1:2014/05/01(木) 00:05:54.58 ID:iIhNokzP0

ヱヴァSS
もしもシンジがあの場に居合わせたら
短いです

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2:2014/05/01(木) 00:08:05.18 ID:iIhNokzP0

==== ネルフ本部 エレベーター乗降口 ====

アスカ「――これだから日本人は! はっきりしなさいよ!」 バン!
レイ「わからない……ただ、碇くんと一緒にいると、ポカポカする」
アスカ「!」
レイ「私も、碇くんにポカポカして欲しい……碇司令と仲良くなって、ポカポカして欲しいと、思う」
アスカ「……あんたって、ほんっっっっと、つくづくウルトラバカね!」
レイ「バカ?」
アスカ「それって、『好き』ってことじゃん!! 」
レイ「好き?」
アスカ「そう」
レイ「碇くんを?」
アスカ「そうよ!」
レイ「……私が?」
アスカ「あんたねええええぇ!!」

バサバサッ……

アスカ・レイ「!」

   驚いて振り返るアスカ 身を乗り出して通路を覗くレイ
   乗降口近くの廊下 何か重いものを抱えたかのうような姿勢で固まっているシンジ
   足元に散らばっている書類の束

レイ「碇くん?」
アスカ「ばっ……バカシンジ!?」
シンジ「あっ……綾波……あのっ……」
アスカ「〜〜〜〜〜!!」

バシッ! …ズカズカズカ……

   「開延長」ボタンを叩きつけるように押し、シンジに歩み寄るアスカ
   書類を拾い上げ、固まったままのシンジの腕に積み上げる

アスカ「ほらっ!!」グイッ
シンジ「ちょっと、アスカ!」

   シンジをエレベーターに押しやるアスカ
   ゴンドラ内に下がるレイ

アスカ「エレベーター、待ってたんでしょうが!」
シンジ「でもっ!……あの――」
アスカ「乗るなら早くしなさい! でなきゃ帰りなさいよっ!」

   閉まるドア
   ドア越しに、真っ赤になって救いを求めるような顔のシンジと、伏し目がちにシンジを窺うレイ

アスカ「まったく……」

   壁にもたれかかり腕組みをして、エレベーターの扉を睨むアスカ

アスカ「……」クスッ
アスカ「そっか……私、笑えるんだ」

  :
  :



3:2014/05/01(木) 00:09:36.64 ID:iIhNokzP0

――その日

ゆでダコのようになって早口でしゃべるシンジと
少し頬を赤らめたレイが連れ立って歩くのがネルフ本部の各所で目撃され

3号機の起動実験はなぜか一週間延期となり

おかげで食事会に出席できたアスカによってエレベーターの一件が暴露され
リツコとミサトの思惑通りシンジとレイは食卓を囲む皆の質問攻めにあい
その日の夕方
ユイの墓前に花を手向け一人たたずむゲンドウがいたとかいなかったとか

やがてやってきた最強の使徒は
マリ、カヲルを加えた5人の適格者たちのチームプレーにより辛くも退けられ
初号機の覚醒もニアサードインパクトの災禍もなく

代わりに
統制を失ったかのように散発的に世界各地に現れるようになった使徒に対処するため
アスカ、マリ、カヲルは各国支部に散っていき
本部に残ったシンジとレイも進級と同時にパイロットの座を後輩に譲り

その後

レイが部活の先輩から告白されたとか
シンジが後任パイロットの女の子からチョコをもらったとか
その度にささやかな悶着があったとか

街はたびたび破壊と再建を余儀なくされ
地上から悲しみがなくなることはないけれど
人々はそれも日常の一部と受け入れ
世は概ね平穏だったとか

そして

運命を仕組まれた子供たちの恋模様
とりわけ
第一の少女と第三の少年のそれが どんな結末を迎えたのか

それはまた 別の話

   :
   :


ミサト「いーんじゃないのー? わーかいんだから!」




おしまい



7:2014/05/01(木) 00:30:31.06 ID:C2AUi0Bs0

おつ


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