1:2013/01/10(木) 00:40:04.54 ID:jDkBsksd0

○咲-sakiのssです
○キャラ崩壊があります
○というよりキャラの口調が安定しない所があります

これらが苦手な方はご注意ください

それでもよろしい方は、短いですがお付き合いください


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1357746004



2:2013/01/10(木) 00:40:48.10 ID:jDkBsksd0


白糸台高校 麻雀部部室

ドタドタドタドタドタ

淡「おっはようございまーす!!」ガラッ!

淡「やった!!今日は一番乗りだ〜」

淡「まあ今日は一年生は授業が早く終わったからなんだけどねー」

淡「それにしても、いつもは誰かしら来てるからこうやって誰もいない部室を見るってのも初めてかも」

淡「うーん、何かできないものか…」ポクポク

淡「!!!そうだ、ドッキリを仕掛けよう!!」チーン!!



3:2013/01/10(木) 00:44:10.96 ID:jDkBsksd0

淡「そうときまったら早速…」ゴソゴソ…

淡「よし、準備オッケー!」

淡「ふふふ…ここからなら私の姿は見えないし、かつこちらからは部屋の様子を観察する事ができる」

淡「そして誰か入ってきて、誰もいないからと気が緩んだ時にいきなりドーーーンと出現!!」

淡「さあ、どんな反応が飛び出してくるやら…」スタスタスタスタ…

淡「っと、さっそく誰かが来たみたいだね」

淡「ふふふ、このドッキリの最初の犠牲者は…」

照「おはよ…」ガラッ

淡『テルだー!!!』




4:2013/01/10(木) 00:47:34.79 ID:jDkBsksd0

淡『ふふふ、いつもはクールなテルはどんなリアクションをしてくれるのか…』

照「……」キョロキョロ

淡『さて、後は出るタイミングを計るだけだね』

淡『あー、なんだか楽しみで落ち着かないなー!』ワクワク

照「…ふふ」

淡『うん?』

照「…ふふふ」

照「ふはははははははぁぁぁーーー!!!」ブワサァーーー!!

淡『』




5:2013/01/10(木) 00:51:49.96 ID:jDkBsksd0

淡『…えっ、何事?』

淡『いきなり叫んだと思ったら両手を広げて…何かの体操かな?』

照「あー、やはり力を制御するのは疲れるものだな、まあこれも我だから出来る事だが」

淡『我!?我って誰?』

照「しかし…まだ誰も来ていないのか。何たる怠慢だ。我は退屈は好きではないんだがな」

淡『何!?テルー、何いきなり独り言を言いだしてるの!?』

照「いや、これは逆に好都合と考えるべきかな…」

照「我のこの姿を見て、正気を保てるとも思えんしな…ふふふ」

淡『いや今絶賛目撃中ですよー!まあ正気はなくなりそうだけどさ』



6:2013/01/10(木) 00:56:08.17 ID:jDkBsksd0

照「まあそんな事嘆いていても仕方ないな…よし」ドサッ

淡『椅子に座った…って座り方がいつもと違う―!!』

照「ふぅ、この座り方が一番性に合ってるな」ギシギシ

淡『足を組んで踏ん反り返って、まるでどこぞの魔王みたいだよ!…ってテルには案外あってるかな』

照「時間を無駄にするのは好きではない、ここはこの魔道書を読んで次に備えるか」

淡『魔道書!?いやどう見てもラノベの類にしか見えないんだけど』

淡『ってか私今とんでもないもの見てるよね』

淡『…あれ、これってまさか逆ドッキリだったりするのかな?』

淡『いやいや落ち着け私、こんなドッキリあってたまるかっての』



8:2013/01/10(木) 00:58:52.83 ID:jDkBsksd0

照「…それにしても静かだ、まるで5000年前あの時のようだな」

照「もっとも、あの時は我も敵の討伐でそれどころではなかったが」

淡『なんかいきなり紀元前までいっちゃったー!?ってか敵って誰!?もうマジで訳が分からないよ』

淡『誰か、誰か説明できる人がいたら私に説明して―!!』

照「……ふふ、けどこの静けさ、心地よい」ウットリ

淡『ああ、どうしよう…もう今すぐにでも飛び出たいんだけどもう完全に出れる状況じゃないよ』

淡『ってかドッキリを仕掛けるつもりが逆にドッキリされるってどういう事なのよ…』

照「……ふむ」

淡『もうこうなったらテルーがここから出ていくのを待って、その隙に逃げ出すべきだよね。今日会った事は…全部忘れてさ』

照「しかしこの静寂、妙だと思わないかい?」

淡『!?』




9:2013/01/10(木) 01:01:52.55 ID:jDkBsksd0

照「なんというか…あまりにも作られ過ぎているというか。そう、まるであの者の箱庭にいるようだな」

淡『ば、バババババババレテルーーー!!テルだけに?ってやかましいわ!?』

照「ふむ、これについてはどう思うかな?やはり天上の物の仕業だと思うか?それとも…」

淡『ど、どどどうするよ!!あーもう無茶苦茶だよー』

照「…もっとも、そんなに簡単には語ってくれないか。まあこれも想定通りだがな」スッ

照「なら、私がそちらに出向くから、声を聞かせてくれないか?」スタスタスタスタ…

淡『ま、まずい…こっちに来てるー』

照「なに、そんなに怖がる事はない。私は君の味方だしな」

淡『も、もう無理!!!』

照「さあ、いつものように君の声を」

淡「ご、ゴメンなさーーーい!!」バターン!!!

照「」




10:2013/01/10(木) 01:04:44.68 ID:jDkBsksd0

淡「えっと…そのー…何といいますか」

照「…あ、淡?」

淡「はい、あのー…ドッキリをしようと思いまして、いや悪気はなかったんですよ!!これだけは信じてください!!」

照「…どこから見てたの?」

淡「…すいません、入ってきた時から全部」

照「……」

照「……」ダラダラダラダラ

淡『なんかテルからすごい勢いで脂汗が出てる!!』




11:2013/01/10(木) 01:09:56.03 ID:jDkBsksd0

照「……」

淡『て、テルが固まっちゃったよー』

照「……よし、淡」ビシィッ!

淡「…!!」ビクッ

照「白糸台三連覇、お前に全てを任せる。たとえ格下の相手であろうと全力で挑め」

淡「は、はいっ!!!」

照「いい返事だ、それじゃあ頑張れよ」ガラガラ

淡「ってテルー!!何窓から飛び降りようとしてるのさ!!」グイー!

照「大丈夫だ、ちょっと頭から落下して記憶喪失になるだけだから」

淡「軽く言ってるけどそれって大事件になるから!!お願いだから落ち着いてー」

照「大丈夫、私はこれ以上ないぐらいに落ち着いてる。例えるなら見え見えの国士に振り込んでしまった時ぐらいにな」

淡「分かったから、テルの気持ちは分かったからまずはその窓から身を乗り出すのを止めてーーー!!!」



18:2013/01/11(金) 00:13:56.26 ID:MfXzvT+y0

〜 〜 〜

淡「はぁっ…はぁっ…」

照「……」ショボーン

淡「なんとか、新聞沙汰になるのは避けられた…」

照「…別に止めなくてもよかったのに」ボソッ

淡「止めるよ!!ってかなんで急に飛び降りようとしたのさ!!」

照「後輩にあんな姿を見られたらそうするしかないだろ」

淡「そんなことぐらいで飛び降りようとしないでよ!ほんとどうなるかと思ったんだから」

照「……じゃあ」

淡「はい?」

照「…淡は、あんな私を見ても、今までと同じ様に私と接してくれるか?」



19:2013/01/11(金) 00:20:49.52 ID:MfXzvT+y0

淡「えっ!?…えーと」アセアセ

照「…やっぱり」ガラッ!

淡「だーかーらー!今まで通り変わらないからまた窓から飛び降りようとしないでよー」ムギュー!

照「嘘だ、今の淡の目はあの時の咲と同じ目だ。私にはわかる」

淡「そんな事ないって…って咲って誰?」

照「私の妹…」

淡「妹?けど確かテルって前、私に妹はいないって言ってたよねー?どういう事なの」

照「……」ストッ

淡『あ、落ち着いてくれたみたい』

照「こうなったら、淡には全てを話そう」

淡「は、話すって…?」

照「私がなぜここであんなことをしていたか、その本当の理由をだよ」

淡「は、はい…」

淡『うわー、なんかめんどくさそうだ―!』




20:2013/01/11(金) 00:28:22.14 ID:MfXzvT+y0

照「まず初めに確認したいんだが…淡は異能の力とか、前世の記憶とか信じるか?」

淡「はい?あー魔法使いとかそんな感じのやつですか」

照「ニュアンスは違うけど…大体あってる」

淡「いやまあ憧れていた時期はあったけどさ、結局それは空想のもので」

照「空想なんかじゃない!それはれっきとした真実だ」バン!

淡「はい?」

照「…今から言う事を聞いても、驚かないでくれよ」

淡「まあもう大抵の事では驚かないと思うよ」



21:2013/01/11(金) 00:36:51.49 ID:MfXzvT+y0

照「ここだけの話だが、私は前世は魔界の一角を担う魔王の側近であり、16の配下を持つ侯爵…またの名を漆黒の紫水晶(ダークアメジスト)だったんだ」

照「しかし4500年前の異界の神々との戦いで敗れてしまい、今の世に人間という仮の形で転生した…何とも無残な結末だろ?」

照「そして転生した際に元々あった力は全て消えてしまったが、いつの日か覚醒してくれることだろう」

淡「あのー、どっからつっこんでいいんだか分からないんだけど」

照「?どこに突っこみどころがあったんだ?」

淡「…うん、なんでもないよ」

淡『アカン、もうこれ完全な中二病だよ。しかも重症とかそんなレベルじゃないよ…』



22:2013/01/11(金) 00:42:16.03 ID:MfXzvT+y0

淡「っていうか異能の力って言うのならテルはもう普段から使ってるじゃん」

照「そんな軽々しく能力は解放していないが?」

淡「いやいや、あのコークスクリューツモとか連続上がりとか普通に考えたらありえないよ」

照「なんだ、あんなのは鍛錬を積めば誰だってできるようになるぞ」

淡「いやいやいやいや、絶対に無理だって!!まあ私も人の事は言えないけど」

照「そんな事言ってるようだと全国大会なんてやってられないぞ。それこそこんなレベルのやつがゴロゴロしているからな」

淡「全国って一体…」

照「特に去年なんて準決勝でシメサバ使いのやつに散々苦しめられたからな」

淡「嘘でしょ!ってか麻雀と全く関係ないじゃんか!!」

照「もちろん嘘だが信じそうになったのか?」

淡「ぐぬぬ」



23:2013/01/11(金) 00:48:23.14 ID:MfXzvT+y0

淡「って話が脱線しちゃったけど、テルの…あー、その力ととテルの妹、確か咲だっけ?とどんな関係があるの?」

照「…咲はな、実の姉が言うのも何なんだがとても可愛らしい子なんだ」

淡「はいはい」

照「ちょっと天然入っているようで、危なっかしい所もあるんだがそこがまた魅力的でな…」

淡「ゴメン、なんか話が止まらそうだから先に結論をお願いします」

照「…まあ、咲は危なっかしい所もあるからな、姉としてはこう守ってやりたくなる訳だ」

淡「あー、こう子犬がいたら保護したくなるようなあの心理だね」

照「とはいえど何かにつけて姉が出しゃばっていくようだと流石に咲にも迷惑がかかるだろう?」

淡「テルっていいお姉さんなんだ。ちょっと見なおしたよ」

照「という訳で、先に危険が及ばないように私の配下の一人を召喚して咲の護衛にしようとした訳だ」

淡「うん、さっきの発言キャンセルするね」




24:2013/01/11(金) 00:55:06.48 ID:MfXzvT+y0

照「そしてあれは忘れもしない、咲が中学一年の時だ」

照「私がいつものように咲の写真を持ちながら部屋で呪文を唱えてる所に、あろうことか咲が入ってきたんだよ」

淡「うわー、色んな意味で最悪だ〜」

照「本人はノックをしたらしいんだが、あいにく私は集中し過ぎていたためか全く気付かなくてな」

照「ようやく気付いた時には咲のやつは完全に固まっていたよ」

淡「そりゃあ実の姉が自分の写真を持ってなにやら呪文を唱えていたら普通固まりますって」

照「…もちろん誤解を解くために説明しようとはしたさ」

照「けど説明しようとした瞬間に咲は部屋から出ていって、自分の部屋に閉じこもってしまったんだ」

照「それから数日間、全く話なんてできなかったよ」

淡「いやいや、そんな後に平然と話ができたら逆に怖いから」




25:2013/01/11(金) 00:58:28.41 ID:MfXzvT+y0

照「その後、なんとか話しはできるようにはなったんだが…気づいてしまったんだ」

照「私と咲との間には、取り除く事の出来ない壁ができてしまった事を」

淡「壁かぁ〜、まあ普通に考えたら出来るよね」

照「その時の事を説明しようとすると急に話題を変えたり、2人でいるときは何やらよそよそしくなったり…」

淡「完全に無視されなかっただけ良かったじゃん」

照「これを解決するには一旦距離を置くしかない…そう思ったんだよ」

淡「あー、時間が解決してくれる的な?」

照「いや、私の本当の力を覚醒をさせて、咲に分かってもらうためだ」

淡「なんでテルってそんな斜め上の思考なんだろう?」




26:2013/01/11(金) 01:05:36.46 ID:MfXzvT+y0

照「そんな訳で母親を説得して、こうして白糸台高校に入学した訳だ」

淡「よくお母さんもそんな理由で納得してくれたねー」

照「もちろん理由は別の理由にしたけど…まあ、前から父親とは仲は良くなかったみたいだし、ちょうど良かったんだと思う」

淡「あ…なんかゴメン」

照「いいよ、別にそんな気にしなくて」

照「そして私は咲の事を一切忘れて、自分の力を覚醒させるために研究を続けたわけだ」

淡「…じゃあ、なんで麻雀部に入部したの?」

照「正直に言うとなんとなくだ」

淡「理由ひどっ!」

照「あえて理由をつけるとしたら、帰宅部でそんな研究ばっかしてたら、周りから間違いなく浮くだろう?」

淡「…で、そのなんとなく入った麻雀部で軽―くインターハイ二冠したと」

照「これもひとえに私の覚醒した力の一部だと思うがな」

淡「それ絶対に他の人に言わない方がいいとおもうよ。最悪袋叩きに遭うから」



27:2013/01/11(金) 01:10:34.02 ID:MfXzvT+y0

照「しかし、高校に入ってからはなかなか苦労したよ」

照「いままで私と交信してきた友達とは連絡がとれなくなったり、『あの事は忘れて』と泣きついてきたり…」

淡「うん、流石に高校に入ればそうなると思うよ」

照「…きっとあまりの力の強大さに怖気ついてしまったんだろう。無理もないとは思うが」

淡「すっごいプラス思考に取るね」

照「まあ強要する訳にもいかないしな、だからこそこうやって今日みたいに一人になれる時間にはいつ覚醒してもいいようにイメージトレーニングををしていた訳だ」

照「この曜日は二年生は実習で来るのが遅くなるし、一年生も早く来る事なんて滅多にないしな。菫も何やらクラスで話し合いをしていたみたいだったからまさにうってつけだったんだ…けど」

淡「…その滅多な日だったんだよ」



28:2013/01/11(金) 01:17:23.07 ID:MfXzvT+y0

照「…これで話す事は全部、分かってくれた?」

淡「うん、何というか…ショックが大きかったかな」

照「いいよ、無理して理解してくれなくても」ガラッ!

淡「だから飛び降りるのは止めようって!何の解決にもならないよ」

照「じゃあどうすればいいんだ!!後輩にも真の姿を見られ、このままおめおめ生き恥を晒せとでも言うのか!?」

淡「恥じゃない、恥じゃないって!!人にはそういう隠しておきたい一面みたいなのはあるんだからさー」

照「…本当?」

淡「本当だって!だから落ち着いて」

照「じゃあ…淡にもそういう一面ってあるの?」



29:2013/01/11(金) 01:20:24.33 ID:MfXzvT+y0

淡「えっ!!それは、その…」

照「…うんわかった。それじゃあこうしよう」

照「淡の人に隠しておきたい一面を、私にも教えてほしい」

淡「えっ!?」

照「そうすればお互いに秘密を共有する事になってめでたしめでたし。どう?」

淡「けど、私にメリットが無いような…」

照「もしこれが却下された場合は淡と一緒にここから外へダイブする事になります」

淡「なんで!?なんでここに来て私まで巻き込まれちゃうのよ!」

照「そんな魅力的な事を言った淡に対する連帯責任みたいなもの」

淡「横暴だ―!!!」



30:2013/01/11(金) 01:29:13.68 ID:MfXzvT+y0

淡「む、むぅ…」

淡『どうしよう、こんな展開になるなんて思ってもいなかったよ〜』

淡『こうなったら適当に嘘をついて』

照「……」シドー

淡『ダメだ、まるわかりの嘘だと絶対にばれるよー』

淡『こうなったら少しぐらい自分の願望も織り交ぜて、出来るだけそれを大げさに言えばなんとかなるとは思うんだけど…』

照「…どうしたの、そこまでして隠したいの?」ギロッ!

淡『ヤバいヤバいヤバい、なんかテルの目から光が消えてる…あれは多分マジの目だ』




31:2013/01/11(金) 01:41:30.13 ID:9qXSnWEA0

淡『さっきは2人でダイブしようって冗談かと思ったけど、まずい、あの目だと完全にやる』

淡『今のテルからはやるって言ったら絶対にやるっていう凄味がある!!』

淡『ってピンチに変わりないじゃん。ああどうしようどうしよう』

照「…なに、やっぱり嘘だったりするの?」ゴゴゴゴゴ…

淡『あーもうこうなったらやぶれかぶれだ!!』

淡「…よ」

照「よ?」

淡「よ、幼児プレイが好きなのーーー!!!」ババーーーン!

照「」



39:2013/01/13(日) 00:27:49.95 ID:rPXoaZGa0

照「えっと…幼児プレイって?」

淡『やってしまった―――!!テルも完全にドン引きしてるよ』

淡『私ってテルとかに良く甘えるからいっそ幼児プレイでいいんじゃね?って思ったさっきの私のバカ〜』

淡『…いや、逆にこれはチャンス。テルがドン引きしている今、更にそれっぽい理由をつけてテルを丸めこめれば、なんとかうやむやにできるはず』

淡『そのためにはそれっぽい理由が必要になる…さあ、考えろ、考えるんだ淡!!』ムムム…

淡「…ほ、ほら、私ってレギュラーメンバーの中では一人だけ一年生じゃん」

照「う、うん。まあ淡の実力があるからだけど」

淡「それってまあ嬉しいんだけど、やっぱり緊張も半端ない訳でして」

淡「よくテルとかにじゃれついてはいるけど、それってその緊張を少しでも無くせればとおもってやってるんだよね」

照「そんな意味があったんだ」



41:2013/01/13(日) 00:30:45.69 ID:rPXoaZGa0

淡「けどさ、やっぱりそれでもこう…甘え足りないわけでして、ほらもっと子供みたいに甘えられたらな―っていう願望があってね」

淡「そういう事ができる幼児プレイに憧れていまして、まあそんな訳で…」

照「……」

淡『く、苦しい…なんだこの言い訳』

淡『とりあえず思いついた事をポンポン言ってみたけど、どう考えても無理があるよね』

淡『ってか緊張をほぐすのにじゃれついての幼児プレイって何よ。自分で言っててつっこみたくなっちゃったよ』

淡『まあ、後はテル次第なんだけど…!?』

照「…ごめん、淡。私の我儘でそんな隠してる事を言わせちゃって」

淡『信じてくれたーーー!!!』



42:2013/01/13(日) 00:33:12.81 ID:rPXoaZGa0

淡「いいんですよ!今回の事は、元はといえば私が隠れていたのがそもそもの原因なんですし」

淡『まさかあんな現場に遭遇するとはおもわなかったけど』

照「それでもあんなことを無理にいわせっちゃって…先輩失格だね」

淡「気にしないで!!私も誰かに言えてすっきりしたから」

淡『ちょっと罪悪感が残るけどね…』

淡「それじゃあこれでこの話は終わりに」

照「ちょっと待って」

淡「ふえ?」



43:2013/01/13(日) 00:36:24.87 ID:rPXoaZGa0

照「…せめて、淡にそんな事を言わせたんだからお詫びがしたいんだ」

淡「いやお詫びってそんな」

照「…私は菫みたいにそんなに母親っぽくはできないけど…」

淡「え、えーと…つまり」

淡『なにこれ、なんでまた雲行きが怪しくなってきてるのさ!?』

照「だから…私を、は、母親と思って甘えていいよ///」

淡「」



44:2013/01/13(日) 00:39:29.12 ID:rPXoaZGa0

淡「て、テルがそんな無理しなくっていいってさ」アセアセ!

照「いや、秘密を共有した以上淡の事は大事にしてあげたいから…それに、淡がどんな風に甘えるのか見てみたいなーって」

淡「そんな、人前で見せるもんでもないですしそれに」

照「…ダメ?」ウルッ

淡「!!!」ズキッ!

淡『な、何この涙目の可愛い生き物は!?さっきまでの威圧感が消えてそのギャップも激しいし、何よりこのお願いオーラがすごい』

照「……ねえ、淡。私は大丈夫だよ」ウルウル

淡『あー、こんな目をされたらたとえ嘘でもやるしか無いじゃんか…恥ずかしいけど』




46:2013/01/13(日) 00:43:11.93 ID:rPXoaZGa0

淡「わ、分かりました…それじゃあ」スタッ

照「だから淡、無理しなくていいから」

淡「え、別に無理とかはしてないんですが」

照「いやあまり分かってあげれなくて悪いんだが、淡だって本当は普通に歩くんじゃなくて、ハイハイとかをして完全に幼稚化とかしたいんだろ?」

淡「いやいや、そんな事はないですって!」

照「恥ずかしがらなくても大丈夫だ、見てるのは私だけしな。淡の思った通りにやっていいからさ」

淡「……」

淡『終わった…私の中の何かが終わった…』




48:2013/01/13(日) 00:48:06.70 ID:rPXoaZGa0

〜 〜 〜

照「それじゃあ、ほらー淡おいで〜」

淡「はーい」トテトテ

照「ほらほらこっちこっち」パチパチ

淡「へへへー、とうちゃーく!!」

照「うん、えらいえらい!!」ニコッ

淡「あははー、うれしー!」ニコッ

淡『…もうどうでもいいや、こうなったら好き放題やって、完全になりきってやる!』




49:2013/01/13(日) 00:51:54.82 ID:rPXoaZGa0

淡「ママ―、ナデナデして―」

照「うん、いいよ」ナデナデ

淡「わーい!ママはとってもやさしいね!」

照「それはねー、淡がとってもかわいいからだよー」

淡「ほんとー?そんなにかわいい?」

照「うん、とってもかわいいよ!」

淡「けどねー、ママもとってもきれいだよー」

照「この子は、口だけは上手いんだから」ナデナデ

淡『なんかテルもまんざらでもなさそうだなー、案外楽しんでるのかも』




50:2013/01/13(日) 00:55:10.07 ID:rPXoaZGa0

淡『それじゃあそれを確かめる意味で…へへ///』

淡「えへへーママ―」

照「何かな〜…って!」ムギュ!

淡「パイパイ!」ムギュー!

照「ちょっと淡!!いくらなんでも///」アセアセ

淡「…ねぇ、ママ」

照「ちょ、いや今はママじゃなくて、その手をだな」

淡「…なんで、ママのパイパイは小さいの」シュン…

照「……」スパーン!





51:2013/01/13(日) 00:59:11.30 ID:rPXoaZGa0

淡「ふぇ」

淡「ふぇぇぇぇぇん!」

照「ご、ゴメン!ちょっと強く叩きすぎた」

淡「ぶった―、ママがぶったよー」ウェーン!

照「ゴメン…そうだ!ほーら、いたいのいたいの」

照「とんでけー!」

淡「…いたいのいたいの?」

照「そう、いたいのいたいのー」

淡照「「とんでけー!!」」

淡「ほんとうだ!!いたいのがどこかにとんでっちゃったよ!」

照「本当!よかったねー!」ナデナデ

淡「うん!!」

淡照「「……」」

淡照『『ヤバい』』



52:2013/01/13(日) 01:02:22.65 ID:rPXoaZGa0

照『やばい、淡がかわいすぎてヤバい』

照『確かにいつも可愛い後輩だとは思っていたけど、なんかもうそんなのを超越している』

照『幼児プレイがここまで高尚なものだったとは…』

照『しかし、こうして淡の甘えてる姿を見ていると、こう心が落ち着いてくるな』

照『…これが、母性本能というものなんだろうか』

照『成程、神がヒトを生みだした際の感情というものもこういうものだったんだろう』

照『案外神が人間を憎悪する気持も、この愛憎から来ているものなのかもしれない…それでも自分勝手な理由に変わりはないが』

照『…その気持ちも、今なら理解できるな』フッ




53:2013/01/13(日) 01:05:41.07 ID:rPXoaZGa0

淡『ヤバい、冗談で言った幼児プレイにハマりそうでやばい』

淡『ここまで他人に心おきなく甘えられるのがここまで楽しいとは思わなかったよ』

淡『さらに普段のクールな印象の照からは想像のつかないこのギャップ』

淡『その衝撃、まさに役満級!!』

淡『…なにこれ、テルがかわいすぎる』

淡『あー、なんかこれを味わっちゃうとまたやりたくなっちゃいそうだなー』

淡『…けどいいよね、どうせ照と私との秘密なんだしね』




54:2013/01/13(日) 01:06:51.43 ID:rPXoaZGa0

照「どうかな、もう少しこのまま寝てるかな?」

淡「うん!!もう少しママのまくらでやすませてー」

照「仕方ない子だね〜」

淡「えへへ///」








菫「すまない、思った以上に話し合いが長引いてしまった…よ」ガラガラ

照「それじゃあ子守歌をうた…って…」

淡「うーん、あったかー…いなぁ…」



56:2013/01/13(日) 01:10:40.14 ID:rPXoaZGa0

菫「……」

照「……」

淡「……」

菫「…なぁ」

照「!!」

淡「!!」

菫『…うん、まずは状況を整理しよう』

菫『まず私はクラスの話しあいに参加していて、ここに来るのに遅くなってしまった』

菫『そして謝りながら部室に入ると、部のエースと後輩が膝枕しながら何故か子供言葉をしゃべっていた』

菫『恐らく問い詰めても何も答えてくれないだろう。というより聞きたくない』

菫『…この状況で、私の最善の対応は…?』

菫「…ああそうだ、ちょっとクラスに忘れ物をしてきたんだった」

菫「という訳でちょっと行ってくる。もしかしたら戻ってこないかもしれないが、それじゃあ」ピシャッ!

淡「って逃げたー!!」




57:2013/01/13(日) 01:15:23.62 ID:rPXoaZGa0

照「!!淡、行くぞ!」ダッ

淡「ガッテン!」ダダッ!

ズドドドドドドーーー!!!

淡照「「待てーーーい!」」

菫「ちょ、何で追いかけてくるんだよ」

照「問答無用!見られたからには」

淡「スミレも、仲間になってもらうよーーー!!!」

菫「仲間ってなんだよ仲間って!わ、私を巻き込むなー!!」

淡照「「逃がすか―――!!!」」



カン!



59:2013/01/13(日) 01:18:01.00 ID:rPXoaZGa0

というわけでこれにて完結です

この後の菫さんがどうなったかは…お察しください
初咲ssだったので、好き放題やらせていただきました

次はハッピーツリーな友達の蒲衣を書きたいなーと思っています。もし見かけましたらその時はまたよろしくお願いします。

それではまた、次の作品で


60:2013/01/13(日) 01:51:17.02 ID:zkSUUCj1o

幼児プレイは授乳からが本番なんだが…


61:2013/01/13(日) 03:54:52.94 ID:qC7qYvINo

菫さんのオッパイを吸うssにしよう(提案)



SS速報VIPに投稿されたスレッドの紹介です。
元スレ:
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1357746004/

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