1:2014/05/19(月) 23:33:04.13 ID:eR3wiIMWO

臨海女子・部室


メグ「サトハー!」ガチャ


智葉「なんだ騒々しい」


メグ「実はマタ、TVのオファーが来てマス!」


智葉「断る」


メグ「無理デース!」


智葉「拒否権ねーのかよ…今度も田舎に行って麻雀するのか?」


メグ「イエス。前回の放送ガ、マズマズの視聴率だったヨウデ」


メグ「今回モ、智葉にご指名が来てイマース。理事長のサインも済んでマスヨ!」


智葉「あぁ、そうかい。 それで今回の目的地は?」


メグ「今回ハ…奈良デス!」


智葉「奈良? 本当にランダムで選んでるんだな」


メグ「出発ハ、今夜22時の深夜バスに乗ってくだサイ」


智葉「おい」


メグ「ハイ、バスのチケット」


智葉「新幹線でも行けるだろうが!」


メグ「ハイ、ハンディカム」


智葉「聞こえてねーのか!? しれっと渡すな!」


メグ「サトハ!グッドラック!」


智葉「憂鬱すぎる…」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400509984



2:2014/05/19(月) 23:35:37.46 ID:eR3wiIMWO

奈良県某所・早朝


智葉「…疲労感はんぱねー。腰が砕けたようにダルい…」


智葉「帰りは意地でも新幹線で帰ってやる…」


智葉「もう少し休んでから撮影開始と行くか。とりあえずGPSで現在地を確認」


智葉「奈良県吉野郡…阿知賀?」


智葉「ここから晩成高校は…結構距離があるじゃねーか」


智葉「今回のロケはキツくなりそうだ…人もほとんどいねーし」


智葉「大丈夫か…?」


3:2014/05/19(月) 23:36:43.11 ID:eR3wiIMWO

智葉「みなさんおはようございます。臨海女子高校・麻雀部、辻垣内智葉です」Rec


智葉「今回の”田舎でツモろう”、奈良県は阿知賀に来ています」


智葉「そこかしこで桜が綺麗に咲いてますね。早速あたりを散策してみましょう」


玄「おもちもちもちー♪くろたんイェイー♪」


智葉「第一町人を発見しました。お話を伺ってみましょう」


智葉「突然すまない。○○TVの”田舎でツモろう”という番組で撮影をしている」


玄「ふぇ?! カメラ!? 田舎でツモろう??(いきなり何の話!?)」


智葉「臨海女子・麻雀部の辻垣内智葉だ。いくつか質問をしたいが、構わないか?」


玄「りりり、臨海女子!? あのちょっと突然すぎて話が…」


智葉「安心してくれ、質問に答えてくれるだけでいい」


玄「は、はぁ…(お姉ちゃんどうしよー!)」


智葉「それじゃあ…カメラに向かって名前と学校名を言ってくれ」


玄「ま、松実玄! 阿知賀女子学院・高等部2年です!えーっと…麻雀部です!」


智葉「阿知賀には麻雀部があるのか?」


玄「はい、正確には今年の県予選から復活ですが!」


智葉「なるほど、それじゃあ松実さん。私を阿知賀の麻雀部へ連れて行ってくれないか?」


玄「え、えーっと…お任せあれ!」


智葉「よろしく頼む」



4:2014/05/19(月) 23:39:18.60 ID:eR3wiIMWO

阿知賀・部室


玄「みんなおはようー」ガチャ


隠乃「おはようございます!」


憧「おはよー玄♪」


玄「ふふん♪ 今日は何と! サプライズゲストが来ているのです!」


隠乃・憧「サプライズゲストー?」


智葉「臨海女子高校・麻雀部の辻垣内智葉だ」スッ


隠乃・憧「……(絶句)」


憧「いやいやいやいや!意味わかんないし!」


隠乃「たしか、えーと…去年のインターハイで個人3位だった!」


玄「???」


憧「指さすのやめなさい!失礼でしょ?!」


隠乃「ご、ごめん! でも玄さん凄いですね! 辻垣内さんと知り合いだったなんて!」


玄「???」


隠乃「…玄さん?」


憧「あーだめだめ、玄は完全に思考停止中だわ…それにしてもどうしてこんな田舎へ?」


智葉「それは、○○TVのかくかくしかじかで」


憧「その番組知ってるー! すごいわ!全国ネットよ!」


隠乃「そんなに有名なの? 私は全然わかんないや」


憧「あんたはいつも山ばっかり行ってるからでしょ?! てことは、このあと私たちと打ってくれるの?」


智葉「あぁ、理解が早くて助かる」


憧「やっば! 全国3位と打てるなんて夢みたい!」


隠乃「燃えてきたぁぁぁ!!」


智葉「早速だが、手合わせ願おうか?」


玄「おもちはドコ、私はダレ」


憧・隠「あ、戻った」



5:2014/05/19(月) 23:41:48.26 ID:eR3wiIMWO

対局開始!


親・憧


憧(さーて、全国3位だろうと私は私のスタイルを貫くだけよ!)


憧「ポン!」


憧「チー!」


憧「チー!」


隠乃(憧のやつ、今日もノッてるなー)


玄(さすが憧ちゃん!)スッ


智葉「ロン。3900」パラッ


玄「えっ!?」


智葉「よそ見をしている場合か?」


玄「は、はい…(まったく聴牌の気配が無かったよ!)」


親・玄


玄(さっきは油断しちゃった…でも私にはドラがある!)


………


玄(あれー!? なんかいつもよりドラの集まりが悪いよーな…)


智葉「リーチ」スッ


隠乃「うーん…」スッ


憧(鳴けないし…)スッ


玄(これで…!)スッ


智葉「ツモ。立直一発イッツードラドラ…3000・6000」


玄「えっ!?」ガタッ


憧「うそ!?玄以外にドラが渡るなんて…!ありえないわ!」


智葉「何をそんなに驚いている?ドラは私に味方した…ただそれだけのことだ」


智葉「それとも…私以上にこの場を支配できる奴がいるのかな?」


玄・憧・隠乃「!!!」ゾクッ



6:2014/05/19(月) 23:44:47.18 ID:eR3wiIMWO

隠乃「まーけーたー!!」


憧「強すぎよ…久々に凹んだわ」


玄「うぅー……(あれからもドラの集まりが悪かったよー)」


智葉「お前たちの目標は何だ?県大会出場で満足か?」


憧「…! バカにしないで! 私たちが目指してるのはインターハイよ!」


智葉「奈良には晩成がいるだろうが。お前たちが晩成に勝てるとは到底思えないがな」


隠乃「それでも勝つんです! 今は難しくても…絶対に!」


智葉「言うだけなら誰でも出来る。せいぜい頑張るんだな」


隠乃「くっ…!」


隠乃「絶対勝ってみせます! 勝って勝って勝ちまくって…全国で臨海女子にも勝ちます!」


智葉「その心意気や良し。今年の奈良県予選は荒れるかもな」


憧「!!」



7:2014/05/19(月) 23:47:19.71 ID:eR3wiIMWO

智葉「またいずれ何処かの卓で。お前たちを待っている、東京で」

…バタン


隠乃「え…?」


玄「わたし! 辻垣内さんを追ってきます!」ダッ

………


玄「ちょっとまってください! 辻垣内さん!」


智葉「………」


玄「先程は、ありがとうございました!」


智葉「なんのことだ?」


玄「正直いうと…悔しかったです!負けた上に、あんな酷いこと言われて!」


玄「でも、憧ちゃんも隠乃ちゃんも凄い負けず嫌いだし…優しさや慰めだけじゃ強くなれない!」


8:2014/05/19(月) 23:48:47.10 ID:eR3wiIMWO

玄「あんなキツい言い方をしたのも、わたし達のためだったんですよね?」


智葉「どうだろうな? お前も意外と賢いじゃないか」


玄「い、意外とは余計です! 憧ちゃんは早いうちから気付いてたみたいですし…」


智葉「あいつは頭の回転が早いし、役を作るのも技術が高い」


智葉「高鴨隠乃、奴はまだ力を隠し持っている。一番化けるかもな」


玄「あの対局だけでそこまで…! すごいです!辻垣内さん!」


智葉「やめてくれ。私は感じたままを言っただけだ」


玄「それでも、ありがとうございました!」



9:2014/05/19(月) 23:50:40.49 ID:eR3wiIMWO

智葉「あぁ…それはそうと、一つ頼みがある」


玄「頼み?? なんでしょうか?」


智葉「今晩泊まる場所を探しててな。もし可能であれば、松実の家に…


玄「いいですよー!」


智葉「…! いいのか? 無理しなくてもいいんだぞ?」


玄「無理なんてしてないですよ! わたしの家、旅館ですから♪」


智葉「そうか…それじゃあ私を松実の家まで連れて行ってくれ」


玄「はい! お任せあれ!」



10:2014/05/19(月) 23:52:30.05 ID:eR3wiIMWO

松実館


智葉「一通り撮影も終えたし、部屋まで案内して貰えるか?」


玄「はい! それではこちらへどうぞー」


智葉「あぁ…お邪魔します」


客室


玄「それではごゆっくりおくつろぎくださいませ」


智葉「あぁ、すまないな」


………


智葉「深夜バスのせいでロクに寝れてないせいか…この時間ですでに眠い」


智葉「少し横になるか…」


智葉「…zzz」


………



11:2014/05/19(月) 23:53:40.72 ID:eR3wiIMWO

玄(辻垣内さん、寝ちゃってる?)


玄(夕食を持ってきたけど、無理に起こすのも悪いよね…)


玄(それにしても…)


玄(寝てる辻垣内さん、すっごく可愛いよ//)


玄(起きてる時はサバサバしてて怖い人だなーって思ったけど)


玄(こうして見ると、私たちと同じ女子高生なんだなーって思う)


玄(そうだ! せっかくだから、こっそり写真撮っちゃおうかな//)


玄(そーっと…そーっと…)


智葉「おい」


玄「ふぇ!? あわわわわ!!」


智葉「人の寝顔を盗撮とは、いい趣味とは言えないな」


玄「あっ!これはっ!その!違うんですよ!いい旅館だなーって!それで写真を…」


智葉「ここお前ん家じゃねーか…つーかな」


智葉「写真を撮りたいなら私に言えばいいじゃねーか」


玄「えっ!?」



12:2014/05/19(月) 23:56:06.64 ID:eR3wiIMWO

智葉「減るもんじゃねーし、一枚くらい撮られてやる」


玄「えーっ!? いいんですか!?」


智葉「あぁ。ただし一枚だけだからな」


玄「ありがとうございます! じゃあ早速撮りますね!」


智葉「あぁ…いつでもいいぞ」


玄「……あのー、腕組みしたまま撮るんですか?」


智葉「あ? ポーズなんて何だっていいだろうが」


玄「だめです! せっかくの一枚なんですから、もっと可愛く!」


智葉「できるか! 早く撮れよ!」


玄「シャッター権は私にあります! キャメラマン玄にお任せあれ!」


智葉「何言ってんだコイツ…」


玄「辻垣内さん! ピースしてください!ピース!」


智葉「…! 早く撮れっ!///」


玄「いきまーす!はい、チーズ!」


カシャシャシャシャシャシャシャ!


智葉「おい!」


玄「ついうっかり///」


智葉「わざとだろ!」



13:2014/05/19(月) 23:59:19.95 ID:eR3wiIMWO

玄「ひどいですよー!せっかく撮ったのに!」


智葉「約束と違う。私は一枚と言ったはずだが?」


玄「でも…一枚だけ残してくれるなんて、辻垣内さん優しいですね!」


智葉「全部消したら約束と違うだろうが…」


玄「ふふふ♪ あっ…!写真に夢中で夕食出すの忘れてました!」


智葉「あぁ、もうそんな時間か。じゃあ早速…


玄「冷めちゃってますけど…」


智葉「…おい」


玄「すぐに新しいの持ってきますから! ちょっとお待ちを!」


智葉「はぁ…」


14:2014/05/20(火) 00:00:47.70 ID:2Z/vmGnKO

玄「お待たせしました!」


智葉「これは美味そうだな…」


玄「うちの旅館、食事がすごい好評なんですよ!」


智葉「そうなのか? じゃあ早速いただこう」


玄「はい!ごゆっくりお召し上がりください」


智葉「…美味い!」


玄「よかったー! 辻垣内さんのお口に合うようで」


智葉「一品一品、食材そのものの味が生かされ…味付けもどこか懐かしい」


玄「グルメレポーターですね!」


智葉「東京では中々食べられないからな、こういう料理は」


玄「ありがとうございます! あ、お食事が済んだらお風呂へどうぞ」


智葉「あぁ…すまない。そうさせてもらおう」


玄「いえ! それでは私は一旦失礼します!」


智葉「あぁ」


………


智葉「食ったなー…それにしても全部美味かった」


智葉「腹ごなしに散歩でもしにいくか…」



15:2014/05/20(火) 00:01:48.71 ID:2Z/vmGnKO

松実館・庭園


智葉「改めて見ると、本当に立派な旅館だな」


智葉「この星空も…東京ではまず見られないな」


玄「あ!辻垣内さん! 散歩ですか?」


智葉「そんな所だ。お前は?仕事はいいのか?」


玄「今は休憩時間です! あの、ちょっとお話ししませんか?」


智葉「あぁ、構わないが。そこのベンチに座るか」


玄「はい! では失礼します」


智葉「あぁ」


玄「ふぅ…今日は色々とありがとうございました!」


智葉「いや、礼を言うのはこちらのほうだ」


16:2014/05/20(火) 00:03:27.49 ID:2Z/vmGnKO

玄「あの…私と対局してどうでしたでしょうか?」


智葉「どうと聞かれてもな…牌の支配力は感じたが」


玄「そうですか! わたし…ドラが手牌に集まりやすくって」


玄「ドラを一度捨てると…しばらくの間、ドラが全く来なくなるんです」


智葉「まるでオカルトだな」


玄「そう言われても仕方ないですね! だからドラを捨てないよーに打つんですが…」


玄「どうしても手が詰まって苦しくなる時が、いくつもあるんですよ」


智葉「だったら…」


玄「???」


智葉「ドラに頼らず打てばいいだろう。麻雀はドラが全てじゃない」



17:2014/05/20(火) 00:04:23.09 ID:2Z/vmGnKO

玄「それはそうなんですけど…」


智葉「ドラが集まるメリットと、ドラが切れないデメリット」


智葉「まるで諸刃の剣だな」


玄「!!」


智葉「チームプレイにおいては、自らのスタイルを貫くだけでは強敵には勝てない」


智葉「むしろチームそのものを敗北させる要因にもなる」


智葉「チームが負けそうな局面でも、お前はドラを切れないか?」


玄「辻垣内さん…」


智葉「?」


玄「わたしはずっと待ってたんです。昔みたいに皆で麻雀ができる時を」


玄「わたしがいつも通りなら、きっとまたみんなが集まってくれる…」


玄「そしたら…隠乃ちゃんが、憧ちゃんが、みんなが戻ってきてくれたんです」


玄「だから!わたしのせいでチームが負けそうな時は…!」


玄「…ドラを切ります!いつかまたドラが帰ってきてくれるまで、わたし待ちます!」


18:2014/05/20(火) 00:06:32.13 ID:2Z/vmGnKO

智葉「そうか。さっきと顔つきが変わったな」


玄「そうでしょうか??」


智葉「あぁ」


玄「ふふふ♪ありがとうございます」


智葉「…そろそろ戻るか。風呂にも入りたいしな」


玄「あ! お背中流しましょうか?」


智葉「…その手はなんだ」


玄「ついでにおもちを…」グニグニ


智葉「絶対に来るな!」


………


客室


『だから!わたしのせいでチームが負けそうな時は…!』


智葉「ドラを切ります、か…」


智葉「私もきっとそうするだろうな…チームのために」



19:2014/05/20(火) 00:07:46.77 ID:2Z/vmGnKO

翌朝・客室


玄「おはようございます! 朝食をおもちしましたー」


智葉「おはよう。適当にセットしておいてくれ」


玄「はい!了解です!」


智葉「それと、」


玄「はい?」


智葉「一宿一飯の礼に、なにか手伝いをさせてほしい」


玄「えー?! そんな!辻垣内さんはお客さんですし…」


智葉「番組のルールだしな、何でも言ってくれ」


玄「うーん…あ! そうしたら庭掃きをお願いします!」


智葉「お安い御用だ、それなら素人の私でも出来るしな」



20:2014/05/20(火) 00:09:15.74 ID:2Z/vmGnKO

玄「臨海の制服ではなんなので…ここの従業員用の着物を用意します」


智葉「松実の着ているそれか?」


玄「そうですよー、今持ってくるので少し待っててくださいね!」


智葉「あぁ」


………


智葉「着てみたが…どうだ?」


玄「すっごく似合ってますよ!写真撮ってもい


智葉「庭に行ってくる」


玄「ガーン! 辻垣内さーん!待ってくださいよー」


………



21:2014/05/20(火) 00:10:27.72 ID:2Z/vmGnKO

松実館・門前


智葉「いろいろと世話になったな、松実」


玄「辻垣内さん! 最後くらいは下の名前で呼んで欲しいのです…」


智葉「あぁ…ありがとうな。玄」


玄「東京まで気をつけて帰ってくださいね!辻垣内さん」


智葉「智葉でいい、私の名字は長いからな」


玄「わ、わかりました!智葉さん//」


智葉「それに、玄はさっき”最後くらい”と言ったが…」


智葉「私はインターハイ、東京で待っているからな」


玄「!! はいっ!」


智葉「いい顔だ。じゃあな、玄」


玄「また必ず会いましょう!智葉さん!」



22:2014/05/20(火) 00:11:33.43 ID:2Z/vmGnKO

………

臨海女子・部室


智葉「おはよう」


メグ「おかえりなサイ! お土産ハー?」


智葉「ほら、鹿せんべい」


メグ「鹿せんべい? ウワッ!味がしまセン!!」


智葉「鹿用だからな」


メグ「それデ、奈良はどうでしたカー?」


智葉「あぁ」


インターハイで待っているぞ…玄。


智葉「温泉がよかった」


カン!



23:2014/05/20(火) 00:16:43.15 ID:2Z/vmGnKO

あとがき

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

前回皆さんのあったかーいコメントに後押しされ、阿知賀編を書いた次第です。

次回は真瀬由子が覚醒するお話なのよー。

ありがとうございました!




27:2014/05/20(火) 04:00:21.47 ID:b+TZsBQio

おつでした
ゆーこちゃん期待


SS速報VIPに投稿されたスレッドの紹介です。
元スレ:
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400509984/