1:2013/02/09(土) 22:47:19.74 ID:y0yte/Ka0

○咲-sakiのssです
○キャラ崩壊があります
○物語の途中カレーの雑学が少し出てきますが、資料を斜め読みした感じなので間違いが多々あるかと思います

これらが苦手な方はご注意ください

それでもよろしい方は、どうかお付き合いください



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1360417639



2:2013/02/09(土) 22:48:29.39 ID:y0yte/Ka0

とある休日 蒲原宅

智美「さて、ある程度支度は済んだし、時間的にはそろそろ来る頃かな〜」ピンポーン!

智美「おっ、来たみたいだな。どうぞー」

衣「智美―、お邪魔するぞー」ガチャ

智美「おお、よく来たなー衣」

衣「へへっ、智美の家に泊まれるなんて滅多にないからな」

智美「まあウチの親も旅行にいってるし、丁度良かったからなー」ワハハ




3:2013/02/09(土) 22:53:01.74 ID:y0yte/Ka0

ハギヨシ「衣様、こちらが荷物になります」ドサッ

衣「おお、ハギヨシ。御苦労」

蒲原「うーん、一泊にスーツケース二個分の荷物か…どんだけ持ってきたんだ?」

衣「いや、衣としてはもっと少なくてもよかったんだが、透華達が用意してくれたから減らす訳にもいかなかったんだ」

智美「ワハハ、衣は愛されてるんだなー」

智美『少し過保護って気もしない事もないけど』

ハギヨシ「では衣様、明日また同じ時間に迎えに来ますので」

衣「うん、よろしく頼むぞ」

ハギヨシ「かしこまりました。それと蒲原様、衣様の事をよろしくお願いします」

智美「は、はい!!」

ハギヨシ「それでは、失礼いたします」ガチャッ



4:2013/02/09(土) 22:57:26.16 ID:y0yte/Ka0

ブロロロロロ…

智美「いやー、相変らず丁寧な人だな。こっちが緊張しちゃったぞ」

衣「全く、みんなして衣を子供扱いして〜」

智美「まあ気持ちは分からない事はないな。衣はかわいいしさ」

衣「なっ///」

智美「…ペットみたいで」

衣「〜!!衣をペット扱いするなー!!」

智美「冗談だってばー」

衣「むー、智美のバカ〜」プクー




5:2013/02/09(土) 23:03:35.57 ID:y0yte/Ka0

智美「しかし本当に良かったのか?私の家には衣の家みたいに面白いものなんてないけど?」

衣「なにを言ってるんだ。こうして友の家に泊まりに行くというのを衣は前からしてみたかったんだ」

智美「ワハハ、衣もずいぶんと物好きだよな」

衣「いいじゃないか。楽しみだったのは本当なんだぞ」

智美「それでさ、来て早々悪いんだけどさ、夕飯の事を聞きたい事があるんだ」

衣「夕飯か?と言う事は智美が何か作ってくれるのか?」

智美「そうじゃなくって、衣が嫌でなければ一緒にカレーを作りたいと思ったんだけど…嫌いだったりするか?」

衣「嫌いなわけあるか!衣はカレーは大好きだぞ」




6:2013/02/09(土) 23:07:32.27 ID:y0yte/Ka0

智美「そっかー、それは良かった!!じゃあ夕飯はカレーにするぞ」

衣「ただ…辛いカレーは遠慮したいんだが」

智美「えー、じゃあ激辛とかはダメか」

衣「そんなん食べれる訳ないだろう!!」

智美「まあ私も辛いのは苦手だしな〜」

衣「智美が食べれないものが衣が食べられる訳ないだろう!?」

智美「それもそうか。それじゃあ今から材料を買いに行くけど衣もいくか〜?」

衣「もちろんだ。こういう買い物もした事がないし面白そうだ!」

智美「はいよー、じゃあ着いたばかりで悪いんだけど車に乗ってくれ」

衣「うむ!って智美の運転って…」

智美「ワハハ〜、それじゃあ行くぞー!!」

ギャギャギャ ギュイィィィィィン!!!

衣「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」




8:2013/02/09(土) 23:12:06.72 ID:y0yte/Ka0

〜近所のスーパー〜

智美「ふー、到着っと…衣、大丈夫か〜」

衣「ああ、大丈夫だけど来る時よりはるかに疲れたんだが…」

智美「衣は車に弱いんだなー。それじゃあ買い物をさっさと済ませちゃおうか」

衣「いや、疲れたのは車に弱いからじゃなくて…まあいいや」

智美「ほら衣、置いて行くぞー」スタスタ

衣「ちょ、待ってくれ〜智美!!」




9:2013/02/09(土) 23:15:45.62 ID:y0yte/Ka0

智美「それじゃあまずは野菜をっと」ポイポイ

衣「うっ、人参も入れるのか?」

智美「もちろん、人参からはいいダシがが出るからなー」

衣「うう、けど衣はあまり好きでないんだ…」

智美「おいおい、好き嫌いしてたら大きく…あっ」

衣「おい、なんだその反応は!!」

智美「いやー、けどさ、好き嫌いはやっぱりいけないと思うぞ」

衣「その前に何を言おうとしたよな、智美」

智美「さーて後はサラダ用のレタスを」

衣「人の話を聞け―!!」




10:2013/02/09(土) 23:18:16.64 ID:y0yte/Ka0

智美「まあ野菜はこんなもんかなー」

衣「そうだな…って智美、玉ねぎが入ってないがカレーに入れないのか?」

智美「玉ねぎか、玉ねぎだったらもう炒めた物が冷蔵庫に寝かしてあるぞ」

衣「なんだ、もう支度をしてたのか?けどなんで玉ねぎだけなんだ?」

智美「まあこれは本で読んだんだけど、玉ねぎを飴色に炒めて寝かせておくと旨くなる云々って書いてあったから試してみたんだ」

衣「ほう、そうなのか」

智美「それに玉ねぎを飴色になるまで炒めるのって時間がかかるしなー」

衣「もし衣がカレーが嫌だと言ってたらどうしてたんだ」

智美「その時はスープにでも使ってたさ」

衣「なるほど、他にも使い道があった訳か」



11:2013/02/09(土) 23:20:45.70 ID:y0yte/Ka0

智美「さーて、次は肉だけど、衣は特に希望とかはあるか?」

衣「うーん、特にないから智美の好みのにしてくれていいぞ」

智美「そうかー、じゃあ私はこの豚バラ肉を選ぶ!」

衣「というより、カレー用の肉が売ってるんだからそれを使ったらどうなんだ?」

智美「うーん、確かにそっちを使ってもいいんだけど肉自体が固いんだよなー」

智美「ほら、カレー用の肉を見てみると赤みが多いだろ?」

衣「おお、本当だ」

智美「カレー用の肉はモモ肉の一口サイズが多いからな、個人的には赤身と脂身が混じったやつが好きなんだよ」



12:2013/02/09(土) 23:23:03.20 ID:y0yte/Ka0

衣「なるほど、じゃあなんで鶏や牛じゃないんだ?」

智美「なんと言うか、カレーと言ったら豚肉なんだよなー、まあ個人的にはなんだけどな」

衣「それで衣に希望を聞いた訳か」

智美「うん、豚肉が苦手という人も結構いるからさ。せっかく衣に来てもらったのにそんな事でがっかりしてほしくないし」

衣「智美もそこまで気にしなくてもいいぞ」

智美「いやいや、お客様には精一杯のおもてなしをしたいからなー」

衣「…だったら、もう少し運転をどうにかしてくれると助かるぞ」

智美「ワハハ〜、なるべく善処するさ」




13:2013/02/09(土) 23:24:29.70 ID:y0yte/Ka0

智美「さーて、最後はカレー粉か」

衣「って、カレー粉ってこんなに種類があるのか!?」

智美「そうだぞー、というより衣は知らなかったのか」

衣「うむ、カレーと言ったらいつもハギヨシが作ってくれたし、このような場に買い物なんて来た事が無いからな」

智美「ハギヨシさんのカレーか…絶対こんなルーじゃ対抗できないだろうな」

衣「しかし、なんでこんなに種類があるんだ?」

智美「まあメーカーごとに味の違いもあるし、それだけカレーが好きだってことだと思うぞ」



14:2013/02/09(土) 23:26:43.93 ID:y0yte/Ka0

衣「はぁ、それにしてもすごいもんだな…」

智美「さて、メーカーはともかく辛さをどうするかだな」

衣「智美、いくら辛いのが嫌だといってもあまりにも辛さを感じないのも嫌だぞ」

智美「むう、注文が多いなー…じゃあここの中辛でいいかな?」

衣「うん、それぐらいなら食べれると思う」

智美「まあ辛かったら無理しなくてもいいからなー」

衣「むぅ…なんとか頑張ってみるぞ」




15:2013/02/09(土) 23:29:17.64 ID:y0yte/Ka0

智美「さーて、他にも必要な物はいれたしお会計しちゃうかな」

衣「そうだ智美、智美の世話にばっかりなるのも悪いからここは支払わせてくれ」

智美「いやいや、そんな気にしなくていいぞー」

衣「大丈夫だ、このカードがあれば買い物とかは大丈夫と透華が言ってたし」ピラッ

智美「……」

智美「…うん、やっぱりここのお会計は私がするからそれはしまってくれないか?そんな高い買い物でもないからさ」

衣「智美がそれでいいというならいいが…どうしたんだ?何やら焦ってるように見えるが」

智美「そ、そんな事はないぞー!さてお会計お会計っと」

智美『こんな所でブラックカードなんか出したら、店員さんの方が驚いちゃうって…』




16:2013/02/09(土) 23:32:14.03 ID:y0yte/Ka0

〜 〜 〜

智美「さて、買い物も無事に終了して家に戻ってきた訳だが」

衣「ぶ、無事にか…?」ゼェゼェ

智美「そんなに運転荒っぽかったかな〜?帰りは少しは控えめにしたつもりなんだけど」

衣「…さ、智美は人間離れしてるとか言われたことはないのか?」

智美「衣に言われるとちょっとショックだなー、まあいいや、じゃあちょっと休憩してから作りだすか」

衣「そうしてもらえると助かるぞ…」




17:2013/02/09(土) 23:35:25.66 ID:y0yte/Ka0

智美「はい、お茶しかないけどどーぞ」

衣「…ふう、生き返る」ゴクゴク

智美「大げさだなー、そうだ、衣って料理とかしたことはあるのか?」

衣「料理か…何回か透華達とやったことはあるが、ほとんど手伝いだけだったな」

智美「なるほど、それじゃあ包丁とかは使った事が無いのか」

衣「…恥ずかしい話だが無い」

智美「そうか、それじゃあ今日は包丁を使ってみるか」

衣「しかし、包丁は手を切りそうで怖いんだよな」

智美「大丈夫だって、私がちゃんと横で見ててあげるからさー」

衣「智美が見てるというのは信頼していいものなのか?」

智美「ワハハ〜、それはどういう意味だ?」




18:2013/02/09(土) 23:38:56.70 ID:y0yte/Ka0

智美「さて、休憩もある程度とったしカレー作りを始めていくか」

衣「うむ、カレー作りは初めてだが精一杯やるぞ」

智美「その意気だぞ衣。じゃあまずは野菜の皮をむいてもらえるか?」

衣「剥く、と言うとやはり包丁を使うのか?」

智美「いいや、衣はこれを使ってくれ」ヒョイ

衣「おお、ピーラーがあるのか」

智美「そう、衣も使った事はあるか?」

衣「うむ、というより透華達の手伝いの時にも使ったからな」

智美「じゃあ使い方は大丈夫だな。それじゃあジャガイモと人参の皮を剥いといてくれ。私はその間に肉を切っておくから」

衣「了解した!!」



19:2013/02/09(土) 23:41:48.28 ID:y0yte/Ka0

智美「さて、私は肉を一口大のサイズに切っておいてっと」トントン

智美「脂身が多いから切りづらいけどなんとか切って…よし」

智美「後はまな板を綺麗に洗っておいて。衣、皮はむけたか〜?」

衣「うん、ちょうど皮が全部むき終わったぞ」

智美「御苦労様、じゃあ今度は実際に切ってみようか」

衣「うう、やはりなかなか緊張するな…」

智美「あまり緊張しすぎない方がいいぞーそれこそスパッといくからな」

衣「そ、そんな怖がらせないでくれ智美!!」



20:2013/02/09(土) 23:44:10.14 ID:y0yte/Ka0

智美「大丈夫だって、ほら、こうやって指を曲げてネコの手みたいにすれば手を切ることはないからさ」クイッ

衣「こ、こんな感じか?」クイッ

智美「そうそう、その状態で野菜をしっかり押さえて切っていけばいいぞ」

衣「なるほど…ていや!」トンッ!

智美「そうそう、そんな感じでオッケ―だぞ」

衣「けど、形が均一じゃないんだが」

智美「気にしない気にしない、とりあえず一口サイズになってれば大丈夫だぞ」




21:2013/02/09(土) 23:47:16.23 ID:y0yte/Ka0

衣「ふむ、料理と言うと身構えてしまうがある程度は許容されるのだな」

智美「そんな緊張しながら作っても面白くもないだろ、どうせやるなら楽しくやらないとな」

衣「そうだな、何事も楽しくが大事なのか」

智美「そうそう!とはいっても刃物を使ってるか気をつけないと駄目だぞー」

衣「分かった、じゃあどんどん切っていくぞー」トントントント

智美「ところでハギヨシさんのカレーって野菜はどんな風になってたんだ?」

衣「そうだな、みんな正方形に綺麗に切られていたぞ」

智美「本当に何でもできるんだなあの人…というか芸が細かすぎるぞ」




22:2013/02/09(土) 23:50:53.53 ID:y0yte/Ka0

衣「よし、これで全部だな」

智美「じゃあ次は炒める作業だ。鍋を用意してまずは肉から炒めていくぞ」

衣「ん?智美、油は引かないのか?」

智美「もちろん炒める時は油を引くのは基本だが…見ててれば分かるさ」ジュワァァァ!!

衣「おお!肉から脂がどんどん出てくるぞ」

智美「豚バラ肉は脂が多い肉だからなー、焼いていくうちに肉から脂が出ていくんだ」

衣「なるほど、それで油は引かなかったのか」

智美「で、肉に焼き色がついてきたら塩コショウをして酒を少しかける」ジュージュー

智美「こうすることで肉の臭みが弱まるんだ。本当はもう少しちゃんとしたやり方もあるんだろうけどさ」



23:2013/02/09(土) 23:57:13.98 ID:y0yte/Ka0

衣「ほー、そんなやり方があるのか」

智美「まあ今回はこんなやり方ってだけだぞ。で、肉が焼けたら一度鍋から出しておく」

智美「そしたらその鍋で今度はジャガイモと人参を炒めるっと、それじゃあ衣やってみるか」

衣「うん!ッと結構熱いもんなんだな」

智美「まあ火を使ってる以上しかたないな、あと衣、脂が跳ねてくるかも知れないから気をつけてな」

衣「承知した!」

智美「そうだな、全体に油が回ったぐらいだなー。まあ私が判断するからそれまでは炒めていいぞー」




24:2013/02/10(日) 00:01:16.43 ID:mhTgiZqI0

衣「ふぅふぅ…熱い」ジュージュー

智美「うん、そのぐらいでいいかな。お疲れ様衣、はいお水」

衣「ありがとう…うん、うまい!」ゴクッ

智美「水ぐらいで大げさだなー、それじゃあ野菜が炒め終わった所で、さっき炒めた肉と炒めておいた玉ねぎを加えて煮込んでいくぞ」

智美「まずは分量通りの水を入れて…後はコンソメ、ローレル、その他隠し味を少々…」ポイポイ

衣「結構色んなものを入れるんだな」

智美「まあこの時点で作業はほぼ終了したようなもんだしなー、後はカレー粉を入れて完成だ。もっとも、煮込みに時間がかかるんだが」



25:2013/02/10(日) 00:04:21.37 ID:mhTgiZqI0

衣「しかし、炒める作業が大変なだけで後はずいぶん簡単なんだな」

智美「それがカレーのいい所だぞ、簡単にできて、しかも美味しい。料理初心者にはもってこいなメニューなんだ」

智美「しかもこだわろうと思うと際限がない、ただ簡単ってだけじゃ終わらないんだぞ」

衣「なるほど、カレーとはなかなか奥が深いものなんだな」

智美「そうだ衣。これをを煮てる時間にカレーの雑学を教えようか?」

衣「おお、ぜひ教えてほしいぞ」

智美「なかなか面白い話しもあるからな、それじゃあリビングの方に行こうか」

衣「おー!」




31:2013/02/10(日) 22:16:09.07 ID:mhTgiZqI0

〜リビングに移動〜

智美「さて、じゃあカレーの歴史からだけど…衣は日本のカレーはどこから伝わったと思う?」

衣「なにをいっているんだ。カレーと言ったらインドだろう?」

智美「まあカレーの発祥はインドなんだけど、日本のカレーとなると違ってくるんだ」

衣「じゃあどこから来たんだ?」

智美「実は日本のカレーの大本はな、イギリスから来ているんだ」

衣「イギリス!?しかしイギリスがカレーの本場なんて聞いたことが無いぞ?」

智美「そりゃそうだ、イギリスではカレーに必要なスパイスなんてとれないからな」




32:2013/02/10(日) 22:24:36.47 ID:mhTgiZqI0

衣「じゃあなんでカレーがイギリスから伝わってきたんだ」

智美「ここからは少し歴史の勉強が入ってくるんだが、衣は昔インドがイギリスの植民地だったということは知っているか?」

衣「うん、確かそんなような事を勉強したな」

智美「で、その時にインドからイギリスにカレーという文化が持ち込まれた訳だ」

衣「なるほど…しかし、なんで文化といういい方なんだ」

智美「答えは簡単。あくまでカレーと言うスパイスを使った食べ物と言う事しか伝わらなかったからさ」

智美「だからもしカレーを食べようとすると、カレーの作り方を知ってる人からスパイスの調合を一から教えてもらわないとできなかったんだよ」

衣「けどカレー粉の調合ってそんなに難しいものなのか?」

智美「そうだな…じゃあ衣。衣が麻雀を一切知らないとしてだ。麻雀牌を渡されて今から役満を作って見ろと言われたら作れると思うか?もちろん牌の数も分からないし誰も助言をしてくれないぞ」

衣「…無理だな」



33:2013/02/10(日) 22:30:12.73 ID:mhTgiZqI0

智美「そうだろう、まあ麻雀とは違うがカレーもスパイスの組み合わせや量で何もかもが変わってしまうんだぞ」

智美「それでも貴族の間では珍しい食事として食べられてはいたけど、あくまで特別階級の人だけの話。一般の人には手の届かない食べ物だったんだ」

衣「それじゃあどうやって庶民にも広まっていったんだ」

智美「それはな、そんな状況を変えようとイギリスの会社がイギリス人に合ったスパイスを調合しカレー粉として販売したんだ。これが今のカレー粉のルーツになる訳だ」

衣「ほう、ここでカレー粉が登場するのか」

智美「これがイギリス国内で大ヒット!カレーはあっという間に庶民の食べ物になっていったんだ」

衣「成程なー、カレーと言うとインドと言うイメージだが、カレー粉自体はイギリスでできたという訳なんだな」

智美「ちなみにあのシャーロックホームズもカレーを食べていたんだぞ?」

衣「ホームズというとあの推理小説のか?」

智美「そうそう!まああくまでちょっと出てくるだけなんだけどなー」ワハハ




34:2013/02/10(日) 22:37:03.42 ID:mhTgiZqI0

智美「さて、日本にカレーが入ってくるのは明治時代。丁度文明開化とか言われていた時かな」

智美「もっともカレーもインド料理としてではなく、西洋料理の一つとしてはいってきたんだ」

衣「だから日本のカレーのルーツはイギリスだったということなのか」

智美「そういう訳、ただ入ってきた当初はカレーはレストランとかでしか食べれない高級な食べ物で、知ってる人もごくわずかだったんだ」

衣「それじゃあ、イギリスでカレー粉が発明された時みたいに、日本でも広まるようなきっかけみたいなのがあったのか?」

智美「うん、もっともきっかけと言うにはどうかと思うんだけど…」

衣「?そんなに言いにくい事なのか」

智美「まあねー、そのきっかけと言うのがな…戦争なんだよ」




35:2013/02/10(日) 22:42:21.57 ID:mhTgiZqI0

衣「戦争…か」

智美「明治時代、日露戦争があったのは衣も知ってるか?」

衣「ああ、日本とロシアが戦争したやつだな」

智美「その時軍の食事として採用されたのがカレーだったんだ」

智美「ほら、衣も今作って見て分かっただろうけどカレーは作り方も簡単で、しかも技術もそんなにいらない」

智美「さらに大量に作るにはもってこい。まさに軍の食事としてはこれ以上ないもので、やっぱり兵隊さんからも評判が良かった訳でね」

智美「で、戦争が終ったあとカレーの作り方を覚えた兵隊さんたちが故郷に戻って他の人に伝えて、それが全国にカレーが広まるきっかけになると」

衣「…そんな歴史があったのか」

智美「…そう時代もあったってことさ。まあそのおかげで全国にカレーが広まったんだよ」



36:2013/02/10(日) 22:48:31.34 ID:mhTgiZqI0

智美「ただ、広まったのはいいけどここで一つ問題が出てきたんだ」

衣「今度はなんだ?」

智美「確かにカレー自体は普及したんだが、カレー粉自体はイギリスからの輸入に頼ってた訳でとにかく高かったんだよ」

衣「まあ輸入品となればそうだろうな」

智美「これをなんとかしようと日本でカレー粉を作ろうという人が出てきたんだが、ここでもまた大きな壁があるんだ」

衣「壁か…さっき言ったスパイスの調合の事か」

智美「そう、カレー粉の作り方はイギリスの方で完全に秘密になっていて分からない。だから国産のカレー粉作りはスパイスの組み合わせから初めていったんで困難を極めたんだ」

衣「さっきの例で考えてみると、なるほど苦労する訳だ」

智美「けどその苦労の甲斐あって、何年か後に国産のカレー粉が完成したんだ」

智美「ちなみにこの初の国産のカレー粉を作ったのがS&B社。今でも有名な会社だな」



37:2013/02/10(日) 22:54:33.20 ID:mhTgiZqI0

衣「それじゃあそのおかげでカレーも安く作れるようになった訳か」

智美「ところがどっこい!この国産のカレー粉は全然売れなかったんだ」

衣「なんでだ!?味は特に変わらなかったんだろう?」

智美「確かに味はそんなに変わらなかったみたいだけど、カレー粉=イギリスと言うブランドイメージができてて、国産のカレー粉は相手にされなかったって感じかな」

衣「それで国産のカレー粉は売れなかったのか」

智美「まあその後宣伝を地道に続けて売れるようになっていったんだけどね」

衣「うーん、そんないきさつがあったと思うとやはりブランドイメージとは大事なんだな」




38:2013/02/10(日) 23:02:49.29 ID:mhTgiZqI0

智美「その後、大正から昭和初めにかけてどんどんカレーは進化していったんだ」

智美「驚くかもしれないけど、この頃ドライカレーとかカツカレーとか福神漬けとかカレーパンとかが発明されたんだぞ」

衣「そんなに昔からあるのか!?」

智美「更に本格的なインドカレーが作られるようになったのもこの頃だな」

衣「なんというか…情熱がすごいな」

智美「日本人はこういう発明が好きだからなー。国民性かもしれないけど」

智美「…もっとも、この後しばらくはそんな事もできなくなるんだけどね」




39:2013/02/10(日) 23:05:43.90 ID:mhTgiZqI0

衣「カレー作りができなくなる出来事となると…やっぱり戦争か」

智美「正解、第二次世界大戦だね」

智美「この頃はカレーに使うスパイス類が贅沢品とみなされて輸入が激減。ほんのわずかしか作れない状態になったんだ」

智美「そして戦争は泥沼化して、日本は…」

衣「敗戦したな」

智美「…そして日本はアメリカ統治下に置かれるようになったと」

衣「なんというか…戦争って本当に何でも奪っていくんだな」

智美「まあ時代の流れ的に仕方ないとは思うけど…それでもね」




40:2013/02/10(日) 23:09:46.71 ID:mhTgiZqI0

智美「とまあ湿気っぽい話しは置いといて、戦争後はまた戦前みたいにカレーが生産されるようになっていた訳だ」

智美「しかも戦後日本は経済的にも急成長。その勢いに乗ってカレーもどんどん進化していったんだよ」

衣「進化といっても、まだ何か改良できる部分があったのか?」

智美「そう、それこそが今のカレーの大本を作ったといっても過言じゃない大発明ができたんだぞ!!」

智美「おっとその前に、この時はまだカレーはカレー粉から作ってたんだ」

智美「確かにスパイスの調合からカレーを作るよりは簡単だけど、それでもトロミ用に小麦粉を炒めたり味付けをしたりと、かな〜り手間のかかるものだったんだよ」

智美「その手間をなんとかなくせないか…そういう思いからカレールウが生まれた訳だ!!」

衣「なるほど。確かに今はルウのカレーが多いからな」



41:2013/02/10(日) 23:14:12.24 ID:mhTgiZqI0

智美「ただカレールウの欠点として、味が完全にきまってしまう点があったんだ」

智美「そこで色々な家庭の好みに合わせて、たくさんのカレールウが作られたんだ」

衣「だからあんなに色んな種類のカレーが売ってたわけか」

智美「そういう事だ!もちろんカレー粉も完全に廃れた訳じゃなく今でも普通に売ってるぞ」

智美「まあカレー粉を買うのは家庭ではなくお店の人が多いと思うけどなー」

智美「こうして日本のどこでも美味しいカレーが食べれるようになったとさ!さて、カレーの歴史としてはこんな感じだけど少しは面白かったりしたか?」

衣「うん、とっても面白かったぞ!!」

智美「そりゃあ良かったよ!!つまらないって言われたらどうしようかと思ったから」ワハハ




42:2013/02/10(日) 23:17:04.03 ID:mhTgiZqI0

衣「しかし、インドから始まってイギリス経由で日本へか…本当に長い歴史があるんだなー」

智美「ただな、ここでまたおかしな話があるんだが…」

衣「なんだ、まだ何かあるのか?」

智美「日本のカレーなんだがな…インド人からしてみるとカレーではないらしいんだ」

衣「…は?だってカレーはカレーだろ?何が違うんだ」

智美「そうだな、まずはルーが違う。日本のカレーはほとんどがどろっとしているだろ?」

衣「まあそうだな。ご飯と一緒に食べるものだし」

智美「ところがインド式のカレーはさらっとしていて、どちらかというとご飯と絡めて食べるような感じなんだよ」

智美「もっともこのどろっとしたカレーはイギリスから伝わったやり方だから仕方ないといえば仕方ないんだが…」




43:2013/02/10(日) 23:20:34.09 ID:mhTgiZqI0

智美「さらに日本のカレーはとてもマイルドな仕上がりになっているんだ」

智美「インドのカレーはどちらかと言うとカレー全体の香りというよりはスパイスの香りが強いらしいんだよ」

智美「だから日本のカレーを食べても、カレーとは違う何かという感想らしいんだ」

衣「なんなんだ、違う何かってのは」

智美「さあ、向こうの人がそう言うんだからそれ以上は分からないぞ」

衣「そんな風に言われる日本のカレーって一体…」

智美「もっともカレーとは違うとはいいつつも評判はいいみたいで、旅行のお土産でカレールウとかレトルトカレーを買っていく人が多いらしいんだけどね」

智美「まあカレーに限らず日本人は色んな料理を改良するのが得意な民族だしなー」



44:2013/02/10(日) 23:24:22.17 ID:mhTgiZqI0

衣「という事は他にも改良された料理があるのか?」

智美「そうだぞー、例えを出すとすれば衣の大好きなエビフライもそうだぞ」

衣「なっ!?エビフライは西洋とかから伝わってきたのじゃないのか」

智美「じゃあ衣に質問するけど、多分衣の方が食べる機会が多いとは思うけどフランス料理とかのコースでエビフライが出てきたこととかはあるかー?」

衣「いや、そう言われればないな…」

智美「だろー、まあフリッターとかはあるけどあれはフライとはまた別物だし」

智美「基本的に小麦粉と卵にくぐらせ、パン粉をたっぷりつけてたっぷりの油で揚げるのは日本で生まれた技法なんだよ」



45:2013/02/10(日) 23:27:01.12 ID:mhTgiZqI0

衣「そうなのか…洋食と言うぐらいだから西洋から伝わってきたものだと思っていたぞ」

智美「確かに西洋料理の影響が大きいとは思うけど、洋食は基本的に日本独自のものなんだ」

智美「まああまりに別物になりすぎるから、海外では魔改造とまで言われるけど…」

衣「魔改造?どういう意味だ」

智美「簡単に言うなら原形を留めていないぐらいに別物にすると思えばいいかな」

衣「そ、そんなに別物になっているのか」

智美「うん。もっとも味もかなり良くなってるみたいだから評判も悪くないんだぞ」




46:2013/02/10(日) 23:31:26.63 ID:mhTgiZqI0

智美「さて、こんな話しをしているうちに煮込みも終わったし、そろそろ仕上げといくぞ」

衣「おお!もうそんなに時間が経っていたか」

智美「ちょっと話に熱中しすぎたみたいだな〜」

衣「けど衣はとっても楽しかったぞ!」

智美「それは何より…それじゃあ、鍋の方はどうなってるかな」カパッ

衣「うん、いい香りがするな〜」

智美「…よし、ジャガイモも煮えてるし、肉も柔らかい」

衣「それじゃあカレールウを投入だな!!」

智美「ちょっと待って、その前にやる事がいくつかあるんだ」




47:2013/02/10(日) 23:33:19.77 ID:mhTgiZqI0

智美「まずは表面に浮かんでる脂をお玉ですくいとる」

智美「あまりに油が多すぎてもギトギトで美味しくないからここである程度すくいとっておくんだ」

衣「ふむふむ」

智美「次に、隠し味でチョコレートを投入!」

衣「ってチョコレート!?それは味的に大丈夫なのか?」

智美「大丈夫だぞ!チョコレートの風味はカレーと合いやすいんだ」

衣「まあ、智美が言うのなら間違いはないのだろうが…」

智美「まあ食べて見てのお楽しみって事で!」

智美『マンガから得た知識と言う事は秘密にしておこうっと』




48:2013/02/10(日) 23:37:15.06 ID:mhTgiZqI0

智美「それじゃあ最後にカレールウを投入するぞ」

衣「いれるのは任せてくれ」

智美「じゃあ衣、頼むぞ」

衣「よーし…とりゃー!」ドボドボ!!

智美「うん、後はかき混ぜてトロミがついてきたら完成だ」

衣「しかし、これだけで完成とは本当にカレールウとは便利なものだな」

智美「本当に先人は偉大な発明をしてくれたもんだよ」

衣「全くだな。しかし、カレーの匂いを嗅いでたらお腹が…」グー



49:2013/02/10(日) 23:40:09.18 ID:mhTgiZqI0

智美「それじゃあ夕飯の支度をするか。悪いんだけど衣はテーブルの上を整理しといてもらえるか?」

衣「はーい!」テキパキ

智美「さて、私はあらかじめ作っておいたサラダを出してと…」ゴトッ

衣「おお!サラダも作ってあったのか」

智美「ワハハ、まあサラダと言ってもレタスをちぎってツナとかの具を乗せただけなんだけどなー」

衣「それだけでもすごいぞ智美!」

智美「そんなに褒めても何も出ないぞー。それと後はご飯をよそってカレーをかけてと…よーし、完成!!」

衣「さて、どんな味なのかな」ワクワク




50:2013/02/10(日) 23:44:05.31 ID:mhTgiZqI0

智美「あと衣、もしカレーが辛いようならこれを飲んでみてもらえないか?少しは辛さも和らぐはずだぞ」

衣「?なんだこれは」

智美「ヨーグルトと牛乳を割って砂糖を少し足したラッシーもどきだ」

衣「ラッシー?」

智美「ラッシーって言うのは元はインドの飲み物だな。本来はもっとちゃんとした作り方があるみたいだけど、今回は簡略化したからラッシーもどきってことで」

衣「こういう飲み物もあるんだなー」

智美「後は福神漬けも用意しといたから好みでかけてくれ」

衣「はーい」

智美「それじゃあ、ご飯の準備も整ったことだし…」

2人「「いただきまーす!!」」




51:2013/02/10(日) 23:48:13.36 ID:mhTgiZqI0

衣「それじゃあさっそく」パクッ

智美「どうだー、お味の方は」

衣「…!うん、とっても美味しいぞ」モグモグ

智美「それは良かった、衣の口に合ったようでなによりだぞ」

衣「…!!ただ、ちょっと辛い!?」

智美「そうかー、私にはちょうどいいぐらいなんだけどなー」

衣「ちょっと口の中をラッシーで冷やす…」ゴクゴク

智美「どうだ、少しはましになったか?」

衣「ふぅ、このラッシーも美味しいぞ!!口の中から辛さもなくなったし、気持ちまろやかになった気分だぞ」

智美「流石インド生まれなだけあってカレーには合うんだよなーこれ」



52:2013/02/10(日) 23:51:06.79 ID:mhTgiZqI0

衣「ただやっぱり少し辛いから福神漬けで中和しながら食べていこう」モグモグ

智美「そんな急いで食べなくてもカレーは逃げないって」

衣「い、急いでない!だって…本当に美味しいんだもん」モグモグ

智美「おいおい、急いで食べると今度は口の中をやけどするぞ」

衣「大丈夫…うん、こうすると人参も食べやすいんだな」

智美「まあそういうのもカレーの魔翌力だよな。嫌いな野菜を入れても食べれるという点は」

衣「それにお肉も本当に柔らかく煮えてるし…最高だ」

智美「確かに良く煮えてるのもあるけど、やっぱり自分たちで作ったから美味しいんじゃないかな?」

衣「そうかもしれないな…っと、おかわり!!」

智美「おー、良く食べるなー」




53:2013/02/10(日) 23:54:44.00 ID:mhTgiZqI0

〜 〜 〜

衣「ふぅ、ご馳走様でした」

智美「本当によく食べたなー、そうそうデザートにプリンがあるけど食べるか?」

衣「もちろんいただくぞ」

智美「はいはい、流石にプリンは買ってきたやつだけどな」

衣「うーむ、やはり食後の甘いものは別腹だな」ウマウマ

智美「何故か甘いものだとお腹にはいっちゃうんだよなー」

衣「甘いものは別腹と言うが、やはり不思議なものだ」




54:2013/02/10(日) 23:58:29.01 ID:mhTgiZqI0

衣「しかし、今日は智美と一緒に料理ができて楽しかったぞ、おまけにカレーの歴史も学べたしな」

智美「あれは歴史と言うか雑学みたいなもんだぞ。それに色々と間違ってるかも知れないしさ」

衣「いやいや身近な物の事を改めて知るというのは楽しいものだぞ。現に衣はとっても楽しかったしな」

智美「まあ衣が満足してくれたならそれでいいかー」

衣「さて智美、夕食も終わったしこの後はどうするか」

智美「そうだなー、とりあえずお風呂にはいっちゃって、その後ゲームでもやるか」

衣「ゲームか!ゲームなら衣も持ってきたぞー」

智美「ワハハ、まさか麻雀だったりするのか?まさかな―」

衣「おお、良く分かったな智美」

智美「…え」



55:2013/02/11(月) 00:02:41.49 ID:t/zcGeqn0


智美「あの〜衣、麻雀て言うのは基本的に四人でやるものだしさ、それに情けない事にうちには牌とかはないんだよなー」

衣「その辺は大丈夫だ、2人麻雀というのもあるし、それに牌については心配ないぞっと」ゴトッ

智美「それは…衣が持ってきたスーツケース?」

衣「確かに一つは服とかが入ってるんだが、もうひとつは違うんだ」

衣「このスーツケースを開けるとだな…智美もちょっと手伝ってくれないか」カチャカチャ

智美「う、うんいいぞ…」ガチャガチャ

衣「よーし、これで開くぞー」カパッ

ゴゴゴゴゴ…

智美「こ、これって…」

衣「ふふふ、龍門渕開発、旅行用全自動麻雀卓だ!!」

智美「なんだろう、すごい情熱を感じる…」



56:2013/02/11(月) 00:05:19.28 ID:t/zcGeqn0

衣「どうだ、これなら智美の家に麻雀卓が無くてもできるだろう?」

智美「た、確かに…というより始めっから麻雀をやるつもりで持ってきてたの?」

衣「まあこう友達の家に泊るのも初めてだし、夜は長いし、ゆっくりと楽しみたいからさ」

智美「楽しむか、まあ衣は楽しめるだろうけど…」

衣「智美も楽しいと思うぞー?」

智美『衣+夜(今日は何故か満月)+麻雀=∞』

智美『…間違いなく私は途中でメゲる』




57:2013/02/11(月) 00:12:25.03 ID:t/zcGeqn0

衣「さて、それじゃあ一緒にお風呂に入ろうか」

智美「はぁ…って一緒に入るのか!?」

衣「なんだ、智美もそうするつもりだったんじゃないのか?」

智美「いやー、ほら、一応私たちも高校生だし別々に入るのかなーと思って」

衣「大丈夫だ、衣はそんなのは気にしないぞ」

智美「いや、衣は気にしなくても私が…」

衣「いいからいいから、さっさと入浴を済ませて麻雀をしようよ!」

智美「ワハハ…はぁ」

智美『今夜は、長くなるぞー』



カン!!



58:2013/02/11(月) 00:15:50.87 ID:t/zcGeqn0

と言う訳で話の方は以上ですが、いかがでしたでしょうか?
雑談スレでワハ衣にはカレーが似合うんじゃないかと言う話からピンときまして書いてみました。
カレーの歴史については間違いがあるかと思いますが、まああくまでにわか知識と言う事で大目に見てくれるとありがたいです



あと、これを書いてる時に一つ肉じゃがの成り立ちについての小ネタを思いついたのですが…需要はあるでしょうか?
もし見たい方という方がいましたら↓のAAを貼ってみてください
      
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄

…深い意味はありません。個人的な趣味です
それではまた 次の作品で





60:2013/02/11(月) 00:38:47.53 ID:/M1sgYN6o


ほっこりした


次の話も待機なのよー
  (∩`・ω・) 
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/


64:2013/02/11(月) 22:52:15.25 ID:t/zcGeqn0

小ネタ 肉じゃがの歴史

※これは肉じゃがの歴史(諸説ありますが)をチーム虎姫で構成したものです。
※キャストは照=東郷平八郎(肉じゃがの生みの親?)で、後のメンバーは照の配下という感じになります
※ツッコミどころが多々あるかとは思いますが、よろしければお付き合いください




65:2013/02/11(月) 22:56:16.41 ID:t/zcGeqn0

戦艦 白糸台

照「ただいま…」ガチャ

菫「おかえり照。イギリスでの留学生活疲れただろう」

照「本当に疲れた。もうなにもしたくないぐらい疲れた、というより寝たい…」

菫「それでも向こうで学ぶことは多かったんじゃないか?」

照「それはもう…向こうの方が色々進んでいたのは確かだよ」

菫「ならそれだけでも留学に行ったかいはあったじゃないか」

照「けど常時あの営業スマイルだよ。気の休まる時が全く無かった…」



66:2013/02/11(月) 22:59:09.97 ID:t/zcGeqn0

菫「そりゃあ疲れる訳だな、けどそこまで笑顔を保たなくてもよかったんじゃないか?」

照「ううん、私の行動が後の日本に影響を与えるんだから悪い印象は残したくなかった。どうしても仏頂面だと印象も悪くなるし」

菫「確かに…、しかし、照もそこまで考えていたのか。やはり照を行かせたのは正解だったな」

照「もっと褒めてもいいんだよ」

菫「調子に乗るな!」

照「菫のイジワル…」ムゥ

菫「とはいっても疲れてるのは確かだしな、今日はゆっくりと休んでくれ」




67:2013/02/11(月) 23:03:11.19 ID:t/zcGeqn0

照「そうさせてもらう…とそうだ」

菫「どうした、何かお土産でもあるのか」

照「ゴメン、そういうのはない。けど、菫にお願いがあるの」

菫「お願い?なんだそんなに改まって」

照「あのね、今日の食事の内容なんだけど」

菫「なんだそんな事か、まあ久しぶりに日本食が食べたくなったとかか」

照「ううん、そうじゃなくって…菫は“びぃふしちゅう”って知ってる?」

菫「“びぃふしちゅう”…なんだそれは?」




68:2013/02/11(月) 23:05:21.68 ID:t/zcGeqn0

照「あのね、向こう…英国で食べた料理なんだけど、とっても美味しかったの」

菫「ふむ、つまりは西洋料理か」

照「だから…それを作ってくれないかな?」

菫「…は?」

照「だから作って」

菫「…いや、作ってと言われても私はそんな物の作り方なんて知らないぞ?」

照「無理は承知、けど菫ならやってくれると思ってる」




69:2013/02/11(月) 23:11:38.91 ID:t/zcGeqn0

菫「無茶もいいとこだな…じゃあ聞きたいんだが、その“びぃふしちゅう”にはなにが入っていたんだ?」

照「うーんと、確か牛肉と…丸っこい葱と芋、それとなんか赤い根菜が入っていたと思う」

菫「成程、それで味は?」

照「どちらかと言うとこってりしていたと思う。それと色は茶色がかってた。それでよく煮込まれていたんだ」

菫「どんだけアバウトだよ…それなのにやれと」

照「お願い菫、どうしてもそれをもう一度食べたいの」

菫「…分かった、努力はしてみるけど、あまり期待するなよ」

照「ありがとう菫。それじゃあ私はできるまで仮眠を取らせてもらう…」

菫「ああ、ぐっすり休んでくれ」

照「それじゃあ、お休み…」ガチャ

菫「…さて、どうしたものかな」



70:2013/02/11(月) 23:15:08.45 ID:t/zcGeqn0

戦艦白糸台 厨房

菫「…という訳で、今から照の言っていた“びぃふしちゅう”とやらを再現していくぞ」

誠子「しかし、宮永先輩もずいぶん無茶を言ってくれますね」

菫「あいつは昔からそういうやつだからな…渋谷、それに関する文献はなかったか?」

尭深「…すみません、資料の方は見つかりませんでした」

菫「いやいいんだ。もしあれば良かった程度のものだし…しかし困ったな」

淡「大丈夫だって!要はそれっぽくできればテルーも納得してくれるって」

菫「そうだな、というよりそれに期待するしかないか」




71:2013/02/11(月) 23:21:03.57 ID:t/zcGeqn0

誠子「とりあえず野菜の方は宮永先輩の話から聞いた範囲で特定できたんですが…」

尭深「じゃが芋、人参、玉葱という野菜。全部西洋原産です」

誠子「丁度この野菜は街で仕入れる事が出来たのでさっき調達しておきました」

尭深「ついでに肉の方も…“びぃふ”というのは日本語で牛という意味らしいので牛肉を用意しています」

菫「まあ向こうで食べたと言ってたぐらいだからな。当然といえば当然か。しかし良くやってくれたな」

淡「けどさー、問題はこれをどうやって調理するかってことだよね〜」




72:2013/02/11(月) 23:26:12.12 ID:t/zcGeqn0

菫「そうだな…確か照は良く煮込まれていると言っていたな…」

誠子「じゃあとりあえず煮てみましょうか」

尭深「その前に一口大に切っておかないと食べづらいと思う」

誠子「それもそうだな、それじゃあ一口大に切ってと」トントン

菫「それじゃあ牛肉も一口大に切っておくか。まさか肉だけ丸ごとと言う訳でもないだろうしな」

誠子「了解しました」




73:2013/02/11(月) 23:31:06.41 ID:t/zcGeqn0

尭深「次は…煮る前に軽く炒めておきますか?」

誠子「とすると油が必要だけど…何の油を使えばいいんだ?」

淡「ねーねー、それならこのごま油でいいんじゃないかなー」

菫「いやごま油って…あまりに西洋料理にに関係なさすぎるだろ」

淡「けどごま油を使えばこってりとはするよ?テルーもそう言ってたんでしょう?」

菫「まあ、確かにそう言ってはいたけどな」

尭深「だったら使ってみますか。多少賭けにはなりますけど…」

菫「うーん、まあ食べれなくはないだろうからやってみるか」

淡「りょーかーい!!」





74:2013/02/11(月) 23:37:11.84 ID:t/zcGeqn0

ジュワァァァァァー

菫「うん、いい感じに油が全体に行き渡ったみたいだな」

尭深「じゃあそろそろ水を入れて煮ていきますか」

菫「そうしようか。それじゃあ水を入れてっと」

誠子「煮る時間的にはどれぐらい煮ますか?」

菫「あまり長い時間に手も仕方ないし、材料が柔らかくなったらひとまず止めるか」

淡「けどさー、なんというか簡単な料理だねー」

尭深「まあ合ってるかどうかは分かんないんだけど…」

誠子「けど結構いい感じじゃないか」

菫「確かに、これはこれでありかもな」




75:2013/02/11(月) 23:45:37.73 ID:t/zcGeqn0

〜数十分経過〜

菫「…ふむ、竹串もすんなり通るし、こんなもんでいいだろう」

誠子「問題は味付けですね」

菫「そうなんだ、照は茶色でこってりしてたといいっていたんだが…」

淡「茶色?じゃあ醤油じゃん」

菫「いやいや、醤油は英国にはないだろう」

淡「けど他に茶色い調味料って言われて思いつくものはある?」

誠子「うーん、茶色い調味料か…」

尭深「ぱっと思い浮かぶのは味噌だけど、たぶん違うよね」

菫「それだったら照も味噌っぽかったって言っただろうしな」

淡「ねー、それにこれはあくまで再現なんだしさ、細かいところを言ってたら何もできないよ」



76:2013/02/11(月) 23:49:48.64 ID:t/zcGeqn0

菫「うーん、しかしだな…」

淡「もう、スミレは優柔不断だなー、それじゃあ…トリャー――!!」ダバダバッ!

菫「あっ、コラ淡!」

誠子「うわぁ…醤油のいい香りがする」

尭深「けど確かに茶色くはなったね」

淡「でしょー!」

菫「全く、まあ仕方ない。色はこれでいいか」

誠子「けどこれだけだとちょっと塩辛いですね」

尭深「じゃあ砂糖を入れて調整してみよう。甘辛いほうが美味しいと思うし」

菫「もう何でもありだな…」

淡「大丈夫、きっとなんとかなるよ」

菫「…そうだな、もう深く考えるのはやめにするか」




77:2013/02/11(月) 23:55:01.52 ID:t/zcGeqn0

誠子「うん、今度は丁度良くなったかな」

尭深「じゃあ後は少し煮て味を行き渡らせて完成で」

淡「さー、どうなる事やら」

グツグツ…

菫「なんか、かなりいい匂いがするな」

誠子「ええ、とても美味しそうです」

淡「ねーねー、みんなでちょっと味見してみようよ」

菫「そうだな、もし失敗していたら照に食べさせる訳にはいかないしな」

尭深「じゃあ味見用に少しずつとりわけますね」




78:2013/02/12(火) 00:05:50.50 ID:u3MmACzC0

菫「さて、それじゃあ…」

淡「いただきまーす!」パクッ

誠子「…!!これ、かなり美味しいですよ」モグモグ

尭深「うん、味も甘辛で、この芋と肉の取り合わせが見事」ムシャムシャ

菫「この葱と人参もいい味を出しているな」ゴックン

誠子「形は違うかもしれませんが、成功したんじゃないでしょうか」

菫「そうだな、これなら照も満足してくれるだろう」

淡「うまうま…おかわりー!!!」

菫「ダメだ、後は照の分だからな」




79:2013/02/12(火) 00:09:52.92 ID:u3MmACzC0

淡「えー!!だってまだたくさん入ってるじゃんかー」

菫「照がどれだけ食べるか分からないしな、残しておく事に越したことはない」

淡「菫のケチー!」

菫「なんとでもいえ、さて…誠子は照を起こしてきてくれないか?」

誠子「はい、それじゃあ行ってきます」

菫「私たちは照の食事の準備だ」

尭深「はい」

淡「ぶーぶー、ケチケチケチケチ…」

菫「愚痴は後で聞いてやるから今はしっかり仕事をしろ」

淡「はぁーい」




80:2013/02/12(火) 00:15:06.84 ID:u3MmACzC0

〜 〜 〜

照「ねぇねぇ、びいふしちゅうが再現できたのって本当?」

菫「いっておくが完全な再現ではないぞ、ただまあ味の方は保障する」

照「楽しみ楽しみ!早く早くー!!!」

尭深「お待たせいたしました、こちらが再現した“びぃふしちゅう”になります」ゴトッ

照「…えっ?」

菫「どうだ、照が言った通り芋と根菜、それと丸い葱と牛肉を使っていてなおかつ茶色いだろ?」

照「確かに見かけはこんな感じだったけど…この匂いは醤油だよね」

菫「ああ、茶色い調味料はそれぐらいしかなかったからな、違ってるかとも思ったけど使わせてもらった」

照「違う、違うよ…、びぃふしちゅうはこんなんじゃないよ」



81:2013/02/12(火) 00:21:30.97 ID:u3MmACzC0


菫「ふむ、やっぱり違っていたか」

照「うう、こんなんじゃない、こんなんじゃないよ…」ウジウジ…

淡「もー、とりあえず食べて見てよ!その後改善点とかは聞くからさー」

菫「そうだな、照。まずは一口食べて見てくれ。味は悪くないと思うんだが…」

照「まあ、せっかくだし…いただきます」パクッ

照「……!!!」ズキューーーン!!!

菫「…どうだ、味の方は?」




82:2013/02/12(火) 00:25:50.93 ID:u3MmACzC0

照「…やっぱり違う、こんなに汁も薄くなかった」パクッ

照「もっとなんていうか、とろみが強かったんだよ」パクパク

照「野菜は多分同じだけど、もう少し切り方が大きかったような…そんな気がする」ガツガツガツガツ

照「お肉もここまで柔らかくはなかったと思う…」モグモグモグモグ

照「だからこれは違う。やっぱり違う何かだよ」

菫「その割にはしっかり完食してるじゃないか」

照「うん。これはびぃふしちゅうじゃないけど…とても美味しい!」




83:2013/02/12(火) 00:29:24.12 ID:u3MmACzC0

菫「そうか、なんにせよ気にいってくれたのなら良かったよ」

照「これってまだお替わりはある?」

菫「ああ、まだ結構な量あるぞ」

照「じゃあお替わり!!大盛りでお願い」

菫「はいはい、それじゃあ淡お替わりを持ってきてくれ」

淡「はーい」ガチャッ

淡「全く、人使いが荒いんだから〜」

淡「けどテルー、ものすごく美味しそうに食べてたよね…」

淡「あー、私も食べたいよー」




84:2013/02/12(火) 00:37:10.37 ID:u3MmACzC0

淡「って愚痴を言ってるとまた怒られるからなー、チャッチャっと持っていこうっと」

淡「さーて、確か大盛りだったなー」

淡「…!!って、今ここには誰もいなかったよね」

淡「つ、つまりこれは…誰かこれに毒を盛った可能性があるかもしれない!?」

淡「…テルーは英国に留学したいわば優等生。それを妬む人は少なくはない」

淡「そして今ここには誰もいなかった…つまり絶好のチャンスだったはず」

淡「そう考えると、これをそのまま出すのは危険すぎる」

淡「こういう時は…毒見しかないよね」




85:2013/02/12(火) 00:43:36.03 ID:u3MmACzC0

淡「そんな必要はないかもしれないけど、万が一照の身になにかあってからじゃ遅いもん」

淡「問題は…どんな毒が入ってるかという事だよね」

淡「脅かす程度だったらいいけど、万が一命にかかわるものだったとしたら…!?」

淡「最悪私が犠牲になる可能性もあるけど、照が犠牲になるぐらいなら私が…ええい!」パクッ

淡「…うん、とりあえず問題はないかな」モグモグ

淡「いやいや、これは食べた量が少しだからという可能性もある。やっぱりもう少し食べてみないと」パクパク

淡「どうだろう?いやもしかしたら遅行性の毒と言うかのせいもあるしやっぱりここは…」モグモグ



86:2013/02/12(火) 00:47:22.31 ID:u3MmACzC0

〜 〜 〜

菫「…まあ作り方としてはこんな感じだな」

照「成程…けどみんなには苦労させちゃったね」

菫「別にかまわないぞ、むしろそのおかげでいい料理ができたからな」

誠子「確かに、これなら作り方も簡単だし広めるのも簡単だと思いますよ」

尭深「分量も全部書いてあるから再現も簡単なはず」

菫「そうか、まあこれも全部照の無茶ぶりのおかげだな」

照「そう言われると照れる///」

菫「少し皮肉を込めたんだが…」

誠子「しかし、これなんて名前をつけましょうか」

照「まあびぃふしちゅうとは全く違うからそれとは別の名前がいいと思う」



87:2013/02/12(火) 00:49:40.51 ID:u3MmACzC0

菫「そう言われると悩むな、ふむ…」

尭深「もういっそのこと肉とじゃが芋を使ってるから単純に肉じゃがでいいと思います。内容も分かりやすいし」

誠子「肉じゃがか…確かに響きもいいな」

菫「それじゃあこの料理は肉じゃがと命名するか」

照「賛成…ってお替わりが遅い」

菫「確かに遅いな、厨房でよそってくるだけだというのに淡は何をしているんだか…」

照「…!!!まさか!」キュピーン!

菫「お、おい照、急にどうしたんだ!!」

照「説明は後、みんなもついてきて」ガタッ

誠子「全く、一体何なんだ?」

尭深「まさかとは思うけど、淡ちゃん…」




88:2013/02/12(火) 00:52:13.45 ID:u3MmACzC0


〜 〜 〜

淡「ふぅ、毒見も無事完了っと…」ゲプッ

菫「ほう、お前の毒見と言うのは鍋の中身を全部平らげる事を言うのか?」

淡「ゲゲッ!みんなどうしてここに」

誠子「普通に淡が戻ってこなかったから来たんだけど…」

尭深「鍋の中身、全部食べちゃったの」

淡「えーとね、これはテルーの身の安全を考えて仕方なくやったことでね」アセアセ

照「ふぅん、そうなんだ…ありがとう、淡」ゴゴゴゴゴ




89:2013/02/12(火) 00:56:32.35 ID:u3MmACzC0

淡「あ、あのー。テルー、手からものすごい波動を感じるんだけど…」

照「ああこれ、英国で教わったんだ。流石西洋、色々と進んでるよ」

淡「そ、そーなんだー。けどさー今は関係ないよねアハハハハ」

照「関係あるよ?ちょっと嘘ついてる子を躾けるのにピッタリだからさ」

淡「あー、そうなんだー、それじゃあ私はこれで…」

照「ゴメン、逃がさないよ…淡ァァァァl!!」ダッ!

淡「ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃ!ごめんなさーい」スタッ!

照「待てぇぇ、そこになおれェぇぇ!!!」ドドドドドーーー

誠子「…この後どうしますか」

菫「とりあえず淡が逃げてるうちにまた作り直すか」

尭深「淡ちゃん、それまで持ちますかね」

菫「しらん」

こうして、肉じゃがは海軍の食事として採用され、その後全国に広まっていったのでした



カン!



90:2013/02/12(火) 00:57:02.30 ID:u3MmACzC0

はい、これにて小ネタは終了です
実際この肉じゃが海軍説も逸話っぽい面もあるみたいで真実かどうかは分からないんですが…まあ作り話にしてもこういう面白いのはいいですよね

それではまた、次の作品で





91:2013/02/12(火) 01:05:47.27 ID:xJgbnnnP0

おつー


93:2013/02/12(火) 19:14:35.52 ID:jPy+D/vdo

面白かった〜
乙でした


SS速報VIPに投稿されたスレッドの紹介です。
元スレ:
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1360417639/

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