1: :2018/05/27(日) 20:38:55.10 ID:fppNIK/C0
※このSSは公式で兄弟姉妹がいないアイドルに兄弟姉妹がいたらという妄想のもと構築されています。
ネタは某所から頂きましたが内容はほぼ100%>>1の過度な妄想によって作られています。
全く関係のない前作
モバP「いるわけもない兄弟姉妹の話」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1513004153/
〜星輝子の兄はフィールドワーカー〜
幸子「輝子さんの家に来るのも久しぶりですねぇ……」
輝子「き、今日は……ゆっくりしていってくれ……」
小梅「家族の人は……いないの……?」
輝子「お、親は今日……で、出かけてる……」
幸子「そうなんですか? ……ならこのボクがご飯を作ってあげても……」
輝子「そ、それなんだけど……」
「ただいまー」
輝子「に、兄ちゃんが……作ってくれるらしい……」
小梅「お兄さん……いたんだ……」
輝子「うん……い、いたんだけど……紹介するタイミングなくて……」
幸子「あれ? でもボクたち何度も来てますけど……一度もあったことないですよね?」
輝子「兄ちゃんは昔から……色んなところに飛び回ってる……」
輝子兄「お、久しぶりだな輝子。二人ともいらっしゃい」
幸子「お、お邪魔してます……(なんというか輝子さんに比べて地味というか……」
輝子兄「緊張しなくていいよ、どうせ夕飯作るだけだからね。いつも妹と仲よくしてくれてありがとうね」
小梅「い、いえ……こちらこそ……?(輝子ちゃんに似てない……かな?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1527421134
ネタは某所から頂きましたが内容はほぼ100%>>1の過度な妄想によって作られています。
全く関係のない前作
モバP「いるわけもない兄弟姉妹の話」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1513004153/
〜星輝子の兄はフィールドワーカー〜
幸子「輝子さんの家に来るのも久しぶりですねぇ……」
輝子「き、今日は……ゆっくりしていってくれ……」
小梅「家族の人は……いないの……?」
輝子「お、親は今日……で、出かけてる……」
幸子「そうなんですか? ……ならこのボクがご飯を作ってあげても……」
輝子「そ、それなんだけど……」
「ただいまー」
輝子「に、兄ちゃんが……作ってくれるらしい……」
小梅「お兄さん……いたんだ……」
輝子「うん……い、いたんだけど……紹介するタイミングなくて……」
幸子「あれ? でもボクたち何度も来てますけど……一度もあったことないですよね?」
輝子「兄ちゃんは昔から……色んなところに飛び回ってる……」
輝子兄「お、久しぶりだな輝子。二人ともいらっしゃい」
幸子「お、お邪魔してます……(なんというか輝子さんに比べて地味というか……」
輝子兄「緊張しなくていいよ、どうせ夕飯作るだけだからね。いつも妹と仲よくしてくれてありがとうね」
小梅「い、いえ……こちらこそ……?(輝子ちゃんに似てない……かな?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1527421134
2: :2018/05/27(日) 20:39:45.09 ID:fppNIK/C0
輝子兄「できたぞー。さ、食べてくれ。幸子ちゃんの舌に合えばいいんだけど」
幸子「えっとこれは……あれ? 鳥モツ?」
輝子兄「中学生の夕飯のメニューじゃなくてごめんね?」
幸子「い、いえそれはいいんですけど……」
輝子「に、兄ちゃんは…….えっと……? きのこ集め」
輝子兄「違う。 集めてるのは郷土料理とかおもちゃとかの資料だってなんども話してるだろ」
輝子「で、でも……これ、キノコ入ってる……フヒ……」
輝子兄「お前が言ってたとこ、行ってきたからな。ほれ、写真。地元の人に頼むの大変だったんだぞ?」
小梅「フィールドワーカー……や、山奥で幽霊に会えそう……(キラキラ」
輝子兄「あはは、仕事柄山に入ることは多いけどね……」
輝子「す、すごい……シメジくんの原木がこ、こんなに……フヒ」
幸子「これ美味しいですよ! このボクが保証してあげます!」
輝子「……ヒャッハ」
輝子兄「落ち着け」(チョップ
幸子「えっ」
小梅「あっ」
幸子「えっとこれは……あれ? 鳥モツ?」
輝子兄「中学生の夕飯のメニューじゃなくてごめんね?」
幸子「い、いえそれはいいんですけど……」
輝子「に、兄ちゃんは…….えっと……? きのこ集め」
輝子兄「違う。 集めてるのは郷土料理とかおもちゃとかの資料だってなんども話してるだろ」
輝子「で、でも……これ、キノコ入ってる……フヒ……」
輝子兄「お前が言ってたとこ、行ってきたからな。ほれ、写真。地元の人に頼むの大変だったんだぞ?」
小梅「フィールドワーカー……や、山奥で幽霊に会えそう……(キラキラ」
輝子兄「あはは、仕事柄山に入ることは多いけどね……」
輝子「す、すごい……シメジくんの原木がこ、こんなに……フヒ」
幸子「これ美味しいですよ! このボクが保証してあげます!」
輝子「……ヒャッハ」
輝子兄「落ち着け」(チョップ
幸子「えっ」
小梅「あっ」
3: :2018/05/27(日) 20:40:42.72 ID:fppNIK/C0
輝子「……ご、ごめん兄ちゃん……ちょっとはしゃいだ……」
輝子兄「今は夕飯中、友達も来てるだろ? 後にしなさい」
幸子「し、輝子さん!? だ、大丈夫ですか?」
輝子「い、痛くないぞ。兄ちゃんのチョップ、力入ってないから」
輝子兄「コイツ、テンション上がると大変でしょ? 二人ともやっていいよ」
輝子「に、兄ちゃん……さすがにそれは……」
小梅「えいっ」(ぺちん
幸子「こ、小梅さん!?」
小梅「れ、練習……ダメ……かな?」
輝子「だ、大丈夫だ……さ、幸子ちゃんも……やるか?」(頭差し出し
幸子「むむむ……ふふーん、ボクはボクのカワイさで止めるから問題ないです!」
輝子兄「そっか、輝子にいい友達ができたみたいでなによりだ」
輝子「じ、自慢の友達……ふひ」
輝子兄「今は夕飯中、友達も来てるだろ? 後にしなさい」
幸子「し、輝子さん!? だ、大丈夫ですか?」
輝子「い、痛くないぞ。兄ちゃんのチョップ、力入ってないから」
輝子兄「コイツ、テンション上がると大変でしょ? 二人ともやっていいよ」
輝子「に、兄ちゃん……さすがにそれは……」
小梅「えいっ」(ぺちん
幸子「こ、小梅さん!?」
小梅「れ、練習……ダメ……かな?」
輝子「だ、大丈夫だ……さ、幸子ちゃんも……やるか?」(頭差し出し
幸子「むむむ……ふふーん、ボクはボクのカワイさで止めるから問題ないです!」
輝子兄「そっか、輝子にいい友達ができたみたいでなによりだ」
輝子「じ、自慢の友達……ふひ」
4: :2018/05/27(日) 20:42:01.04 ID:fppNIK/C0
小梅「じゃ、じゃあ……あの場所のことも調べたんですか……?」
輝子兄「ご当地の怪談って調べると色々勉強になるからね。土地柄に密着してるものが多いから」
小梅「わぁ……ここ、一度行ってみたかったけど……山奥だから、行けなくて……そ、それじゃあこれは知ってますか……?」
輝子兄「お、新しい情報はありがたいな。今からレポート纏めないといけないし」
幸子「小梅さんが凄い生き生きとしてますね……」
輝子「兄ちゃんが怪談知りたいって話してたから……こ、小梅ちゃんならわかるかな……って」
幸子「で、ボクは郷土料理の味見ですか。 輝子さんお兄さん想いなんですねぇ」
輝子「そ、そうかな……兄ちゃんには……世話になってるから……」
輝子兄「そうだ、輝子! この前送ってくれたメモな 、役立ったぞ。ありがとうな」(わしゃわしゃ
輝子「そ、そうか……よ、よかった……」
幸子「やっぱりブラコンじゃないですか」
輝子兄「まぁ、2ページ目の説明間違ってたけどな? あのキノコはだな」
輝子「そ、そうだった……こ、今度また教えてくれ……」
輝子兄「了解、レポート終わってからな」
幸子「あ、お兄さんもシスコンなんですねこれ」
輝子兄「ご当地の怪談って調べると色々勉強になるからね。土地柄に密着してるものが多いから」
小梅「わぁ……ここ、一度行ってみたかったけど……山奥だから、行けなくて……そ、それじゃあこれは知ってますか……?」
輝子兄「お、新しい情報はありがたいな。今からレポート纏めないといけないし」
幸子「小梅さんが凄い生き生きとしてますね……」
輝子「兄ちゃんが怪談知りたいって話してたから……こ、小梅ちゃんならわかるかな……って」
幸子「で、ボクは郷土料理の味見ですか。 輝子さんお兄さん想いなんですねぇ」
輝子「そ、そうかな……兄ちゃんには……世話になってるから……」
輝子兄「そうだ、輝子! この前送ってくれたメモな 、役立ったぞ。ありがとうな」(わしゃわしゃ
輝子「そ、そうか……よ、よかった……」
幸子「やっぱりブラコンじゃないですか」
輝子兄「まぁ、2ページ目の説明間違ってたけどな? あのキノコはだな」
輝子「そ、そうだった……こ、今度また教えてくれ……」
輝子兄「了解、レポート終わってからな」
幸子「あ、お兄さんもシスコンなんですねこれ」
5: :2018/05/27(日) 20:42:34.49 ID:fppNIK/C0
輝子兄「じゃ、レポート書かないといけないから。二人ともありがとうね」
幸子「ごちそうさまでした! ふふん、ボクで良ければまた食べてあげます!」
小梅「か、怪談の話なら……また、します……」
輝子兄「次がいつになるかわからないけどね? じゃあ」
(チラリと見える部屋からのぞくドクロと鎖となんか尖った形のギター
(防音されてもわかるくらいの爆音で流れるヘビメタ
(よくよく思い出せばTシャツの柄だけやたらにパンク
幸子(やっぱり輝子さんのお兄さんですね……)
輝子の兄は郷土密着のヘビメタ聴きながら山を歩くフィールドワーカーの大学生。
キノコ知識は輝子よりも上な分野もある。
幸子「ごちそうさまでした! ふふん、ボクで良ければまた食べてあげます!」
小梅「か、怪談の話なら……また、します……」
輝子兄「次がいつになるかわからないけどね? じゃあ」
(チラリと見える部屋からのぞくドクロと鎖となんか尖った形のギター
(防音されてもわかるくらいの爆音で流れるヘビメタ
(よくよく思い出せばTシャツの柄だけやたらにパンク
幸子(やっぱり輝子さんのお兄さんですね……)
輝子の兄は郷土密着のヘビメタ聴きながら山を歩くフィールドワーカーの大学生。
キノコ知識は輝子よりも上な分野もある。
6: :2018/05/27(日) 20:43:37.92 ID:fppNIK/C0
〜荒木比奈の妹はしっかりもの〜
奈緒「あれ? 比奈さん部屋片付けたのか? 綺麗になってる」
菜々「本当ですねぇ、漫画も整列されてますし……」
比奈「あはは……ちょっと色々あったんスよ……」
奈緒「なんだそれ…….あたしたち以外に誰か来てたのか?」
比奈「ま、まぁそんな感じっス……」
菜々「でも……この掃除の仕方、比奈ちゃんとは違いますよね? 比奈ちゃんはもっと……こう、グッズを大事にしてます!」
奈緒「え?……あー、そうかもフィギアとか絶対場所変えないよな、掃除でも」
比奈「変な理解ありがとうっス。……実は妹が来てまして……」
奈緒「妹!? 比奈さん妹なんていたのか!?」
比奈「アイドルになってから一人暮らししてたんスけど……」
奈緒「あれ? 比奈さん部屋片付けたのか? 綺麗になってる」
菜々「本当ですねぇ、漫画も整列されてますし……」
比奈「あはは……ちょっと色々あったんスよ……」
奈緒「なんだそれ…….あたしたち以外に誰か来てたのか?」
比奈「ま、まぁそんな感じっス……」
菜々「でも……この掃除の仕方、比奈ちゃんとは違いますよね? 比奈ちゃんはもっと……こう、グッズを大事にしてます!」
奈緒「え?……あー、そうかもフィギアとか絶対場所変えないよな、掃除でも」
比奈「変な理解ありがとうっス。……実は妹が来てまして……」
奈緒「妹!? 比奈さん妹なんていたのか!?」
比奈「アイドルになってから一人暮らししてたんスけど……」
7: :2018/05/27(日) 20:44:35.76 ID:fppNIK/C0
比奈妹「お姉ちゃん!どういうこと?」
比奈「えっと……なんのことっスかね?」
比奈妹「惚けないの! お姉ちゃんお母さんたちに言ったよね?『しっかり一人暮らししてみせるっスよ』って!」
比奈「無駄に声真似上手いっスね、声優でも目指してるんスか?」
比奈妹「話逸らさなーい! もー!この部屋! なにこれ! 漫画も床に転がってるし!掃除も……これコロコロやってるだけでしょ!」
比奈「こ、コロコロの掃除力は凄いっスよ? ほら埃とかないっスよね?」
比奈妹「そうじゃないの! もーアイドルの友達もここに来てるって聞いたから気になって来て見れば!お姉ちゃんはもー!」
比奈「えっ、アイドルの子目当てだったんスか?」
比奈妹「ちーがーう! お姉ちゃんの周りだとしっかりした人多いけど……佐々木ちゃんとか来たらどーするの!?」
比奈「いや、千枝ちゃんはウチにはあんまり来ないっスよよ……?」
比奈妹「だからって掃除放置していい理由にならないでしょー! もー、こっちの高校受けてお姉ちゃんのとこ住もうかなぁ」
比奈「それは勘弁してくださいっス」
比奈妹「とにかく! 掃除するからお姉ちゃんは漫画とかフィギュアとか、捨てて欲しくないやつ先にまとめて? 私そういうのわかんないから!」
比奈「えっと……なんのことっスかね?」
比奈妹「惚けないの! お姉ちゃんお母さんたちに言ったよね?『しっかり一人暮らししてみせるっスよ』って!」
比奈「無駄に声真似上手いっスね、声優でも目指してるんスか?」
比奈妹「話逸らさなーい! もー!この部屋! なにこれ! 漫画も床に転がってるし!掃除も……これコロコロやってるだけでしょ!」
比奈「こ、コロコロの掃除力は凄いっスよ? ほら埃とかないっスよね?」
比奈妹「そうじゃないの! もーアイドルの友達もここに来てるって聞いたから気になって来て見れば!お姉ちゃんはもー!」
比奈「えっ、アイドルの子目当てだったんスか?」
比奈妹「ちーがーう! お姉ちゃんの周りだとしっかりした人多いけど……佐々木ちゃんとか来たらどーするの!?」
比奈「いや、千枝ちゃんはウチにはあんまり来ないっスよよ……?」
比奈妹「だからって掃除放置していい理由にならないでしょー! もー、こっちの高校受けてお姉ちゃんのとこ住もうかなぁ」
比奈「それは勘弁してくださいっス」
比奈妹「とにかく! 掃除するからお姉ちゃんは漫画とかフィギュアとか、捨てて欲しくないやつ先にまとめて? 私そういうのわかんないから!」
8: :2018/05/27(日) 20:45:47.18 ID:fppNIK/C0
菜々「いい妹さんじゃないですか、高校ってことはまだ中学生ですか?」
奈緒「というか住ませてあげればいいんじゃないか? 部屋空いてるじゃん」
比奈「こ、今年受験だった気がするんスけど……なんというか……妹は染まってないんスよね……」
奈緒「あ、なるほど。オタクじゃないのか妹さん」
比奈「読まないわけじゃないんスけど、なんというか……」
菜々「なんというか?」
比奈「無垢なままでいて欲しい、というかオタクにならないで欲しいというか……」
菜々「あー、わかります! 理解者も欲しいけど比奈さんの場合漫画とか書いてますしね!」
比奈「夜食とか作ってくれるいい子なんですけど、漫画とかは有名どころしか知らないっスね」
奈緒「あたしたちの会話ディープだからなぁ……」
比奈「今更オタクなのは隠せませんし、それならあんまり影響かけたくないなぁって……」
奈緒「その妹さんは? もう帰ったのか?」
比奈「いや、ご飯作るからって買い物に……そろそろ帰ってくるかと……」
比奈妹「たっだいまお姉ちゃーん! 掃除したしー、今日はちょっと豪華におな……べ……で……も?」
奈緒「お邪魔してます……」(なんか目つきがちょっとツリ目の
菜々「こ、こんにちはー(一回り小さい比奈ちゃんですね」
奈緒「というか住ませてあげればいいんじゃないか? 部屋空いてるじゃん」
比奈「こ、今年受験だった気がするんスけど……なんというか……妹は染まってないんスよね……」
奈緒「あ、なるほど。オタクじゃないのか妹さん」
比奈「読まないわけじゃないんスけど、なんというか……」
菜々「なんというか?」
比奈「無垢なままでいて欲しい、というかオタクにならないで欲しいというか……」
菜々「あー、わかります! 理解者も欲しいけど比奈さんの場合漫画とか書いてますしね!」
比奈「夜食とか作ってくれるいい子なんですけど、漫画とかは有名どころしか知らないっスね」
奈緒「あたしたちの会話ディープだからなぁ……」
比奈「今更オタクなのは隠せませんし、それならあんまり影響かけたくないなぁって……」
奈緒「その妹さんは? もう帰ったのか?」
比奈「いや、ご飯作るからって買い物に……そろそろ帰ってくるかと……」
比奈妹「たっだいまお姉ちゃーん! 掃除したしー、今日はちょっと豪華におな……べ……で……も?」
奈緒「お邪魔してます……」(なんか目つきがちょっとツリ目の
菜々「こ、こんにちはー(一回り小さい比奈ちゃんですね」
9: :2018/05/27(日) 20:48:11.33 ID:fppNIK/C0
比奈妹「う……ウサミンだぁぁ!」
比奈「えっ」
比奈妹「一位おめでとうございます! 総選挙、応援してました! この前のライブのCDもちゃんと買ったんです! うわぁ……生のシンデレラガールだよ……」
菜々「えぇっ!? あ、ありがとうございます……まさか比奈ちゃんの妹がファンなんて……嬉しいですっ!」
比奈妹「奈緒さんも! トライアドプリムスの活動! 全部追ってるんですよ! 今日も実は……ラジオの公録、見てたんですよ!」
比奈「えっ、来た理由それだったんスか!? ……というか総選挙お姉ちゃんを応援してくれてなかったんスね……」
比奈妹「えー、だってお姉ちゃんはお姉ちゃんだし?投票はしたよ? お二人とも! お鍋、食べていってください! 腕によりをかけちゃいます!」
奈緒「そ、そうか? それなら……あたしたちはあっちで話してる?」
菜々「そうですね! 妹ちゃんの邪魔もいけませんし!」
比奈妹「お二人は……そっか、ユニット仲間ですもんね! そっかー、二人も来るのかー……」
比奈「専ら来るのはこの二人っスよ? 」
比奈妹「ほんとっ!? ねぇねぇお姉ちゃん! 3人でどんな話をしてるのっ!? 確か二人って漫画?とかアニメが好きなんだよね?」
奈緒「え? えっと……深夜アニメとか? あと漫画……」
比奈「な、奈緒ちゃん!」
比奈「えっ」
比奈妹「一位おめでとうございます! 総選挙、応援してました! この前のライブのCDもちゃんと買ったんです! うわぁ……生のシンデレラガールだよ……」
菜々「えぇっ!? あ、ありがとうございます……まさか比奈ちゃんの妹がファンなんて……嬉しいですっ!」
比奈妹「奈緒さんも! トライアドプリムスの活動! 全部追ってるんですよ! 今日も実は……ラジオの公録、見てたんですよ!」
比奈「えっ、来た理由それだったんスか!? ……というか総選挙お姉ちゃんを応援してくれてなかったんスね……」
比奈妹「えー、だってお姉ちゃんはお姉ちゃんだし?投票はしたよ? お二人とも! お鍋、食べていってください! 腕によりをかけちゃいます!」
奈緒「そ、そうか? それなら……あたしたちはあっちで話してる?」
菜々「そうですね! 妹ちゃんの邪魔もいけませんし!」
比奈妹「お二人は……そっか、ユニット仲間ですもんね! そっかー、二人も来るのかー……」
比奈「専ら来るのはこの二人っスよ? 」
比奈妹「ほんとっ!? ねぇねぇお姉ちゃん! 3人でどんな話をしてるのっ!? 確か二人って漫画?とかアニメが好きなんだよね?」
奈緒「え? えっと……深夜アニメとか? あと漫画……」
比奈「な、奈緒ちゃん!」
10: :2018/05/27(日) 20:48:50.31 ID:fppNIK/C0
比奈妹「ふむふむ……お姉ちゃん! せっかくだし、そのアニメ、貸してくれない? 奈緒さんやウサミンの見てるのなら見たい!」
比奈(どーしてくれるんスか! 妹がオタクへの道に足踏み外そうとしてるっス!)
奈緒(あ、あたしのせいか!? ごめんって! で、でも……妹さん既に……)
菜々(アイドルオタクですよね……?)
比奈(やっぱ血なんスかね……?)
比奈妹「あー、食器周り見直してなかった……お姉ちゃん、明日食器買いに行こうよー、お客様用のお皿とかないじゃん!」
この後ゆるっとして最後に三角のついたアニメを貸したそうです。
比奈の妹はしっかり者、けれどアイドルオタクになりかけの女の子。
ちなみにアイドルに興味を持ったのは姉が心配でアイドル雑誌を片っ端から見てたから。
比奈(どーしてくれるんスか! 妹がオタクへの道に足踏み外そうとしてるっス!)
奈緒(あ、あたしのせいか!? ごめんって! で、でも……妹さん既に……)
菜々(アイドルオタクですよね……?)
比奈(やっぱ血なんスかね……?)
比奈妹「あー、食器周り見直してなかった……お姉ちゃん、明日食器買いに行こうよー、お客様用のお皿とかないじゃん!」
この後ゆるっとして最後に三角のついたアニメを貸したそうです。
比奈の妹はしっかり者、けれどアイドルオタクになりかけの女の子。
ちなみにアイドルに興味を持ったのは姉が心配でアイドル雑誌を片っ端から見てたから。
15: :2018/05/31(木) 22:52:39.99 ID:JDgutk190
〜速水奏はお兄ちゃん子〜
伊吹「いやー、良かったね映画! 恋愛映画以外はひさびさに見たけど!」
奏「確かに話題作なだけのことはあるわね。スペクタクルで興奮できる映画ってそれだけでいいものだわ」
唯「ペアチケ2枚なんてもらってどーしよー!って思ってたけどよかったよねー!」
千夏「唯ははしゃぎ過ぎ、うわーとか声に出てたわよ?」
唯「マジ? ちょー恥ずいんですけど! 周りに聞こえてないよね?」
伊吹「聞こえてた聞こえてた。 唯ちゃんリアクションよかったよー(ニヤニヤ」
奏「あそこまで反応してくれるなら映画作った人たちも本望でしょうね」
唯「ちょー!やめやめー! ちなったん、二人がからかってくるー!」
千夏「ふふっ、弱みを見せたのは唯だもの。諦めなさい」
唯「つまり……二人の弱点を探せって、こと? んー……唯二人の良いところなら色々知ってるけどー」
奏「良いところを見つけられるのはいいことだし、構わないんじゃないかしら?」
伊吹「そうだよー、今度奏が隙を見せたら、3人で散々からかってやればいいんだよ!」
奏「ふふっ、そんな隙見つけられるかし………あっ! おにいちゃーん! おにいちゃーん!」(手を振りながら小走り
伊吹「」
唯「えっ?」
千夏(こんな明るい声の奏ちゃん初めて見たわね)
伊吹「いやー、良かったね映画! 恋愛映画以外はひさびさに見たけど!」
奏「確かに話題作なだけのことはあるわね。スペクタクルで興奮できる映画ってそれだけでいいものだわ」
唯「ペアチケ2枚なんてもらってどーしよー!って思ってたけどよかったよねー!」
千夏「唯ははしゃぎ過ぎ、うわーとか声に出てたわよ?」
唯「マジ? ちょー恥ずいんですけど! 周りに聞こえてないよね?」
伊吹「聞こえてた聞こえてた。 唯ちゃんリアクションよかったよー(ニヤニヤ」
奏「あそこまで反応してくれるなら映画作った人たちも本望でしょうね」
唯「ちょー!やめやめー! ちなったん、二人がからかってくるー!」
千夏「ふふっ、弱みを見せたのは唯だもの。諦めなさい」
唯「つまり……二人の弱点を探せって、こと? んー……唯二人の良いところなら色々知ってるけどー」
奏「良いところを見つけられるのはいいことだし、構わないんじゃないかしら?」
伊吹「そうだよー、今度奏が隙を見せたら、3人で散々からかってやればいいんだよ!」
奏「ふふっ、そんな隙見つけられるかし………あっ! おにいちゃーん! おにいちゃーん!」(手を振りながら小走り
伊吹「」
唯「えっ?」
千夏(こんな明るい声の奏ちゃん初めて見たわね)
16: :2018/05/31(木) 22:53:35.87 ID:JDgutk190
奏兄「どうした、今日は友達と映画のはずだろ?」
奏「見終わったのよ、ちょうどね。 まさかおにいちゃんに会えるなんてね?」
奏兄「友達を置いてくるんじゃない。ほら見ろ、みんな呆れてるよ?」
唯「追いついた! ……奏ちゃんのお兄さん? うっわなんかすっごい!」
千夏(なんというか……色気というか……)
奏兄「お世辞でも嬉しいね。大槻唯ちゃんに……相川千夏さん、あと小松伊吹ちゃんかな?」
唯「おー!唯達のこと、知ってるの?」
奏兄「そりゃ、妹の仲間だからね。……伊吹ちゃん?」
伊吹「………はっ!? なんか凄い変なものを見たような……」
奏「おにいちゃん、私のアイドル仲間に詳しいのね……? 仕事の話なんて全然聞いてこない癖に」
奏兄「奏のことは信じてるから、おっと、撫でるわけにいかないか。セットが崩れてしまうね?」
奏「ふふ、それならキスでもいいのよ? 親愛の証、示してくれるでしょ?」
奏兄「しないよ。妹とするくらいならそこの見目麗しい女の子達をデートに誘うね」
伊吹「あ、夢じゃなかった」
奏「見終わったのよ、ちょうどね。 まさかおにいちゃんに会えるなんてね?」
奏兄「友達を置いてくるんじゃない。ほら見ろ、みんな呆れてるよ?」
唯「追いついた! ……奏ちゃんのお兄さん? うっわなんかすっごい!」
千夏(なんというか……色気というか……)
奏兄「お世辞でも嬉しいね。大槻唯ちゃんに……相川千夏さん、あと小松伊吹ちゃんかな?」
唯「おー!唯達のこと、知ってるの?」
奏兄「そりゃ、妹の仲間だからね。……伊吹ちゃん?」
伊吹「………はっ!? なんか凄い変なものを見たような……」
奏「おにいちゃん、私のアイドル仲間に詳しいのね……? 仕事の話なんて全然聞いてこない癖に」
奏兄「奏のことは信じてるから、おっと、撫でるわけにいかないか。セットが崩れてしまうね?」
奏「ふふ、それならキスでもいいのよ? 親愛の証、示してくれるでしょ?」
奏兄「しないよ。妹とするくらいならそこの見目麗しい女の子達をデートに誘うね」
伊吹「あ、夢じゃなかった」
17: :2018/05/31(木) 23:01:06.77 ID:JDgutk190
奏兄「ここは僕が奢ろう、いつも妹が世話になっているお礼さ、遠慮はいらないよ?」
伊吹「えっ!? そ、そんな悪いですよ! 奏……さんとは、ほら! 仲間ですから!」
唯「そうそう! 貸し借りとか、そういうのじゃないもんねー!」
奏兄「そうかい? じゃあ、話題のアイドル達と席を並べられた記念とその席代ということで。何かしないとみなさんのファンに恨まれそうだ」
千夏「あら、その言い方は私達にも、ファンにも良くないと思うわよ? それに、あなたはファンじゃないと?」
奏「おにいちゃんは私のファンだもの、そうでしょ?」
奏兄「……だそうです。そうですね、千夏さんとはまた今度、ゆっくりディナーでも」
千夏「あら、魅力的な提案ね? ……なんて、こんなにアイドルがいるのに私一人なんて、失礼じゃない?」
奏兄「まぁ、未成年に手を出すわけにいきませんしね……?」
唯「ちょっちー! ちなったんスキャンダルとかダメダメでしょー!?」
伊吹「そ、そうだよっ! もし写真とか撮られちゃったら……」
奏兄「それを言うならこの場もよろしくないことになっちゃうよ? せっかく注文したんだ、今回は内緒、ということでね?」
奏「……私の前で友人にナンパなんて、いい気分じゃないわよ?」
奏兄「おいおい、冗談だよ。可愛い顔をしかめるなよ奏。せっかくのメイクが落ちちゃうだろ? 千夏さんだってわかってるさ」
千夏「ふふっ、どうかしら。案外本気にしちゃうかもしれないわよ?」
伊吹「えっ!? そ、そんな悪いですよ! 奏……さんとは、ほら! 仲間ですから!」
唯「そうそう! 貸し借りとか、そういうのじゃないもんねー!」
奏兄「そうかい? じゃあ、話題のアイドル達と席を並べられた記念とその席代ということで。何かしないとみなさんのファンに恨まれそうだ」
千夏「あら、その言い方は私達にも、ファンにも良くないと思うわよ? それに、あなたはファンじゃないと?」
奏「おにいちゃんは私のファンだもの、そうでしょ?」
奏兄「……だそうです。そうですね、千夏さんとはまた今度、ゆっくりディナーでも」
千夏「あら、魅力的な提案ね? ……なんて、こんなにアイドルがいるのに私一人なんて、失礼じゃない?」
奏兄「まぁ、未成年に手を出すわけにいきませんしね……?」
唯「ちょっちー! ちなったんスキャンダルとかダメダメでしょー!?」
伊吹「そ、そうだよっ! もし写真とか撮られちゃったら……」
奏兄「それを言うならこの場もよろしくないことになっちゃうよ? せっかく注文したんだ、今回は内緒、ということでね?」
奏「……私の前で友人にナンパなんて、いい気分じゃないわよ?」
奏兄「おいおい、冗談だよ。可愛い顔をしかめるなよ奏。せっかくのメイクが落ちちゃうだろ? 千夏さんだってわかってるさ」
千夏「ふふっ、どうかしら。案外本気にしちゃうかもしれないわよ?」
18: :2018/05/31(木) 23:02:14.85 ID:JDgutk190
奏兄「とまぁこれくらいでいいとして、だ。この様子だと、覚えててくれたんですね?」
千夏「ええ、奏のお兄さんだとは思わなかったけどね?」
唯「えー、ちなったん知り合いだったの!? なにそれきーにをなーるー!」
千夏「唯も会ってるわよ? 新作コスメのCM、話きてたじゃない?」
伊吹「あー、来てた来てた。二人が受けたんだっけ? あたしはそういうの、あんまり来ないからなぁ」
奏兄「覚えていてくれてありがとうございます。伊吹さんにも、そういうオファーは予定していますから、期待して待っていてください」
唯「思い出したー! この前の! うーっわ!ぜんっぜん違うじゃん!」
奏「おにいちゃん、うちの事務所に結構お仕事持ってきてくれてるのよ。 というより他の事務所に持っていってなくないかしら?」
奏兄「奏のとこの事務所は粒ぞろいだからなぁ、でも1番の仕事相手はお前だろ?」
奏「ふふっ、おにいちゃんに頼まれたら断りづらいもの。それに、口紅なんて私にぴったりだもの。負けてられないわ」
伊吹「奏にそういう系のお仕事が多いのってそういうことだったんだ……」
奏兄「いいや。奏は実際同業者に聞いてもかなり評判いいからなぁ、自慢の妹だよ」(わしゃわしゃ
奏「……おにいちゃん?」
奏兄「うわっ、すまん……ついいつもの癖でな」
伊吹(頭撫でられて嬉しそうにしてる奏とか……)
千夏(今日は珍しいものが観れたわね……)
千夏「ええ、奏のお兄さんだとは思わなかったけどね?」
唯「えー、ちなったん知り合いだったの!? なにそれきーにをなーるー!」
千夏「唯も会ってるわよ? 新作コスメのCM、話きてたじゃない?」
伊吹「あー、来てた来てた。二人が受けたんだっけ? あたしはそういうの、あんまり来ないからなぁ」
奏兄「覚えていてくれてありがとうございます。伊吹さんにも、そういうオファーは予定していますから、期待して待っていてください」
唯「思い出したー! この前の! うーっわ!ぜんっぜん違うじゃん!」
奏「おにいちゃん、うちの事務所に結構お仕事持ってきてくれてるのよ。 というより他の事務所に持っていってなくないかしら?」
奏兄「奏のとこの事務所は粒ぞろいだからなぁ、でも1番の仕事相手はお前だろ?」
奏「ふふっ、おにいちゃんに頼まれたら断りづらいもの。それに、口紅なんて私にぴったりだもの。負けてられないわ」
伊吹「奏にそういう系のお仕事が多いのってそういうことだったんだ……」
奏兄「いいや。奏は実際同業者に聞いてもかなり評判いいからなぁ、自慢の妹だよ」(わしゃわしゃ
奏「……おにいちゃん?」
奏兄「うわっ、すまん……ついいつもの癖でな」
伊吹(頭撫でられて嬉しそうにしてる奏とか……)
千夏(今日は珍しいものが観れたわね……)
19: :2018/05/31(木) 23:02:42.43 ID:JDgutk190
奏「まぁ、今日はいいわよ。幸い帽子も被るし、あとは帰るだけだもの。でも」
奏兄「わかってる、明日の朝は俺がやるよ。どういう風にしたい?」
奏「それはもう、おにいちゃんのとっておきを見せてちょうだい?」
唯「なになにー?気になるんですけど!」
奏「ふふっ、明日をお楽しみに、ということよ」
翌日、なんかもうオーラが全開でびっくりするくらいの奏が事務所に来たそうです。
伊吹(お兄さんに全部やらせるとこうなるんだ……)
奏の兄は奏を綺麗にしたい、から化粧品メーカーに就職した社会人。そのため奏を綺麗にしようとすると全力を出す。
ちょっとキザなところもあるが、妹の嫌がることは基本しない。
奏兄「わかってる、明日の朝は俺がやるよ。どういう風にしたい?」
奏「それはもう、おにいちゃんのとっておきを見せてちょうだい?」
唯「なになにー?気になるんですけど!」
奏「ふふっ、明日をお楽しみに、ということよ」
翌日、なんかもうオーラが全開でびっくりするくらいの奏が事務所に来たそうです。
伊吹(お兄さんに全部やらせるとこうなるんだ……)
奏の兄は奏を綺麗にしたい、から化粧品メーカーに就職した社会人。そのため奏を綺麗にしようとすると全力を出す。
ちょっとキザなところもあるが、妹の嫌がることは基本しない。
20: :2018/05/31(木) 23:04:16.73 ID:JDgutk190
〜結城晴の歳の離れた姉〜
梨沙「晴、今日アンタの家行ってもいい?」
晴「いいけど……何すんだ? 兄貴たち多分いるぞ?」
梨沙「う……せっかく晴に合いそうな服見つけたのに……」
晴「服ぅ? まーた買い物かよ。ヤダよお小遣い厳しいのに」
梨沙「だから試着してみて後で親と買いにくればいいじゃない? 別に買えって言ってないでしょ?」
晴「だけどさぁ……梨沙の選ぶのってアレだろ? ヒョウ柄とかなんつーか柄どーん!みたいな……」
梨沙「人のファッショセンスを大阪のおばちゃんみたいに言わないでくれない!?」
晴「とりあえず今日はパス、家帰ってサッカーの録画を……」
「だーれだっ!」
梨沙「………………誰?」
「だーれだっ!」
晴「信号待ってる時に急に出てくるなよねーちゃん……」
晴姉「ごめんごめん! ほら偶然会ったしつい、ね? 久々じゃない?」
晴「先週うちに来てたよな……?」
梨沙「晴、今日アンタの家行ってもいい?」
晴「いいけど……何すんだ? 兄貴たち多分いるぞ?」
梨沙「う……せっかく晴に合いそうな服見つけたのに……」
晴「服ぅ? まーた買い物かよ。ヤダよお小遣い厳しいのに」
梨沙「だから試着してみて後で親と買いにくればいいじゃない? 別に買えって言ってないでしょ?」
晴「だけどさぁ……梨沙の選ぶのってアレだろ? ヒョウ柄とかなんつーか柄どーん!みたいな……」
梨沙「人のファッショセンスを大阪のおばちゃんみたいに言わないでくれない!?」
晴「とりあえず今日はパス、家帰ってサッカーの録画を……」
「だーれだっ!」
梨沙「………………誰?」
「だーれだっ!」
晴「信号待ってる時に急に出てくるなよねーちゃん……」
晴姉「ごめんごめん! ほら偶然会ったしつい、ね? 久々じゃない?」
晴「先週うちに来てたよな……?」
21: :2018/05/31(木) 23:05:04.77 ID:JDgutk190
桃華「あぁ、よかった。お知り合いだったんですわね?」
梨沙「桃華じゃない、どうしたの? そんな息切らして」
桃華「その方が晴さんを見るなり走って行ったのを偶然見てしまいまして……お二人の危険が迫ってないかと心配で」
晴姉「うわ、そんなことになってたの? ごめんねー、……なんか黒い服のみなさんがこっち見てるけど?」
桃華「ご安心を。すぐ下がらせますわ。晴さんの……お姉様でしたの? お兄さんがいるのは知っておりましたけど」
晴「ねーちゃん俺が小さい時にも結婚して家出てるんだよ。あっちの家に住んでるし」
晴姉「引っ越しの時なんて「ねーちゃん行っちゃやだぁ!」って足に抱きついてきてくれたもんねぇ晴」
梨沙「へーぇ」(ニヤニヤ
晴「なっ何歳の時の話だよっ! ねーちゃん、俺帰るからな!」
晴姉「それなんだけどさ、梨沙ちゃん、だっけ? 話聞いたわ! 姉さんが妹のために力貸しちゃう!」
桃華「あら、おうちの方は大丈夫なのですか? ご結婚されているなら……」
晴姉「大丈夫大丈夫! 旦那は夜まで帰ってこないし、どうせならうちに来ちゃいなさい!晴、泊まっていきなさいな」
梨沙「えっと……いいのね? それなら晴、行くわよ!」
晴「いや、俺はサッカーの録画……」
梨沙「桃華じゃない、どうしたの? そんな息切らして」
桃華「その方が晴さんを見るなり走って行ったのを偶然見てしまいまして……お二人の危険が迫ってないかと心配で」
晴姉「うわ、そんなことになってたの? ごめんねー、……なんか黒い服のみなさんがこっち見てるけど?」
桃華「ご安心を。すぐ下がらせますわ。晴さんの……お姉様でしたの? お兄さんがいるのは知っておりましたけど」
晴「ねーちゃん俺が小さい時にも結婚して家出てるんだよ。あっちの家に住んでるし」
晴姉「引っ越しの時なんて「ねーちゃん行っちゃやだぁ!」って足に抱きついてきてくれたもんねぇ晴」
梨沙「へーぇ」(ニヤニヤ
晴「なっ何歳の時の話だよっ! ねーちゃん、俺帰るからな!」
晴姉「それなんだけどさ、梨沙ちゃん、だっけ? 話聞いたわ! 姉さんが妹のために力貸しちゃう!」
桃華「あら、おうちの方は大丈夫なのですか? ご結婚されているなら……」
晴姉「大丈夫大丈夫! 旦那は夜まで帰ってこないし、どうせならうちに来ちゃいなさい!晴、泊まっていきなさいな」
梨沙「えっと……いいのね? それなら晴、行くわよ!」
晴「いや、俺はサッカーの録画……」
22: :2018/05/31(木) 23:05:45.08 ID:JDgutk190
晴姉「そんなのウチで見ればいいじゃない。久々にお姉ちゃんと一緒に盛り上がりましょ?」
晴「やだ、ねーちゃんとサッカー観るとうるせーから」
梨沙「うるさい? 晴だってはしゃいだりわーきゃー言ってるじゃない?」
晴姉「そうじゃなくてだな……ねーちゃん細かいんだよ……やれフォーメーションの相性だとかやれ前回の試合比べてどうだったとか……」
桃華「なるほど、お姉さんはスポーツをデータ込みで観る方ですのね?」
晴姉「そりゃそうでしょ? 試合を決定づけるのは日々の練習によって裏付けられた実力なのよ?」
晴「だからって試合中に選手の解説まで語り始めるのはねーよ……試合見せろよ……」
晴姉「それはほら……熱くなると、ね?」
晴「ゴール入ったら横から抱きついてくるから画面見えなくなるし」
梨沙「あー、お姉さんデカいものね、抱きつかれたら腕のあたりが……晴の顔?」
桃華「ふふふ、姉妹仲がよろしいようで何よりですわ」
晴「やだ、ねーちゃんとサッカー観るとうるせーから」
梨沙「うるさい? 晴だってはしゃいだりわーきゃー言ってるじゃない?」
晴姉「そうじゃなくてだな……ねーちゃん細かいんだよ……やれフォーメーションの相性だとかやれ前回の試合比べてどうだったとか……」
桃華「なるほど、お姉さんはスポーツをデータ込みで観る方ですのね?」
晴姉「そりゃそうでしょ? 試合を決定づけるのは日々の練習によって裏付けられた実力なのよ?」
晴「だからって試合中に選手の解説まで語り始めるのはねーよ……試合見せろよ……」
晴姉「それはほら……熱くなると、ね?」
晴「ゴール入ったら横から抱きついてくるから画面見えなくなるし」
梨沙「あー、お姉さんデカいものね、抱きつかれたら腕のあたりが……晴の顔?」
桃華「ふふふ、姉妹仲がよろしいようで何よりですわ」
23: :2018/05/31(木) 23:06:52.89 ID:JDgutk190
晴姉「ふーっ!堪能したっ!晴、あんた大分女の子になってたのねぇ。しっかり服着たし」
晴「どういう意味だよそれ。これでもしっかりアイドルやってんだぜ?」
晴姉「そこよ、そこ! あの男所帯の家に置いておいてどうしようかなって思ったらアイドルってねぇ……」
桃華「あら、お姉様はアイドルやってたこと、知りませんでしたの? てっきり応援してるものかと……」
晴姉「うちの弟どもがやらせたんでしょ? 嫌々だったら殴り込んでやろうとか思ってたよ?」
梨沙「まぁ最初は割と嫌々だったわよね? 晴って」
晴「まぁ……兄貴達に応募されて気がついたらアイドルになってて……」
晴姉「ま、楽しそうにやってるようだし? こんなにしっかり女の子してる子が周りにいるんだから。晴。しっかり勉強しなさいよ?」
梨沙「そうよ! お姉さんの許可が出たんだし、明日からまたバシバシ言うからね!?」
桃華「まぁまぁ梨沙さん、そんな気を使わなくても……晴さんならアイドルとして立派に成長してくれますわ?」
晴「なんでお前ら上から目線なんだよー! ったく……」
晴姉「実際、早く女の子らしくなってよ? お姉ちゃんとして」
晴「は?」
晴「どういう意味だよそれ。これでもしっかりアイドルやってんだぜ?」
晴姉「そこよ、そこ! あの男所帯の家に置いておいてどうしようかなって思ったらアイドルってねぇ……」
桃華「あら、お姉様はアイドルやってたこと、知りませんでしたの? てっきり応援してるものかと……」
晴姉「うちの弟どもがやらせたんでしょ? 嫌々だったら殴り込んでやろうとか思ってたよ?」
梨沙「まぁ最初は割と嫌々だったわよね? 晴って」
晴「まぁ……兄貴達に応募されて気がついたらアイドルになってて……」
晴姉「ま、楽しそうにやってるようだし? こんなにしっかり女の子してる子が周りにいるんだから。晴。しっかり勉強しなさいよ?」
梨沙「そうよ! お姉さんの許可が出たんだし、明日からまたバシバシ言うからね!?」
桃華「まぁまぁ梨沙さん、そんな気を使わなくても……晴さんならアイドルとして立派に成長してくれますわ?」
晴「なんでお前ら上から目線なんだよー! ったく……」
晴姉「実際、早く女の子らしくなってよ? お姉ちゃんとして」
晴「は?」
24: :2018/05/31(木) 23:07:55.02 ID:JDgutk190
晴姉「あれ? 話してなかったっけ?まだ2ヶ月だけど」
桃華「ご、ご懐妊されてましたの!? え、えっと……おめでとうございます……?」
梨沙「へーぇ、晴がお姉ちゃん……お姉ちゃん……う、浮かばない……」
晴「おい!今なんで笑ったんだよ!?」
晴姉「笑われるように思われてるってことでしょ? ……ん?どうしたの桃華ちゃん?」
桃華「いえ、お姉さんのお子さんなのですから……晴さんの立場って…………叔母さまではないですか?」
晴「えっ」
梨沙「おばっ!叔母さんって! 晴! あんた叔母さんだって!」
晴「連呼するなよ! お、叔母さんじゃねーし! ……お姉さんだ!」
晴姉「へぇ、お姉ちゃんする気なのね? それならちゃんと女の子してないと、子供に『晴叔母さん』って呼ばせるからね?」
梨沙「あたしたちも聞いたわよ? ね?桃華?」
桃華「えぇ、早速Pちゃまに報告ですわね?」
晴「なっ、あいつに言うのはやめろよ!? フリフリのお仕事とか持ってくるだろ絶対!?」
晴姉「あら、いいじゃない? お姉ちゃん見てみたいなー」
晴の姉はスレンダーな歳の離れた活発な嫁入り済みお姉さん。サッカーは自分でやるわけではなく、感覚派ではなくデータ主義。
晴には兄たちに影響されずに女の子してほしかったけどアイドルの衣装を見て満足しているらしい。
桃華「ご、ご懐妊されてましたの!? え、えっと……おめでとうございます……?」
梨沙「へーぇ、晴がお姉ちゃん……お姉ちゃん……う、浮かばない……」
晴「おい!今なんで笑ったんだよ!?」
晴姉「笑われるように思われてるってことでしょ? ……ん?どうしたの桃華ちゃん?」
桃華「いえ、お姉さんのお子さんなのですから……晴さんの立場って…………叔母さまではないですか?」
晴「えっ」
梨沙「おばっ!叔母さんって! 晴! あんた叔母さんだって!」
晴「連呼するなよ! お、叔母さんじゃねーし! ……お姉さんだ!」
晴姉「へぇ、お姉ちゃんする気なのね? それならちゃんと女の子してないと、子供に『晴叔母さん』って呼ばせるからね?」
梨沙「あたしたちも聞いたわよ? ね?桃華?」
桃華「えぇ、早速Pちゃまに報告ですわね?」
晴「なっ、あいつに言うのはやめろよ!? フリフリのお仕事とか持ってくるだろ絶対!?」
晴姉「あら、いいじゃない? お姉ちゃん見てみたいなー」
晴の姉はスレンダーな歳の離れた活発な嫁入り済みお姉さん。サッカーは自分でやるわけではなく、感覚派ではなくデータ主義。
晴には兄たちに影響されずに女の子してほしかったけどアイドルの衣装を見て満足しているらしい。
29: :2018/06/15(金) 00:42:51.49 ID:GTwAMtTa0
〜片桐早苗の弟は飲み歩く〜
早苗弟「あれ?ねーちゃんじゃん。何?ここで飲み会?マジ?」
早苗「何やってんのアンタ、一人なの?」
美優「えっと……こんにちは……早苗さんの、弟さん?」
瑞樹「ちゃおー、この前も会ったわよね? あの時はどうも」
早苗弟「川島さーん、それ、ねーちゃんには内緒って言ったじゃないすかー! あ、片桐早苗の弟です、宜しく三船さーん」
早苗「何? あんた瑞樹ちゃんに絡んだわけ? まさかナンパなんてしてないわよね……?」
早苗弟「し、してないしてないって! ちょっといい感じのバー見つけたから入ったら瑞樹さんと志乃さんと…….楓さんだったかな? いたもんだから挨拶を……」
早苗「ホントに挨拶だけでしょうね…? 瑞樹ちゃん?」
瑞樹「今夜一緒に飲み明かしませんかって志乃さんを口説いてたわね!」
早苗「あんた……ちょっとこっち来なさい」
早苗弟「俺も酔ってたんだって! あれ4軒目だったし! そのあと謝ったから! 後日!」
美優「よ、4軒目……お酒強いんですね……?」
早苗「こいつの場合、飲むだけ飲んで翌朝駅のホームで寝てるタイプなのよ。全く、弟ながら恥ずかしいったら無いわ!」
瑞樹「まぁまぁ早苗ちゃん。せっかくの飲みの席なんだしお説教はやめましょ? 弟くんは? お姉さん達と一緒に飲む?」
早苗弟「いやー、たいっへん魅力的な相談なんですが……ほら」
「あれ? さっきのにいちゃんはどこいった?」
「どうせトイレだろ? 伝票置きっ放しだし鞄も置いてあんぞ?」
早苗弟「あれ?ねーちゃんじゃん。何?ここで飲み会?マジ?」
早苗「何やってんのアンタ、一人なの?」
美優「えっと……こんにちは……早苗さんの、弟さん?」
瑞樹「ちゃおー、この前も会ったわよね? あの時はどうも」
早苗弟「川島さーん、それ、ねーちゃんには内緒って言ったじゃないすかー! あ、片桐早苗の弟です、宜しく三船さーん」
早苗「何? あんた瑞樹ちゃんに絡んだわけ? まさかナンパなんてしてないわよね……?」
早苗弟「し、してないしてないって! ちょっといい感じのバー見つけたから入ったら瑞樹さんと志乃さんと…….楓さんだったかな? いたもんだから挨拶を……」
早苗「ホントに挨拶だけでしょうね…? 瑞樹ちゃん?」
瑞樹「今夜一緒に飲み明かしませんかって志乃さんを口説いてたわね!」
早苗「あんた……ちょっとこっち来なさい」
早苗弟「俺も酔ってたんだって! あれ4軒目だったし! そのあと謝ったから! 後日!」
美優「よ、4軒目……お酒強いんですね……?」
早苗「こいつの場合、飲むだけ飲んで翌朝駅のホームで寝てるタイプなのよ。全く、弟ながら恥ずかしいったら無いわ!」
瑞樹「まぁまぁ早苗ちゃん。せっかくの飲みの席なんだしお説教はやめましょ? 弟くんは? お姉さん達と一緒に飲む?」
早苗弟「いやー、たいっへん魅力的な相談なんですが……ほら」
「あれ? さっきのにいちゃんはどこいった?」
「どうせトイレだろ? 伝票置きっ放しだし鞄も置いてあんぞ?」
30: :2018/06/15(金) 00:44:05.12 ID:GTwAMtTa0
早苗弟「ほら探してるでしょ? モテる男はつらいなぁ」
早苗「ほどほどにしておきなさいよ? 迎えとか絶対行かないからね?」
早苗弟「わかってるって! あのおっちゃん競馬詳しいんだよ!今度山当てたらみなさんにも奢りますからっ!つーかねーちゃんが言えた口じゃねーだろ」
美優「お酒に競馬……ですか」
早苗弟「あ、タバコはやってないっすよ? タバコ代は酒に消えるタイプなんで!」
瑞樹「弟くん見てるとほんとアレ思い出すわね……スーダラ節?」
早苗「あー、わかるわー。 ま、もういいわ! 一杯付き合いなさい!」
美優「えっ? でも人を待たせてるんじゃ……」
早苗「カウンター席にいた相手に誰彼構わず話振ってるのよ。 相手の名前とか、知らないでしょアンタ?」
早苗弟「まぁな! いやー、気になってた台の話してたんだよあの二人! いいとこ教えてくれるって!」
瑞樹「パチンコもやってるのね……お金とか大丈夫なの? 結構飲んでるわよね?」
早苗弟「そこはほら……当たれば帰ってきますから!」
早苗「帰ってきてないわよ。ビールでいいの? 一杯くらいは奢ってあげるわよ」
早苗「ほどほどにしておきなさいよ? 迎えとか絶対行かないからね?」
早苗弟「わかってるって! あのおっちゃん競馬詳しいんだよ!今度山当てたらみなさんにも奢りますからっ!つーかねーちゃんが言えた口じゃねーだろ」
美優「お酒に競馬……ですか」
早苗弟「あ、タバコはやってないっすよ? タバコ代は酒に消えるタイプなんで!」
瑞樹「弟くん見てるとほんとアレ思い出すわね……スーダラ節?」
早苗「あー、わかるわー。 ま、もういいわ! 一杯付き合いなさい!」
美優「えっ? でも人を待たせてるんじゃ……」
早苗「カウンター席にいた相手に誰彼構わず話振ってるのよ。 相手の名前とか、知らないでしょアンタ?」
早苗弟「まぁな! いやー、気になってた台の話してたんだよあの二人! いいとこ教えてくれるって!」
瑞樹「パチンコもやってるのね……お金とか大丈夫なの? 結構飲んでるわよね?」
早苗弟「そこはほら……当たれば帰ってきますから!」
早苗「帰ってきてないわよ。ビールでいいの? 一杯くらいは奢ってあげるわよ」
31: :2018/06/15(金) 00:45:00.00 ID:GTwAMtTa0
早苗弟「しっかしアイドルかぁ。いいなぁ、なんか流行ってるじゃないですか?」
瑞樹「いや、流行ってるって……たしかに私たちも大分売れっ子になってきたものね?」
早苗弟「それもなんすけど、スカウト?っていうんですか? うちの業界もなんか一人すっぱ抜かれたみたいで。俺もスカウトとかこないかなあって」
美優「そう……なんですか? 確かに早苗さんも瑞樹さんも……私もですね」
早苗「ちょっとやめてよ? あたしが警察やめた時どんだけ言われたと思ってるのよ? やめなさいやめなさい」
美優「早苗さんは大変だったらしいですね……」
早苗「まぁやりたいことやりたいからー、でねじ伏せてやったけどね!」
早苗弟「あー、親の目とか大変そうだよなぁ、でもスカウトされたらスパッとやめそうですわ俺」
瑞樹「いや、流行ってるって……たしかに私たちも大分売れっ子になってきたものね?」
早苗弟「それもなんすけど、スカウト?っていうんですか? うちの業界もなんか一人すっぱ抜かれたみたいで。俺もスカウトとかこないかなあって」
美優「そう……なんですか? 確かに早苗さんも瑞樹さんも……私もですね」
早苗「ちょっとやめてよ? あたしが警察やめた時どんだけ言われたと思ってるのよ? やめなさいやめなさい」
美優「早苗さんは大変だったらしいですね……」
早苗「まぁやりたいことやりたいからー、でねじ伏せてやったけどね!」
早苗弟「あー、親の目とか大変そうだよなぁ、でもスカウトされたらスパッとやめそうですわ俺」
32: :2018/06/15(金) 00:46:17.11 ID:GTwAMtTa0
早苗弟「んじゃねーちゃん。俺行くわ、おっちゃんたち帰ったらマズいしな?」
早苗「はいはい、さっさと行きなさい。………全く、弟が来ると飲みづらいわね」
瑞樹「あら、変わらないくらい飲んでなかった?」
早苗「あ、姉としての威厳を保たないといけないの! 説教臭くなってごめんね?」
美優「いえ、憎まれ口を言う早苗さんも、珍しいですから。でも…….大丈夫なんですか?」
早苗「何が? ビールなら残ってるわよ?」
美優「いえ、弟さんです。さっきの口ぶりだとかなりお酒を飲まれてるようでしたので……」
瑞樹「あら、彼かなり強いみたいだし大丈夫じゃない?何? お金の話?」
美優「い、いえそういうことでは……」
早苗「大丈夫よ! アイツ私かそれ以上に飲むから! それに稼ぎも悪くないはずよ? アレ」
瑞樹「そうなの? ………弟くん、なんのお仕事?」
早苗「弁護士」
瑞樹&美優「「弁護士!?」」
早苗「はいはい、さっさと行きなさい。………全く、弟が来ると飲みづらいわね」
瑞樹「あら、変わらないくらい飲んでなかった?」
早苗「あ、姉としての威厳を保たないといけないの! 説教臭くなってごめんね?」
美優「いえ、憎まれ口を言う早苗さんも、珍しいですから。でも…….大丈夫なんですか?」
早苗「何が? ビールなら残ってるわよ?」
美優「いえ、弟さんです。さっきの口ぶりだとかなりお酒を飲まれてるようでしたので……」
瑞樹「あら、彼かなり強いみたいだし大丈夫じゃない?何? お金の話?」
美優「い、いえそういうことでは……」
早苗「大丈夫よ! アイツ私かそれ以上に飲むから! それに稼ぎも悪くないはずよ? アレ」
瑞樹「そうなの? ………弟くん、なんのお仕事?」
早苗「弁護士」
瑞樹&美優「「弁護士!?」」
33: :2018/06/15(金) 00:47:43.00 ID:GTwAMtTa0
後日
早苗「あんたなんでテレビに出てるのよ! しかもアタシも出たことないゴールデン番組に!」
早苗弟『出演依頼が来たんだから仕方ないだろ!? 俺に当たるなよねーちゃん!』
早苗「何よ若きイケメン弁護士って! あんたチビの呑んだくれでしょうが!」
早苗弟『チビなのはねーちゃんもだろうが! テロップは番組の方が用意してんだからわかんねぇよ!』
早苗「次会った時は覚えておきなさいよ!」
早苗弟『んな理不尽な!?』(電話切り
瑞樹「仲良いわねぇ……」
美優「いつまでも喧嘩できるって仲がいい証拠ですからね……」
早苗「ったく、あーあーカッコつけちゃってまぁ……」
美優(報告のためと言いながら録画して事務所に自慢にしきてるんですよね……)
瑞樹(お説教と言いながら居酒屋の予約してるのよねぇ……)
早苗さんの弟くんはオフになるとちゃらんぽらんだけど仕事の時はバリッバリの弁護士。
早苗さんとは時々飲みにいくくらいには兄弟仲がいいらしい。
早苗「あんたなんでテレビに出てるのよ! しかもアタシも出たことないゴールデン番組に!」
早苗弟『出演依頼が来たんだから仕方ないだろ!? 俺に当たるなよねーちゃん!』
早苗「何よ若きイケメン弁護士って! あんたチビの呑んだくれでしょうが!」
早苗弟『チビなのはねーちゃんもだろうが! テロップは番組の方が用意してんだからわかんねぇよ!』
早苗「次会った時は覚えておきなさいよ!」
早苗弟『んな理不尽な!?』(電話切り
瑞樹「仲良いわねぇ……」
美優「いつまでも喧嘩できるって仲がいい証拠ですからね……」
早苗「ったく、あーあーカッコつけちゃってまぁ……」
美優(報告のためと言いながら録画して事務所に自慢にしきてるんですよね……)
瑞樹(お説教と言いながら居酒屋の予約してるのよねぇ……)
早苗さんの弟くんはオフになるとちゃらんぽらんだけど仕事の時はバリッバリの弁護士。
早苗さんとは時々飲みにいくくらいには兄弟仲がいいらしい。
34: :2018/06/15(金) 00:50:30.72 ID:GTwAMtTa0
〜棟方愛海の対照的な姉たち〜
愛海「プロデューサープロデューサー! さっきの握手会に来てくれた女の子たち、いいお山してたよねぇ!」
P「いや、やめろよ? 手出すなよ?………いや、そういうのもありなのか?」
愛海「ありあり! アタシの売り方的にむしろそっちの方がいけるって! やろうよお山会!」
P「お山会って……男性ファンはどーすんだよ。 揉めないぞ?」
愛海「揉めるよ?」
P「揉めないだろ!? えっ、えっ?」
愛海「冗談冗談! でも……ほら、多分お願いすれば……握手の代わりとか……」
P「無理ではなさそうだが……いや、やめておこう」
愛海「えーっ! なんでー!? やろうよ? ね?ね?」
P「腕にひっつくな! はーなーれーろー!」
「ちょっと待ちなさい愛海!」
P「ん?」
「あんたなに昼間っから男と腕組んで歩いてるの!?中学生でしょあんた!」
「いやお姉ちゃんあの人は……」
愛海「あれ? お姉ちゃんたち? どうしたのこんなとこで」
愛海姉1「どうしたじゃない! 妹を見かけたと思ったら……えっとあなた誰です?」
P「あ、えっと……愛海のお姉さんか? えっと、こういうのものです……」
愛海姉2「ほらー、やっぱりアイドルのお仕事の人だよー。いーつもお姉ちゃんは先走っちゃうんだから」
愛海「プロデューサープロデューサー! さっきの握手会に来てくれた女の子たち、いいお山してたよねぇ!」
P「いや、やめろよ? 手出すなよ?………いや、そういうのもありなのか?」
愛海「ありあり! アタシの売り方的にむしろそっちの方がいけるって! やろうよお山会!」
P「お山会って……男性ファンはどーすんだよ。 揉めないぞ?」
愛海「揉めるよ?」
P「揉めないだろ!? えっ、えっ?」
愛海「冗談冗談! でも……ほら、多分お願いすれば……握手の代わりとか……」
P「無理ではなさそうだが……いや、やめておこう」
愛海「えーっ! なんでー!? やろうよ? ね?ね?」
P「腕にひっつくな! はーなーれーろー!」
「ちょっと待ちなさい愛海!」
P「ん?」
「あんたなに昼間っから男と腕組んで歩いてるの!?中学生でしょあんた!」
「いやお姉ちゃんあの人は……」
愛海「あれ? お姉ちゃんたち? どうしたのこんなとこで」
愛海姉1「どうしたじゃない! 妹を見かけたと思ったら……えっとあなた誰です?」
P「あ、えっと……愛海のお姉さんか? えっと、こういうのものです……」
愛海姉2「ほらー、やっぱりアイドルのお仕事の人だよー。いーつもお姉ちゃんは先走っちゃうんだから」
35: :2018/06/15(金) 00:51:43.27 ID:GTwAMtTa0
愛海姉1「……本物、ね。愛海が懐いてるし……。でも男の人よね?」
愛海「そんなあたしが女の子にしか興味ないみたいな言い方しないでよー。アイドルとしてのイメージ?が下がっちゃうじゃん」
愛海姉2「ごめんなさいね、えっと……プロデューサーさん? お姉ちゃん、愛海ちゃんのこと大好きだから……」
P「構いませんよ。愛海、お前が引っ付いたりするからだぞ?」
愛海「はーい。 それじゃあ……こっちにする!」(抱きつき
愛海姉1「うわっ! もう……外ではほどほどにね?」
愛海「はーい、ふひひ、ふかふか……」
P「えっと、いいんですかアレ?」
愛海姉2「いつものことなので……気にしないでください」
愛海「次はこっちー! ふふー、落ち着くー……」
愛海姉2「もう、愛海ちゃんったら……」
P「なるほど、お姉さん達に普段からそうやってるから事務所でもあんなんなのかお前」
愛海姉1「あんなんって……愛海! アンタアイドルのみなさんに迷惑かけてるのはやめなさいって言ったでしょ!?」
愛海「えっ!? いやいやいや、しっかりお願いしてるし! 許可取ってるし!」
愛海姉1「どーせ雫ちゃんとか菜帆ちゃんとか狙ってるんでしょ?」
愛海姉2「まぁまぁお姉ちゃん、愛海ちゃんはそういうアイドルでやってるわけだし……」
愛海「そんなあたしが女の子にしか興味ないみたいな言い方しないでよー。アイドルとしてのイメージ?が下がっちゃうじゃん」
愛海姉2「ごめんなさいね、えっと……プロデューサーさん? お姉ちゃん、愛海ちゃんのこと大好きだから……」
P「構いませんよ。愛海、お前が引っ付いたりするからだぞ?」
愛海「はーい。 それじゃあ……こっちにする!」(抱きつき
愛海姉1「うわっ! もう……外ではほどほどにね?」
愛海「はーい、ふひひ、ふかふか……」
P「えっと、いいんですかアレ?」
愛海姉2「いつものことなので……気にしないでください」
愛海「次はこっちー! ふふー、落ち着くー……」
愛海姉2「もう、愛海ちゃんったら……」
P「なるほど、お姉さん達に普段からそうやってるから事務所でもあんなんなのかお前」
愛海姉1「あんなんって……愛海! アンタアイドルのみなさんに迷惑かけてるのはやめなさいって言ったでしょ!?」
愛海「えっ!? いやいやいや、しっかりお願いしてるし! 許可取ってるし!」
愛海姉1「どーせ雫ちゃんとか菜帆ちゃんとか狙ってるんでしょ?」
愛海姉2「まぁまぁお姉ちゃん、愛海ちゃんはそういうアイドルでやってるわけだし……」
36: :2018/06/15(金) 00:52:33.13 ID:GTwAMtTa0
P(しかし………)
愛海姉1「愛海が楽しそうだし、まぁいいんだけど……」(どーん
愛海姉2「なら大目に見てあげよ? ほら、姉離れしたわけでもないじゃない?」(ちみーん
P「正反対だなぁ」
愛海「プロデューサー、声に出てる」
P「えっ!? あっいや。せいか」
愛海「お山でしょ? いやぁ、なんでなんだろうね? アタシがわしわししてるのに……」
愛海姉1「そういう話を知り合いとはいえ男の前ではないするかねその妹は……」
愛海姉2「っちゃくないし」
愛海「あっ、ヤバ」
愛海姉2「ちっちゃくない! ないから! あたしだって愛海ちゃんにわしわしさせてるもん!」
愛海姉1「大きい声を出さないの! あーもー、ちぃ、気にするなっていつも言ってるじゃない」
愛海「そーだよちぃ姉、大きさじゃないんだよ?」
愛海姉2「「小」姉っていうなぁ! どうせ、どうせあたしは姉妹のキュッ担当だもん!」
愛海「いや、そう意味じゃないよね!? というかアタシもボンじゃないよ!?」
愛海姉2「だからアタシには彼氏ができないんだ……」
愛海姉1「愛海が楽しそうだし、まぁいいんだけど……」(どーん
愛海姉2「なら大目に見てあげよ? ほら、姉離れしたわけでもないじゃない?」(ちみーん
P「正反対だなぁ」
愛海「プロデューサー、声に出てる」
P「えっ!? あっいや。せいか」
愛海「お山でしょ? いやぁ、なんでなんだろうね? アタシがわしわししてるのに……」
愛海姉1「そういう話を知り合いとはいえ男の前ではないするかねその妹は……」
愛海姉2「っちゃくないし」
愛海「あっ、ヤバ」
愛海姉2「ちっちゃくない! ないから! あたしだって愛海ちゃんにわしわしさせてるもん!」
愛海姉1「大きい声を出さないの! あーもー、ちぃ、気にするなっていつも言ってるじゃない」
愛海「そーだよちぃ姉、大きさじゃないんだよ?」
愛海姉2「「小」姉っていうなぁ! どうせ、どうせあたしは姉妹のキュッ担当だもん!」
愛海「いや、そう意味じゃないよね!? というかアタシもボンじゃないよ!?」
愛海姉2「だからアタシには彼氏ができないんだ……」
37: :2018/06/15(金) 00:53:07.00 ID:GTwAMtTa0
愛海姉1「すみません、あぁなると聞かないものですから」
P「そ、そうですか……すみません」
愛海姉1「まぁ双子なのに実際正反対ですから、いろんなところが。あ、好きなものは愛海なのは同じですよ?」
P「そんなお二人から妹さんを取ってしまっていたとは……申し訳ないです」
愛海姉1「いえ、いいんですよ? 愛海が女の子といちゃこらしてるのは眼福ですので」
P「えっ」
愛海姉1「あっ、ち、違いますよ!? い、妹はほら! 仲良くなるのが上手いですから! 心配はしてないんですよ!?」
P「ですが、誰にでもわしわししたがるのは大変なんですよね……やっぱりソロでの活動をメインに」
愛海姉1「それは困ります!」
P「えっ」
愛海姉1「あっ」
P「そ、そうですか……すみません」
愛海姉1「まぁ双子なのに実際正反対ですから、いろんなところが。あ、好きなものは愛海なのは同じですよ?」
P「そんなお二人から妹さんを取ってしまっていたとは……申し訳ないです」
愛海姉1「いえ、いいんですよ? 愛海が女の子といちゃこらしてるのは眼福ですので」
P「えっ」
愛海姉1「あっ、ち、違いますよ!? い、妹はほら! 仲良くなるのが上手いですから! 心配はしてないんですよ!?」
P「ですが、誰にでもわしわししたがるのは大変なんですよね……やっぱりソロでの活動をメインに」
愛海姉1「それは困ります!」
P「えっ」
愛海姉1「あっ」
38: :2018/06/15(金) 00:54:11.61 ID:GTwAMtTa0
愛海姉1「やっちゃったやっちゃったやっちゃった……」
愛海姉2「うぅ……ちっちゃくないし……」
P(こうしてみると似てるな……)
愛海「いいお姉ちゃんたちでしょ? あたしに優しいし、評判もいいんだー」
P「まぁ愛海の性格が生まれた理由もわかった気がする……」
愛海「……そうだっ!お姉ちゃん! アタシ、クレープが食べたいなぁ、お仕事終わったし!」
愛海姉2「愛海ちゃん……そうね、お姉ちゃん、迷惑かけちゃったし、奢っちゃう!」
愛海姉1「そうね、愛海にはご褒美をあげなきゃ。 あと男との距離感について少し話を……」
愛海「わーい! ちぃ姉大好きー!」(抱きつき
愛海姉1「は! 後回しでとりあえずクレープね!」
愛海「さっすが話がわかるぅ!」(抱きつき
P(おー、わしわししとる……)
愛海の双子の姉は正反対。どことは言わないがおっきいのとちっさいの。
甘えスキルは姉たちへのおねだりで学んだらしい。
愛海姉2「うぅ……ちっちゃくないし……」
P(こうしてみると似てるな……)
愛海「いいお姉ちゃんたちでしょ? あたしに優しいし、評判もいいんだー」
P「まぁ愛海の性格が生まれた理由もわかった気がする……」
愛海「……そうだっ!お姉ちゃん! アタシ、クレープが食べたいなぁ、お仕事終わったし!」
愛海姉2「愛海ちゃん……そうね、お姉ちゃん、迷惑かけちゃったし、奢っちゃう!」
愛海姉1「そうね、愛海にはご褒美をあげなきゃ。 あと男との距離感について少し話を……」
愛海「わーい! ちぃ姉大好きー!」(抱きつき
愛海姉1「は! 後回しでとりあえずクレープね!」
愛海「さっすが話がわかるぅ!」(抱きつき
P(おー、わしわししとる……)
愛海の双子の姉は正反対。どことは言わないがおっきいのとちっさいの。
甘えスキルは姉たちへのおねだりで学んだらしい。
39: :2018/06/15(金) 00:58:34.20 ID:GTwAMtTa0
一応完結とします。
妄想は弾むと楽しいですね。
次回予定は未定。
依頼出してきます。
妄想は弾むと楽しいですね。
次回予定は未定。
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