1:2015/03/16(月) 23:57:07.12 ID:0/UNHwgS0.net

給湯室


タロー「ねー大ちゃん、大ちゃん」

平岡「あん?」

タロー「大ちゃんって彼女いないの?」

平岡「急になんだよ。いねーよ」

タロー「そっか、そっか」

平岡「そういうお前はいんのかよ」

タロー「そりゃー女の一人や二人は余裕でいるでしょ。……そういう風に言える男になりたい」

平岡「結局いねーのかよ」


5:2015/03/16(月) 23:59:33.08 ID:0/UNHwgS0.net

タロー「んじゃ話変わってムサニなら誰を彼女にしたい?」

平岡「はー? ガキかよ」

タロー「いいじゃんいいじゃん。男なんだし。ね!」

平岡「……お前はいんの?」

タロー「うーん、宮森は色気が足りないし、矢野さんは怖い」

平岡「確かに矢野は怖いな」

タロー「それに胸もないし。安藤さんは腐ってるし、佐藤さんは真面目すぎて合わないなー」

平岡「……」


12:2015/03/17(火) 00:04:08.67 ID:c3IbtbUr0.net

タロー「やっぱ安原さんか興津さんかなー」

平岡「興津さんは苦手だ」

タロー「マジで? あと今井さんはノリよくてよさそうじゃない?」

平岡「今井さん?」

タロー「ちょっと大ちゃん、仲間の名前くらい覚えよーよ! 設定制作のバイトの子だって!」

平岡「あー……」

タロー「実は何気に三女一話の鑑賞会の時に隣キープしました!」

平岡(そういえば暴言吐いたこと謝ってねーな。……謝った方がいいよな……)

タロー「んじゃ次は大ちゃんね!」

平岡「……悪いな。俺はやさぐれてたから女をじっくり見る余裕はなかったよ」スタスタ


18:2015/03/17(火) 00:06:23.71 ID:c3IbtbUr0.net

タロー「ちょっと大ちゃーん。それはないんじゃないのー?」


エリカ「タロー、仕事さぼって楽しくお喋り?」


タロー「」ギクッ

エリカ「余裕じゃん」

タロー「……や、矢野さん、いつからいたんすか……」ガクガク

エリカ「みゃーもりの色気がないってところから」

タロー「」

エリカ「タロー、屋上に行くよ」

タロー「しゃっす……」


22:2015/03/17(火) 00:08:01.95 ID:c3IbtbUr0.net

平岡(しかし謝ると言ってもどう謝れば……。とりあえず後回しでいいか)

平岡「久乃木さん、リテイクお願いします」

愛「はっ! (はい!)」

平岡(安原さんいねーのかよ。誰かこいつの通訳雇えよ)

平岡「瀬川さんからパンモロのマンスジが足りないとのことです」

愛「まっ!? (マンスジって何ですか!?)」

平岡「……」

愛「パ、パ、パっ!」


24:2015/03/17(火) 00:09:06.25 ID:Q+EQq8AY0.net



27:2015/03/17(火) 00:10:18.25 ID:c3IbtbUr0.net

平岡(誰か助けろよ。また目が腐っちまうだろうが)


りーちゃん「平岡さん、どうしたんですか?」


平岡「」ビクッ

りーちゃん「驚きすぎですよ」

平岡「あ、いや……」

りーちゃん「それでどうしたんです?」

愛「」オロオロ

平岡「久乃木さんが何を言ってるのかわからない」ボソッ

りーちゃん「なるほど。それで自分に任せて下さいっす!」


31:2015/03/17(火) 00:12:36.50 ID:c3IbtbUr0.net

平岡「わ、わかるのか?」

りーちゃん「はい。絵麻先輩を見ててわかるようになりました!」

平岡「んじゃこれなんだけど」

りーちゃん「リテイクっすか?」

平岡「……」

平岡(ってこれじゃセクハラじゃねーか! いや、仕事なんだからセクハラじゃないか。しかし相手はバイトだし……)

りーちゃん「ふむふむ。久乃木さん、パンモロのマンスジが足りないそうですが何か質問あります?」

愛「まっ!? (マンスジって何ですか!?)」

りーちゃん「なるほど。マンスジなら同人誌で星の数ほど書いてきた。任せてください、だそうです」


33:2015/03/17(火) 00:14:40.12 ID:c3IbtbUr0.net

愛「っ!?」

平岡「よくわかるな」

愛「ちっ! (違う!)」

りーちゃん「畜生、作監の瀬川を舐めてたぜ。まさかマンスジにこだわりがある奴だとはな、って言ってます」

愛「」

平岡「すげーな」

りーちゃん「」エッヘン


35:2015/03/17(火) 00:17:39.53 ID:c3IbtbUr0.net

平岡「それじゃ久乃木さん、今日中にお願いします」

愛「まっ! (待ってください!)」

りーちゃん「任せろ、今日中どころか二時間で終わらせる、だそうです。凄いっす!」

愛「」

平岡「それじゃ二時間後に取りに来ます」

りーちゃん「久乃木さん、お疲れ様っす」


39:2015/03/17(火) 00:20:04.34 ID:c3IbtbUr0.net

給湯室


平岡「ほらコーヒー」

りーちゃん「あ、すみません」

平岡「」チャポンチャポン

りーちゃん「平岡さん、甘党なんですね」

平岡「人生は苦いからコーヒーくらい甘くていいんだよ」

りーちゃん「なんかかっこよく聞こえるっす」

平岡(よし、今が謝る絶好の機会だな)

平岡「えっと、あの……」


46:2015/03/17(火) 00:24:16.48 ID:c3IbtbUr0.net

りーちゃん「そうだ。回収する時わたしもついていくっす」

平岡「あ、ああ。頼んだ」

りーちゃん「任せてください。久乃木さんの二代目通訳としてがんばりマスタング!」

平岡「それどういう意味なんだ?」

りーちゃん「特に意味はないです」

平岡「ないのかよ!」

りーちゃん「それより平岡さんと話すのも久しぶりですね」

平岡「……ああ」


48:2015/03/17(火) 00:25:00.52 ID:c3IbtbUr0.net

りーちゃん「前はいきなり暴言吐かれたんでびっくりしました」

平岡「……あー、その、悪かった」ペコリ

りーちゃん「」

平岡「イライラしてて八つ当たりしちまった」

りーちゃん「平岡さん、謝れるんですね」

平岡「どういう意味だ!?」

りーちゃん「いえ、素直に謝られるとは思ってなかったのでびっくりしただけです」

平岡「……円さんにも謝ってたろうが……」


50:2015/03/17(火) 00:27:23.41 ID:c3IbtbUr0.net

りーちゃん「円さんは同い年。わたしは年下の女子じゃないっすか。しかもバイトの」

平岡「本当は根に持ってるだろ!」

りーちゃん「持ってないです。ただ動揺したのは事実です」

平岡「……」

りーちゃん「ちなみにおい先輩に同じようなこと言ったことないんですか?」

平岡「おい先輩って誰だよ」

りーちゃん「あ、宮森先輩です」

平岡「デスクね。……女だからとは言ったことねーな。暴言吐いたことあるけど」

りーちゃん「暴言吐きまくりっすね。将来有望なDV男っすか……」


52:2015/03/17(火) 00:31:08.40 ID:c3IbtbUr0.net

平岡「しねーよ!」

りーちゃん「冗談っすよ。まーおい先輩は顔はいいすけど残念な体型ですからね」

平岡「先輩に対してひでーな」

りーちゃん「あの人パット結構入れてるんすよ」

平岡「いれてあれかよ」

りーちゃん「ちなみに自分はいれてないです!」

平岡「うっ」ドキッ

りーちゃん「話戻りますけど、わたしにだけああいうこと言ったってことは、わたしを女として見てくれたってことっすよね」

平岡「……まぁ、その……」


53:2015/03/17(火) 00:31:56.50 ID:c3IbtbUr0.net

りーちゃん「わたし、男の人に暴言吐かれたの初めてでした」

平岡「だから悪かったって言ってるだろ」

りーちゃん「そうじゃなくて、なんていうんすかね、女として意識されてることにドキっとしたんすよ」

平岡「え」

りーちゃん「今まで高校も大学も女子しかいなかったので、男の人に暴言吐かれたり意識されたりしたことないんですよね」

平岡「師匠とか監督とよく一緒にいるだろ。十分意識されてると思うけど」

りーちゃん「年がだいぶ離れてますし娘みたいなもんしか思われてないっすよ。むしろあっちが枯れているか」

平岡「お前、口わりーな……」

りーちゃん「平岡さんには言われたくないっすね」


56:2015/03/17(火) 00:36:32.03 ID:c3IbtbUr0.net

平岡「……」

りーちゃん「平岡さんを見ると変な感じがするんすよね。とりあえずこの気持ちが何なのか知りたいので手伝って欲しいです」

平岡「具体的に何をすればいいんだよ」

りーちゃん「そうっすね。とりあえずキスしましょうか」

平岡「」

りーちゃん「さ、目を瞑ってください」

平岡「は? はぁぁぁぁ!?」

りーちゃん「冗談です」クスッ

平岡「」


57:2015/03/17(火) 00:37:36.53 ID:c3IbtbUr0.net

りーちゃん「職場でするわけないじゃないっすか」

平岡「くっ///」

りーちゃん「顔赤くしちゃって可愛いっすね」ナデナデ

平岡「やめろ」パシッ

りーちゃん「あ、悪乗りしすぎましたね。すみません」

平岡「たくっ」

りーちゃん「とりあえず次の日曜にデートしましょう」

平岡「日曜はプリキュアがあるから駄目だ」


58:2015/03/17(火) 00:39:24.43 ID:7Dp+6mh9d.net

プリキュアならしょうがない


60:2015/03/17(火) 00:39:32.73 ID:c3IbtbUr0.net

りーちゃん「朝9時には終わるじゃないっすか……」

平岡「七つの大罪も見ないといけねーからな」

りーちゃん「だいぶ時間空いてるっすよ!?」

平岡「夜のヤッターマンもやるからな」

りーちゃん「……そうですか。そんなにわたしとデートしたくないんすね……」ウルッ

平岡「うっ」

りーちゃん「酷いっす。また平岡さんに傷つけられました」シクシク

平岡「うぐっ」


62:2015/03/17(火) 00:40:35.66 ID:c3IbtbUr0.net

りーちゃん「この前のこと会社にばれるとまずいと思って誰にも言ってないのに。誰にも言ってないのに」シクシク

平岡「……わかったよ。行けばいいんだろ。行けば!」

りーちゃん「はい。それじゃ詳細は追って連絡しまっす!」ニコッ

平岡「」

りーちゃん「とりあえずライン教えてください」

平岡「嘘泣きかよ……」

りーちゃん「当たり前です。そんな簡単に泣くわけないじゃないっすか。女はけっこう強いんすよ」


63:2015/03/17(火) 00:41:40.02 ID:c3IbtbUr0.net

会議室


みゃーもり「りーちゃん。日曜って暇?」

りーちゃん「日曜っすか」

みゃーもり「うん。みんなでドーナツ店巡りでもしない?」

りーちゃん(どんだけドーナツ好きなんすか……)

りーちゃん「すみません。日曜は予定が入ってるんすよ」

りーちゃん(予定がなくても行かないっすけど)

みゃーもり「そっか。お出かけ?」


64:2015/03/17(火) 00:42:20.71 ID:c3IbtbUr0.net

りーちゃん「はい。人生初デートっす」

みゃーもり「え? デートっ!?」

りーちゃん「はい!」

みゃーもり「も、もしかして彼氏?」

りーちゃん「違いっす。ただ……」

みゃーもり「ただ?」

りーちゃん「これから落とす予定っす☆」


68:2015/03/17(火) 00:43:55.98 ID:c3IbtbUr0.net

おわり
付き合ってくれてありがとう

前にずかちゃんとみゃーもりの投下したやつです
絵麻のもやりたいんだけど平岡が刺さられて終わる以外思いつかない