1: :2017/12/12(火) 00:42:36.64 ID:nuJrL8JU0
(ある日)
凛「ねぇ、奈緒知ってる? プロデューサーってツンツンしてくる子が好きなんだってさ」
奈緒「そうなのか?」
凛「確かなまゆ筋の情報らしいよ」
奈緒「…へぇ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1513006956
凛「ねぇ、奈緒知ってる? プロデューサーってツンツンしてくる子が好きなんだってさ」
奈緒「そうなのか?」
凛「確かなまゆ筋の情報らしいよ」
奈緒「…へぇ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1513006956
2: :2017/12/12(火) 00:43:14.48 ID:nuJrL8JU0
(別の日)
P「…」(仕事中)
カタカタカタ...カチッ
カタカタカタ...カタカタカタ...
ヒョコリ
奈緒「…」ジ-
P「…」
奈緒「…」ツンツン
P「…あぅっ」
P「…」(仕事中)
カタカタカタ...カチッ
カタカタカタ...カタカタカタ...
ヒョコリ
奈緒「…」ジ-
P「…」
奈緒「…」ツンツン
P「…あぅっ」
3: :2017/12/12(火) 00:44:02.86 ID:nuJrL8JU0
奈緒「…」
P「…奈緒」
奈緒「な、なんだよ…///」ドキドキ
P「突然、脇腹は突くのはやめなさい」
奈緒「…」
奈緒「え、それだけ?」
P「うん、それだけ。仕事終わったら一緒に帰ろう。それまで待ってくれるか?」
奈緒「...おう」
P「ん。じゃ、待ってて」
P「…奈緒」
奈緒「な、なんだよ…///」ドキドキ
P「突然、脇腹は突くのはやめなさい」
奈緒「…」
奈緒「え、それだけ?」
P「うん、それだけ。仕事終わったら一緒に帰ろう。それまで待ってくれるか?」
奈緒「...おう」
P「ん。じゃ、待ってて」
4: :2017/12/12(火) 00:44:56.11 ID:nuJrL8JU0
カタカタカタカ...カチッ
カタカタカタ...
奈緒「…」ム-
P「…」
奈緒「…」ツンツンツ-ン
P「…あうっ」
奈緒「…」ジ-
P「...奈緒」
奈緒「なに?」
カタカタカタ...
奈緒「…」ム-
P「…」
奈緒「…」ツンツンツ-ン
P「…あうっ」
奈緒「…」ジ-
P「...奈緒」
奈緒「なに?」
5: :2017/12/12(火) 00:45:30.98 ID:nuJrL8JU0
P「あとちょっとで終わるから。仕事終わるまで大人しくしてくれる?」
奈緒「…ツンツンしちゃダメなのか?」
P「ダメです」
奈緒「…うん」
奈緒「…」
奈緒「(おかしいな…プロデューサーさんはツンツンされるのが好きなんだよな?)」
奈緒「(でも、少し困ったような顔をしてる…)」
奈緒「(なんでだよ…好きなら素直になれっての)」
奈緒「…ツンツンしちゃダメなのか?」
P「ダメです」
奈緒「…うん」
奈緒「…」
奈緒「(おかしいな…プロデューサーさんはツンツンされるのが好きなんだよな?)」
奈緒「(でも、少し困ったような顔をしてる…)」
奈緒「(なんでだよ…好きなら素直になれっての)」
6: :2017/12/12(火) 00:46:12.80 ID:nuJrL8JU0
奈緒「…」ムス-
奈緒「…」
P「…」
カタカタカタカ...
カチッ...カタカタカタ...
奈緒「…」
スッ...チョンチョンチョン
P「…あの」
奈緒「うん?」
奈緒「…」
P「…」
カタカタカタカ...
カチッ...カタカタカタ...
奈緒「…」
スッ...チョンチョンチョン
P「…あの」
奈緒「うん?」
7: :2017/12/12(火) 00:46:43.91 ID:nuJrL8JU0
P「頬をちょんちょんしてくるのも禁止です」
奈緒「…これもダメなのか」
P「ダメです」
奈緒「…」ハッ
奈緒「(もしかして…これはツンデレってやつか)」
奈緒「(本当は好きなのに好きじゃないような態度を取っちゃうような面倒臭いやつか!)」
奈緒「(まったく…プロデューサーさんは仕方ないなー♪)」
奈緒「…これもダメなのか」
P「ダメです」
奈緒「…」ハッ
奈緒「(もしかして…これはツンデレってやつか)」
奈緒「(本当は好きなのに好きじゃないような態度を取っちゃうような面倒臭いやつか!)」
奈緒「(まったく…プロデューサーさんは仕方ないなー♪)」
8: :2017/12/12(火) 00:47:11.50 ID:nuJrL8JU0
奈緒「プロデューサーさん。あたしのことなんて気にせず仕事に集中しろよ」キリッ
P「えぇ…理不尽だ…」
奈緒「理不尽じゃねーよ♪」チョンチョン
P「…」
P「仕方ない…頑張るか」
奈緒「♪」チョンチョン
コソリ
凛「構ってもらえて嬉しいんだろうね」
加蓮「…だろうね」
P「えぇ…理不尽だ…」
奈緒「理不尽じゃねーよ♪」チョンチョン
P「…」
P「仕方ない…頑張るか」
奈緒「♪」チョンチョン
コソリ
凛「構ってもらえて嬉しいんだろうね」
加蓮「…だろうね」
9: :2017/12/12(火) 00:47:40.92 ID:nuJrL8JU0
(次の日)
奈緒「おーっす。プロデューサーさんいるんだろー♪」
P「zzz...」
奈緒「…なんだよ。寝てんのかよ」
P「zzz…」
奈緒「…」プク-
奈緒「おーっす。プロデューサーさんいるんだろー♪」
P「zzz...」
奈緒「…なんだよ。寝てんのかよ」
P「zzz…」
奈緒「…」プク-
10: :2017/12/12(火) 00:48:08.43 ID:nuJrL8JU0
奈緒「…」コソリ
ツンツンツ-ン
P「…」ピクッ
P「ん…ふぁぁっ…」
奈緒「おはよ」
P「おはよう…」
P「…」キョロキョロ
奈緒「どうしたんだ?」
P「いま誰か俺の脇腹を突っついてーーー」
奈緒「そんなわけないだろ。何言ってんだよ」
P「…」
ツンツンツ-ン
P「…」ピクッ
P「ん…ふぁぁっ…」
奈緒「おはよ」
P「おはよう…」
P「…」キョロキョロ
奈緒「どうしたんだ?」
P「いま誰か俺の脇腹を突っついてーーー」
奈緒「そんなわけないだろ。何言ってんだよ」
P「…」
11: :2017/12/12(火) 00:48:47.01 ID:nuJrL8JU0
奈緒「どうかしたのか。プロデューサーさん?」
P「奈緒」
奈緒「何?」
P「誓って俺の脇腹を突いてないと言えるか?」
奈緒「当たり前だろ。なんであたしがプロデューサーさんの脇腹なんかツンツンしなきゃいけないんだよ」
P「…」
奈緒「なんだよ」
P「ツンツンとは言ってないぞ?」
P「奈緒」
奈緒「何?」
P「誓って俺の脇腹を突いてないと言えるか?」
奈緒「当たり前だろ。なんであたしがプロデューサーさんの脇腹なんかツンツンしなきゃいけないんだよ」
P「…」
奈緒「なんだよ」
P「ツンツンとは言ってないぞ?」
12: :2017/12/12(火) 00:49:23.47 ID:nuJrL8JU0
奈緒「…」
P「…」
奈緒「もう過ぎたことをぐちぐち言うなよ。まったく」ツンツン
P「あぅっ。ごめん」
奈緒「許さない」
P「何でもするから許して」
奈緒「…」
奈緒「じゃあ…ハグしろよ」
P「…」
P「…」
奈緒「もう過ぎたことをぐちぐち言うなよ。まったく」ツンツン
P「あぅっ。ごめん」
奈緒「許さない」
P「何でもするから許して」
奈緒「…」
奈緒「じゃあ…ハグしろよ」
P「…」
13: :2017/12/12(火) 00:49:49.85 ID:nuJrL8JU0
奈緒「…は、早くしろって。ばか///」
P「よしきた」ギュ-
奈緒「…えへへ♪」ムフ-
P「いかがでしょう」ギュ-
奈緒「…悪くはないかなー♪」ニマニマ
コソリ
凛「どう思う?」
加蓮「奈緒だね」
凛「うん。奈緒だね」
P「よしきた」ギュ-
奈緒「…えへへ♪」ムフ-
P「いかがでしょう」ギュ-
奈緒「…悪くはないかなー♪」ニマニマ
コソリ
凛「どう思う?」
加蓮「奈緒だね」
凛「うん。奈緒だね」
14: :2017/12/12(火) 00:50:21.03 ID:nuJrL8JU0
(別の日)
裕子「さいきっくぅぅぅー…テレポーテーションっ!!」カッ!!
P「ぬぉぉぉっ!!」
裕子「むむ…ムムムーン!!」
P「頑張れぇぇぇっ!!」
奈緒「…」チラッ
キャッキャ♪
奈緒「…」プク-
裕子「さいきっくぅぅぅー…テレポーテーションっ!!」カッ!!
P「ぬぉぉぉっ!!」
裕子「むむ…ムムムーン!!」
P「頑張れぇぇぇっ!!」
奈緒「…」チラッ
キャッキャ♪
奈緒「…」プク-
15: :2017/12/12(火) 00:50:48.73 ID:nuJrL8JU0
裕子「むむっ…何やら悩みを抱えた人の波動をキャッチしました!」
P「本当か?」
裕子「はい! 私のさいきっくに間違いなどありません! 探してきます!」
タッタッタッ...
P「…」
奈緒「…」コソリ
ソッ...ツンツンツンツ-ン
P「あうっ、あうっ、あうっ」
奈緒「…」プクッ
P「本当か?」
裕子「はい! 私のさいきっくに間違いなどありません! 探してきます!」
タッタッタッ...
P「…」
奈緒「…」コソリ
ソッ...ツンツンツンツ-ン
P「あうっ、あうっ、あうっ」
奈緒「…」プクッ
16: :2017/12/12(火) 00:51:19.08 ID:nuJrL8JU0
P「不意打ちはやめるんだ。奈緒」
奈緒「ずいぶん楽しそうだったなー」プク-
P「まあ」
奈緒「…」プイッ
P「拗ねてる?」
奈緒「拗ねてなんかねーよ!」プイッ
P「ごめんて」
奈緒「ふんだ!」プク-
P「…」
奈緒「…」プク-
奈緒「ずいぶん楽しそうだったなー」プク-
P「まあ」
奈緒「…」プイッ
P「拗ねてる?」
奈緒「拗ねてなんかねーよ!」プイッ
P「ごめんて」
奈緒「ふんだ!」プク-
P「…」
奈緒「…」プク-
17: :2017/12/12(火) 00:51:48.51 ID:nuJrL8JU0
P「…」
奈緒「…あのさ」
P「うん?」
奈緒「…この後…ご飯連れてってくれよ」
P「いいよ」
奈緒「…へへへ♪」
奈緒「…あのさ」
P「うん?」
奈緒「…この後…ご飯連れてってくれよ」
P「いいよ」
奈緒「…へへへ♪」
18: :2017/12/12(火) 00:52:27.46 ID:nuJrL8JU0
P「可愛い」
奈緒「うるさい♪」ツンツン
P「あうっ」
コソリ
凛「あれはなんでしょう」
加蓮「究極可愛い生命体です」
凛「ですね」
奈緒「うるさい♪」ツンツン
P「あうっ」
コソリ
凛「あれはなんでしょう」
加蓮「究極可愛い生命体です」
凛「ですね」
19: :2017/12/12(火) 00:52:56.59 ID:nuJrL8JU0
(別の日)
P「ていうかさ」
奈緒「ん?」ツンツン
P「最近、なんで奈緒はツンツンしてるわけ?」
奈緒「プロデューサーさん。ツンツンされるのが好きなんだろ?」ツンツン
P「いや、好きじゃないよ」
奈緒「…」
P「…」
P「ていうかさ」
奈緒「ん?」ツンツン
P「最近、なんで奈緒はツンツンしてるわけ?」
奈緒「プロデューサーさん。ツンツンされるのが好きなんだろ?」ツンツン
P「いや、好きじゃないよ」
奈緒「…」
P「…」
20: :2017/12/12(火) 00:53:29.55 ID:nuJrL8JU0
奈緒「嘘?」
P「いや本当。むしろうっとおしい」
奈緒「!」ガ-ン
奈緒「な、なんだよ…ツンツンされるのが好きだって聞いてたのに…うっとおしかったのか…?」
P「うん」
奈緒「…ごめん」ショボ-ン
P「いや本当。むしろうっとおしい」
奈緒「!」ガ-ン
奈緒「な、なんだよ…ツンツンされるのが好きだって聞いてたのに…うっとおしかったのか…?」
P「うん」
奈緒「…ごめん」ショボ-ン
21: :2017/12/12(火) 00:53:55.26 ID:nuJrL8JU0
P「気にするなよ。可愛いかったぞ」
奈緒「か、可愛いとか…一応、申し訳ないって思ってんだからさ…そういうこと言うのやめろよ…///」
P「可愛い」
奈緒「う、うるさいっ!」
P「奈緒は可愛いなー」
スッ...ギュ-
奈緒「あぅ…うっさい…ばか…///」ギュ-
奈緒「…エヘヘ♪」スリスリ
奈緒「か、可愛いとか…一応、申し訳ないって思ってんだからさ…そういうこと言うのやめろよ…///」
P「可愛い」
奈緒「う、うるさいっ!」
P「奈緒は可愛いなー」
スッ...ギュ-
奈緒「あぅ…うっさい…ばか…///」ギュ-
奈緒「…エヘヘ♪」スリスリ
22: :2017/12/12(火) 00:54:32.64 ID:nuJrL8JU0
コソリ
凛「ツンツンしてるね」
加蓮「してるねー。デレデレもしてるけど」
凛「とにかく可愛いね」
加蓮「そうだね可愛いね」
P「…」ギュ-
奈緒「…♪」ニマニマ
終わり
凛「ツンツンしてるね」
加蓮「してるねー。デレデレもしてるけど」
凛「とにかく可愛いね」
加蓮「そうだね可愛いね」
P「…」ギュ-
奈緒「…♪」ニマニマ
終わり
23: :2017/12/12(火) 00:55:14.59 ID:nuJrL8JU0
以上です
お読みいただきありがとうございました
なおかわ
お読みいただきありがとうございました
なおかわ
24: :2017/12/12(火) 01:15:49.50 ID:FW0LXgdT0
なおかわ
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