1:2013/05/06(月) 06:14:28.39 ID:rbnrtbMB0

【壁上の大砲整備中】

エレン「なんだエイリアンって?」

アルミン「異星生物のことらしいよ」

エレン「…アルミンは宇宙人なんて信じてるのか?」

アルミン「僕じゃなくて他の人からの噂だよ…」

サシャ「なんでも壁上での整備作業者達がウォール・マリアの方で見たらしいですよ」

エレン「いたのかサシャ」

サシャ「いますよ!エレン酷いです。」

アルミン「ハハッ…まぁ目撃者の人が言うには、そのエイリアンなんだけど」

アルミン「巨人を殺したらしいんだ…」

サシャ「らしいです」コクコク

エレン「は?」


3:2013/05/06(月) 06:17:06.30 ID:rbnrtbMB0

エレン「どうやって殺したんだよ…」

サシャ「それが見た人がそれぞれ別の証言をしてるんですよね」

エレン「じゃぁ嘘なんじゃねぇか?」

アルミン「そこがよくわからないんだ…」

アルミン「だって別に嘘ついてエイリアンの話を広めても得がないんだ」

アルミン「最悪、精神異常と看做されて除隊だし」

アルミン「5年も巨人が来ていない中で除隊する意味が分からない…」

アルミン「危険な事が嫌なら調査兵団に志願しなければ良い訳だしね」

エレン「まぁ…そうだな、それでどんな殺し方を見たって?」


4:2013/05/06(月) 06:19:08.30 ID:rbnrtbMB0

サシャ「私が聞いた話は巨人の頭からうなじにかけてが砲弾みたいなので弾け飛んだ話です。」

エレン「砲弾?」

サシャ「砲弾か分かりませんが光る弾だったそうです」

サシャ「それと砲弾が飛ぶ前に赤い光も見えたらしいです」

エレン「…あれ?エイリアンの姿は?砲弾見たんなら姿も見たんだろ?」

サシャ「それが…見えなかったそうです。何も無い所から砲弾が飛んできたとか」

エレン「なんだそりゃ!」

サシャ「聞いた話なんだからしょうがないじゃないですか!」

アルミン「まぁまぁ…」


5:2013/05/06(月) 06:20:53.26 ID:rbnrtbMB0

アルミン「僕の聞いた話はエイリアンの姿も目撃されてるよ」

エレン「おぉ!サシャの話よりは期待できるな!」

サシャ「エレンは意地悪です…」

エレン「すまんすまん」

アルミン「話を続けるよ?僕の聞いたエイリアンの姿は」

アルミン「頭部は前後に細長い形状で尾は身の丈以上に長く、先端は鋭利な刃物の様」

アルミン「指の先端には鋭い爪、顔にはパッ見で判るような形状の鼻や耳、目などは存在しない」

アルミン「そんな凶悪な形をした2メートル以上の生物が」

アルミン「群れを成して巨人に襲い掛かっていたらしい」

エレン「サシャの話のエイリアンと違って肉体的な奴らだな」

サシャ「巨人の群れも嫌ですけどエイリアンの群れも嫌ですね」


6:2013/05/06(月) 06:22:17.75 ID:rbnrtbMB0

アニ「何、話してるの?」

エレン「おっ!アニか、いやアルミンやサシャが宇宙人の話をし始めたからさ聞いてたんだ」

サシャ「サボりじゃありません!休憩中です!」

アニ「何も言ってないじゃない…」

アルミン「ハハッ…アニも何か聞いてない?」

アニ「…食堂で下らないと思ってたけど小耳に挟んだ話ぐらいなら」

エレン「おっ!聞かせてくれよ!」

アニ「…分かった」


11:2013/05/06(月) 06:25:53.03 ID:rbnrtbMB0

貼る順番まちごうた・・・

アニ「私が聞いた話は巨人自体がエイリアンって話だった」

アニ「壁上整備をしていた人の話によると巨人の頭が…」

サシャ「巨人の頭が?」

アニ「いきなり縦に裂けたらしい」

アニ「しかも裂けた部分から消化液みたいなのを他の巨人にかけて」

アニ「溶かした後に同化したとかバカっぽい話だったよ」

エレン「確かにバカっぽいな」

アルミン「さっきまで話してた話が全てバカっぽいんだけどね」


12:2013/05/06(月) 06:26:49.46 ID:rbnrtbMB0

それでこっちが後に来ます

サシャ「お腹がすきましたぁ〜」

アルミン「そうだね、砲台の整備を済まして食堂に行こうか」

エレン「そうだな…アニも一緒に…ッ!」

アニ「?」∴

エレン(アニの頭に赤い光が…)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

サシャ『それと砲弾が飛ぶ前に赤い光も見えたらしいです』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

エレン(間に合えッ!)

エレン「間に合えぇぇぇぇぇ」


14:2013/05/06(月) 06:27:49.20 ID:rbnrtbMB0

ガシッ!ズシャァッ!

アニ「!?????」

エレン「伏せてろアルミン!サシャ!」

バシュッ!

サシャ「光る弾!?」

アルミン「えぇっ!?」

アニ「…ちょっと、あんた重いよ…」

エレン「すまねぇ咄嗟のことで…だけどさっきの弾はアニを狙っていたんだ」

アニ「…」


15:2013/05/06(月) 06:29:08.62 ID:rbnrtbMB0

エレン「アルミン!サシャ!アニ!」

エレン「壁外には顔を出すな!狙われるぞ!」

エレン「伏せながらウォール・ロゼ側まで戻る。いいな!」

アルミンサシャアニ「了解」

エレン(さっきのは、やっぱりサシャの話の奴だよな…)

エレン(どうなってんだよ…)


16:2013/05/06(月) 06:30:19.55 ID:rbnrtbMB0

【ウォール・ロゼ駐屯地】

アニ「ねぇさっきのって…」

サシャ「はい…私が聞いた話のエイリアンだと思います」

アルミン「伏せる前に壁外を見たけど何も居なかった…」

エレン「どうする…上官に報告するか?」

アルミン「……実害が出てないから…最悪精神鑑定する羽目になるだろうね」

アルミン「光る弾を見たのも限られた壁上整備班と新兵の僕らだけだし」

アルミン「やっぱり信じてもらえないよ」


17:2013/05/06(月) 06:31:42.89 ID:rbnrtbMB0

サシャ「にしても何でいきなり壁上にいるアニを撃ってきたんでしょうね?」

アニ「さぁ…」

エレン「もし噂が本当なら巨人だけ殺してたんだよな?」

アルミン「巨人がいなくなった訳でも……あれ?」

アルミン「エレン今日、壁外で巨人見た?」

エレン「あれ?そういや今日は見なかったような…」

サシャ「いつもなら遠目に確認出来るもんですけどね」

アニ「確かにね」

アルミン「………そんな事はあり得ないけど……」

アルミン「僕らがさっきまでいた壁上近辺の巨人が駆逐されて」

アルミン「次に選んだ獲物が僕たち…とか…」


18:2013/05/06(月) 06:33:12.25 ID:rbnrtbMB0

カンカンカンカンカン!!!

サシャ「何の音ですかコレ!?」

アニ「……警報」

アルミン「何かあったんだ!!」

「おい!お前ら新兵は壁に迎え!」

エレン「何があったんですか!?」

「何かが群れを成して壁を登ってきてるらしい!早く迎え!」

エレン「何かって……!」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

アルミン『群れを成して巨人に襲い掛かっていたらしい』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

エレン「エイリアンだ…」


19:2013/05/06(月) 06:34:42.58 ID:rbnrtbMB0

【ウォール・ロゼ壁面】

「うわぁぁぁぁ!!助けてくれぇぇぇ!」

「やめっ!やめろぉぉぉ!はなっはなせぇぇ!あぁぁぁぁぁぁ!」

「ママァァァ!マァマァァァアァァァァア!」

「ヤァダアアアヤメテェェェイヤァァァァ」

「俺の…俺の腕が溶けてるぅぅぅぅ」



アルミン(僕たちがウォール・ロゼ壁面に戻った時、既にそこは地獄だった)


20:2013/05/06(月) 06:36:42.83 ID:rbnrtbMB0

アルミン(どうやらエイリアンの血液は強酸性らしく)

アルミン(立体起動装置を使った対巨人用武器で攻撃すると酸で逆にダメージを負い)

アルミン(上手く酸を被らずに仕留められても剣が酸で溶け始める)

アルミン(砲台や銃器の攻撃も元々、的のでかい巨人相手に考えてきた訓練で)

アルミン(小回りが利き、尚且つスピードが巨人と桁違いの生物に当てるのは至難の技)

アルミン(銃器を構えている間に鋭利な爪や尾の先端…それと身の毛も弥立つ二重の口)

アルミン(それら三つの強力な武器で蹂躙された)

アルミン(壁を登った数十体のエイリアン僕らを合わせた増援隊の一斉射撃で殺しつくした時には)

アルミン(一般市民と兵士の屍の山が壁面に築かれていた…)


21:2013/05/06(月) 06:38:24.66 ID:rbnrtbMB0

ピクシス指令「注!!もぉぉぉぉぉぉく!!」

ピクシス指令「これより本部の見解を発表する!」

ピクシス指令「先に壁を突破してきた生物の呼称をゼノモーフとし」

ピクシス指令「これの討伐を巨人討伐より優先とする」

ピクシス指令「ゼノモーフは自力で壁を登り侵入してくる」

ピクシス指令「よって壁上の警備を今までの倍に増やし」

ピクシス指令「警備時や待機時の銃器の携帯を必須とするもの」

ピクシス指令「以上!!」


23:2013/05/06(月) 06:39:57.86 ID:rbnrtbMB0

その日、人類は思い知った

巨人以外の脅威となる存在を…

地球全体が鳥籠だということを……


人類は近い内に思い知る

ゼノモーフの身の毛も弥立つ繁殖方法と繁殖力…

光弾を発射するエイリアンのずば抜けた戦闘力……

疑心暗鬼という毒を誘発する能力を持った"それ"を………


おしまい


24:2013/05/06(月) 06:41:01.64 ID:2McvC1wV0

プレデとエイリアン巨人までやってほしかった
朝から乙


25:2013/05/06(月) 06:45:04.18 ID:rbnrtbMB0

僕もエイリアンVSプレデターVS物体VS巨人を書きたかったです。

おやすみー


26:2013/05/06(月) 06:53:13.10 ID:CFxoCIDP0

巨人とマザーエイリアンが取っ組み合いはじめたらどうなるのっと


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