1:2011/03/29(火) 04:36:04.98 ID:vnFSdVNs0


上条「インデックス、俺。……漫画家になるよ」

イン「い、いきなり何をいいだすの。とうま」

上条「今N●Kでバクマン。ってアニメをしてるんだけど、俺漫画家を目指す!」

イン「ようするに影響されたんだね。アニメに」

上条「というわけで。早速相方を探してくる!」

イン「漫画って二人で描くもんなの?」

上条「普通は一人だろう。でもな、俺にはいい物語を書ける気がしない。
   絵ならなんとか描ける。それに……」

イン「それに?」

上条「バクマン。の主人公の作画担当。俺の声に似てるんだよ」

イン「」

上条「というわけで、早速相方を探してくる!」バタン


イン「相方なら私に頼ればいいかも!」ムスッ


ということで、上条さんが漫画家を目指すみたいです。


2:2011/03/29(火) 04:37:13.11 ID:vnFSdVNs0

とある公園――

上条「お、いいところに。おーい一方通行ー!」スタスタ

一方「なんだ三下ァ」

上条「いきなりでなんだが。漫画家にならないか」

一方「いきなりすぎンだろ」

上条「実はだな……」カクカクジカジカ


一方「バクマン。……かァ」

上条「もしよかったら、俺の相棒として原作作ってくれないか?」

一方「だが断る」キリッ

上条「なん……だと……」

一方「そんなもンほかの奴に当たれ。じゃあな三下ァ」スタスタ


3:2011/03/29(火) 04:38:04.21 ID:vnFSdVNs0

上条「はぁ。どこかにいい相方はいないものか。お、おーいビリビリ!」

美琴「誰がビリビリよ! 私には御坂美琴っていう名前があるのよ!」ビリビリ

上条「落ち着けって! なあ御坂。お前、漫画とか好きか?」

美琴「漫画? まあ、立ち読み程度ならよく読むわね」

上条「なら俺と一緒に漫画家にならないか」

美琴「ま、漫画家!?」

上条「俺が作画。お前が原作だ!」

美琴(一緒に漫画家……)



4:2011/03/29(火) 04:38:44.30 ID:vnFSdVNs0

美琴in脳内

上条「美琴ー、こんな感じの絵でいいか?」

美琴「い、いいんじゃないかしら」

上条「にしても、このヒロイン可愛いな。いいキャラしてるし、人気でるかも」

美琴「そ、そうでしょ! がんばって考えたんだから」

上条「そして不幸な主人公の彼女になるわけか。……ん。これってさ、俺と美琴に似てる?」

美琴「なによいきなり…」ポッ

上条「美琴、もしかして……。俺のことを」ポッ

美琴「それ以上いわないでよっ」ドキドキ

上条「美琴……」ドキドキ


5:2011/03/29(火) 04:39:21.93 ID:vnFSdVNs0

美琴(なんてことに!? それに一緒ってことはいつでも一緒!?)

上条「あー、御坂? もしもーし。大丈夫ですかー」

美琴「だ、大丈夫よ。……いいわ、一緒に漫画家目指そうじゃないの!」

上条「ホントか! ありがと御坂! 一緒にがんばっていこうぜ!」ギュッ

美琴(手、握られた!)ドキドキ


7:2011/03/29(火) 04:52:40.55 ID:vnFSdVNs0

上条の部屋――

美琴「へえー、こんな話なのね。バクマン。って。立ち読み程度にしか見てなかったわ」パラパラ

上条「俺たちもこんな感じの面白い少年漫画を描いていこうぜ」

美琴「わ、分かったわよ」

美琴(で、でも……。いきなりコイツの部屋にこれちゃうなんて……! こんなチャンスめったにないかも)ドキドキ

上条「なんかさっきから顔赤いけど大丈夫か?」

美琴「大丈夫よ! それより気になってたんだけど」

上条「なんだ?」

美琴「この、真城って奴の声ってアンタに似てるわね」

『だからその夢が叶ったら結婚してください!』

上条「だよなー。俺も思った」

美琴(今の台詞って! そんな声でそんなこと言われたら……。あ、後で携帯で録音しとかなきゃ)


8:2011/03/29(火) 04:53:32.76 ID:vnFSdVNs0

一方こちらは――

一方(にしても、あの三下に影響をあたえたバクマン。って漫画はどンな話なんだァ?)

一方(……本屋寄ってみるか)


本屋さん――

店員「いらっしゃいませ。とミサカは商品を受け取ります」

店員(にしても、あの一方通行が漫画ですか。とミサカは心の中で笑ってみせます)

一方(バクマン。ってのはアニメもしてンのか。……DVDもついでに買っとくか)


9:2011/03/29(火) 05:07:06.32 ID:vnFSdVNs0

上条宅――
上条「漫画って寮に持っていっても大丈夫なのか?」

美琴「大丈夫よ。ばれなければ。アンタから借りた少年漫画で漫画のことを勉強しなくちゃね!」

美琴(そして二人はいつも一緒……)ポッ

上条「おお、頼もしいな! 俺も絵の練習しとくよ。一緒にがんばろうな。目指せ週間少年ジャンプで連載!」

美琴「おー!」


10:2011/03/29(火) 05:23:42.23 ID:vnFSdVNs0

黄泉川宅――

一方(何ですか、何なンですかァ!? このおもしろさはァ!!)

打ち「あなたが買ってきたDVD面白いねってミサカはミサカはテレビをのごきこんでみる」

一方「アニメってのはテレビからはなれて見るもンだ」

打ち「にしても、この新妻って人の声あなたに似てるね。ってミサカはミサカはあなたの言うとおりテレビからはなれてみる」

一方「ヒロインの妹の声はお前に似てたな」

打ち「でもあんまりでてこないね。ってミサカはミサカはしょんぼりしてみたり。あと真城って人の声はあの人に似てるかも」

一方(漫画で勝負……。真城が三下……。俺は新妻……)

一方「ちょっと出かけるくる」

打ち「また出かけるのってミサカはミサカはあなたの後をついていってみたり」

一方「ついてくるんじゃねェ。これは俺と三下の戦いだァ」スタスタ

打ち「……?」



一方(アイツは漫画家になるって言ってたなァ。……おもしれェ)

一方(俺も漫画家になってやらァ……!)


13:2011/03/29(火) 06:52:25.61 ID:vnFSdVNs0

眠れずネタ書いてしまったので少し投下。

美琴&黒子の部屋――

美琴「にしても、少年漫画って奥が深いのね」

黒子「お姉さま。少年漫画など低俗な物を読まれて……! 常盤台のエースとしての自覚が!」

美琴「友情・努力・勝利。うんうん、やっぱり少年漫画って燃える展開がいいわ」

黒子(スルーですの…)

美琴「『あきらめたらそこで試合終了だよ』ってこの漫画ででてたのねー」

黒子(スポ根物ですの? お姉さまにしては珍しい……)

美琴「ふふふー。なんかいい話が思いつきそう♪」

黒子(お姉さまが遠いですの……)



14:2011/03/29(火) 06:54:35.68 ID:vnFSdVNs0

上条宅――

上条「やっぱ先生たちと比べると俺の絵は下手すぎる」

イン「当麻、お腹すいたかも」

上条「まずはトレースから始めて上達していったほうがいいかな」

イン「とーうーまー」

上条「女の子の絵って結構難しいな。ん……こりゃ不細工だ。やり直し」

イン「とおおおううううまあああ!」

上条「バクマン。の女の子の絵って可愛いよな。漫画の先生っていろんな絵がかけて羨ましいぜ」

イン(あ、あれ…)

イン(よく見ると当麻の耳に耳栓が)スポッ

イン「とうまああああああああああああああ!!」

上条「うわあああああああああ!!」ビリッ

イン「お腹すいたっていってるんだよおおおおお!」ガシッ

上条「あああ! 紙が! 不幸だああああああ!」


15:2011/03/29(火) 06:55:23.76 ID:vnFSdVNs0

黄泉川宅――

黄泉「一方通行は部屋にこもって何してんじゃん?」

芳川「さあ? ……思春期特有のあれじゃないかしら」

打ち「思春期特有って何? ってミサカはミサカはあの人にご飯を持っていってあげる」

黄泉「何でもないじゃんよ」


打ち「ご飯持って来たよーってミサカはミサカはあなたの机の上にご飯を置いてみたり」

一方「……」パラパラ

打ち(本を読んでるのってミサカはミサカは本のタイトルを盗みみたり)

『漫画家になろうぜ 
 これさえ出来れば貴方は漫画家!』

打ち(……。見なかったことにしようってミサカはミサカはそっと退室する)

一方(……そうかァ、まずは物語を考えねェとな)


16:2011/03/29(火) 06:57:17.62 ID:vnFSdVNs0

一週間後 とある公園――

美琴「ど、どうかしら。私のネーム」

※ネーム-漫画の下書きのようなもの

上条「どれどれ」


【ゲコ太郎とゲコ子の大冒険!】
ゲコ太郎は不幸な男の子。
そんなゲコ太郎の前に幸運を持つゲコ子が現れる。
仲良くなるゲコ太郎とゲコ子。
ゲコ太郎の不幸はゲコ子の幸運でかき消されるのだ。
そして二人は恋人に。
だがあるとき、ゲコレータが現れゲコ子を連れ去る。
ゲコ太郎はゲコ子を助けるためゲコレータと戦う!!
そしてゲコ太郎大勝利!
ゲコレータを倒し、ゲコ子を救い出したゲコ太郎はゲコ子に愛の告白を。
二人は一生幸せに暮しましたとさ。でめたしでめたし。


上条(なんでカエル)


25:2011/03/29(火) 10:19:51.69 ID:vnFSdVNs0

上条「ん、まあ……」

美琴「何よ、その突っかかる言い方。何か不満があるならいいなさいよ」

上条「じゃあ言うが……。これは少年漫画じゃねえええええええええええええ!!!」

美琴「!?」

上条「まず友情がねえ! 努力がねえ! 勝利は微妙だし。恋人なんていらねえ!」

上条「それになんで人じゃねえんだああああああああああああああああああああああああ!!!!」

美琴「わ、悪かったわね……」グスン

上条「俺も言いすぎた。わりい。でもよ、俺が貸した少年漫画ってどれも熱かっただろ? でもこの話には熱さがねえと思うんだ……」

美琴「熱さ……。うん、なんとなく分かるわ」

上条「俺たちが描くのは少年漫画。これは子供向けの絵本みたいなんだよ」

美琴「そうね……。私間違ってたわ!」

上条「今からまた考え直そう! 俺も意見だすから」

美琴「分かった! がんばるわ!」

美琴(あれ、いつのまになんで私、こんなに漫画に情熱燃やしてるんだろう……?)

上条「さっそく俺の家で作り直しだ!」

美琴「おー!!!」


26:2011/03/29(火) 10:20:21.86 ID:vnFSdVNs0

浜面「ここの公園熱いな……」

上条「目指せ少年漫画!」

美琴「おー!!!」

浜面(少年漫画か……。アイツ等漫画家目指してるのか……。ってアイツ!)

上条「目指せ週間連載!」

美琴「おー!!!」

浜面(何してんだ。まっ昼間から)

浜面(漫画家かぁ)


27:2011/03/29(火) 10:21:01.40 ID:vnFSdVNs0

アイテム宅――

滝壺「はまづら。何の漫画読んでるの?」

浜面「これは漫画家を目指す漫画。バクマン。っていうんだ」

滝壺「漫画家……」

浜面「にしても漫画家って結構大変なんだな。だれでも売れるわけじゃねえのか……」パラパラ

滝壺「そうなの?」

浜面「ああ、『漫画家っていうのは漫画を描くだけで一生食っていけるやつのことをいう』んだと。『ほかはただの博打打ち』」バクマン1巻参照

滝壺「漫画家……かっこいいね」

浜面「ああ」

浜面(かっこいい……か)


28:2011/03/29(火) 10:24:11.75 ID:vnFSdVNs0

黄泉川宅――

一方「ドビューン! バシャー!」シャッシャッ

一方(きてるきてる。波がきてるぜェ!!)


打ち「なんかあの人の部屋から奇声が聞こえるってミサカはミサカは涙目になってみる……」グスッ


一方「行くぜェ、三下ァァァ! これが俺の(ry)」シャシャッ


打ち「怖いよってミサカはミサカは……」ガクブル

番外(ぎゃはは! 第一位が漫画家なんて、ミサカ笑いすぎてお腹痛い!!)


一方「うっしゃァァァ! もらったぜェェェ!」




29:2011/03/29(火) 10:25:03.09 ID:vnFSdVNs0

上条宅――

美琴「――で、こうして…。こんな感じかしら!」

上条「おお、いい感じだな御坂! 俺もお前の原作にふさわしい絵を描いてやるぜ!!」

イン「二人が熱くてお腹すいたんだよ……」

イン(つまんないー。なんで短髪が一緒なの)

イン(これは……私の原作が凄いことを知らしめて、当麻と短髪をぎゃふんと言わせるしかないのかも!)

美琴「こんな感じもいいかも!」

上条「最高だぜ美琴ぉ!」

美琴(え、今美琴って……! ふにゃー)

上条「ど、どうした美琴! お前の情熱はそれまでかああ!」

イン(二人ともテンション高いんだよ)


30:2011/03/29(火) 10:26:12.92 ID:vnFSdVNs0

アイテム宅――

麦野「で、浜面は漫画家になるため勉強中と」

絹旗「どうやらバクマン。という漫画と滝壺さんの言葉が超影響したみたいです」

麦野「漫画ねえ」ポチッ

『Your Love アオゾラトビカウ Blue Bird〜♪』

麦野「あ、この歌歌ってる歌手。結構好きなのよね」

絹旗「麦野それ! 超それです!」

麦野「これがバクマン。? ふーん。ついでだから見てみるか」

『次回もお楽しみに』

麦野「漫画家。……いいわね!!」

絹旗(麦野も超影響うけてる!?)

麦野「いいじゃない漫画。燃えてくるわ」

絹旗「超本気ですか?」

麦野「超本気よ。なんか考えたらいい感じの物語が浮かんできたわ」カキカキ

絹旗(凄い情熱を超感じます……!)


31:2011/03/29(火) 10:27:45.83 ID:vnFSdVNs0

しばらくして――


麦野「出来たわ」

絹旗「超気になります!」

麦野「誰かに見られるのは照れるけど、こうゆうのは見られて成長するもんよね」

絹旗「えっと……『私たちは」

麦野「声に出して読むな!」


【特殊部隊 アイテム】
私たちはアイテム。学園都市を裏から守る特殊部隊よ。
メンバーは4人と一匹。
麦野沈利。
アイテムのリーダーよ。
なんとレベル5で原子崩しってのを使うわ。
絹旗最愛。
レベル4の窒素装甲。
超が口癖よ。なんでいつも超をつけるのか、超不思議。
滝壺理后。
レベル4の能力追跡。
アイテムに超必要な人材よ。あれ、超移った。超やばい。
フレンダ……。
あの子には酷いことをしてしまった……。
ごめんね、フレンダ。
だからこの漫画では私と同じぐらいの活躍をする……はず。
そしてペットの浜面。
浜の面じゃないわよ。名前が浜面なの。
いや、はまづらのほうがいいかもしれないわね。
ペットに漢字は超微妙だわ。
嫌だ超移った。超どうしよう。


絹旗「…………」

麦野「ど、どうかしら」

絹旗「これ途中から超感想になってません?」


37:2011/03/29(火) 21:37:52.96 ID:vnFSdVNs0

上条宅――

美琴「出来たわ……」ポワポワ

上条「がんばったな御坂。熱まで出して……」

イン「はい短髪。ヒエピタ」つ

美琴「ありがと。ところでどうかしら、私のネーム」ツメタッ

上条「どれどれ……」


【仮:発電能力者-エレクトロマスター-】
この世は電子世界。
そしてこの物語の主人公坂見は電子世界と現実世界の番人。
仲間の白子・終春・右天とともに電子世界を守っている。
平和な電子世界。そこに悪のウイルス悪セロリがあらわれる!
傷つく仲間たち。助ける坂見。
無力な右天は努力し。
終春は仲間をサポートし。
白子は犠牲になり。
その悲しみを乗り越えて悪セロリを倒す坂見!
※ちなみに白子は実は生きていて悪セロリの仲間に(ry


38:2011/03/29(火) 21:41:44.31 ID:vnFSdVNs0

上条「ほほう。なんか設定はいいとおもう」パラパラ

美琴「そ、そうでしょ」

イン「でもつまんないんだよ」ムスー

美琴「なんですって!」

上条「ああ、なんか物足りない気もする」

イン「思ったんだけど。当麻はいろんなことに巻き込まれ、短髪もレベル5なんだからなにかに巻き込まれたことあると思う。
   そのときのことを漫画にすればおもしろいと思うな。リアリティもあるし」

上琴「「それだ!!」」

上条「伊達に不幸続きの上条さんじゃないですよ!」

美琴「私もレベル5という事からいろんなことに巻き込まれてきたわ!」

イン「その二人の体験談を混ぜれば面白いかも」パラパラ

美琴「私、もう一度話を練り直す!」

上条「俺も原案出してみる! そして御坂がネーム書いてる間、絵の練習を!」

イン(……最初はつまんなかったけど、二人が本気なのが分かったんだよ。がんばって。私は二人の一番目のファンなんだから!)


40:2011/03/29(火) 21:51:18.37 ID:vnFSdVNs0

アイテム宅――

浜面「うっし、ネーム完成!」

滝壺「」ジーッ

浜面「うおっ。滝壺いたのか」

滝壺「ずっと見てたけど、気付いてなかった?」

浜面「わりぃ」

滝壺「それより、浜面がどんな話書いたか見てみたいな」

浜面「は、恥ずかしいけど。感想聞かせてくれ。ギャグ漫画なんだけど」ホイ

滝壺「……」ジーッ


【仮 ぽぽぽぽーん♪】
とある高校のとある生徒会。
そこでは、全校生徒を毎日盛り上げようとさまざまな企画がたてられていた!
例「みんなでぽぽぽぽーん♪」
会長「最近、よくACのCMが流れている。そして、みんな飽き飽きしているだろう。
   そこでだ! 我々がACのCMを実際にとり、学校のテレビで放送しようと思う!」
副長「いやそれ、ただの嫌がらせですよ」
会長「なにおう! せっかく『ありがとウサギ』のきぐるみを作ったというのにぃ!」


                   ∩  ∩
                   | | | |
                   | |__| |
                  / 一 ー \
                 /  (・) (・)  |
                 |    ○     |
                 \__  ─  __ノ 



副長「うわっ、ってかウサギかわいくねえ!!」



浜面「ど、どうだ? おもしろいか?」

滝壺「……がんばって書いたはまづらを私は応援してる」

浜面「……」


41:2011/03/29(火) 21:54:23.30 ID:vnFSdVNs0

黄泉川宅――

一方「完成ェ!!」

一方(我ながら言い出来だァ。このまま清書といくかァ。でもその前に道具買わなきゃなァ)ガラッ

打ち「でてきた!」ウルウル

一方「な、なんで泣いてるンだァ!? 何か番外個体に嫌なことでもされたのかァ!?」

番外「ミサカは何もしてないし☆ 貴方のせいだって」

一方「俺のせいだァ? 俺がこのガキ泣かすようなことしたかァ!?」

打ち「ずっと……閉じこもってて……奇声上げてて……ミサカはミサカはぁぁあああ!」ウルウル

一方「お、落ち着けェ! 泣き止めェ!!」ナデナデ

番外「あはははははっ!!貴方の慌てふためく姿をみてミサカまたお腹がいたくなってきたよ!!」

一方「お前は笑いすぎだァ!」


打ち「ねえ……。なんで漫画家になろうって思ったのってミサカはミサカは心配してみる」グスッ

一方「それはだなァ……」


42:2011/03/29(火) 22:03:12.07 ID:vnFSdVNs0

一方(最初は三下と戦うために始めたァ)

一方(だが始めて漫画を描いてるとき、心の底から楽しいってェ思ったンだァ……)ナデナデ

打ち「……」グスッ

一方(こンなこと、ほかの奴等に言えるわけェねえだろうよォ……)

打ち「漫画描くのおもしろい?」

一方「……あァ」

打ち「……そう。ならミサカもあなたのお手伝いする!」

一方「何っ」

打ち「あなたにあまり無理してほしくないもん!」

番外「きゃはっ☆ ミサカもおもしろそうだから手伝ってあげてもいいよ」

一方「お前等……」

一方(漫画家ってのはつらい職業だァ。俺も一人だったら苦労するかもしれねェ。だけどな)

一方「いいや、俺一人でやらァ。心配すンな、あまり無理しねェようにすっから」

打ち「約束だよ。でもどうしても無理そうだったらミサカたちも手伝うってミサカはミサカはあなたの手を握ってみたり」ニコッ

番外「ミサカたちってミサカも?」(おもしろそうって思っただけなのに)

一方「あァ……」ジーン


53:2011/03/30(水) 06:35:46.57 ID:YAYrhxlU0

少年のいる部屋は窓も入り口もない部屋。少年はこの部屋の主に呼び出されたのだ。
巨大なビーカーの中、赤い液体が満たされた中にその部屋の主はいた。緑の手術服を纏い逆さに浮いている。
銀色の髪をもつ人間は男にも女にも見え、大人にも子供にも見え、聖人でも囚人にも見えた。
対する少年の姿は長身、金髪のガラの悪そうな少年。
垣根帝督。
『未元物質』を有する学園都市第二位の超能力者。
だが彼は学園都市第一位の超能力者『一方通行』に敗北した。
同じ超能力者、麦野沈利によると
「ネバネバした液体の入った容器に3つに分かれた脳をそれぞれ収めたり、
つぶれた内臓一つを補うために冷蔵庫よりもデカい機材を腹の横に直接取り付けたりと、
「超能力を吐き出すための塊」になってしまった」と言われていた。
だが彼は現にここいる。


「俺を元の姿に戻して、何をしようとしている。アレイスター」

「第一位と戦うチャンスをやろう」

「何……」

「私の仕事を手伝ってくれたら。の話だが」

「ちっ。そうくると思ったぜ。……で、その仕事ってのはなんだ」


わざわざ垣根を元の姿に戻したほどだ。きっと大事な仕事に違いないだろう。
垣根は顔を強張らせる。アレイスターは顔色変えずに話を続けた。


「それは……」

「それは……?」ゴクリ




「漫画家になれ」

「は?」




54:2011/03/30(水) 06:41:35.80 ID:YAYrhxlU0

垣根「ちょっとまて! 何、今までのシリアス感! そしてなんで漫画家!」

アレ「雰囲気を出しただけだ。そして漫画家には理由がある」

垣根「なんで出したんだ。……で、理由とはなんだよ」

アレ「一方通行。幻想殺しと超電磁砲。原子崩し率いるアイテム。皆、漫画家を目指しているという情報が入った」

垣根「」ポカン

アレ「そこで私は『週間少年エスパー』という少年雑誌を創刊する事にした。その週間少年エスパーで、漫画対決をしろ」

垣根「」ポカン

アレ「異論はないな」

垣根「……ちょっとまて。なんで漫画なんだ。というか何作ってんだアンタ!」

アレ「異論はないな」

垣根「ありまくりだ! どうしてそうなったか説明を」

アレ「ならお前は冷蔵庫に戻るだけだ」フッ

垣根「聞いてねえ……。ってか鼻で笑うなコラ!」

アレ「で、どうするんだ?」

垣根(せっかく戻った身体だ。こんなチャンスは二度とねえ……。クソッ)

垣根「……やってやるよ」

アレ「ならお前に任せる。まずは幻想殺し達に『週間少年エスパー』が創刊されることを伝え、お前自身も漫画を描け。
   アシスタントや道具が必要なときはこちらで用意をしよう」

垣根「ああ……。にしてもなんでそんなにやる気なんだ」

アレ「……バクマン。といったか。あれが幻想殺し達の間で大人気らしい」

垣根「そ、それだけか?」

アレ「私も読んでみた。あれはなかなか面白い。特に亜城木夢叶が――(ry」ワクワクテカテカ

垣根(聞くんじゃなかった)


55:2011/03/30(水) 06:43:32.06 ID:YAYrhxlU0

とある街角――

垣根(漫画ねえ。暗部に入る前はよく読んでたが、まさか描くはめになるとはな)

垣根(とはいえ、せっかくシャバの空気を吸うことが出来たんだ。やるしかねえだろ)


垣根(俺の描く漫画に常識は通用しねえ)キリッ


垣根(まずはバクマン。ってのを読まなきゃな。いろいろとネタバレ聞かされたが)

垣根(……とりあえず本屋いくか)スタスタ


56:2011/03/30(水) 06:46:53.14 ID:YAYrhxlU0

こちらもとある街角――

黒子「――ということですの。ああお姉さまぁ! 今こうしているときもあの腐れ類人猿と一緒に漫画などと!」メラメラ

初春「御坂さんが漫画ですかー」

佐天「漫画といえば今バクマン。ってのが流行ってるんだってね」

黒子「バクマン。? そういえば、お姉さまもそのような漫画を読んでたような……」

初春「持ってますよその漫画。面白いですよー」

黒子「私は漫画はあまり興味ありませんの」

佐天「私もあまり読まないかなー」

初春「そーですか……」ショボン

初春(みんな漫画あまり好きじゃないんですね……)

初春(そういえば、今日バクマン。新刊の発売日!)

初春「すいません。私用事思い出したのでこれで!」

佐天「じゃねー」ノシ

黒子「また明日ですの」ノシ


57:2011/03/30(水) 06:51:59.64 ID:YAYrhxlU0

とある本屋さん――

垣根(懐かしいなこの漫画。また読むかな)カッテミルカ

垣根(あ、こっちにある漫画昔よく読んでたなー)コレモカオウ

垣根(ということをしているうちに、目線の高さまで漫画を積み上げてしまった……)ミエナイ

垣根(金は足りるだろうがこれじゃちょっと目立つな)

垣根(そろそろ会計行くか)

店員(あの人買いすぎだろ、とミサカは心の中で若干引きます)


初春(早く新刊読みたいなー)チョットコバシリ

垣根(早く買って漫画みるかー)


バタンッ!


垣根「うおっ、漫画が!」

初春「いたたたた……」ブツカッチャッタ

垣根「大丈夫ですかお嬢さん」スッ

初春「あ、はい……なんとか」


初春(この人どっかで見たことが……)

垣根(どっかで見たことのある花飾り……)


初春「あ、貴方はあのときの!!」

垣根「……!」オモイダシタ

垣根(俺が一方通行にやられる前に会ったガキじゃねえか!)

初春「……」

垣根「……」アセ


58:2011/03/30(水) 06:55:58.11 ID:YAYrhxlU0

初春「……」スッ

垣根(え。なんでコイツ俺が落とした漫画拾いはじめてんだ)

初春「漫画好きなんですか?」

垣根「え。まあ……な」オレモヒロワナキャ


初春「どうぞ、これで全部です」

垣根「ありがとな」

初春「じ、じゃあ私はこれで!」

垣根「ま、待てよ!」

初春「なにか?」

垣根「その……だな……」

垣根(なんで俺このガキを呼びとめたんだ? 気まずい……)

垣根(何か、何か一言を……)


垣根「漫画家にならないか!?」


初春「は?」ポカン

垣根(アレ…)


67:2011/03/31(木) 01:33:27.45 ID:If3daylx0

アイテム宅――

麦野「きぬはたぁー。これはどうかにゃーん?」

絹旗(これで12回目ですよ。超疲れました)ドレドレ


【探偵事務所 アイテム】
とある街に優秀な探偵事務所があった。
リーダーは麦野。
頭脳優秀で決め台詞は「犯人ははまずらぁ」(ちなみにはまずらぁのとこが犯人名ね)
リーダーを補佐するのは絹旗。
スパイ要員にゃーん。いろんな情報ゲットしてくる。
こちらもスパイ要員滝壺。
事件は現場で起きてるんじゃない! 会議室で起きてるんだ!
……の如く。現場には現れない子。
フレンダ。
結局、天国(地獄かもしれないけど)から見守ってるって訳よ。
(ごめん、もういいや。出すのやめる。ごめんフレンダ。でもね。私たちの心の中に貴女はいるよ。
 ペンネームにフレンダとかでもいいかもね。……別にだるくなった訳じゃないんだからねっ!!)
警察犬みたいなのは、はまづらぁ。
臭いをかいで犯人を見つけるあんま賢くない馬鹿犬なのだー。
途中で女の臭いばっか嗅いで行ったりして……あー、なんかムカついてきた。
ぶ・ち・ご・ろ・し・確・定・ね


68:2011/03/31(木) 01:36:02.59 ID:If3daylx0

絹旗「」

麦野「どうー? そろそろいいんじゃないかにゃーん?」

絹旗「……探偵事務所ってのは超いいと思いますよ。少年漫画にも推理漫画って超ありますから」

麦野「でしょでしょ」

絹旗「……でもキャラの方は超変えたほうがいいかと。みんな超得意分野で犯人を見つける。みたいな」

麦野「難しいわね。私は原子崩しだし……得意分野って……」

絹旗「麦野は超能力者としての超頭脳の高さが売りだと思いますよ」

麦野「なるほど。設定どうりでいいわけね」

絹旗「滝壺さんは超現場に現れず、会議室で超調べ物とかしてそうですね」

麦野「だよねー」

絹旗「そうだ。最初の設定とも合体すれば超おもしろいかも。超戦える名探偵たち!」

麦野「いいかもね! 少年漫画って戦ってるの多いもの」


69:2011/03/31(木) 01:38:01.61 ID:If3daylx0

しばらくして――

絹旗「麦野、これなら超いけると思います!」

麦野「よし。早速ネーム描こうと思うけど、絵は誰が描くの?」

絹旗「」ジーッ

麦野「絵なんて描けないわよ! 絹旗描いてよ!」

絹旗「私も超無理です!!」

麦野「とりあえず、まず二人とも描いてみて上手い方が描きましょ」

絹旗「超同意です」


70:2011/03/31(木) 01:40:45.77 ID:If3daylx0

天国(かもしれないけど地獄かもしれないところ)――

フレ「麦野。結局私は登場しないって訳ね……」

フレ(でも麦野の気持ち。とても嬉しいって訳よ)

フレ「ううっ……むぎのぉ……」エーン

「泣くな。泣いてもアイツ等には聞こえねえよ」ヨシヨシ

フレ「き、木原さん」ウルウル

木原「お前なんか思い出してもらえただけでもいいじゃねえか。俺なんか……俺なんか……」ウルッ

フレ「な、泣かないで木原さん!」ヨシヨシ

木原「バカヤロー。泣いちゃいねえ……」

フレ「木原さんも大変な訳よ」

木原「一方通行。どうして俺を漫画にださねえんだああああ! せめて悪役でもいいからよぉ!
   面倒なら顔の刺青抜かしてもいいからよぉ!」

フレ(刺青なかったら普通のガラ悪いおっさんにしか見えない訳よ。刺青入れてもガラ悪いおっさんに見える訳だけど)


75:2011/03/31(木) 09:02:29.62 ID:If3daylx0

上条宅――

美琴「次こそ……逝けると思うわ……」

イン「美琴ぉぉ! 逝かないで!」ヒエピタヒエピタ

美琴「当麻ぁ、インデックスぅ。あとは……頼んだわ」ガクリ

上条「美琴、よくがんばったな! とりあえずベッドで寝て安静にしとけ!」

美琴(当麻のベッド……。ちょっとインデックスの匂いもするけど、いい匂い)ハァハァ

イン「み、美琴!?」

イン(っていつの間に名前で呼び合うようになったんだろう)

上条「……美琴が描いたネーム。すげえな」パラパラ

イン「見せてーって、これ文章だよ?」

美琴「バクマン。でさ……。文章の方が想像力増すって真城がいってたのよ。だから文章で書いてみた」

上条「うん。文章の方が想像力増すかも。カエルで描かれるより」

美琴「悪かったわね」

イン「でもおもしろいんだよ!」パラパラ

上条「これから俺がネームを描けば……!」

美琴「それじゃ、私そろそろ帰るわ。ネーム頼んだわよ」

上条「任せとけ!」

上条(美琴も、インデックスも、こんなに協力してくれた)

上条(生半可な気持ちじゃだめだ。俺の人生かけて、人気漫画家になってやる!)


76:2011/03/31(木) 09:06:07.88 ID:If3daylx0

アイテム宅――

浜面「出来た……! 多分最高傑作だ!」

滝壺「おめでとう、はまづら」

浜面「だけどまだネームの段階。これを原稿にかけあげる!」

滝壺「はまづら、私も手伝うよ」

浜面「ありがとう、滝壺」

滝壺「はまづらのこと私は応援してる」

浜面「滝壺……。もし俺が漫画家になって、有名になったら」

滝壺「うん」

浜面「そのときは結婚しよう!」///

滝壺「はまづら……」///


77:2011/03/31(木) 09:09:34.28 ID:If3daylx0

アイテム宅――

麦野「てことで、絹旗に決定ね」

絹旗「わかりました。やるからには超がんばりますよ!」

絹旗(さすがにあの絵は超ないです、麦野……)

絹旗(でも真面目なのは超伝わりました。私も超心をこめて描きあげます!)

麦野(そして二人で超すごい漫画家になるわ! ……超移ったかも)


78:2011/03/31(木) 09:14:53.48 ID:If3daylx0

翌日・上条宅――

上条「出来た……ネーム」

美琴「アンタ、結構絵上手いのね」

上条「でも鉛筆折れたり、鉛筆削り詰まったり、不幸でしたけど……」

イン「当麻が寝そうになったとき、がんばって噛み付いたよ!」ガシッ

美琴(だからそんなに歯型があるのね)

上条「まあともかく、あとは原稿にするだけ。
   とりあえず今日は必要な道具買いに行こうと思うんだけど、三人で行かないか?」

美琴(三人で、か……)

美琴「いいわよ」

イン「楽しみなんだよ!」


79:2011/03/31(木) 09:19:51.28 ID:If3daylx0

黄泉川宅――

一方「ったく、なんでお前等までついてくンだよ」

打ち「だってだって、漫画のアシスタントって面白そうってミサカはミサカは靴をはいてみたり」

番外「ミサカも面白そうだから☆」

一方「ったくよォ、ただ漫画に必要なもン買ってくるだけだろ」

番外「漫画に使われてるのってミサカも気になるもん」

打ち「それにすくりーんとーんとかも気になるってミサカはミサカはドアを開けて二人を待ってる。ねーねー速く行こうよ!」

一方「分かったから飛び回ってンじゃねェ」



80:2011/03/31(木) 09:24:42.56 ID:If3daylx0

アイテム宅――

絹旗「とりあえず、漫画描くのに超必要なもの超買ってきましょうか」

麦野「必要なのってどんなのがいるんだっけ」

絹旗「えっと……。まずは超漫画のこと書いてある本を超読んだほうがいいですね」

麦野(絹旗も知らないんだ)



滝壺「漫画に必要な物って?」

浜面「たとえば原稿用紙とかだな。あと絶対に必要なのはつけペンかな。
   種類もいろいろあるみたいだ。とりあえず今日はその買出しだな」

滝壺「私も気になるからついてっていい?」

浜面「ああ、じゃ早速行こうぜ」



81:2011/03/31(木) 09:32:13.71 ID:If3daylx0

とある街角――

上条「つけペンといっても種類がいろいろあって。かぶらペン・Gペン・丸ペン・たまペン・スクールペンってあるんだ」

イン「バクマン。に「プロはGペン」って書いてあったんだよ!」

美琴「へえー、結構あるのね。ほかには何が必要なのかしら」



一方「ほかには……だなァ。インクってのも色々種類があるンだと。墨汁・製図インクなんかがあるらしい」

番外「水性と耐水性なんでしょ。ミサカ、漫画に関する本なら読んだよ」

打ち「二人とも詳しいねってミサカはミサカは二人を褒めてみたり」



絹旗「早速超漫画に関する本を買ってみましたけど、超必要なものが多いですね」

麦野「ふーん。製図ペンやミリペンってので漫画の枠線を引いたりするのね」

絹旗「ホワイトで超修正するみたいです」

麦野「ホワイトもいろいろ種類があるのね。……って道具種類多すぎ!」

絹旗「麦野超落ち着いてください!」



浜面「普通に定規や消しゴム、カッターなんかもいるみたいだ」

滝壺「新妻って人が持ってた羽ほうきっての、見てみたいな」

浜面「それも買わなきゃな」


82:2011/03/31(木) 09:39:28.14 ID:If3daylx0

文房具屋さん――

上条「ということで」

浜面「早速」

麦野「漫画の道具を」

一方「買うとするかァ」



全員「あれ」



美琴「なんでみんなここにいるのよ!」

イン「あの白い人だー!」

番外「お姉さまみっけー」

打ち「ホントだってミサカはミサカはかけよってみたり」

絹旗「超せいぞろいです」

滝壺「そうだね」


上条「ってかなんでここにいるんだよ? 一方通行、俺の誘い断ってたじゃん」

一方「俺はただ漫画をだなァ……」

浜面「もしかして、麦野も漫画を描くのか?」

麦野「あぁ? 私が描いちゃいけねぇのか、はまずらぁ?」

浜面「そ、そんなことはないです」

上条「ってことはここにいるみんな漫画家目指してる……のか?」

一方「あァ」

浜面「まあな」

麦野「そうね」


83:2011/03/31(木) 09:48:56.80 ID:If3daylx0

イン「ってことはみんなみんなライバルなんだよ!」

美琴「あの一方通行や原子崩しまでね……」

番外「なんかミサカおもしろくなってきちゃったかも」

打ち「お姉さままでライバルなんだねってミサカはミサカはあなたを応援してみたり」

絹旗「超負けないですよ!」

滝壺「はまづら、がんばって」


上条(こいつらみんなライバルか……)

一方(面白くなりそうじゃねェか)

浜面(勝って、有名になって、滝壺と結婚……!)

麦野(楽勝そうじゃない)


イン「熱い空気になってきたんだよ!」

美琴「こいつらには負けてられないわね。たとえ相手のみかたに妹がいても!」

打ち「この人は負けないよってミサカはミサカはお姉さまに対抗してみたり!」

番外「ミサカも第一位を応援してあげるよ」

絹旗「負けませんよ、滝壺さん!」

滝壺「私ははまづらのことを応援してる」



垣根「お熱いところ、ちょっといいか?」

初春「こ、こんにちわー」

一方「メルヘン野朗!?」

美琴「初春さん!?」


垣根「そのバトル、俺たちにも混ぜさせろ」




92:2011/03/31(木) 17:21:34.59 ID:If3daylx0

とあるファミレス――

初春「いいですよ」

垣根「ホ、ホントか?」

垣根(何故かあの後ファミレスで話すことになったが、まさかOKしてくれるとは)

初春「私も漫画好きですし、いつかは描いてみたいって思ってましたから」

垣根「よかった。だけど、ホントにいいのか? 俺と組むなんて」

初春「確かに。あの時貴方に殺されかけたとき、とても怖かったです」

初春「それは許せませんよ」

垣根「……ならなんでだ」

初春「垣根さんも、漫画好きなんでしょ?」

垣根「ああ」

初春「私、あんなに漫画買ってる人はじめてみました。それに……」

初春「心から漫画が好きな人に、悪い人はいないと思うんです」

垣根(心から……か)


93:2011/03/31(木) 17:25:47.28 ID:If3daylx0

初春「最近はよく、漫画をネットにアップしている人たちとかいるじゃないですか」

初春「ほかに漫画をただ読む人ってほかの人に借りたりするし……」

初春「そういう人たちって心から漫画のこと好きじゃないんだろうな……って」

初春「でも、あんなにたくさん買うってそんなに漫画が好きなのかなー……って思ったんですけど」

垣根(俺もガキの頃はたくさん漫画買ったっけ)

初春「……」

垣根(暗部に入って漫画読むのはなくなったけど)

初春「あの」

垣根(俺、今も漫画好きなのかもな)

初春「聞いてます?」

垣根(そういうところ、こいつと合うかもしれねぇ)

初春「あのっ!!」

垣根「なっ、なんだよ」

初春「話聞いてなかったですよね」

垣根「聞いてたぜ?」

初春「嘘です。途中から自分の世界に行ってました!」

垣根「……わりぃ」



94:2011/03/31(木) 17:30:38.03 ID:If3daylx0

初春「本当に私と組みたいんですか?」

垣根「……ああ、お前とならいい漫画が描けそうだからな。改めて思っただけだ」

初春「なら、約束してください」

垣根「何をだ」

初春「もう私にしたこと、人を傷つけることはしないと約束してくれたら。
   私は貴方と一緒に漫画を描きます」

垣根「……わかった、約束する」

初春「よかった。えっと」

垣根「垣根帝督。よろしくな」

初春「初春飾利です。こちらこそ、よろしくお願いしますね」ニコッ

垣根(コイツ、意外と可愛い……って何考えてんだ)

初春「ところで垣根さん。ドリンク持ってきて欲しいんですけど」

垣根「そんなの自分で行けよ」

初春「あーあー、何か肩の調子悪いなー」ボウヨミ

垣根「うっ……。行ってくればいいんだろ、行ってくれば。何が飲みてぇんだ?」

初春「オレンジジュースでお願いします」

垣根「あいよ」

垣根(前言撤回。可愛くねぇコイツ)


95:2011/03/31(木) 17:31:42.98 ID:If3daylx0

おまけ
垣根「なぁ、なんでお前の頭には花がわんさか咲いてるんだ?」

初春「何のことですか?」

垣根「その花飾りだよ」

初春「だから、何のことですか?」

垣根「その花飾りは」

初春「な・ん・の、事ですか?」ニコリ

垣根「いえなんでもないです」


100:2011/03/31(木) 23:20:08.35 ID:If3daylx0

垣根「最近、学園都市で『週間少年エスパー』ってのが創刊されただろ?」

上条「そういえば、学園都市にいる漫画家しか載せてないやつだよな」

垣根「そうだ。そしてその『週間少年エスパー』で。
   俺と初春。上条と御坂。一方通行。浜面。麦野と絹旗。の5チーム。漫画で対決しようという話しだ」

一方「だが断る」

垣根「あぁ? 逃げるんですか? 第一位とあろう者がよぉ」

一方「なんだとォ? やってやろうじゃねェか。能力でも漫画でもメルヘン野朗に負けるわけねェだろ」

上条「『週間少年エスパー』か。たしかにジャンプの会社には行けないしな……。やってみるか、美琴」

美琴「まあ、自分たちのレベルがどんなものか知るのもいいし。やってみる価値はあるわね」

麦野「私たちも負ける気しないからいいわよ」

絹旗「超楽勝です」

垣根「決まりだ。じゃあ一ヶ月後、連絡する。じゃあな」スタスタ

初春「し、失礼しました!」スタスタ

一方「ってなんでアイツがここにいたンだ」

麦野「確か冷蔵庫になってたはずだけど」

垣根「聞こえてんだよおめえら!」スタスタ

上条「わざわざ戻ってきた……」

初春「垣根さん! 早く戻って原稿描くの手伝ってください!」スタスタ

美琴「そういえば、なんで初春さんは垣根さん(?)と一緒なの?」

初春「話せば長いんですけど、誘われたんですよ。漫画家目指そうって」

美琴「そうなの。じゃあ初春さん達もライバルね! 負けないわよ!」

初春「こちらこそ、負けません!」

イン「新たなライバル誕生だね」


101:2011/03/31(木) 23:21:26.44 ID:If3daylx0

上条宅――

イン「その後、みんなで漫画の道具を買って帰ってきたんだよ。そして100スレ突破したんだよ!」

上条「誰に言ってるんだ、インデックス?」

イン「な、なんでもないんだよ!」


美琴「にしても、スクリーントーンって何種類あるのよ」

上条「一応、よく使われるのは買ってきたけど……お金が」フコウダー

美琴「とりあえず、アンタは人物。私はこのトーンを張るのをがんばってみるわ」

イン「私も手伝う! やり方書いてあった本を読めば楽勝なんだよ!」

美琴「なら、ほかのをお願いね」

イン「がんばってみるんだよ!」

上条「俺も人物がんばりますよ!」


102:2011/03/31(木) 23:22:45.32 ID:If3daylx0

黄泉川宅――

一方「アイツ等、とくに三下には負けらンねェな」

打ち「ミサカもミサカもアシスタント手伝ってみたり」

番外「ふーん、これ結構おもしろそうじゃん」

一方「ったく、そんなにやりてェのかよ」

打ち「もちのろんってミサカはミサカは笑顔で答えてみたり」ニッコリ

番外「貴方の切羽詰まった表情見れるかもしれないからミサカも手伝うよ」ニヤリ

一方「……分かった。だがなァ、やるンならちゃンとやれよ」

打ち「はーい! ってミサカはミサカは早速本で勉強してみる!」

番外「ミサカもー☆」

一方「……下書きすっかァ」


103:2011/03/31(木) 23:23:47.06 ID:If3daylx0

アイテム宅――
浜面「麦野達には負けたくない!」

滝壺「私はがんばるはまづらを応援してる。あと、ちょっとだけ手伝う」

浜面「いいのか?」

滝壺「うん。……それに、はまづらと一緒にいられるし」

浜面「滝壺……」///


麦野(部屋が隣だから聞こえてんのよ。……後でお仕置き確定ね)イライラ

絹旗(麦野超機嫌悪いです)ソワソワ

麦野「とりあえず、絹旗は下書きがんばって。私もアシらしいこと練習しとくから」

絹旗「分かりました。超がんばります!」


104:2011/03/31(木) 23:24:53.70 ID:If3daylx0

垣根宅――

初春「私が書いた原作、おもしろいですか?」

垣根「面白いって。お前才能あるよ」パラパラ

初春「それならよかったです。垣根さん、絵上手いんですね。……ちょっとメルヘンチックですけど」

垣根「俺の絵に常識は通用しねぇ」キリッ

初春「早速絵の方宜しくお願いしますね」スルー

垣根「ああ……」ガクリ

初春「そういえば、ペンネームとかってどうします?」

垣根「ペンネームか。たしかに俺の名前が書いてあるとなにかと大変なことになりそうだな」

初春「そうは思いませんけど」ニコッ

垣根「……なら、なんかペンネーム考えるか」ショボン


105:2011/03/31(木) 23:25:56.53 ID:If3daylx0

上条宅――

上条「ペンネームか、それは考えつかなかったな」

美琴「えっとね。上条麻琴っていいんじゃないかなっ」///

上条「それだったら俺の確立高くね?」

美琴「そ、そうかしら」

美琴(なら子供の名前に……って何考えてるのよ私!)

上条「なら、上坂麻琴《カミサカマコト》にしないか? これで半分半分だろ」

美琴「う、うん! それでいいわ!」ヤッタ!

イン(いいなー、いいなー。お腹すいたなー)グー


106:2011/03/31(木) 23:27:17.09 ID:If3daylx0


黄泉川宅――

一方(ペンネームか。一方通行じゃ駄目かもしれねェ)

一方(鈴科一方。駄目だ、没」ケシケシ

一方(ペンネーム、ペンネーム)

一方(……思いつかねェ!!)ビリッ

一方(鈴科十二《スズシナジュウジ》ってのはどうだ)カキカキ

一方(結構いける気がする)キラキラ

打ち(さっきからあの人なにしてるんだろってミサカはミサカはこそこそ話をしてみる)

番外(録画しといたほうがいいよ(笑))


107:2011/03/31(木) 23:28:36.88 ID:If3daylx0

アイテム宅――
浜面「ペンネームか」

浜面「何にすっかな」

滝壺「はまずらしあげ、でいいんじゃないかな」

浜面「平仮名の作家名って結構いるよな」

浜面「でも、自分でもいうのもなんだけどマヌケっぽい……」

滝壺「浜面シアゲ、は?」コレナラ

浜面「名前だけカタカナや平仮名も多いな」

浜面「でもいまいちこねえ」

滝壺「浜壺シアゲ」コンドコソハ

浜面(滝壺、俺のためにがんばって考えてくれてる。でも微妙だ……)

滝壺「……バニー浜面」ムスッ

浜面「え」


108:2011/03/31(木) 23:30:30.74 ID:If3daylx0

アイテム宅――

絹旗「ペンネーム、超どうします?」

麦野「麦旗フレン」

絹旗「超即答ですか!」

麦野「ずっとこれにしよって思ってたのよ」

絹旗「麦旗フレン。超いいですね。超可愛いです」

麦野「麦野の麦に、絹旗の旗。そしてフレンダのフレン。いいと思ってね」

絹旗「でも、ダ、だけは超入れないんですね」

麦野「だって邪魔じゃん。……フレ/ンダより、フレン/ダの方がいいかもって思ったの」

絹旗(その超最初の言葉で超フォローできてませんよ)


天国と見せかけて地獄かもしれないところ――

フレ「フレンダ、でごめんねって訳よ」

フレ「でも、ペンネームって重要なのに入れてくれて結局嬉しいって訳よ」

フレ「でも台詞の名前の時は結局フレになる訳だけど」

フレ「麦野、絹旗。応援してるって訳よ」

フレ「……ううっ」ウルウル

木原(一方通行……俺を出せよ……。なんだよ十二って)ヨシヨシ

木原(あ、あれか。十二歳以上はなんたらかんたら……)ハァ


109:2011/03/31(木) 23:31:38.74 ID:If3daylx0

垣根宅――

垣根「で、なんにするかペンネーム」

初春「だーくまたーとかじゃないのがいいです」

垣根(先を読まれた……だと)

初春「普通に原作:初春飾利・漫画:垣根帝督でいいと思いますけどね」

垣根「エー」

初春「皆さんにどんなのにしたか聞いてみたらどうです?」

垣根「そうだな!」サッ

垣根「あ」

初春「どうしました?」

垣根「携帯のアドレス聞くの忘れた」

初春「」ジドー

垣根「……すんませんでした」

垣根(なんで年下に謝ってんだろ俺)

初春「御坂さんのなら知ってますからちょっと聞いてみましょうか」

垣根「さすが初春!」


110:2011/03/31(木) 23:32:27.24 ID:If3daylx0

初春「上坂麻琴ってのにしたそうです。二人の名前を組み合わせたんですね」

垣根「組み合わせか。初垣帝利。いや春根飾督。……無理だ」

初春「無理やりは無理だと思いますよ」

垣根「ならいっそ未元物質で」

初春「嫌ですって」

垣根「定温物質!」

初春「却下」

垣根「初春物質!」

初春「」ジドー

垣根「カレー定食!」

初春「帰ります」

垣根「……すんませんでした」


111:2011/03/31(木) 23:33:47.51 ID:If3daylx0

初春「難しいですね。ペンネーム。もういっそのこと本名で」

垣根「待ってくれ!」

初春「嫌ですよ。ホント、垣根さんの考えるペンネームって常識通用しないんですね」

垣根「それ俺の台詞!」

初春「原作:初春飾利 漫画:垣根常識 でいいと思います」

垣根「それはちょっと……勘弁してください」

初春「ペンネーム。二人一緒じゃなく、個別にしましょうよ」

垣根「……そうだな」

初春「私は立花飾利《タチバナカザリ》がいいかもです」キラキラ

垣根「おお……! なら俺は」

初春「ていとくん(笑)」

垣根「いやそれだけはやめて、ホントやめて」マジデ

初春「仕方がないなぁ。なら垣根帝蔵庫でどうです」エッヘン

垣根「それもやめて」

初春「なら未元帝督《ミゲンテイトク》でいいんじゃないですか?」ハァ

垣根「いいなそれ、さすが初春! 早速、原稿に取り掛かるぜ」

初春(垣根さんで遊ぶの面白いなー。終わったらまた遊ぼ)ワクテカ

垣根(なんか今、背筋がぞぉっとした気が)ガクブル


121:2011/04/01(金) 16:48:12.54 ID:ErE4NFiT0

打ち「そして一ヶ月が過ぎたんだよってミサカはミサカは展開速くて追いつけずにいる読者に教えてみたり」

イン「一ヶ月。早かったんだよ。もう戦場だったんだよ」

打ち「あの人が笑いながら描いてるの見てミサカはミサカはとても怖かった……」

イン「当麻や美琴も、途中から壊れだしてとめるの大変だったんだよ」ガリッ

打ち「お互い大変だったんだねってミサカはミサカはインデックスの頭をなでてみたり」ナデナデ

イン「ムッ。子ども扱いされてるみたいなんだよ! ナデナデ返しなんだよ!」ナデナデ

打ち「ならミサカはミサカはその倍返しをしてみたり!」

イン「ならこっちはもっともっと!」

滝壺「……先に進めるよ」

滝壺「とりあえず途中経過の様子をどうぞ」


122:2011/04/01(金) 16:50:27.63 ID:ErE4NFiT0

上条宅――

上条「ああ、もう……不幸だー」ボー

美琴「アンタ、またインクこぼしたのね。ったくホワイトする気にもなってみなさいよ!」

上条「こぼれるインクが悪いと上条さんは思います」ムッ

美琴「あっ! 線のところにホワイト落ちた! ああもう!!」ビリビリ

上条「ああもー、不幸だー」ボー

イン「ふ、二人ともがんばるんだよ! 後半分なんだよ!」

美琴「あと半分もあるじゃない」ギロリ

イン「こ、怖いんだよ」

イン(でもここで諦めたら試合終了なんだよ!!)

イン「私、飲み物買ってくるんだよ!」

上条「あー、またインクこぼした。不幸だー」ボー

美琴「だからアンタは!」ビリビリ

イン(聞いちゃいないんだよ……)ションボリ


123:2011/04/01(金) 16:52:53.56 ID:ErE4NFiT0

黄泉川宅――

黄泉川「一方通行たち、無理してないといいじゃんけど」

芳川「大丈夫でしょ、あの子たちなら」

「ぎゃああああああああああ! ってミサカはミサカはあああああああ!」

「あっはははははははは! ミサカは……っ! あははははははは!!!!」

「く、くかきけこかきくけこかかききくけけこここかかくけけここ――――!!」

黄泉川「大丈夫に聞こえないじゃんよ」

芳川「……大丈夫でしょ、多分」

「怖いよ! ってミサカはミサカはああああ!」

「あっははは!! もうやめてよ第一位ぃ! ミサカのお腹壊れちゃうぅ!!」

「かきくけこかきけけくくけけこここここ!」

黄芳「……」


124:2011/04/01(金) 16:55:09.96 ID:ErE4NFiT0

アイテム宅――

麦野「ああああぁぁぁぁあああああああぁぁぁぁあ!」

絹旗「む、麦野!! 超大丈夫ですか!?」

麦野「あぁぁ、心配しないで。ときどきなるのよ、これ。そしてビームだしたくなるのよ」

絹旗「超止めてください! 超休んでていいですから!」

麦野「だって、絹旗も目元にクマが出来るまでがんばってるでしょ」

絹旗「超大丈夫ですよ! ビームだして原稿消えたら超水の泡です!」

麦野「あー、ストレスたまるわぁ。はぁーまぁーづぅぅぅぅらっ!
   はまづらはいねがー! 私のストレス発散に一発撃たれろにゃーん」アハハウフフ

絹旗「超限界きてますよ麦野!!」


125:2011/04/01(金) 16:56:32.36 ID:ErE4NFiT0

浜面「うわっ! なんかビーム飛んできたぞ!」

滝壺「むぎのが暴れてる。早く逃げたほうがいいかも」

浜面「そんな! 原稿原稿」ハヤクニゲナキャ

麦野「みぃつけたぁ」ニヤリ

浜面「ぎゃああああああああああ!!」

滝壺「むぎの落ち着いて!」

絹旗「そうですよ! こうゆうときは……こうゆうときは明日のナージャでも超見ましょう!」

麦野「ナージャ……」ピタリ

浜壺(なんでナージャ)

麦野「……絶対に許さない」ビーム

浜面「原稿がああああ! 不幸だああぁぁっ!」


126:2011/04/01(金) 16:57:46.44 ID:ErE4NFiT0

上条宅――

上条「だれか俺の台詞使った気がしたんけど、気のせいか」

美琴「早く描きやがれ」

上条「み、美琴さん。なんかキャラ違いますよ?」

美琴「早く描けっていってんのよ」イライラ ビリビリ

上条「は、はいいぃぃ!!」

イン「ただいまー! 私、初めて自動販売機でジュース買えたよ!」

美琴「だから何」ビリビリ

上条「ふこうだー」

イン「こ、ここに置いておくんだよ」

上条「あっ、それは!」

美琴「なに原稿の上においてんのよっ!」

イン「ご、ごめんなさい!! 知らなくて……」ウルッ

美琴「はぁ? ふざけてんじゃないわよ! 濡れちゃったじゃない原稿!」

イン「ごめんなさいなんだよ……」シクシク


127:2011/04/01(金) 17:00:24.87 ID:ErE4NFiT0

上条「……もうやめよう」

イ琴「え?」

上条「そうやって仲間同士にあたるのはやめようぜ!」

上条「俺達仲間だろ!? 今までがんばって、そうやってここまで来たじゃねえか!」

上条「なのにこうやって仲間に当たっt」

美琴「元はといえばアンタがヘマばっかするからでしょ」ビリビリ
イン「当麻がこんなところに原稿おくからだよ」ムッ

上条「え、俺のせいでうか?」

イン「そうなんだよっ!」ガブリ
美琴「そうでしょうがっ!」ビリッ!

上条「不幸だああああああああ!」

イン「ちょっと、短髪! こっちにまで電撃がきたんだよ!」

美琴「噛み付いたままのアンタが悪いのよ!」

イン「むっ! だいたい短髪はいつもビリビリしすぎなんだよ!
   ピカチュウのほうがまだましだよ! 同じトキワなのに!」

美琴「なっ! アンタこそ自動販売機が使えたぐらいで浮かれてるんじゃないわよ!
   そんなの幼稚園児でも出来るわ! シスターってみんなこんなアホなのかしら!」

イン「それは全シスターに対する冒涜なんだよ! このライチュウ!」

美琴「さりげなく不細工なのにしないでくれる!?」

イン「ぶさいくって言った、ぶさいくって言った。短髪よりライチュウの方が可愛いんだよ!!」

美琴「アンタが私にライチュウ言ったんでしょうがあ!」ビリビリ

イン「ほら、そうやってすぐビリビリするから嫌われるんだよ! 短髪って絶対友達いないよね!!」

美琴「……! 言ったわね、この大食いシスター!!
   アンタこそシスターだったら七つの大罪ぐらい学んどきなさいよ! 暴食ばっかじゃない! シスター失格よ!!」

イン「むきーっ!」ガブリ

美琴「にゃーっ!」ビリビリ


上条(不幸だ)



128:2011/04/01(金) 17:06:04.41 ID:ErE4NFiT0

垣根宅――

初春「……」ペタペタ

垣根「……」カリカリ

垣根(……静かだな)

初春(もうすぐ終わりそう)

初春(そろそろどうやって垣根さんをいじめ……。遊ぶか考えようかな)

垣根(なんかまた背筋が)ガクブル





イン「ってことがあったんだよ」シクシク

打ち「インデックスも大変だったんだねってミサカはミサカは涙目になってみる」

イン「打ち止めも大変だったんだよ」ヨシヨシ

打ち「ミサカもミサカもよしよし返しをしてみたり」

番外「ともあれミサカの協力もあって第一位はじめ、みんなも完成したみたい」


138:2011/04/02(土) 01:28:20.69 ID:f4/zCoI+0

上条宅――

美琴「これが、当麻と私とインデックスで描き上げた漫画……!」

当麻「なんかこれまでの苦労を思い返すと……泣けてくるな」ウルッ

美琴「男の癖に泣いてんじゃないわよ」

イン「……」グスン

美琴「……ごめんね、インデックス。私イライラしぱなっしてアンタに当たってばっかりでさ。
   ホント、ビリビリしてたら友達あんまできないのも当然ね」

イン「美琴……。こっちこそごめんなんだよ。当麻じゃあるまいしガブリと噛み付いちゃって。
   痛かったでしょ?」

美琴「アンタも電撃痛かったでしょ? お相子よ」

イン「美琴!」ガシリ

美琴「インデックス!」ガシリ

上条「こうして二人は熱い友情で結ばれ……ってなんで二人ともこちらを睨むんでしょうか」ガクブル

イン「これもあれも」ギロ

美琴「全部アンタのせいって忘れてんじゃないわよ?」ギロ

上条「す、すいませんでした」

美琴「ま、原稿を書き終えたわけだけど。週間少年エスパーの編集部ってとこに持ち込みに行きましょうか」

イン「待って美琴! 持ち込みの時は編集部に電話したほうがいいんだよ!」

美琴「そうだったわね。てことで、アンタ電話しなさい」

上条「俺か? ま、まあいいけど」ピポパ


139:2011/04/02(土) 01:29:04.85 ID:f4/zCoI+0

黄泉川宅――

一方「仕事終わりのコーヒーはうめェな」ゴクゴク

打ち「やっと完成したね、漫画」

番外「まあ、アンタが考えたにしては面白い漫画だとミサカは思うよ」

一方「……ふン」

打ち「この漫画を少年エスパーの編集部に持ち込みに行くんだね!
   ってミサカもミサカもついていきたいかも!」

一方「……好きにしやがれ」


140:2011/04/02(土) 01:30:01.06 ID:f4/zCoI+0

アイテム宅――

麦野「ようやく完成したって訳よ」

絹旗(超疲れました。ってか麦野が超おかしいです)

麦野「結局、私達が描いた漫画が一番おもしろいって訳よ」

絹旗「む、麦野。超いつもと違う口調ですよ?」

麦野「そんなことないって訳よ」

絹旗「そ、それだと超フレンダみたいって訳です。ってあれ!?」ウツッタ

麦野「早速、編集部へ持ち込みの電話をするって訳よ!」キラキラ


浜面「完成した……完成したぜ滝壺!」

滝壺「おめでと、はまづら」

浜面「早速編集部へ電話しないとな」

滝壺「持ち込みっていうのだよね。私もついていっていい?」

浜面「ああ! 滝壺も手伝ってくれたしな」


麦野「そこ、五月蝿いって訳よ! 今こっちが電話してるって訳よ!」

浜面「む、麦野? なんだその鯖缶大好きっ子さんのような口調は」

絹旗「よくわからないです……、とりあえず超電話中なので超静かにしてください」


141:2011/04/02(土) 01:30:50.98 ID:f4/zCoI+0

垣根宅――

垣根(早速、編集部へ電話したのはいいが)

垣根(俺の仕事は漫画を描いてアイツ等と競いあうこと、だ)

垣根(もし負けたら、俺は元に……戻るのか?)

垣根(それだけは……それだけはゴメンだ)ガクブル

初春「垣根さん、どうかしましたか?」

垣根「いや、なんでもない。それより、明日いい結果だといいな」

初春「ですね。でもこの漫画とても面白いです。大丈夫だと思いますよ!」

垣根「ああ」

垣根(絶対漫画でアイツ等(特に一方通行)に勝ってやる!)


142:2011/04/02(土) 01:32:02.29 ID:f4/zCoI+0

こうして8人の漫画家たちは、完成した原稿を手に、そして仲間とともに、

週間少年エスパーを作っている会社へと向いました。

ここから更なる困難が8人の漫画家を襲うとはだれも予想していませんでした。



143:2011/04/02(土) 01:33:19.19 ID:f4/zCoI+0

秋栄社前――

上条「ついにきたな」

美琴「そうね」

イン「ここが、週間少年エスパーを作っている会社。秋栄社なんだよ」

上条「担当さんと待ち合わせは14時。あと、十分前か」

美琴「五分前に入りましょうか」

イン「二人とも、私はここのベンチで待っとくんだよ」

上条「インデックス?」

イン「漫画家は当麻と美琴なんだよ。私は二人のファン。中までついてくと邪魔になるんだよ……、だから待ってるんだよ!」

美琴「インデックス……ありがとう」

上条「ありがとな、インデックス。あとで三人で美味いもの食べ行こうぜ」

美琴「インデックスのは私が奢ってあげる!」

イン「やたっ!」

美琴「あんまり食べ過ぎないでよね!」

上条(二人とも、いつのまにか仲良くなったな……)ホロリ


144:2011/04/02(土) 01:34:30.58 ID:f4/zCoI+0

秋栄社――

受付「――では、三番の席にてお待ちください」

上条「バクマン。みたいな感じだな」

美琴「うん。なんかドキドキしてきた……」


「これは、没ってことで。またがんばって」

「そ、そんな!」

「この漫画全体的におもしろくないっていうかさー」

「……」


上琴「……」ゴクリ

上条「お茶が出れば合格なんだよな」

美琴「せめてコーヒーが出ますように……」

「こんにちわ。君達が上条くんと御坂さんね。
 ミサカが「週間少年エスパー」編集のミサカ17583号です。とミサカは自己紹介をします」

上琴「」ポカン


145:2011/04/02(土) 01:36:07.16 ID:f4/zCoI+0

美琴「なんでアンタがここにいんの」

17583号「仕事です。とミサカは簡潔に答えます。これでも実際に編集してるほどですので、
    見る目はあるつもりですとミサカはお姉さまを落ち着かせます」

上条「よ、よろしくな」

17583号「早速ですが、原稿見せてもらえませんか? とミサカはスルーします」

上条「ああ。これだ」サッ

17583号「……」サッ、サッ

上条(読むの早いな)ドキドキ

美琴(なんかプロの目をしてるわ、こいつ)ドキドキ


【とある剣士の物語】
こことはまた別の世界にとある剣士がいた。
その剣士は不幸を呼ぶと呼ばれる刀を持ち人々に恐れられていた。
だがその剣士は、恐れられてもなお、人々のために戦った。
自分の内から湧く感情に従い真っ直ぐに進む剣士の前に、一人の少女が現れた。
その少女はとても強い力を持っており、その力を狙われていたのだ。
そして、逃げている間にその剣士に出会う。
少女を狙う者に立ち向かい、剣士は剣を振るう!


17583号「……ぷ」

上琴(ぷ?)

17583号「……くすくすっ」

上条(それは、面白いから笑ってるのか?)

美琴(それとも馬鹿にした笑いなのかしら)

17583号「見終わりました。とミサカは原稿をおきます」


146:2011/04/02(土) 01:38:24.16 ID:f4/zCoI+0

上条「ど、どうでしょうか」

17583号「指摘がいくつかありますけどいいですか。とミサカは確認をとります」

美琴「ど、どうぞ」

17583号「絵下手すぎ。ストーリーも駄目駄目ですとミサカはがっかりします」

上琴(がーん)

上条「駄目ですか。俺の絵」

17583号「戦闘物って特に重要なのに、ふぬけたどこぞのモヤシみたいになってるんですよとミサカは溜息をつきます」

上条「モヤシ……ですか」ガーン

17583号「ストーリーもぱっとしないし、剣士の過去をこうもばーっと最初にだすのもつまらないです。とミサカは指摘します」

美琴「そう……ですか」ガーン

17583号「でも、二人とももっと伸びると思いますとミサカは二人を慰めます」

17583号「上条さんは人物の絵が苦手みたいですので、人物の練習を。背景もちょっとは練習したほうがいいです。
    お姉さまはもっといろんな本を読んでみてください。きっといいアイデアが思いつくと思います。
    今度もミサカが見ますよ。とミサカは二人に笑顔を向けます」

上条「さっきから全然無表情な気がしますけど」

17583号「何かいいました? とミサカは睨みつけます」

上条「すいませんでした」

上条(威圧感だけはあった)


147:2011/04/02(土) 01:39:23.55 ID:f4/zCoI+0

美琴「また、話を考えて原稿にして持ってこなきゃね」

17583号「原稿にするのって大変ですけど、上条さんの画力をあげるためだと思えばいいですよ。とミサカはアイデアをだします」

美琴「……そうね。ありがとう、編集さん」

上条「ホント、ありがとうございました」

17583号「またお待ちしてますよ。次持ってくるときはコチラの名刺にお願いします。とミサカは二人に差し出します」

秋栄社 週間少年エスパー編集部 ミサカ17583号

上条(これ、ほかの奴が貰ったらびっくりするんだろうな)

17583号「ついでに携帯アドレスも記入しとくので、何かあればどうぞ。とミサカは丁寧に書き上げます」

美琴「ありがとうございました!」


上条「はぁ……、駄目駄目だったな。やっぱ漫画ってのは甘くないや」

美琴「そうね。でも、落ち込んでちゃいられないわ」

上条「ああ。また、がんばって漫画を描こうぜ!」

美琴「おー!」


156:2011/04/02(土) 20:57:42.59 ID:f4/zCoI+0

秋栄社前――

一方「とうとうきちまったなァ」

打ち「私達はここで待ってるってミサカはミサカは貴方のこと応援してみたり!」

番外「まあ、ぼろくそ言われるだろうと思うけど」

一方「うるせェ」

一方(やべえ、なんか緊張してきた)

一方(落ち着け俺、俺は学園都市最強の一方通行だ)

一方(こンなことでいちいち緊張するわけねェだろ)ブルブル

番外(めっさ緊張してるんだけど)ウケル

打ち(がんばってってミサカはミサカは貴方を心配してみたり)


157:2011/04/02(土) 20:58:53.81 ID:f4/zCoI+0

秋栄社――

一方「……で、なんでお前がここにいンだよ」

18599号「編集です。とミサカ18599号は簡潔に述べます」

一方「編集……ねェ」

一方(たこみたいな奴とか、アフロとか、そンなン予想してたわ)

18599号「とりあえず、進めたいので原稿を見せてもらえますかとミサカは急かします」

一方「これだァ」ホレ

18599号「フムフム」サッサッ

一方(ちゃンと読ンでンのかァ?)ドキドキ

一方「ど、どうだ?」

18599号「……よく出来てると思いますとミサカは正直な感想を述べます」


158:2011/04/02(土) 21:00:01.79 ID:f4/zCoI+0

一方「ホントか!」キラッ

18599号「でも、まだまだこれからです。とミサカはもう一言いいます。
    でも、このお話面白いとはおもいますよ。キャラもちゃんと出来てますし、絵もまあまあといったところです。
    ただ初めてってことで下手な部分も多いですが。どんどん描いていけば伸びます。
    とミサカは編集らしい言葉を述べます」

一方「どンどン描く……か」

18599号「今度からネームを持ってきても構わないレベルです。とミサカは自分の名詞を差し出します」

一方(真城や高木も、最初からネーム持ってきていいなんて言われてねェ。これは案外いけるのかもなァ!)キラキラ

18599号「とりあえず、漫画賞にも出しておきますね。とミサカは原稿を受け取ります」

一方「頼む!」

18599号「では、またお待ちしてます。とミサカは笑顔を向けます」

一方(最初から最後まで表情変えてねェだろ)


一方(よし、次からもっとすげェの描いてやンよ)

一方(そして一番に連載してやらァ!)


159:2011/04/02(土) 21:01:22.14 ID:f4/zCoI+0

秋栄社前――

滝壺「がんばって。私ははまづらの事を応援してる」

浜面「おう、行ってくる」

浜面(にしても緊張するな、こういうの)


「すごくよく出来てますね」

「ホントですか!」

浜面(俺も、あんなふうに言われたらいいけど……)

浜面(滝壺の為にがんばらなきゃな)

14238号「こんにちわ、ミサカが「週間少年エスパー」編集のミサカ14238号ですと簡潔に紹介をします」

浜面「み……ミサ?」

浜面(どっかで見たことあるような気がすっけど)

14238号「早速漫画を見せてくださいとミサカは急かします」

浜面「お、おう」サッ


160:2011/04/02(土) 21:02:07.04 ID:f4/zCoI+0

14238号「…………」ジーッ

浜面(そんなに食い入るように見られると恥ずかしいな)

14238号「……ギャグですか、これは。とミサカは質問をします」

浜面「い、一応ギャグですけど」

14238号「つまらん。とミサカは原稿を投げます」サッ

浜面「!?」

浜面(1・2ページしか読まれてないのに!)

浜面「もっとちゃんと最後まで見ろよ!」

14238号「無駄だと思います。これは、没ってことで。またがんばって。とミサカは立ち去ります」

浜面「そ、そんな!」

14238号「じゃあ一つだけ質問します。とミサカは貴方の目を見て聞きます」

浜面「……」ゴクリ

14238号「貴方は、漫画を愛してますか?」


161:2011/04/02(土) 21:03:02.17 ID:f4/zCoI+0

浜面(漫画を愛してるか……)

滝壺「はまづら、どうしたの?」

浜面(俺は漫画はよく読むほうだし、好きだ)

滝壺「……?」

浜面(でも、愛してるかと聞かれたらなぁ……)

滝壺(なにかあったのかな)ナデナデ

浜面「た、滝壺!」

滝壺「元気出して、はまづら。なにかあったかは知らないけど、またがんばろ」ニコッ

浜面「滝壺……」

浜面(俺は漫画を……)


166:2011/04/03(日) 10:57:10.72 ID:d+peKSRa0

秋栄社――

19556号「面白いですと、ミサカ19556号は正直な感想を述べます」

麦野「ホントに!?」

19556号「はい。でもこれ小説みたいです。とミサカは指摘を開始します」

絹旗「超小説……ですか」

19556号「この推理物、ストーリーばかりで説明口調がほとんどです。
    そして、この主人公達のキャラが生かしきれてないかとミサカは推測します」

麦野「キャラねえ……むー」

絹旗「あの……超絵はどうですか?」

19556号「上手いですけど、物語にあってない絵です。とミサカは一言いいます」

絹旗「超物語にあってないですか……」ショボン

麦野「い、いいじゃない! まだこれからよ、絹旗!」

絹旗「超そうですね」

19556号「次回からネームで持ってきてもらえればアドバイスぐらいはしますよ。とミサカは自分の名刺を渡します」

麦野(にしても、この第三位のクローン。鋭い目をしてるわね)

絹旗(表情超変わってませんけどね)

19556号「がんばってくださいと、ミサカは二人にエールを送ります。あと、この漫画は賞に出しておきますね。」

麦野「賞って入る可能性あるのかしら?」

19556号「まあ、漫画のおもしろさは人それぞれですので、この作品も最終候補には残るかもしれませんよ。
    と、ミサカは説明します」

絹旗「賞超とれるといいですね」

麦野「ええ!」


167:2011/04/03(日) 10:57:51.13 ID:d+peKSRa0

秋栄社――
10723号「すごくよく出来てますねと、ミサカ10723号は絶賛します」

初春「ホントですか!」

10723号「でも、これでは少女漫画みたいです。内容も絵も。とミサカは指摘します」

垣根「少女漫画か……」

10723号「面白さはあるんですけどね。とミサカは一言追加します」

初春「それにしても御坂さんの妹さん(と思っている)に褒められるなんて……!」

垣根(クローンだけどな)

10723号「次からはネームを持ってきて欲しいです。そしてこの原稿は漫画賞に出しておきます。
    とミサカはもう定例となっているかのように名刺を渡します。
    ちなみにもっと原稿について話したいのですが、お茶はいかがですかとミサカは」

初春「いります!!」

垣根「即答かよ」


168:2011/04/03(日) 10:59:05.26 ID:d+peKSRa0

ファミレス――

麦野「はぁ、次のネームどうしよう。あれ、今日のシャケ弁味が違うかも、あれー?」

絹旗「私は超絵の練習ですね! 麦野、超がんばりましょう!」

絹旗(なんか超やる気がでてきました!)

麦野「そうね!」

絹旗「やる気でてきたら超喉が渇いてきました」

麦野「なら私がとりにいくわ」



一方「……」ジュルル

打ち「さっきからそんなに悩んでどうしたのってミサカはミサカは食べながら話してみたり」

一方「食べながら喋ンな」ジュル

打ち「なんか言われたの? ってミサカはミサカは食べずに聞いてみたり」

番外「どうせぼろくそ言われたんでしょ?」

一方「違ェ、今考え中だ」ジュル…ネェ

一方(コーヒーおかわりにいくかァ)


169:2011/04/03(日) 10:59:57.75 ID:d+peKSRa0

垣根「もっと少年漫画らしい絵か……」カキカキ

初春「あ、垣根さん。オレンジジュースおかわりお願いします」

垣根「自分でいけ。ってかお前オレンジジュースばっかだな」

初春「好きですから。……あれ、なんか肩の調子が」ジドー

垣根「……行ってきます」


浜面(漫画を愛してるか……)

浜面(うぬ……)

滝壺「はまづら」ジュルル

滝壺(元気ないな、はまづら)ジュルルル

浜面「はぁ、駄目だ。……ちょっとジュース取ってくる」

滝壺「なら私のもお願い」


170:2011/04/03(日) 11:00:47.76 ID:d+peKSRa0

上条「どうだ? 次のネームは思いつきそうか?」

美琴「駄目……、あー喉渇いた」

イン「私も飲み物欲しいんだよ」

上条「なら取ってくるよ」

上条(俺のだけまた別に取りにいかなきゃな……)ハァ



麦野「あれー?」

一方「……あァ?」

垣根「お前等……」

浜面「げっ」

麦野「なによ、げって」

浜面「な、なんでもねえ」

上条(本能がつげている。不幸だー)



173:2011/04/04(月) 06:21:24.79 ID:fpdhLXvy0

上条「賞に応募すんのか!?」

一方「あァ。入るかもしれねェって担当が言ってたからな」

麦野「あー、それ私も。最終候補ぐらいには入るかもって」

浜面「最終候補か」ゴクリ

垣根「まぁ、俺たちのだったら賞の一つや二つ入ると思うぜ?」

美琴「賞ね……」

上条(すげえ。もうそんなところまで……)

美琴(私第三位なのに、第四位にまで漫画で抜かれそう……!)

初春「御坂さんたちはどんな感じでした?」

美琴「え、えっとー。いい感じだったかなぁ? あははは」

麦野「序列で下でも、漫画では私の方が上みたいね、第三位」

絹旗「私達の漫画超おもしろいですよ!」

美琴「へえー……」アセダラリ

打ち「お姉さまもがんばってってミサカはミサカは応援してみる」

番外「お姉さまなら、第一位より面白い話かけるよ。そして第一位とっとと抜かしてほしいかも☆」

美琴「わ、分かってるわよ」


174:2011/04/04(月) 06:24:47.24 ID:fpdhLXvy0

美琴(でも、肝心の話。思いつかないのよね)

美琴(まずはいろんな本を読んでみるしかないわね。担当の言ったとうり)

美琴(第四位も頭がいい。そして本も読んでそうだわ)

美琴(初春さんの描く漫画もおもしろそう……)

美琴(一方通行はよくわかんない。浜面って人も微妙……)

美琴(まずは初春さんと、第四位の上を行く話しを考えなきゃ)

美琴「と、当麻。そろそろ行きましょ!」

上条「お、やる気だな美琴。それじゃ俺達はここで」

イン「またなんだよー」


美琴「とりあえず図書館に行きましょ。私はいろんな本を読む。
   当麻はもっと画力を上げるために必要な本を借りて描く。
   いいかしら?」

上条「おお。人物から背景まで上達してみせますのことよ!」

イン「私も本を読んでみるよ!」


175:2011/04/04(月) 06:38:44.88 ID:fpdhLXvy0

浜面「お、俺もそろそろ。行こう滝壺」

滝壺「うん。みんなバイバイ」ノシ


とある街角――

浜面「なぁ、滝壺。俺って漫画を愛してる……か?」

滝壺「漫画を……?」

浜面「今日あった担当に「貴方は漫画を愛していますか?」って聞かれたんだよ」

滝壺「そうなんだ。……それははまづらが考えることだと思うよ。はまづらは漫画のこと、好き?」

浜面「好きだと思う」

滝壺「私のことは?」

浜面「……好きだ」

滝壺「はまづらは、私のこと守ってくれるっていった。私、嬉しかったよ」

滝壺「そして有名な漫画家になったら、結婚してくれるんでしょ?」

浜面「ああ」

浜面(有名な漫画家になれば、滝壺を幸せに出来ると思ったからだ)

滝壺「きっとそのたんとうさんは、一生漫画と共にする覚悟を聞いたと思う」

滝壺「だって好きじゃないと、一生一緒にいられないでしょ?」

浜面「滝壺……」

浜面(どうやら、俺は覚悟を決めなきゃならねえみてえだ)


176:2011/04/04(月) 06:42:47.18 ID:fpdhLXvy0

浜面(漫画と一緒に生きる覚悟がッ……!)

滝壺(漫画家になんてならなくてもいいよ。はまづらがいるだけで私は幸せなんだから。
   でも、はまづらが漫画家になるっていうなら。私ははまづらの事を応援してるよ)

浜面「滝壺、ありがとな」

滝壺「ううん」

浜面「俺、決めたよ。絶対漫画家になって、滝壺と結婚するってな!」

滝壺「はまづら……恥ずかしいよ」

「結婚だって」「いちゃつきやがって」
「きゃーww」「あついわねぇ」

浜面「と、とりあえず逃げるか!」

滝壺「うん」

浜面(滝壺のおかげでいい話を思いついたかもしれねえ)


177:2011/04/04(月) 06:50:24.08 ID:fpdhLXvy0

麦野「浜面たち、次は凄いの持ってきそうね」

絹旗「どうして超思ったんです?」

麦野「なんとなく、よ」

一方(三下ァ。俺はお前と戦いてェンだ。俺と同じレベルの漫画描けよな)

打ち「初春のお姉ちゃんのお話面白いねってミサカはミサカは褒めてみたり!」

初春「あ、これはまだだめです! 次の話のためのネームですよ!」

番外「お花畑って感じの話ね」

垣根「お花畑いうな。いうなら」

一方「メルヘンだろォ?」

垣根「そう! って違ぇよ!! ファンタジーっていえ!」

麦野「メルヘンか。第一位はちなみにどんなジャンルを描いてるの?」

一方「……バトル物だァ」

垣根「スルーすんなよ。第一位がバトル物ねぇ……!」ププッ

一方「お前のよりはましだ、メルヘン野朗ォ!」

垣根「あんだと、モヤシ野朗! モヤシのバトルなんて似合わねぇよ!」

一方「あァ? もういっぺン言ってみろこのメルヘン野朗ォ!!」

垣根「何度でも言ってやるよ、このモヤシ!」

初春「お、落ち着いてくださいよ!」

打ち「ストップー! ってミサカはミサカは二人を止めに入ったり!」




178:2011/04/04(月) 06:58:31.01 ID:fpdhLXvy0

垣根「おい勝負だ、第一位」

一方「あァ?」

垣根「今月の漫画賞でどっちが上に入るか、なぁ!」

一方「上等だ。バトルがメルヘンに負けるわきゃねェだろうよォ!」

垣根「だからファンタジーって何度言わせるんだよ、モヤシ!」


初春「二人とも……まだ初投稿ですよ?」

打ち「どっちが面白いかミサカはミサカは気になってみたりー」

番外「これはミサカもわかんないかも」


絹旗「超うるさい人たちです。あれ麦野、超どうかし」

麦野「うるっせええええんだよおぉぉぉ!!!」

一根「!?」

麦野「一番は私達の漫画に決まってんだろおおおお!?」

垣根「なんだとコラ!」

垣根「それはねェよ、第四位!!」


番外「うるさいのが増えたね」

絹旗「麦野……」

打ち「ほかのお客さんの迷惑ってミサカはミサカは止めてみたりってキャ!」

一方「おい、このオバハン。うちのクソガキに何してくれてんだァ!!」

麦野「誰がオバハンだ、このモヤシ。ぶ・ち・ご・ろ・し・か・く・て・い・ね」

垣根「こっちにまで原子崩ししてんじゃねぇぞコラ!」

初春「学園都市のレベル5って……」


185:2011/04/07(木) 16:27:23.13 ID:V2bX4o3/0

上条宅――

美琴「うー」

上条「うー?」

美琴「うー」

上条「……」

イン「美琴がおかしくなって3日目なんだよ。大丈夫美琴?」

美琴「うーうー♪」ダイジョウブ

イン「どっかで聞いたことある台詞なんだよ」

上条「ホント、無理しなくていいんだぞ美琴」

美琴「うーうー」ハァ

上条(何て言ってんだ)

イン「そうなんだー。でも、美琴なら出来るんだよ!」

上条「通じてる!?」

美琴「うー☆」ニコッ

イン「うーうー☆」ニコッ

上条「感染した!!」



186:2011/04/07(木) 16:28:18.08 ID:V2bX4o3/0

上条「ふ、二人とも無理しなくてもいいんですよ? そ、そうだ! 今日はどこか出かけよう! 遊園地なんてどうだ?」

美琴「うー……」ショボン

イン「うー」ムスッ

上条「食べ放題に行きたいのか?」

美琴「うーうー!」ジタバタ

イン「うー!」ワァイ

上条「インデックスは食べ放題か。美琴は……」

美琴「うー」ムー

上条「そうかそうか、ゲコ太遊園地がいいんだな。よし、両方行こう!」

イ琴「うー☆」ワァイ



187:2011/04/07(木) 16:29:18.27 ID:V2bX4o3/0

ゲコ太遊園地――

上条「ご、午前中は遊んで午後はいっぱい食べような!」

上条(ああ、お金が……)

イン「うー!」アッチアッチ

美琴「うー!」コッチコッチ

上条「ひっぱんなって。じゃんけんで決めなさい」

イン「うー」サイショハグー

美琴「うー」ジャンケンポン!

イン「うー!」パー

美琴「うー!」チョキ

美琴「うー☆」ヤッタ

イン「うー……」ショボン

美琴「うーうー」アトデイコウヨ

イン「うー!」ウン!

上条(楽しそう(?)だし、いいとするか)


188:2011/04/07(木) 16:30:19.91 ID:V2bX4o3/0

一方「て、なんで俺が一緒に行かなきゃならねェンだよ」

打ち「お姉さまとインデックスとあの人を見たってMNWで聞いたの! ってミサカはミサカは報告してみたり!」

番外(嫉妬電波が……!)

一方「行きてェなら二人で行け」

打ち「ミサカも遊園地で遊びたいってミサカはミサカはだだをこねてみる!!」

番外「……ミサカも行きたいよおおお!!」パンク

一方「ってひっぱンじゃねェ!」

打ち「おいてかないでよってミサカはミサカは全速力でダッシュ!!」

一方「漫画かかせろォ!」



189:2011/04/07(木) 16:31:23.64 ID:V2bX4o3/0

美琴「うー♪」タノシカッタ

イン「うー♪」タノシカッタネ

美琴「うーうー」ツギハアッチダネ

イン「うー!」ウン!

上条「楽しそうなのはいいんですけど。……おいてかないでくれ」ゼェハァ

美琴「うー!」ダッシュ

イン「うー!」ココマデオイデ!

上条「ちょ、待て!」キョロキョロ

上条「いない……」


190:2011/04/07(木) 16:32:17.87 ID:V2bX4o3/0

番外「次あれ乗りたいかも!」

打ち「ミサカもあれ乗りたいってミサカはミサカはジェットコースターを指してみたり! ってあれ」

番外「第一位いないじゃん。どっかでのたれ死んでたりして☆」

打ち「あ、あの人は!」

番外「……!」

上条「あれ……ちっちゃい御坂に大きい御坂?」



191:2011/04/07(木) 16:33:18.20 ID:V2bX4o3/0

イン「うーうー♪」ワァイ

美琴「うーうー♪」ワァイ

一方「アイツら、どこ行きやがった」キョロキョロ

イン「うー!」アッ

美琴「うー……」アレハ

一方「あァ?」

イン「うー!!」ギュッ

美琴「うー」ガルルル

一方「……」

イン「うーうー!」ニコッ

美琴「うー!」ガルル

一方(……知らねェふりしよう)スタスタ

イン「うーうーうー!」ギュ!

一方「とっとと放れろ! 暑苦しィ!」

イン「うー」ショボン

美琴「うーうー!」ガルルルルル

一方「うーうーうるせェ!!」


192:2011/04/07(木) 16:34:42.19 ID:V2bX4o3/0

一方「ンで、迷子になった三下探してンのか」

イン「うー!」

美琴「うー」ギロ

一方「それなら放送で呼び出したほうがいいンじゃねェか?」

イン「うーうー」カワイソウ

一方「……まァ、可哀想だな」

イン「うー。うーうー!」イッショニサガシテ! ワタシモテツダウヨ!

一方「めんどくせェが、そォするか」

美琴「うー!」イヤ!

イン「うーうー」ダイジョウブ!

美琴「うー……?」ホントニ?

イン「うー!」ホントダヨ!

美琴「うー……」ワカッタ

イン「うーうー!」ソレジャイコウ!

一方「そのうーうーいうの止めろ」

イン「むっ。楽しかったのにー!」

一方「最初から普通に喋れ」


193:2011/04/07(木) 16:36:21.96 ID:V2bX4o3/0

美琴「うー」アレノリタイ

一方「だから、そのうーうー言うのやめろォ!」イライラ

美琴「……うー」グスン

「あの人、女の子泣かせてるわー」「女の子二人も連れてるし、最悪だろ」
「ムカつくわぁ」「最低な男ね!」

一方「わ、悪かったから。……泣くなよなァ」

一方(こうしてみると打ち止めに似てるよなァ。ってかクローンか)

イン「あの、ゲコ太ファンタジーってのに乗りたいみたいだね。
   水の上をボードで渡って、周りの景色を楽しむものみたい。私も乗ってみたいんだよ!」

美琴「うー☆」ワクワク

一方「仕方がねェ。ホラ置いてくぞ」

イン「まってー」

美琴「うー♪」


199:2011/04/07(木) 16:54:04.25 ID:V2bX4o3/0

>>193 と >>194 の間

上条「打ち止め達も遊園地に遊びに来てたのか」

打ち「き、奇遇だねってミサカはミサカは慌ててごまかしてみる!」

番外「もろばれてるよ。……アナタも遊びにきたの?」

上条「ああ。美琴がアイデアに詰まってたからな」

打ち「ミサカはミサカはあの人と番外個体と三人で来たの!」

上条「そうかー。でもその様子じゃ一方通行とはぐれちまったみたいだな。俺も美琴とインデックスとはぐれちまってよ」

打ち「な、ならミサカもミサカも一緒に探すの手伝うよ!」

上条「いいのか?」

番外「あの人なら大丈夫だと思うし。ミサカもアナタと遊びたいな☆」

打ち「ミサカもミサカもあなたと遊びたいってアピールしてみる!」

上条「い、いつの間に遊ぶことになったんでせうか?」

番外「遊んでるうちに会えるって。ミサカ、あれ乗りたーい!」

打ち「ミサカもミサカも乗りたいってアナタの手を掴んでみる!」

番外(また嫉妬電波がぁあ!)

番外「ミ、ミサカもおお!」


すいませン、ホントすいませン。
書き溜めてるのもあれだね。
ではでは。


194:2011/04/07(木) 16:38:24.07 ID:V2bX4o3/0

上条「疲れた……もう勘弁してください……」ガクッ

打ち「楽しかったね! ってミサカはミサカはあなたに飲み物を差し出していい女ぶりをアピールしてみたり」

上条「ありがとう、打ち止め」ゴクゴク

番外「あんなので根を上げてるようじゃまだまだだよ。ミサカまた乗りたいなー」

上条「なんで子供向けの遊園地にあんなレベル高いジェットコースターがあるんだ」

番外「子供でもレベル高いのに乗りたいって思うんじゃないの? ミサカには関係ないけど。
   それより、まだ見つかんないね。アナタの連れと第一位」

打ち「そうだ! ミサカはミサカはナイスアイデアを提案してみたり!」

上条「なんだ?」

打ち「ごにょごにょ……ってミサカはミサカは二人の耳元で囁いてみたり」

番外「あはははっ! いいかもそれぇ!!」

上条「でもそれはさすがになあ……」

番外「ミサカがそれする!!」

上条「すっごく輝いてんな」


195:2011/04/07(木) 16:44:44.97 ID:V2bX4o3/0

ゲコ太ファンタジー――

美琴「うーうー☆」ワクワク

イン「ホントに下が水なんだよ!」

一方「危ねェから手突っ込むな」

美琴「うー……」ポワン

イン「綺麗なんだよー」ポワン

一方(くだらねェ)

イン「魔術とは違うけど、タイトル通りファンタジーなんだよ」

美琴「うー……」

イン「あ、ゲコ太がでてきたんだよ、美琴」

美琴「うーうー!」カワイイ

一方(くだらねェけど……、俺が第三位と一緒にこンなのに乗るなンてなァ)

イン「可愛いんだよ」

美琴「うー!」ゲコタハワタサン

一方(これも、漫画のライバル同士になったからかァ?)

美琴「うー」

一方「な、なんだァ」

美琴「うー☆」アレアレ

一方「カエルがなンだ」

美琴「うー!」カワイイ

一方「……くっだらねェ」


196:2011/04/07(木) 16:46:46.73 ID:V2bX4o3/0

ゲコ太遊園地――

イン「魔術的にはあれだったけど、ふぁんしーだったと思うんだよ!」

一方「はァ、くっだらねェ」

美琴「……」プルプル

イン「美琴、どうしたの?」

美琴「インデックス……、いいアイデアを思いついたわ!!」

イ方「喋った!」

イン「そして自前のノートに凄い速さで記入していくんだよ!」

一方「って、俺の体で壁代わりにしてンじゃねェ!」

イン「でもどうして今まで「うー」だけだったの?」

美琴「アイデアがでないから。アイデアが出る飴ってのを。食べたら」カキカキ

美琴「いつのまにか。うーって言葉しか。でなく。なった。の!」カキカキッ!

イ方「どんな飴なんだよ(ァ)」

美琴「アイデアが出るまでうーって言葉しか発せない飴」

一方(怖ェ)

美琴「うん。今回のはいいかもしれないわ! ありがと、インデックス。……一方通行」

イン「美琴ががんばったからなんだよ!」

一方「……まァ、頑張って俺のレベルにまでこいよなァ」

美琴「負けないわよ!」ビリビリ

一方「あァ、手加減しねェよ」ビリビリ

イン「ライバルの火花が見えるんだよ!」


197:2011/04/07(木) 16:49:10.75 ID:V2bX4o3/0

ぴんぽんぱんぽーん

『ぷぷっ。あ、迷子のお知らせでーす』

イン「どっかで聞いたことある声なんだよ」

『えっとー。一方通行くぅん? 一方通行くん。いらっしゃったら迷子センターまで起こしくださーい。
 ミサカや打ち止めが待ってますよー☆ ぷぷっ』

一方「あ、あんやろォ!!」カァ

『繰り返すよー。一方通行くーん、一方通行くーん。白い髪にぃー、杖ついてぇー、目つきスゲェ悪い一方通行くーん』

「あの人じゃない?」「って高校生ぐらいで呼ばれるなんて」クスクス

『えーあー、美琴にインデックス。俺も迷子センターで待ってるからな! いたらすぐに来い!』

美琴「と、当麻まで!」

『ちなみに、美琴っていうのは私のお姉さま……じゃなく。
 茶色の髪の常盤台のお嬢様で、学園都市第三位の御坂美琴お姉さまって
 ミサカはミサカはって、マイクー返して!』

『こら、そこまで話したら可哀想だろ!』

美琴「……!」カァ

『もらい! ついでにインデックスは白い修道服着てる大食いシスターさんなのだーって
 ミサカはミサカは教えてみたり!』

『こ、こら!』

『あははっ! まあとりあえず。第三位の御坂お姉さまと、白い修道女の幼女と、
 白い目つき悪い学園都市最強(笑)の一方通行は今すぐ迷子センターに来てね☆
 以上、ミサカからのお知らせでしたー』

「学園都市最強って……」「えー、あれがー?」
「常盤台のお嬢様も迷子になるのね」「幼女ハァハァ」


この後、三人は真っ赤になりながらも人目を気にせず迷子センターへ直行したことは言うまでもない。



207:2011/04/08(金) 19:03:45.18 ID:D8DM9c1K0

食べ放題レストラン――

イン「幸せなんだよ」ニッコリ

上条「空いててよかったな。料理もどんどん出てくるみたいだし。……食いすぎるなよ、インデックス」

イン「分かってるんだよ。美琴、こっちのハンバーグ美味しいんだよ! あーん」

美琴「あーん」パクッ

イン「どうかな?」

美琴「うん。美味しい!」ニコッ

イン「よかった! 美琴、ネーム書くの忙しいみたいだから私もっと持ってくるんだよ!」

美琴「アリガトね、インデックス」カキカキ

上条「あー、インデックスさん、よかったら俺にもー」

イン「当麻は自分でとりにいけばいいかも」

美琴「そうよ。インデックスに面倒なこと押し付けないで」

上条「……すいませんでした」

上条(最近ホントに仲いいな二人とも)


208:2011/04/08(金) 19:04:31.77 ID:D8DM9c1K0

イン「ったく、当麻のおかげで酷い目にあったかも!」ムス

美琴「ホントよね。学校行きづらいじゃない。あ、これ美味しい」

イン「迷子扱いなんてあんまりなんだよ。美琴、こっちもー!」

美琴「しかも、第三位やら常盤台まで言っちゃって……! んー、最高!」

上条「それは俺じゃないんですけど」

イン「とめなかった当麻のせいだよ! にしても美琴、こんな豪華なレストランに連れてきてくれてありがと!」

美琴「いいのよ。インデックスの分ならだせるしね。二人で満喫しましょ!」

上条「え、俺の分は……」

イ琴「自腹の決まってるんだよ(でしょ)」

上条「ですよねー、不幸だー」


209:2011/04/08(金) 19:05:23.17 ID:D8DM9c1K0

とある街角――

麦野「にしても、ミステリーって奥が深いわぁ。私の書くミステリーって三流っぽいかも」

絹旗「麦野のミステリー、超おもしろいですよ!」

滝壺「むぎのたちはミステリーなの?」

麦野「そうよ。ミステリーって頭使うけど、私にはそうゆうのがあってるからね」

浜面「すげえな。さすが第四位」

絹旗「浜面はどんな漫画なんです?」

浜面「…………ギャグ漫画」

麦野「あっはははは!! アンタには合ってるかもねえ!!」

絹旗「超まぬけな漫画しかッ……思いつかないですッ……!」コラエテル

浜面「……」

滝壺「むー。はまづらはやれば出来る子だよ」ヨシヨシ

浜面「ありがとう、滝壺。お前は俺の天使だよ……」


210:2011/04/08(金) 19:06:15.29 ID:D8DM9c1K0

麦野「笑いすぎたらお腹空いてきたわー」

絹旗「あの超食べ放題とか超どうですか?」

滝壺「食べ放題……」ゴクリ

浜面「え、でもあれ……すっごく高いぞ?」

麦野「大丈夫でしょ。あれくらいは」

絹旗「超OKです」

滝壺「……はまづら、行かないの?」ウルッ

浜面「さっそく入ろうか」キリッ


211:2011/04/08(金) 19:07:36.35 ID:D8DM9c1K0

麦野「って超電磁砲じゃない」

美琴「原子崩し……!」

イン「美琴たちのライバル登場なんだよ!」

絹旗「貴方達も超お食事中みたいですね。……ん、これはネームですか?」

美琴「そ、そうよ。まだ書いてる途中だけどね」

麦野「アンタは文章でネームを書くのね」フムフム

浜面「文章か……俺には無理そ」

絹旗「超当然ですよ」

浜面「……」ガクリ

滝壺「よしよし、私はそんなはまづらを応援してる」


212:2011/04/08(金) 19:08:20.57 ID:D8DM9c1K0

上条「お前等は新しい漫画描いてたりするのか?」

浜面「まー、ぼちぼち」

麦野「私たちはまだよ。今は勉強中ってトコかしら」

絹旗「そして超面白い漫画を描きますよ」

上条「負けてられねえな、美琴」

美琴「ええ!」


イン「……盛り上がってるところごめんなんだよ」

上条「どうした、インデックス」

イン「料理なくなっちゃったんだよ」プクッ

全員「…………」



214:2011/04/08(金) 20:19:59.07 ID:D8DM9c1K0

とある街角――

イン「ご、ごめんなさい……なんだよ」

麦野「……」ゴォォ

絹旗「……」チッ

滝壺「……」ジー

浜面「……」ハァ

上条(……俺まだ食ってない)フコウダー

美琴「……き、気にしないで。もうこんなことしちゃ駄目よ?」

イン「美琴、優しいんだよ! ほかの人よりいい人なんだよ!」

麦野「あぁ? オマエそれ私達が悪いヤツみてぇだろぉ?」イライラ

絹旗「超心外ですよ」プンプン

滝壺「お腹すいたなー」ジドー

イン「ううっ」

浜面「ま、まあいいだろ? ほかの店行けばさ」

イン「浜面も優しいんだよ!」ギュッ

滝壺「は……ま……づ……ら……?」ギロッ

浜面「た、滝壺。違うんだこれは!」


215:2011/04/08(金) 20:20:34.38 ID:D8DM9c1K0

イン「こ、怖いんだよ!」ギュッ

麦野「おいオマエ。私達の雑用に何手ぇ出してんだぁ?」

イン「たすけて当麻!」

麦野「その助けてって言えば助かると思ってんのか!!」ビーム

上条「ふ、不幸だー!」ソゲブ

美琴「落ち着きなさいよ!」

絹旗「これが超落ち着いていられますか!」

滝壺「むううう!」


初春「あれ、御坂さん? それに皆さんも」

美琴「初春さん。どうしてここに?」

初春「買い物の帰りなんですよー」ニコッ

イン「花畑、すっごい大きな袋からいい匂いがするんだよ」クンカクンカ

上条「こらやめろ、インデックス」ガシッ

美琴「晩御飯の材料?」

初春「ええ、料理の勉強することになってですね」

滝壺「晩御飯……」グー

浜面「お腹すいたな……」グー

麦野「ホント、お腹空きすぎてイライラするわ」グー

絹旗「超空きました。どうしましょうかこれから」グー

上条「あー、食べたかったな食べ放題」グー

美琴「……私もちょっとしか食べれなかったからなぁ」グー

イン「お腹空いたんだよ」ギュルルルル

全員「なんでオマエが一番お腹空いてんだよ!」

初春「……? よかったら、晩御飯食べに来ませんか?」

美琴「え、いいの?」

初春「構いませんよ。多く作る予定でしたので」

イン「や、やったあああ!」


216:2011/04/08(金) 20:21:08.16 ID:D8DM9c1K0

垣根宅――

垣根「んで、なんでオマエ等俺の家でくつろいでるんだよ」

麦野「アンタの家だし別にいいでしょー」ゴロー

絹旗「それより超お腹空きました!」グー

滝壺「ご飯……」グー

浜面「お腹空いたな滝壺ー」グー

初春「そろそろ出来ますよー。あ、垣根さんこんな感じでいいですかね?」

垣根「あ、そこには俺の未元物質が隠し味に」

初春「よーし、そろそろいいかなー?」

垣根「いや、今の冗談だって」

初春「あははー。なんか冷蔵庫から声聞こえる気がするー」

初春「……すいませんでした」


217:2011/04/08(金) 20:24:23.12 ID:D8DM9c1K0

美琴「初春さん、垣根さんから料理教えてもらってるのね」

初春「はい。垣根さんな・ぜ・か、私より料理上手いんですよ!? 女として負けてられませんよ!」キリッ

上条「いいなー、インデックスも料理作ってくれたらなあー」ジドー

イン「むっ。私は食べる専用かも!」

美琴「美味しそうな匂いー。これは?」

垣根「パスタにサラダにスープだ」

麦野「似合わねー」

絹旗「超未元物質か超メルヘンっぽいのかと思いました」

垣根「俺のイメージそれだけかよ」

初春「出来ましたよー」

イン「美味しそう!!」

上条「待てインデックス」

美琴「そうよ。いつものあれ!」

イ上琴「いただきまーす!」

全員「」ポカン


218:2011/04/08(金) 20:33:51.66 ID:D8DM9c1K0

イン「あれ、みんなはしないの?」

麦野「私達もやれってか。あれをぉ?」

絹旗「超恥ずかしいですよ!」

垣根「勝手にしろ、俺は勝手に食う」

イン「むっ!」ガブリ

垣根「っていてぇ!!!」

初春「ま、まあまあ。やってもいいんじゃないですか?」

滝壺「……私もやる。はまづらは?」

浜面「滝壺がやるっていうなら、俺もやるか……」

絹旗「え、もしかして超やることになってます?」

上条「いいだろ、今日ぐらい」

麦野「わ、わかったわよ……。今日ぐらい!」

絹旗「麦野がそういうなら私も超いいですよ……!」

上条「てことで」

イン「手を合わせるんだよ!」パチン

垣根「そこまですんの? って歯を剥きだすな!」

イン「手を合わせるんだよ!!」パチン

麦野「……ハイハイ」

イン「では一緒に!」


全員「いただきまーす!」



219:2011/04/08(金) 21:25:01.65 ID:D8DM9c1K0

美琴「ごちそーさま。……早速、ネームの続き書こうかしら」

麦野「はまづらぁー、紅茶入れてきてぇー」

絹旗「あ、私にも」

滝壺「アイスティーがいいな」

浜面「……はいはい」

垣根「ってここはファミレスじゃねえ!」

初春「垣根さん、食器洗うの手伝ってくださいよ」

垣根「スマン。じゃねえ、オマエらもちょっとは手伝えよ」

麦野「私もネーム書こうかしらー」

絹旗「お、超いいアイデアでも思いつきましたか!?」

滝壺「ぐーすかぴー」

浜面「すまねえ、お湯沸かすからそこどいてくれねえか?」

垣根「ああ。ってそうじゃねえだろ!」

浜面「あ、ここ紅茶あるか?」

垣根「そこの棚にってスルーしてんじゃねえよコラ!」

初春「垣根さん? 早く手伝ってくれません?」

垣根「なんで俺が悪いみたいになってんだ。ここ俺の家だろ……?」

初春「早くしてください」ニコリ

垣根「……ああ」マケタ


220:2011/04/08(金) 21:25:56.48 ID:D8DM9c1K0

ぷるるるるー

初春「垣根さんの携帯からじゃないですか?」

垣根「ん。……!」

垣根「秋栄社からだ……」

全員「!?」

垣根「もしもし……、ああ……、ホントか!?」

美琴「なんだろう?」

垣根「ああ、わかった……それじゃ」ポチ

初春「どうしました?」

垣根「新人漫画賞……佳作受賞だと」

全員「……!!」

垣根「やったな、初春!!」

初春「はい!!」ウルッ


221:2011/04/08(金) 21:27:38.39 ID:D8DM9c1K0


麦野「……帰るわ」スタスタ

絹旗「む、麦野!?」

麦野(アイツらが、佳作受賞ですって!?)

浜面「すげえ……。俺もこうしちゃいられねえ!」スタスタ

滝壺「はまづらが燃えてる……」

美琴「おめでとう、初春さん、垣根さん」

上条「おめでとう! すげえな、佳作って!」

イン「凄いんだよ! ……でも佳作ってどれぐらいすごいの?」

美琴「たしかネットに全ページ掲載されるんだっけ。賞金もでて、表彰式もされるのよね」

イン「おお!」

初春「垣根さん、これからもがんばりましょうね!」

垣根「ああ!」

美琴「こうしちゃいられない! 私達もさっさと書くわよ! ネームも出来たことだしね!」

上条「おう! 行くぜ美琴、インデックス!」

イ琴「うん!」


垣根「結局、勝手にきて勝手にいなくなりやがった……」

初春「まあいいじゃないですか」

垣根「それにもう一つの佳作の作者が気になる」

初春「もう一つの?」

垣根「多分……アイツだ」


225:2011/04/09(土) 20:08:01.63 ID:Sz6ZZhYW0

一週間後・上条宅――

美琴「週間少年エスパーのサイトに佳作の漫画が載ってるわ!」

上条「ホントか? たしか垣根さん達が取った奴か。どんなのか気になるな」

イン「私も見るんだよ!」ワクテカ

美琴「今回の佳作は

未元帝督&立花飾利 「エンジェルマター」

鈴科十二 「AKUSERA」

の二つみたいね。早速見てみましょうか」ポチットナ



226:2011/04/09(土) 20:09:48.95 ID:Sz6ZZhYW0

――――――――――
第○回 新人漫画賞 佳作

「エンジェルマター」

(漫画)未元帝督 (原作)立花飾利

五人の天使は神に呼び出され命じられる。
「人間界で一番いい行いをした物を昇進させる」
そして五人の天使は人間界に舞い降りる。

――――――――――

上条「なんというか……メルヘンだな。絵が」ジー

イン「とってもメルヘンなんだよ。でも面白いんだよ」ジー

美琴「初春さんが考えたのよね……。面白いわ……」ゴクリ

上条「も、もう一つも見てみようぜ?」

――――――――――

第○回 新人漫画賞 佳作

「AKUSERA」

鈴科十二

主人公はどこにでもいる高校生。
だがその主人公は秘密の力を持っていた!
そして一人の少女のために悪に立ち上がる。

――――――――――

上条「王道だなー。にしてもかっこいいなこれ」

イン「この主人公どっかでみたことあるかも」

美琴「まさか……これ……。いやないない」

上条「どうした?」

美琴「いや、なんでもないわ」


227:2011/04/09(土) 20:11:29.65 ID:Sz6ZZhYW0

アイテム宅――

麦野「何よこれ。面白いじゃない! メルヘンのくせにムカつくわ……」

絹旗「超そうなんですか? ああっ、超インクがこぼれました!」

滝壺「もう一つの佳作も面白いよ」

浜面「……」カキカキ

麦野「負けてられないわよ、絹旗。私も手伝うから明後日までに完成させて」

絹旗「明後日ですか!? ……超分かりました」

滝壺「はまづらがんばって」

浜面「おお! 次は面白いと言わせて見せる!!」


228:2011/04/09(土) 20:13:26.96 ID:Sz6ZZhYW0

垣根宅――

初春「自分達の描いた漫画をネットで見られるなんて、少し恥ずかしいですね」

垣根「でも、次は本誌に載るよう頑張ろうぜ。よし、そろそろこの原稿も出来そうだ」

初春「いい感じじゃないですか! 次こそ本誌に載って連載まで行きましょう!」

垣根「で、初春さん。少しは手伝って欲しいんですけど」

初春「あ、そろそろ風紀委員の仕事がー」

垣根「ですよねー」

初春「……そういえば、私。連載までいけないかもしれません」

垣根「な、なんでだ!?」

初春「だって私、風紀委員に学校にと……忙しいですよ?」

垣根「……」ソウダッタ

初春「まあ、本誌に載るまで一緒にしましょうか。……では」バタン

垣根「お、おい! ……どうすんだ」

垣根(もし連載できなかったら……俺は冷蔵k……いや……元に戻っちまうかもしれねぇ……)ガクブル


229:2011/04/09(土) 20:17:33.12 ID:Sz6ZZhYW0

黄泉川宅――

一方「ったくよォ、なンでメルヘン野郎と同じ佳作なンだァ?」

打ち「でも凄いってミサカはミサカは褒めてみたり」

番外「まぁ、第一位にしちゃ凄いんじゃないの?」

一方「ふン。次は本誌に載せてやるよォ。それより打ち止め達に話があンだが……」

打ち「なになにってミサカはミサカは目を輝かせてみたり! 遊びに行くのかな!」

一方「ちげェ。……俺、この家出て行くから」

打ち「えっ……?」

番外「どうしてまた」

一方「マンションを仕事場として借りる。そこに住むことにしたからよォ」

打ち(……い、嫌だよ! ミサカはミサカは……あなたと放れたく……ないよぉ!)ポロポロ

一方「ど、どうしたァ!?」

打ち「ううっ!」バタン

番外「なーかせた、なーかせた」

一方「打ち止めァ……」


230:2011/04/09(土) 20:19:16.11 ID:Sz6ZZhYW0

アイテム宅――

麦野「……はぁ? なにこれ、なんでこの構図に変えたのよ」イライラ

絹旗「そ、そこは超難しいから変えたんですよ! ちゃんと麦野にも超聞きましたよ?」

麦野「そこだけじゃないわよ。ここも! これも! なんで変えてるのよ!!」

絹旗「わ、私はまだ画力が低いほうですし……! これでも超がんばって……!」ウル

麦野「ああ、駄目だわ。もう」ハァ

絹旗「む……麦野?」

麦野「麦旗フレンは解散よ」

絹旗「ど、どうしてですか!? 二人で超がんばろうって……!」

麦野「最初はどうでもよかったし。それに、アンタの絵は私のストーリーに合わないのよ。
   これじゃメルヘンや第一位にも勝てやしないわ。ほかを探す」

絹旗「……ち、超酷いです! 私もがんばって絵描いてるんですよ!
   それに、麦野のストーリーもいろいろと変なトコあるし、語り口調だし、超駄目なとこばっかです!」

麦野「あぁ? アンタ私の話にケチつけるの?」

絹旗「超そうですけど? いいです。こっちから辞めさせてもらいます! では、超さよならです!」バタン

麦野「ふん。勝手にすれば!」


231:2011/04/09(土) 20:20:59.84 ID:Sz6ZZhYW0

上条宅――

上条「これはちょっとファンタジーすぎねえか?」

イン「むー……微妙なんだよ」

美琴「こ、これで3回も直したのよ? まだ駄目なの……?」ウルッ

上条「少年漫画じゃない気がするんだよなー」

イン「あ、ここにこうして……こうしてみればいいと思う!」

上条「お、いいかもな! 流石インデックス、やっぱお前は凄いな」ナデナデ

イン「当たり前なんだよ! ……当麻のなでなで、気持ちいんだよ」デレデレ

美琴「……」

上条「美琴もこれでいいよな?」

美琴「……いやよ」

上条「ど、どうした?」

美琴「私が原作者よ!? なんでインデックスの意見ばっかり採用するの? 私が考えた話なのに!
   それに上坂麻琴は私とアンタだけじゃない! インデックスは引っ込んでなさいよ!!」

イン「み、美琴……ごめんなさいなんだよ……。わ、私ちょっと出かけてくるんだよ……!」バタン

上条「おい、インデックス! 美琴、そこまで言う必要ないだろ?」

美琴「い、いいわよ! そこまでインデックスインデックス言うならいっそのことインデックスと組めばいいでしょ!
   私の意見なんか全然聞いてくれないくせに! もう知らない!」バタン!

上条「み、美琴……」


238:2011/04/10(日) 22:11:39.18 ID:PPqgLn1Q0

とある街角――

一方(ったく……何処に行きやがったンだ、あのクソガキはァ)スタスタ

一方(……)スタスタ

一方(もうすぐ雨が降り出しそうってェいうのに……)スタスタ

一方(……あァ?)

イン「ぐすっ……ううっ」テチテチ

イン「あ゛っ……じろいひど……」ウルウル

一方「な、何してンだァ。こんなところで」

イン「みことがぁ……邪魔ってぇ……うわああああああん!!!!」

「あの人子供泣かせてるー」「うわー」
「最悪じゃん」「風紀委員呼んだら?」

一方「と、とにかく落ち着きやがれェ!」

イン「う゛ん……」グスッ

一方「とりあえず鼻水くらいかめェ」ホレ

イン「ありがど……」パクッ

イン「美味しぐない……」ガブガブ ウルウル

一方「ティッシュ食うなァ!」


239:2011/04/10(日) 22:14:20.68 ID:PPqgLn1Q0

とある街角――

打ち「ここどこだろってミサカはミサカは迷子になっちゃったかも」テチテチ

打ち「一方通行ぁー。番外個体ぉー。ってミサカはミサカは呼んでみる……」

打ち「っているわけないよねっ……ってミサガはミサガはっ……」ウルウル

打ち「寂しいよってミサカはミサカはベンチに座ってみる……」

打ち「……ううっ」

打ち(あの人に、会いたいよぉ……)


絹旗「はぁ……超飛び出してきましたけど超どうしましょう……」

絹旗「にしても、麦野超酷いです! 超横暴ですよ! もう超許しません!」

絹旗「私も……超頑張ってるのにっ……。麦野の超凄い推理漫画の世界を超再現しようって……頑張ったのにぃ……!」

絹旗「私が超絵が下手だからですか? ……でも麦野も超超下手だったのにっ」

絹旗(でも麦野の書く話、超面白いんですよね。麦野って超才能あります……)

絹旗(だけど私には超ないです……)グスッ


打ち「あなたも悲しいことがあったの? ってミサカはミサカは訊ねてみる」

絹旗「あなたは……一方通行と超一緒にいた子ですね」

打ち「はいってミサカはミサカはハンカチを差し出してみたり」ニコリ

絹旗「あ……ありがとう……ございます」


240:2011/04/10(日) 22:16:10.01 ID:PPqgLn1Q0

ファミレス――

一方「泣いてても食うときは食うンだなお前」ハァ

イン「自棄食いなんだよぉ!!」ウルッ

一方「とりあえず鼻水たらしながら食うなァ。きもちわりィ」

イン「気持ち悪い……? ううっ。うあ」

一方「わ、悪かった。だから鼻水かめェ!」ホレ

イン「それ美味しくないもん」

一方「食うンじゃねェ! ……ったくよォ」フキフキ

イン「ありがと、あくせられーた!」

一方「食いながら喋ンな」


イン「……でね、かくかくしかじかなんだよ。私、美琴の邪魔になってたんだね」ウルッ

一方「それは三下が悪いだろォ。お前のせいじゃねェ」

イン「ホント? ホントにホント?」

一方「あァ。ちゃンと超電磁砲のこと考えてねェから……」

一方(俺はちゃンと、アイツらのこと考えてたかァ……?)



241:2011/04/10(日) 22:18:23.89 ID:PPqgLn1Q0

とあるベンチ――

打ち「あの人、ミサカのこと嫌いになっちゃったのかなってミサカはミサカは心配してみたり……」グスッ

絹旗「超大丈夫ですよ!」

打ち「そうかな。でもミサカは……ミサカはミサカはあの人と離れたくないって心中を吐露してみる……」

絹旗「それをあの人に超伝えればいいんじゃないですか?」

打ち「迷惑にならないかな……?」

絹旗「超なりませんって。むしろ超嬉しいと思います……!」

打ち「ありがとってミサカはミサカはあなたに感謝する! そういえばお名前は?」

絹旗「絹旗最愛です。えっと……」

打ち「打ち止め! 打ち止めって書いてラストオーダーって言うの!
   えっとこうゆうのって……友達ってミサカはミサカは最愛に聞いてみる」

絹旗(……友達ですか)

絹旗「そうですよ。超友達です。打ち止め!」

打ち「ホント? 嬉しいってミサカはミサカは最愛と友達になったことをMNWで自慢してみたり!」


242:2011/04/10(日) 22:20:15.97 ID:PPqgLn1Q0

アイテム宅――

麦野(第一位と第二位が賞を取ったからって……あせりすぎたわ私)

麦野(そして絹旗に酷いこと言っちゃった……)

麦野(同じ仲間なのに……っ)

麦野(これじゃ前と変わらないじゃないッ!!)ダッ

滝壺「むぎの、出かけるの? ……絹旗を追いに」

麦野「ええ。私が悪いもの。私が……つい八つ当たりしちゃった」

浜面「なら、これ持ってけ」ホイッ

麦野「傘?」

浜面「天気予報ではこれから雨が降るらしいからな」

滝壺「むぎの絶対にきぬはたと戻ってきてね」

麦野「決まってるでしょ。……どうしたの、急に」

滝壺「なんか、嫌な気配がする」

麦野「そう……。大丈夫、絹旗と仲直りして二人で帰ってくるから」

浜面「おう。俺たちはご飯でも作ってまってるよ。そしてアイテムみんなで食べようぜ。
   俺たち、漫画ではライバルだけど。一つの仲間、アイテムなんだからな」

麦野「わ、分かってるわよ! ……行ってきます」

浜面「行って来い、麦野」

滝壺「いってらっしゃい、むぎの。気をつけて」



243:2011/04/10(日) 22:22:47.57 ID:PPqgLn1Q0

とあるベンチ――

打ち「で、ミサカたちは大変だったんだよ! ってミサカはミサカは飛び跳ねてみたり!」

絹旗「あははっ。それは超凄いですねっ!」

ポツン――

打ち「あっ……。雨かなってミサカはミサカは空を見上げてみる」

絹旗「空が超暗いですね。……超送って行きますよ打ち止め」

打ち「ありがと!」

絹旗「さあ超行きましょ。手、つないであげますよ。……!」

打ち「どうしたのってミサカはミサカは最愛の手を握り返してみる」


「へえー。今は小学校の先生でもしてるのかにゃーん?」


絹旗「あなたこそ、超ぬいぐるみ屋でも始めたんですか?」

打ち「し、知り合いってミサカはミサカは最愛の後ろに隠れてみたり」


「にしても、かっわんないねぇー。絹旗最愛ちゃん?」


絹旗「あなたも。……黒夜海鳥ちゃん」

黒夜「何しにきたか分からないって表情してるね。教えてあげよっかぁー?」

絹旗「超結構ですよ。あなたが何かしでかすってことだけは超わかりますから」

黒夜「まあそうだけど。……てことであんたとその子供が必要なんだわ。
   ここは黙ってしたがった方がいいと思うけど」

絹旗「超お断りしますよ」

黒夜「言うと思ったあ。だから力ずくでも来て貰う」


絹旗(打ち止めはここから超逃げてください)ヒソヒソ

打ち(で、でも最愛が! ってミサカはミサカは心配してみる)ヒソヒソ

絹旗(超大丈夫です。後で追いかけますから。超逃げて)ヒソヒソ

打ち(わ、分かった! 最愛も気をつけて!)ヒソヒソ


黒夜「逃がしちゃうの? まあ、後で回収すればいい話か。ねェ絹旗ちゃン?」

絹旗「超させませェンよ、そんなことは」


244:2011/04/10(日) 22:24:31.03 ID:PPqgLn1Q0

とある街角――

初春「降ってきちゃいました! 急がなきゃいけませんね」

バタンッ!

初春「わっ! だ、大丈夫ですか?」

打ち「初春のお姉ちゃん……! みっ、ミサカのお友達が大変なの! 助けてってミサカはミサカは頼み込んでみる……!」ウルッ

初春「どうしたんですか!?」

打ち「ミサカの友達が……最愛が……誰かと戦ってるのっ……!」

初春(能力者同士の戦い……?)

初春(とりあえず風紀委員に連絡して、それから……)

初春「あ、あれは……駆動鎧?」

打ち「たぶんミサカを狙ってるかもってミサカはミサカは慌てて説明する!」

初春「と、とりあえず逃げましょう!!」


246:2011/04/10(日) 22:33:50.88 ID:PPqgLn1Q0

とある街角――

黒夜「変わってないねェ、絹旗ちゃんはァ。そんなんで勝てたつもりかァ?」

絹旗「……ッ。サイボーグ、ですかァ。超気持ち悪いですよォ、それ」

黒夜「負け惜しみにしか聞こえねェよ。ま、手っ取り早く済ませるとするかァ。じゃあねェ、絹旗ちゃーン」

絹旗(麦野……ッ!)


ズッパアアン!!


黒夜「もう終わりか。……そっちはどうだ、シルバークロース」

シル『こっちも回収完了した。打ち止め、あと第二位の関係者が一人。どうする?』

黒夜「なら一緒に回収しといたほうがいいかもな。私達の仕事は数個ある。
   そのうちの一つに一方通行・原子崩しらの漫画を辞めさせる……なんてよ。
   はっ、漫画だなんてずいぶん幼稚なことしてるな」

シル『だがそれにはアレイスターが関わっていることが問題だがな。……そして人質を使ってやめさせる』

黒夜「そこから一つの勢力となれば上層部も見逃さないだろう、か。まあいい、次はどうするんだ?」


シル『――――だ』




250:2011/04/11(月) 14:12:17.33 ID:l8xsyNju0

ファミレス――

ぷるるるっ

イン「電話?」

一方「あァ……。ン」

一方(黄泉川の家からか。とすると、番外個体か?)

一方「打ち止めは帰って来たかァ?」

番外『ううん。むしろ逆になっちゃったみたい』

一方「なンだとォ?」

番外『打ち止めが連れ去られた。場所は不明。MNWも繋がらない。ミサカ達で探してるけど、見つからない』

一方「どうゆうことだァ!!」ダンッ

イン「な、何かあったの!?」

番外『ミサカに怒鳴られてもわかんないよ。まだ調べてるんだから。とりあえずあなたも探しに行った方がいいんじゃないの?
   ミサカも探してあげるから』

一方「分かったァ。気をつけろ」

番外『誰に向って言ってんの? んじゃね』プチッ

一方「クソッ……!」

イン「どうしたの……?」

一方「なんでもねェ。お前はもう家に帰れ。今すぐになァ」

イン「でも……あなたは?」

一方「大事な、大事な用事が出来ちまったァ」

イン「そう……。今日はありがとう。……じゃあね」

一方「気をつけて帰れ。……チッ、どいつの仕業だ」


251:2011/04/11(月) 14:13:05.68 ID:l8xsyNju0

アイテム宅――

滝壺「……」ウズウズ

浜面「どうした滝壺。さっきから変だぞ?」

滝壺「はまづら……嫌な信号がきてる気がする……。
   むぎのときぬはたが……あぶない」

浜面「なに……?」

滝壺「よく……わかんないけど……」ソワソワ

浜面「滝壺。行くぞ」

滝壺「え?」

浜面「麦野と絹旗が危ないんだろ? だったら助けにいかねえと。
   アイツらは強い。だけど、危険が迫ってるっていうなら……!」

滝壺「……うん!」


252:2011/04/11(月) 14:14:27.50 ID:l8xsyNju0

垣根宅――

垣根「はぁ……。どうすっかな、これから……」

垣根(そうか、アイツは学校や風紀委員。大変だよなー)

垣根(それじゃあもう週間連載は諦めたほうがいいのか……?)

垣根(それとも、もう二人で漫画家を目指すのも……)

垣根(でもアイツの書いた原作。すっげえ面白いんだよな……)

垣根「……ちゃんと着いたか電話で聞いてみるか」

ぷるるるるー

電源が切られているか電波の届かない場所に――

垣根「……雨も降ってるしアイツ大丈夫か?」

垣根(なんか、嫌な感じがするぜ……)


253:2011/04/11(月) 14:16:52.76 ID:l8xsyNju0

???――

初春(ここは……どこでしょう?)

初春(真っ暗で何も見えない……。そうだ、携帯携帯)

初春(微かだけど一本立ってる!)

初春(風紀委員に……? それとも……)

初春(この着信履歴は……)


垣根宅――

ぷるるるー

垣根「初春からか」ポチッ

初春『垣根さん! 垣根さんですか!?』

垣根「そうだけど、どうした?」

初春『じ、実は……誰かに捕まって……閉じ込められたみたいなんです……』

垣根「何っ!?」

初春『打ち止めちゃんと一緒にいたんですけど……!」

垣根「ちなみにそこは何処か分かるか?」

初春『えっとGPSでなら分かるかも。……ッ!』

垣根「どうした初春!」

ぷー ぷー ぷー

垣根「切れたか……だが、居場所はGPSで確認できた」

垣根「待ってろ初春……!」バサァ!


254:2011/04/11(月) 14:21:31.03 ID:l8xsyNju0

空中――

垣根「えっと確か……ここを真っ直ぐだな……」バサバサ

垣根「ったく、誰だ初春をさらったのは」バサバサ

垣根「雨の日ってのは飛びにくいんだよなぁ!」バサバサ


とある街角――

麦野「……何やってんだあのメルヘン野郎」

垣根「あ、麦野!」バサッ

麦野「雨降ってんのに寒くないの? 馬鹿じゃない?」

垣根「寒いが今は一大事なんだよ!」

麦野「はぁ?」

垣根「初春がさらわれた……」

麦野「初春ってあの頭に花咲いてるヤツ?」

垣根「咲いてはいないがそうだ。どうやら打ち止めも一緒らしい」

麦野「打ち止めって一方通行といたヤツか」

垣根「お前らも気をつけろ。じゃな」バサァ


麦野「絹旗……!」




255:2011/04/11(月) 14:26:10.65 ID:l8xsyNju0

とある街角――

美琴「はぁ……怒鳴って飛び出しちゃったけど……馬鹿みたい、私」

美琴(インデックスに悪いことしちゃった……)

美琴(私が、私が悪いよね。いい原作書けないんだから……)グスン

美琴(当麻にも呆れられたかしら)

美琴「はぁ……」

美琴「あ、アレは……一方通行?」

一方「オリジナル……。オイ、打ち止め見なかったかァ?」

美琴「見てないわよ。迷子にでもなったの?」

一方「……連れ去られた」

美琴「はぁ!? た、大変じゃない!!」

一方「だから今探してるだろォ!」

美琴「とりあえず、私も手伝うから!」サッ

一方「お、おい。待てェ!」


一方「……ッ。打ち止めァ!」



265:2011/04/14(木) 18:29:50.68 ID:ghd34oXc0

とある廃ビル――

垣根「ここか。初春がいるところは」クシュン!

垣根「やべえ、風邪引いたかもしれねぇ……」

垣根「そん時は初春に看病でもしてもらうか」クシュン

垣根「初春ー! いたら返事しろぉ!」

シーン

垣根「ったく、どこにいやがる……」


「はるー! 初春ー!」


初春「……この声は、垣根さん?」

初春「垣根さぁーん!」


垣根「初春の声! こっちか!」スタスタ

垣根「……この部屋か?」ガチャガチャ

初春「垣根さん!」

垣根「くそっ、開かねぇ。だが……俺の未元物質に常識は通用しねえ」ガシャン!

初春「垣根さん!」

垣根「初春! 無事だったか……」

初春「よかった……あえて……」ギュ

垣根「う、初春……」

垣根(怖かったんだな……)


266:2011/04/14(木) 18:31:04.02 ID:ghd34oXc0

初春「垣根さん、なんでそんなに濡れてるんですか?」ジドー

垣根「え、えと。飛んできたもんで……」

初春「もう! 風邪引いたらどうするんですか!!」

垣根「わ、悪い。でも、お前がしんp」

初春「でもじゃないですよ!!」

垣根「悪かった……」ショボン

初春「とりあえず、このことは風紀委員や警備員に通報を……」

垣根「……待て」

初春「どうしました?」

垣根「この廃ビルのどこかに気配を感じる」

初春「誰か……。もしかして、私と打ち止めちゃんを追いかけてた駆動鎧かも……!」

垣根(駆動鎧が? 誰だ、そんなものを使って初春や打ち止めを狙ったのは)

垣根(もしかして打ち止めが狙いか?)

垣根「初春は先に逃げろ。俺は気配のするほうへ向う」

初春「垣根さん! 危ないですよ!」

垣根「かまわねえ。……気をつけて行けよ!」バサァ

初春「垣根さん! ……せめて歩いて行って下さい! 風邪引きます!!」

垣根「そこかよ」ガク


267:2011/04/14(木) 18:33:14.42 ID:ghd34oXc0

初春「無事入り口までたどりつきましたけど……。垣根さん……」

初春「……私は風紀委員です。一般人の垣根さんを危険な目にあわせられません」

初春「足手まといになるかもしれないけれど……!」



垣根「お前が初春たちをさらったヤツか」

シル「第二位か。ああ、私が打ち止めやあなたの関係者をさらった。それが何か?」

垣根「何が目的だ。そして打ち止めはどこにいる?」

シル「答える義務はない。だが、私達の目的の一つが達成できそうだ」

垣根「ほう。それは何だ?」

シル「第二位は統括理事長と繋がっている」

垣根「……」

シル「そのラインを切ることだ。意味は分かるか?」

垣根「ようするに、俺を殺しにきたわけか。そんな駆動鎧で俺を倒せるとでも思ってんのかコラ」

シル「普通は無理だろうな。だが、私にはこれがある」

垣根「……?」

シル「第二位や第四位の身体の一部はサイボーグだと聞く」

垣根(俺もよくわかっちゃいねえが、きっとそうだろう)

垣根(あれだけの損傷を受けたからな)

垣根(だが、それがなんだというんだ……?)

シル「この機械はその義体技術に使われている精密機械を損傷するものだ」ガチャ

垣根「……なんだと。……ッ!」

垣根(なんだ……!? 身体が……動かねえ……!)バタッ

初春「――ねさん! 垣根さん!」

垣根「う……い……はる……! にげ……ろ!」

初春「垣根さん! 垣根さん! しっかりしてください!!」

シル「その少女ごと、殺しますか」

初春(あの駆動鎧って……。な、なんか書いてあります……)

初春(Gatling……Railgun'? レールガン……)

垣根(超電磁砲を再現した駆動鎧!)

シル「さようなら。第二位」


268:2011/04/14(木) 18:34:44.78 ID:ghd34oXc0

とある街角――

麦野(絹旗……。どこにいるのよ……!)

麦野(事件に巻き込まれてないといいけど)

麦野(ま、絹旗は強いから大丈夫だと思うけどね)

麦野(……ん。これって)

麦野(ここでだれかが戦ったのかしら)

麦野(なにか落ちてるわ……。これは……たしか絹旗が持ってた携帯!)

麦野(絹旗の身に何かが起きた。こうしちゃいられない……!)サッ


とある街角――

美琴(打ち止め、どこに行ったのよ)

美琴(もう妹達を傷つけたくないのよ、私は!)

美琴(あ、あれって……初春さん?)

美琴「初春さん!」

美琴「……聞こえなかったみたい」

美琴(だけど、初春さん。なんか様子が変だった)

美琴(それにここ。廃ビルだし……。もしかしたら何かあったのかも!)


とある街角――

イン「あの人……様子がおかしかったんだよ」

イン(いつもこうだ)

イン(私には10万3千冊の魔道書が入ってる)

イン(だからこの知識で二人の漫画がよくなればと思ったんだよ)

イン(だけど美琴は私が邪魔で。当麻も一人だけ戦って)

イン(あの人は大丈夫って行ってくれたけど)

イン(やっぱり魔術が使えないと、たよりにならないのかな……)

イン(みんな、少しぐらいは頼って欲しいんだよ……)

イン「……あ、あの人は」

イン(困ってるみたい……。放っておけないんだよ!)スタスタ


269:2011/04/14(木) 18:35:48.91 ID:ghd34oXc0

とある廃ビル――

ッッッッッ!

シル「くっ……! 機械がっ!」

垣根「な、何がおきた」

初春「今の攻撃……レールガン? ってことは……」


美琴「大丈夫? 初春さん」


初春「御坂さん!!」

垣根「第三位か……」

シル「第三位は私の管轄ではないが。……こうなっては仕方がない」

美琴「……ガドリングレールガン? ってまさか」

シル「そう。第三位、超電磁砲を機械的に再現・超越する為の駆動鎧」

美琴「なんですって……」

シル「そして、威力は第三位の超電磁砲にも勝る!」

美琴「ッ!!」

シル「これで終わりだ!」

ガシャッ!!

シル「なっ、駆動鎧が……動かない……だと……!」


垣根「何俺抜かして話進めようとしてんだコラ」


シル「ガハッ!」

初春「垣根さん!」

美琴「……!」


垣根「俺の未元物質には常識は通用しねえ」




270:2011/04/14(木) 18:37:22.10 ID:ghd34oXc0

垣根「大丈夫か。二人とも」

初春「大丈夫です。それよりあの人は……生きてますよね?」

垣根「ああ、未元物質で機能停止にしただけだ」

美琴「あ、ありがとう……」

垣根「いや、礼をいうのはこっちだ。お前があの機械を壊してくれたおかげで能力を発動できた」

初春「ありがとうございます。御坂さん。……それより大丈夫ですか? 顔色が悪いですよ」

美琴「え、ええ……」

美琴(私のより威力が高いレールガンを出す駆動鎧……)

垣根「とりあえずここからでるぞ。打ち止めも探さなきゃいけないんだろ?」

初春「そ、そうですね!」

垣根「というわけで、初春は帰れ」

初春「な、なんでですか!」

垣根「お前、ホントは風紀委員の仕事に行ってるはずだろ?」

初春「そうですけど! 心配ですよ!」

垣根「大丈夫、大丈夫。俺と第三位でみつけ……」クシュン!

美琴「」

初春「」

垣根「いや、今のはあれだ。……花粉症かなにかで」クシュン!

美琴「」

初春「」

垣根「……」クシュン!

初春「風邪引いてるじゃないですか!」

美琴「そうですよ。……打ち止めは私や一方通行が探してるから垣根さんは帰ったほうがいいですよ」

初春「ってことで帰りましょうね、垣根さん」

垣根「ちょっとまて、俺は」クシュン

初春「さー行きましょう、ていとくん」

垣根「そのあだ名やめ」クシュン


271:2011/04/14(木) 18:38:08.03 ID:ghd34oXc0

上条宅――

上条(俺、二人に酷いことしてしまったな……)

上条(何が相棒だ)

上条(美琴は頑張って話を考えてきてくれたのに)

上条(インデックスばっかり頼って)

上条(ごめんな、美琴)

上条(ごめんな、インデックス)

上条(二人に謝りにいかねえと!)



272:2011/04/14(木) 18:39:21.60 ID:ghd34oXc0



『上位個体二〇〇〇一号より信号を確認――』

『ミサカ一〇〇三二号は拒絶――』

『拒絶を認めず――』



とある街角――

美琴「一体どうなってんのよ……」

美琴(初春さんと垣根さんが出会った敵)

美琴(打ち止めの誘拐)

美琴(そして、さっきのガドリングレールガンってのも気になる)

美琴「……はぁ」


とある街角――

麦野「絹旗ッ! いたら返事をして!」

麦野「手がかりがない以上なんとも……」

麦野「……?」

妹達「第四位、原子崩しを発見。とミサカは――」

妹達「交渉をしますかとミサカは――」

麦野「第三位のクローン達がなんでこんなところにいんのよ」

妹達「ミサカたちは第四位と交渉するために呼ばれましたとミサカは――」

妹達「あなたの仲間の居場所をミサカたちは知っていますとミサカは――」

麦野「なんですって?」

妹達「ただし、教えるには条件が――」

麦野「条件……?」

妹達「漫画を描くのをやめてください――」

麦野「……は?」


273:2011/04/14(木) 18:41:31.71 ID:ghd34oXc0

麦野「そんなことのためにアンタたちは動いてんの?」

妹達「やめないと言うのならば――」

妹達「無理やりにでも――」

妹達「そしてあなたの仲間を残虐な死体にするだけ――」ガチャ

麦野「ッ! なによこれっ!」

妹達「サイボーグ。義体技術に使われている精密機械を損傷する機械です――」

麦野(演算が出来ない……。頭が痛い……!)

妹達「さあ、交渉に応じてくださいとミサカは――」

妹達「……!」

麦野(車がこっちに……。あれは!)


「麦野! 乗れ!」

「むぎの、はやく!」

麦野「浜面、滝壺……!」


妹達「標的に銃弾の許可確認――」

ダダダダダッ!

浜面「うおっ! だけどそんな銃弾でやられる俺たちじゃねえ!」スピードUP!

滝壺「いたっ」

浜面「だ、大丈夫か滝壺ォ!」

滝壺「……大丈夫。それよりむぎの。怪我してない?」

麦野「大丈夫よ。……それより二人はどうしてここに」

滝壺「なんか嫌な気配がしたから。気になったの」

浜面「滝壺の言うとおり酷い目にあってたな。……それより絹旗は?」

麦野「絹旗は……」


274:2011/04/14(木) 18:42:48.10 ID:ghd34oXc0

美琴(あれって妹達? 10人ほどいるみたいだけど。どうしたのかしら)

美琴(しかも銃まで持って……)

美琴(まさか……)

妹達「お姉さまこと第三位を発見――」

妹達「第三位の管轄は私達、妹達です――」

美琴「管轄って!」

妹達「お姉さま。どうか漫画を描くのをやめてくださいとミサカは――」

妹達「応じなければミサカたちが――」

美琴「ど、どうゆうことよ!」

妹達「ミサカたちは命令のままに行動しているだけです――」

美琴「命令……?」

妹達「上位個体からの命令ですとミサカは――」

美琴(まさか打ち止めをさらったヤツがこんなことさせてるってわけ!?)

妹達「さあお姉さま」

妹達「お決めください」

美琴「……!」

美琴(妹達には攻撃できない……。こうなったら!)

美琴「答える気はないわよ!」サッ

妹達「お姉さまが……逃げた?」

妹達「いっ急いで指示をとミサカは――」


275:2011/04/14(木) 18:45:05.44 ID:ghd34oXc0

浜面「とりあえず、絹旗がどこにいるか分かればいいんだけどな」

麦野「携帯も落としてたし。さっぱり分からないわ」

滝壺「ごめんね、むぎの。私の力が使えればいいんだけど」

麦野「そんなことないわよ。大丈夫よ、ありがとう」ナデナデ

滝壺「うん……」

浜面「にしても、この道路車が全然通ってねえ。……なんかおかしくないか?」

麦野「この道路ってよく車通ってるわよね」

滝壺「あ、あそこ。誰かいる」

麦野「……止めて、浜面」

浜面「おう」


黒夜「待ってたぞ、第四位」

絹旗「むぎ……のぉ」

麦野「絹旗!」

浜面「あれは……!」

黒夜「人質をとるってがらじゃないけど、これも仕事だからね」

麦野「何が目的かしら?」

黒夜「第四位たちって漫画を描いてるんでしょ? それをやめてほしいだけ」

麦野「断るわ」

黒夜「は?」

麦野「断るっていってんだよ。私はね、絹旗と面白い漫画を描くって決めんだよ。それを、ほかのだれにも邪魔はさせねえ」

絹旗「むぎのぉ!」ウルッ

黒夜「そうかい。それほどまでに漫画って低俗なモン描きたいってか。
   ならここは戦ってまででも分からせる必要があるらしいな」

麦野「あぁん? この私に勝てるって思ってんのかにゃーん?」

黒夜「思ってるけどなにかァ?」


ダッッッッ!!


浜面「麦野!!」

滝壺「はまづら。今のうちにきぬはたを!」

浜面「おう!」


276:2011/04/14(木) 18:47:21.27 ID:ghd34oXc0

浜面「大丈夫か、絹旗」

絹旗「浜面……、滝壺さん……」

滝壺「急いで車の中に。もう大丈夫だよきぬはた」

絹旗「超ありがとうございます……」


麦野「あぁ? なんだぁ、その気持ち悪い手はよぉ!」

黒夜「サイボーグだァ。アンタのその目や腕なんかと同じだろォ!」

麦野「そんな小細工で勝てるって思ってんのか!」

黒夜「私はなァ! もうレベルなンて関係ねェほどの力を得てンだよォ!」

麦野「……確かに、アンタのはレベルの域を超えてるかもしれないわね」

黒夜「なんだァいきなりィ」

麦野「だが覚えとけ」


麦野「これが、レベル5っていうことをよぉぉぉおお!!!」


黒夜「な……ァ……」

麦野「そしてこれもな」


麦野「……次アイテムのメンバーに手ぇだしたら、ただじゃおかねぇぞ」




277:2011/04/14(木) 18:48:55.98 ID:ghd34oXc0

浜面「やったのか……?」

滝壺「あんなに怒ったむぎの。初めてみたかも」

絹旗「麦野……」

麦野「ただいま」

浜面「……おかえり」

滝壺「おかえりなさい、むぎの」

麦野「……ごめんね、絹旗」

絹旗「麦野?」

麦野「私、第一位と第二位が賞をとって焦っててさ。八つ当たりなんてしちゃって。ほんと……ごめん」

絹旗「……私も麦野に超酷いこと言いましたよ。こちらこそ、超ごめんなさい!」

麦野「絹旗……」

絹旗「麦野……」

滝壺「仲直り、だね」

麦野「さて、帰ってまた漫画描きましょうか!」

絹旗「ですね!」

浜面「俺も負けてられねえな」

麦野「何言ってんの。浜面なんて眼中にないわよ。あるのは第一位と第二位!」

麦野「はい! 超面白い漫画を描きましょう!」

浜面「はぁ……」ガクリ

滝壺「大丈夫だよはまづら。私は眼中にないはますらを応援してる」ヨシヨシ


278:2011/04/14(木) 18:50:49.69 ID:ghd34oXc0

とある街角――

番外「そろそろ帰ってくんない? ミサカは忙しいんだけど」

イン「困ってるんでしょ! 私も手伝うよ!」

番外「アンタがいることが一番困るんだけど」

イン「そういわないで私もお手伝いしたい!」

番外「はいはい、子供は帰って寝なさい☆」

イン「むきーっ!」

番外「はぁ……。アンタ、打ち止め見てない?」

イン「打ち止め? 見てないよー」

番外「そう、じゃあね」スタスタ

イン「って待ってー! 打ち止めがどうしたの?」スタスタ

番外「さらわれたっていうか、どっかいったっていうか」

イン「た、たいへんなんだよ! 私も探すんだよ!」

番外「だぁーかぁーらぁー。アンタは邪魔なの。ミサカたちで探すからさぁ」

イン「あなたもなんだ……っ」

番外「えっ」

イン「みんなみんなっ。私に頼ってくれない……んだよぉ……!」ウルウル

番外「ちょ、まっ」

イン「私、そんなに使えないのかなあああ! 邪魔なのかなあああ!」エーン!

番外「いやミサカには」

イン「そんなに覚えずらい名前なのかなぁ! インなんとかってなんなのおお!!」ウエーン

番外「そんなん知らな」

イン「当麻も、美琴も、あの白い人も、この人も、みんなみんな子供扱いするんだよおおおおお!!!」

番外「ちょ!」

イン「うああああああああああああああああああああああああああ!」

番外「うるせえええええええええええええええええええ!!!」

イン「うっ……」ピタリ


「あのお姉さん、子供泣かしてる」「こわー」
「目つきわるー」


番外「……たくもう。どうすればミサカを開放してくれるの?」

イン「私もついていって打ち止め探すの手伝うよ!」

番外「…………」ジドー

イン「何かな、その目は!」

番外「はぁ」

イン「溜息つかないで欲しいんだよ!」

番外「分かった。ミサカの負け」

イン「やったんだよ!」

番外「なにこのこ……」グター


279:2011/04/14(木) 18:52:30.02 ID:ghd34oXc0

美琴「っもう! しつこいったら!」

妹達「――――」

美琴「しまっ。囲まれた!」

妹達「観念してください、お姉さま――」

妹達「私達にお姉さまを殺させないでください――」

美琴「あんたたち……っ」


「みことおおおおおお!!」


美琴「えっ! このこえは」

上条「こっちだ!」

美琴「当麻っ!」

上条「早く!」ギュッ

美琴(手握られたっ!)

妹達「待ってください!――」

妹達「……いいな。じゃなく! 急いで追跡を!――」


とある路地裏――

上条「ここまでくれば大丈夫だろ」

美琴「ど、どうしてここにいるのよ」

上条「美琴とインデックスを探してたんだよ。……にしても妹達はどうしたんだ?」

美琴「多分……打ち止めがさらわれたから……」

上条「なんだと!」

美琴「……」ムスッ

上条「み、美琴さん?」

美琴「手、離してよ」

上条「わ、わりぃ」

美琴「……」

上条「……ごめんな。美琴」

美琴「えっ?」

上条「俺、酷いことしたよな。美琴が俺の相棒なのによ。美琴もがんばって話を書いてるってのに。
   インデックスにばっかり頼ってさ」

美琴「当麻……」

上条「ほんとごめん。……それから。これからも俺と一緒に漫画を描いてくれないか?」

美琴「……ったくもう。アンタがそこまで言うなら……描いてやってもいいわよ!」

上条「ありがとな、美琴」

美琴「うん……」カァ



280:2011/04/14(木) 18:54:09.14 ID:ghd34oXc0

???――

くるしいよってミサカはミサカは涙目になってみたり

ここはどこだろうってミサカはミサカは確認を取ってみる

あれ?

こrhあnkntmskhmkい



一方「打ち止めァ! どこだァ!」

一方「あれは……妹達かァ?」

一方「おい、打ち止めは見つかったのか?」

妹達「――――――」

一方「はァ?」

妹達「――――」

一方(なンなンだァコイツら)

一方(いつもと様子が違ェ……。まさかなァ)

妹達「く――r――s――」

一方「オイ、大丈夫かァ!」

妹達「――あ――k――」

一方(どこかの名前? そこに打ち止めがいるのかァ?)

妹達「い――k――を――t――――」

一方「クソッ!」

一方(多分間違いねェ。アイツはあそこにいるンだなァ!)


番外「あれって第一位じゃん。何能力フルで走ってんの」

イン「打ち止めが見つかったのかな?」

番外「そうかも。アレを追うのは大変そうだけど、行ってみるか」

イン「私も私もー!」

番外「……はいはい」



281:2011/04/14(木) 18:56:58.25 ID:ghd34oXc0

とある廃ビル――

一方「ここだ。打ち止めァ!」

(あの人の声が聞こえるってミサカは――)

一方「どこだ打ち止めァ! 返事をしろォ!」

(だんだん近くに――)

一方「打ち止めァ!」

(やっと――)

一方「……! 打ち止めァ!」


一方「大丈夫か、打ち止めァ!」

打ち「――――」

一方「これは、ウイルスが入ってンのかァ?」

一方(あの時と同じ症状……。クソッ、誰がこんなことしやがった!)

番外「新入生ってヤツらみたい」ヤットツイタ

一方「番外個体! それに……なンでお前がいるンだァ」

イン「私も打ち止めを探してたんだよ!」ニコリ

番外「嘘付け」

イン「うー! 番外個体が意地悪なんだよ!」

一方「で、その新入生とやらは?」

番外「調べたところ。第一位を含むやつらに漫画を辞めさせるってやつ。
   主な指導者の二人は第二位と第四位が潰したみたいだけど」

一方「コイツはそいつらに利用されてたって訳かァ」

番外「上位個体である打ち止めにウイルスを入れ、命令で妹達を操ってたみたい」

イン「とりあえず、この子に入ってる「ういろう」ってのをなくせばいいんだね」

一方「ウイルスな」

イン「ういろう……じゅるりなんだよ!」

番外「話し聞いてねえ、この子」

イン「なら私の出番なんだよ!」

番外「どうゆう……」


イン「大丈夫。私の歌でこの子も。クールビューティーたちも。救ってみせる」


一方「……頼む」

イン「うん。じゃあ行くよ」


282:2011/04/14(木) 18:58:15.72 ID:ghd34oXc0



(頭が少しらくになってきたかもって――)

(みんな、あの命令にしたがっちゃだめなんだよって――)


一方「打ち止めァ……」

番外「この歌ってロシアのときの……?」


(あの人の声がきこえる)

(番外個体もそこにいるの?)

(インデックスの歌声……)


打ち「みん……な……」

一方「打ち止めァ!」ギュッ

打ち「く、苦しいよって……ミサカはミサカはあなたの背中をさすってあげる」

一方「大丈夫か。苦しくないか?」

打ち「うん。もう大丈夫だよ……」

番外(やっぱりこうなるのか)

イン(私達、お邪魔なんだよ)

番外(ミサカと一緒にしないでよ)

イン(だって同じでしょ?)

番外(そうだけどさー……)

イン(妬いてるの?)

番外「そんなわけないでしょ!」

打ち「どうしたの、番外個体ってミサカはミサカは心配してみたり」

番外「な、なんでもない!」

イン「打ち止め、助かってよかったんだよ!」

打ち「ありがと、インデックスってミサカはミサカはインデックスの頭をなでてみたり!」ナデナデ

イン「むー! 子ども扱いは嫌なんだよ!」ナデナデ


283:2011/04/14(木) 19:00:09.02 ID:ghd34oXc0

シル「失敗に終わったようだな……」

黒夜「そっちもな」

シル「にしても、なんだアイツら。漫画がどうのって……」

黒夜「なぁ、シルバークロース」

シル「なんだ」


黒夜「漫画ってどうやって描くんだ?」


シル「」


284:2011/04/14(木) 19:01:14.85 ID:ghd34oXc0

上条「こうして 戦い は幕を閉じたのでした」

上条「って俺出番すくねぇ!」


一週間後・上条宅――

美琴「私もそんなに出なかったわよ。ま、この戦いレベル5が4人もいるんだから勝って当然だけど」

イン「私も頑張ったんだよ!」

上条「そうですか。よかったですね」ボウ

イン「棒読みなんだよ!」ガブリ

上条「いたっ! 不幸だー!」

美琴「はいはい。そこまでにして。そろそろ行くわよ?」

上条「おう、にしてもあのメンバーで集まって飯食いに行くとは……」

イン「ご飯ー! スフィンクスも一緒なんだよ!」

スフ「にゃー!」

美琴「はいはい。じゃ三人と一匹。準備できたかしら?」

全員「おー!(にゃー!)」



287:2011/04/15(金) 18:51:27.19 ID:2+HTi+X40

とある焼肉屋さん――

麦野「第三位おっそーい。私達が待ってんだからもっと早くこいよ!」グー

絹旗「超落ち着いてください麦野。暴れてもお肉はまだやってきませんよ」

滝壺「ぐーすかぴー」

美琴「遅くなったわね」

イン「焼肉〜♪ 焼肉〜♪ なんだよ!」

上条「にしてもこんな高そうなところ、誰が払うんだ?」

麦野「一番遅いヤツに決まってんでしょ」

イン「まだかなーまだかなー」ギュルルル

美琴「落ち着いてインデックス。ここは精神を集中して……。食べるときに食べる!」

イン「分かったんだよ美琴!」

浜面「すげえ気合入ってんな」

上条「俺も食べるときに食べとかねえとな。インデックスさんも頼みますよ」

イン「任せるんだよ!」


288:2011/04/15(金) 18:52:06.10 ID:2+HTi+X40

垣根宅――

初春「垣根さんまだですかー?」

垣根「待て待て。まだ原稿のコピーが」

初春「あ、御坂さんからメールです。『一番遅い人が全員分奢るんだって』だそうですよ
   どうやら後私達と打ち止めちゃんたちだけみたいです」

垣根「なにっ! よし、コピー終わったぞ!」

初春「急ぎましょう!」ガチャ

垣根「待て初春、こっちから行くぞ!」ガラッ

初春「こっちからって……ベランダじゃないですか!」

垣根「ひとっとびだ!」

初春「風邪治ったばっかりなのに……ってちょ!」

垣根「ちゃんとつかまれよ!」バサァ

初春(こ、これはお姫様だっこって言う奴じゃ!!)

初春「か、垣根さん! 下ろしてくださいいい!」

垣根「落ちたら死ぬぞ?」バサバサー

初春「や、やっぱり下ろさないで!」


289:2011/04/15(金) 18:53:20.46 ID:2+HTi+X40

黄泉川宅――

打ち「あの人がここに残ることになってよかったってミサカはミサカは思い出してみる」

番外「ってか早くしてよ第一位。ミサカたち先に行っちゃうよ?」

一方「ちょっと待て。まだコピー終わってねェンだよ」

打ち「そういえばさっきお姉さまからメールきてたけど、一番遅い人が奢ることになってるんだって!
   ってミサカはミサカはあなたの財布を心配したり!」

一方「それくらい大丈夫だろォ」

番外「でもあのシスター。今日はやる気みたいだよ?」

一方「……! よしできたァ! 行くぞオマエらァ!」

番外「りょーかい☆ あ、でもここでひきとめとけば最後になって財布すっからかんの第一位が見れるかも」ニヒヒ

打ち「とりあえず急ぐのだー! ってミサカはミサカは全速力をだしてみたり!」ダーッ


290:2011/04/15(金) 18:53:58.96 ID:2+HTi+X40

とある焼肉屋・玄関前――

垣一「着いた(ァ)!!」

垣根「って一方通行!」

一方「誰かと思えばていとくンじゃねェか」

垣根「そのあだ名やめろ。ってか俺が先に着いたんだからオマエがおごりな」

一方「なに言ってンですかァ? どうみてもオマエが奢りだろォ」

初春「……長くなりそうだから先入りますか」

打ち「そうだね! ってミサカはミサカは初春のお姉ちゃんに抱きついてみたり!」ギュ

番外(……このお花くっついてんのかなー☆)チョンチョン

初春「? どうしました番外個体さん」

番外「なんでもなーい☆」

垣根「はぁ? 俺が早かっただろ。喧嘩売ってんのか?」

一方「オマエこそ、冷蔵庫に戻してやろうかァ?」


291:2011/04/15(金) 18:55:24.75 ID:2+HTi+X40

とある焼肉屋――

美琴「初春さんたち、遅かったわねー」グー

初春「すいません。遅れましたー」

浜面「あれ。第一位と第二位がいねぇぞ?」グー

打ち「あの人たちは絶賛喧嘩中なのだ! とミサカはミサカは説明してみたり」

絹旗「やはり、あのシスターという超狂気がいますもんね。超お財布の危機です」グー

滝壺「それにここ、お肉が高い。野菜も産地直送。デザートもベルギー産アイスやらと豪華」グー

イン「そうなの!? もっとお腹空いてきたかも!」ギュルルルルル

全員(恐ろしい子……)

麦野「あ、やってきた」グー


垣根「うっしゃ! 勝った!」

一方「くそォ……あそこでパーをださなければァ……」

上条「じゃんけんかよ!」

垣根「能力や素手以外を探したらじゃんけんだったんだよ。さっ、早速注文しようぜ!」


イン「ちょっと待つんだよ!!」ギュルルル


麦野「なによ。早く……」グー


イン「待てって言ってるのが分からないのかな、かな」ギュルルル


上条「イ、インデックス……さん? どうされたんでうか?」グー

美琴「インデックスが某同人ゲームの子に見えるわ」グー


292:2011/04/15(金) 18:56:43.53 ID:2+HTi+X40

イン「まず席を決めるんだよ! ここには12人も人がいるんだよ! あと一匹いるんだよ!」ギュルルル

麦野「一匹ってアンタ」グー

スフ「にゃー……」ポツン

イン「スフィンクスを蔑ろにするのは許さないんだよ!」ガブリ

麦野「ったいわよ! てめえの×××ビームで焼いてやろうかぁ!?」グウゥゥゥ

絹旗「麦野、食事前にそんな言葉超使わないでくださいよ……」グー

イン「話は戻るけど、この部屋。私達だけの個室なんだよ。そして一つの長いテーブルにコンロは3箇所。
   まずそこを調整しないといけないんだよ!」ギュルル

滝壺「はまづらと私、麦野と絹旗で一つのコンロを囲むって感じかな?」グー

イン「そんな感じなんだよ!」ギュルル


【インデックス案 席順】〜四人の真ん中にコンロがあると思ってください〜
麦野 絹旗  イン 美琴  打ち 番外  

滝壺 浜面  上条 初春  垣根 一方


イン「これが理想なんだよ! 反論は認めるんだよ!」ギュルル

一方「おい、なンでおr」グー

イン「まず手を挙げて当てられたら発言するんだよ! 常識なんだよ!」ギュルル

番外(この子、なんでこんなに必死なの?)グー

絹旗(これはもしや。鍋奉行ならぬ超焼肉奉行!?)グー

滝壺「聞いたことないよ、きぬはた」グー


293:2011/04/15(金) 18:58:11.90 ID:2+HTi+X40

一方「……」スッ

垣根「……」スッ

イン「一方通行くん」

一方「なンで俺と冷蔵庫が隣なンだよ!」グー!

イン「じゃ変えてみようか」


【一方通行案 席順】
麦野 絹旗  イン 美琴  一方 番外  

滝壺 浜面  上条 初春  垣根 打ち


一方「……!」サッ

イン「今度はなに?」

一方「これじゃ、打ち止めが危ねェだろォ!」グー!!

垣根「はぁ!? オマエじゃあるまいし!」グー!!

打ち「怖いよってミサカはミサカはお姉さまの影に隠れてみる」グー♪

美琴「こら、アンタ打ち止めを怖がらせてるんじゃないわよ。一方通行!」グー

一方「なンで俺だァ! ていとくンのせェで変な誤解されただろォ!」グゥ

垣根「ホントのこと言っただけだろ! 八つ当たりしてんじゃねえ!」グー!

イン「……むっ」ガブリ ガブリ

一方「ってええ!」アタマガッ

垣根「ったああ!」ワレソウダッ

イン「二人ともしばらく発言禁止なんだよ。ほかに発言はあるかな?」ニコリ

麦野(ものすごいオーラを感じるわ。……ま、私は異論ないけど)ググゥ

絹旗(麦野の隣で超嬉しいです)グー

滝壺(はまづらのとなりー)グー

浜面(俺の滝壺が安全な所にいれば何も異論はねえ)グー

番外(ミサカは第一位の隣でもいいかも、ちょっかいだせるしね☆)グー


294:2011/04/15(金) 18:59:36.17 ID:2+HTi+X40

打ち「……」サッ

イン「打ち止めどーぞ」

打ち「ミサカはミサカは初春のお姉ちゃんの横がいいな!」

初春「私も打ち止めちゃんの隣がいいです!」

イン「ということでこうなるんだよ」


【打ち止め案 席順】
麦野 絹旗  イン 美琴  一方 番外 

滝壺 浜面  上条 初春  打ち 垣根


垣根「……」サッ

美琴「……」サッ

イン「美琴どうぞ」

垣根(さっきからスルーされっぱなしなんだが)グウ

美琴「そのね……」ゴニョゴニョ

イン「ふむふむ……わかったんだよ! こうなるんだよ!」


【御坂美琴案 席順】
麦野 絹旗  イン 美琴  番外 一方  

滝壺 浜面  上条 初春  打ち 垣根


美琴(一方通行と隣は気まずいんだよね……なんか喧嘩売りそうで)

一方(多分俺と同じこと考えてるな、オリジナル)


295:2011/04/15(金) 19:00:55.74 ID:2+HTi+X40

イン「ほかには?」

打ち「はいはーい!」サッ

イン「まだなにかあるのかな?」

打ち「最愛とも近くがいいってミサカはミサカは頼み込んでみる!」グー♪

絹旗「打ち止め!」キラキラ

麦野(いつの間に仲良くなったのかしら)グゥ

イン「わかったんだよ!」


【打ち止め案2 席順】
麦野 絹旗  打ち 初春  番外 一方  

滝壺 浜面  上条 イン  美琴 垣根


イン「これでいいかな?」

上条「……」サッ

イン「なにかな当麻」

上条「俺、インデックスがそこまでやる気な理由がわかったんだ……」

イン「なにかな?」


上条「お前、俺に焼肉の肉焼かせたいだけだろ?」


イン「なっななななな! なんで……わかt! いや、そんなことないんだよ!」アセアセ

全員(バレバレだろ……)グウウウウ

上条「というわけで上条さんはこの席順を要求する!」サッ


【上条当麻案 席順】
垣根 初春  打ち 絹旗  麦野 滝壺

上条 美琴  イン 番外  一方 浜面


上条「これでどうでせうか!」グー


296:2011/04/15(金) 19:02:42.04 ID:2+HTi+X40

美琴「私はそれでいいかも」グー

垣根「俺もそれだったらいいぞ」グー

初春「打ち止めちゃんの隣嬉しいです」グー

絹旗「私も!横に麦野に打ち止めちゃん、超賛成です!」グー

麦野「ま、第一位を前にして食うのはアレだけどいいんじゃない?」グー

滝壺「真正面からはまづらの顔……」ポッ

番外「ミサカも第一位のよこ、いいと思うな☆」グー

イン「ちょっ、ちょっと待つんだよ! これじゃ私が肉焼かなきゃ……」ギュルルル

浜面「は、反対だ! 第一位の横で食事なんてとてもとても……」グー

一方「……」ギロリ

浜面「と、とりあえず。これでいこう!」


【浜面仕上案 席順】
滝壺 麦野  番外 一方  上条 美琴

浜面 絹旗  打ち 初春  垣根 イン


絹旗「……浜面超きもいです。逆ハーレムですか」ジドー

滝壺「はまづら?」ジドー

浜面「ちげえ! そうじゃねえんだ滝壺!」グー

美琴「な、ならこれはどうかしら」


【御坂美琴案2 席順】
美琴 絹旗  麦野 滝壺  浜面 垣根

初春 打ち  番外 イン  一方 上条


麦野「男女別って感じね。まあいいわ。ってか早く食べましょうよ」グー

絹旗「超いいと思いますよー」グー

初春「さすが御坂さん!」グー

美琴「これだったら話しやすいわよね!」グー

番外「げっ、ってことは」グー

イン「よろしくね、番外個体!」ギュルルル

番外(予想的中☆ ……はぁ)グー

滝壺「はまづらのとなり……」パァッ

浜面「ま、まあ……いいのか?」グー

上条(不幸から一番遠そうだ。ありがとう美琴)グー

一方「ま、いいンじゃねェのか」グー

垣根「男同士ってのもあれだが、それより早く飯くいてえ」グー


301:2011/04/17(日) 19:35:31.11 ID:587xixsz0

イン「これもおいしそう! これもこれも!」

番外「そんなに食べれるの? って食べれるよね。えっとミサカは……」ドレドレ

美琴「あの二人って結構仲いいのかしら」

打ち「番外個体もテレてるんだよ! ってミサカはミサカはこのメニューがいいな!」

初春「結構高いのを選びますね。私はこれかなー」

絹旗「財布を気にせず頼めるって超ラクですね」

麦野「そうね。あ、これなんかいいかも」ニヤリ

滝壺「高いお肉。でも美味しそう」ギュルル

浜面「思えば話が脱線してたからな」

一方「どこぞのツレのおかげでなァ」

上条「すいませんね。でもいいのか一方通行。こんな高い肉まで頼んで」

一方「気にすンなァ。多分この中で一番金持ってンの俺だろ? どうせ使わねェし」

上条「一方通行が……雲の上の人に見えますよ!」

一方「三下はそンな俺を倒したンだろォ? 学園都市はこんな変な能力持ってる三下に何も援助しねェのかよ」

上条「上条さんはレベル0だからなー」ハァ

垣根「勿体ねえよな。そんな能力あれば研究モンだろ」

上条「全然そんなことないって。前腕ぶちきられたとき生えてきたし」

一垣「生えてきたの(ォ)!?」

浜面(なんだろう、全然話ついていけねえ。やっぱ次元がちげえよコイツら)

店員(ミサカはあのシスターが次元が違うと心で呟きます……)マジパネェ


302:2011/04/17(日) 19:38:31.92 ID:587xixsz0

美琴「ここってドリンクバーとかサラダバーとかついてるのね。インデックス一緒に取りにいこー」

イン「うん! たくさんとるんだよ!」

麦野「ということで適当に取って来い浜面」

絹旗「超よろしくです浜面」

滝壺「ジュースもよろしくねはまづら」

浜面「結局俺かよ!」

絹旗「フレンダの真似ですか? きもいです。超きもいです浜面」

麦野「いいから早く取って来いよ浜面」

浜面「……わかったよ」チッ

滝壺「……やっぱり一緒にいく。一人じゃ大変でしょ?」

浜面「滝壺! やっぱ滝壺は天使だなあ!」キラキラ

全員(リア充タヒれ!!)

上条「俺も取ってこようかな。……インデックスが取ってしまわないうちに」

垣根「俺もいくか。一方通行、オマエはいいのか?」

一方「肉さえ食えればそれでいい」

垣根「肉肉って……。あっそっかー、モヤシだもんなオマエ。ちょっとはモヤシから脱したいって思ってんのかー」ハハハ

一方「肉が好きだからいいだろォ! あとモヤシいうな冷蔵庫!」

上条「一方通行ってあんま肉ついてないよな。だが肉もいいが野菜も食った方がいいぞ」

一方「いらねェ」

番外「サラダバーにセロリやモヤシがあるとイラつくからかな?」ププー

一方「違ェっつってンだろォ!! ってかオマエも入ってくンなァ!!」

番外「こうゆうとこ、第二位と気が合いそうかも☆」

垣根「おお、俺も思った」

一方「オマエらァ……!」


303:2011/04/17(日) 19:39:31.05 ID:587xixsz0

とある焼肉屋さん・サラダバー――

初春「こんな感じかなー。にしてもインデックスちゃんがあんまり取らなくてよかったです」

イン「大丈夫なんだよ! とりあえずみんな食べれる分だけはとってあるから!」

美琴「それってほかの客は取れないって事よね」

イン「……気のせいなんだよ!」

美琴「はぁ……。まあセルフだしいいか」

店員(開店初のお店の危機ですとミサカは内心焦ります)

滝壺「ゼリー。フルーツ。先にとっとこうかな」

浜面「最後にとったほうがいいんじゃねえのか?」

滝壺「食べられそう……」ジドー

イン「そこまで酷くないんだよ!」

浜面「……とりあえず全部取っとくか」サッ

店員(デザートまでもが! っとミサカは店長に知らせにいきます)



304:2011/04/17(日) 20:07:03.20 ID:587xixsz0

店員「店長! サラダバーの野菜やフルーツが全部なくなりました! とミサカは店長に報告します」

店長「なんだと! ええい! 今から切ってまた追加するのだ!」

店員2「店長。団体さんの注文のせいでメニューの半分なくなりましたぁ!」

店員3「あの団体さんには帰ってもらったほうがよろしいのでは……」

店長「……」

全店員「……」ゴクリ

店長「お客様は神様だ。お客様に喜んでもらう為には赤字になってもメニューを提供しろォ!」

全店員「分かりましたァ!!」

店員(懐の深い店長にミサカは感動しました……)



305:2011/04/17(日) 20:09:02.65 ID:587xixsz0

店員「ご注文のメニューお持ちいたしました! とミサカはてきぱきと行動を開始します」

上条「インデックスさん……。どれぐらい頼んだんでせうか」

イン「とりあえずデザート省く全品かな? 後でデザート全品×2を食べるの!」

一方(全メニューって……全部で●●万もすんのかァ!? いや落ち着け一方通行。
   俺は学園都市の第一位、一方通行だ。そうだ、こんな金額へでもねェ。
   ……でも最近漫画買ったり、道具買ったりと使いすぎでやべェンだよなァ)

垣根「焦ってんのか第一位?」ニヤニヤ

番外「お金ないの第一位?」ニヤニヤ

一方「おまえらうるせェ!!」

イン「五月蝿いのはあなただよ! 横で騒がないで!」シュウチュウ

番外「お姉さまが変な入れ知恵入れたから本気みたいだよこの子」

美琴「えっ? えーっとー。あはは」

一方「笑ってすませンなァ!」

番外「焼けたよインデックス」

イン「……!」 サッ シュッ ガブリッ

番外「早い……!」

滝壺「これが……大食いの世界……!」

一方「って何別の話にしようとしてンだァ!」

麦野「あーうまうま」ガブガブ

滝壺「うん。美味しい」パクッ

番外「これもーらい☆」パクリ

イン「むっ! こっちは私なんだよ!」ガブリ

一方「無視かよコノヤロー」


307:2011/04/17(日) 20:48:06.83 ID:587xixsz0

上条「いいのか、一方通行だけ抜かして食うなんて」

垣根「いいだろ別に。アイツは横の席が気になっている。
   そのうちに全部食ってしまえば……。あ、これもらい」

浜面「ずりぃ! それ俺が焼いてた肉!」

垣根「この世はな……弱肉強食なんだよ。強い物が美味しいものを食えるようになってんだよ」キリッ

浜面「くっ! これが第二位の力とでもいうのか……!」ッテナニコレ

上条「みんな漫画ホントに好きだなー。お、上条さんはこっちの野菜いただきますよー」

浜面「上条は野菜ばっかりじゃなく肉食べろよ」

上条「分かってはいるんだけどな……。美味いものをいっぱい食べたらさ。
   なんかもうこの味は食えないんだなって思ってよ……。
   そして高いお肉ちゃんたちが眩しくてよ……」

垣根「どんだけ貧乏なんだよ。ま、学園都市第一位の金だからたんとくっとけ! 第一位が泣くほどな!」

浜面「オマエほんと遠慮ねえな」

垣根「浜面も食っとけ! そして全員で第一位を泣かしてやろうぜ。あ、この肉もらい!」

浜面「また取られた!」

上条「お肉うまうま」ホロリ


308:2011/04/17(日) 20:50:13.01 ID:587xixsz0

美琴「あー美味しい! このサンチェに巻くときってどうして味噌つけるのかしら?」

絹旗「どうしてでしょう? でもお肉にタレつけて巻くのも、つけずに巻き味噌をつけるのも、
   超美味しいですから超気にしなくてもいいんじゃないですか?」

打ち「ミサカはミサカは味噌つけずに食べるのが好き!」

初春「私は両方ですかね。でもタレはいろいろとつけくらべしちゃいますよー」

絹旗「超わかりますそれ! 焼肉屋によっておいてあるタレ超違いますもんね!」

初春「ええ! 甘口もいいけど辛口も美味しいし。あ、レモン汁もいいですよ!」

美琴「ホント? ここにもあるみたいだし食べてみようかなー」

打ち「ミサカもミサカもっ!」

絹旗「でも焼肉って食べるときはいいんですけど、食べた後臭い気になりますよね」

美琴「私ちゃんと携帯用ファブ●ーズ持ってきたわよ」

初春「ファブ●ーズ!? リセッ●ュ じゃないんですか!?」

美琴「普通ファブ●ーズじゃない?」

初春「リセッ●ュの方が安いですよ!」

打ち「ってなんでミサカたちは消臭剤の話になってるのってミサカはミサカは話を変えることを提案してみる」

絹旗「なら、ガムは超持って来ました?」

美琴「ガム? くれるんじゃないの?」

初春「ありますよねー。くれなかったり、レジの横にわざとらしく売ってたり」

絹旗「超ありますよね! ちなみに私は一応持ってきました。超フルーツ味です!」

打ち「超フルーツ味ってどんな味ってミサカはミサカは気になってみたり」

初春「普通のフルーツ味じゃないんですか?」

絹旗「超フルーツ味です!」

美琴「説明になってないわよ」


309:2011/04/17(日) 20:53:11.15 ID:587xixsz0

食後――

イン「すいませーん。デザート全品×3お願いするんだよ」

店員「か、かしこまりました……。とミサカは……」

美琴「大丈夫アンタ。なんども行ったりきたりして」

店員「それが……私の……使命とミ……」ガクリ

美琴「ちょ! しっかりしてええええ!」

打ち「大丈夫!? ってミサカはミサカは心配してみる!」

店員「大丈夫ですよ……上位個体、お姉さま。……ミサカは……がんばります!」キリッ

絹旗「こうみるとあのシスターが超凄いって改めて思いましたよ」

初春「ですねー。私はもうお腹いっぱいです……。でもデザート一品頼もうかな♪」

絹旗「私もです! やっぱり超甘い物って」

初絹琴「別腹よねー!」

打ち「ミサカはミサカはアイスクリームが食べたいかも!」

麦野「私は何にしよっかな。滝壺はどうする?」

滝壺「私はソフトクリームかな」

イン「ワクワクテカテカなんだよ」

番外「ミサカはあなたの食いっぷりでお腹一杯……」

イン「大丈夫だよ番外個体。デザート一品だけあげるよ!」

番外「どう大丈夫なの、ってか一品だけかい」

一方「そういえばなンのために集まったンだ?」ゲプ

垣根「それはあれだろ……飯食うためだろ」ゲプ

浜面「そだなー。もう少しして解散するかー」ゲプ

上条「おー。俺もベルギー産アイス食べようかなー」

一方「オマエ女みてェだな」

上条「なっ! ここのアイス高いんですよ! 一度ぐらい食べたいだろ」

垣根「んじゃ俺バニラ」

浜面「俺もバニラで」

上条「俺もバニラでいいかな。一方通行は……ストロベリーでいっか」

一方「ちょっと待て。なンで俺も食うことになってンですかァ!?
   それになんでストロベリーってェガキみたいなもン頼むンだよォ!」

上条「すんませーん。注文いいっすかー」

一方「オマエもスルーかよ」


310:2011/04/17(日) 20:55:22.14 ID:587xixsz0

一方「結局頼まなかったのか」

上条「お前甘い物苦手なんだろ?」ウマー

浜面「これマジうめえよ! 超うめえよ!」ウマー

絹旗「浜面私の口癖超使わないでください!」

垣根「美味いなあ。でも第一位はこの美味さ知らないんだよなー。損だよなー」ウマー

番外「ミサカのアイスちょっといるー? あ、あげないよ? にひひっ」

一方「……」

イン「一方通行……。このバニラアイスあげるんだよ」

一方「!? い、いいのかァ?」

イン「この美味しさを一方通行にも知って欲しいんだよ!」ハイ

一方「ま、お前がそこまでいうなら……。食ってやってもいい」

イン「うん。食べて!」ニコリ

一方(なんでだろう。さっきまで大食いバカに見えてたってェのに)

一方(天使に見えてきたぞコイツ)

一方「……」パク

一方「うめェな。アイス」

イン「でしょ! ってことで店員さん。私の分のバニラアイス二つよろしくなんだよ!」

一方(アイスってこんなに美味かったか……?)ジーン

垣根(一方通行。あれ……、惚れたのか?)コソコソ

浜面(でもあんなにいじられてる中、優しくされたら……)コソコソ

上条(一方通行とインデックスがくっ付く→インデックスの食費がなくなる!)パァ

打ち「……うー。ミサカのチョコアイスも食べる? ってミサカはミサカはあなたにあーんとしてみたり!」

一方「いや、バニラだけでいい……」ジーン

打ち「がーんってミサカはミサカは……」

番外(シスターが敵になるとは……って妹達から嫉妬電波がッ!)


311:2011/04/17(日) 20:57:35.73 ID:587xixsz0

全員「ごちそうさまでしたー」

美琴「で、なんで集まったんだっけ」

麦野「はぁ? 漫画を見せ合おうって事になったんじゃないの。あんた達も原稿のコピー持ってきたでしょ?」

垣根「あ、そうだったな。大丈夫だ問題ない」キリッ

初春「慌ててコピーしてましたけど大丈夫なんですか?」

垣根「だ、大丈夫だ。問題…………ないだろう」

初春「どっちなんですか」

一方「で、ここでそのまま見せ合うのかァ?」

浜面「でもまだシスターが……」

イン「まだ食べ終わってないかも!」

番外「どこに入ってくんだろ。……胸以外だよね」

イン「ひっ酷いんだよ! ……でも言い返せないのが悔しいんだよ」

一方「胸なんてなくていいだろォ? お前はなくても……可愛く見えるぜ?」ヨシヨシ

イン「ほ、ホント? 嬉しいかも!」

番外(誰よアンタ)

垣根(アイス恐るべし)

垣根「ま、ここじゃなんだし。俺んちでするか」

麦野「そうね。ごろんとできるし」

垣根「ごろんとする気かお前は」

上条「ということで、垣根の家にいくか」

イン「待って! まだ私が!」ガブガブ

滝壺「なら私とらすとおーだーとみさかわーすとが残っとくよ。漫画には関係ないし」

番外「ま、それでいいんじゃない?」

一方「ならこれやっとくよ」

番外「キャッシュカード?」

一方「支払いはこれでしろ」

番外「ってことはほかの店行って遊ぶこともできるんだね」

一方「ま……まァ……。インデックスが遊びてェっていうなら連れてってやれ」

打ち「み、ミサカは!?」

一方「お前は好きにしろォ」

打ち「扱いが前よりぞんざいかもってミサカはミサカは愕然としてみる……!」

一方「変わんねェだろ」キラキラ

番外(全然ちげえよ。明らかにちげえよ。ってかホントあんただれだよ。オーラからしてちげえよ)


318:2011/04/18(月) 17:45:46.99 ID:fXB4Q/sP0

滝壺「ということで キャッシュカード を ゲット した」

打ち「どっかのゲームみたいだねってミサカはミサカはいくら入ってるか予想してみたり」

番外「ちょっと遊ぶぐらいは入ってるんじゃない?」

イン「じゃ、ほかのお店に行って食べるのもいいんだね!」

滝壺「まだ食べるの?」

イン「まー、これで腹八分ぐらいかな」

打ち(あとの2分を考えるだけで怖いかもってミサカは唖然としてみたり)

番外(もうブラックホールみたいに全部飲み込むんじゃないのかな)

イン「やっと食べ終わったし。どこにいくの?」ジー

滝壺「どこにいくの?」ジー

打ち「どこにいくの?」ジー

番外「ミサカが決めるの? ……んーと」

滝壺「そうだ、温泉行こう」

番外「京都行こう、みたいになってるんだけど」

イン「美味しい食べ物食べるんだよ!」

打ち「ミサカは卓球してみたいってミサカはミサカはねだってみたり」

番外「じゃ、温泉行くとしますか」

滝イ打「はーい!」

番外「ミサカがこの中では一番年下なんだけどな……」


319:2011/04/18(月) 17:47:41.90 ID:fXB4Q/sP0

店員「て……店長……店のお肉がなくなりましたと、ミサカは報告します……」

店員2「デザートも半分なくなりました……」

店員3「野菜の在庫がもうありません!」

副店長「店長! あのお客さんたちにはもう……」

店長「バカヤロー!」バシンッ

副店長「店長!?」イタイ

店長「お客様は神様じゃい!! 来店を断るなんてあってはならんだろォ!
   お客様は平等だろうが! たとえそれが大食いシスターであっても!!」

副店長「すみませんでした店長!!」

店長「お前たちもだ! 見ろ……あの笑顔を!」


イン「ふー美味しかったんだよ」ニコリ

打ち「またみんなで来ようねってミサカはミサカは提案してみたり!」ニコリ

滝壺「うん。……みんなで食べると美味しいもんね」ニコ

番外「ま、ミサカもまた来てあげてもいいけど」ニコ


店長「このお店はいつも豪華な客が来ていた。だがあれを見ろ。
   ……あの子供達の笑顔を。あれを見て”もう来るな”と言えるのかお前たちは」

店員「いえません……とミサカは正直な感想を述べます」

店員2「あれくらい楽しく食べてもらえると……むしろうれしいっす」

店員3「僕もです……」


番外「すいませーん。お会計お願いしまーす」


店長「ほら、店員3。レジの仕事に行きなさい」

店員3「分かりました!」


320:2011/04/18(月) 17:49:48.60 ID:fXB4Q/sP0

店員3「以上で●●万●●●●円になりまーす」

番外「キャッシュでー」

滝壺「高いね……足りるのかな」

番外「残りいくらか分かりますかー?」

店員3「残りは――――円ですね」

滝壺「流石あくせられーた」

番外「やっほー! これで遊べるじゃん」

打ち「早くいこーってミサカはミサカはワクテカがとまらないよー!」

イン「温泉♪ 温泉♪」

店長「さあ、行くぞ!」

全店員「分かりましたァ!」

店長(せーの)

全店員「ありがとうございましたー! またお越しくださいませー!!」

番外(うるさっ)

滝壺(元気がいいねこのお店)

打ち(すっごいやる気な店員さんたちってミサカはミサカはびっくりしてみたり)

店長「あの、そこの銀髪のお客様」

イン「私?」

店長「ええ。……当店のメニューは満足いただけましたか?」ニコリ

全店員「……」ゴクリ


イン「まあまあなんだよ」ニコッ


全店員「」


322:2011/04/18(月) 20:52:19.45 ID:fXB4Q/sP0

垣根宅――

垣根「みんな集まったことだし」キリッ

麦野「さっさと始めましょうか」キリッ

浜面(急に場の空気が変わったッ!)

麦野「ということで浜面。全員分の飲み物買ってこい。私、紅茶」

絹旗「私は超ミルクティーで」

浜面「ってちょっと待て! 俺が買ってくるのかよ!」

麦野「お前が一番パシリみたいってかパシリだろ」

上条「とりあえず何か買ってくるか、俺が行ってくるよ」

美琴「じゃ私も。なにか適当に買ってくるわね」

浜面「助かった……」

麦野「なら浜面はお菓子買ってきて」

絹旗「超よろしくです」

浜面「……行けばいいんだろ行けば」ハァ


323:2011/04/18(月) 20:54:16.73 ID:fXB4Q/sP0

とあるコンビニ――

上条「これと、これかな」サッサッ

美琴「ねえ」

上条「なんだ?」

美琴「私たちの漫画って面白い……よね」

上条「決まってんだろ。美琴が頑張って考えた話だ、とてもおもしろいぜ。
   俺はあの作品好きだ。もちろん前に描いたのもな」

美琴「うん……。私も」

上条「俺は自分たちが描いたのが面白いって自信ある。お前もだろ」

美琴「……決まってんじゃない。私が考えた原作にアンタの絵。もう科学変化を起こしてるって感じ!」

上条「おう! だから大丈夫だ!」

美琴「うん!」


浜面「えとー……、ポテチにクッキーにポッキーなんかも買ってくか」サッサッ

上条「大変そうだな浜面。手伝おうか?」

浜面「これくらい大丈夫だ。それよりそっちの缶も重そうだな」

上条「一方通行がコーヒーコーヒーうるさいからなー」

美琴「これってゲコ太チョコレート! 買おっかなー」

浜面「それってただのカエルじゃ」

美琴「ただのカエルじゃないわよ!! この子にはちゃんとゲコ太って名前が(略」

浜面「す……すいませんでした」コワイ

上条「美琴の前でカエルを侮辱しないほうがいいぜ……」


325:2011/04/18(月) 21:03:01.79 ID:fXB4Q/sP0

垣根宅――

垣根「暇だな」ボーッ

初春「暇ですね。しりとりでもしますか?」ボーッ

麦野「しりとり」ボーッ

絹旗「りんご」ボーッ

一方「ごりら」ボーッ

初春「らっぱ」ボーッ

垣根「ぱ……」

麦野(あれだろあれ、やっぱ”ぱ”といったら)

絹旗(超三文字しかないですね)

一方(真ン中がンのヤツだな)

初春(仕組まれてますね)

垣根「パンチ」

全員(かわしただと……)

垣根(おれのしりとりに常識は通用しねえ)


326:2011/04/18(月) 21:05:07.78 ID:fXB4Q/sP0

上条「ただいまー」

美琴「はー重かった」

浜面「この缶コーヒーが一番重い……」ハァ

一方「ン。いいヤツ選んでくるな三下」

上条「それはよかったです……」ツカレタ

絹旗「でもこんなに超お菓子があって超食べられるんでしょうか?」

初春「そのときは私が食べます!!」

垣根「ふとr」バシッ

初春「そげぶ!!」

垣根「なにすんだ、ういh」バシッ

初春「そげぶううう!!」

垣根「……」イタイ

初春「垣根さん。……女の子に太るとか言わなくてもいいんですよぉ?」ニコリ

垣根「そうっすね……」

麦野「とりあえずみんな席に座って。机の上にお菓子やら置いときましょ」

垣根「こぼすんじゃねえぞむぎn」ヒデブ

麦野「あぁん?」バシッ

垣根「いやちょっと待て、今のは何故叩く必要があったんだ」

麦野「ついー、むしゃくしゃしてやったー、っていうかー」

垣根「その女子高生みたいな口調やめろ。そもそもお前そんな歳じゃないd」ヒデブゥ!

麦野「なんか言ったかメルヘン」

垣根「なんでも……ねえです」イタイ



327:2011/04/18(月) 21:07:07.56 ID:fXB4Q/sP0

絹旗「このお菓子って超気になってたんですよねー」

初春「それって私も食べたことないです」

美琴「どれどれー?」

麦野「んー。結構美味いじゃない」パクパク


浜面「はー、俺の天使はどうしてんのかなー」

上条「リア充発言やめてくれよ……」ハァ

一方「つか発言すらすンな」ハァ

浜面「それって俺に言ってるよね。なんで第一位に発言全否定されなきゃいけないんだ!」

一方「しらねェ。……それより上条はオリジナルとできてるンじゃねェのか?」

上条「美琴と? 相棒だけどそうゆう仲じゃないぞ」

浜一(可哀想な第三位……)

浜面「それよりも第一位はあの大食いシスターに惚れたのか?」

一方「な、なに言ってんだァ!」

上条「もしそうだとしたら応援するぜ、一方通行。そして俺の食費を減らしてくれ」

一方「それ後ろに本音でてるぞ三下ァ!」

浜面「たしかに。あのシスターの食費は苦労しそうだな……」

一方「ま……まァそんなにきついっていうならよォ。一日ぐらい俺の家に来させたっていいンだぜ?」

上条「ホントですか! 是非お願いしたい!」

一方「任せとけ」ヤッタ


垣根「おいオマエら!」


麦野「五月蝿いメルヘン」

一方「黙れ冷蔵庫」

垣根「いやちょっと待て。お前たち、ここにきた目的忘れてるぞ。
   麦野なんかホントにごろごろしてんじゃん」

絹旗「そういえば超漫画を見せ合うんでしたね」

美琴「うんうん。自分たちの描いた漫画を持ってきて見比べるんだっけ」

初春「ってことで始めましょうか。まずだれからいきます?」

一方「俺からだ」

上条「おおっ。自信あるんだな一方通行」

一方「決まってンだろ」

浜面「自信なら俺も負けねえよ」

垣根「うっわースルーだ。ひでーや」

初春「垣根さん」

垣根「どうした初春! やはり初春はスルーなんてしないよな!」

初春「ジュース、カーペットにこぼしちゃいました」テヘッ

垣根「」オーマイガーッ


328:2011/04/18(月) 21:09:15.56 ID:fXB4Q/sP0

垣根「おい、ちょっとどいてくれ。カーペットを洗濯すっからよ」ヨット

麦野「で、第一位のはどんな話なのかしら」ハイヨ

絹旗「超気になりますよ」ホイサ

垣根(どいてくれるのはいいが勝手に話を進めないで欲しい……)

一方「ほらよ、人数分コピーしてきた」マワセマワセ

上条(バトル物か……)サッ

美琴(ニックネーム鈴科十二って一方通行のことだったのね)ホイ

垣根「あれ、俺の分は?」ヨイショ

一方「……ねェな。忘れてた」

垣根「……」

初春「垣根さん、一緒に見ましょうよ」

垣根「流石初春。優しいな……」

初春「その前にとっととカーペットどかしてくださいよ」ニコリ

垣根「優しいのか優しくないのか分からなくなるよ俺は」


『(仮)最強』  漫画:鈴科十二
ここは学園都市。
230万人のうち8割が学生で、その学生のほとんどが能力者である。
そしてその能力者の中でもトップ。「一方通行」
運動量・熱量・光・電気量etcといったあらゆるベクトルを観測し、
触れただけで変換する能力を持つ少年。
その最強を名乗っていた少年は更なる無敵へと進んでいた。
そしてとある晩その幻想は壊され。
さらにとある晩にその能力を失う。
この物語は無力になった少年が、罪を償いながら、大切な人々を守っていく話である。


一方(テンション高いときに描いたから……今読み返すと恥ずかしいな……)

美琴(一方通行が打ち止めや番外個体に思ってるのってこんな感じなのかな)

麦野(熱いわね第一位)

絹旗(も、もう終わりですか! はっ、超続きが気になってます……)

初春(主人公かっこいいですね)

垣根(ってこれ自分のことそのままだよなー……)

上条(でも面白いなこれ)

浜面(絵も上手いし話しの作りもいい……)

垣根「次はおr」

麦野「次は浜面ね」

浜面「お、俺かよ!」


329:2011/04/18(月) 21:10:57.86 ID:fXB4Q/sP0

絹旗「浜面はなんか超新鮮なジャンルですね」

浜面「ま、まあな。ほら」マワセマワセ


『駆動鎧ライダー SHIAGE』 漫画:バニー浜面
ここは学園都市。
そしてその学園都市にはいろんな種類の駆動鎧があった。
主人公の持つ駆動鎧は軍用バイク「ドラゴンライダー」
それを扱い、主人公は駆動鎧の頂点を目指す!!
ときには幼馴染の少女(滝壺似)と恋愛を!
ときにはライバルやレベルの差に挫けながらも!
少年はk(略

上条(バイク物か。福田さんみたいだ)

美琴(でも絵が……)

麦野「ちょ……! 反則でしょニックネームぅ! こんなんで笑いをとりにきてんじゃ……! ないわよっ!!」バクショウ

絹旗「もう! 超内容よりも絵と名前が……ッ!」バクショウ

浜面「滝壺がつけてくれた名前に文句あんのかよ。……たしかに変わってるけどよ」

垣根「よくつける気になったな。そこだけ褒めよう」

浜面「嬉しくねえよ」

一方「でもまあまあなンじゃねェの」

初春「こういうのってアニメ化になりやすいってバクマン。でも言ってましたもんね」

麦野「次は私達のね」


330:2011/04/18(月) 21:13:16.55 ID:fXB4Q/sP0

『アイテム探偵』 漫画:麦旗フレン
ここはアイテム探偵事務所。
この探偵事務所に一人の有能の少女がいた。

フレ「結局、私が解いたって訳よ」

フレンダ。この探偵事務所の探偵である。
といっても探偵事務所には三人しかいないのだが。

麦原「おい、さっさと次の事件解決してこい」

麦原。いつも探偵事務所に居座るおっさ……お兄さん。
探偵事務所を作った人。頭がとてもいい。

木旗「超めんどくせーです」

木旗。フレンダの助手。ワトソン役でもある。
この物語の主人公だ。
三人でいろんな謎を解き明かす――!


美琴(本格推理だわこれ)

上条(やべえ、この推理とかホントわからねえ)

浜面(流石麦野。……でもよく二人とも男役にしたな)

一方(こりゃ、バクマン。の亜城木夢叶も真っ青だな)

垣根(すげえよ。やべえよ。第四位)

初春(推理だけじゃなくキャラや設定も魅力的ですね)

絹旗(皆さん超びっくりしてますね!)

麦野「うっ……ううっ」

絹旗「む、麦野!? 超どうしたんですか!」

麦野「ふ」

絹旗「ふ?」

麦野「フレンダああぁぁぁぁああああ!!」ウアーン

美琴(フレンダって?)ヒソヒソ

上条(元ネタの人物がいるのか?)ヒソヒソ

垣根(フレンダってのは麦野たちの昔の仲間だ)ヒソヒソ

初春(昔のってことは今は)ヒソヒソ

浜面(詳しくは聞かないでくれ……)ヒソヒソ

麦野「ごめんねえええええ!!」

絹旗「落ち着いてください、麦野。超落ち着いて」

麦野「ぐすん……」

絹旗「ほら、超紅茶でも飲んで……。落ち着きましたか?」

麦野「……浜面か第二位をいじらないと気がすまない」スグン

浜垣「俺等関係ねえだろ!」

麦野「……次行っていいわよ」

初春「じ、じゃあ次は私達のを」マワシテクダサイ

垣根「自信作だ!」

上条「絵がメルヘン……度が落ちてる」

美琴「ホントだ。少年漫画っぽい絵柄」

垣根「どうだ。俺にかかれば絵柄なんてさっとかえ」

一方「うるせェ。ちょっと黙ってろ」


336:2011/04/26(火) 16:37:40.25 ID:+CRx9R2b0

スパリゾート安泰泉・温泉――

イン「気持ちがいいんだよー」

番外「これが温泉なんだ。結構気持ちいね」

滝壺「うん。いろんなお風呂があって面白い」

打ち「最後に牛乳を飲み干すのー! ってミサカはミサカはインデックスにお湯をかけてみたり!」バシャバシャ

イン「むー! 反撃なんだよ!!」バシャバシャ

滝壺「こら。ほかのお客さんの迷惑」

イン「打ち止めが先に始めたんだもん!」プンスカ

打ち「ごめんなさいってミサカはミサカはしょんぼりしてみる……」

滝壺「らすとおーだー、いい子」ヨシヨシ

打ち「滝壺のお姉ちゃんによしよししてもらった! ってミサカはミサカは優越感に浸ってみたり」

イン「むう! ごめんなさい! だから私もー!」

滝壺「なでなで」ヨシヨシ

イン「気持ちいいんだよー」ホワン

番外「なんかあなたになついてるね」

滝壺「みさかわーすともなでなでしたいの?」

番外「ミ、ミサカはそんなんじゃないもん!」


337:2011/04/26(火) 16:38:54.61 ID:+CRx9R2b0

垣根宅――

垣根「今回のも良い出来だぜ」

『くまくまワンダーランド』原作:立花飾利 漫画:未元帝督

上条(中身はメルヘンだな……)

美琴(でも初春さんのってホントおもしろいなー)

絹旗(ライトノベルに超ありそうですね)

麦野(メルヘンとファンタジーが合体してる感じね)

一方(御伽噺みてェ)

垣根(さすが初春だな)

初春「えっと……。最後は御坂さんたちのですね」

美琴「そうね。……これよ!」サッ



『げこたん』漫画:上坂麻琴

初春(ファンタジーですか!!)

垣根(内容は違うが……これは)

絹旗(超おもしろいです……)

麦野(でもなんで題名が「げこたん」なのよ)

美琴(それ以外思い浮かばなかったんだもん……)

一方(三下にしてはやるじゃねェか)


垣根「とりあえず、全部見てみたけど。……やっぱりみんな自分のが一番だろ?」

麦野「決まってるでしょ」

浜面「そうだな」

一方「当たり前だァ」

上条「これでさらにやる気でたぜ!」

美琴「そうね! これで本誌に載せてみせるわ!」

絹旗「載せるのは超私達です!」

初春「負けられませんね」


338:2011/04/26(火) 16:39:54.64 ID:+CRx9R2b0

スパリゾート安泰泉・休憩所――

イン「いちご牛乳、結構いけるんだよ」

打ち「ミサカのフルーツ牛乳が美味しいってミサカはミサカは対抗してみたり」

番外「ここはやっぱ普通の牛乳でしょ☆」

滝壺「私は豆乳……」

イ打番(もはや牛乳ですらない……)

滝壺「結構、お腹に溜まるよ」

番外「ダイエットでもしてるの? 細いのに」

滝壺「最近少し太ったから、ちょっとだけ」

イン(でもあの胸のかたまりはないかも!)

打ち(ミサカもあんな風にってミサカはミサカは想像してみる)

イン(大きな胸で当麻を……)

打ち(大きな胸であの人を……)

滝壺「……?」


339:2011/04/26(火) 16:40:55.81 ID:+CRx9R2b0

垣根宅――

初春「みなさん帰っていきましたけど、もう夜遅いですね」

垣根「そうだな。送ってくぞ?」

初春「い、いいんですか?」

垣根「お前一人じゃ危ないだろ。ま、中学生にちょっかい出す馬鹿はいないだろうがな」

初春「なんかちょっとむかつきますね、その言い方!」


とある帰り道――

初春「垣根さん。私、連載まではする気ないって言いましたよね」

垣根(そういえばそうだった……。すっかり忘れてたぜ)

初春「でも、今日みなさんの漫画を見たら……。負けたくないって思いました」

垣根「そうだな……」

初春「だから、垣根さんと二人で。みんなに負けないような。そしておもしろい漫画を一緒に描いて行きたいなって……」

初春「というわけで……。これからもよろしくお願いしますね!」

垣根「初春……! こちらこそ、よろしく頼むな」



340:2011/04/26(火) 16:41:40.99 ID:+CRx9R2b0

とある帰り道――

上条「みんなの漫画、凄かったな」

美琴「そうね。みんな、おもしろかったし。……情熱が凄いって思ったわ」

上条「よし、また新しい漫画描くぞ!」

美琴「うん! でもまず、この漫画を見せに行きましょ」

上条「そうだな! じゃ、明日あたりにでも行くか!」

美琴「ええ。……目指すは掲載。そして連載よ」

上条「おう!」


341:2011/04/26(火) 16:44:43.76 ID:+CRx9R2b0

某日・新入生アジト――

黒夜「早速、週間少年ジャンプっていうのと週間少年エスパーってのを買ってみたわけだが」

黒夜「ま、おもしろそう……かな」

―読書中―

黒夜「うわ、まじてか!」

黒夜「やべェよやべェよ!」

黒夜「あははははっ!!!」

黒夜「なにっ! なにこれっ!!」

―読書後―

黒夜「読んじゃった……」

黒夜(意外におもしろいな、漫画)

黒夜「でも漫画って簡単そうだな」


342:2011/04/26(火) 16:45:27.14 ID:+CRx9R2b0

シル「オマエが漫画か。珍しいな」

黒夜「まあ、ためしに見てみただけだ」

シル(ほんとに漫画描くつもりなのか?)

黒夜「普通に原稿用紙に書くだけだろ」

シル「じゃ聞くが、この点々(スクリーントーン)のはどうするんだ?」

黒夜「普通に打っていけばいいんじゃねえの」

シル「……」

黒夜「なにか文句ある?」

シル「いや……。この黒いところはどうするんだ?」

黒夜「塗りつぶしていけばいいだろ」

シル「何でだ」

黒夜「鉛筆」

シル「」

黒夜「それとも色鉛筆の黒の方がいいか?」

シル「」

黒夜「何か文句あるのか」

シル「……」バタン

黒夜「なんだよアイツ」

黒夜「とりあえず、話でも考えてみるか」

黒夜「原稿用紙買うのめんどいからコピー用紙にでも書くかな」

シル(あれで漫画家目指すとは……)


343:2011/04/26(火) 16:46:45.02 ID:+CRx9R2b0

2時間後――

黒夜「絵は描けたが点々めんどいな」

黒夜「……」テンテンテンテンテン

黒夜「…………」テンテンテンテンテンテンテンテン

黒夜「腕いたい」ジーン

黒夜「そうだ」

黒夜「サイボーグの腕ですればいいじゃん」


3時間後――

黒夜「服には模様なんかもつけたほうがいいのか?」

黒夜「ん。こんな感じかな」

黒夜「ここは一面塗るか」

黒夜「……」サッサッサッ

黒夜「…………」サッサッサッサッサッサッ

黒夜「腕が痛い……」ジーン

黒夜「……これもサイボーグの腕でしよう」


344:2011/04/26(火) 16:47:52.16 ID:+CRx9R2b0

一日後――

黒夜「ん、いいんじゃねコレ」

『サイボーグ16号』

黒夜「こうしてみるとはじめて真面目に絵描いたな」

黒夜「話もだが……。こうしてみるとなんか」

黒夜「おもしろい?」

黒夜「…………」

黒夜「そんなわけねぇよな」

黒夜「私はただ第四位たちが、絹旗がハマッてるからやってみてるだけで」

黒夜「そんなんじゃない……たぶん」


345:2011/04/26(火) 16:48:33.91 ID:+CRx9R2b0

黒夜「……こういうのは送ればいいのか?」

シル「……持ち込みに行ったらどうだ」

黒夜「いたのかお前。って持ち込みってなんだ」

シル「描いた漫画を漫画雑誌の編集部に見せに行くんだ」

黒夜「へえ。面倒だがそのほうが手っ取りばやいな」

シル「その前に、ちゃんと電話してた方がいい。あっちにも仕事があるからな」

黒夜「分かった」

シル「それと、編集さんにはちゃんと敬語でな。編集さんだったら欠点とか言うと思うが、それをちゃんと受け止めることだ」

黒夜「ああ……」

シル「そうやってどんどん自分の作品は伸びるもんだと思え。それから――」

黒夜「なあ。なんでオマエそんなに詳しいの」

シル「…………」

黒夜「…………」

シル「じゃ、頑張ってこい」バタン

黒夜「逃げやがった」

シル(バグマン。読んでたからつい、な……)


349:2011/04/27(水) 19:26:41.35 ID:Hs7wqo7a0

秋栄社――

17583号「おもしろいです。とミサカは賞賛の言葉を贈ります」

美琴「ホントに!?」

17583号「ええ。……これなら本誌に載るかもしれませんね。とミサカは推測します」

上条「とうとう本誌かー」

17583号「もし無理でも、青マルエスパーなんかに頑張って載せてやります! とミサカは意気込みます!」

美琴「漫画が載るってだけでも凄いことよね……!」

上条「そうだな」


とある街角――

美琴「あの漫画。載るといいなー」

上条「面白いぜ、あれは。だからきっと載るさ」

美琴「そうね。自信持たなくちゃ! ……あっ、いい考え浮かんだかも!」

上条「ホントか! さっそく帰って書こう!!」

美琴「おー!」


350:2011/04/27(水) 19:27:18.11 ID:Hs7wqo7a0

上条宅――

美琴「こんなんで……こうかも!」サッサッ

上条「練習練習……」カキカキ

イン「……むー」

イン(あれからあまり口を挟まないようにしたけれど)

イン(寂しいんだよ……)

イン(そうだ!)

イン「お出かけしてくるんだよ!」

美琴「いってらっしゃいー」

上条「夕方までには帰ってこいよー」

イン「行ってくるんだよ!」


とある街角――

イン「どっか遊びに行こうかな」

イン「でもお金がないんだよ」

イン「そうだ! どこかのお家にお邪魔するんだよ!」

イン「ちょうどお腹空いてきたからいい考えかも!」

イン「んー。どこに行こう?」

イン「当麻の友達で知ってる家……あそこがあるんだよ!」



351:2011/04/27(水) 19:28:22.47 ID:Hs7wqo7a0

垣根宅――

垣根「で、なんで俺んちなんだ」カキカキ

イン「お腹すいたんだよ。何か食べさせてもらえると嬉しいな」ニコッ

垣根「……ちょっと待ってろ」サッ

イン「携帯なんか出してどうするの? もしかして出前!?」ワクテカ


ぷるるるるー

垣根「もしもしー、モヤシか?」

一方「なンだ、メルヘン糞野郎」

垣根「なんか糞が増えてんだけど。……ちょっといいニュースだぜ」

一方「はァ?」

垣根「実はさ……」カクカクシカジカ

一方「分かった、すぐこさせろ」


垣根「というわけで、このメモの住所に行けば美味しいものがいっぱい食えるぞ」ホラヨ

イン「ホント! ありがとうなんだよ!」

垣根「いえいえ。気をつけていけよ」

イン「うん! ていとくんは優しいんだよ!」サッ

垣根「ていとくんって呼ぶな。……ってもういねぇ」

垣根「とにかく、……家の食料を無事守れてよかった」


352:2011/04/27(水) 19:29:17.32 ID:Hs7wqo7a0

黄泉川宅――

イン「美味しいんだよー!」パクパク

黄泉「すごいたべっぷりじゃん」

芳川「こっちまでお腹いっぱいになりそうね」

イン「おかわりなんだよ! 番外個体!」

番外「ってミサカにつがせるき?」

イン「はやくはやくー」

一方「俺がついできてやンよ」

打ち「ミサカもおかわりーってミサカもミサカもお茶碗を差し出してみる!」

一方「お前は自分でつげ」ヨイショ

打ち「がーん! ってミサカはミサカは涙目になって……って聞いてないし」

一方「ほらよ、じゃンじゃン食え」

イン「ありがと、一方通行! このハンバーグもおかわりなんだよ!」

黄泉「もうないじゃんよー」

イン「なぬうううう!」

一方「……ほら、俺のハンバーグを半分やるからそれで我慢しろ」

イン「ほんと! 一方通行大好きっ!」ニコッ

一方(インデックスゥ!!)ホワーン

番外(第一位があんなに嬉しそう)

黄泉(これは珍しいじゃん)

芳川(ホントね。でも、結婚するとなると生活が苦しそうね)

黄泉(一方通行はそれでも幸せみたいじゃんよ)

打ち「うー……」


353:2011/04/27(水) 19:30:01.04 ID:Hs7wqo7a0

一方「どうだ、美味かったか?」

イン「うん! もうここに住んでいたいかも!」

一方「ほ、ホントかァ!?」

イン「当麻とは大違いなんだよ! いっつもいっつも文句いってちょっとしか食べさせてくれないんだよ」

一方「そうか……、三下のヤロォ……」

イン「しかも! いっつも女の子ばかりと行動してるんだよ!」

イン「そんなのより、ご飯をいっぱい食べさせてほしいんだよ!」

一方「なら、俺のところにこねェ……か?」

黄泉(これって告白ってやつじゃん?)

芳川(大胆ねえ)

打ち(そんなの嫌だ! ってミサカはミサカは反論……)

番外(マジな顔な第一位おもしろいけど……。ホンキだったんだ)

イン「……でもね、やっぱり当麻の家が一番かな」

一方「なに……?」

イン「ここには番外個体や打ち止めや、黄泉川や芳川。それに優しい一方通行もいるけど」

イン「私は当麻が、美琴がいるあの家が大好きなんだよ!」

一方「……」

イン「当麻とご飯食べたり、美琴がきた時に遊んだり、そして二人が漫画を描いているのをみたり」

イン「それに、二人だけにしたら当麻が美琴に何するかわかんないもん!」

イン「あっ、そういえば二人っきりにしちゃった! 帰らなきゃいけないんだよ」

イン「それに、二人とも心配するんだよ……」

イン「特に当麻は結構心配性だから私がいなきゃいけないんだよ」

一方「お前……」

一方(三下のこと好きなんだな……)

イン「じゃ、行かなきゃ! ごちそうさまでした!」

一方「おゥ……。また、遊びにこい」

イン「うん! 今度は当麻と美琴も連れてくるかも! またね!」バタン


354:2011/04/27(水) 19:30:50.68 ID:Hs7wqo7a0

一方「……」

打ち「……」

番外(ふられちゃった☆)

黄泉(明日はご馳走作ってやるじゃんよ)

芳川(まだまだほかにいい人できるわよ、きっと)

打ち「あ、一方通行……」

一方「…………」

一方「……」ウルッ

打ち(そんなに悲しかったんだ! そんなに好きだったんだ! ってミサカはミサカは慌ててみる!!)

番外(まじかよー。まじかよー。……まじかよ)

芳川(大事なことだから三回も言ったのね)

黄泉(思った、があってるじゃんよ)

一方(インデックス……。俺の天使ィ……)

ぷるるるるー

一方(俺の電話……)

一方「もしもしィ」

18599号『もしもし、あなたの担当のミサカ18599号とミサカは連絡します』

一方「……なんだ?」

18599号『失恋でショックを受けている一方通行に嬉しいニュースですとミサカは述べます』

18599号『あなたの漫画が本誌に載ることが決定しました』

一方「なん……だと……?」

18599号『載るのは来月になるかと思われます。……おめでとうごさいます。とミサカは賞賛の言葉を贈ります』


355:2011/04/27(水) 19:31:39.61 ID:Hs7wqo7a0

一方「そうか……ああ。じゃあな」

つーつーつー

一方「よっしゃァァァアアア!」

全員「!?」

一方「そしていい漫画思いついたァァ!」ダダダダッ


黄泉「ど、どうしたじゃん?」

芳川「なんなのかしら」

打ち「どうやら漫画が漫画雑誌に掲載されるみたいってミサカはミサカはMNWの情報を教えてみる」

番外「へー」

打ち「凄いってミサカはミサカは驚いてみる!」


一方「キタキタキタァ!! これは来るぜェ!!」

一方(にしても、ほかの奴も掲載に持ち込むとはなァ! 負けられねェ!!)

一方(じゃンじゃン面白い漫画描いてやンよォ!)

一方(天使なンていなかったんだァ!)

一方(俺は漫画が恋人なンだよォ!)

一方「すどーンゥ! びっしゃァァッ!!」


打ち(相変わらず凄い声かもってミサカはミサカは唖然としてみる)


356:2011/04/27(水) 19:32:22.58 ID:Hs7wqo7a0

上条宅――

上条「インデックス! どこまで行ってたんだよ!」

美琴「そうよ! 心配したわっ!」ギュッ

イン「ごめんなさい……。一方通行の家にお邪魔してたんだよ」

美琴「一方通行の家?」

イン「うん。ご飯を食べさせてもらったんだよ。ハンバーグ美味しかったかも」

上条「ったくもう。遅くなるなら携帯に電話しろって言っただろ?」

イン「忘れてたんだよ……」

上条「次は忘れずに連絡しろよ? ほら、約束だ」

イン「うん!」

美琴「私ともね」

イン「三人でゆびきりげんまんなんだよ!」

上琴イ「ゆびきりげんまん、嘘ついたら……」

上条「ご飯抜き!」

イン「えっ!」

美琴「ゲコ太のきぐるみで一日すごす!」

イン「なっ!」

上琴「ゆびきった!」

イン「……ゆびきったなんだよ」

イン(次は気をつけなきゃ、危ないんだよ……)


363:2011/04/29(金) 23:59:08.27 ID:uPosz/Cu0

アイテム宅――

麦野「とうとうこの日が来たわね」

絹旗「そうですね」

麦野「週間少年エスパー第○号発売ッ!!」

絹旗「そして超スペシャル漫画ッ!」

麦野「絹旗フレンの『名探偵アイテム』!」

絹旗「さっきコンビニに超寄ったら立ち読みで読んでましたよ!」

麦野「ホントに!? なんか嬉しいというか……恥ずかしいわね」

絹旗「それにほらっ! ネット掲示板でもおもしろいって超好評みたいですよ!」

麦野「どれどれー?」

001 :名無しさん
「今週のエスパーの読み切り。探偵物のレベルマジやべぇwwww」

002 :名無しさん
「つか、主人公マジきめぇ」

003 :名無しさん
「でも、内容良かった」

004 :名無しさん
「でも主人公の女の名前はないよな」

麦野「とりあえず。……002はぶ・ち・ご・ろ・し・か・く・て・い・ね」

絹旗「ネットって超そういうものですよ。こういうのはスルーが超いいんですって」

絹旗「それに、たまに為になるコメなんかも超ありますよー」

麦野「そういうもんなの?」

絹旗「そういうもんですね。……それより、次号は」

麦野「そうね。……アイツらが来るわね」

絹旗「最初に載ったのは超嬉しいですけど、どうなるんでしょう?」

麦野「大丈夫よ。担当もこれで連載ネーム描けって言ってたんだからね」

絹旗「超そうですね。早速描きましょうか」

麦野「ということで、早速出来上がってるからネームの清書。お願いね」

絹旗「超早いですね!」

絹旗(でも麦野はそれくらい超やる気なんですね! 私も超がんばらなくては!」


364:2011/04/29(金) 23:59:58.84 ID:uPosz/Cu0

上条宅――

上条「あー、やっぱ改めて見るとおもしれぇな。麦野さんたちの」パラパラ

美琴「本格推理だからね。ネットでも噂になってるみたい。もしかしたらこれで連載行っちゃうのかも」パラパラ

イン「でも、美琴のほうが面白いんだよ」パラパラ

美琴「インデックス……」ウルッ

イン「確かに、ストーリーじゃこっちが上をいってるね」

イン「でも漫画とかってストーリーよりキャラが大事にされてるんだよ」

イン「こっちはキャラも個性があるけれど、ストーリー重視されてるんだよ」

イン「その分、キャラや世界観重視の美琴の話が分かりやすいし、面白いんだよ」

美琴「ありがと、インデックス」

上条「そういえば」

美琴「どうしたの、当麻」

上条「今日ぐらいに電話するって担当が言ってたな」

美琴「それってもしかして……」

上条「掲載についてだろうな……」

イン「ど、どきどきなんだよ」

美琴「それ、早く言いなさいよ!」

上条「だって、その後に麦野さんたちのが載るって聞いたんだよ!」



365:2011/04/30(土) 00:00:38.90 ID:9hsUFgus0

ぷるるるるー

上条「……きた」

美琴「ふぇっ! いきなりっ! ふ、ふにゃー」

イン「気をしっかりするんだよ」

上条「もしもし……」

17583号『もしもし……担当のミサカ17583号です』

上条(なんか……暗い?)

上条「もしかして。……掲載が無理になったのか?」

17583号『ごめんなさい。とミサカはお詫びします』

上条「」

美琴「あの漫画じゃ載せてくれないの……?」

17583号『ミサカも載せてると思っていたのですが……とミサカは正直な感想を告げます」

美琴「……」

イン「二人とも……」

上条「ま、そういうもんだろ!」

琴イ「!?」

上条「またおもしろい漫画を描けばいいだろ。おもしろい物は連載されるんだからな」

美琴(編集長の台詞……ッ!)

美琴「そうね! またみんなが面白い! って思える話を描けばいいことだわ!」

イン(二人とも、輝いてるんだよっ!)

イン「大丈夫。二人なら面白い漫画を描けるんだよ!」

17583号『みなさん……』ウルッ

17583号『次の漫画も期待してます! とミサカは二人にエールを贈ります』

上条「任せとけ!」


美琴「よし、早速面白いのを書くわよ!」

上条「上条さんは絵の練習!」

イン「私は……」

上条「お使い頼んでもいいか?」

イン「……!」パァ

イン「まっかせるんだよ!」


366:2011/04/30(土) 00:01:11.21 ID:9hsUFgus0

一週間後・黄泉川宅――

一方「あれから一週間。ついに……」

打ち「あなたの漫画がエスパーに載ったねっ! ってミサカはミサカは喜びをおさえきれなかったり!!」ワイワイ

番外「にしても、凄いんじゃない? 絵の下手さとか☆」

一方「だな。やっぱり有名な漫画家は絵が上手い。下手な人もいるが話でカバーしている」

番外(けなしたつもりだったのに)

一方「だから俺はァ……もっともっと漫画を描いてやンよォォォオオ!」サッ

打ち「あれから、ほとんど漫画描いてるねってミサカはミサカは心配してみる」

番外「でも、楽しそうだね。第一位」

打ち「うん。……あの人が楽しければいいかってミサカはミサカは早速アシストに入ってみる!」

番外「暇だし、ミサカも邪魔してあげよっかな」



367:2011/04/30(土) 00:03:31.41 ID:9hsUFgus0

アイテム宅――

浜面「……」カキカキ

滝壺「はまづら。今日もがんばってるね」

浜面「麦野や絹旗たちに先越されたくねぇしな」

浜面「それに、あの話の為に画力もあげなきゃいけねえ」

滝壺「青マルってのに載るんだよね」

浜面「ああ」

滝壺「頑張って」

浜面「ありがとな、滝壺」

滝壺「それで……早くはまづらと結婚したいな」デレデレ

浜面「滝壺ォ!! 任せとけっ!」


368:2011/04/30(土) 00:04:05.60 ID:9hsUFgus0

そんでもってさらに一週間後・垣根宅――

初春「とうとう載ってしまいましたね!!」

垣根「そうだな……、この号は永久保存しておこう」

初春「そうですね。家宝にしますよ!」

垣根「にしても、俺たちの漫画が載るなんてなー」

初春「まだまだこれからですよ、垣根さん」

初春「連載ネームも出来上がりましたし。これで連載に行きましょう!」

垣根「そうだな! よし、さっそく秋栄社に行くぞ!」

初春「はい!」


369:2011/04/30(土) 00:06:14.09 ID:9hsUFgus0

上条宅――

上条「……」カキカキ

17583号「荒れてますね。とミサカはトーンをはりつけます」

美琴「……なんであんたがいるんだっけ」

17583号「お手伝いもいいかなと思ったので」

17583号「あと、編集長が上条さんたちの漫画に期待してるみたいです。とミサカは続けてトーンを張ります」

美琴「どうして編集長って偉い人が私達の漫画に期待してるのよ」

17583号「お姉さまがレベル5だからじゃないでしょうか?
     今、レベル5の漫画家が連載へと向ってますからね。と……あ、ミサカはちょっとトーン張るの失敗しました」

美琴「ちょ、ちゃんとしてよね。……てことは一方通行や垣根さん、麦野さんも連載に進んでるのね」

上条「浜面のも青マルに載るらしい」

イン「みんな、凄いんだよ」

上条「……」カキカキ

美琴(なんか、怖い……)

イン(こんなにカリカリした当麻、はじめてかも)

上条「……これ、絶対に載せてやろうな」

美琴「当麻……。決まってるじゃない」

イン「面白いのは載るんだよ! これも面白いから……きっと載るんだよ!」


370:2011/04/30(土) 00:06:59.87 ID:9hsUFgus0

数時間後・上条宅――

上条「ふー、やっとできあがったな」

美琴「完成……ね」

イン「ふたりとも、おめでとうなんだよ!」

17583号「いい作品が出来上がりましたね。……次こそ本誌に載せてやります。とミサカは意気込みます」

上条「大丈夫だろ」

美琴「この漫画も面白いって思うわ」

イン「うん! これならきっと載るんだよ!」

17583号「ミサカも同じ意見です。……では!」


371:2011/04/30(土) 00:07:35.14 ID:9hsUFgus0

イン「そしてそれから数日がたったんだよ」

打ち「あの人は連載に持ちこんだの! ってミサカはミサカは喜でいっぱいだったり!」

滝壺「はまづらも無事青マルエスパーってのに載って、連載へと頑張ってるよ」

番外「麦野たちや垣根たちも連載になったみたい」

イン「そして、当麻たちの漫画は……」



372:2011/04/30(土) 00:08:29.15 ID:9hsUFgus0

上条宅――

上条「ホントか!?」

17583号『はい! 本誌に載ることになりました! とミサカは大声をだします!』

美琴「やった……やったぁぁああ!」

イン「おめでとうなんだよ! 二人ともっ!」

上条「ほんとに……ホントなんだよな? 嘘でしたーとか不幸にならないよな?」

美琴「なるわけないでしょ! ……とうとうここまで来たわね」

17583号『おめでとうございます。……それでこの話の連載ネーム、よろしくお願いします。とミサカは電話をきります』プッ

上条「本誌にも載ったな」

美琴「うん。そして……次は連載よっ!」

イン「二人ならきっとできるんだよ!」

上条「おう! 早速やるぞ、美琴!」

美琴「うんっ! インデックスもサポート頼むわよ!」

イン「まっかせるんだよ!」


373:2011/04/30(土) 00:10:04.17 ID:9hsUFgus0



イン「この話はこれで終わっちゃうけれど」

イン「これからも、二人は。……みんなは面白い漫画を描く漫画家を目指していくんだよ!」

イン「みんなの物語をこれからも応援してほしいんだよ!」

イン「……それじゃ!」


全員「ご愛読ありがとうございました!」





374:2011/04/30(土) 00:11:35.68 ID:9hsUFgus0

投下これで終了。
無事最終回を迎えることが出来ました。
たくさんのコメ、ありがとうございます。
なんかベタな最終回ですが、無事描ききれてよかったです。

ではでは。


377:2011/04/30(土) 00:53:16.93 ID:9hsUFgus0

コメありがとうございます。
後日談……考えてなかったけれど、書いてみますた。
上条さんと美琴さんとインデックスさんの三人だけですが、どうぞ。


上条宅――

イン「むー。美琴苦しいんだよ」

美琴「だってだって! インデックスのゲコ太着ぐるみ姿可愛いんだもーん!」ギュッ

上条「」

イン「もうちょっと離れてほしいかも」

美琴「いやー! 絶対絶対話さないっ!」

イン「むー」

上条(周りに百合が見えるのは気のせいでうか?)ポカン

イン(当麻も寂しそうなんだよ)

イン「なら私は当麻をぎゅーってしてあげるんだよ!」

上条「イ、インデックスさんっ!?」

美琴「なんのぉ! ダブルぎゅー!」

上条「御坂さんもどうしたんだよ!」

美琴「んー。なんか眠くて……眠くて……。ぎゅー」

イン「美琴、すっごく疲れてるんだよ」

美琴「なんか、アレみたいね。……家族みたい」

イン「……家族?」


378:2011/04/30(土) 00:53:59.62 ID:9hsUFgus0

上条(そういえば……インデックスって家族っているのか?)

イン「家族ってよく分からないんだよ」

美琴「……こんな感じよ」

イン「なら、美琴が妹で当麻が駄目駄目なお兄ちゃんなんだよ」

上条「駄目駄目って……」

美琴「インデックスが妹の方が会ってるわよー」ムギュー

イン「むー。子ども扱いされてるみたいなんだよ」

美琴「でも、インデックスが妹。当麻が兄でも……それはそれで楽しそうかもね」

上条「上条さんは凄く苦労しそうですね……」

美琴「それはこっちの台詞よ……。やばい、ホントに眠くなってきたわ」

イン「ちょっと寝るといいんだよ。でも私も眠くなってきたかも」

上条「二人とも疲れてるんだろ。俺は漫画描いとくから、二人は寝てていいぞ?」

美琴「……」スヤスヤ

イン「……」ムニャムニャ

上条「ってもう寝てるし」

上条「そのまま寝たら風邪引きますのことよー?」

美琴「……」スヤスヤ

イン「……」ムニャー

上条「毛布でもかけてやるか」サッ

上条(家族か……)

上条(ま、こんな妹達がいたら大変そうだけど)

上条(……楽しそうだな)

美琴「……目指せぇ……連載漫画かぁ……」

イン「お腹いっぱい……なんだよぉ……」

上条「……」フッ

上条「さてと、俺は頑張って原稿描くとしますか!」


三人には仲良いままでいて欲しいです。
とりあえず、誰か上琴インの絵描いてくれないっかなー チラッ
ではでは。


382:2011/04/30(土) 01:49:10.94 ID:9hsUFgus0

墓場――

絹旗「じゃ、また来ますよフレンダ」

浜面「またな、フレンダ。次は俺が連載をとったときだ!」

絹旗「それって超時間かかりますね」

浜面「なんの! お前等に追いついてやる!」

絹旗「ふーん。超頑張ることですね。……そのときは有名漫画になってるかもしれませんけど!」

滝壺「大丈夫、はまづらならきっと連載できるよ」

浜面「やっぱり俺の天使は滝壺だけだな……」

絹旗「ったくもう。フレンダが超呆れてるのが見えますよ」

滝壺「……むぎの」

麦野「……」

浜面「……俺たちは先に外にでとくからな」

絹旗「ジュースでも買って超待ってますよ」

滝壺「うん。遅いといちごおでんだよ」

麦野「……うん。いちごおでんだけは勘弁だから、少ししたら行くね」


383:2011/04/30(土) 01:50:05.87 ID:9hsUFgus0

麦野「……久しぶり、フレンダ」

麦野「さっき皆が行ってたように、週間連載はじめることになったの」

麦野「これから忙しくなってあまりこれないと思うけど」

麦野「……私、がんばるわね」

麦野「…………。その漫画の主人公、フレンダなんだ」

麦野「勝手に名前まで使ったけど、そのフレンダもアンタみたいにそそっかしくて……」

麦野「でも、頭がよくて。事件を解決していく探偵なの」

麦野「ま、頭がいいってのは似てないかもね」

麦野「……。ごめんね、フレンダ」

麦野「本当に、ごめん」ポロッ


フレ『……そんなことないって訳よ』


麦野「フレ……ンダ……? どこ!? どこにいるの!?」

フレ『私は、ずっと麦野たちのこと応援してるってわけよ』

フレ『だからもう謝らないで。……私も悪いんだから』

麦野「フレンダ……ッ!」

フレ『あ、麦野に一つ! 結局、私は麦野が、アイテムが好きって訳よ!』

フレ『だから、麦野にも……。私のこと好きでいて欲しいって訳よ』

麦野「決まってるじゃない。あなたも……アイテムの大事なメンバーなんだから」

フレ『うん。じゃあね、麦野! これからもお供え物に鯖缶よろしくって訳よ!』

麦野「フレンダ……! また来るわね!」

麦野「……今のってホントにフレンダ?」

麦野「よね。鯖缶をお供え物にってフレンダしか検討つかないわ」

麦野「よし、早速帰ってネーム描くわよ!」

麦野「そして次は鯖缶とコミックスを持ってくるわね!」


384:2011/04/30(土) 01:50:33.24 ID:9hsUFgus0

絹旗「カレースープが超冷えた体にしみますね」ジュルル

浜面「いちごおでんも買ったけど、麦野が早くきたら誰が飲むんだ?」

滝壺「大丈夫、はまづらならきっと飲めるよ」

浜面「俺!?」

絹旗「ですね。超妥当です。……さ、早速飲んでください」

浜面「今かよ! まだ麦野来てないだろ!」

絹旗「……超笑顔でこっちきてますよ」

麦野「ふふふーん」ニッコリ

浜面「ホントだ……何かあったんだ?」

滝壺「……ふれんだとちゃんと話せたんだね、むぎの」

絹旗「えっ? どういうことですか、滝壺さん」

浜面「フレンダと話せたって……」

滝壺「……よかったね、むぎの」ニコリ

麦野「……うん」ニコリ


385:2011/04/30(土) 01:51:04.77 ID:9hsUFgus0

黄泉川宅――

一方「……完成だァ」

打ち「お疲れ様ってミサカはミサカはコーヒーを差し出してみる」

番外「第一位、人遣いあらすぎ! ミサカも疲れちゃった」

一方「オマエは邪魔ばっかしてただろがァ」

番外「そうだっけー?」

一方「ったくよォ……」ジュル

一方「うめェ……」

打ち「ただ缶コーヒーからコップに移しただけなんだけどね、ってミサカはミサカは正直に言ってみたり」

一方「そうか……でもうめェな」

打ち「なんだってミサカの真心が詰まってるもん! ってミサカはミサカは胸をはってみる!」

番外「缶コーヒーなのに?」

打ち「そうだけど……! ミサカが真心込めて注いだもん! ってミサカはミサカは反論する!」

一方「……」

番外「どしたの? 不味かったりした?」

打ち「そ、そんなことないよね? ってミサカはミサカは確認してみる」

一方「いってンだろ、うめェって。……そうじゃねェ」

一方「やっぱり俺、ここを出ていくことにする」

打ち「そ、そんな!」

一方「連載となればここを仕事場になんて出来ねェ。だから部屋を借りてそっちで暮す」

番外「……ふーん」

打ち「じゃ……もう離れ離れなの? ってミサカはミサカは涙目になってみる……」

一方「離れ離れじゃねェだろ。……オマエらが来たかったらいつでもきていい。ただし、漫画の邪魔になるなら追い出すけどなァ」

打ち「行く! 絶対に! そしてミサカもお手伝いするってミサカはミサカは張り切ってみる!」

番外「ま、第一位も一人じゃ寂しいみたいだし。ミサカも行ってあげてもいいかな」

一方「……好きにしろォ」



386:2011/04/30(土) 01:51:48.02 ID:9hsUFgus0

垣根宅――

初春「垣根さん、休憩しませんか?」

垣根「いや、ここまで終えてから休む」

初春「……あんまり根気つめるとバクマン。の真城さんみたいに倒れちゃいますよ?」

垣根「いや、大丈夫だ。……それより初春も無理してねえか?」

初春「わ、私ですか?」

垣根「学校も、風紀委員もあるだろ。やっぱり無理があるんじゃないか……?」

初春「そんなことないですよ! それに私は……自分からやりたいっていいましたし」

初春「こうやって垣根さんと漫画を描くのが好きなんですよ!」

垣根「……初春」

初春(あ、あれ!? これって告白って奴ですかね!? い、いや、そんなことないでですよ!)

垣根「ま、あまり無理をするなよ? 倒れたりなんかしたら即刻でやめるからな」

初春「!? 大丈夫です! 垣根さんこそ、無理しないでくださいね!」

垣根「分かってるって」カキカキ

初春「……やっぱり、もうちょっと手伝ってから休憩します」

垣根「いいのか?」

初春「はい。終わったら一緒に紅茶でも飲んでゆっくりしましょう」

垣根「そうだな。……よし、もうひと頑張りすっかな」

初春「ですね!」ニコリ


387:2011/04/30(土) 01:53:06.32 ID:9hsUFgus0

今度こそ終わり。
初春の台詞の「そんなことないでですよ!」はわざとです。
最後まで読んでくれてありがとうございました!

ではでは。


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