2: :2017/02/23(木) 03:55:45.955 ID:6Z7mk+aV0.net
サターニャ「何故だと思う?先生…」
先生「………」
サターニャ「この胡桃沢=サタニキア=マクドウェルには夢がある!魔界を統べるという夢がね!その第一歩のために宿題はしてこなかった!!」
サターニャ「どう!?超悪魔的な行為でしょ!?なぁーっははは!!」
ヴィーネ「はぁっ……もう……」
ガヴリール「ほんとバカだなあいつ」
先生「…………」 コツ…コツ…
先生「………」
サターニャ「この胡桃沢=サタニキア=マクドウェルには夢がある!魔界を統べるという夢がね!その第一歩のために宿題はしてこなかった!!」
サターニャ「どう!?超悪魔的な行為でしょ!?なぁーっははは!!」
ヴィーネ「はぁっ……もう……」
ガヴリール「ほんとバカだなあいつ」
先生「…………」 コツ…コツ…
3: :2017/02/23(木) 03:56:44.718 ID:6Z7mk+aV0.net
サターニャ「なぁに?この未来の大悪魔サターニャ様に説教でもするつもり?いいわ!でも絶対に屈しないから!」
サターニャ「(どうせ廊下に立たせるくらいしかできないんだから…ニヒヒ)」
先生「…胡桃沢」ガッ
サターニャ「いっ!?いだい!なにすんのよ髪がぁ!!やめてよ!!はなっ」ジタバタ
先生「………」ブンッ!ガシャアン!グワーンッ!
ヴィーネ「ひっ!!」
ガヴリール「…ッッ!!?」
サターニャ「(どうせ廊下に立たせるくらいしかできないんだから…ニヒヒ)」
先生「…胡桃沢」ガッ
サターニャ「いっ!?いだい!なにすんのよ髪がぁ!!やめてよ!!はなっ」ジタバタ
先生「………」ブンッ!ガシャアン!グワーンッ!
ヴィーネ「ひっ!!」
ガヴリール「…ッッ!!?」
5: :2017/02/23(木) 03:57:22.028 ID:6Z7mk+aV0.net
ガラガラ……
サターニャ「」ピク…ピクッ
委員長「せ、先生!?何をするんですか!!落ち着いてください!!」
委員長「く…胡桃沢さんも悪気はなかったんです!!彼女ちょっとおかしいし目立ちたがり屋だからああいう発言しただけで…」
先生「…」ギッ
委員長「ひっ!?」ビクゥ!
委員長「ひあ゛……!!かふっ…」ガクガク
委員長「」ドサッ ジョロロ…
ヴィーネ「い…委員長!!?誰か他の先生を呼んで!!」
サターニャ「」ピク…ピクッ
委員長「せ、先生!?何をするんですか!!落ち着いてください!!」
委員長「く…胡桃沢さんも悪気はなかったんです!!彼女ちょっとおかしいし目立ちたがり屋だからああいう発言しただけで…」
先生「…」ギッ
委員長「ひっ!?」ビクゥ!
委員長「ひあ゛……!!かふっ…」ガクガク
委員長「」ドサッ ジョロロ…
ヴィーネ「い…委員長!!?誰か他の先生を呼んで!!」
8: :2017/02/23(木) 03:59:07.528 ID:6Z7mk+aV0.net
ガヴリール「おい先生!!やりすぎだろ!警察呼ぶぞ!!?」
先生「天馬」
先生「お前も遅刻常習犯だったな」
ガヴリール「…っ!!!」ゾワッ
先生「お前はこいつの後だ」
ガヴリール「…ぅあ…!ひ……!」ガタガタ
先生「…胡桃沢、居眠りをするな」ガッ
サターニャ「」ピクピク
先生「………」ビュッ!ドガアッン!ガシャアァン!!バァン!!カシャカシャン!
先生「天馬」
先生「お前も遅刻常習犯だったな」
ガヴリール「…っ!!!」ゾワッ
先生「お前はこいつの後だ」
ガヴリール「…ぅあ…!ひ……!」ガタガタ
先生「…胡桃沢、居眠りをするな」ガッ
サターニャ「」ピクピク
先生「………」ビュッ!ドガアッン!ガシャアァン!!バァン!!カシャカシャン!
12: :2017/02/23(木) 04:01:42.491 ID:6Z7mk+aV0.net
生徒たち「う!うわぁあぁ!!血!血がァ!!?」ザワザワ
ヴィーネ「さ!!サターニャぁ!!?先生もうやめてッッ!!!お願いします!!こんなことしたらサターニャが死んじゃう!!!」グイグイ
ガヴリール「だ…!駄目だヴィーネ!!やめろ!!お前が殺されるぞ!!」ガシッ
ヴィーネ「うわぁああ!!サターニャ!!サターニャあぁあぁぁぁあ!!!」
先生「…胡桃沢、まだ目が覚めないか?」
サターニャ「………お゛……ぁう……」ビクッビクン
先生「……宿題はしない。居眠りをする。学業に専念しない生徒などいらんぞ…」グイッギチチッ
サターニャ「……お゛! ?かふっ……!!」ジタバタ
先生「…お前たちも見ていろ。規範を守れんやつがどうなるか教えてやる」ギリリッメリメリッ
サターニャ「…ヒュー…!………ヒュー…!」ブルブル
ヴィーネ「もうやめてえぇえええええぇぇ!!!!!!!!」
ガヴリール「さ!サターニャ!!!」
サターニャ「……ッ」ガクンッ…
サターニャ「」ショロロロロ…
ガヴリール「え?」
ガヴリール「……え?うそ…サターニャ……!…?」ブルブル
ヴィーネ「……」パクパク
先生「…胡桃沢、お前はもう『退学』だ、…敷地内から出ていけ」ブンッ
ドチャ…!!ビシャアァ……
ヴィーネ「さ!!サターニャぁ!!?先生もうやめてッッ!!!お願いします!!こんなことしたらサターニャが死んじゃう!!!」グイグイ
ガヴリール「だ…!駄目だヴィーネ!!やめろ!!お前が殺されるぞ!!」ガシッ
ヴィーネ「うわぁああ!!サターニャ!!サターニャあぁあぁぁぁあ!!!」
先生「…胡桃沢、まだ目が覚めないか?」
サターニャ「………お゛……ぁう……」ビクッビクン
先生「……宿題はしない。居眠りをする。学業に専念しない生徒などいらんぞ…」グイッギチチッ
サターニャ「……お゛! ?かふっ……!!」ジタバタ
先生「…お前たちも見ていろ。規範を守れんやつがどうなるか教えてやる」ギリリッメリメリッ
サターニャ「…ヒュー…!………ヒュー…!」ブルブル
ヴィーネ「もうやめてえぇえええええぇぇ!!!!!!!!」
ガヴリール「さ!サターニャ!!!」
サターニャ「……ッ」ガクンッ…
サターニャ「」ショロロロロ…
ガヴリール「え?」
ガヴリール「……え?うそ…サターニャ……!…?」ブルブル
ヴィーネ「……」パクパク
先生「…胡桃沢、お前はもう『退学』だ、…敷地内から出ていけ」ブンッ
ドチャ…!!ビシャアァ……
13: :2017/02/23(木) 04:02:45.978 ID:6Z7mk+aV0.net
先生「さて…天馬」クル
ガヴリール「ッひっ゛……!!!」ガタガタガタカタッ!!
先生「何か言いたいことはあるか?」コツ…コツ…
ガヴリール「…あ゛……!!ヴィー……たす…!」
ヴィーネ「………ニャ……サター………ニャ」
ヴィーネ「……サター…ニャ…シンジャッタ……ナン…デ……」パクパク
先生「…こういう時だけ友人にすがるのが…お前の悪い癖だったな、天馬」ガシッ
ガヴリール「う!うわぁああ!!!助けて!!ヴィーネたすけてぇええ゛ぇ゛!!!!!」
ガヴリール「ッひっ゛……!!!」ガタガタガタカタッ!!
先生「何か言いたいことはあるか?」コツ…コツ…
ガヴリール「…あ゛……!!ヴィー……たす…!」
ヴィーネ「………ニャ……サター………ニャ」
ヴィーネ「……サター…ニャ…シンジャッタ……ナン…デ……」パクパク
先生「…こういう時だけ友人にすがるのが…お前の悪い癖だったな、天馬」ガシッ
ガヴリール「う!うわぁああ!!!助けて!!ヴィーネたすけてぇええ゛ぇ゛!!!!!」
15: :2017/02/23(木) 04:03:52.195 ID:6Z7mk+aV0.net
先生「安心しろ…お前は胡桃沢よりは軽めに済ませてやる」ブンッドムォッ!!
ガヴリール「へぶッッ!!!ぐ……!!!?うぉえ゛え゛ぇ゛!!!!!!」ビシャビシャ
先生「胡桃沢ほどではないが、お前の素行の悪さも目につくぞ」
先生「まずこの汚ならしい長い髪はなんだ」ムンズッ
ガヴリール「うぁ゛……!」
先生「この場で整えてやろう」グギュゥゥ!ブチブチッ!!!
ガヴリール「ぎゃあぁぁぁア゛!!!!!!」
ガヴリール「へぶッッ!!!ぐ……!!!?うぉえ゛え゛ぇ゛!!!!!!」ビシャビシャ
先生「胡桃沢ほどではないが、お前の素行の悪さも目につくぞ」
先生「まずこの汚ならしい長い髪はなんだ」ムンズッ
ガヴリール「うぁ゛……!」
先生「この場で整えてやろう」グギュゥゥ!ブチブチッ!!!
ガヴリール「ぎゃあぁぁぁア゛!!!!!!」
16: :2017/02/23(木) 04:04:39.038 ID:6Z7mk+aV0.net
先生「…大きな声も出るじゃないか。何故普段は出さない?」
ガヴリール「ご!!ごめんなざい!!ごめんなざい゛!!!許して下さい!!!」
ヴィーネ「……ヒッヒヒ…ガヴ…リールの…叫び声が聞こえるような……気がする…アはっ…あははハッッ……!」
先生「…お前は何か勘違いをしている」ガシッ
先生「初めからお前に許しを乞われる気などはない」ブォンッ!ゴシャアァン!!!
先生「他の生徒たちへの見せしめとしてお前たちはこうなっている」グイイッ!!バグアアァンッ!!
生徒たち「あ……あ………」
ヴィーネ「あひっ!ひひっ……!!」パクパク
ガヴリール「ご!!ごめんなざい!!ごめんなざい゛!!!許して下さい!!!」
ヴィーネ「……ヒッヒヒ…ガヴ…リールの…叫び声が聞こえるような……気がする…アはっ…あははハッッ……!」
先生「…お前は何か勘違いをしている」ガシッ
先生「初めからお前に許しを乞われる気などはない」ブォンッ!ゴシャアァン!!!
先生「他の生徒たちへの見せしめとしてお前たちはこうなっている」グイイッ!!バグアアァンッ!!
生徒たち「あ……あ………」
ヴィーネ「あひっ!ひひっ……!!」パクパク
19: :2017/02/23(木) 04:06:01.641 ID:6Z7mk+aV0.net
ガヴリール「……」ピクピクッ
先生「…そういえば他の生徒からの情報があったぞ天馬」
先生「お前はゲームばかりしていて遅刻してしまうそうだな?…おい、そこのガラス片を立てろ」
生徒たち「は…はい!」ガチャガチャ
先生「目がなければゲームはやめられるか?」グイッ ドンッ!!グチュゥッ!!
ガヴリール「ぎがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!」
先生「…そういえば他の生徒からの情報があったぞ天馬」
先生「お前はゲームばかりしていて遅刻してしまうそうだな?…おい、そこのガラス片を立てろ」
生徒たち「は…はい!」ガチャガチャ
先生「目がなければゲームはやめられるか?」グイッ ドンッ!!グチュゥッ!!
ガヴリール「ぎがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!」
21: :2017/02/23(木) 04:06:59.365 ID:6Z7mk+aV0.net
~数日後~
========
ラフィエル「あの日、何があったのか事の顛末は聞かせていただきました」
ラフィエル「あの先生の怒りに触れてしまい、サターニャさんはどうやら…殺されてしまったようですね…」
ラフィエル「ヴィーネさんは……その光景を見てしまって気がふれてしまい…今は病院に強制入院されたとか…」
ラフィエル「そして…」
ラフィエル「ガヴちゃんは…両目を潰されて……うぅ…」
ラフィエル「自殺…してしまった…と…うぅう……!」
ラフィエル「どうして…こんなことになったのでしょうか…」
ラフィエル「人間とは…恐ろしい生き物なのですね…」
~完~
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ラフィエル「あの日、何があったのか事の顛末は聞かせていただきました」
ラフィエル「あの先生の怒りに触れてしまい、サターニャさんはどうやら…殺されてしまったようですね…」
ラフィエル「ヴィーネさんは……その光景を見てしまって気がふれてしまい…今は病院に強制入院されたとか…」
ラフィエル「そして…」
ラフィエル「ガヴちゃんは…両目を潰されて……うぅ…」
ラフィエル「自殺…してしまった…と…うぅう……!」
ラフィエル「どうして…こんなことになったのでしょうか…」
ラフィエル「人間とは…恐ろしい生き物なのですね…」
~完~