1:2015/12/14(月) 23:22:06.09 ID:
進撃のSSです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1450102925

2:2015/12/14(月) 23:22:59.21 ID:
ユミル「いやだよ」

アニ「いやだね」

ミカサ「トモダチ?」

サシャ「ええ!?」


3:2015/12/14(月) 23:24:12.67 ID:
ユミル「クリスタがいればいい」

アニ「いらない」

ミカサ「トモダチってなに?」

ユミル「用はそんだけか?帰るぞ」

アニ「帰るよ?」

サシャ「ああ、待って待ってください」

ミカサ「待とう、二人も待って」

ユミル「・・・」チラッ

アニ「・・・」チラッ

ユミル「仕方ねえなあ」

アニ「早くしてよ」

サシャ「えっああ、ありがとうございます」


4:2015/12/14(月) 23:25:29.80 ID:
サシャ「みんな友達いらないんですか!?」

ユミル「うるせーな。なんで私達を呼んだんだよ」

サシャ「えっと」

アニ「この人選ってことだよ」

サシャ「それはですね」

ミカサ「無口そう?」

アニ「・・・そうなの?」

ユミル「違うだろ。なあどうなんだよ?」

サシャ「ですから・・・」

サシャ「友達がいなそうだからです」


5:2015/12/14(月) 23:26:44.90 ID:
アニ「・・・」

ユミル「・・・」

ミカサ「どうしたの?いないからどうなの?」

サシャ「友達って家族以外に親しい人のことですよ」

ミカサ「ああそれなら」

ミカサ「必要ない」

ユミル「いやいや」

アニ「あんたちょっとおかしいよ」

サシャ「そうですよ」

ミカサ「そう?みんなそんな風には見えないから」

アニ「バカにしないでくれる」

ユミル「しないでくれよ」

アニ「あっそういう意味なの?」

ユミル「えっ?」

サシャ「とにかく、皆さん友達になりたいですよね?」

サシャ「はいっ手を上げてくださーい」

「・・・」

サシャ「あぁ」


6:2015/12/14(月) 23:28:15.13 ID:
ミカサ「サシャ駄目。この人たちはきっと駄目人間」

アニ「はぁ?」

ユミル「お前も手を上げてないだろ」

ミカサ「私も駄目人間?」

ユミル「おい」

アニ「ねえサシャはなんで?」

サシャ「駄目人間?」

アニ「違うよ」

サシャ「えっと、私は変なイメージがついてしまって」

サシャ「なんか距離を置かれているような」


7:2015/12/14(月) 23:35:58.93 ID:
ミカサ「仕方ない」

サシャ「いやミカサにも多少責任があるんですが」

ミカサ「えっ?どんなこと?」

サシャ「もういいんですが」

アニ「あんたひどいね」

ユミル「責任とれよ」

ミカサ「うーん・・・では」

ミカサ「私が、いや私達がもちろんサシャも含め」

サシャ「はい!(みんな友達になってくれるのですね)」

ミカサ「誰が一番早く友達を早く作れるか勝負しよう」

ミカサ「責任をとって私が進行しよう」

サシャ「へっ?」

アニ「ええっ?」

ユミル「本気か?」

サシャ「あのー」

ミカサ「自信ない?」


8:2015/12/14(月) 23:37:31.95 ID:
アニ「自信とかそういうんじゃなくて」

ミカサ「自信ない?」

ユミル「なっないわけねーよ」

ミカサ「じゃ頑張ろう」

アニ「ほんとに?」

ミカサ「報告は都度行うように」

ミカサ「以上。なにか質問は?」

ユミル「勝者には?」

ミカサ「それはそれは素敵なものを」

サシャ「いま考えてますか?」

アニ「ほんとにやるの?」

ユミル「うん?まあな」

サシャ「私はっ」

ミカサ「解散」

ユミル「お前何も考えてないだろ」


9:2015/12/14(月) 23:38:53.48 ID:
ミカサ「どうユミル?」

ユミル「うるせー」

ミカサ「アニは?」

アニ「なにが?」

ミカサ「それはもちろ アニ「いいから」

サシャ「仲良くしましょうよー」

ミカサ「なんで出来ないの?先生とても心配」

ユミル「先生だったか?お前」

サシャ「せんせー、だれが一番かなんてやめましょうよ」

ミカサ「先生もつらいけどやめない」

ユミル「つらいのか」

ミカサ「私もできないもの」

アニ「もうなんのためにやってるんだか」

サシャ「エレンとかはどうなんですか?」

ミカサ「エレンは家族です」

サシャ「ですか」


10:2015/12/14(月) 23:46:39.20 ID:
ユミル「あいつがどう思ってるかわからねーだろ」

ミカサ「言ったところで・・・」

サシャ「言ったところで?」

ミカサ「いい」

ユミル「なんか悪かったよ」

ミカサ「うん」

アニ「エレンねえ」

アニ「じゃあエレンと友達になってみようか」

ミカサ「駄目」

アニ「はぁ?なんで?」

サシャ「アニはエレンと仲良いですもんねえ」

アニ「仲良くはないけどさ」

アニ「あいつぐらいしか他に話さないから」

ミカサ「・・・やっぱり駄目」

ミカサ「普段話している人間は駄目」

ユミル「人間って言うな」

ミカサ「それでは意味がない」

ユミル「はあ!?」


11:2015/12/14(月) 23:49:24.84 ID:
サシャ「ユミル声がでかいですよ」

ユミル「じゃあ私に勝ち目がないだろ」

アニ「あんたって意外とネガティブなんだね」

ユミル「悪いかよ」

ミカサ「みんな条件は一緒」

ミカサ「つらいのも一緒」

アニ「つらいんだ」

サシャ「ますますなんでやるのかわからなくなってきました」

アニ(つまり普段話していなければいいのか)

アニ「よしっ」

サシャ「どうしたんですアニ?」

アニ「悪いけど私が一番に抜けさせてもらう」


12:2015/12/14(月) 23:55:54.24 ID:
ベルトルト「どうしたのアニ?こんなところに呼び出すなんて」

アニ「あのっいやそのっなんでもないんだけど」

ベルトルト(どうしたんだろう)

アニ「いざ言うとなると緊張するね」

ベルトルト「えっ?」

ベルトルト(まさか)

アニ「あんたとはずっと話していなかったけどさ」

アニ「これからはもっといい関係なれたらと思ってさ」

ベルトルト「それってもしかして」

アニ「私と友達になってくれない?」


13:2015/12/14(月) 23:56:38.56 ID:
アニ「駄目だった」

サシャ「あー」

アニ「なんでだろう?すごい隔たりを感じた」

ユミル「いつかあいつに謝ってこいよ」

アニ「いつかっていつ?」

ユミル「また話す時があったらだよ」

アニ「あるかなー」

ミカサ「ではアニは1回休みー」

アニ「もうずっと休みでいい?」

サシャ「落ち込んでます?」

ミカサ「次は?ユミル行く?」

ユミル「私かぁ?」

サシャ「がんばりましょ」


14:2015/12/14(月) 23:57:40.39 ID:
アニ「ユミルってそんな感じなの知らなかった」

ユミル「どんな感じだよ」

ミカサ「クリスタと話してる感じと」

ユミル「あれは・・・頑張っているんだよ」

サシャ「へえ?」

ユミル「つまり見栄を張っている。悪いか」

アニ「へえ」

ミカサ「ねえアニはともかくとして」

ミカサ「どうして?」

ユミル「・・・まぁなんだろうなぁ」

ユミル「とにかく普段の私はこんなだ」

アニ「ふーん」


15:2015/12/14(月) 23:58:44.09 ID:
ユミル「いいけど。次は私がやるさ」

サシャ「ユミル、アニみたいになりませんか?」

ユミル「大丈夫だ。アニみたいな無様な真似はしないさ」

アニ「ひどくない?」

ミカサ「ダメっこ?」

アニ「ダメっこじゃないし」

アニ「ダメっこじゃないよ?」

サシャ「ミカサ」

ミカサ「じゃない」

アニ「うん」

ユミル「お前もそんなだったか?」

アニ「うん?」


16:2015/12/14(月) 23:59:27.78 ID:
ユミル「なんか恥ずかしいからここで待ってて最初に来た奴でいいか?」

アニ「よくわかんないけど」

ミカサ「ユミルがいいなら」

サシャ「誰がきますかね?」

ユミル「誰でもいいよ」

サシャ「ユミルって不思議な性格ですね」

ユミル「そんなことないだろ」

コニー「何やってんだお前ら?」

ユミル「うわっ!?」

コニー「なんだなんだ?」

ユミル「お前か・・・」

コニー「俺だけどなんだよ」

ユミル「なんでもねーって」ナデナデ

コニー「あっ頭なでんなって、かーちゃんかよ」

ユミル「はぁ?バカなこというなよ」

コニー「バカって言ったな」

ユミル「ちがっ」

コニー「なんだよブース」

ユミル「うるせっバーカ」

アニ「あーあ」


17:2015/12/15(火) 00:00:25.56 ID:
サシャ「・・・最悪です」

ユミル「笑えよ」

ミカサ「あははは」

アニ「なんて感情の無い」

サシャ「ユミルって焦ると駄目な子になってしまうんですねえ」

ユミル「アニ」

アニ「なに?」

ユミル「仲間だな」

アニ「嬉しくない」

ユミル「嬉しいだろ」

ミカサ「あははは」

ユミル「笑うな」

サシャ「ふふっ」

ミカサ「そうユミルも1回休みー」

ユミル「やった!」


18:2015/12/15(火) 00:01:31.11 ID:
サシャ「喜ぶところですか?」

ミカサ「2連敗になってしまった」

サシャ「勝つとか負けるとかじゃないんですが」

サシャ「ねえミカサ?」

ミカサ「何たる体たらく」

サシャ「急に?急にそれですか」

ミカサ「あなた達は役に立たない駄目っ子だ」

アニ「自分も駄目って言ってたじゃん」

ミカサ「私ががんばって見本を見せよう」

ユミル「がんばるのか」

ミカサ「・・・できるかな」

サシャ「弱気なんですか?強気なんですか?」

ミカサ「・・・応援はして。いやするべき」

ユミル「するべきって」

サシャ「もちろん応援します」

アニ「仕方ないね」

ミカサ「ありがと」


19:2015/12/15(火) 00:05:00.90 ID:
ミカサ「エレン友達にもなって」

ユミル「あいつ汚ねえ」

サシャ「自分で言ったことなんですけどねえ」

アニ「にもって何?」

エレン「ミカサ」

ミカサ「えっエレン」

エレン「何言ってんだお前」


20:2015/12/15(火) 00:07:49.82 ID:
サシャ「なんて言葉をかけたらいいのかわからないのですが」

ミカサ「私は弱い」

アニ「あのっ頑張ってたよ」

ミカサ「5秒で終った・・・でもありがとう」

ユミル「まだ次があるさ」

ミカサ「次があるの?」

ユミル「・・・ミカサは1回休みー」

ミカサ「休みー・・・」

サシャ「寂しく言いますね」


21:2015/12/15(火) 00:14:22.99 ID:
サシャ「となると最後は私ですね」

ユミル「お前だけが頼りだ」

アニ「私達の分もお願い」

サシャ「やってやりますよ」

サシャ「皆さんのためにも」

ミカサ「流石が言いだしのことはある」

サシャ「でも」

サシャ「見守ってください」

ユミル「分かってるよ」

サシャ「傍でですよ」

アニ「もちろん」

サシャ「駄目だったら慰めてください」

ミカサ「うん」


22:2015/12/15(火) 00:16:32.46 ID:
ユミル「どんなんだ?」

サシャ「なにがです?」

ユミル「ん?だから・・・どんな奴と友達になりたいんだ」

サシャ「背が大きくて」

ユミル「へえ」

サシャ「強くて」

ミカサ「ふむ」

サシャ「やっぱ小さくて」

アニ「なんなの」

サシャ「なにより優しいかたがいいです」

ミカサ「優しい人・・・そうしたらなにか落し物をして」

アニ「それを届けてくれた人が?」

ユミル「うまくいくかぁ?だいたいそれがサシャのものって分かるか?」

ユミル「そもそも個人の物ってのがあんまりないだろ」

アニ「立体機動装置とか」

ユミル「それ難しいだろ」

ミカサ「サシャと分かるもの・・・これしかない」

サシャ「なんでしょう?」

ミカサ「サシャは待ってて置いてくるから」


23:2015/12/15(火) 00:18:21.93 ID:
キース「貴様なぜ立体機動装置を放置しているんだ!」

キース「しかも芋を添えて。訳が分からん」

サシャ「きょ教官」

サシャ(みなさんどうしましょう)

ユミル「あいつ運が悪いな」

アニ「しっかりサシャのものって分かったみたいだけど」

ユミル「あいつこっち見てるぞ」

アニ「ミカサどうすんの?」

ミカサ「・・・」グッ

アニ「親指立てて」

ミカサ「グットラック」

ユミル「適当だな」

ミカサ「だってどうもしようもない」

アニ「うーん」


26:2015/12/15(火) 06:44:29.32 ID:
キース「なぜこんなことをした」

サシャ「・・・あの」

サシャ「友達が欲しくて」

キース「えっ?」

サシャ「・・・」

キース「すまないがよく聞き取れなかったようだ」

サシャ「友達が・・・」

キース「何だ?友達がどうした」

サシャ「・・・」

キース「もう一度言ってみなさい」

サシャ「だって私友達いないんですもん!」


28:2015/12/15(火) 22:17:07.05 ID:
キース「なっ泣くではない」

サシャ「すみません。すみません」グスグス

キース「しかし・・・」

サシャ「はい?」

キース「本当にいないのか?」

サシャ「だってぇ」

キース「あぁすまないすまない」

キース「ならばあそこにいる者たちは?」

サシャ「はい?」

ユミル「ばれてるじゃん」

ミカサ「バレバレ」

アニ「ユミルがでかいんだよ」

ユミル「関係ないし」


29:2015/12/15(火) 22:19:17.75 ID:
キース「貴様ら出てこい」

ミカサ「はい」

ユミル「あっちょっと」

アニ「早く行きなよ」

ユミル「お前も行くんだよ」

アニ「じゃあ早くいって」

ミカサ「はやくはやく」

キース「はやく!」


30:2015/12/15(火) 22:22:12.63 ID:
キース「貴様らはブラウス訓練兵の友人か?」

サシャ「教官」

キース「貴様は静かにしていなさい」

キース「どうだ?」

ミカサ「あー」

アニ「えー」

ユミル「そのー」

キース(貴様ら!)ギロ

ユミル(すげー睨んでくるな)

キース(友人だと言え!)

アニ(分かるけど。私は)

ユミル(私とそんな風になっても)


31:2015/12/17(木) 23:14:50.37 ID:
サシャ「いいんです」

キース「何がだ」

サシャ「いいですからっ」

キース「いいのか」

サシャ「だって私は」

サシャ「もう・・・だと思ってますから」

ミカサ「えっ?」

キース「もう一度言ってみなさい」

サシャ「・・・友達なのでした」

サシャ「楽しかったです。少しだけでも」

ユミル「サシャ」

ミカサ「そうなの?」

アニ「ミカサ」

ユミル「アホか」


32:2015/12/17(木) 23:17:06.00 ID:
サシャ「駄目ですか?・・・駄目ですか」

ミカサ「いや全然」

ミカサ「私はサシャが友達になってくれないかと思ってた」

サシャ「どっどうしてです?そんなことないですよ」

ミカサ「だって私ひどいことをしてしまったから」

ミカサ「許してほしい」

サシャ「ミカサぁ」

ミカサ「どっち?」

サシャ「最初からそんなの大丈夫です」

ミカサ「最初から」

ミカサ「はいっ教官」

キース「なんだ」


33:2015/12/17(木) 23:18:13.19 ID:
ミカサ「私はサシャと友人です。アニとユミルは定かではありませんが」

アニ「あ?」

ユミル「あ?」

アニ「私もサシャとだよ。この腹筋とユミルはわからないけど」

ユミル「マフラーとフードは抜きにしてもサシャとは友人です」

ミカサ「マフラーだけど?」

アニ「フードで悪い?」

キース「だそうだ。2度と立体機動装置は道端に置くな。芋を添えるな」

サシャ「はい!」

ミカサ「腹筋ってなに?」

アニ「さあ?」


34:2015/12/17(木) 23:19:20.12 ID:
ユミル「言っちまった」

アニ「言ったね」

サシャ「みなさん!」

ユミル「うるさい、うるさいな」

サシャ「ユミル」

ユミル「~そうだよ!友達か?いいよもう。後悔すんなよ」

サシャ「後悔なんてするもんですか」

ミカサ「はい。みんな休みー」

ユミル「なんだそりゃ」

アニ「もう意味ないから」

ミカサ「今度の休みどこかにいこう」

アニ「わかりにくいよ」


36:2015/12/19(土) 23:23:03.59 ID:
アニ「あんたいいの?」

ユミル「お前こそどうなんだよ。要らないって言ってたよな」

アニ「後悔するなって優しいね」

ユミル「優しくなんてない」

アニ「私は私にこんなことがないって思ってた」

ユミル「暗いな」

アニ「そうだよ」

ユミル「少しは祈っていたり」

アニ「言えるわけないじゃない」

ミカサ「何話しているの?」

アニ「腹筋。じゃないミカサ」


37:2015/12/19(土) 23:23:39.94 ID:
ミカサ「わざと」

ユミル「マフラー」

ミカサ「ひどい」

ユミル「お前はなんでさっき」

ミカサ「みなまで言わない。きっと同じ理由」

ユミル「そうか」

サシャ「何話しているのですか?」

ユミル「芋だ」

アニ「芋女だ」

ミカサ「立体機動装置付芋」

サシャ「ひどいです」


38:2015/12/20(日) 11:05:16.69 ID:
サシャ「どこ行きます?」

アニ「どこって・・・」

ユミル「思いつかねえ」

ミカサ「この人たちに期待しては駄目」

サシャ「駄目っこですからねえ」

アニ「私達はね」

ユミル「お前はどこに行きたい?」

サシャ「私です?森です」

アニ「森?」


39:2015/12/20(日) 11:06:01.17 ID:
ユミル「なんにもないな」

アニ「森だからね」

ミカサ「木がある」

アニ「森だからね」

サシャ「いいところでしょう」

アニ「森だね」

サシャ「そうでもないですか?」

アニ「森だもん」

サシャ「ううっ」

ミカサ「サシャ」

ミカサ「アニはいつも同じ服しか持ってないからしょうがない」

アニ「人の私服をバカにする?」


40:2015/12/20(日) 11:06:50.39 ID:
ユミル「なぜここなんだよ?」

サシャ「私、街とかそういうのよくわかんないです」

サシャ「昔は森で遊びませんでした?」

ユミル「どうかな?どうだ?」

アニ「うーん」

ミカサ「何やってた?」

アニ「私は習い事かな」

ユミル「すげぇなお嬢様か」

ミカサ「アニすごい」

アニ「すごくないって、ミカサは?」

ミカサ「私は野菜」

アニ「へー」


41:2015/12/20(日) 11:08:10.53 ID:
サシャ「それで済ますのですか」

ユミル「興味ないだろ」

アニ「違うから、何の野菜?」

ユミル「そこかよ、聞くところ」

アニ「うるさいなぁ」

サシャ「何の野菜ですか?」

ユミル「興味持ったよ」

ミカサ「芋など」

サシャ「すごいです!」

ユミル「すごいのか?」

アニ「さあ」

ミカサ「すごい」

ミカサ「なので私はサシャを構成する50%を作れる」


42:2015/12/20(日) 11:09:10.03 ID:
サシャ「おー」

アニ「ユミルは何を?」

ミカサ「聞いてない」

ユミル「私は盗賊だ」

アニ「えっ?」

サシャ「すごいです!」

ユミル「お前それしか言わないな」

サシャ「何を盗んだのですか?」

ユミル「それは・・・お前の心さ」

アニ「言ってて恥ずかしくないの?」

ミカサ「絶句してしまう」

サシャ「わぁい」

ユミル「すごいって言えよ」


43:2015/12/20(日) 21:24:16.46 ID:
アニ「ちょっと離れて歩こうか」

ミカサ「うん。でも」

ミカサ「アニと2人はきつい」

アニ「ええぇ」

ユミル「おっサシャ行こうぜ、バカ2人にかまってられない」

アニ「バカだって、聞いた?」

ミカサ「聞いた。確かに」

サシャ「ちょっとユミル」


44:2015/12/20(日) 21:38:27.66 ID:
サシャ「離れちゃったじゃないですかー」

ユミル「いいんだよ」

サシャ「あっユミル虫ですよ虫」

ユミル「近づけんなアホ」

サシャ「虫苦手ですか」

ユミル「好きじゃない」

サシャ「好きじゃないですかー」


45:2015/12/20(日) 21:40:18.21 ID:
ミカサ「虫だ」

アニ「うん」

ミカサ「そう」

アニ(続かない)


47:2015/12/21(月) 22:59:18.12 ID:
ユミル「前も聞いたかも知れないけど」

ユミル「どうしてその言葉なんだよ」

サシャ「その言葉?」

ユミル「敬語」

サシャ「私はあなたと友達になるにはどうしたらいいでしょう?」

ユミル「はっ」


48:2015/12/21(月) 23:00:00.51 ID:
アニ「髪は?」

ミカサ「生えてるけど?」

アニ「知ってる」

アニ「最初、長かったよね」

ミカサ「やめたから」


49:2015/12/21(月) 23:04:22.36 ID:
ユミル「どうしたらか?成るのは簡単で、それを保つのは難しいな」

サシャ「難しいです」

ユミル「ああ難しい」

ユミル「そういうなら私の秘密を教えてやろうか」

サシャ「秘密です?」


50:2015/12/21(月) 23:05:18.86 ID:
ミカサ「その服」

アニ「服が?」

ミカサ「いい」

アニ「どうも」


51:2015/12/21(月) 23:06:50.66 ID:
ユミル「信じなくていいよ」

ユミル「その前に少し」

ユミル「教えてくれよ」

ユミル「好きなものってあるか?」


52:2015/12/21(月) 23:07:16.29 ID:
アニ「好きなんだ」

ミカサ「私が?」

アニ「この服が」

ミカサ「そう」

アニ「バカなの?」


54:2015/12/24(木) 00:54:22.36 ID:
ユミル「理由もなく、人を信じたり」

ユミル「一緒にいたいって思うようになるには」

ユミル「どうしているんだ?どうするんだ?」

ユミル「私にはずっとわからないままか?」

ユミル「お前はそんなこと思ったことはないか?」

サシャ「さっきからユミル難しいです」

ユミル「だってよ、お前がそれを考えさせるから」

ユミル「あの2人ならどう思っているかな」

サシャ「なら離れなければよかったんです」

ユミル「お前と2人だから話せるんだ」


55:2015/12/24(木) 00:55:13.97 ID:
ミカサ「私はっ会話がっ苦手」

ミカサ「だから・・・」

ミカサ「話が続かなくて変な事を言っている」

アニ「責めた訳じゃなくて」

アニ「悪かったよ」

ミカサ「謝らなくていい」

ミカサ「アニが怒ったかと思った」

アニ「なんで?」

ミカサ「アニの顔が怖いから」

アニ「謝って」


57:2015/12/29(火) 18:03:37.63 ID:
サシャ「私は理由がなくても一緒にいたいです」

ユミル「もう少し考えろよ、嬉しいけど」ボソッ

サシャ「?」

ユミル「じゃあ教えてやろう」

ユミル「私は巨人になれるんだ」

サシャ「嘘ですよね」

ユミル「すごいだろ」

ユミル「本当だったら」

ユミル「救われるのかなあ?」


58:2015/12/29(火) 18:04:26.28 ID:
ミカサ「えっ・・・ごめんなさい」

アニ「あー冗談だって」

ミカサ「ううん、本当にごめんなさい」

ミカサ「あなたを傷つけてしまった」

アニ「いま傷つけてるよね?」

ミカサ「そんなに気にしているとは」

アニ「今度一緒に格闘術の訓練しようか」

ミカサ「私は悲しいと思う」

アニ「顔笑ってるよ」

ミカサ「うそ」


59:2015/12/29(火) 22:28:27.27 ID:
サシャ「あのー私としてはそういった話ばかりじゃなくて」

ユミル「えっ・・・悪い」

サシャ「怒ってる訳じゃなくてですね」

サシャ「ユミル難しいことばっかりですので、もっとその友達みたいな話したいですよ」

ユミル「友達みたいじゃなかったのか」

サシャ「恐らくそうです」

ユミル「だってできたことないんだよ」

サシャ「ないのですか?」

ユミル「わかんないんだ」

サシャ「わからない?」

ユミル「何ていったらいいのか、わかんない」

サシャ「あのっ」

ユミル「そうだよな、突然こんなこと言って何なんだよな」

サシャ「そんなしょんぼりしないで下さい」

ユミル「だって」


60:2015/12/29(火) 22:29:45.88 ID:
ミカサ「私は表情を作るのも苦手」

ミカサ「すごい?」

アニ「すごいかどうかは・・・」

アニ「それに私も」

ミカサ「じゃあなにが得意なの?」

ミカサ「あなたになにができるの?」

アニ「責められるの?」

アニ「なにかな?なんだと思う」

ミカサ「知るわけない」

アニ「冷たくない?」


62:2015/12/30(水) 01:11:48.71 ID:
サシャ「今日はいい天気でしたね」

ユミル「ああ」

サシャ「明日もいいといいですね」

ユミル「そうだな」

サシャ「途端に口数が減ってしまいましたね」

ユミル「うん?」

サシャ「極端です」

ユミル「やるときはやる。やらないときはやらない」

ユミル「やるときはいきなり懐に入って」

ユミル「必殺の一撃を喰らわしてやるんだ」

サシャ「捨て身のですか」

ユミル「そうだなあ」


63:2015/12/30(水) 01:12:47.36 ID:
ミカサ「仕方ない」

アニ「仕方ないって言われた」

ミカサ「背が低い」

アニ「・・・」

ミカサ「からっ」

アニ「おっ」

ミカサ「かわいい」

アニ「ちょっと」


64:2015/12/30(水) 13:21:43.49 ID:
ユミル「嫌われているやつと仲良くなるのは嫌だよな」

サシャ「ユミルは嫌われてなんかいません」

ユミル「今はそうかもしれないけどさ」

ユミル「そりゃあいきなりこんなこと言って」

ユミル「駄目なことはわかってるけど」

サシャ「ユミル・・・」


65:2015/12/30(水) 13:22:35.34 ID:
ミカサ「アニちゃん」

アニ「やめて」

ミカサ「なぜ?」

アニ「分からないのか」

ミカサ「私もそう呼んでいい」

アニ「・・・ミカサさん」

ミカサ「さん付け?」


66:2015/12/30(水) 13:23:39.08 ID:
サシャ「ユミちゃん」

ユミル「なっなんだよ」

サシャ「私友達ができたら、あだ名で呼んでみたかったんです」

サシャ「呼んでもいいですか?」

ユミル「えー・・・」

ユミル「2人のときならギリギリいいけど」

サシャ「ありがとうです。ユミちゃん」

サシャ「さっきのこと、ユミルがとっても言いたいことだったんですね」

サシャ「友達ができたら始めに初めて言おうとした」


69:2016/01/02(土) 15:43:47.97 ID:
アニ「この話やめよう」

ミカサ「やめない」

アニ「ええ」

ミカサ「もっといいところを言う」

アニ「ユミル、サシャー」

ミカサ「あっ」

ミカサ「いやだって言うユミルの声が」

アニ「聞こえるの?」


70:2016/01/02(土) 15:44:45.70 ID:
サシャ「ですから」

ユミル「なんだよ」

サシャ「もう一度聞いてあげます。良く分かりませんでしたから」

ユミル「恥ずかしいだろもう1回なんて」

サシャ「恥ずかしいんですか?」

ユミル「ああ。そうだよ!」

サシャ「どうぞ!」

ユミル「もう言わない!」

サシャ「言ってくださいって!」

ユミル「いーやーだ!」


71:2016/01/02(土) 15:47:38.90 ID:
アニ「どこまでいったんだろう」

ミカサ「少し先にいると思う」

アニ「追いつく?」

ミカサ「向こうから追いつくよ」

アニ「どっちでもいいから早くいこう」


72:2016/01/02(土) 15:49:27.54 ID:
サシャ「じゃあ私にもあだ名で呼んでください」

ユミル「やだよサーシャ」

サシャ「そんなバーカみたいに言わないで下さい」

ユミル「バーカ」

ミカサ「サシャをいじめない」

アニ「悪い奴だね」

ユミル「ちがっ」

アニ「サシャ行こう」

サシャ「はい。ユミちゃんも行きましょうよー」

アニ「ユミちゃん」

ユミル「お前、2人のときだけだって言ったじゃねーか」

ミカサ「だってだってアニ」

アニ「言わないで」

サシャ「あれっ?」

ユミル「2人は何してたんだ?」

サシャ「話を変えました?」

アニ「何って話してただけ、あんた達もそうでしょ」

ミカサ「聞いて、アニは全然喋らない」

アニ「はっ?ミカサも単語しか言わないじゃない」

ミカサ「アニちゃん、ひどい」

ユミル「アニちゃん」


73:2016/01/02(土) 15:52:50.01 ID:
サシャ「やっぱり皆さんあだ名ができたみたいですね」

サシャ「言ってみましょうよ」

アニ「やだ」

サシャ「ユミちゃん、そんなこと言ってますよ」

ユミル「私はもういい」

アニ「駄目でしょ」

ミカサ「アニはアニちゃん」

ユミル「いいんじゃないか?」

アニ「正気を保って」

サシャ「ミカサはなんてです?」

ミカサ「・・・ミカサさん」

ユミル「ミカサさん」

サシャ「ミカサさん」

ミカサ「なに?」

アニ「落ち着いて」


74:2016/01/02(土) 15:57:49.39 ID:
アニ「そろそろ戻ろう?」

ミカサ「先に行かないでほしい」

アニ「待ってるから」

サシャ「今度は街に行くことを話しましょうね」

ユミル「そうだな」

アニ「そうだね」

ミカサ「いつ行く?」

サシャ「今度です。ちゃんと話してから」


75:2016/01/02(土) 16:02:06.33 ID:


サシャ「ミカサ」

ミカサ「どうしたの?」

サシャ「結局私達はあれから街になんて行くことはなかったですね」

ミカサ「思い出すのは何?」

サシャ「さよならが言えなかったので」

ミカサ「さよならってなかなか言えない」

ミカサ「絶対会えないって思っていても、その覚悟は難しい」

ミカサ「また会いたいから、躊躇う」

サシャ「いなくなってしまいました」

サシャ「私達ちっとも友達になんてなれなかったのでしょうか」


76:2016/01/02(土) 16:03:59.88 ID:
サシャ「この前言ってたことって結局なんなんですか?」

ユミル「もう言わないっていったはずだろ」

サシャ「巨人とかどうとか」

ユミル「どうでもいいけど誰にも言ってないよな」

サシャ「はい?もちろん」

ユミル「なにが知りたい?」

ユミル「私もお前の言う事が全然分からなかった」

ユミル「友達だって?ふざけるなよって感じで」

ユミル「だからいいって言ったんだよ」

ユミル「私の名前はユミルだ。憶えとけよ」

サシャ「憶えてます。いつだって」

ユミル「ならいい」

ユミル「言ってやってもいいけど少し待ってくれよ」

サシャ「どのくらいですか?」

ユミル「あと少し・・・そう」

ユミル「お前の腹が減るまでかな」

ユミル「お前は誰か助けてあげろよサシャ」


77:2016/01/02(土) 16:05:06.47 ID:
サシャ「こうなることがわかってましたら」

サシャ「誰かと仲良くなんて言ったのでしょうか?」

サシャ「すごく残酷なことを言っていたんですね」

ミカサ「すごく優しいこと」


78:2016/01/02(土) 16:08:07.13 ID:
サシャ「ユミルったらたまに変なことを言うんです」

アニ「ユミルが何を言ったの?」

サシャ「秘密です」

アニ「秘密か」

アニ「何て言ったの?」

サシャ「アニも心配なのですか?」

サシャ「私が巨人になれたらどう思うとかどうとか」

アニ「サシャ」

アニ「それ2度と話さないほうがいいよ」

アニ「頭おかしいと思われる」

サシャ「はい・・・ユミルはなにか悩んでいるのでしょうか?」

アニ「それを私達がなにかできるわけじゃない」

サシャ「でも何とかしたいです」

アニ「きっと本人は何とかして欲しいと思っていないから」

アニ「ったく。私は何を言っているんだろう」

サシャ「何を言ってもいいと思います」

アニ「いい?私も変なことを言いたいよ」

アニ「毎日大丈夫だって思うにはすごく頑張らないといけないね」

サシャ「それって変ですよね」

アニ「そう思う・・・よね」

アニ「今度ってどこに行こうか?」

サシャ「どこにでもいけます」

アニ「どこに行けるの?」

アニ「あなたは大事なものを誰かにあげる事ができる?」

サシャ「できないかもしれません」

アニ「そうだよね」

アニ「街に出るまでには言える様にしておこうか」

サシャ「はい」

アニ「それなら私の秘密を教えてあげるよ」

アニ「それは冗談だからね」


79:2016/01/02(土) 16:14:55.73 ID:
ミカサ「あなたは確かにがんばった」

サシャ「そんなことないです」

ミカサ「震えながらも誰かを導こうと助けようと」

ミカサ「大好きな物をあげようとした」

ミカサ「みんなから聞いたの」

ミカサ「あの二人はあなたのこと好きだったと思う」

ミカサ「きっといまも」

サシャ「遠くのところにいる友達は」

サシャ「まだ思ってくれてますでしょうか」

ミカサ「それはサシャと同じ」

サシャ「そうですから」

サシャ「いなくなってしまったのに」

サシャ「また会いたいですね」

サシャ「笑顔をまた見たいです」

ミカサ「サシャ、私はあなたのそういうところ」

ミカサ「すごくいいと思う。私には言えないから」

サシャ「ミカサも普段言わないようなことを言っていると思います」

ミカサ「これでも勇気を出して言っていること」

ミカサ「昔のあなたみたいに」

ミカサ「私も優しければよかった」


80:2016/01/02(土) 16:22:46.82 ID:
ミカサ「どうしたのアニ?」

アニ「放っておいてもらえる」

ミカサ「サシャと喧嘩でもした?」

アニ「してない」

ミカサ「・・・」

ミカサ「アニは私の髪の長さを知っていた」

アニ「だから?」

ミカサ「私は髪の長さのことを聞かれて、どうしてだろう少し嬉しかった」

アニ「・・・」

アニ「知ろうともしなかったことを知ってしまうことが」

アニ「正しいとは思えない。自分には不可能なことだらけだから」

ミカサ「それでもあなたの気持ちを知ることはそんなこととは関係ない」

アニ「どうもできないことでも」

アニ「やることと感情は別なときも多々あるから」

アニ「嫌でも人を傷つけて」

アニ「嬉しいのに拒絶したり」

ミカサ「それは別なの?」

ミカサ「優しいことに思える」

アニ「自分勝手って思える」

アニ「だから」

ミカサ「うん」

アニ「そうだね」

ミカサ「そう」

アニ「ははっ」

ミカサ「どうしたの?」

アニ「私達の会話は段々短くなるの?」

ミカサ「また単語しか言わないような?」


81:2016/01/02(土) 16:25:47.56 ID:
サシャ「思うのですが」

サシャ「言うのが勇気いることを言えるのが」

サシャ「なんでみんなが言わないかなんて」

サシャ「すぐ解るのに」

サシャ「私がバカで気付けなかったんですね」

ミカサ「気付いて欲しかったかもしれないし」

ミカサ「欲しくなかったのかもしれない」

ミカサ「聞いてはほしかった」

ミカサ「躊躇いながらも」

ミカサ「そんな感じだと思う。だからそんなに考えないほうがいい」

サシャ「ミカサは優しいですよ」


82:2016/01/02(土) 16:27:30.70 ID:
ユミル「どうした?」

アニ「あんたの所為だから」

ユミル「なんだよ」

アニ「・・・ミカサと喧嘩した」

ユミル「ん?なんで私の所為なんだ?」

アニ「あんたがサシャに変なことを言うからっ」

アニ「私はっ」

ユミル「ごめんな」

アニ「言い訳してよ」

ユミル「私は弱くって言っちまったよ」

アニ「汚いよ」

ユミル「本当だな」

アニ「ずるいよ」

ユミル「許してくれると思うか?」

アニ「私と同じことを言ってると思う」

ユミル「くそっ」


83:2016/01/02(土) 16:31:21.73 ID:
ミカサ「本当?」

サシャ「ええ」

ミカサ「優しい・・・ので」

ミカサ「もう一回言う」

ミカサ「いまでもあの2人はあなたのことが好きだと」

ミカサ「ずっと言えなかった」

ミカサ「あなたが誰にも届かないと思っていたことは届いていた」

ミカサ「誰かのためになっていた」

サシャ「ああせめてもう一度ですね」

ミカサ「うん」


84:2016/01/02(土) 16:34:22.19 ID:
ユミル「後悔ばっかりだ。したくなくってもしちまうよ」

アニ「したくないから誰とも話したくなかった」

ユミル「覚悟はしていたよな」

アニ「初めからしていたよ」

アニ「あの時、私達はどうだったのかな?」

ユミル「生きてた証みたいなものか?」

アニ「そんな大それたものじゃなくて」


85:2016/01/02(土) 16:39:38.10 ID:
ミカサ「優しいって言われたの初めてかも」

サシャ「ほんとですか」

ミカサ「言ってほしかった」

サシャ「あら」

ミカサ「サシャにしか言わない」

サシャ「また話してかけてくれることがあれば嬉しいですね」

ミカサ「ほんとにそう」

サシャ「さようならですって駄目ですね、それは」

サシャ「私は」

サシャ「さようならをまた会えた日に言いたいです」

サシャ「あの時、私達は良かったのですよね?」

ミカサ「あの時、私達は」

ミカサ「優しく立ち止まったことがあった」


86:2016/01/02(土) 16:43:43.44 ID:


ユミル「なあ街に行ったら何する?」

サシャ「まず食事です!」

アニ「は後にして」

サシャ「耳を疑います」

ミカサ「アニの服を買いに行こう」

アニ「この服いいって言ったよね」

ミカサ「なのでどこで買っているのかを知りたい」

ユミル「ほんとどこで買ってんだ?」

アニ「興味を持つな」

サシャ「みんなで買いに行きましょう」

ユミル「じゃあお揃いだな」

アニ「いいの?自分も着るんだよ」

ミカサ「アニの喜ぶ顔が見られるなら」

サシャ「是非着ましょう」

アニ「いい性格じゃないか」

ユミル「その後は飯だな」

アニ「いいとこ教えてよ」

ユミル「ああ。知らないけどな」

ミカサ「その後は」

サシャ「夜景を見ましょう」

ユミル「恋人かよ」

サシャ「いえ友達です」

サシャ「約束ですよ、約束」

サシャ「最後はお話しましょうね」


87:2016/01/02(土) 16:44:15.82 ID:
これで終りです。ありがとうございました。


88:2016/01/02(土) 19:41:44.84 ID:

なんだか泣けてしまう




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