1:2015/05/15(金) 21:28:18.60 ID:7VsDBEv50

バナナマンのコントをアイマスのキャラでやるだけ


響「はい、せーので降ろすよ!」

美希「せーの!」

ドスン

響「ふぅ!」

美希「ちょっと詰め込みすぎてたかな……。ごめんね?」

響「いいよいいよ。それより、これで荷物最後じゃない?」

美希「ええっと……、あっ、ホントだ。これで全部運び終わった!」

響「じゃあ、…………引っ越し、完了?」

美希「完了!」

響「美希の独り暮らし……、始まり!!」

美希「独り暮らし!!」

ひびみき「いえーー!!」

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2:2015/05/15(金) 21:33:25.20 ID:7VsDBEv50

美希「ついに、念願の生活が始まるの!」

響「自分は独り暮らしの先輩だから、何でも聞いてよね」

美希「頼りにしてるね♪」

響「うん!

  ……ああ、そうだ。ちょっと待ってて」ガサゴソ

美希「え?何?」

響「はいプレゼント!お花!」

美希「うわぁ!ありがとうなの、ひびきー!」

響「そ、そんなに喜ばれると照れるよ……///」

美希「新しい生活に花があるって、すっごくステキだねー」

響「そうでしょ?ローズマリーのマリ子を宜しくね!」

美希「もう名前付いてるんだね……。まあいいか!」


3:2015/05/15(金) 21:38:28.35 ID:7VsDBEv50

美希「さてと、何からしよっか!?」

響「うーん、ダンボールの整理とか?」

美希「じゃあ、引っ越し祭りしよっか!」

響「な、何それ!?」

美希「曲は『It's Show』にしよ!」

響「ちょっと待って!会話して!?」

美希「フゥーーーー!!」ズンチャ

響「美希落ち着いて!」

美希「落ち着いてるよー!」ズンチャズンチャ

響「テンションたっかいなぁー、もう!」


4:2015/05/15(金) 21:47:13.07 ID:7VsDBEv50

美希「フゥフゥ!」ズンドコズンドコ

ピンポーン

響「あっ、美希。誰か来たよ」

美希「ヘイヘイ!」ズンドコズンチャ

響「みき!!誰か来たよ!玄関!」

美希「えっ?ホント?

  ……引っ越したばかりなのに?」

響「うーん、新聞屋とかじゃない?」

美希「ええー、今のテンションだと、新聞とっちゃうかも!」

響「別にとればいいじゃん」

美希「じゃあ、一緒に行くのー!」

響「いえー!」


5:2015/05/15(金) 21:57:46.97 ID:7VsDBEv50

美希「はい。騒ぎすぎました。申し訳ありませんでした。

   ハイ、はい。そうです。気を付けます。はい。違います。はい。今後よろしくお願いします」

バタン

美希「………」

響「ま、まあちょっと、うるさかったかな……?」

美希「…………ウン」

響「……でも、あのおじさんも、怒鳴らなくてもいいのにね、うん」

美希「…………ううん、ミキが悪いの」

響「じゃあ、これから気を付けよう?」

美希「……………………ウン」

響「…………ちょっとぉ!何テンション下げてるの?」

美希「え?」

響「もう済んだ事は仕方ないって!新生活初日だよ?楽しく行こうよ!」

美希「ひびき!シーー!」

響「これくらいなら、大丈夫だよ。リビングに戻ろ?」


6:2015/05/15(金) 22:08:49.98 ID:7VsDBEv50

響「それにしても、広い部屋だねー」

美希「一応ね」

響「壁も新築みたいに綺麗だし、キッチンも付いてるんでしょ?凄いね」

美希「そう?」

響「そうそう!凄い凄い!」

美希「い、言い過ぎだよ……」エヘヘ

響「よし!探検しよう!」

美希「ワンルームだよ!?」

響「何か秘密があるかもしれないでしょ!ホラ、案内してよ!」

美希「まったくひびきは子供なの!」


7:2015/05/15(金) 22:17:30.27 ID:7VsDBEv50

美希「ハイ、ここが洗面所でーす」

響「うわぁ、お風呂とトイレ別じゃん」

美希「ダメなの?」

響「ううん、いい事だよ。あんまり無いんだから」

美希「そうなんだ。一目見て決めちゃったから、そういう事知らなかったよ」

響「もしかして、結構家賃高いの?駅から近いし、オートロックも一応付いてるよね」

美希「うーん、良く分からないけど、結構安いかな?」

響「こんなに整ってるのに?いくら?」

美希「月2万2千円なの」

響「えっ?」

美希「これって結構安いよね?」

響「ま、まあね……。いい買い物したよ、うん」

美希「でしょー?」エヘヘ

響(安すぎる気がするぞ…………)


8:2015/05/15(金) 22:27:04.21 ID:7VsDBEv50

美希「この扉を開けると…………」

響「開けると……?」

美希「お手洗いなのー!」

響「わーい!」

美希「しかも、音姫付きだよ!」

響「独り暮らしだからいらないんじゃないの?」

美希「急に真面目なツッコミをするのは止めてほしいの」


9:2015/05/15(金) 22:33:14.70 ID:7VsDBEv50

響「……あれ?

  これ……、水はどうやって流すの?」

美希「え?それは、レバーか何かで……」

響「横に何も無いよ?」

美希「そんな筈は…………、あっ、上にヒモが垂れてる。これを使うんだよ」

響「へぇー、珍しいタイプだね」

美希「水が流せないかと思ってびっくりしたよもう」

響「あっ、でも……」

美希「でも?」

響「便座に座ったら手が届かないんじゃない?」


10:2015/05/15(金) 22:38:14.74 ID:7VsDBEv50

美希「……大丈夫だよ」

響「ちょっと試してみたら?」

美希「うん……」ヨッコラショ

響(もしかしてこの家…………)

美希「あっ、ギリギリ!ギリギリセーフ!

   ちょっと飛び跳ねれば届きそう!」

響「それはセーフとは言わないよ……」


11:2015/05/15(金) 22:43:30.88 ID:7VsDBEv50

美希「ホラ!」ピョン

クイッ

チョロ…ロ……

響「……」

美希「いやー、よかったね」

響「……水、弱くない?」

美希「……そう?」

響「弱いよ」

美希「だ、大丈夫だよ。だって、ミキの新居だよ?」

響「その理屈の意味は置いといて……、ちょっと確かめたい事があるからシャワー使っていい?」

美希「え?いいけど……」


13:2015/05/15(金) 22:51:21.92 ID:7VsDBEv50

響「じゃあ、シャワー流してみるね」

美希「う、うん」

キュッ

ジョボボ……

響「わぁ!冷たい!」

美希「何やってるのひびき……、もっと勢いよく出さないと。

   肘まで濡れてるよ?」

響「……今の、結構強めに捻ったよ」

美希「……た、溜めて使うからいいもん」

響「流しも見てくるね!」

美希「見なくていいよ!」

響「良くないって!」


14:2015/05/15(金) 22:59:07.00 ID:7VsDBEv50

響「じゃあ、水を出してみるね」

美希「いいって言ってるのに……」

キュッ



プッシューーーーーーーーーァ!!!!!!!

ドドドドドドドドド

響「うわぁ!!」

美希「キャァ!?!?」

響「つっ、強すぎるよ!!!

  ジェットライターみたいじゃん!!!

  何コレ!?風呂トイレの分こっちから出てるんじゃないの!?」

美希「で、出てるならいいでしょ!?」

響「出過ぎだよ!こんなんじゃお皿洗えないよ!

  ていうかお皿吹っ飛ぶよ!!」

美希「シャワーで洗うからいいもん!」

響「よくない!」


15:2015/05/15(金) 23:05:27.76 ID:7VsDBEv50

美希「あ、あんまり悪い事言わないでよ……!ミキ、ここに住むんだよ?」

響「いや、ダメな所はハッキリさせないと」

美希「ちょっとぐらいなら我慢するよ……」

響「…………今まで言わないでおいたけど、悪い点はちょっとじゃないよ」

美希「えっ?例えば?」

響「怒られたおじさんの部屋、覚えてる?107だよ。この部屋102でしょ?

  騒がしかったとは言え、音が貫通しすぎだよ」

美希「そ、そういえば……」


16:2015/05/15(金) 23:10:18.90 ID:7VsDBEv50

響「あと、玄関のドアも内開きだし」

美希「……どういう事?」

響「普通は玄関のドアって外開きなんだよ。内開きだと、ドア開ける時に玄関の靴を薙ぎ払う事になるでしょ?」

美希「な、なるほど……」

響「しかも、ドア開けて家入って靴脱いでドア閉じたら、靴が外に出ちゃうんだよ?

  知らない人が見たら『あれ〜?あの人ドア開ける前に靴脱いでるの??』……ってなっちゃうよ!」

美希「……でもホラ、共同玄関にオートロック付いてるんだよ?プラマイゼロだよ!」

響「オートロックは機能してないよ。非常口が出入り自由だからね。

  荷物運んでる最中も、途中からは面倒だからそっちから入ってきてたし」

美希「なんてこったいなの……」


18:2015/05/15(金) 23:17:44.10 ID:7VsDBEv50


響「管理者に電話しよう」

美希「べ、別にいいよ……」

響「こういう事は早めに対処しないと駄目なんだよ」

美希「でも、既に住民トラブル起こしたのに、また何かするのは……」

響「ダーメ!まあ、玄関とかは分かんないけど、水回りはどうにかなるかもよ?

  まったく、こういう所引っ込み思案なんだから……。

  えっと、電話番号は……、あっ、書いてある」ポパピ

美希「…………ありがとね」

響「いや、それはいいんだけど……、……あれ?あれ?」

美希「ウロウロして、何か探してるの?」

響「……電波探してる」

美希「…………まさか……」

響「美希の携帯でも確認してみて」

美希「…………け、圏外だ……」

響「……………………じ、自宅が圏外って……」


20:2015/05/15(金) 23:28:42.29 ID:7VsDBEv50

一つ飛ばしてました。18と19の間にこれが入ります。


美希「うぅ…………玄関も洗面所も圏外なの……」

響「やっぱり……」

美希「そして、洗面所の隙間に携帯落としちゃったの……」

響「ええっ!?何してるの……。

  ていうか、なんでそんな所に隙間があるの?」

美希「別に隙間くらいは普通の家でもあるでしょ!」

響「無いよ。普通じゃない」

美希「普通だよ!問題ないって!」

響「もう携帯落としちゃってるじゃん」

美希「ホントだ……!」ハッ


19:2015/05/15(金) 23:22:50.04 ID:7VsDBEv50

美希「……」

響「……あれ?」

美希「……また何か見つけたの?」

響「見つけたっていうか…………、何だか臭わない?下水の臭い」スンスン

美希「た、確かに……。

   ……キッチンの方から臭ってくるね……」

響「さっき水出したからかな……?

  換気するね」

美希「ハァ……、次から次に…………、もう……」

響「うわっ」

美希「……今度は何?」

響「…………この”景色”は、了承して入居してるんだよね?」

美希「え?」

響「窓の外……、墓地だよ?」

美希「」


21:2015/05/15(金) 23:38:41.18 ID:7VsDBEv50

響「……あれ?」

美希「……また何か見つけたの?」

響「見つけたっていうか…………、何だか臭わない?下水の臭い」スンスン

美希「た、確かに……。

   ……キッチンの方から臭ってくるね……」

響「さっき水出したからかな……?

  換気するね」

美希「ハァ……、次から次に…………、もう……」

響「うわっ」

美希「……今度は何?」

響「…………この”景色”は、了承して入居してるんだよね?」

美希「景色?」

響「窓の外……、墓地だよ?」

美希「」


22:2015/05/15(金) 23:40:46.87 ID:7VsDBEv50

美希「こ、こんなの別に近くないよ」

響「近いよ」

ガララッ

響「触れるよ。『井之上家』」ペタペタ

美希「うぅ……知らなかった……」

響「えっ!?」

美希「だ、だって!内見に来たの夜だったもん!」

響「どうして夜に内見を……」

美希「マンションの人が、夜に来てくださいって……」

響「普通は内見って昼だよ……」

美希「しょ、しょうがないでしょ!?そんなルール知らないもん」

響「いや、美希が悪い訳じゃないんだって。

  お墓とかの心理的な難でも説明の義務はあるんだよ。完全に業者が悪いよ」

美希「もう嫌……」


23:2015/05/15(金) 23:45:33.14 ID:7VsDBEv50

響「さてと……、まずは美希の携帯をどうにかしよっか」

美希「うん、長い棒か何か……、なんて都合よく無いよね……」

響「ハンガーとか使えばいいんじゃない?」

美希「なるほど!響ってば、今日は何だかスッゴク頼もしいの!」

響「そ、そんなことないぞ///」

美希「あるの。響がいなかったら、極めてたいへんな事態に陥っていたの」

響「ホントにね」

美希「じゃあ、取り出してくるね!」


24:2015/05/15(金) 23:49:54.82 ID:7VsDBEv50

美希「ひびき!見て見て!」

響「……また新たな問題?」

美希「違うよ、ほら、500円玉!落ちてた。隙間に」

響「そっか、よかったね……」ハハッ

美希「ヒサンな状況に置かれた為にちょっとした幸せが愛おしいの!」

響「冷静だな……。携帯は?」

美希「取れたよ、ホラ。

   綺麗にしておきたいし、他の所も見てくるね!」

響「空き部屋の清掃が甘いのは良くないけど……」

美希「もうそんな些細な事は気にならないの!」

響「ねー」


25:2015/05/15(金) 23:54:37.53 ID:7VsDBEv50

美希「ひびきー!来て来て!」

響「……何?」

美希「はい、1000円札!」

響「これも見つけたの?」

美希「うん、カーペットの隙間に刺さってたの」

響「隙間多いな……」

美希「しかも2枚!もう2500円だよ!」

響「ちょっと嬉しいね。お正月の交通整理のバイトの時給くらいあるじゃん」

美希「ひびきの下積み時代を垣間見たの」

響「この分だと、もっといっぱい出てくるかもね」

美希「百万円くらい出てきたらどうする!?」

響「引っ越せば?」

美希「うん!!」


26:2015/05/15(金) 23:59:55.64 ID:7VsDBEv50

美希「あっ、何だかこのカーペットだけ剥がせそう」

響「破っちゃ駄目だよ?」

美希「分かってる分かってる!えい」

ベロン

響「………………………………………………………………」

美希「……………………………………………………………………」

響「…………赤黒いね」

美希「いや、まだ分からないよ。まだ分からない」

響「…………あっ、御札が張ってある」

美希「そう……ですか…………」

響「おさつかと思ったら、おふだでしたー!」

美希「……」

響「ナンチャッテ」

美希「……中々面白いの」

響「ありがと」


27:2015/05/16(土) 00:06:05.54 ID:lMN8C+FJ0

prrr!!

美希「あっ、電話なの」

響「えっ…………?

  け、圏外じゃなかったの……?」

美希「あっ……。

   えっと、圏外じゃなかったのかも!よかったよかった!」

響「こっちの携帯は、まだ圏外だよ」

美希「よ、余計な情報を……!!」

prrrrrrrrrr!!

響「出なよ」

美希「えっなんで!?やだ!!」

響「お化けとは限らないよ」

美希「そのワードを口にしてはならないの!!」


29:2015/05/16(土) 00:10:29.04 ID:lMN8C+FJ0

prrrrrr!!

美希「……」プルプル

ピッ

美希「も、もも、も、もし…もし……?」

美希「あっ!貴音ぇ!」

響(なんだ貴音か……)

美希「……ええ?何それ?

   えっ??

   あっ、ちょっとたかねぇ!」

響「……」

美希「……切れちゃった」

響「……何て?」

美希「その……、よく分からないんだけど……」

響「うん……」

美希「いきなり、『大丈夫ですか!?』って……」

響「だ、大丈夫って……、何……?」

美希「で、急に切れちゃった……」

響「なるほど……」

美希「あっ、もう圏外になってる」ハハッ


30:2015/05/16(土) 00:15:47.20 ID:lMN8C+FJ0

響「……」

美希「……」

響「そろそろ帰ろうかな……」

美希「ええっ!!?泊まっていってよ!!」

響「泊まっ…………!」

美希「……」

響「じゃあ、これ……」

美希「えっ!?マリ子持って行っちゃうの!?」

響「いや……、ここに供えておくよ……」

美希「どうも……」


31:2015/05/16(土) 00:18:54.01 ID:lMN8C+FJ0

響「……じゃあ…………」

美希「……」

響「ウチ来る?」

美希「うん!!!」

響「荷物は?」

美希「引越し屋さんに頼む!!」

響「この部屋は?」

美希「もう来ない!!」

響「よし!さっさと出て行こう」

パタン!!

響「うっひゃあ!」

美希「マリ子が倒れた……」

響「やっぱマリ子持って帰る!!」

美希「急いで!!」


☆おわり☆


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