1:2012/06/16(土) 22:20:33.38 ID:LFMjKgiY0

―見滝原市近郊・某所


先生「はーい1年A組集合〜!」パンパンッ

先生「今日の工場見学はこれで終了な〜!」

先生「はいバスに乗って〜!」



まどか(・・・・・・・・・・・あれ?)

まどか(さやかちゃんが・・・・・・・・)

まどか(いない・・・・・・・・・・・?)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1339852833(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)



2:2012/06/16(土) 22:22:22.23 ID:LFMjKgiY0

―工場内



さやか「・・・・・・・・・・・・」



さやか「おーい、みんなー」キョロ

さやか「誰かー、いませんかー?」キョロ



さやか「・・・・・・・・・・・・」

さやか「迷った・・・・・・?」


さやか「あたしってほんとバカ・・」ハア


7:2012/06/17(日) 20:29:08.89 ID:e1A2fbsw0



サアアア――――


さやか「・・・・・・・・・・・・」




さやか(あれ、何か周りの景色が・・!?)
 
   


       ざわ・・・        ざわ・・・




さやか(な、何この妙な気配・・・・・)ゾク


8:2012/06/17(日) 20:36:17.37 ID:e1A2fbsw0

    フウフアハハハッ



さやか(え・・・・・・・)

さやか(今、子どもの声が・・・・・・?)ブル

さやか(ってこんなとこに子どもとかいるわけないし・・!)

さやか(気のせい気のせい・・!)

   

   ウヒャヒャヒャヒャッッッッ



さやか「  」ドキッ


9:2012/06/17(日) 20:45:44.48 ID:e1A2fbsw0

魔女「ウヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」バッ



さやか「        」



さやか「ひ   えええええええええええええええっ!!!?」

    

   ズダダダダダ―――――ッ



魔女「ウヒャウヒャウヒャウヒャウヒャウヒャウヒャウヒャ〜〜!!」




さやか「な、」ダダダ


さやか「なんなのよあの化物ーッ!?」ダダダ


10:2012/06/17(日) 20:51:50.24 ID:e1A2fbsw0

さやか「わけわかんないって!!?」ダダダ

さやか「どーしてあたしがこんな目n」

    

     ツルッ


さやか「あたッ」ドサッ



魔女「ウヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ〜〜!!!」ヌゥッ


さやか(―――――ひっ)

さやか「だ」


さやか「誰かぁぁぁ―――――――――――――――――――――――――――ッ」







「  はぁ〜〜〜〜〜い  」


11:2012/06/17(日) 20:58:24.62 ID:e1A2fbsw0

        メリメリメリメリ・・・・グシャッ

魔女「          」シュウウウン

           
             ザッ



「こちらス○ーク、――――閉鎖(的)空間への侵入に成功しましたっ」ニヒッ



さやか「           」ヘタリ



さやか「・・・・・・・・・ぇ」アングリ



ニャル子「やっぱり序盤の敵は全く手ごたえがありませんねー」コキッコキッ


12:2012/06/17(日) 21:02:42.45 ID:e1A2fbsw0

     ―――――魔女「ニヒヒヒヒャッ」シュンッ


さやか「!!!!?」

さやか(ぶ、分身ッ!!!?)

さやか「う、後ろ!!!あぶn」



ニャル子「残像だ」ニヤリ

ニャル子「とでも粋がりやがるつもりですかァ!」クワッ



ニャル子「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!!!!」

ドガバキグシャドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴガガガガガガガガッ

魔女「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!?」




13:2012/06/17(日) 21:10:40.46 ID:e1A2fbsw0

    サァァァァァァァァ―――――



ニャル子「…ふう」ファサ



ニャル子「ご都合主義的な結界がタイミングよく晴れそうですね」

ニャル子「・・・あ!ご無事でなりより〜さやかさんっ」



さやか「・・・・・・・・」ベトリ

さやか(返り・・・・血・・・・)

さやか「ぁ・・・・・・・ぁ・・」


14:2012/06/17(日) 21:16:41.53 ID:e1A2fbsw0



ニャル子「――――いつもニコニコ」

ニャル子「―――――あなたの隣に這いよる混沌」

ニャル子「――――――ニャルラトホテプ、  で す ☆ 」ジャジャーン!!



さやか「・・・・・・・・・・・」ボーゼン

ニャル子「急いでくださいさやかさんっ!!」ガシッ

さやか「え・・・・・・・・?」

さやか「な、何を・・・・・・」


15:2012/06/17(日) 21:23:28.76 ID:e1A2fbsw0

ニャル子「早く自己紹介をしないとOPが始まりますよッ!!」



さやか「え?えっと!?」

さやか「あたしは見滝原中1年の(ry」



ニャル子「54321アウト―――――――――――――ッ!!!」


   


     

       

          タタタ
 

まどか「さやかちゃーんっ…!?」


16:2012/06/17(日) 21:26:43.95 ID:e1A2fbsw0

―風見野の某カラオケルーム

  
   チャララーン  チャララーン  チャラララララララー♪


マミ「希☆望という名の情熱〜絶★望に掲げ〜」

杏子「進むべき道へとゆく 言葉はいらない〜 」

マミ「 衝★撃から〜! 未来☆覚醒〜〜 」

杏子「 強敵は  自分自身 か も 〜 」



QB「…」チョコン


17:2012/06/17(日) 21:28:19.25 ID:e1A2fbsw0

「「BURNINGHEART!! もっと〜〜〜〜力強く大地を蹴ってッ 」」

「「 辿り着くんだ〜〜〜〜  限界へGO!GO! 」」

「「バリアー!!なんて〜〜〜 逃げ道はもういらないでしょ!! 」」

「「 朽 ち 果 て る ま で      ゆくだけええええええええええええッ」」

     ・・・・・・



マミ「・・・ふう」

マミ「ありがとう佐倉さんっ」ガシッ

杏子「え、あいやそれほどでも…」テレ

マミ「私、家族以外の人とカラオケに行ったの初めてよ!」カンドウ



QB(僕と二人でよく行っているじゃないか、…マミ)


18:2012/06/17(日) 21:31:35.35 ID:e1A2fbsw0

杏子「あ、あたしも…こーいうとこ滅多に…」

マミ「また二人で行きましょうね〜♪」

杏子「…うん。そうだね、マミさん」ニッ




QB「!!!」ピクッ



QB(こ、この気配はっ………!?)

QB(あさっての方向から・・・・明らかに僕と同じ地球外生命体を思わせる邪悪なオーラが・・・)


19:2012/06/17(日) 21:41:45.92 ID:e1A2fbsw0

QB(僕の“有益かつ効率的な活動”に異を唱えている―――)

QB (――――“惑星保護機構”の差し金の可能性があるね)ピーン




QB(―――まったく)

QB(―――誰のお陰で地球の文化水準(エンターテインメント)がここまで進歩してきたと思っているのかな)




QB(あの組織は運営が極めていい加減なこともあって)

QB(…これまで地球上での活動を妨害された記憶はないのだけれど)

QB(とうとう連中も、本腰を入れて僕の営業活動を邪魔するつもりかい…?)



QB(――――それならば、こちらも相当の対策が必要になりそうだね―――――)


20:2012/06/17(日) 21:47:30.30 ID:e1A2fbsw0







    
    イ ン キ ュ ベ ー タ ー  V S  惑 星 保 護 機 構

       
        地球(つーか宇宙)の命運を懸けた戦いがいま、始まる







                                        
                                         (笑)


32:2012/06/21(木) 23:30:22.91 ID:nsA7pFZ60

〜〜〜〜〜〜〜翌朝〜〜〜〜〜〜〜〜


TV<レイジュヲモッテ、メイズル

TV<ヤメロォォォォォォォォォォォォォ

   

     チュン     チュン






ニャル子「というケイオスな夢を見たんですよ、真尋さんっ!」

真尋「・・どこの世界線の話だよ」





33:2012/06/21(木) 23:36:17.72 ID:nsA7pFZ60


ニャル子「というわけで密林で魔法少女の衣装を購入してきたので(ry」ジャーン


真尋「誰が着るかっ!!」スカポーン!

ニャル子「きゅっぷひっ!?」ゲホッ



真尋「お前ってほんと馬鹿だろ・・・」

クー子「夢見る乙女なニャル子可愛い(はぁと」

ハス太「僕は真尋くんとがったいする夢を(ry」



ニャル子「続きはちだまり荘で待ってま〜す!!」ノシ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


34:2012/06/21(木) 23:51:13.53 ID:nsA7pFZ60

―翌朝・美樹家

   チュン      チュン

  


ジリリリリリリリリ    カ チッ



さやか「・・・・・・・・」ボー



さやか「・・・・・夢落ち・・・?」



                  

第一話『平行世界(ユメノナカ)で、あったような』・終



37:2012/06/23(土) 18:13:25.63 ID:Y/gN0dCQ0

さやか(・・・・・・・・・)

      バッ


さやか「・・・・、・・・・プ」

さやか「あははっ・・・、だよねー」

さやか「いきなり化物に襲われたり、それを自称宇宙人に助けられたり」



さやか「そんなオカルト現実に有り得ないって!」




>アサゴハンデスヨー




さやか「あ、は〜い」


38:2012/06/23(土) 18:14:13.73 ID:Y/gN0dCQ0

      ガラッ



さやか「…おはよー」


さやか「昨日は変な夢を見てさあ、」



ニャル子「いやー昨日は大変でしたねー♪」パクパク




さやか「」


39:2012/06/23(土) 18:16:33.22 ID:Y/gN0dCQ0

ニャル子「私がいなかったら、今頃さやかさんの追悼式典がしめやかに(ry」モグモグ


さやか「え・・・何これ・・・・マジで 現 実 ぅぅぅ!?」アタマイタイ


ニャル子「やっぱり日本人の朝の食卓は白ごはんとみそ汁に限りま(以下略」ペチャクチャ



さやか「ってか、あたしの両親はっ!?」


ニャル子「そこに置手紙がありますよ〜」




【さやかへ】

【突然だけど、お父さんが自分探しの旅に出るって言うから】

【お母さんも一緒についていくことにしちゃった。てへっ】




さやか「お父さん、お母さん・・・」


40:2012/06/23(土) 18:19:04.84 ID:Y/gN0dCQ0

ニャル子「ハーレム系ラノベにありがちな家に主人公(+αで妹)オンリーという絶好のシチュエーションですね!」


さやか「あたしの割と平凡だった日常はどこへ・・・・」



さやか「いや、まだこれも夢の中だったりしt」ムンズ

さやか「スゲー痛いわ・・」サスリ




ニャル子「リモコン・・・!リモコンはどこですかぁ〜〜〜?」ゴソゴソ




さやか(い、いや…これ以上頭を抱えてても仕方ないっていうか・・・)


41:2012/06/23(土) 18:21:27.32 ID:Y/gN0dCQ0

さやか(と、とにかくこのSFチックな超現実を受け入れなきゃ・・・)



さやか「で、あんt…、あなたは一体…?」

さやか「宇宙人・・・・なんだっけ?」

さやか「ていうか昨日の化物は一体何だったのよ…?」




TV>ハートキャッチプリキュア〜 さあ〜みんなで〜 ハイッ!ハイッ!



ニャル子「さすが地球でリアルタイムに見る朝アニメは最高ですねっ!!」パネエッス!

さやか「聞いてないし・・」ガクッ




42:2012/06/23(土) 18:24:11.03 ID:Y/gN0dCQ0

―見滝原市内の病院



上條(…朝か)




上條(見慣れた天井…、彩りのない殺風景な部屋…)



上條(あの事故に遭って以来…ずっと病院の一室で過ごしているのだから当然だけれど)




上條(・・・いつになったら)チラ

上條(・・・また、以前のように・・・)ミギテ…


43:2012/06/23(土) 18:27:14.23 ID:Y/gN0dCQ0

上條「―――ダメだな…僕は」

上條「もっと前向きに考えなきゃ………」

上條「治るものも治らないだろうし…」



上條(…そうだ)カチ


上條(…さやかが持って来てくれたCDを聞いて気分転換しよう)ソウチャク







上條「」<我々!(うー!)寄れ依れ!(にゃー!) 世界はDark!(こずみっく!)


44:2012/06/23(土) 18:30:48.40 ID:Y/gN0dCQ0

―病院の屋上

   

ヒュゥゥ


QB(…このあたりでいいかな)ヒョコ


QB(この見滝原のどこかに、謎の異星人Xが潜んでいるようだ)

QB(まずは、敵をおびき寄せて…その戦闘力をこの目で確認する必要があるね)

QB(魔法少女を煽動して撃破できるレベルなら、それに越したことはないのだけれど…)

QB(なにしろ僕たちの種族は、直接的な戦闘は…………あまり……………)


45:2012/06/23(土) 18:32:46.70 ID:Y/gN0dCQ0

QB(…っ!)プチッ

       グリフシード「トクンットクンッ」



QB(…魔法少女たちの使用済みグリーフシード)

QB(本来なら回収した僕がこのまま処理するところだけれど)

QB(…今回は、敵をおびき寄せる為にあえて孵化させることにするよ)

QB(――――さて、お手並み拝見といこうか)


46:2012/06/23(土) 18:35:26.30 ID:Y/gN0dCQ0

―美樹家


さやか「あたしの質問に答えろおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」ダンッ

ニャル子「私そういう質問攻め、キライです」キリッ


さやか「えっ・・・・、・・・・あ、なんかゴメn」

ニャル子「でもさやかさんなので、特別に…許可します…///」ポ


さやか「そ、そう・・・・」

さやか(って…)

さやか(なんでこの宇宙人、顔赤くなってるんだろう…?)

さやか(宇宙人だから…、宇宙風邪的な何か…?)ウ〜ン


47:2012/06/23(土) 18:38:08.79 ID:Y/gN0dCQ0

―1時間後


ニャル子「実はかくかくしかじかでして!」


さやか「えーと、………、要するにあんたはニャルナントカ星から来た宇宙人ってことね・・・」

ニャル子「ちょっ!?」

ニャル子「クトゥルー神話の邪神だとか惑星保護機構の職員だとかいう基本設定にも触れてくださいよっ!?」


さやか「だってそんな神話知らないし」


ニャル子「ガーン」アホゲシナリ…


48:2012/06/23(土) 18:43:23.88 ID:Y/gN0dCQ0

さやか「つか細かいことはいいから!」

さやか「その、あんたが言ってるイン何とか星のイン何とかって奴のことだけど」

ニャル子「そうなんですよっ」ガタッ

さやか「いっ」ビク


ニャル子「宇宙の果てからやってきたイン何とか達は、はるか昔から宇宙契約法違反を繰り返してきたのです!」


ニャル子「で、貴重な思春期の美少女を守るため、私がこうやって派遣されてきたってわけで〜」


さやか「な、なるほ・・・・・・・・・・えっ」


49:2012/06/23(土) 18:45:35.53 ID:Y/gN0dCQ0

さやか「あ、あたしが・・・・・・・・・び、美少女・・・?」



さやか「・・・///」カアア



ニャル子「おっ・・・赤くなった・・・・!」


ニャル子「可愛いですねさやかさん!」



さやか「ちょ・・・!あ、赤くなんてなってないs」





ニャル子「ちなみにさやかさんは全宇宙残念系美少女トーナメントで堂々の第1位!!」





さやか「              へ」


50:2012/06/23(土) 18:49:20.89 ID:Y/gN0dCQ0

ニャル子「そんな残念可愛いさやかさんを守るために、上司に無理を言って、ってぇぇ!?」

             ブルン

ニャル子「さやかさぁぁん!?」

ニャル子「その両手に握りしめた名状しがたいバットのようのなものはぁぁ!!?」



さやか「誰が残念だあああああああああああああああっ!!」

           

            ブォォォォォン




「ウッディィィィィィィ!!!!?」             …ポカッ


51:2012/06/23(土) 18:51:55.53 ID:Y/gN0dCQ0

―見滝原郊外



マミ(―――魔法少女の朝は早いわ)ビシッ






杏子(マミさんって…決めポーズとかとるの好きだな)


マミ「今日は日曜日だし、パトロールが終わったら」

マミ「また2人でお茶にでも行きましょうか♪」

杏子「あたしは構わないよ」コク



マミ「―――――――ハッ」ジジジ…


52:2012/06/23(土) 18:54:59.95 ID:Y/gN0dCQ0

マミ「この前通販で買ったスカ○ターが反応しているわ!」


マミ「―――魔女や使い魔が現れた可能性があるわね」キリッ


マミ「いくわよ、佐倉さん」タッ







杏子(いや、マミさん・・・これって玩具だよね・・・)

杏子「ていうか、どうしてあたしまでつけなきゃいけないのさ・・」ハズカシイ




第二話『私の、最高の友達(Aパート)』・終


64:2012/06/28(木) 22:28:13.64 ID:RmYM6upB0

―美樹家

ニャル子「も〜さやかさん」

ニャル子「脅かさないで下さいよ〜」

ニャル子「ところで、名状しがたいバット云々のくだりで」

ニャル子「ちょっとふた○りチックなモノを想像した奴はいねぇがぁ〜!」



さやか「…」



ニャル子「あれ?…元気ないですねさやかs」


65:2012/06/28(木) 22:30:03.85 ID:RmYM6upB0

さやか「あ”」ギロ


さやか「…あたしのコトを残念とか安定とか不人気とかバカとか言うからよ」ブツブツ



ニャル子「いやそこまで言ってないっすマジで…」



さやか「ふーんだ」プイッ


66:2012/06/28(木) 22:31:58.83 ID:RmYM6upB0

さやか「…どうせ守るんだったら」

さやか「まどかとか、仁美とか…」

さやか「あたし何かよりよっぽど可愛いコ達を守ってあげれば?」



さやか「どうせ・・あたしなんか・・」シュン



ニャル子「さやかさん・・・」


67:2012/06/28(木) 22:33:45.19 ID:RmYM6upB0

ニャル子「・・・・・・」ニッ



さやか「・・・・・?」

さやか「な、何ニヤニヤ笑ってんのよ・・?」

さやか「人が落ち込んでるって言うのに・・・」

ニャル子「そんなさやかさんもやっぱり可愛いな〜って♪」

         

         ガタッ



さやか「これ以上…おちょくったら」メラメラ

ニャル子「さやぱんっ★とか勘弁してください…ッ」ヒィ


68:2012/06/28(木) 22:36:16.41 ID:RmYM6upB0

ニャル子「ハッ」クルクル

さやか「へ?…アホ毛が…?」



ニャル子「私の『邪神レーダー』が何かその辺の敵を感知したようですねっ!」



ニャル子「むむっ!この信号は…!」



ニャル子「…パターン青!死徒ですッ!」ど〜〜〜ん



ビシッ



さやか「・・・・・・」


69:2012/06/28(木) 22:38:07.48 ID:RmYM6upB0

     グサッ

ニャル子「な、なんばしよっとですかッ!!?」ヒャンッ

さやか「何故か無性にムカついたから」

さやか「その辺にあったフォークをテーブルに突き立ててみただけ」シュー




ニャル子「――ってことで茶番はこの辺でお仕舞にしましょう!」ガシ

さやか「わ、ちょっと・・・!?」

ニャル子「行きますよ、さやかさん」





ニャル子「――――条理は、覆すためにあるんですからァ!!」







75:2012/07/01(日) 22:13:18.34 ID:WXcZMmur0

―病院


恭介(…さやか)<ウー!

恭介(…これは嫌がらせのつもりかい…?)<ニャー!

恭介(こんな低俗で常軌を逸したCDを聞いたのは初めてだよ…)<ウー!

恭介(……………)<ニャー!







恭介(…でも)

恭介(不思議だな、ちょっと・・・元気が出てきた)

恭介(たまには、こういう曲に耳を傾けるのも・・いいかも)


76:2012/07/01(日) 22:14:08.62 ID:WXcZMmur0

  サアアアアアアア



恭介「!?」


恭介「なんだろう・・急に寒気が・・・」ブル


恭介「ナ、ナースコール・・を・・・・」グッ

    

ぶちゅぅぅぅぅぅぅぅううううううっ


77:2012/07/01(日) 22:15:08.27 ID:WXcZMmur0

―路上

   タタタタッ


ニャル子「こっちですよ!」


ニャル子「――この先にある病院があやしいですね」ピーン


さやか「――――えっ」


さやか(あの病院には確か、恭介が・・・・っ!!)

ニャル子「あの病院には確か、さやかさんの幼馴染がっ!」


さやか「え」


78:2012/07/01(日) 22:16:07.10 ID:WXcZMmur0

ニャル子「しかもしかも〜!」

ニャル子「さやかさんはその少年に密かな恋心を抱いているとかっ!」


さやか「ち、ち、ちょっとあんたーッ!?」


さやか「なんでそんなことまで知ってんのよ!!?//////」


ニャル子「そりゃーもちろん、保護対象の個人情報はすべて把握させてもらってますから〜」



ニャル子「――でも良かったですね、さやかさん」ニッ

さやか「は!?」


79:2012/07/01(日) 22:17:53.61 ID:WXcZMmur0

ニャル子「私は公私のけじめをきちんと付ける方ですので」

ニャル子「さやかさんのディープ・ラブを邪魔立てしたりはいたしませんっ」

ニャル子「むしろ全力で支援させてもらいますよ〜!」グッ


さやか(・・・)

さやか(この人に支援とかされたら何か滅茶苦茶になりそう・・)


さやか「だが断r」


ニャル子「手始めに販促を兼ねて混沌としたアニメソングをクラシックに紛れ込ませておきました!」

ニャル子「さやかさんの奇抜かつ前衛的な選曲センスに高感度急上昇間違いなしですッ!」


さやか「勝手なコトするなああああ!?」


80:2012/07/01(日) 22:20:13.36 ID:WXcZMmur0

ニャル子「――とまあそれは置いといて」

さやか「置いとくなッ!」


ニャル子「・・・もしも」ウットリ

さやか「・・・!?」


ニャル子「さやかさんに男の娘という裏設定がありましたら・・・!」



ニャル子「私が喜んでお嫁さんになって差し上げますからぁ・・・!」ムチュー

      

       カキーン☆

さやか「…少し、まじめに仕事しようか」イライラ



ニャル子「イエス・・・マイ、・・・マスター・・・」シュー


81:2012/07/01(日) 22:22:20.17 ID:WXcZMmur0

―病院



恭介(僕は・・何かを失った気がするよ・・)ユラリ



恭介(ヴァイオリンが弾けなくなった僕なんて・・・)

恭介(ミジンコ並に平凡で、何の取り柄もない唯の中学生じゃないか・・)

恭介(もう・・・生きている意味がない・・・)



恭介「鬱だ、死のう」グッ



82:2012/07/01(日) 22:24:05.09 ID:WXcZMmur0

―病院前


マミ「この病院から瘴気が立ち込めているわ…!」ザッ


杏子「マミさん、あれ見て!」

杏子「病室の窓から、・・・飛び降りようとしているのか!?」



マミ「!・・・男の子の口元に“魔女の口づけ”が・・・!」ハッ



マミ「・・・ファーストキスかしら・・・・」アラヤダ



杏子「胸元に現れるんじゃなかったっけ・・・」


83:2012/07/01(日) 22:33:08.21 ID:WXcZMmur0

 

>見つけましたよッ    キャハハハッ

>私の宇宙CQC(ry  ギャアアアアッ

>時に残酷になれなきゃ、正義の味方は名乗れないんですよッ!!  カッ


    サアアアアアアアア



マミ・杏子「「・・・・!!?」」



マミ「魔女の霊圧が・・・消えた・・・?」

杏子「急展開過ぎだろ・・・」




87:2012/07/14(土) 00:39:04.72 ID:9opXoxGb0

―病室前

   
    サァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ


ニャル子「――――魔女」

ニャル子「―――――それは魔法少女のなれの果てとか言われています」


さやか「………」シュン


ニャル子「甘い誘惑に惑わされて」

ニャル子「希望をかなえた美少女たちは」

ニャル子「等価交換で自らの魂を抜きとられた挙げ句」



ニャル子「最期は『絶望したッ』…と叫びながら魔女化するわけです」



さやか「ってシリアスにネタを挟むな」


88:2012/07/14(土) 00:41:17.53 ID:9opXoxGb0

ニャル子「要するに、魔女は偽物(イツワリ)の正義の味方が奇跡の代償を理解して廃人と化したようなものなのです」


さやか「…例えが意味わかんないんだけど」


ニャル子「そんなこんなで」


ニャル子「私も、魔女をヤっちまうことには激しい罪悪感に苛まれるわけで!」


さやか「…そう?」


ニャル子「はい?」


さやか「―――――ニャル子、て言ったよね」


89:2012/07/14(土) 00:42:32.04 ID:9opXoxGb0

さやか「あんた、そのバールみたいなモノで」

さやか「嬉々として、魔女ってのをオーバーキルしてたじゃん」

さやか「もとは魔法少女―――――もっと言えば」

さやか「あたしと同じくらい年の、人間の女の子だったわけでしょ?」



ニャル子「………」



さやか「そんな可哀想な背景をもつ“悪役にされた存在”を」

さやか「無慈悲にぶち殺せるあんたはさ」



90:2012/07/14(土) 00:44:39.61 ID:9opXoxGb0

さやか「―――イン何とかっていうペテン師と同じ」

さやか「あたしたちとは相いれない、宇宙人なんだなって思―――」  サッ

     

       モミモミモミモミ



さやか「ひゃぁっ!!!?/////////」



ニャル子「うっひょぅ!!さやかさん年齢の割に成長してますね〜」モミモミ

     
      バチコーン!!


さやか「人が真面目な話してんのに、何すんのよこのバカ!!!」ムキ―



91:2012/07/14(土) 00:45:55.01 ID:9opXoxGb0

ニャル子「…もうー」ヒリヒリ

ニャル子「…言わせないで下さいよ、恥ずかしいですから」ジィ



さやか「はあっ…?」



ニャル子「私は、―――――今、助けるべき相手を間違えたくはないんです」

        ガラリッ









―病室

恭介「―――」ゴロリ









さやか「・・・・・」ハッ



92:2012/07/14(土) 00:49:28.27 ID:9opXoxGb0

さやか「恭・・・介・・・」ウル

さやか「無事で・・・良かった・・・」





ニャル子「もう助からない誰かよりも、助けられる目前の誰かを―――」

ニャル子「―――その“誰か”が、さやかさんにとって特別な誰かだったら」

ニャル子「―――私はそちらの方を優先して憚りませんよ」キッ




さやか「ニャル子・・・」


93:2012/07/14(土) 00:50:16.03 ID:9opXoxGb0

―病院の付近



杏子「――――マミさん」

マミ「・・・・・・」

杏子「さっきの連中が言ってた話・・・・」ヌスミギキ

杏子「本当・・・・なのかな」

マミ「・・・・・・・・・佐倉さん」クルッ

マミ「・・・・・・・私、ちょっと調子が悪いから」

マミ「・・・・お茶は・・・また今度にしない?」


94:2012/07/14(土) 00:51:51.80 ID:9opXoxGb0

杏子「・・・・・ぅ、うん・・」



マミ「じゃあね・・・・」トボトボ



杏子「・・・」

杏子(・・・あの連中)

杏子(魔法少女ではなさそうだけど・・・)

杏子(・・・あいつらの言ってたこと、妙に・・説得力がある)ス



杏子(――――ソウルジェム)キラリ


95:2012/07/14(土) 00:53:24.67 ID:9opXoxGb0

杏子(こいつが―――――あたしの・・・・・・・)

     クルッ



杏子(あーもうやめだやめッ!!)


杏子(『お前はもう死んでいる』ってか?)


杏子(―――そんなのあたしにとっては、関係ねぇんだよ…!)





杏子(―――あたしの家族は、幸せになったんだ)カエルカ

杏子(―――後悔なんて、有るわけないっしょ)…アタシンチニ







96:2012/07/14(土) 01:00:45.06 ID:9opXoxGb0

―病室




恭介「〜〜〜ぅぁっ」ゼーハー





さやか「・・・・ねえニャル子・・」

さやか「恭介の奴、さっきからうなされてて目を覚まさないんだけど…」

さやか「大丈夫なのかな…」

ニャル子「さやかさん、『人魚姫』って知ってます?」

ニャル子「呪い的な眠りから目を覚まさせるには濃厚なベロチューに限ります!」サアドウゾッ!

さやか「それ『白雪姫』でしょ…てかツッコミどころ多過ぎ!」


98:2012/07/14(土) 01:24:39.35 ID:9opXoxGb0


さやか「ところでさ」

ニャル子「はい?」

さやか「初めて会ったから気になってたんだけど」

ニャル子「ああ、私の真名(ホンミョウ)のことですか!?」

さやか「ちがーう!」


さやか「あんたさ、あたしより・・・年上なの・・・?」

ニャル子「―――――禁則事項です!!」ビシッ







―遠方

QB「あの宇宙人の戦闘力はス○ウターで測れるレベルを超えている・・・」

QB「というより、神話級の怪物クラスじゃないか・・・」

QB「僕の手には少々余りあるね…」

QB「―――対策としては、他の好戦的な宇宙人と契約して」

QB「排除するというのが、妥当なところかな…?」




                                      
                                            (つづく…のか?)



102:2012/07/21(土) 16:41:27.81 ID:/PWjvdCs0

―Hospital in Tokyo


TV<魔法少女とかけまして

TV<27歳の人妻ヒロインと解きます

TV<〜そのココロは〜



めがほむ「・・・?」



TV<どちらも『魔女』になるでしょう



めがほむ「?????」



TV<おあとがよろしいようで      



めがほむ「わけわかんない・・」


103:2012/07/21(土) 16:43:42.23 ID:/PWjvdCs0

―見滝原・病室


恭介「ぅー・・・・」シカメツラ


さやか「恭介・・・!」

さやか「ねえ・・・起きてよ・・・」

さやか「目を・・・覚ましてよぉ・・・」ユサユサ



ニャル子「まあぶっちゃけ、呪いは解けてるのでそのうち嫌でも起きるでしょうけど」



恭介「ムニャ・・・さ・・やか・・」ネゴト



さやか「!!」

ニャル子「おお!」


104:2012/07/21(土) 16:49:19.14 ID:/PWjvdCs0

ニャル子「さすがに中学生男子〜!」



ニャル子「夢の中で、幼馴染にあんなことやこんなことを(ry」ポ



さやか「な!?」

さやか「んなわけないでしょ!!」





さやか「き、恭介の奴は…べ、別にあたしのことなんか……///」


105:2012/07/21(土) 16:51:08.71 ID:/PWjvdCs0

恭介「………」スヤスヤ




恭介「       さやかは、ばかだな」ネゴト






さやか「…」

ニャル子「…」


さやか「ハラワタをぶちまけやがれ―――――ッ!!」キィィィ

ニャル子「何で私ばっかり殴られるんでゲホーッッ!!?」パンッパンッパンッ


106:2012/07/21(土) 16:53:40.75 ID:/PWjvdCs0

―しばらく後・街中



まどか「くさいよね〜」ウェヒヒ

仁美「くさいですわね〜」クスクス

    

     スレチガイ




マミ「!?」ピクッ

マミ(く、臭いッ!?)





107:2012/07/21(土) 16:56:33.87 ID:/PWjvdCs0

マミ(も、もしかして・・・私のことを言われたのかしら・・!?)



マミ(い、いいえ!・・・そんなはずはないわ)

マミ(毎日ちゃんとお風呂に入ってるし、ボディケアもばっちり・・・)


マミ(・・・!!)ハッ


マミ(も、もしかして・・・)

マミ(私がもう・・・本当に・・・死んでいるから・・・)

マミ(実は体から腐臭が・・・漂っていたの・・・・!?)ゾク


108:2012/07/21(土) 16:58:44.93 ID:/PWjvdCs0




まどか「仁美ちゃんは(チョココロネって)どっちから食べる?」

仁美「頭からですわ」




マミ(頭から・・・・・)

マミ(        食べる)




マミ(何・・・・・・?)ガク

マミ(何か・・・・・・)

マミ(凄く・・・・嫌な・・・響き・・・・)ブル


109:2012/07/21(土) 17:06:38.73 ID:/PWjvdCs0

仁美「そういえば、さやかさんは…?」

まどか「それがね」


まどか「さやかちゃんの『ラマンという名の友達』だって人が…」

まどか「今日はさやかちゃんと、…えっと…」

まどか「ゆりゆりゆらゆら大事件(?)…なんだって」



仁美「まあ、さやかさんったら…いけませんわ///」


110:2012/07/21(土) 17:08:24.86 ID:/PWjvdCs0

マミ(とも・・・だち・・・)ウルウル



マミ「――――」タッ




マミ(ぅぅ・・・)タタタッ



111:2012/07/21(土) 17:10:01.30 ID:/PWjvdCs0

―物陰


ニャル子「…追いかけますか?」



さやか「うん…何だかあの人…メンタル弱そうだし」

さやか「放っておけないかも…」


さやか「…でもさ」


さやか「あの人に対して、あたしたちに出来ることなんてあるのかな…」

さやか「いくら同情しても、…あの人が魔法少女になっちゃったのは事実なんでしょ?」

さやか「おんなじ境遇にないあたしたちが口をはさんでも」

さやか「かえって逆効果になったりしない…?」


112:2012/07/21(土) 17:12:28.58 ID:/PWjvdCs0

ニャル子「さやかさん」



ニャル子「あきらめたらそこで試合終了ですよっ!!!」



さやか「・・・ニャル子」



ニャル子「・・・」


ニャル子「っと、ご免なさい…」


113:2012/07/21(土) 17:14:44.47 ID:/PWjvdCs0

ニャル子「―――あの少女」



ニャル子「―――マミ子(仮称)とは、かつて因果の交差路で接近遭遇してましてね…」



さやか「何それ…前世の因果的なやつ?」



ニャル子「とりあえず、(ネタ的にも)華麗にスルーしたくはないんですッ!」




さやか「…そっか」ス



114:2012/07/21(土) 17:21:24.82 ID:/PWjvdCs0

ニャル子「!・・・そのかぶり物は・・・!!」

さやか「あたしも、つきあうよ」

さやか「行こう、ニャル子!」スポッ

ニャル子「はいっ!」スポッ

       ダダダダダ



通行人A「今起こったことをありのままに話すと、――二人の“ともだち”が僕の目の前を颯爽と通過して行ったのさ…」

通行人C「これって日常だねー」


まどか「さやかちゃん・・・」

仁美「あらあら・・!」キマシ


                        第二話『私の、最高の友達(Bパート)』・終


119:2012/08/10(金) 01:02:51.48 ID:zyVO+Vzq0

―路上




仁美「ところでまどかさん」

仁美「どうして先ほどのエキセントリックな被り物をした方が、さやささんだと分かりましたの?」



まどか「えっ」


まどか「えーと・・」


まどか「んーと・・・」



まどか「さやかちゃんなら、ああいうことしてもおかしくないかなって、思って…!」


仁美「なるほど。納得の理由ですわ」


120:2012/08/10(金) 01:04:08.39 ID:zyVO+Vzq0

―ビルの屋上



QB「……」チラッ



QB「緑色の髪の少女からはまるで素質を感じないね」

QB「たた、その隣の少女はそれなりに才能があるみたいだ」

QB「今後の勧誘リストに登録しておこう」



QB「―――さて」



QB「まずは目先の敵を、排除しないとね」シャフド


121:2012/08/10(金) 01:05:24.46 ID:zyVO+Vzq0

―公園・ブランコ



ぶらーん

マミ「………」

           ぶらーん




―――“僕と契約して、魔法少女になってよ”



マミ(あのとき)

マミ(契約しなかったら)

マミ(私はもう死んでいた)

マミ(今までは、そう思っていたけれど)

マミ(…魔法少女として)

マミ(…正義の味方として)

マミ(私なりに…頑張ってきたけれど)


122:2012/08/10(金) 01:06:09.33 ID:zyVO+Vzq0

―物陰


さやか「……」

ニャル子「……」


さやか「…ダメだわ」スポッ

さやか「とてもじゃないけど、こんな被り物して話しかけれる雰囲気じゃない…」

ニャル子「ですよねー…」スポッ

ニャル子「ていうか、コレを出してきたのはさやかs」

さやか「何気にあたしたち…道中で不審者扱いされたし」

ニャル子「ポンバシあたりならむしろ溶け込んでたでしょうけどね」


123:2012/08/10(金) 01:07:06.30 ID:zyVO+Vzq0

―公園・ベンチ



マミ「なんのためーに」

マミ「うーまれてー・・・」

マミ「なーにをして」

マミ「よーろこぶ・・・」

マミ「答えられないなんて」





マミ「そーんなのは          ・・・いーやだ・・」







124:2012/08/10(金) 01:09:34.59 ID:zyVO+Vzq0

―物陰


さやか「独りで寂しげに…歌を口ずさんでるよ」

ニャル子「子供向けアニメの定番ソングながら」

ニャル子「歌詞が何気に深いあの曲ですか…!」


さやか「しかも、目の光がなくなってく…」

ニャル子「いわゆるレ○プ目という奴ですね…」



ニャル子「こうしちゃあいられません!!」

ニャル子「さっそく助けに行きましょう!」

さやか「ちょい待ってよ!?」


125:2012/08/10(金) 01:10:37.47 ID:zyVO+Vzq0

さやか「助けるっていってもどう声をかけるの…?」




ニャル子「 “時代はゾンビ萌えだ!! 見よ、夜空に燦々と煌めく死兆星を!!” 」




さやか「そんなギャグみたいな軽いノリじゃ逆ギレされるって…!!」

さやか「てかまだ昼間だし!!」

ニャル子「―――大丈夫」

ニャル子「意気込みは必ず伝わりますよッ」ニッ



    


      ギャォォォォォォォォォォォォォン!!






126:2012/08/10(金) 01:12:07.67 ID:zyVO+Vzq0

―ご都合主義的な結界

    サァァァァァ〜〜




マミ「!!?」

マミ「これは…一体」

マミ「魔女の結界…?」

マミ「そんな…魔女の気配なんてまったく感じなかったというのに…!?」




ナイトゴーント「――」  バサッ

ナイトゴーント「――」  バサッ








さやか「!?」

ニャル子「おぉ!!」

ニャル子「この局面で人類共通の敵ポジションのやられ役が登場ですかッ!」

ニャル子「これは共闘して意気投合し BAD END を回避するチャンスですよ!!」




127:2012/08/10(金) 01:13:54.09 ID:zyVO+Vzq0

ナイトゴーント「グォォォォォ」

マミ「…!」キッ

マミ(状況が…呑みこめないわね)

マミ(でも、明らかに敵意を持っているようだし)

マミ(生き残るためには闘うしか…!!)

マミ(……)ハッ

マミ(……でも)

マミ(でも・・・・)

マミ(私の・・生きる意味って・・・・・)






「この近くに潜んでいることは分かっているッ!!」ザッ






マミ「     」



128:2012/08/10(金) 01:19:25.46 ID:zyVO+Vzq0




ニャル夫「出てこい、ニャル子!!」

ニャル夫「このフルフォースフォームで…!!」じゃじゃ〜〜〜ん

ニャル夫「兄より優れた妹なぞこの世に存在しないことを証明してやるッッッ」


















―物陰



ニャル子「OH...」

さやか「   」

さやか「変態だぁ―――――――――――――――――――ッ!!!(AA略」



129:2012/08/10(金) 01:36:22.54 ID:zyVO+Vzq0

―病院

  WOO!  NYAAA! WOO! NYAAA!





中沢「……」

恭介「さやかが見つけてきてくれた(はずの)レアなCDさ」

中沢(美樹さんの趣味って…)

中沢「ま、まあそれはともかく」

中沢「幼馴染なんだっけ、美樹さんとは」

恭介「そうだよ」


130:2012/08/10(金) 01:37:48.46 ID:zyVO+Vzq0

中沢「幼馴染だからって毎日お見舞いに来てくれるとか…」

中沢「お前、もしかして美樹さんと付き合ってるんじゃないんだろうな…!?」

恭介「ま、まさか…、そんなわけないよ」

恭介「さやかとは、本当に幼馴染なだけで…」

恭介「なんというか・・・妹みたいな、感じかな」

                          

                               (TO BE CONTINUED…?)


134:2012/08/26(日) 20:42:53.34 ID:HVa0vvsL0

―公園

ニャル夫「……」キョロキョロ

ナイトゴーント「「グゴゴ」」



マミ(ま、魔法少女!?)

マミ(いいえ!!)

マミ(どう見ても少女には似つかわしくない男性じゃないのッ!?)

マミ(しかも魔法少年と呼ぶには顔が老けているわ!)

マミ(よくよく見ると表情にあまり覇気がないし!)

マミ(言うなれば、四流大学の受験に失敗した挙げ句落第した人生の負け犬のような……!)


135:2012/08/26(日) 21:17:03.67 ID:HVa0vvsL0

ニャル夫「む」


マミ「!」

マミ(……変質者と目が合ってしまったわ)ジリ


ニャル夫(見知らぬ地球人と目が合ってしまった)

ニャル夫(闇雲に探すのも難だ……)

ニャル子(ニャル子の所在を知らないか聞いてみるとしよう)




ニャル夫「そこの(ry」




「ちょぉっと待ったぁぁああぁぁッ!!!」ザッ




136:2012/08/26(日) 21:17:43.61 ID:HVa0vvsL0

マミ「ッ!!?」




マミ「!!」

マミ「あなたは……!!」

ニャル子「無関係な一般人を毒牙にかけようとは……!」

ニャル子「ニャルラトホテプを語るに値しないクズキャラっぷりじゃねーですか?」




ニャル夫「! 久しいな――――自ら姿を現したか、ニャル子」

ニャル夫「今こそ兄より優れた妹など(ry(※大事なことなので〜〜〜)」


137:2012/08/26(日) 21:19:29.70 ID:HVa0vvsL0

マミ「兄と妹……?」

マミ「全く背景の事情は掴めないけれど」

マミ「要するに、あなたたちは離れ離れになった家族で……今ここで感動の再会(ry」




 サクラー フブ―キノ― サライ― ノソラヘ―




ニャル夫「あいにくだが24時間TVのような感動展開は存在し得ん!!」

ニャル夫「なぜなら(ry」




ニャル子「 家 族 ぅ ? ―――――― ナ ニ 、ソ レ ? 」くわっ



マミ「えっ」

ニャル夫「えっ」


138:2012/08/26(日) 21:20:39.28 ID:HVa0vvsL0

ニャル子「私は天涯孤独の身ですよ」

ニャル子「こんな変質者の家族だなんて……身の毛がよだつので辞めてください」



マミ「そ、そうなの」

ニャル夫「ちょ、おま!?」



ニャル子「ついでに言っときますけど」


ニャル子「私の本当の姿は、魔女を超越するレベルでSAN値の下がるグロさですよ!!」



マミ「えええっ!!?」


139:2012/08/26(日) 21:22:14.78 ID:HVa0vvsL0

ニャル子「―――それでも、守りたい世界があるから」

ニャル子「私は闘い続けるんです」

ニャル子「正義の味方という使命をもって……!!」キリッ



マミ「あなたは・・・」



ニャル子「さあ、一緒に巨悪をスペースデブリと化しましょうっ!!」スッ



ニャル子「そして、救いようのない世界という名のキャンパスに」



ニャル子「まごうことなきハッピーエンドを書き殴りましょう!!」





ニャル子「―――マミ子」ニコッ


140:2012/08/26(日) 21:23:13.74 ID:HVa0vvsL0

マミ(――――不思議な気持ちだわ)

マミ(……初対面の相手なのに)スッ


マミ(いいえ)        アクシュ


マミ「前世(ユメノナカ)で、あなたに逢ったような気がするわ(脳内補正)」

マミ(私、全然一人ぼっちじゃなかったんだ・・・!!)






ニャル夫(いつまで空気読んで待機しなければならないんだ……)







141:2012/08/26(日) 21:23:53.22 ID:HVa0vvsL0

―物陰

  さや・・・     さや・・・




さやか(ニャル子……あんた人並みに家族いるって言ってたでしょ)ヒトジャナイケド


さやか(神話の怪物の姿を気にしてる描写なんてあった…?)




さやか(それよりさっきから、―――あたしって、ほんと空気)  \サヤカチャーン/






142:2012/08/26(日) 21:25:12.98 ID:HVa0vvsL0

ニャル夫「ええい!!!」

ニャル夫「宇宙規模の兄妹喧嘩に百合要素など不要ッ!!」

ニャル夫「地球人もろとも無差別に侵略せよッ!!」

ナイトゴーント「「!」」ダッ

ニャル子「!―――この程度の焦らしに耐えられないなんてどんだけ早○なんですか!?」

マミ「化物が町の方に!?」








さやか「まどか、仁美ッ!?」

まどか「やっと見つけたよぅ〜」ハア

仁美「こんなところで何をしてますn」




ナイトゴーント「「グォォォッ」」ザッ


143:2012/08/26(日) 21:26:08.38 ID:HVa0vvsL0

さやか「!!」

まどか仁美「「ひぃぃぃ!!?」」





ニャル子「!?―――さやかさんっ」

マミ「危ないッ!!」

ニャル夫「よそ見をしている場合か!!」バッ





さやか「下がってて、二人とも!!!」

さやか(こうなったら……!!)

さやか(さっきニャル子から借りたコレを……!!)スッ




144:2012/08/26(日) 21:27:15.27 ID:HVa0vvsL0

さやか「いけぇ!!」

さやか「モンスター○ールッ!!」ヒュン




まどか・仁美「「・・・・・・ポケ○ン!!?」」

     

    パカッ     シュウウウ


シャンタッ君「――」バーン

  ドガッ   バキッ(※シャンタッくん、せんとうふのう)


ナイトゴーント「「ドヤァ」」



さやか「   」

まどか仁美「「   」」






ニャル子「ダメですよさやかさん!」ザッ

ニャル子「シャンタッ君はナイトゴーントとの相性最悪なんですから!」ザッ


145:2012/08/26(日) 21:28:42.68 ID:HVa0vvsL0

     ヒュルヒュルヒュル!!


ナイトゴーント「「!?」」ギュ

マミ「―――拘束したわよ」




さやか「!!」

さやか「任せて!―――マミ子さん!!」ダッ



さやか「あたしがミスターばりのフルスイングでトドメを…!!」ブォォォン





「あたしに任せな」ジャリ


146:2012/08/26(日) 21:29:54.83 ID:HVa0vvsL0

さやか・まどか仁美「「「!!?」」」



マミ「佐倉さん!!?――――どうしてここに」



杏子「……あんな虚ろな顔をしたマミさんを」

杏子「ほっといて帰れるわけ……ないさ」スッ

   

      グシャリッ

ナイトゴーント「「   」」ドクドク







まどか・仁美「「     」」(SAN値↓↓)

さやか「・・・」

さやか「慣れって、怖い」


147:2012/08/26(日) 21:31:49.65 ID:HVa0vvsL0

ニャル子「さぁて、まだ無駄な抵抗を続ける気ですかー?」

マミ「もう何も、怖くない」

杏子「コイツが悪の根源かよ」




ニャル夫「・・・」

ニャル夫「せめて最後に一言だけ言わせてくれッ!!」

ニャル夫「幼いころ、宇宙ゲートb」




ニャル子「 問 答 無 用  !!!!!!」

杏子「幻術さ・・・!」

マミ「ティロ・フィナーレ―――――――――――ッ!!!」


148:2012/08/26(日) 21:34:08.06 ID:HVa0vvsL0

―見滝原中・屋上


   

    ヒュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル           きらーん☆





QB「やれやれ…」

QB「全く期待はしていなかったけれど、こうも呆気なく退けられるとはね」



QB「でも」


149:2012/08/26(日) 21:38:14.24 ID:HVa0vvsL0



QB「まさか君が来てくれるとは思わなかったよ」

QB「君の種族は、あの侵略者と犬猿の仲だと聞いている」

QB「早急に排除してもらえると助かるよ」

クー子「……」




クー子「ニャルラト・・・ホテプ」ニャマリ


150:2012/08/26(日) 22:14:55.76 ID:HVa0vvsL0

〜幻夢境(ドリームランド)〜


















まど神「っていう夢を見たんです…」ウェヒヒ

真尋「今回もひどいオチだったな…」


151:2012/08/26(日) 22:21:14.08 ID:HVa0vvsL0

まど神「ほえ!?…そ、そんなにひどかったですか…」ナミダメ

真尋「あ、い、いや…! 君を責めてるわけじゃないから…!」


まど神「……確かに」

まど神「ニャル子ちゃん達が味方になってくれていたら」

まど神「結末は、もしかしたら…あっさりと変わっていたかも知れないけれど」

真尋「……けれど?」

まど神「……きっと」

まど神「ほむらちゃんは、そういう結末を素直に喜べないだろうから……」

真尋「……そっか」

真尋(大切な人を自分の手で守り通せないやるせなさ……か)


152:2012/08/26(日) 22:25:28.69 ID:HVa0vvsL0

まど神「さてと」



まど神「私はそろそろ、お仕事に行ってきます」ガタッ

真尋「あ!―――僕もそろそろ遊んでるニャル子達を呼び戻しに行かないと」ガタッ



真尋「今日もお疲れ―――――地球の新しい神様」ノシ


まど神「またね――――――まひろちゃん」ニコッ

          

             シュゥン

真尋「……」ハァ



真尋「……僕は、 男 なんだが」

                                  ( 完 )


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