んでおいたわ。私もベースとして参加するわ」


17:2013/05/23(木) 09:42:04.77 ID:
李衣菜「つまり、整理すると、私がドラムなのにギターで」


美優「私がギターなのにベースで」


奈緒「私はベースなのにドラムなのか。」


李衣菜「プロデューサーさんの目は節穴なのかな……」


奈緒「まあそういうなって。本人も音楽きかないって。」


美優「え? 私のときには、

P『ロックっていいですよね。美優さんどうですか? 今度一緒にいきませんか? え、えっと、サマソニあたりに』

って。」


李衣菜(ロック知らない人がサマソニって。にわかなのかもうわかんないよ)


奈緒「それより、プロデューサーもよく許してくれたよな。美優さんがバンド組むの。」


美優「色仕掛けでイチコロよ。」


李衣菜(美優さんこえー)


18:2013/05/23(木) 09:50:13.03 ID:
モバP「おーい、バンド組の仕事とってきたぞー。」


李衣菜「あ、プロデューサーさん。見てくださいよ。カッティング技術あがったんですよ?」


モバP「おぉ李衣菜!! ベースうまくなったな!!」








李衣菜「プロデューサーさん……これ、ギターですよ?」


美優「えー。プロデューサーさん意外ですねー。私とライブいこうと誘っておいて、そんなんなんですかー」


モバP「」





奈緒(女の人って怖い)






---それから月日が流れ---




李衣菜「みんなー!! 私たちの念願の、なつきちとの対バンだよー!!」


夏樹「だりー。まさかお前とギターで対バンするとは……」


李衣菜「うん。私もドラムでやりたかったよ……なんて、言うと思った?」


夏樹「そうだな。だりーのバンドは、それぞれ曲によって楽器を変えるんだもんな。」


奈緒「そういうこと。まあ、李衣菜。私たちも楽しもうぜ?」


美優「そうよ。楽しまないと損よ。」


李衣菜「……うん。わかってるよ。よーし、いくぞー!!」





おわり




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